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2005年06月30日

マイクロソフト社の攻勢始まる デスクトップサーチ登場

msnサーチの新聞広告
新聞広告(全国紙)

マイクロソフトだからできる...という気もしますが、

一昔前なら考えられなかった、パソコンの数多くある機能のワンノブゼム(one of them)に過ぎない「検索」という機能を、新聞一面にこんなに大々的にアピールするとは...

まあ、それはさておき、ダウンロードされる方は下のリンクからどうぞ...

MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチを使って文書と電子メールをすばやく検索

インストール後にIE(Internet Explorer)を起動すると、マイクロソフト社の予告通り、IEがタブブラウザになっていました。

また、6/29のエントリーでご紹介した、検索時のクイックアンサーも実現されています。

検索エンジンの開発で「Googleに追いつき、そして追い越す」と宣言したマイクロソフト社の攻勢が始まったようです。

投稿者 messiah : 08:45 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月29日

ビル・ゲイツ氏 検索技術の未来を語る

来日していたマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長は27日、「The Next Generation of Search」と題する講演会を都内で開き、次世代の『検索技術』について語りました。

ビル・ゲイツ氏曰く、「インターネットで必要な情報を見つけ出すのは宝探しのようなものだ」

「求める検索結果を導くために必要な時間は、11分かかると言われている。もしくはあきらめられている」

では、どうすればいいのか?

検索において、従来の「リンク」は究極のソリューションではないと彼は言います。

つまり、検索結果をWebサイトへのリンクという形でリストアップして、クリックすればそのページに移動できる現在の検索エンジンの仕組みは完成形ではない、ということです。

ユーザーがどんなことに関心を持っているか、例えば、カメラの機種名で検索した人は、そのカメラが欲しいのか、持っているカメラのサポートを受けたいのか、といった事をシステム側が理解し、もっとインテリジェントに検索できるようにするべきだ、と力説しました。

現在、マイクロソフト社のmsnサーチは検索結果に対して、リンクではなく、アンサー(回答)を導き出すことに取り組んでいると言います。

例えば、「日本の人口」と検索した際に、情報が掲載されているサイトへのリンクが表示されるだけでなく、検索結果のページのトップに「クイックアンサー」という形で回答が掲載されれば、わざわざページをたどっていく必要がなくなります。

特に、携帯電話向けサイトの検索では、小さい画面を有効活用する意味で「アンサー」が重要視されると述べています。

下図はインターネット上に無数に存在するWebサイトの中から必要な情報を検索する「検索エンジン」を模式化したものです。

インターネット上の情報は地中のマグマに例えられます。マグマは地球に住んでいても火山の噴火でもなければ誰も見ることは出来ません。

情報を得ようとすれば、見えない地中に検索エンジンというシャベルを差し込んで、それらしき情報の集まりを掴みとるしかないのです。

インターネット情報は地中のマグマ

そのシャベルは検索エンジン会社が作った人為的なものなので、完全ではありません。

むしろ、不完全です。だから、本当に知りたい情報は1つに絞れるにも関らず数千、数万の検索候補を道ずれに掘り上げることになるのです。

そこから先は”取捨選択”という人間によるもう1つの検索作業が待っている、という皮肉な結果となります。

先ほどの「日本の人口」で検索した時に、クィックアンサーで回答をページのトップに表示するのもいいのですが、それだけでは、現在なのか江戸時代なのか分かりません。男女の性別では?、統計や推移は?、団塊の世代だけのデータは?...

そう考えると、1つの単語を社会、経済、文化、歴史、データそのもの...といった各種ジャンルに展開して意味を持った「言葉」に変換し、それを素早く拾えるナビゲーションまでを統合した技術が必要なのではないでしょうか。

「単語」を入力すると、それが意味を持つ「言葉」となる...そうなると、「検索」というよりも「抽出」という方が正確かも知れません。

検索エンジンの未来は、シャベルでの『サーチ』からスプーンを使った『ピックアップ』に移り変わっていく気がします。

by MYCOM PC WEB

投稿者 messiah : 09:18 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月28日

IEだけを見ているとこわい ブラウザ戦線異常あり

Webアプリケーションの性能検証を行っている英国SciVisumは、最近半年間でユーザーが急増しているブラウザ「Firefox」を使って、英国内の多数のユーザーの利用が見込まれるWebサイトでの閲覧に問題がないかを調査してレポートを発表しました。(6/22)

