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2005年04月30日

四国アイランドリーグのPR 石毛社長がブログで

by 四国アイランドリーグ | リーグ紹介

4/29に四国アイランドリーグが開幕しました。初戦は、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われた愛媛マンダリンパイレーツvs高知ファイティングドッグス戦。(8対2で高知の勝ち)

野球との関りが深い四国。独立リーグの船出にアイランド全体が夢と期待で熱くなっている様子です。

運営会社である株式会社IBLJの代表取締役(元オリックス監督)石毛氏は、リーグの活性化とPRのためにブログを立ち上げようとしています。「四国アイランドリーグ」石毛社長のメッセージというブログ。まだ石毛氏の記事は掲載されていません。(近日公開となっています)

四国アイランドリーグは四国4県にそれぞれ1球団あり、原則的に木・金・土・日を試合日と定めています。

チーム名称はそれぞれの県の特徴をうまく表現したものになっています。

筆者の提案だが、ブログだけでなく、ソーシャルネットワークシステム(※)を応用した(例えば)ベースボールファンネットワークのような、目的を持った者同志のネットシステムを立ち上げて活用すればもっと面白い。

そうすれば四国というドメインを越えて全国レベルに情報が伝達され、共有されます。

そして、プロ野球とリンケージしてシナジー(相乗効果)をあげていけば、プロ野球にとっても人気凋落に歯止めをかけることができるハズです。

そういう意味で日本プロ野球機構には、日本の野球の将来を考えて、四国アイランドリーグと提携し支援していってほしいと思うのです。(まあ、そんな先見性があれば...昨年のようなことはなかったでしょうから...これは空しい希望か)

※ ソーシャルネットワークシステム
参加者が互いに友人を紹介しあって、新たな友人関係を広げることを目的に開設されたコミュニティ型のWebサイト。誰でも自由に参加できるサービスと、「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムになっているサービスがある。 自分のプロフィールや写真を公開する機能や、新しくできた「友人」を登録するアドレス帳、友人に別の友人を紹介する機能、サイト内の友人のみ閲覧できる日記帳、友人間でのメッセージ交換に使う掲示板やカレンダーなどの機能が提供される。

投稿者 messiah : 08:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月29日

硬式は飛ばないボール 軟式は逆に飛ぶボールを採用

プロ野球は今シーズンから12球団が揃って「飛ばないボール」を採用しています。

ところが、軟式野球は逆に「飛ぶボール」を来年から採用します。

財団法人全日本軟式野球連盟によると、現在の軟式野球は”投高打低”が続いており、点が入らないままで延長戦に突入する試合が多いとのこと。

そこで連盟が、もっと魅力的な試合ができないかと検討した結果、従来より飛距離が1割ほどアップする「飛ぶボール」の採用ということになりました。(2年前からテスト使用してきた)

現在使用している軟式野球ボールは表面に楕円のくぼみがありますが、これをなくしてソフトボールを小さくしたようなボールになるようです。

飛びすぎるから飛ばないようにする硬式と、飛ばないから飛ぶようにする軟式。同じ野球でも正反対なところがタイミング的に面白い。

全日本軟式野球連盟の公式サイトには次のように記載されています。

昭和20年8月15日の第二次世界大戦の日本の敗戦により、アメリカ軍が日本に駐留することとなり、その最高責任者としてマッカーサー元帥が来日し、司令部(GHQ)が設置された。
当時団体を結成する場合はGHQの許可が必要だったため申請をしたところ、日本で生まれ日本だけで普及した(現在はアジアにも普及)軟式野球について、GHQではRubber Ball(ゴムのボール)を理解できず、野球とはベースボール(硬式)かソフトボールのいずれかであるという見解であった。
そこで、ソフトボールを連盟に受け入れ「ソフトボール部会」とし、「JapanSoftball BaseballAssociation」略称 JSBBとすることで団体としての許可を得た。
現在、JOC等で登録する英文の名称は、ゴムのボールを使う野球という事で直訳的に 「Japan Rubber BaseballAssociation」としている。
連盟のマークとして、記章などはJSBBを図案化したものを中央に配し、回りをJapan Rubber BaseballAssociationとローマ字で囲んだものを使用している。
ちなみにソフトボール部会は昭和24年3月31日、日本ソフトボール協会として創立、分離された。

軟式野球連盟の由来には「ボール」にまつわる因縁があるようで、今回の新しいボールの採用はある意味で、軟式野球史のエポックメーキング 【epoch-making】かも知れません。

投稿者 messiah : 11:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月28日

テイクオフしたエアバス戦略 ボーイングとの際立つ違い

エアバス社(欧州)とボーイング社(米)が「空の顧客」争奪で激しい競争を展開しています。

1/19付「次世代航空機を巡って東西横綱がっぷり四つ!」でも紹介した通り、両社は正反対とも言える基本戦略で航空機を開発しています。

エアバス社は、人口が集中する地域の需要増加を見込んで機体の超大型化を指向する戦略。それに対してボーイング社は、小回りのきく直行便の旅客需要が増加すると見込んで燃料効率重視を指向する戦略。

[Photo]
Airbus - media - A380 Family
その超大型指向のエアバス社が開発した世界初の総二階建て旅客機「A380」が4/27、本社工場があるツールーズの空港(仏)から初の試験飛行を行いました。

「A380」の座席数は標準で555席ですが、全座席をエコノミークラスの配置にすれば800人の乗客を乗せることができます。

一方、ボーイング747(ジャンボ)は現在、ビジネスクラスとファーストクラスを含めて約400人を運んでいますが、これを全座席エコノミークラスにしたとしても600人程度なので、「A380」がいかに大きいかが分かります。

「A380」は2006年の就航を予定しており、ルフトハンザ、エールフランス、ヴァージンアトランティック、エミレーツ、シンガポール航空などが購入を決定しています。

エアバス社はもちろん日本の航空会社にも売り込みをかけていますが、日本国内の輸送事情、ビジネス用途、対米関係などを考えると、国際線での採用も当面の可能性としては低いと(素人判断ですが)思っています。

それでは、ライバルのボーイング社はどう考えているのか?

Hotwired Japanこちらの記事を紹介しておきましょう。

エアバス社にとって唯一のライバルである大手航空機メーカーのボーイング社(ワシントン州シアトル)には、A380に匹敵するような巨大航空機を作る計画がない。 その代わり、ボーイング社は『7E7』型機――通称『ドリームライナー』――を作っている。長距離用旅客機7E7は、キャビン内に通路が2つあり、座席数は200~250で、『767』型機や多くのエアバス社製航空機の後継として設計されている。 7E7は燃料効率の向上を目指しており、航続距離は約1万5000キロになる見込みだ。
[Photo]
ロータークラフト新時代:ボーイング7E7
ボーイング社は、A380ではなく、この7E7ドリームライナーこそ現在と未来の民間旅客航空の柱になると考えている。 大型機で中核(ハブ)空港まで行き、そこから小型機に乗り換えて目的地を目指さなければならない「ハブ・アンド・スポーク方式」でなく、直行便を利用したがっている乗客が多いためだ。 「過去15~20年の全データから、乗客は乗り継ぎ方式のフライトを嫌がっていることがわかる。今いる場所から目的地までできるだけ早い方法で移動したい ――つまり、出発地からノンストップで飛んでいきたいと思っている。巨大旅客機ではそれはできない」とボーイング社は述べている。

複雑な要因が絡み合うビジネスの世界においては将棋やチェスのようなゼロサムゲームのように、一方の「完勝」または「完敗」という事はないでしょうが...

