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2005年03月31日

万博の弁当問題が進展 でも不満が残る

3/31付の新聞によると、愛知万博会場へのお弁当持ち込みが4月中にも解禁される、とのこと。それは良かったと思ったが、少し不満があります。

飲み物の持ち込みは対象外であるということ。そもそもお弁当にお茶はつきもの。これから暑くなる中で冷蔵庫で冷やしたお茶が持ち込めないとなると中途半端な話です。

ゴールデンウィークまでに実施するとのことだが、もっとスピードアップしてやらないと。ゆっくりとやっていると、お弁当解禁まで訪問を控える家族客が出てくる。何事もスタートが肝心。ここは最速で問題を解決し、集客を図る正念場ではないでしょうか。

以上、「お弁当とお茶はセットで解禁してほしい派」の”出たとこ小父さん”でした。

投稿者 messiah : 07:45 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月30日

[号外] 万博会場への弁当持ち込みを国が検討

[号外]とは大げさですが、3/30の2番目の記事をお届けします。3/29付の記事「お弁当の持ち込み 解禁してほしい派です」で、愛知万博会場への弁当持ち込みの話をしましたが、もしかするとそれが実現するかもしれない!嬉しいな、ということで[号外]です。新聞によると、3/29小泉首相が経済産業省に対して「(弁当を持参できるように)変更するように検討してほしい」と促したとのことです。同省・博覧会推進室によると、弁当の持ち込みを禁止したのは食中毒防止のためで、ペットボトルなどの飲み物も安全対策上の理由から禁止していたが、国会議員をはじめ各方面から不満の声が続出しているため「今後の運用で変える可能性はある。どこまで認めるかは検討中だ」とコメントしました。指定の飲食物販売業者との調整が必要なのでこういうコメントになったのでしょう。完全に解禁すると、指定外の弁当屋さんが会場外で弁当を安く売る.....それは指定業者が納得しない.....いろいろあるかと思いますが、それは担当者にお任せして.....とにかく期待!

投稿者 messiah : 18:58 | コメント (0) | トラックバック

文字だけの世界 顔文字とアスキーアート  

顔文字裏選手権大会
男性・動物・その他部門優勝作品
題名:しろくま 作:新あさひ萌え氏
(by アスキーアートコレクション

(^_^) 笑顔
(;_;) 泣き顔
(`_´) 怒り顔
(゚o゚) 驚き顔
.....記号などの文字だけを使って気持ちを表現する顔文字。メール、掲示板、チャットなどで頻繁に使われています。よく使うものを単語登録しておけば使いやすいのです。例えば「にこ」とキー入力して漢字変換すると(^_^)が出るようにしておきます。私のような小父さんがあまり多用すると、変なヤツだと思われそうなので控えておりますが、若い人(特に女性)はごく自然に使っています。文字だけが並んだメール文章では自分のその時の心情が伝わらないことがあり、それを補うという意味で出来たのだと思います。顔文字をもっと拡張していくと上のような、イラストとは一味違う独特の表現、アスキーアート(Ascii Art)という世界に発展していきます。

アスキーとは、1963年にアメリカ規格協会(ANSI)が定めた情報交換用の文字コード体系のことで、ローマ字、数字、記号、制御コード128種類で構成されたものです。これらの文字を組み合わせて作成した絵のことをアスキーアートといいます。

歴史的に言うと、パソコン通信時代において仲間内での趣味的なものとして発生し、画像が扱えない電子掲示板などで画像の代用として利用されてきました。

等幅フォントで見ることを前提としているため、多くの人が等幅フォントで読む電子メールに使われたり、アスキーアート自体をテーマにしたWebサイトで「作品」が発表されています。

何故か、東京都知事のHP「石原慎太郎公式ウェブサイト」ではアスキーアートコンテストを開催しています。(石原さんの趣味か?)

さて、私が見たアスキーアートの中で、これはやるな!という作品を2つ紹介しておきます。いづれも顔文字選手権大会の優勝作品です。


第9回顔文字選手権大会 優勝作品 『ジョージ・ルーカス監督』 受賞者:EmPeROrg氏

050330-03.gif
第10回顔文字選手権大会 優勝作品 『なまはげ』 受賞者:(名無しさん)

しかし、凝ったものばかりでなく、下のような意表をついたのもあります。
`|´(苗) g(ひょうたん) =C(アーム) ( ● )(目玉焼き) @ニニ⊃(ちくわ)
―OOO―(だんご) ―[]○|>―(おでん) ―£££―(焼き鳥) §(キャンディ)
き.,.,,(うわっ!辛~っ) ~(ミミズ)

この他にも良くできた作品がいっぱいあって面白い。興味のある方はアスキーアートコレクションサイトへアクセス。

投稿者 messiah : 08:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月29日

お弁当の持ち込み 解禁してほしい派です

3人の弁護士が、万博会場への飲食物持ち込み禁止は独禁法違反だとして万博の主催者側を公正取引委員会に3月28日告発しました。飲食物の持ち込み禁止理由は「会場の秩序や保安上の理由」ということですが、これに対して弁護士は「球場などとは異なり、瓶・缶類は危険物とはならない」などと指摘し、「入場者は、指定された飲食物販売業者と取引するよう強制されている」として、独禁法で禁じられている「抱き合わせ販売」にあたると主張しています。
(by asahi.com:朝日新聞の速報ニュースサイト

古い話ですが、1970年の大阪万博の時は、このような持ち込みの制限はなかったと記憶しています。私の記憶が正しければ、飲食物の持ち込み制限は東京ディズニーランド(TDL)が最初だったと思います。

施設が完成する前からTDLは「弁当の持ち込み禁止」というアナウンスをしていて、当時の印象として「どうしてなの?ピクニック気分では行けないの?」と少し抵抗を覚えた”憶え”があります。

しかし、その後のテーマパークブームの中でTDL方式がモデルとして採用されて「テーマパーク=弁当持参ダメ」が当たり前となり、今回の万博でもその流れを踏襲したようなかんじです。

指定業者さんの利権を守らねばならないのは事実ですが、手作りのお弁当を家族揃って食べる事は、(家族の絆とかコミュニケーションの場といった)理屈ではなく、本能的に楽しいものです。

万博の主催者側には、時代が変化しても家族が家族であることの必要性と楽しさを実現することを考えて、指定業者さんも影響を受けず弁当持参組も楽しめる方法を考えてほしかった。.....でも、万博は見に行きますよ。

投稿者 messiah : 08:08 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月28日

協調と裏切り 「囚人のジレンマ」が示唆するもの Part2

第2回「囚人のジレンマ」コンピュータ選手権大会は各分野の専門家(6カ国、62名)が参加して行われました。そして第1回大会の結果データを参考にして、改良が加えられ、練りに練られたプログラム同士が再び激突したのです。
その結果は意外にも意外。と言うか、意外でないことがこんなに意外なものかと驚く結果でした。

ここでも覇者になったのは、あの単純な「しっぺ返し」作戦だったのです。
何故、「しっぺ返し」作戦が成功したのか?選手権大会を主催したアクセルロード博士は、成功の秘訣は4つあると語っています。