その結果、Firefoxでは全く閲覧できないWebサイトが約3%、Firefoxに部分的に対応していなかったWebサイトが約7%に上ったとのことです。

2004年11月から始まったFirefoxのダウンロード件数は衰えを知らず、現在使用中のブラウザの約7パーセントを占めるまでになったとSciVisumは報じています。 多くの専門家は今年中に米国でのシェアが10パーセントに達すると予想しています。

また、ドイツ国内ではインターネットユーザーの4人に1人が、IEではなくFirefoxを好んで利用しているといったデータを紹介し、セキュリティや使い勝手で評価を集めたFirefoxのユーザーが拡大していることを指摘しています。

昨年の秋頃までは全米で94%のシェアを持っていたIEですから、これはマイクロソフト社にとって独禁法の一件以来、最大の事件といえるでしょう。

ところで、FirefoxとIEの互換性は高いとはいえません。

筆者は、ブログの見た目のレイアウトやデザインを作成・変更する場合、全ての作業をFirefox上で行っています。

しかし最終的には、未だに9割近いシェアを持つIE上で、どのようにそれが表示されるかを確認する必要があります。(ついでにNetscapeでも確認します)

HTML言語の中には、IEでしか動かない命令もあるし、同じ命令を使っていても部分的に動作や表示が異なることもあります。

これを吸収するのがけっこう面倒なことは事実です。

例えば、筆者のブログのレイアウトを例にとりましょう。(下図)
IEでは右サイドのさらに外にスクロール用の4つの矢印(赤い楕円で囲んだ)がありますが、Firefoxではスクロールを実行する命令が動かないため、矢印そのものを表示しないようにHTMLの命令文の中で指定しています。

FirefoxとIEの表示比較
Firefoxでの表示(左)とIEでの表示(右)の差異
スクロール用矢印(赤い楕円で囲んだ)はFirefoxでは
動かないので、表示そのものをさせていない。

因みにFirefoxとNetscapeは「完全」か「ほぼ完全」か「かなり」かは知りませんが、互換性があります。

さて、FirefoxとIEの間にはいくつかの点で動作や表示に差異があるため、IEを使用することを前提に作成されたWebサイトは、Firefoxでは部分的におかしな動作や表示をするということになります。

これに対してSciVisumは、ユーザー数が増加の一途をたどるFirefoxへの対応が遅れるならば、Webサイトの運営側に数々の不利益をもたらすことになるだろう。

また、IEに代わるブラウザを使うインターネットユーザーを締め出してしまい、一層多くの利益を失うことになりかねない、と警告を発しています。

筆者もSciVisumの指摘に全く同感です。

「当社のWebサイトはIEでご覧ください」といった能書きは、シェア95%の時の話で、そろそろ通用しなくなる日が近づいている、ということでしょう。

by MYCOM PC WEB

投稿者 messiah : 08:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月27日

目上の人への労いの言葉は「お疲れ様」ではなく...

6月だというのに、真夏並みの高温が続く日本列島。

梅雨前線はどこに行った?というかんじです。

さて、新聞紙面からの拾い読みですが、普段何気なく使っている「お疲れ様です」や「ご苦労様です」という言葉の使い分けについて論評が載っていました。

日本語学の教授によると、「お疲れ様」は共同で成し遂げた仕事などへの労い(ねぎらい)として用いる言葉で、「ご苦労様」は自分のために相手が何かしてくれた行いへの礼として用いる言葉のようです。

しかし、この両者の使い分けは、現在かなり曖昧になっています。

筆者が社会に出たばかりの頃は、誰に教えられたわけでもないのですが、同じ意志を伝える場合、目上の人には「お疲れ様」を使い、自分と同等以下の人には「ご苦労様」を使っていました。

ところが、目上の人への労いの言葉として、現在はほとんど使われていないが、「かたじけなし」とか「かしこし(もったいない)」という言い方が実はあるのです。

上司が会社を退出しようとする姿を見たら、部下のあなたは直ぐさま「部長、今日はかたじけないです」というのが日本語の正しい使い方のようです。

by 朝日新聞(6/27)

投稿者 messiah : 11:22 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月26日

6億4千万人の「レフティ」市場を狙え

洞窟に残っている絵が、左右どちらの手で描かれたか?

出土された土器がどちらの手で作られたか?