さて、ビジネスの神様はどちらに微笑むのか?

投稿者 messiah : 07:56 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月27日

誰も騒がない方がラッキー ロッテの快進撃続く

18勝7敗(勝率7割2分)でプロ野球パ・リーグの首位を走るロッテ。(4/26現在)

昨年はプロ野球界が撤退あり、吸収合併あり、ストありで大いに揺れました。その余波で、今シーズンの話題は、新規参入球団、伝統球団の衰退、記録を目前にした選手...etc.へと向けられる中で、気がつけば”ロッテ”なのです。

1969年に当時の東京オリオンズはロッテをスポンサーに迎えて業務提携を結び、チーム名をロッテオリオンズに改称します。これがロッテのプロ野球参入となります。そして1970年、ロッテはいきなりパ・リーグ優勝を果たします。(大阪万博の年)

1971年に正式に球団を買収したロッテは1970年代前半に黄金時代を築きます。当時、筆者は大のつく近鉄ファンだったのでロッテには散々やられた悔しい記憶が残っています。

ロッテは(元巨人の)金田監督の下で1974年には日本一を達成します。しかし、この時をピークにその後、徐々に...

そして、現在に至るわけです。

しかし、そろそろ、強いロッテが復活してもおかしくない。今年はロッテにとっては幸いにも、話題が「他の事」に集まっているので、選手が野球に専念する環境も整っている。

あの強いはずの巨人が最下位でもがいている時代ですから、プロ野球ファンも少々のことでは驚きません。ロッテが首位を独走しても、優勝しても決して不思議ではないのです。

球場の買い取りを巡る問題がこじれて、ロッテは1973年~1977年の間、ホームグランドを持たずに各地を転戦したため「ジプシー球団」と呼ばれていたことがあります。

筆者も、(プロ野球ファンではありますが)特定の応援する球団をもたないジプシーファンになってしまいました。しかし、淋しくはありません。これからは野球そのものを純粋に楽しもうと思っています。

投稿者 messiah : 09:10 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月26日

ブランディング名人NEC ブログ連動ムービーを配信中

2004年2月にネット配信して、「あっ」という間に話題となり、その後も多くの支持者の熱い要望でアンコール配信まで行なわれたブロードバンドムービー「it」。

この企画で成功して企業好感度を著しくアップしたNECが、次なる新しい企画のブロードバンドムービーを配信しています。

前作「it」は、近未来を舞台にCGを駆使した先進的映像が展開されるストーリーの中にNECの先端技術をさりげなく織り込むことでブランディング(※)に成功しました。

今回はブログと連動してストーリーが進行するという企画です。前作ほどのインパクト(前作「it」はブロードバンドムービーそのものが画期的)はありませんが、第1話から第4話まで一気に見てしまいました。


by shin-rokuga.com

ただ、筆者の印象では前作よりも少し自社製品の見せ方がストレートすぎるかなと感じるところはあります。このブロードバンドムービーはshin-rokuga.comで配信中です。

※ ブランディング 【branding】
会社、商品、サービスなどで他と明確に差別化できる個性(イメージ・信頼感・高級感など)をつくりあげること。

投稿者 messiah : 09:02 | コメント (0) | トラックバック

閉じ込められた人の命を一人でも多く救ってあげてほしい

住まいから地理的にも遠くない、学生時代には通学路だった、社会人になってからも仕事で幾度か利用した、そんな場所で今回の悲惨極まる脱線事故が起きました。

事故原因の調査もさることながら、一刻も速く、アルミの檻に閉じ込められた方々が外に出られることを

閉じ込められた人の命が一人でも多く救われることを、祈るしかありません...

投稿者 messiah : 08:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月25日

[悲報] JR福知山線で列車脱線 多くの死傷者が...

朝からとんでもない恐ろしいニュースが飛び込んできました。

JR福知山線(兵庫県)の快速列車が尼崎駅と塚口駅の間で脱線し、50名数多くの犠牲者と4百数十名の負傷者が出てしまいました。(その後も犠牲者は増え続けています。4/26追記)

.....これこそ、あってはいけない事。

この路線は筆者も時々利用していたので他人事に思えません。

安全だと思い込んでいた電車での、まさかの”事故”。いったい何があったのか?

<犠牲となった方々のご冥福をお祈りいたします>

投稿者 messiah : 19:38 | コメント (0) | トラックバック

トレンドマイクロの大失敗 信頼ガタ落ちだが...

やってはいけないことをやってしまい、起こってはいけないことが起こってしまった今回のウィルスバスター騒動。

国内企業では新聞社、通信社、製造業など61社でパソコンの動作が異常に遅くなり、最悪の場合、固まってしまうという被害が確認されました。

開発元のトレンドマイクロ社は自社HPで以下のように説明しています。(要約)

2005年4月23日午前7:33から同日午前9:02の間に公開したウイルスパターンファイル2.594.00をアップデートした直後から、コンピュータの動作が著しく遅くなり、コンピュータを使用できない事象が発生する場合があることが判明した。
その後、直ちにウイルスパターンファイルの公開を中止し、調査を行ったところ、該当ウイルスパターンファイル内のファイル判定パターンに問題があることがわかった。
通常、パターンファイルを公開する際は、パターンファイル品質評価テスト、ウィルス検出テスト、誤検出テスト、製品とOSとの組み合わせに関するテストを行った後、公開していたが、今回のウイルスパターンファイルを公開するにあたり、製品とOSとの組み合わせに関するテスト工程に関して不十分な面があった。

結局、テストを十分に行わずにリリースしたというお粗末な話です。

こういう問題を起こすと、「今回だけでなく、実は以前から十分なテストをしないでリリースしていたんじゃあないの?」という疑念を抱かれてしまい、信用ガタ落ちということになります。

ウィルスバスターがユーザーに提供するのは「安全」や「安心」です。それが裏切られたわけですから相当の努力をして信頼回復に努めるしかない。

ただ、...『禍転じて福と為す』という諺もあります。

今、トレンドマイクロ社に必要なのは、心からお詫びして事に対処する気持ちと.....一方、”失敗を成功に転換する”くらいの負けない気持ちでしょうネ。

投稿者 messiah : 09:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月24日

ケイタイ版Googleを目指す ”クルーズ!”のすきま戦略

Google、Yahoo、msn...これらはパソコンからウェブサイト情報を検索して一覧表示する”検索エンジン”と呼ばれるシステム。検索の御三家というかんじです。