成功の秘訣
 秘 訣理 由
第1決して先に逃げないこと自分から先に逃げない姿勢を貫くことで相手に信頼感を与えることができる。
第2挑発ができること相手の動きに対して俊敏に反応して動くことで相手の次の行動を挑発できる。
第3寛容であること裏切った相手でも、協力を要請してくれば過去のことは水に流して協力することで、深い協力関係に発展させることができる。
第4単純であること自分が協力すれば相手も協力するという単純な状況をつくっておき、相手がそれに気づけば最終的に協力を引き出すことができる。

博士はこのゲームを通して、協調関係は支配者の権力や倫理によってもたらされるものではなく、両者の間の相互関係から自然に芽生えるものと確信した、という結論を出しています。

「囚人のジレンマ」は、自分勝手なエゴイストからどのようにして協調を引き出すかという問題提起であり、実社会の問題と非常に多くの共通点を持ち、ゲームとして縮図化した世界であっても人々を夢中にさせる要素があるようです。

その代表的成功則となった「しっぺ返し」作戦は、米ソ冷戦時代に核兵器を保有する大国が採用した戦略に合い通じます。つまり、相手が核を使用しない限り、こちらも使用しない、と両者が公表して牽制しあうというものです。

このゲームの結果が示唆する教訓は、単純に考えた方が複雑に考えるより結果が出る、ということです。とすればこんな楽なことはありません。なのに何故、人は問題を難しく考える方向に向かってしまうのか?

ビジネスにおける取引や商談などの行為の全てを将棋や囲碁やチェスのような「ゲーム」を想定して考えるところからくる誤謬(一見正しくみえるが誤っている推理)だと私は考えます。

将棋や囲碁やチェスは自分がミスをすると相手が有利になる。相手が間違えると自分が楽になる、というプラスとマイナスの合計が常にゼロの”ゼロサムゲーム”です。

この思考方法はビジネスでも局所的場面では通用することが少なくありません。しかし、それを全てに適用させようとするところに失敗の素があります。

一方、古来からの日本の遊び「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」は皆で楽しむことを目的につくられたもので、勝ち負けばかりに重点を置かない”ノンゼロサムゲーム”です。(最近はこの遊びをしている子供、あまり見かけませんが)

さて、ここらで「ニッポン放送株を巡る騒動」に「囚人のジレンマ」を重ねてみましょう。

ゲームのスタートは、一方が切り出した「裏切りカード」でした。それに対して相手も「裏切りカード」を切り返す。するとまた、「裏切りカード」を使う.....という負の連鎖が起こっています。これでは各自の得点は増えない。(ゲームなら1点ずつ増えますが、現実の世界ではコストを使うだけなのでマイナスだけです)

しかし、ゲームのスタートがもし「協調カード」から始まったらどうなったか?
相手の選択肢は3つ。「協調カード」を切るか、または部分的「協調カード」を切るか、または軽い「裏切りカード」を切るかです。

この場合に賢明な相手ならば、決して最初から強い「裏切りカード」を切り返えしてくるという選択はない、ということです。

仮に、こちらが最初から「裏切りカード」を切り出す特別な事情があるとすれば、それは相手に何らかの問題があり(例えば、聞く耳を持たない独裁者が握るなど)それを世間も認知しているという状況が必要でした。

相手に軽い「裏切りカード」を切られても「成功の秘訣」(上記)の心構えで対応すれば、時間は多少かかったとしても成功する確率は十分あります。

しかし、「裏切りカード」を最初に切った側の思惑として、「時間をかけてコラボレーションしていると思うように進展しない。だから強行に出る」というのが本音であれば、これはうまくいかないでしょう。そこには「成功の秘訣」の要素が見当たりません。

日本伝統の遊びである「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」がほとんど影を潜めてしまい、論理思考のゼロサムゲームが中心となった現代。若い世代の方には、いかなる場合でも「協調カード」から切り出すのが人間としての原則である事を”協調”ならぬ”強調”しておきたいと思います。

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2005年03月26日

協調と裏切り 「囚人のジレンマ」が示唆するもの Part1

敵対的買収、焦土作戦、白馬の騎士...と、めまぐるしく揺れるニッポン放送株を巡る騒動が新たな局面に入っています。この騒動は今後、企業間のリレーションシップ構築の在り方に焦点が移っていきそうです。ところで、「囚人のジレンマ」という理論があります。1950年、アメリカのランド研究所で考案され、後にミシガン大学・政治学部のロバート・アクセルロード博士によってコンピュータ・シミュレーションゲームの選手権大会が開催されるまでに到ったゲーム理論です。この理論に従うと「ニッポン放送株騒動」も簡単に解決?するかも...。

[アニメ写真]シャドールーム~タイピングやゲームの部屋~より

エゴイストは常に他人を押し退けて生きていくものなのか?エゴイストが自発的に他人と協調することはないのか?エゴイストは権力による強制がなければ協調しないものなのか?.....米ソ冷戦時代の緊迫した政治関係を克明に観察してきたアクセルロード博士は1つの試みとして、人間関係の両極にある「協調」と「裏切り」という心理作用をゲームを通じて検証することで、人間関係の良好な構築に必要な要素とは何かについて実験をします。

その基になったのが「囚人のジレンマ」です。(詳細はStardust Crownサイトのこちらを参照ください)

「囚人のジレンマ」とは...

共犯で逮捕されて牢屋に放り込まれたルパン3世と次元大介の二人。銭形警部に、ある悪魔のささやきを持ちかけられます。


銭形  「なあ、ルパン。もし相棒の次元大介の罪を証言すれば、次元は5年の刑とする代わりに....」

銭形  「お前は無罪放免にしてやるぜ。」

ルパン 「.....」

銭形  「どうだ、いい話だろ。ルパン」

ルパン 「.....」

銭形  「だが、もし2人とも罪の証言をした場合には、2人そろって4年の刑だ。」

ルパン 「.....」

ルパンは悩む。ルパンと次元大介の2人は別々の独房に入れられていて相談することは許されない。

「俺が証言して、次元が沈黙したとすると次元は5年間牢屋に入る代わりに俺は無罪放免される。」

「だが、次元が証言したらどうなる。もし俺が黙っていると俺の方が5年の刑だ。こりゃあ、ひでぇ。せめて俺も証言しておけば4年の刑で済む。」

ということは、次元大介の出方に関らず、ルパンは証言したほうが(次元大介を裏切った方が)良いということになる。

しかし、同じ条件を与えられている次元大介もきっと同じことを考えるだろう。その結果は「4年の刑」である。双方じっと黙っていれば3年で済んだものが頭をひねったあげくに4年になってしまう。