こうした考古学データから推測すると、少なくとも5000年前に地球上にいた人間の9割は右利きだった、ということが分かっています。

しかし時代を遡っていくと、200~250万年前の原人類では、右利きは59%しかいなかった。(これは、我々人類の祖先・ホモハビリスの作った石器を調べた結果得られたもので、かなり正確なデータと言われている)

さらにもっと遡ってサル、チンパンジーを研究してみると、さまざまな実験結果から右利きは50%だったことが分かりました。

どうやら、人類が誕生するまで(誕生してからもしばらくの間)は利き手というものはなかったようです。

その後、250~300万年という人類の歴史において右利きが90%に増えていくわけです。

では、なぜ「右利き」が圧倒的に多くなったのか?

埼玉大学・経済学部教授の西山賢一氏によると、人間の道具の発達の歴史と脳の発達が、右利きが増えたことに関係があるといいます。

大脳は右と左、つまり右脳、左脳に分かれていて、右脳は身体の左半分、左脳は右半分につながっています。

感覚、運動といった機能レベルでは、右と左に違いはないのですが、もう少し高度な言語というレベルの機能になると、右脳、左脳ははっきりと違ってきます。

例えば、言葉は右脳に障害があっても話せますが、左脳に障害があると話せなくなります。右半身マヒの人に失語症が多いのもそういう理由によります。つまり、左脳は言語機能をコントロールしているわけです。

そこから一つ言えるのは、人類は言葉の発達に伴い左脳が刺激・強化されていき、それにより右半身の運動能力が発達した、つまり右利きの比率が高まっていったのではないかということです。

つまり、最初は左右両方の手を使って作業をしていたけれど、道具の発達と共に作業が複雑化し、頭の中でいろいろ考えなくてはならなくなった。

それが言語活動を担当している左脳を刺激すると共に言葉の発達を促し、さらに右利きの比率を高めていった、と考えられています。

右利きが圧倒的に多くなった結果、身の回りの道具はほとんどが右利きを基本に設計されるようになりました。

マーケットの考え方からすればそれは正しい。しかし、対象外となった1割の「左利き」はどうなるのか?

増え続けている世界人口(64億人)から見ると、その1割(6億4千万人)の左利き人口は決して小さな数字ではありません。

既に左利き用製品のマーケットはありますが、近い将来、6億4千万人の「レフティ」市場をターゲットにしたビジネスが本格的に始動するかも知れない。

それは、もはや"ニッチ"とはいえないからです。

by at home こだわりアカデミー

投稿者 messiah : 09:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月25日

「じゃん」には1000年の歴史があった


と   く る 本 こ   す を し で 葉 例   言 な ┐
こ   あ と 語 の   ゜ す て す の え   葉 若 日
ろ   り し の よ     る ┐ が 可 ば   └ 者 本
が   ま て 正 う     の 逃 ` 能 `   が 言 語
`   す 否 し な     が げ そ 形 ┐   あ 葉 の
こ   ゜ 定 い 省     ┐ れ の は 逃   り の 乱
の     的 言 略     ラ る 中 ┐ げ   ま 一 れ
┐     な 葉 し     抜 └ の 逃 る   す つ └
ラ     見 使 た     き と ┐ げ └   ゜ に と
抜     方 い 表     言 い ら ら と     ┐ さ
き     が に 現     葉 う └ れ い     ラ れ
言     根 反 は     └ 表 を る う     抜 が
葉     強 す 日     で 現 外 └ 言     き ち


  っ を す   ? 長 駐 て あ   ど   ま 学 `└
  た 疑 る   └ ` 車 車 る   う   す 部 と に
  ゜ う と   と あ 場 を 会   し   ゜ 教 東 は
    の 部   言 そ を 運 社   て     授 京 実
    か 長   い こ 見 転 の   か     の 外 は
    ! は   ま に つ し 部   ・     井 国 相
    └ ┐   す 停 け て 長   ・     上 語 当
    と 私   ゜ め た い が   ・     史 大 に
    怒 の     ら 部 た 部   ?     雄 学 歴
    っ 運     れ 下 と 下         氏 ・ 史
    て 転     ま が こ を         は 外 が
    し 技     す ┐ ろ 乗         い 国 あ
    ま 術     か 部 ` せ         い 語 る