一方、携帯電話の世界はどうでしょう。携帯電話もインターネット閲覧ができるので、当然、検索ニーズはパソコン同様に存在します。

意外にも(但し、筆者が無知なだけかな?)この世界ではGoogle、Yahooなどの大手メーカーは目立った進出をしていません。

この世界のGoogle的存在を目指しているのがウェブドゥジャパン社の”クルーズ!”というエンジンです。携帯派の方はとっくにご存知でしょうか。

検索した結果、候補がない時にそのキーワードを登録しておけば見つかった(出てきた)時点でメール通知するという携帯電話の特性を生かした機能を持っています。

ウェブドゥジャパン社は、検索エンジン大手がパソコン検索で覇権争いをして携帯電話にまで手をまわせない間に、「クルーズ!」のコンテンツを充実させて普及させる戦略のようです。

アクセスする場合はPCでも携帯電話でも同じ。
URLはhttp://crooz.jp/です。

投稿者 messiah : 08:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月23日

記憶の底を掘り起こす Googleデスクトップ検索

初めて来た場所なのに、「おや?ここは前にも一度来たような気がする。でも、いつのことか...はっきりしない」という不思議な感覚や経験を持ったことはありませんか?

デジャビュ 【フランス語 déjà vu】
一度も経験したことのないことを、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じること。既視感という。

筆者も過去に何回かあります。(回数は憶えていません)いづれも、初めて来た場所なのに以前にそこと同じ景色を見たと感じ不思議な感覚を味わいました。

デジャビュについては、X51.ORG : Occult News for Nerds, Truth is Out There.サイトのこちらに詳しい解説がありますが、その中で「デジャビュ現象を説明する試論」について記述された部分を抜粋しておきます。

不注意による錯覚
例えば、あなたは慣れない町を車を運転しながら、携帯電話で話している。あなたの注意のほとんどは携帯電話の会話に注がれている。そして数ヶ月後、今度はあなたは再び同じ場所を車で走ったとする。しかし今度は、あなたの注意は携帯電話の会話でなく、慣れない町の景色に注がれているだろう。そしてその時、あなたはふと既視感覚 - デジャヴを経験するのかもしれない。二度目の走行時、あなたの海馬は(その景色を見た事がないものとして)景色を意識的に処理するが、一方であなたはそれを「見た事がある」と認識するからだ。何故なら、あなたの短期記憶の中には、前回の走行時に見た景色の情報がいまだに残されているからである。

このデジャビュを最近、意外なところで経験したのです。(デジャビュに似た感覚というべきかも)それは最近、Googleデスクトップ検索を使った時でした。

Googleは元々、インターネット上のウェブを検索するソフトです。その検索機能をパソコン内部のファイルの、さらに中にある単語検索に応用したのが”Googleデスクトップ検索”です。

Windowsにも標準で検索機能はありますが、ファイル名、日付、種類、サイズなどのファイル属性を基準に検索するものです。

しかし、ユーザーが本当に検索したいのはファイル名ではなく、ファイルの中の文章や単語なのです。ファイル名で検索するためにはファイル名を整理したり系統化する、そしてそれを頭に記憶しておくという労力を余儀なくされます。

それに比べて、Googleデスクトップ検索は単語そのもの(例えば、WordやExcelの中で使用した単語、メールの中で使用した単語)を検索します。ユーザーの労力は皆無なのです。しかも、インターネット検索と同じマンマシンインターフェイスで使えます。

昨年から英語ベータ版をたまに使っていたのですが、日本語ベータ版が先月リリースされたので本格的に使ってみようと思い、Google デスクトップ検索 - ダウンロードサイトからソフトをダウンロードしてPCにインストールし、適当な単語を入力して検索してみました。試しに”Googleデスクトップ検索”と入力して検索してみると...


あれ?そんな単語はPCの中にはないはずなのに、現れます。しかも、どこかで見たようなインターネットのページがドッサリと。

実はこれ、私が過去に訪れたWebページの中で、検索キーワードが含まれたものを全て検索して表示しているのです。中には、見覚えのないページもありますが、実は勘違いで必ず過去に一瞬でも見ているのです。

検索結果のWebページが時間的に経過している場合、はじめて見たのに(実は見たのに忘れているだけだが)どこかで見たような気になる(そりゃ、見ているから当然だが...)、記憶の薄れにより”デジャビュ”のような感覚をもつことになります。

Googleデスクトップ検索は過去に見た(経験した)画面を意識の底から発掘するサブミナルな検索機能を提供します。慣れるまではけっこう不思議な感覚が味わえます。

まだ、メールのタイトルに一部文字化けが出たりしますが、かなり実用レベルに近づいてきたようです。

投稿者 messiah : 10:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月22日

経済成長よりもプライオリティが高い環境対策

[地図加工]総合データ>地域情報 <中国情報局>

製造業が集中する中国・広東省で、2004年に酸性雨の降った頻度が54.5%で1年前よりも大きく上昇したという新聞記事が目に留まりました。

雨が降れば2回に1回は酸性雨。しかもその頻度が上昇しているというのです。国内総生産(GDP)が前年比14.2%アップした結果、酸性雨の頻度も前年比12.2ポイント上昇したということです。

「環境対策よりも高度成長を優先した開発路線の代償が表れている」と新聞は報じていました。(朝日新聞4/22朝刊・国際面)

広東省環境保護局はこの原因について、火力発電所の脱硫装置が整備されていないこと、自動車の増加、生活排水の垂れ流し、異常気象で雨が少なかった事などを挙げています。

中国はエネルギーの75%を現在でも石炭に依存しており、火力発電所などで燃焼後に排出された硫黄酸化物や窒素酸化物が、大気中で硫酸、硝酸などに変化して、雨に溶け込んで”酸性雨”となって地上に降下しているのです。

酸性雨のもたらす影響として、樹木の衰退、農作物収穫量の減少、水生生物の死滅、建造物・文化財の汚染、人体への影響が挙げられています。

中国の環境汚染の進行は隣国日本にとっては他人事ではありません。日本が環境対策で先端技術を提供すれば中国との有効関係を築くきっかけを作り、同時に国際的な評価を得ることになり、しいては現在抱えている国際問題のいくつかの解決が推進されるように思います。

中国の経済成長を下支えしているのは先進国の技術供与です。先進国は経済成長の裏側にある負の生産物をイヤというほど味わってきたはず...。中国に対しては、先端技術だけでなく環境対策技術も同時に提供していくことが重要でしょう。

投稿者 messiah : 08:22 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月21日

ユビキタス社会を先取りしたコンビニエンスストア

イトーヨーカ堂とセブンイレブン、デニーズを含めたIYグループが持ち株会社制に移行することになりました。(セブン&アイ・ホールディングスの誕生)

セブンイレブンはイトーヨーカ堂の本業(総合スーパーマーケット事業)のサイドビジネスとして昭和48年に誕生し、その後成長を続けていきます。

現在、国内チェーン全店の売上は2兆4,408億円、営業利益が1,707億円(H.17.2期)にまで到達。親会社のイトーヨーカ堂の売上約1.47兆円を大きく上回り、営業利益にいたっては4倍強にまで...。

セブンイレブンのHPの「売上高推移・棒グラフ」は、時間を横軸にした理想的な右肩上がりのカーブとして表現されているのに対して、イトーヨーカ堂のHPの「業績推移・棒グラフ」は時間を縦軸にして右肩下がりの印象を極力排除するような意図が感じられ、両社の自信と勢いの差を実感させられます。(最高経営責任者は共に鈴木敏文氏)

コンビニ導入は鈴木氏の先見の明を褒めるべきかも知れませんが、一方で本業の衰退を招いたことも事実。(但し、総合スーパーはどこも全て苦戦しているので世の流れというべきか...)