それでは、やはり沈黙していた方がよいのか?相手もそうしてくれれば良いが、もし相手が裏切って証言すれば、自分は最悪の5年の刑になる。そんなことはできない。

事前に相談できるのであれば「お互いに黙っていような!」と取り決めておいて、2人とも3年の刑で済ませることもできるのだがなあ..........。

とこんなふうに、あらゆる条件の下で最良の結果になるように行動しようとすれば、するほど、結果はどうもうまくいかない。これが「ジレンマ」といわれる所以です。

「囚人のジレンマ」というゲーム理論についてアクセルロード博士はこう言います。

「2つの会社が互いに取引していると考えよう。ここで、双方が互いに協力し合えば利害関係でぶつかり合う部分はあったとしてもそれ以上に多くの取引が成立してお互いの利益は全体としてみると拡大する。しかし、一方だけが有利な条件で取引をすると一方だけが繁栄して他方は不利益をこうむる。このゲームは自分の利益を最大限に伸ばそうと考えるエゴイスティックな存在同士が、どのような関りを持てばお互いに利益を上げることができるかを考えるものである。」

「囚人のジレンマ」ゲームのルールは大変簡単です。
 (1) ゲームは2人のプレーヤーで行う。
 (2) プレーヤーは「協調」と「裏切り」の2種類のカードを持っている。
 (3) プレーヤーは最初、相手が出すカードを知らない状況で、2種類のカードの中から1つを選択しなければならない。
 (4) 両者が「協調」カードを出した場合は互いに3点を得る。
 (5) 両者が異なるカードを出した場合、「裏切り」カ-ドを出した方は5点を得るが、「協調」カードの方は0点となる。
 (6) 両者が「裏切り」カードを出した場合、それぞれ1点を得る。
 (7) プレーヤーは互いに、相手のカードを見て次に自分が出すカードを決定する。
 (8) こうして一定回数、カードを出し合って得点を計算していき、最終的に累計得点の高い方を勝ちとする。

得点自分のカード相手のカード得点
3点3点
5点0点
0点5点
1点1点

1978年、博士は心理学・政治学・数学・社会学の分野から、一流のゲーム理論の専門家を14人選んで、このゲームへの招待状を出します。参加者は各自がプログラムを作成して持ち込み、プログラム同士がコンピュータ上で対戦するという仕組みです。

参加者同士が5試合ずつ行うリーグ戦で、全部で120,000回という膨大な数の対戦を行いました。その結果をコンピュータで分析すると意外な、.....というか意外にも、意外でない、意外な結果になったのです。

博士によると、
「驚くことに、高得点を上げた参加者と低い得点の参加者を比べると、たった1つの性質が運命の分かれ目になっていたのです。それは、『自分からは決して裏切らない』という性質です。」

そして、この選手権で見事に優勝したトロント大学・ラポート教授が採用した戦略は、「しっぺ返し」作戦でした。「しっぺ返し」作戦は、初回は必ず「協調」カードを出し、次回以降は相手がその前にとった行為を真似ていくというものです。

つまり、相手が協力すればこちらも協力し、相手が裏切ればこちらも裏切るというごく単純なもので、参加者の持ち込んだプログラム中でステップ数は最も短かったのです。

博士 「最も単純なプログラムが勝利した、と知った時は本当に驚きました。」

その後、博士はさらにゲームへの参加者を募り、第2回目のコンピュータ選手権が開催されます。2回目の参加者には、1回目の詳細データと分析結果が事前に送られました。

第2回目の参加者は劇的に増えて、コンピュータ愛好家をはじめ、物理学・経済学・心理学・数学・社会学・政治学・生物学の分野の専門家(6カ国、62名)が参加して行われました。その結果は......【 続 く 】

(※ 少し記事が長くなり過ぎました。続きは次号で...)

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2005年03月25日

昔の事は鮮明に憶えているのに.....

昨晩、親しくさせてもらっているお二方と久しぶりにお酒を呑みました。つい最近まで一緒に仕事をしていた方たちで20年以上前からの付き合い。となると、呑むほどに内容は”昔話”へとシフトしていきます。それにしても昔の事は何であんなに鮮明に憶えているのか?年と共に記憶力が弱くなるのは誰もが感じることですが、ある程度の年齢になると、最近の事よりも昔の事の方をよく憶えているものです。どうしてか?
人間の記憶のプロセスは大きく3つに分けられます。
 (1) 脳の中で情報を何らかの形で符号化する(記銘:つくる)
 (2) 脳のある場所にその情報を蓄える(貯蔵:しまう)
 (3) 脳に貯蔵された情報を検索して再生する(想起:とりだす)
この中で年齢と共に顕著に弱くなるのが(1)、(2)だそうで、それに比べて(3)は年をとってもあまり変らない。若い頃の記憶が鮮明なのは(3)があまり変っていないから。逆に最近の事をよく憶えられないのは(1)、(2)が衰えるからだそうです。
ところで深酒をした翌日、前日の事をほとんど憶えていなくて家族や他人に迷惑をかけていた頃がありました。あれは(1)も(2)も(3)も働いていないのでは?と思ったり。(深酒やめました)

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2005年03月24日

黒字路線をひた走るトロッコ列車

京都の観光名物の1つに嵯峨野トロッコ列車があります。JR京都駅から山陰(嵯峨野)線で嵯峨嵐山駅で下車。下りるとすぐ横にトロッコ嵯峨駅があります。ここから終点のトロッコ亀岡駅まで、保津川渓谷の美しい景色を見ながらレトロなトロッコ列車でゴトゴトと旅をする鉄道です。開業は1991年。当時、山陰線の電化に伴い、山沿いにあった旧線が廃線となるところに「トロッコ列車でも走らせてみよう」という思いつきでスタート。ところが(大方の予想を完全に裏切って)2004年には過去最高の89万人の観光客を集めて黒字路線をひた走り、ローカル線のモデル鉄道になっています。

このトロッコ列車に乗ってみると、何か心が和むものを感じます。暖かみというか親しみというか、そういうムードがあるのです。(未だの方は乗ってみてください)

車掌さんの車内放送がユーモアたっぷり。
「今の間で結構ですから、どうぞ空いてる席にお座りください。今の間だけですけど。」とか、
「この駅で下りたら保津川下りには行けません。ここで下りますと船の方は、見てるだけーでございます。」とか、
「この鉄橋の上で臨時停車します。カメラ撮影してください。特別サービスでございまーす。」とか、
やたらよくしゃべる。

そして極めつけに終着駅手前では替え歌を歌い出します。「...トロッコをよろしくー♪今日の日は、さぁよーおなら♪また、会う日までーー♪」(美声とは言えませんが、まあご愛嬌)

車内では若い女性がポラロイドカメラを持って乗客一人一人の記念写真の撮影に回ってきます。値段(いくらかは忘れた)は結構高いのに、「まあ、記念になるからいいだろう」と、つい買ってしまうムードがそこにあります。

050324-02.jpg
トロッコ列車の車窓から

嵯峨野観光鉄道の長谷川社長によると、
何もしなければお客さんは3年で飽きてしまう。だから、いつも何か新しいことをするようにしている。
とのことで、確かにお客さんが喜ぶことをいろいろやっています。

 ・ 貨車をレトロ調に仕立てて、わざと木製のすわり心地のよくない椅子で雰囲気を作った。
 ・ 貨車の天井を透明にして桜や紅葉を見やすくした。
 ・ 鉄橋上の嵐山の景色が一番よく見える場所で臨時停車をする。
 ・ 乗務員がクリスマスにはサンタやトナカイ、ハロウィーンにはカボチャのお面で仮装をする。
 ・ 海外(特に台湾)からのお客さんに対する挨拶のために中国語の特訓をしている。

と多彩です。今年は3,000万円を投資して桜や紅葉のライトアップを計画中とのことです。黒字の陰にはこうした企業努力あり。でも、その努力を楽しみながら出来れば苦労にはならない。

長谷川社長は1971年に国鉄に入社し、1990年に嵯峨野観光鉄道に出向となりました。そして、1998年には実績を評価されてJR西日本の和歌山支社長に栄転したのですが、自分から申し出て2000年に再び嵯峨野観光鉄道に戻っています。そこには、情熱を燃やせるものがあるからでしょう。

投稿者 messiah : 08:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月23日

この順位、何だかわかりますか?