  い ラ 誤   で れ ` す 言 し   に ┐ 意 な 部
  い 抜 解   き ま 尊 る 葉 か   聞 停 味 り 下
  場 き を   る す 敬 場 └ し   こ め で ま に
  合 └ 生   ゜ か を 合 を `   え る 言 す し
  が を ま     └ 表 は 使 こ   て こ っ か て
  あ 使 な     と す ┐ え の   し と た ? み
  る っ い     区 場 停 ば 場   ま が の └ れ
  ゜ た た     別 合 め ` 合   っ で に と ば
    方 め     す は れ 可 に   た き ` い ┐
    が に     る ┐ ま 能 ┐   の る 部 う お
    む は     こ 停 す を ラ   で か 長 尊 停
    し `     と め か 意 抜   す ? に 敬 め
    ろ ┐     が ら └ 味 き   ゜└ は の に


三 入 ┐   全 ぼ 方 と さ 横   な わ や 一 メ ┐
〇 っ ・   国 る の い れ 浜   の じ 中 〇 リ ラ
年 て ・   に よ 方 う て の   で わ 国 〇 ッ 抜
し き ・   再 う 言 表 い ┐   す と 地 年 ト き
か て じ   発 に で 現 る 浜   ゜ 全 方 も が 言
経 か ゃ   信 し ` も ┐ っ     国 で 前 あ 葉
っ ら ん   さ て 東 ` ・ 子     に 生 か り └
て は └   れ 関 海 元 ・ └     広 れ ら ` に
い ま は   ま 東 道 々 ・ の     が ` ` そ は
ま だ `   し に を は じ 代     っ そ 中 れ 実
せ 二 東   た 入 さ 東 ゃ 名     た の 部 ゆ 用
ん 〇 京   ゜ り か 海 ん 詞     よ 後 地 え 上
が | に     ` の 地 └ と     う じ 方 に の


        ょ を 便 い 史 新   続 言   だ 年 `
        う 促 性 く の し   け 葉   と 近 語
        ね 進 ∨ た 中 い   て も   い く 源
        ゜ す と め で ┐   い 長   う 変 ま
          る 地 に 生 言   る い   か 化 で
          ∨ 理 は き 葉   ゜ 歴   ら を た
          が 的 ` 残 └     史   驚 続 ど
          必 優 実 り が     の   き け れ
          要 位 用 ` `     中   で て ば
          な 性 価 広 淘     で   す い `
          の ∧ 値 ま 汰     変   ゜ る 実
          で 普 ∧ っ の     化     言 は
          し 及 利 て 歴     を     葉 千

by at home こだわりアカデミー

投稿者 messiah : 12:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月24日

ソフトバンクの拡大基調路線に苦言を呈した男

日本語は元来、縦方向に読み書きすることを前提としている言語だと思います。そうであれば、ウェブも縦書きが読みやすいのではないかと思っています。

しかし、外国文化によって横書きにも慣れ、違和感なく処理できる日本人は「縦横無尽」な民族といえるかも知れません。

...と言うことで、その時の気分によって、今後も縦だったり横だったりすることがありますのでご了承ください。

尚、縦書き表示している他のウェブサイトをご存知の方、よろしければinfo@go1by1.comまで、そのURLをお知らせください。(筆者はまだ見たことがありません)


っ 声 不 長 例   何 逆   ャ 業   で し 一   株
た が 振 と え   時 に   ン 績   も た 昔   主
そ 多 の し ば   間 業   シ の   な も 前   総
う く 理 て `   も 績   ャ 上   い の は   会
で て 由 説 ソ   か の   ン が   よ で 一   の
す ` を 明 ニ   か 振   で っ   う す 定   シ
゜ さ 追 を |   る る   三 て   で が 日   |
  す 求 し は   ゜ わ   〇 い   す ` に   ズ
  が す た 出     な   分 る   ゜ 最 一   ン
  の る が 井     い   で 会     近 斉   で
  彼 株 ` 氏     会   終 社     は に   す
  も 主 業 が     社   了 は     そ 開   ゜
  謝 の 績 議     は   ゜ シ     う 催    