小さな組織が小回りを利かして数多くいたるところに存在する、というコンビニの在り方は、ユビキタス社会の実現を先取りしています。

ユビキタスには「あまねく存在する」という意味がありますが、コンビニは正にそうでしょう。あまねく存在するものに個々の規模はむしろ不要だと言えます。

”サイドビジネス”だったものが”本業”を支えるという逆転の図式。正に変革の時代を予感させる話です。

投稿者 messiah : 10:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月20日

トレーサビリティを使ったICチップ活用の提案 for万博

日立製作所が開発した一辺が0.4mm角のICチップ(ミューチップ)が愛知万博の入場券に埋め込まれています。入場券の一枚一枚に固有のID(認識番号)が埋め込まれているわけです。

このICチップで何が出来るか?をひとことで言うと「予約」と「確認」ということになります。

パビリオンへの入場や催し物への参加の予約は専用端末機に入場券をかざすことで行うことができます。

他に、保護者の携帯番号をICチップに登録しておいて、迷子になった子供の親探しに活用したり、来場者への記念懸賞サービスに利用しています。

ICチップは「持っている人」と「持たせる人」の双方にメリットを生みます。主催者側は正確な入場者の情報を得られるので、混雑状況に合わせた人員配備などに活用できます。(但し、入場者が少ないとメリットなしということに...)

迷子検索は入場者側の視点に立っているので秀逸な使い方だと思いますが、これだけではICチップの可能性を十分に引き出しているとは言えない、というのが実感です。

産業界でICチップの用途と言えば、「トレーサビリティ」です。生産者から消費者へ、出荷地点から到着地点へ、といった物流をリアルタイムに追跡して進捗状況を把握、および軌跡を記録することを可能にしています。

トレーサビリティを利用したこんな企画はどうでしょう。

ICチップ内蔵のスタンプラリー券を入口で配り、会場のどこかにある宝を探す。端末に券をかざすと自分がゲットした得点や辿ってきたルートが表示される。(新しいスタンプラリーの楽しみ方として)

入場券を万歩計として活用する。広い会場は歩きが伴う。どの位の距離を歩いたかを端末にかざして確認できるようにする。(これ、老若男女に受けると思います)

全てのパビリオンを最短時間で回る「万博最短制覇コンテスト」を行う。参加者が会場内を移動した軌跡をICチップから取り出して、会場巡りの様々な方法を紹介する。(競い合う面白さ、後に残った記録は貴重な参考資料に)

まだまだありますが、このへんで。

投稿者 messiah : 07:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月19日

世界中で見て欲しい 地球を伝わる光の波

by WP2005_Enlightening

今年は、アインシュタインが物理学において偉大な発見をした1905年から100年目にあたり、この偉大な業績を記念して、2005年を”世界物理年”とすることが国際連合総会(2004年6月)で採択・宣言されています。

世界物理年日本委員会は、アインシュタイン没後50年を記念して、世界を一周する”光のウェーブ”への参加を日本国内に呼びかけています。

このプロジェクトは、物理学を専攻する人たちの純粋な気持ちから始まったもので、皆で科学の楽しみを共有し、現代物理学を発展させ平和運動にも寄与したアインシュタインを想い起こすことを目的としています。

地球の東から西まで経度で区切って、順次灯りを2分間だけ消すことによって、光の中に闇の部分が波のように伝わるようにしよう、というものです。

アインシュタインの命日(4/18)にアメリカ・ニュージャージー州を起点にして”光の波”がスタートし、日本では(例えば大阪なら4/19の20:33)から2分間消灯を開始します。

このウェーブを人口衛星から撮影して世界にテレビ放送してもらいたいものです。そうすれば、戦争や暴動などの醜い争いで汚れていく人々の心を、一瞬でも洗い流すことができれるかもしれない。

投稿者 messiah : 07:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月18日

意外な人気スポット 死海を実体験できるパビリオン

by ヨルダン館 | EXPO 2005 AICHI,JAPAN
YOMIURI ON-LINEによると、愛知万博のヨルダン館が今、人気だそうです。ヨルダンとイスラエルの国境にある湖「死海」に身を横たえて”浮かぶ”シミュレーションができるそうです。

詳しくは、愛知万博/愛・地球博ブログ(Expo 2005 Aichi Japan)こちらに掲載されています。(これから愛知万博に行かれる方は是非、ご参考に)

死海は世界的に有名な保養地ですが、実際に行った経験者はきっと少ないのでは?と思います。だから、死海で泳ぐ(というか、浮かぶ)という体験はある種の夢物語のようなところがあります。

体験できそうもないことを手っ取り早く体験できるのが人気の秘密なのかも知れません。(実際に死海の湖水を使って体験するのでバーチャルではなく小体験です)

科学技術やIT技術を駆使した展示内容とは対照的に極めてアナログな世界。デジタルの世界に飽きたり、疲れた方にはもってこいでしょう。

投稿者 messiah : 18:52 | コメント (4) | トラックバック

2005年04月17日

YAEZAKURA

遅咲きの桜を見に行ってきました。

八 重 桜 (大阪造幣局)

※ 写真をクリックすると動画を再生できます。
動画サイズ(320×240px)
※ ブロードバンドでない方は、写真を右クリックして
ディスクに保存してから再生してください。

投稿者 messiah : 13:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月16日

中国の反日暴動 サイバーテロへと舞台をシフト

4/13夜から、警察庁や防衛庁のHPがアクセスしにくくなったと思ったら中国(china)国内のハッカーたちが日本のコンピュータを攻撃するように呼びかけていたことが判明しました。

ある中国語のHPには「本日(4/13)午後8時に日本のサーバー1万台以上を攻撃する」などと書かれてあり、日本へのサイバー攻撃への参加を呼びかけていました。その午後8時に警察庁や防衛庁のHPに接続障害が発生しているので、彼らの仕業だと見られます。

今回の攻撃は複数の発信元から同時に大量データを送付するという手段がとられていました。(D-Dos攻撃:Distributed Denial of Service attacks)

Dos攻撃についてわかりやすい例があります。

例えば、ハッカーが宅配ピザ屋に電話をかけるプログラムを作成したと仮定しましょう。ピザ屋は電話をとりますが、すぐにいたずら電話だとわかります。しかし、このプログラムが何回も電話をかけ続けたとすると、 本来のお客様が電話をしてみても、いつも話し中となり、ピザの注文ができなくなります。 ピザ屋にとっては、営業妨害で売り上げが減り、お客様にとっては、食べたいピザが頼めないことで、どちらも非常に迷惑となります。これが「サービス拒否」であり、DoS攻撃を表現する身近な例と言えます。
by Symantec Security Response