茅原実里(アニメ声優)、えべっさん(大阪プロレス)、SHY(歌手)、唐沢美帆(歌手)、hitomi(歌手)、だいたひかる(お笑いタレント)、井上晴美(女優)、木佐彩子(メッツ石井投手の奥さん)、吉田友一(特捜戦隊デカレンジャー)、眞鍋かをり(タレント)、木村カエラ(モデル)、古田敦也(ヤクルト・スワローズ)、浜崎あゆみ(歌手)、倉木麻衣(歌手)、山田優(モデル)
(以上敬称略)

【第1問】 これらの有名人に共通するものは何でしょう?
  (答) 自分のブログを持っていて日記などを書いている人たち
【第2問】 それではこの並び順は何でしょう?
  (答) ・・・・・・?

2003年頃からネットの世界で広まりだし、2004年にはちょっとしたブームが起こり、さらに2005年になってからはマスコミに取り上げられて大ブレークの予感がするブログ。その勢いは止まらず、現在もブロガーはどんどん増えています。

芸能、スポーツ界など所謂、有名人と呼ばれる人たちのブログも相当の数にのぼります。有名人ブログ集【blog Celebrities】でその量を調べてみると(2005.3.23現在)合計で615サイトあります。

最近ではヤクルト・スワローズの古田捕手がブログを開設した初日に1,163件のトラックバック(あちこちのブログからリンクを貼られること)が寄せられました。古田氏はその1つ1つに目を通したそうですが、野球をやっている方が楽だったに違いありません。

ところで、そろそろ【第2問】の答えを出さないと納得して頂けないでしょう。下の表の通りです。

名前開始日最終更新日日数更新回数更新頻度
茅原実里2004/12/92005/3/14961030.93
えべっさん2004/11/162005/3/141191250.95
SHY2004/10/262005/3/161421401.01
唐沢美帆2004/10/202005/3/14146811.80
hitomi2004/12/12005/2/971352.03
だいたひかる2004/12/242005/3/1582332.48
井上晴美2004/10/232005/3/23151602.52
木佐彩子2004/11/242005/3/13110264.23
吉田友一2004/12/142005/3/1087204.35
眞鍋かをり2004/9/102005/3/17189424.50
木村カエラ2004/9/102005/3/19191394.90
古田敦也2004/12/252005/3/1783165.19
浜崎あゆみ2005/2/32005/2/252345.75
倉木麻衣2004/6/182005/1/262231911.74
山田優2005/1/202005/2/2537218.50
※ 最終更新日は更新されています。

正解は、更新頻度でした。第1位の茅原実里さんは0.93日に1回更新しています。これはすごい。上表によると、トップ3の方々は毎日更新しているということです。多忙な中で大変だろうと思います。(まあ、暇な時は暇かも知れませんが...)

毎日更新することの大変さが最近やっとわかってきた私ですが、因みに私の成績は2005年1月5日から2005年3月23日までの78日間で49回の更新ですから1.6日に1回というかんじです。まだまだ.....です。

ところが、毎日更新することを3年以上続けている猛者もいます。葬祭業界の有名人、久世栄三郎氏です。この方のはブログではありませんが、2002年3月1日に始まって現在に至るまで千百余回にわたって、手を抜かず、中味の濃い(特濃ソース状の)コラムを毎日発信しています。(大阪高級葬儀株式会社サイトの「久世栄三郎の独り言」)

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2005年03月22日

コミュニケーションに革新的変化? RSSの可能性とは

RSSという言葉はまだ一般的ではないのですが、ブログの普及がもっと進んでいけば必ず注目される概念です。RSSはこれまでのインターネット上のコミュニケーション方法に革新的変化をもたらす可能性があります。何がどう革新的なのでしょうか?

※ RSSは、Rich Sight SummaryまたはResource Description Framework Sight SummaryまたはReally Simple Syndicationの頭文字をとった略語です。(バージョンによって呼称が異なるがどれも同じものと考えていい)

この「出たとこ勝@負ログ」の右下の方に次のような表記があります。


これは、このサイトではRSSを配信していますという意味です。表記はサイト毎に異なりますが、RSS、RDF、XML、Syndicateという表現があればそれはRSSの配信サイトであることを意味します。新聞社系ではアサヒ・コム(朝日新聞社)、夕刊フジBLOG(産経新聞社)が配信していますし、雑誌社系ではnikkeibp.jp - 新着記事一覧(日経BP社)などが配信しています。そしてブログサイトはほぼ100%、このRSS配信に対応しています。

自分のお気に入りのサイト(ブログを含む)があったとします。毎日チェックしているサイトならば自分で新着情報を見に行くのもいいでしょう。しかし、更新は必ず決まった時間に行われるとは限りません。見に行ったが更新されていないので後からまた見に行く、ということが普通は行われています。(私が愛読しているあるサイトは毎日ほぼ同じ時間帯に更新しているのでその時間帯後に最新情報を読んでいる。しかし、それとても人間が配信している限りは確実に読める、という保証はない)

このように更新されたかどうかは自分で見に行って自分で確認するという作業がこれまでは当り前でした。(メールマガジンによる新着情報配信という方法はありますが、これは更新を知らせるというよりも通常はセールなどの別目的で利用される)

更新したかどうかを知り、もしその時に時間があり興味があれば自分の意志で見に行く。この閲覧者の主体性、自由度がRSSの重要な要素なのです。いくらお気に入りのサイトであっても見ている時間がない時やその気にならない時があるはずです。

メールが配信されてくれば例えどんなに忙しくても内容を確認するために目を通すことになります。(緊急のメールもある)しかし、忙しい時に一方的にメール配信してくる押し付け(プッシュ)型の情報提供には皆そろそろ新鮮味をなくしたり、不快になったりしてきているのではないでしょうか。

例えば、ワープロで文章を作成中(でも何でもいいですが)とにかく作業している時に、メール着信を知らせるメッセージが表示された途端、かな漢字変換中だったりするとメールソフトの割り込みを受けて変換されなかったり変な変換になったりした経験の方は多いでしょう。あれ、頭にくることありませんか?このおぉー(-_-#)ってかんじで。