つ 者 好 | ロ っ 表 二   ン 画 ク 総 二   そ  
頃 か な ビ | た の 〇   デ で の 会 〇   し  
で ら 数 ッ を が 孫 〇   マ 見 ホ の 〇   て  
す ┐ 字 ト 示 ` 氏 四   ン れ | 一 三   `  
か 黒 で デ す 実 は 年   ド ま ム 部 `   ソ  
? 字 あ ィ E 質 三 の   配 す ペ 始 二   フ  
└ に る | B 的 期 株   信 ゜ | 終 〇   ト  
と な と エ I な 連 主   ∧ ジ を 〇   バ  
い る 力 | T キ 続 総   ∨ 株 に ソ 四   ン  
う の 説 D ャ 赤 会     主 行 フ 年   ク  
質 は し ∨ A シ 字 で     総 け ト の   ゜  
問 ` ` は ∧ ュ に `     会 ば バ 株      
に い 記 良 イ フ な 代     オ 動 ン 主      


点 し 況 黒 と て / か 孫   の そ   い よ ┐ 対
を て へ 字 し い 二 は 氏   ソ れ   ま う そ し
突 い の 化 て な 三 ホ が   フ か   し な れ て
っ る 不 が ・ い 現 | ど   ト ら   た ニ ほ は
込 よ 満 先 ・ ∨ 在 ム の   バ 一   ゜ ュ ど 明
ま う が 送 ・ で ` ペ よ   ン 年     ア 先 言
れ で 株 り 新 確 ま | う   ク 経     ン の を
た ` 主 さ 聞 認 だ ジ な   株 過     ス 事 避
よ 孫 の れ に し ア の 説   主 し     で で け
う 氏 間 て よ て ッ 動 明   総 た     回 は な
で も で い る も プ 画 を   会 `     答 な が
す そ 鬱 る と ら さ ∧ し   ゜ 今     し い ら
゜ の 積 状 ` う れ 六 た     年     て └ も


こ   き て く 続 が 孫   線 式 バ と 補 足 株  
の   └ で な け ら 氏   に 会 ン こ 足 で 主  
総   と も る る も の   苦 社 ク ろ 的 き の  
会   語 〇 ゜ と ` 方   言 ・ ・ ` に な 中  
を   っ 六 先 投 ┐ 向   を C イ あ 役 い に  
最   た 年 行 資 い 性   呈 E ン の 員 人 は  
後   よ 度 投 家 つ は   し O ベ 北 が も 孫  
に   う は 資 は ま 正   た ∨ ス 尾 意 い 氏  
北   で 黒 を つ で し   の が ト 氏 見 た の  
尾   す 字 多 い も い   で 孫 メ ∧ を よ 説  
氏   ゜ に 少 て 赤 と   す 氏 ン ソ 述 う 明  
は     す や こ 字 し   ゜ の ト フ べ で に  
ソ     べ め な を な     路 株 ト た ` 満  


  ま └ 生 ` 有 北   わ し こ   結 も ト ` フ
  す が じ 基 す 尾   け て れ   対 ソ バ 自 ト
  ゜ 生 た 本 る 氏   で 経 か   象 フ ン 身 バ
    ま ┐ 方 価 と   す 営 ら   か ト ク が ン
    れ 意 針 値 孫   ゜ し は   ら バ ・ C ク
    て 志 の 観 氏     て グ   外 ン イ E の
    い の 乖 を と     い ル   れ ク ン O 取
    る ぶ 離 持 の     く |   る グ ベ を 締
    よ つ か ち 間     こ プ   ゜ ル ス 務 役
    う か ら な に     と か     | ト め を
    に り 徐 が は     に ら     プ メ る 退
    思 合 々 ら `     な 独     の ン ソ 任
    い い に も 共     る 立     連 ト フ し


  が ま   は 命 さ   ま て る 短 孫   い ┐ 今
  ・ あ   回 も   す く 勇 所 氏   る 物 の
  ・ `   避 を な   ゜ る 気 を の   の 申 ソ
  ・ 余   で 辿 い     事 あ 冷 拡   か す フ
    計   き る と     を る 静 大   疑 人 ト
    な   な 危 ┐     期 ハ に 基   問 └ バ
    お   い 険 あ     待 | 判 調   で が ン
    せ   で 性 の     し ド 断 路   す 北 ク
    っ   し を └     た コ し 線   ゜ 尾 で
    か   ょ 長 翼     い ア て の     氏 `
    い   う 期 竜     と 進 長     以 孫
    で   ゜ 的 の     思 が 言 所     外 氏
    す     に 運     い 出 す と     に に