一方、ソニーの中国法人のHPに英文で日本を非難する文章が4/15書き込まれ、ソニーはHP運用を一時停止しています。

4/15になって北京市公安局、上海市公安局などがようやく、反日デモへの自粛を呼びかける発表をしましたが、インターネットの世界までは対象になっていません。(対象にしようにもコントロールできない)

デモ活動が制限されると次は、サイバーテロによる日本への攻撃の可能性が高くなってくると思います。個人のサイトといえどもその対象になります。

現に私の”自宅サーバー”は、D-Dos攻撃ではありませんが、昨日も中国からの攻撃を受けています。下の画面ショットは、市販のファイアウォールソフトが攻撃を防御した後に表示したレポートです。(北京からのアタックです)

こんな攻撃が今後もさらに増加するでしょう。(筆者の場合は、反日暴動前から自宅サーバーが毎週1回は攻撃を受けています)

自分を守るのは最終的に自分しかありません。自分のパソコンを守ってくれるのはファイアウォールとアンチウィルスソフト。貴方のパソコンは準備万全ですか...?

投稿者 messiah : 07:09 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月15日

愛知万博GWは順調 でも、覚悟が必要な日帰りの旅

一時は、愛・地球博(愛知万博)の弁当持ち込み問題でメディアもネットも紛糾していましたが、ここにきて表面的には一段落したようです。しかし、その影響もあってか入場者数が伸びず、開幕から低迷を続けています。

博覧会協会のHPに「入場者予想カレンダー」が掲載されています。会期終了の9/25までの入場者数を「空いている」、「やや混雑」、「混雑」、「たいへん混雑」の4段階で表示しています。


入場者予想カレンダー by EXPO 2005 AICHI,JAPAN


「たいへん混雑」となっている日
9/179/189/199/229/249/25
備考会期終了月の計6日(9/25閉幕)


「混雑」となっている日
4/294/305/15/25/35/45/56/46/118/13
8/148/169/39/49/109/119/209/219/23 
 
備考ゴールデンウィークの7日を含む計19日

その他は、「空いている」か「やや混雑」という表記で埋めつくされていて、とても淋しい博覧会になっています。(EXPO'70を体験した古い人間なもので、つい比較してしまいました。すみません)

この予想は前売り券の売れ具合などをベースにしているようです。新聞によると、前売り券は関東で12.6%売れたのに対して、地理的に近い関西はわずかに2.9%でした。

関西方面からの来場者が少ないことがこれまでの低調に関係があると思われますが、ここにきて少し動きに変化が出ています。

ゴールデンウィークの関西方面からの旅行先・一番人気は東京ディズニーリゾートですが、それに次ぐのが・・・やりました。愛知万博(^。^)ノ

JTB西日本によると、GW期間の前売り券は目標の26万枚が既に完売です。予想外と言っては失礼ですが、JTBさん曰く「ここにきて、びっくりするほど売れてきた」そうで、協会も少し安堵(^.^;)といったところでしょうか。

「日帰りができる手頃感が関西方面の旅行客にはある」と新聞では報じていましたが、日帰り?...ちょっと待ったア!そんなに安易に考えてもらっては・・・・・・いけないのです。

ズバリ、結論を申しましょう!.....

関西方面(ズバリ、大阪)から電車に乗って日帰りで万博に行こうとするなら、朝6時の前半に新大阪駅を発車する新幹線に乗ること。さもないと、万博の楽しい思い出は作れない!と断言します。

例えば朝8時の新幹線に乗ったとすれば、それが平日であっても、見学できる人気パビリオンはせいぜい3つか多くて4つほどになります。オドしではありません。

(実は.....本当にあった話)
平日のある日のこと。乗り物が大好きな孫に新幹線や名古屋の地下鉄やリニアモーターカーに乗せてやりたいと考えた心優しい義理の母。小学校2年生の孫を連れて万博日帰りの旅に出たのでした。

朝8時頃の新幹線で新大阪駅を発車。9時頃に名古屋駅到着。はじめての名古屋なので右も左もわからない。しかし、勘のいい義母は難なく地下鉄に乗り換えることが出来ました。2つ目の駅(藤が丘駅)で下車。会場まで後少し。さあ、リニアモーターカーに乗り換えようとしたが、.........これが”想定外”の長蛇の列。

待って、待って、...ようやく乗車。万博会場駅に到着。会場ゲートに入った時は既に11時半でした。(おなか ク~)

なんと、名古屋駅到着から2時間半経過していました。義母たちが乗った新幹線は、とっくに東京に着いて、山手線に乗り換えていたら上野駅に着いている時間になっていました。

グッタリ(_ _) はぁ~ しんどぉ

と、こんな風にならないように筆者からアドバイス.....

【万博に電車で日帰りで行こうと考えている関西方面の方へ】

 ・ 前日は早めに就寝して体調万全で臨むこと
 ・ 当日は遅くとも朝6時半までに新大阪駅を発車する新幹線に乗ること
 ・ 当日の遅い時間帯の帰りの指定席を予約しておくこと

【備 考】

 ・ 人気パビリオンばかりをターゲットにしないこと。ピクニック気分で行こう。
 ・ だからお弁当は持参すること。行列待ち時間をカットできます。

【追 伸】

 ・ 会場に入る前にトイレは済ませておくこと。トイレ混みます(女性の方は特に)

以上 余計なおせっかい

投稿者 messiah : 08:20 | コメント (6) | トラックバック

2005年04月14日

マンネリ化したニュースの中に潜む危険性

朝日新聞4/14・社会面の片隅。ほとんど目立たない場所に、その記事がありました。もう、見飽きて誰も緊張感を伴わなくなったNewsが...。

世界で、そして日本で、パソコンのほとんどのシェアを握るWindows OSとInternet Explorerに新たな欠陥が8つ見つかったとマイクロソフト社が公表したというニュースです。
(その内、5件は”緊急”を要する欠陥とのこと)

何もしないで放置しておくと、
 ・ パソコンにウィルスが入り込みやすくなる。
 ・ パソコン内部の画像ファイルを消される恐れがある。
ということです。(毎度のことながら...漠然としています)

それを知ると不安を覚える人はあるでしょうが、「緊張感が走る」とか、「危機意識を強める」といった人は、もはやほとんどいないのではないでしょうか。

この種のニュースはあまりにも日常化してしまい...「またか」、「いつものことだから気にしない」、「アップデートするから大丈夫」など、ある意味で非常に鈍感になってしまっています。

このブログはレンタルサーバーを利用して発信していますが、それとは別に筆者は自宅サーバーを運用しています。
(詳細はブログ奮戦記をご参照)

その自宅サーバーはWindows Meパソコンですが、昨年10月にサーバーを立ち上げてから現在に至るまで、1週間に1回ほどの割合で海外からのハッカー攻撃を受けています。(但し、ファイアウォールで全部ブロックしている)