しかし、RSSという道具を利用すればそんな不快な思いともおさらばとなります。定期的にインターネット城の内部を巡回している忍びの者(RSSリーダー)が、あなたに、更新された情報を、人目につきやすい玄関先ではなく、さりげなく庭先にきて知らせてくれるからです。

忍びの者は庭先で細かい情報までは報告しません。

「殿、大奥で小火(ぼや)があって騒いでおりまする。くわしくはこの巻物に書いております。」

と言って巻物を届けてくれるのです。後は自分の判断で巻物を開いて詳しい情報を見るもよし、捨て置くもよし。(巻物を開くというのは現実にはクリックするだけ)自分が主体となって情報を収集することができるのです。

RSSの革新性は他にもあります。時間と空間の共有における一体感、臨場感の創出です。パソコンで何かの作業をしている時にRSSリーダーが「更新あり」を知らせてくれます。時間があるので、早速そのサイトを見に行くと、たった今発信したばかりの相手の話が目の前に広がっています。

発信を終えてホッと一服している様子が目に浮かびます。内容を読んで即座にコメントを書いたり、トラックバックすることでタイムラグのほとんどない情報交換や共有が可能になるのです。返信された相手がレスポンスの速さに驚く姿が目に浮かぶとさらに楽しいものです。

目的を決めずにコミュニケーションできる道具はこれまでありませんでした。手紙、電話、メールなどいづれも”ある”目的の基にやりとりされる道具です。しかし、RSSはかなり違います。従来の道具の機能に加えて、好きな時に好きな相手と好きな内容でコミュニケーションできるオンデマンドな道具なのです。

インターネット社会の新しいコミュニケーション手段として、RSSが従来の手段と調和をとって融合すればコミュニケーションの在り方に大きな革新をもたらす可能性は高いだろうと思っています。

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2005年03月20日

まだ寒さの残る京都 お彼岸の墓参り

  京都・東山(子供が携帯電話で撮影)

彼岸の中日の今日、京都・東山にある墓所へ家族で墓参りに行ってきました。天気は晴れのち曇りでしたがこの季節にしては寒くって、五条大橋を行く人たち、清水寺にお参りする人たちはまだまだ厚手の服装をしていました。墓所の庭園には桃の花がひっそりと咲いていて、春はまだ歩みをとめてどこかで休憩しているかのようです。

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2005年03月19日

春、真っ盛りの子供 誕生日に自転車をゲット

3月19日は、高校に進学する下の子供の15回目の誕生日でした。進学祝いにパソコンを作ってやり、携帯電話も買ってやり、あちらこちらから「よかったね」、「おめでとう」と祝福され、勉強からは解放されて、只今我が世の春を送っています。今が「生まれてきて一番幸せ」だそうです。そして誕生日を迎えた今日、前々からの約束もあって誕生祝いということで自転車を買ってもらい、さらにハッピーハッピーです。こちらの財布はエンプティエンプティですが。

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2005年03月18日

病み上がりの自宅サーバー。しばらくは安静を要す

2004年秋にWindows MeのノートPCを自宅サーバーとして構築し、その作業記録を「ブログ奮戦記」に書きました。その中でも触れたように、Windows Meは排他制御が出来ない、アクセス制御が出来ないという問題があるので、正規に公開しているブログはレンタルサーバーを利用しています。WinMeの自宅サーバーはブログ記事のバックアップとブログのレイアウトをカスタマイズする時の試験機として最近はもっぱら使っていました。が、...とうとう3日前から起動しなくなりました。原因不明です。ウィルスか?ハードディスクの不良か?「ご苦労さん」とあの世に送るにはまだ若すぎる。サーバーになってから海外のハッカーからの攻撃に幾度となく耐えてきた、けなげなヤツなのでもう一度修復にトライ!......そして、何とか直りました。(ウィルスではなかったが原因はわからず)
こヤツ病み上がりなので、暫らくはウェブサーバーではなくプリンタサーバーだけの楽な仕事をさせてやるか、と思っています。

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2005年03月16日

大阪人は非協力的?ゴミの分別方法を全区で統一

6年以上前、東京に住んでいた頃は燃えるゴミと燃えないゴミに分けて中身が透けて見える半透明の袋に入れてゴミを出していました。私はそれが全国共通ルールだと思いこんでいたので、大阪に戻った時、大阪市の分別方法の大雑把さに驚いたことがあります。大阪市は現在24区あり、その内13区では普通ゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミという3つのカテゴリーに分けてゴミを出しています。他の11区は「普通ゴミ」を「普通ゴミ」と「容器包装プラスチック」に分けて全部で4つのカテゴリーに分けてゴミを出しています。区によって方法が異なるのも何か変ですが、ようやく2005年4月1日から全区で4つのカテゴリーに分けてゴミを出すことに統一されました。が、...

ゴミ問題を担当する大阪市環境事業局によると、容器包装プラスチックごみの収集施設や職員人数の問題があって全24区一斉ではなく段階的に進めてきた、とのことです。

既にゴミの分別を4つのカテゴリーで実施している区は次の通りです。

 ・ 2001年から実施 福島区・此花区・住之江区・住吉区
 ・ 2003年から実施 西区・港区・大正区・西淀川区・旭区・城東区・鶴見区

しかし、大阪HotNewsによると、この分別については現段階での市民の理解はいまひとつで、関係者は協力の呼び掛けに躍起になっている。現時点でも分別は徹底されておらず、すでに実施している11区の市民の「協力率」も約4割にとどまるとのこと。

環境事業局は2、3年以内に協力率を6割程度に引き上げることを目指しており、担当者は「地域の人と協力しながら一人一人に広めていきたい」と意欲的だそうですが.....

新たに分別する容器包装プラスチックごみには弁当や菓子を包むフィルムやラップといった商品の中身を出した後に不用になるものも含まれます。


分別というのは面倒な作業です。しかし、これからは考えながらゴミを出す時代に突入します。これまで楽をしてきた市民にとって最初は面倒に思うでしょうが、でもこれ老化防止の役に立つかも知れません。

繁栄を極めた生物は、自らの排泄物の蓄積によって自らの生態系を破壊して最後に絶滅するといいます。しかし、反対に排泄物を逆利用してエネルギーに変換できれば永遠の繁栄が約束されることでしょう。

ゴミは人間が生み出した文明の排泄物です。これを逆利用して資源化しないと人間に明日はない、いつか絶滅する、と考えながらゴミを分別すると協力率が多分上がる。かも?