投稿者 messiah : 09:16 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月23日

ゾウの時間 ネズミの時間 ヒトの時間


度 さ   で で ど   て 調 い 本 ン 本   す 生 ┐ 十
講 て   す い こ   行 し ゜ は グ を   ゜ 物 ゾ 年
談 `   ゜ る に   き て だ ` の 薦   ∧ 学 ウ ほ
社 こ     の ┐   ま い か マ 重 め   中 | の ど
出 の     か マ   し ま ら | 要 た   公 └ 時 前
版 変     ` |   た し ` ケ な 人   新 と 間 の
文 な     筆 ケ   ゜ た と テ ヒ は   書 い   こ
化 題     者 テ     が に ィ ン `     う ネ と
賞 名     は ィ     ` か ン ト ┐   本 本 ズ ゜
・ の     未 ン     結 く グ が こ   川 を ミ あ
科 本     だ グ     局 読 そ 隠 の   達 読 の る
学 で     に の     何 め の さ 本   雄 ん 時 人
出 す     謎 ヒ     も ! も れ に   著 だ 間 か
版 が     を ン     語 └ の て は   ∨ こ   ら
賞 `     抱 ト     ら と と い マ     と | 薦
を 平     え └     ず や 言 る |     が サ め
受 成     た が     に た っ ゜ ケ     あ イ ら
賞 五     ま 潜     去 ら て こ テ     り ズ れ
し 年     ま ん     っ 強 い の ィ     ま の て


  ` は 〇 に そ   周 例   |   本   大 著   て
  そ 〇 ・ 六 れ   期 え   動   川   学 者   い
  し ・ 一 〇 に   と ば   物   氏   院 の   ま
  て 二 秒 〇 対   呼 `   の   は   ・ 本   す
  ゾ 秒 し 回 し   ぶ 心   時   こ   生 川   ゜
  ウ ` か か て   が 臓   間   う   命 達    
  だ ネ か ら `   ` が   は   言   理 雄    
  と コ か 七 ハ   ヒ 一   体   い   工 氏    
  三 で り 〇 ツ   ト 回   重   ま   学 は    
  秒 〇 ま 〇 カ   の ド   の   す   研 現    
  か ・ せ 回 ネ   場 キ   一   ゜   究 在    
  か 三 ん ゜ ズ   合 ン   /       科 `    
  る 秒 ゜ 一 ミ   は と   四       の 東    
  そ ` 普 回 な   お 打   乗       教 京    
  う ウ 通 の ど   よ つ   に       授 工    
  で マ の ド は   そ 時   比       で 業    
  す で ネ キ 一   一 間   例       す 大    
  ゜ 二 ズ ン 分   秒 を   す       ゜ 学    
    秒 ミ に 間   ゜ 心   る              


ウ 例   る 倍 こ 時   く 周 つ   か に 重 重 血 他
で え   と 長 と 間   り 期 ま   っ 比 く と 液 に
は ば   時 く は が   〝 も り   た 例 な の 循 も
体 `   間 ゆ ` 体   し 呼 `   の し る 関 環 呼
重 三   は っ 体 重   て 吸 体   で て に 係 な 吸
が 〇   一 く 重 の   い も の   す 時 つ を ど `
一 g   ・ り が 四   る 筋 サ   ゜ 間 れ 考 の 腸
〇 の   八 に 二 分   と 肉 イ     が ` え 生 の
万 ハ   倍 な 倍 の   い の ズ     長 だ て 理 蠕
倍 ツ   ゆ る に 一   う 動 の     く い み 活 動
違 カ   っ ゜ な 乗   こ き 大     な た る 動 ∧
い ネ   く 体 る に   と も き     る い と の ぜ
ま ズ   り 重 と 比   で 何 い     と そ ` 時 ん
す ミ   に が 時 例   す も 動     い の ど 間 ど
か と   な 一 間 す   ゜ か 物     う 四 れ を う
ら 三   る 〇 は る     も ほ     こ 分 も 計 ∨
` t   ゜ 倍 一 と     〝 ど     と の 体 り 運
時 の     に ・ い     ゆ `     が 一 重 ` 動
間 ゾ     な 二 う     っ 心     分 乗 が 体 `