ファイアウォールソフト(詳細はこちらで)は、攻撃相手のIPアドレスを手掛かりに、その発信地を地図で表示してくれます。そのほとんどは中国(china)内陸部からのもので、他には韓国が1回、日本国内が1回ありました。

こういう場合はファイアウォールソフトを信じて「何もしない」という対処しかないのです。これまで、数十回あった攻撃をことごとくブロックしてくれています。(攻撃をブロックしてからこちらにその状況を通知してくれる)

自宅サーバーを持ってはじめて、インターネットの世界には多くのハッカーが存在し、国境を越えて日夜、攻撃をしかけていることを実感させられました。

自宅サーバーだけが攻撃を受けているわけではなく、ネットに接続されたコンピュータは例外なく無差別に攻撃の対象になっていることを意識しなければなりません。

その主たる攻撃方法はポートスキャン(詳細はこちらで)というものです。相手かまわず手当たり次第に侵入して守りの弱いパソコンがあれば片っ端から食い荒らしていきます。(その無分別さは振り込め詐欺、ワンクリック詐欺以上です)

セキュリティソフトはパソコンを購入した時点で標準添付していたり、Windows自身に組み込まれていたりします。しかし、Windowsのような圧倒的シェアを持つOSはハッカーにとっては絶好の攻撃の的になります。

WindowsやIEの欠陥はマイクロソフト社の責任ですが、自分のコンピュータを外敵から守るのは最終的には自分の責任であることを認識しておかないと...ひどい目に会うのは結局、自分なのです。

バージョンアップすれば(プログラムを新規に作成すれば)必ず生まれる副産物がバグです。(プログラムの人為的誤り。作った側は初め気づかない)これは避けられません。

2/17付「モジラの逆襲!...が気がかりなソフト帝国」でも述べたように、アメリカではブラウザの熾烈な市場獲得競争が起こっていますので特にInternet Explorerのバグは今後、普段よりも多く発生することが予想されます。

それをWindows自身が内蔵するセキュリティソフトだけに頼るのは「どうか?」と思います。危険度が低いとは言えないでしょう。現段階ではWindowsセキュリティソフトよりも高機能で強力な外部の(市販されているものなど)ソフトを採用して守りを固めておくことをお奨めします。

今は先ず、WindowsとIEの脆弱性を除去することです。自動更新の設定にしているからと安心していると間隙をぬって攻撃を受けます。今すぐWindows OSおよびIEを最新の修正版に更新しましょう。

更新方法は下記にアクセスして確認できます。
( XP / XP以外 )

投稿者 messiah : 13:10 | コメント (1) | トラックバック

2005年04月13日

天と地の差を生んだ3つのゼロ

050413-01.jpg
猿 谷 ダ ム
[写真]吉野川分水について

11,910,000円と入力するところを11,910円と入力間違いして泣いた人がいます。

奈良県大塔村(おおとうむら)の猿谷ダム周辺の自然環境調査事業を巡って国土交通省近畿地方整備局の下で、電子入札による指名競争入札が4/4に行われ10社がエントリー。

その時、ある業者が入札価格の下3桁のゼロを入力し損なった。入力後に気づいたが後の祭り。入札価格の下限設定がなかったため、この業者は他の追随を許さずプロジェクトを落札することに...。

しかし、1千万円以上のプロジェクトを1万円そこそこで請け負っては赤字になるのではないかな...と悩みに悩んだ?かどうかは別として、業者は落札の辞退を当局に申請し、当局は4/12、この業者を3ヶ月の指名停止処分にしたのでした。

3ヶ月間の指名停止はどのくらいの損害になるのでしょうね。仮に入力ミスせずに落札していたら1千万円以上の売上があった、と思うと「3つのゼロの有無が天と地の差を生む」というヒサンなお話でした。(朝日新聞:4/13朝刊)

投稿者 messiah : 08:11 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月12日

ひねもす、サイトの工事

本日は・・・1日中、この「出たとこ勝@負ログ」のトップページの改造を行っていました。

「あっ」という間でした。時間の経つの。すみませぇーん。今日の記事は何もありません。もう、クタクタです●~*

せっかく訪問してくださった”あなた”には誠に申し訳けありません。明日からはしっかりと投稿しますのでお許しを.....

今日のところは、手ぶらでこのままお帰りくださいますように。

せっかくですから、右下の「人気blogRanking」をクリックしてお帰り頂くと非常に幸いです。(..........もちろん冗談です)

これに懲りずにまたお越しください<(_ _)>

投稿者 messiah : 20:11 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月11日

ネット閲覧者の皆さん RSSリーダーを使いましょう

私はRSSリーダーを使って”お気に入り”のブログサイトをいつもチェックしています。相手のブログが更新されたらRSSリーダーが知らせてくれ、その時点で見に行けばいいのでとても重宝しています。毎日のように更新しているブログサイトが増えていますが、毎日更新していたのに突然プッツリと止まってしまったサイトもあります。そんな時は「何かあったのかな?」と他人事ながら妙に気になってしまいます。まさか、コメントに「最近、更新されていませんが、どうかしましたか?」とは書き込めませんからね。
RSSについては3/22付の記事「コミュニケーションに革新的変化? RSSの可能性とは」で書きましたが、ブログとブログ(サイトとサイト)のつながりが単に強くなるだけでなく(うまく言えませんが)もっとそれ以上のものでつながってしまう、そんな感じです。それはつまり、互いに記事を書いて日々更新していく中で、もしかすると相手もこちらのブログの更新をチェックしているかも知れないぞ。うーん、そうなると「今日はネタがない」からといって休刊すると相手に心配をかけてしまう....と、一人勝手に葛藤を演じてしまうのです。(これは病気かな?)
そこで、(偉そうで済みませんが)私のブログを読んでくださっている方を含めて、ネット閲覧者のみなさん!RSSリーダーを使ってみませんか?そうすれば、私たちブロガーは「更新せねば」というプレッシャーを感じないで自由に記事を書けます。自由に書いた記事は内容が濃いですよ。...などと訳のわからないこと言ったりして。

投稿者 messiah : 08:35 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月08日

始業式と入学式 それぞれの春、始まりました

今日は上の子供が高校3年生の始業式、下の子供が高校1年生の入学式でした。始業式は保護者が参加する場はないので、下の子供の入学式に妻と一緒に参加しました。

入学式が終わると、最初に保護者が教室に案内され、注意事項や進学についての説明を受けました。その後、生徒たちが入室してきて、学校の決まり事や行事などの説明を一緒に聞きました。

校則で毛染め禁止。天然パーマや天然茶髪であることを事前申告する「地毛(じげ)申告」というのがあるそうで、思わず笑い。

最後に、中庭の見事に開花した桜の下で生徒だけの記念撮影と、生徒+保護者の記念撮影をして解散。美しい桜と大正時代に建設されたというレトロな校舎がマッチして清々しいこと。

子供も高校生になった実感がわいてきたようで、「○○部に入って運動したい」とか、「バイトもしてみたい」とか、「他のクラスの友だちもたくさん作りたい」とか、「ネクタイの締め方練習しよう」とかetc.....喫茶店で希望と期待の”テンコ盛り”を聞かされ...