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2005年03月15日

静御前と金塊の不思議な?関係

大河ドラマ「義経」のヒロイン静御前は、奥州衣川の戦いで義経が戦死したことを知り、世の無情を感じて剃髪し、名を再性尼と改めて一条中納言の領地であった志筑の荘(津名町志筑)に移り住みます。隠遁の日々に義経の菩提を弔い、1211年に47才で淋しくその生涯を閉じています。その静御前の徳を偲んで建てられた霊廟(写真)が兵庫県淡路島・東海岸の津名町にあります。(静の里公園)この公園内の資料館には故竹下登・元首相の「日本列島ふるさと創生論」の極めて珍しい1つの”表現”が展示されています。それは1億円の金塊です。私も触りました。そしてあのベッカムも触りました。(ベッカムの手には私の手垢がついたはず......むむ、その後彼は運が上がった?......おっと脱線)
それにしても静御前と金塊、どういう関係があるのでしょう?

故竹下登・元首相が生涯の政治目標としたのが「ふるさと創生」。「ふるさと創生事業」は竹下氏の発案で実施され、1989年に全国3,300の市町村に対して、用途は限定せずに1億円ずつが配られました。

津名町はこのお金で1億円の金塊(※)を購入します。観光客を誘致するために津名町の知名度アップを図ったのです。そして、以後16年間で約360万人が金塊を触るために訪れて、町の宣伝料としては数十億円の効果があったといいます。


[写真]2001年8月当時

この津名町ですが、周辺4つの町と合併して4月1日からは淡路市に編入されることが決まっています。そこで、.....

津名町議会は合併する前に、この1億円の金塊を処分して町内会の運営費に充てて欲しい、と町長に依頼したのです。

金塊100,000,000円÷町民17,000人=町民1人当り約5,800円

要するに1億円は津名町民のもの。合併して淡路市のものになる前に津名町民のために使いたいということです。

しかし町長は、金塊はあくまでも旧町民の財産であることを淡路市に認識してもらうと同時に、処分はせずに現状のまま展示を続ける方針のようです。

ところで、静御前と金塊の関係について独断と偏見をもって結論を出す時がきました。

1億円もの大金を、直接的には何の役にも立たない金塊に換えて話題を集めることによって、マスコミを動員し、観光客の増加を実現することによって静御前の霊廟の存在を広く世間に知らしめることに成功した。という因果関係が成立しますが、ちょっと苦し~いですね。

※ 購入当時は63kgの金塊が1本。その後、金の相場変動で53Kg×2本にまで増えた。

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2005年03月14日

パソコンが起動しない時の「おまじない」

よくあることなんですが(よくあってはいけないんですけれど)家族で共有しているパソコンが昨晩から起動しません。電源スイッチを入れて初めに表示される英語表示の画面の後に普段ならWindowsのロゴ画面が表示されるところですが、なあーんにも表示されず、そのまま真っ暗な画面が永遠に続きます。ウーン困った。自作パソコンなので自分で直すしかない。家人からは、いつ直るの?、トカ、早く直せ!、トカ、いろいろプレッシャーを受けながら原因を考えますが......判るわけがない、のです。(-.-;)

さて、こういう場合は開き直ってある「おまじない」をします。パソコンケースを開いて基板上のメモリを慎重に抜きます。そして、「ちゃんと起動してくれよな」と一言。再びメモリを差し込みます。この「おまじない」が効いたようで起動できるようになりました。メモリを抜き差しして何故直るのか?私にもわかりませんが、Windowsが起動しない場合、時々この方法で解決することがあるから不思議なものです。
ケースを開けたついでにCPUクーラー(CPUの上に設置してCPUを冷却する装置)の上にビッシリとついた埃を掃除機で清掃して、結果オーライの一件~落着。

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2005年03月11日

雨の卒業式 泣いていた子が6人

下の子供の中学校卒業式の日でした。式の終了後に先生と保護者が運動場に出て花道を作り卒業生を送リ出すという段取りだったのですが、式終了直前、非情にも空から冷たい雨がザアザアと.....来ました(;_;)
ビデオを撮りながら卒業生の表情を観察していると180余名の卒業生の中で女子生徒の6人が泣いているか、または泣きだしそうな様子でした。こういうのを見ると理屈ぬきに感情が移ってきます。男子は泣きませんね。まあ、昔から男で泣いていた奴は見たことがありません。それでいいのでしょう。幸い我が子は進学先が決まっていますが、これから公立高校の後期試験を控えている子供たちもいて彼らはまだまだ息を抜けません。みんなの春よ、早く来い(^。^)

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2005年03月10日

発想=不可解、行動=明快 そんな男の学習意欲

筆者のプロフィールをご覧ください。そこに次のような私的迷文が記載されています。

自分の感性に素直に従って道を進む。これは無計画性と紙一重でもあります。しかし、計画を立てて進むだけが人生ではありません。答のない試験、ゴールのない旅、それが人生。時としては、出たところで勝負するのも"有り"ではないでしょうか。

元プロレスラーにして参議院議員の大仁田厚氏はそんな私の考えを地で行く男です。乱暴だけれども愛嬌がある。何を考えているか分からないが何でも手当たり次第に行動に移していく。あまり見かけない型の人間ですが、外見からは想像できない学習意欲の高い人なのです。

大仁田厚氏のHP大仁田 厚 オフィシャルサイトに、彼が6年前の41歳の時に通った定時制高校の高校生活のトピックスが描かれています。はっきり言って、結構くだらないがかなり面白い。(こちらから)

大仁田氏は中学校を卒業して16歳でプロレス界に入門しています。それから25年も経った41歳という年齢で何故、彼は高校に入ろうと決意したのか?

ある地方で、高校生を相手にした講演をした。真剣に聞いているヤツ、聞いていないヤツを見ながら、ふと感じた。「今の若者は一体、何を考えているんだろう」と。世間では少年、とりわけ17歳による凶悪犯罪が横行し、あちこちで、「キレる若者」の存在がクローズアップされていた。17歳って、本当にそんなヤツらばっかりなのか?俺の頭の中に、直接彼らとふれあってみたいという気持ちがわき起こった。直接彼らと向き合い、同じ目線で会話することで、何か見えてくるかも知れない――。思えばオレ自身、高校へ通っていない。高校生活がどんなものなのか知らないのだ。そんなコンプレックスも相まって、オレは高校へ行くことを決心したのだ。

それにしても出たとこ勝負ですね、この人。自分の感性を行動の拠り所としている直感勝負の意気の良さと、計画性に乏しい危なっかしさが同居しています。しかし、どこかに現代人が失っている何か、...しいて言えば素直さのようなものを感じさせてくれます。

そして、大学に行く動機について次のように語っています。

高校に通っている間はとても長く感じたが、終わってみるとあっという間だった。勉強のおもしろさもわかってきたし、もっともっと若いヤツらとふれあいたいと思った。そんなことから、大学へ行ってみようと決心したのだ。

おっと、これもまた出たとこ勝負ですね。

ところが、その出たとこ勝負男は芸能活動、プロレス活動、議員活動をこなしながらとうとう3月26日に明治大学政経学部(二部)を卒業します。出たとこ勝負でも何でもいいけれど最後まで貫徹する信念というか執念というか......参りました。

その大仁田氏、3月9日の参議院予算委員会で質問に立ち「これまでは履歴書に中学卒業としか書けなかった男ですがね、明治大学政経学部卒業が決まりました」と公私混同も含めて述べています。委員会室では「ファイヤー!」という掛け声も飛んだそうで、これからも型にはまらない天然記念物として多いに活躍してほしいものです。

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2005年03月09日

インテルが勧告を受けた「私的独占」の意味するものは?