そ   着 同   ミ 仮   て い 逆   て っ だ   一 は
う   き じ   ` に   こ な に   生 立 か   八 一
い   ま 高   ゾ `   の く ゾ   き っ ら   倍 八
う   す さ   ウ 木   世 な ウ   物 て `   ゆ 倍
意   ゜ か   を の   に る か   だ い ネ   っ 違
味     ら   同 上   い わ ら   ろ る ズ   く い
で     落   時 か   る け ネ   う だ ミ   り `
は     と   に ら   の だ ズ   か け か   だ ゾ
す     せ   落 `   か か ミ   ` で ら   と ウ
べ     ば   と リ   ` ら を   と 動 ゾ   い は
て     ど   し ン   気 ` 見   感 か ウ   う ネ
に     れ   ま ゴ   に ネ た   じ な を   こ ズ
同     も   す `   も ズ ら   る い 見   と ミ
じ     同   ゜ 鉄   し ミ `   ゜ ゜ た   で に
物     時     の   て な ピ     こ ら   す 比
理     に     塊   い ん ュ     れ `   ゜ べ
的     地     `   な て ッ     は た     時
時     面     ネ   い 果 っ     果 だ     間
間     に     ズ   ゜ し と     し 突     が


  も と   っ の い   こ る 一   考 う 落 し   が
  体 こ   て ` ず   と 間 方   え ! ち か   流
  重 ろ   い ゾ れ   に に `   て └ る し   れ
  の で   い ウ に   な ド ゾ   い な 落 `   て
  一 `   ゜ に し   る ス ウ   る ん ち ネ   い
  / 動     は て   の | は   か て る ズ   る
  四 物     ゾ も   か ン ┐   も 言 落 ミ   ゜
  乗 の     ウ そ   も と あ   し い ち は    
  に 生     の の   し 落 れ   れ な る 落    
  比 き     時 間   れ ち ぇ   ま が 落 ち    
  例 る     間 `   な て ?   せ ら ち て    
  す 時     が ネ   い そ └   ん ` る い    
  る 間     流 ズ   ゜ れ な   ゜ い ・ る    
  と `     れ ミ     で ん     ろ ・ 間    
  い つ     て に     お て     ん ・ に    
  い ま     い は     終 思     な ど ┐    
  ま り     る ネ     い っ     こ う あ    
  す 寿     と ズ     っ て     と し っ    
  ゜ 命     言 ミ     て い     を よ `    


  ヒ さ   も 一   な も 間 ミ ウ ハ   に が 期 哺
  ト て   同 生   る ま の よ は ツ   一 出 で 乳
  の `   じ を   ゜ っ 単 り 七 カ   五 る 割 類
  寿 一   ? 生     た 位 ず 〇 ネ   億 ゜ っ の
  命 五   と き     く と っ 年 ズ   回 つ て 場
  は 億   い た     同 し と 近 ミ   打 ま み 合
  ど 回   う と     じ て 長 く の   つ り る `
  れ と   こ い     長 考 生 は 寿   と ` と い
  く い   と う     さ え き 生 命   い 哺 ` ろ
  ら う   で 感     だ る な き は   う 乳 ┐ ん
  い 心   し 覚     け な の る 二   計 類 一 な
  に 拍   ょ は     生 ら だ か |   算 の 五 動
  な 数   う `     き ` が ら 三   に 心 億 物
  る か   か ゾ     て ゾ ` ` 年   な 臓 └ の
  の ら   ゜ ウ     死 ウ 心 ゾ `   り は と 寿
  か す     も     ぬ も 拍 ウ イ   ま 一 い 命
  ? る     ネ     こ ネ 数 は ン   す 生 う を
    と     ズ     と ズ を ネ ド   ゜ の 数 心
    `     ミ     に ミ 時 ズ ゾ     間 字 周


  っ 命 ∧   だ 代 つ つ   の が 縄   ┐   で 本
  た す そ   っ に く ま   か あ 文   へ   す 川
  の る う   た バ っ り   も り 人   ぇ   ゜ 氏
  か も 言   と ト て 太   知 ` の   |     に
  も の え   想 ン ` 古   れ 本 寿   !     よ
  ∨ が ば   像 タ あ の   な 来 命   └     る
    多 `   さ ッ る 昔   い の は         と
    い 魚   れ チ 程 は   の ヒ 三         `
    ゜ や   る し 度 `   で ト 一         わ
    人 昆   の て 子 一   す の 年         ず
    間 虫   で 終 育 五   ゜ 寿 だ         か
    も な   す わ て |     命 っ         二
    そ ど   ゜ り を 一     も た         六
    の は     ` し 六     そ と         ・
    昔 産     と て 歳     の い         三
    は 卵     い ` で     く う         年
    そ 後     う 次 子     ら 推         だ
    う に     循 の 供     い 測         そ
    だ 絶     環 世 を     な 値         う