最後は、「わかった。わかった。とにかく頑張れよ!」ッと返事。

投稿者 messiah : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月07日

達成感が生きる力を生む ビッグイシューは今、正念場

4/5付エントリーで、「ビッグイシュー日本版」が赤字で苦戦している記事を投稿しました。その直後にトラックバックやコメントをたくさん頂きました。

その後、それぞれのブログサイトを再訪門して、もう一度記事を読み直してみると、丁寧なお礼のコメントなどがあって、とても嬉しい気持ちになりましたが、他面、これからもしっかりと記事を書かねばと、妙にプレッシャーを感じることになってしまいました。(辛いっス)

1年ほど前からビッグイシューを街頭販売して生活している人の話がasahi.comに掲載されていました。

1日10時間近く街角に立って、売れるのは30~40冊ですが、「ありがとう」「これ、楽しみにしているから」と声をかけて買ってくれる人がいる。自分の仕事で誰かが感謝してくれるなんて初めてでした。人に尽くす、人のために働く、そういう考え方がこれまでの僕にはなかったなと思ったのです。 僕の今の夢は、何でもいい、無償のボランティアをすることです。人のために何かしたという歴史を僕の中に作りたいんです。新潟県中越地震を知り、すぐにでも支援に駆けつけたかったが、旅費もない。先立つものがないんです。早くお金をためて、誰かのために何かができる人間になりたいのです。(全文はこちら

これを読むと、ビッグイシュー創設者のジョン・バード氏の言う通り、「人は自分で成し遂げたという達成感によって自信を得て前向きに生きる力を得る」というのは当っていますね。

日本では関東・関西だけの動きですが、ビッグイシューというのは、ワールドワイドに存在するホームレスを一人でも多く社会に呼び戻す、そのためにはどうすればいいか、というビジネスソリューションと受け止めるべきでしょう。

現在、ビッグイシュー日本版の赤字は金融機関からの借り入れや支援者からの寄付でカバーされている、という現状を知るとちょっと淋しいものがあります。社会活動の一環だから、東京都や大阪市などの公的機関が資金面でのバックアップをしてやらなくては、と思いました。

しかし、民間では先日(3/8)、BLOCKBLOGを運営する応用通信電業株式会社が、ビッグイシュー日本と提携して「ビッグイシューブロック」という企画を発表しました。

ブロガーは社会現象に関心を持ち、ブログ上で意見交換をする。こういった人たちの中で、ビッグイシュー誌と志を同じくする人が、ビッグイシュー誌の広告ロゴを自分のブログに貼り付けて宣伝することにより、ビッグイシューの目指すところに貢献するという企画です。(詳細は社長でございまで)

「ビッグイシューブロック」の成果が上がることを期待しています。ブログ同士が協調すれば一時でも大きなパワーになるから。しかし、社会を動かすようなパワーを得るには時間がかかりそうな気もします。

このエントリーを書きながら思いました。この問題も悲しいかな、一時の話題で終わってしまう懸念があります。

筆者は日々のブログネタを求めているだけの人間です。問題をとことん追求する姿勢は自分の中にないことを認めます。しかし、ブログを通してビッグイシューを応援する多くの声を聞きました。

今は自分に何か出来ることはないか?自分の心の中にトラックバックを打っているところです。
(うん、先ずは本を買うことから...ですかね)

投稿者 messiah : 09:34 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月06日

さ く ら

春らしい日差しと暖かさが。。。こんな桜が咲く日も近そうです。

投稿者 messiah : 09:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月05日

ピンチを乗り越えられるか? 日本版ストリートペーパー

ホームレスが街頭で1冊200円の月刊誌「ビッグイシュー」を売る姿を初めて目にした時、「すごいビジネスモデルを考える人がいるもんだ」とその立案者に感服したものです。

一般的には、社会から排除あるいは否定されてしまっている人たち。彼らを営業(販売員)として雇用するという発想はどこから生まれたものだろう、と。

時は1967年、冬のイギリス。ジョン・バード氏とゴードン・ロディック氏はエジンバラの酒場で出会い、詩人だった二人は詩の話で盛り上がり、たちまち意気投合します。

その後、化粧品会社を創設して会長となったロディック氏は1990年、ニューヨークで「ストリート・ニュース」という新聞をホームレスから買います。その時、ホームレスがストリートペーパーを街頭販売するビジネスアイディアを思いつきます。

そして、ロンドンでのビジネスの可能性を自社で調査させますが「実現の可能性なし」という結果が返ってきます。

1991年、可能性を信じるロディック氏は旧友バード氏に構想を打ち明けて協力を依頼します。快諾したバード氏はすぐに、ホームレスの人々と対話をはじめます。

その当時は、路上生活者や物乞いをする人の数が増えて、大きな社会問題となっていました。ある日、20歳くらいのホームレスの青年にストリートペーパーを売ってみないか、と質問します。

彼は「売ることかい?物乞いに比べりゃ、何だっていいよ。」と返答します。その一言がバード氏に、このビジネスのスローガンを与えます。「物乞いをするくらいなら、何でもする。」

ホームレスは怠け者で自ら進んで物乞いをしている、と言う人たちに突き返してやれるスローガンを見つけたのです。

ビッグイシューの基本理念は、セルフヘルプだとバード氏は言います。人は自分で成し遂げたという達成感によって自信を得て前向きに生きる力を得る。仕事は人々に生きる力を平等に与える一番のツールであると言います。

ここに、問題の一部となったもの(ホームレス自身が)が問題の解決策を担う(自分の力でホームレスを減らしていく)、というビッグイシューの考え方が誕生するのです。

ホームレスの活動に重きをおく雑誌ではなく、誰もが買い続けたくなる魅力的な雑誌をつくり、ホームレスにはその雑誌の販売に従事してもらうというポリシーで、1991年にバード氏はロンドンで「ビッグイシュー」を創刊し大成功を収めるのです。

1992年にビッグイシュー・ノース、1993年にビッグイシュー・スコットランドが発刊され、さらに1993年にはビッグイシュー・ロンドンが中心となりインターナショナル・ネットワーク・オブ・ストリートペーパーズ(INSP)が創設されます。

現在INSPの事務局はスコットランドにあり、世界各地50以上のホームレス問題に取り組むストリートペーパーが加入し、その年間発行部数は2,500万部にのぼります。

その日本版が発刊されたのが2003年9月。発刊当初はマスコミで取り上げられて第4号までは完売。ところが、順調に行くかと思いきや突然、販売部数が激減してしまいます。いったい何があったのでしょう?