一昨日、子供の高校合格祝いに自作したパソコンのCPUはインテル製でした。インテルのCPUと言えば「ペンティアム」ですが、今回は費用節約と新しいもの好きの2つの理由でセレロンDを使いました。(セレロンDはセレロンの上位版)
そんな半導体で世界トップのインテル社(日本法人)が不当取引で競争を妨害したとして、公正取引委員会から違反行為停止の排除勧告を受けることになりました。でもこの話、一概に良し悪しを決められない微妙な部分があります。

なにが微妙なところかと言うと、インテルのとった行為が次のようなものだからです。

インテルは国内の大手パソコンメーカー5社に対して、ライバルのAMD社の製品を購入しないならば、最大で半額の値引きをしたり、資金提供をしたりして他社製品を排除した。

というのです。しかし、よく考えるとこの行為が本当に違法と言えるのかと疑問に思います。(念のために申し上げますが、私はインテル社の回し者ではありません)

公正取引委員会は、

インテルはCPU市場で圧倒的支配力を持っており、卓越したブランド力、生産能力を有する。このような圧力をかけられる立場のメーカーがこうした行為を行えば、市場の競争が阻害される。

と続けています。

商売、取引というのは競争の中で行われます。相手よりも安く売ることは一般的には違法ではありません。しかし、商売、取引のプロセスで相手に選択肢を与えないような圧力をかければ商道徳上問題はあるし、法に触れることもあります。

この問題の論点は、

 (1) 普通の対等な立場ではなく、支配力を持つ特殊な立場にある者が、
 (2) その会社の製品を購入しないといけないような圧力を
 (3) どのような方法で仕掛け、あるいは誘導したのか?

ということでしょう。

現時点で報道されている情報だけでは一概に良し悪しを判断できない微妙な問題と言えます。但し、公正取引委員会が勧告に踏み切るからにはそれなりの証拠が上がっていると考えていいかも知れません。
さてさて、真偽のほどや如何に?

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2005年03月08日

今日は携帯電話を買いに行きます

下の子供が志望高校に合格したので、約束していたパソコンを自作することになり、昨日無事に完成しました。やれやれ.....と思っていると、今度は上の子供が携帯電話の機種変更をしたいと言い出します。2年前に買った第2世代の機種をFOMAに変更したいと言うのです。購入して2年経過すると機種変更料金が少しお安くなるようです。今は下の子供がお祝いだとかいろいろ買ってもらって自分は蚊帳の外。それが面白くない。だから、1日も早く自分の携帯電話を新しくして気持ちを慰めたいと思っているようです。下を立てれば上が立たず、上を立てれば下が立たず。
(-.-;)

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2005年03月07日

自作パソコン 久しぶりに挑戦します

勉強嫌いな子供にインセンティブの意味で「第一志望校に合格したらパソコンを作ってやる」と公言したのが1年程前のこと。子供もそれを励みに努力した?かどうかは分かりませんが、とにかく学習塾に毎日通い、ある時は叱咤され、ある時はなだめられ...しながら今年の受験の時を向かえたのです。そして、ちょっと高望みをして受けた高校にラッキーにも合格してしまいました。
今度は私が約束を果たすことになりました。昨日は部品調達のために朝から夕方まで電器店をうろついていました。今日は自身では3号機目となる自作パソコンに久しぶりに挑戦します。

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2005年03月04日

自分の名前をググってみたら.....出たあ!(嬉)

自分と同姓同名の人は数多くいます。(暇人なので)自分の名前をキーワードにしてGoogleで検索してみました。私の場合ですと、千葉県松戸市の市議団団長や北海道大学・環境保全センターの施設部長や福井県行政書士会の会員といった方々がトップページに表示されます。(姓と名の間はスペースなしで検索)
では、私自身はと言うと...(もちろん)出てくるわけがありません。何度もやってみましたが全く出てきません。(まあ、それは当然と言えば当然).....ところが、異変が起きました。

この話はあくまでも、検索エンジンの実行メカニズムへの興味であり、自分の知名度なんてものには意欲も執着もないことをお断りしておきます。(まあ、わざわざお断りするような話でもないか...)

インターネットにこの「出たとこ勝@負ログ」を公開したのが2004年12月27日です。その3日後にはGoogleの検索ロボットが訪れて吾がサイトの情報を持って帰りました。そのことは公開3日後にGoogleの検索ロボットがやってきた(1/6付)で書きました。

その後、出たとこ勝@負ログというキーワードで検索すると、もちろんそんなタイトルは他にないので検索に掛かって1つだけ表示されていました。

ところが、2月に入るとそれが表示されなくなりました。あれ?どうなったの!ない。ない。出たとこ勝@負ログがない。どこへ行ったあぁ!・・・・・・・と、いくら叫んでも後の祭り。もう影も形もありません。

「Googleも冷たいよなあ。初訪問は早かったのに......つまらないサイトなのでインデックスから抹消したんだ」と思っていました。(おそらくこれは事実でしょう)

こうなってしまうと、検索ロボットが再び訪問してくるのを気長に待つしかないのです。そんなある日のこと、たまたま読んでいたHTML辞典の中に次のような項目がありました。

キーワード・内容の紹介・制作者名を入れる
<meta name="author" content="制作者名">
<meta name="description" content="内容の紹介">
<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,・・・">

上記のタグは「検索エンジンが情報収集する場合などに利用する。特にキーワードとして与える言葉には、そのページがうまく検索されるかどうかに関係してくるので慎重に考えて指定すること」と書いてありました。

そこで、次のようなタグを作成してトップページ(index.html)のHTMLの冒頭の部分に挿入しました。

<meta name="author" content="山口博行">
<meta name="description" content="出たとこ勝@負ログ">
<meta name="keywords" content="費用ゼロ,自宅サーバー,Movable Type,MySQL,ブログ,奮戦記">

それから3日後、試しに出たとこ勝@負ログを検索すると久しぶりに表示されたので、ついでに自分の名前をGoogleで検索して見たら、驚いたことにトップページの上から2番目に表示されるではありませんか。これは効いた!としか言いようがない。してやったり!という気分になりました。

私のようなHTMLがよく理解できていない者にとってはちょっとした感動でした。おまけに、私が最近コメントを投稿したあるブログが同じトップページに表示されていて二重に驚きました。

これで知らないことがまた1つ減った。喜ぶべしです。

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2005年03月03日

眠れる獅子、清水宏保に期待

ウィンタースポーツシーズンも終わろうかという時期になったが気になることが1つ。スピードスケートの清水宏保選手のことです。500mの世界記録保持者で短距離界の第一人者ですが今シーズンの成績があまり、というよりサッパリ振るわない。このところの成績は何かあるんではないの?と思ったりします。靴の選択に迷っているとか、腰痛を抱えての調整とか、いろいろな話を耳にしますが、やっぱり寄る年波(31歳)に勝てないのだろうか?

