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2005年04月16日

中国の反日暴動 サイバーテロへと舞台をシフト

4/13夜から、警察庁や防衛庁のHPがアクセスしにくくなったと思ったら中国(china)国内のハッカーたちが日本のコンピュータを攻撃するように呼びかけていたことが判明しました。

ある中国語のHPには「本日(4/13)午後8時に日本のサーバー1万台以上を攻撃する」などと書かれてあり、日本へのサイバー攻撃への参加を呼びかけていました。その午後8時に警察庁や防衛庁のHPに接続障害が発生しているので、彼らの仕業だと見られます。

今回の攻撃は複数の発信元から同時に大量データを送付するという手段がとられていました。(D-Dos攻撃:Distributed Denial of Service attacks)

Dos攻撃についてわかりやすい例があります。

例えば、ハッカーが宅配ピザ屋に電話をかけるプログラムを作成したと仮定しましょう。ピザ屋は電話をとりますが、すぐにいたずら電話だとわかります。しかし、このプログラムが何回も電話をかけ続けたとすると、 本来のお客様が電話をしてみても、いつも話し中となり、ピザの注文ができなくなります。 ピザ屋にとっては、営業妨害で売り上げが減り、お客様にとっては、食べたいピザが頼めないことで、どちらも非常に迷惑となります。これが「サービス拒否」であり、DoS攻撃を表現する身近な例と言えます。
by Symantec Security Response

一方、ソニーの中国法人のHPに英文で日本を非難する文章が4/15書き込まれ、ソニーはHP運用を一時停止しています。

4/15になって北京市公安局、上海市公安局などがようやく、反日デモへの自粛を呼びかける発表をしましたが、インターネットの世界までは対象になっていません。(対象にしようにもコントロールできない)

デモ活動が制限されると次は、サイバーテロによる日本への攻撃の可能性が高くなってくると思います。個人のサイトといえどもその対象になります。

現に私の”自宅サーバー”は、D-Dos攻撃ではありませんが、昨日も中国からの攻撃を受けています。下の画面ショットは、市販のファイアウォールソフトが攻撃を防御した後に表示したレポートです。(北京からのアタックです)

こんな攻撃が今後もさらに増加するでしょう。(筆者の場合は、反日暴動前から自宅サーバーが毎週1回は攻撃を受けています)

自分を守るのは最終的に自分しかありません。自分のパソコンを守ってくれるのはファイアウォールとアンチウィルスソフト。貴方のパソコンは準備万全ですか...?

投稿者 messiah : 2005年04月16日 07:09

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