新聞によると、原因は昨年の猛暑。身体をいたわって辞めていく販売員が続出した(140人ほどから100人ほどに減った)結果、現在月々150万~200万の赤字になっています。

販売員は健康保険には入っていないし、長期療養となれば直ぐに死活問題となる。無理をして身体を壊したら元も子もない、ということで脱落していったのでしょう。滑り出しは順調だったが、販売員の体力までは”計算外”だったようです。

発刊元のビッグイシュー日本は、紙面をもっと充実させる他、販売員の健康維持のため医師や社会福祉士の協力でカウンセリング体制を整えて生活面でもサポートしていくと表明しています。

ビッグイシュー日本の佐野社長によると、

販売員が元気に売り、中身も面白くなったと言われるように努力し、壁を乗り越えたい。
とのこと。過去に何があったとしても今を賢明に生き抜こうとする恵まれない人たちのために、佐野社長には頑張ってほしいと思います。

筆者ができる事と言えば(本当は「ご苦労さん」くらいのことを言って)ビッグイシューを買ってあげたいけれど.....やっぱり黙ってお金を差し出して買うのがせいぜいのところでしょうか。

※ 現在、ビッグイシューは東京、千葉、横浜、大阪、京都、神戸が販売エリアです。

投稿者 messiah : 08:04 | コメント (4) | トラックバック

2005年04月04日

ようやく始まったゴミの分別回収

筆者の住む地域でようやく遅まきもいいところだと思いますが、4月から分別ゴミの回収が始まりました。(05/3/16付:大阪人は非協力的?ゴミの分別方法を全区で統一をご参照)
今日はその回収日初日です。

ホームセンターのゴミ箱売り場は、普段は山積みになっている商品がほとんど売り切れています。普通ゴミと容器プラスチックを分けて入れられるように仕切りのあるタイプのものがよく売れていて、ゴミ箱売り場だけ数メートルにわたって何もない、という異様な光景です。

容器プラスチックは半透明の白い袋に入れることになっているのでこのポリ袋も飛ぶように売れているようです。

ゴミは「文明の排泄物だ」と思っていますのできちんと分別して出していきます。(まあ、当たり前でしょうが...)

筆者の住む近隣で既に分別を実施している地域の、ゴミ分別に対する協力率は現在40%程度。ちょっと恥ずかしいですね。

こらっ、もっと協力せい!(偉そうかな)

投稿者 messiah : 09:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月03日

メジャーの年間ホームラン記録が61本に戻る?危機

マーク・マグワイアは1998年、大リーグのシーズン最多となる70本塁打の記録を打ちたて一躍ヒーローになりました。その時、争ったのがサミー・ソーサ(記録66本)です。そして、2001年にはバリー・ボンズが73本という驚異的な記録で塗り変えます。

しかしその後、3人のヒーローには共通の運命が待っていました。薬物使用疑惑です。米ノースダコタ州議会は、大リーグのシーズン最多本塁打記録を1961年の61本(元ヤンキースのロジャー・マリス氏の記録。マリス氏は同州出身)に戻すように大リーグ機構に求める決議を採択しました。

これに対して大リーグ機構は、禁止薬物使用が確認されてもそれまでの記録は剥奪しないと表明しました。薬物使用と記録達成の因果関係の立証が難しいからでしょう。

バリー・ボンズ氏は右ひざの手術のリハビリ中で、薬物使用は否定しているがマスコミからは「サヨナラを言う時だ」とか「破れた夢」と評されて憔悴した生活を送っています。サミー・ソーサ氏も米下院政策改革委員会の公聴会に弁護士を立てて出頭しているし、マーク・マグワイア氏は「過去について話すためにここにいるのではない」と公聴会で発言して薬物使用を事実上認めたと見なされています。

記録というのは選手の進化によって生まれると思います。進化したものは逆戻りさせることはできません。一度作られた記録を逆戻りさせることはマリス氏(1934~1985年)も決して喜ばないでしょう。

日本のプロ野球選手が憧れる大リーグですが、一番心配しているのは他ならぬアメリカの野球少年やファンたちでしょう。大リーグはクリーンスポーツへ進化するための試練の時を迎えています。

※ 薬物には筋肉増強剤ステロイド、テトラハイドロゲストリノン(THG)などがある。

投稿者 messiah : 09:37 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月02日

万博弁当問題でTB続く エイプリルフールかと思った

一昨日に続き、昨日も「万博の弁当問題」でトラックバックを頂きました。聆曜亭の日常-Pensée dans le”Ryoyotëy”さんのこちらと、空を飛べないdanboさんのこちらからです。
(有難うございました)

それぞれの記事を読んでいろんな角度からの見方を知れば知るほど...この万博は”大事なもの”を置き去りにしている気がしてきました。木を見て森を見てきたような発言にはなるまい、と自重していましたが、各方面からの批判が相次いでいることは事実。大事なものとはお客さんに対する心配り、つまり”マインド”です。

それでも個人的には、「過ちを改めるに戸惑うなかれ」ということで、博覧会主催者側は国民の声に耳を傾けて、「××の問題は我々の間違いでした。〇〇の形に変更して対応します」というコメントを出して、土・日を返上してでも早急に対応してほしいと願っています。

なぜなら、いくら批判しようが万博には見どころはいっぱいあり、普通なら楽しい思い出になるはずだからです。遠方からのお客さん、家族連れ、団体旅行、学校の遠足など...考えられる全てのケースでお客さんの利便を考える努力をしたかは疑いの余地が多いけれども、改めるチャンスは今しかない。今ならまだ間に合うと思います。

主催者側に物申します! お客さんが入ってナンボでしょ、と。

投稿者 messiah : 09:04 | コメント (1) | トラックバック

2005年04月01日

ブログの潜在的パワー 万博弁当問題で実感

今日もまた万博の弁当問題にふれますが(他にネタがない?)

昨日、「万博」と「弁当」というキーワードでググってみたところ、トップページに出てきた「花見で一杯」というブログサイトに辛口の記事が...。3/24付の弁当持込禁止で分かった博覧会協会の“主観万博”を読んで、自分とは問題意識は違うものの共通部分があったのでトラックバック(※)を打ちました。

その「花見で一杯」さんから今朝早く、こちらのブログにトラックバックが打たれてきました。「早朝からすごいな」と感心しながら「花見で一杯」さんの記事を順に見ていると、なかなか面白かったので、(つい)RSSリーダー(※)に登録してしまいました。

「万博」と「弁当」というキーワードで検索すると現在115,000件がヒットします。検索結果の上位に出てくる90%以上はブログサイトでした。そのほとんどが、弁当持ち込み禁止への批判です。

今回の弁当解禁の指示で、小泉首相がブログを参考にしたかどうかは不明ですが、ブログが世の中の動きに敏感に反応してその時点での世相をダイレクトに反映していることを痛感した次第です。日本でも、政治家がブログを情報収集の道具にする時代が来ているように思いますね。

※ トラックバックとは?
自分のブログと他人のブログのそれぞれの記事内容に関連性があった場合に、互いにリンクを貼って情報交換、共有することができる仕組み
※ RSSリーダーとは?
ブログには、更新情報や記事の要約をネット上に配信できるRSS配信という機能がある。RSSリーダーは配信されたデータを検索して通知・表示してくれるソフト

投稿者 messiah : 07:58 | コメント (1) | トラックバック