ご本人は清水宏保HOMEPAGEで次のように述べています。

不調の最大の理由は、精神的なものだったと思います。トレーニングをやっていく上で、一番重要なのは量でも内容でもなく精神面です。挑む姿勢というか・・・。たとえ同じ練習内容でも、その日の精神状態によって練習そのものは同じものではなくなります。そういった面で考えると、昨シーズンは次のオリンピックまでの、ちょうど間のシーズンということで、僕自身の精神的な充実感がものすごく欠けていたと思います。高度な練習をしたくても腰のことがあってブレーキがかかる。最大の目標であるトリノまでは少し遠い・・・。いろんな要素があったと思います。そういう歯がゆさの中で、なかなか自分自身を盛り上げることができませんでした。(中略)
確かに、こんなに結果が出せなかったシーズンはナショナルチームに入って以来、1回あるかないかです。もちろん、結果を出せないことに納得行かない部分もありましたが、“モチベーションが低い自分”という裏づけされるものを感じていたので、結果はどうあれ納得行く年ではありました。



[写真加工]NEC SPORTS トピックスより

あの小さな身体で、海外の大男たちを寄せつけずに6年以上もトップの座に君臨し続ける、今は眠れる獅子・清水宏保。
トリノ五輪での金メダル、期待していますよ。

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2005年03月02日

発想力 + 情熱 = 非常識

非常識の中に難問を解決する手法が隠されている」と断言します。この人は、レールの上でも道路の上でも走れる新しい乗り物を開発して輸送事業として確立する、という非常識を実現した凄い人なのです。へぇ...

柿沼博彦氏
(現在、JR北海道の専務)
[写真]asahi.com : MYTOWN : 北海道より

(憧れ)
子供の頃に水陸両用車に憧れました。水の中と陸の上...この全く正反対の環境を克服して突っ走る車は鉄腕アトムやマッハGO!GO!GO!の漫画の世界の空想の産物でしかありませんでした。

(経緯)
その水陸両用車的発想に近いのが、レール上でも道路上でも走れる車。1930年代からイギリス、ドイツの鉄道や日本の旧陸軍が相次いで試験車両を開発したが、車輪がガタついたり、モードチェンジがうまく行かなかったりでいずれも失敗しています。

(出発)
柿沼氏がレールと道路の両用車(名付けてDMV:デュアル・モード・ビークル)の開発構想を打ち出した時、周囲はみんな「レールはツルツル。タイヤが空回りするだけ」と冷ややかでした。

(発想)
しかし、「やってみなければ分からない」と言い続けていたある日、通勤途中に幼稚園の送迎バスを見て「この大きさならレールにすっぽり収まる」とDMVの本体にすることを思いついたのです。

(実行)
DMVは、レール上では前のタイヤだけ鉄の車輪を使い(切替時間10秒程)、後のタイヤはレール上に残します。この時に除雪車の技術を応用してタイヤをレールに密着させることに成功。雪対策なども解決して昨年夏には試作車が完成し、その後ローカル線で長期走行試験が行われています。本格運転は2~3年後です。

 
DMVの外観(前は鉄の車輪、後はゴムタイヤ)        レール上を走るDMV(運転席は普通の自動車と同じ)

[写真]からしら萬朝報こちらより

(教訓)
柿沼氏は「鉄道から道路へ、という発想が失敗を生んできた」と言います。車をレールの上でも走れるように改造する「発想の転換」が失敗の歴史に終止符を打ったのです。

(目的)
JR北海道は、赤字ローカル線を廃止せず維持する「切り札」としてこのDMVの開発に本腰を入れています。最終的にコストが大幅に削減できるほか、鉄道とバスの双方の利点を生かし駅から商業施設の玄関に直接乗り入れたり、高齢者の遠距離通院などのきめ細かい対応を可能にしたいとのことです。

これが実現すれば、お荷物だった赤字ローカル線が高齢者をターゲットにした新規ビジネスを支えるインフラになる可能性もあります。それは...凄い!

(余談)
DMVだけではありません。柿沼氏は「電力回生システム」という、不可能と言われた夢のシステムも実現しています。

電車の車体に取り付けたモーターを発電機として回し、架線に電力を送り返して別の電車が活用する。自動車も船も飛行機もまねのできない省エネルギーシステムです。

しかし、このシステムは非常に周波数の高い高調波電流が発生し、架線を伝って電気設備に障害を与える危険が大きいため、誰もが夢のシステムとしてあきらめていました。

ところが柿沼氏は、1995年この高調波の影響を抑えることに成功し、消費電力の15~20%を戻せる世界初の電力回生システム搭載電車を翌1996年に誕生させます。

「これから、このシステムが主流になる」という柿沼氏の予言通り、電力回生システムは東海道新幹線の700系のぞみ型車両や長野新幹線に導入され、またオーストラリアの大地を走る電車にも採用されています。

(おまけ)
発想力 + 情熱 = 非常識(旧態依然とした常識を打破した非常識)
凄い人がいるものです。JR北海道はラッキーです。しかし、もっとラッキーなのは北海道でDMVに乗れる人たちでしょう。

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2005年03月01日

コエンザイム 只今、ブレーク中


巷で、特に女性の間で静かなブームを通り越してヒットしているのがコエンザイムQ10という健康補助食品。
(略してCoQ10:コーキューテンと言う)



 ・ できるだけ長く元気でいたい。
 ・ いろいろなストレスをはねかえして、はつらつとしていたい。
 ・ スポーツを思い切り楽しみたい。
 ・ 美しい肌になりたい。
 ・ 二日酔いを何とかしたい。

上記のような人にお奨め.....ということになると万人に当てはまってしまいます。今、新聞や雑誌で取り上げられて脚光を浴び、薬局などに買いに行っても入荷待ち状態のコエンザイム。これは一体何ヤツ?なの、ということで...

1957年、実験用のネズミにビタミンAの欠乏した餌を与え続けると、肝臓内にある物質が増加することがわかり、それを抽出してユビキノンと名付けました。同年、牛の心筋ミトコンドリアから特殊な方法で分離したキノンという物質をコエンザイムと名付けたのですが、翌1958年にこの2つが同一物質であることが判明して、これをコエンザイムQと呼ぶようになったのです。

コエンザイムQの化学構造はビタミンA似なのだそうです。やはり、ネズミがビタミンA不足を補うために代替品を体内で必死に作りだしたんでしょうね。

そして、この物質が美白作用(肌の漂白)をもったあのハイドロキノンと同類ですから化粧品としても効果があるそうです。

日本では1974年以降、うっ血性心不全の治療薬として使われてきましたが、2001年の法改正により広くサプリメントとしても利用できることになりました。

生活習慣病が気になりはじめた中高年をはじめ、肌の老化を気にする女性や、運動機能を高めるためのスポーツ選手などに愛用されており、欧米では常に売上ベスト3にランクされるほどの栄養補助食品だそうで、ちょっと試してみたい気もします。
最近、疲れてますからぁ。

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