ら プ 種   う れ 人 筆   な い 割 生   └ み 世 そ
孫 ロ を   に た 間 者   意 寿 が 物   を れ 代 う
へ セ 保   考 生 だ は   味 命 終 学   送 ば を す
` ス 存   え 命 け `   が を わ 的   っ 特 生 る
世 に す   ま └ が 地   あ 天 っ な   て に 産 と
代 お る   す で 特 球   る か た 役   い 意 す `
か い た   ゜ あ 別 史   の ら 後 割   る 味 る 子
ら て め     る な 以   か 与 も を   と を わ 育
世 ・ に     ` 機 来   ? え ` 終   い 持 け て
代 ・ 命     と 会 の     ら そ え   う た で を
へ ・ を     い を 全     れ れ た   こ な も 終
と 親 繋     う 与 て     て ま 現   と い な っ
` か い     観 え の     い で 代   に ┐ く た
累 ら で     点 ら 生     る の 人   な お ` 人
積 子 い     か れ 命     こ 数 が   り ま 生 た
さ へ く     ら た の     と 倍 `   ま け 物 ち
れ ` 様     次 ┐ 中     に も そ   す の 学 は
た 子 々     の 選 で     ど の の   ゜ 人 的 `
┐ か な     よ ば `     ん 長 役     生 に 次


  ま い 継 ∧   生 ` そ   ン 料 鮮 祖   て こ 種
  せ 寿 承 天   命 他 ん   タ 理 魚 父   今 と の
  ん 命 の 地   └ の な   ッ の の は   日 で 知
  ゜ を た 創   な 動 ┐   チ コ 見 子   ま ` 恵
    与 め 造   の 物 知   が ツ 分 に   で 人 └
    え に の   だ と └   繰 を け 包   栄 は を
    た 神 神   ろ は の   り 伝 方 丁   え 地 バ
    └ は が   う 異 継   返 え を の   て 球 ト
    ` ` い   な な 承   さ て 説 使   き 史 ン
    と ┐ た   ` る が   れ い き い   た 上 と
    し ヒ と   と ` で   る く ` 方   と 唯 し
    か ト す   思 特 き   ゜ ・ そ を   思 一 て
    言 に れ   い 別 る     ・ し 教   う の 渡
    い だ ば   ま に 人     ・ て え   の 知 し
    よ け ∨   す ┐ 間     知 孫 `   で 的 繋
    う 特 ┐   ゜ 選 は     恵 は 子   す 生 い
    が 別 知     ば や     の 曾 は   ゜ 命 で
    あ に └     れ は     バ 孫 孫     と い
    り 長 の     た り     ト に に     し く


                          く の ど ど し
                          こ ┐ の の か
                          と 知 倫 社 し
                          に └ 理 会 最
                          大 の 感 環 近
                          い 継 の 境 に
                          に 承 変 の な
                          危 を 化 変 っ
                          機 妨 が 化 て
                          感 げ ` ` `
                          を た よ 偏 核
                          感 り り 重 家
                          じ ` 良 し 族
                          ま 断 く た 化
                          す 片 生 個 や
                          ね 化 き 人 少
                          ゜ し る 主 子
                            て た 義 化
                            い め な な

by at home こだわりアカデミー

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2005年06月22日

円周率3.14のさらに下は詩で憶える

(A) 牛乳パックの体積は955.5立方センチメートルしかないのに、なぜ1,000ミリリットルの牛乳が入るのか。

(B) 多人数でじゃんけんをする時は、パーを出し続けると有利。

(C) 1対1でじゃんけんをする時には、「あいこ」になった時に、その手に負ける手を次に出すと勝率が高い。

これらは、東京理科大学・理学部教授の芳沢光雄氏の著書「ふしぎな数のおはなし」に登場します。

芳沢氏によると、日本は江戸時代に識字率が世界一だった、と言います。

数学も世界トップレベルだったらしく、18世紀の初めには円周率を42桁まで正確に求めていた日本人がいたという記録があるそうです。

ところが現在は、有名大学でも分数の通分ができない学生が1割もいるそうです。

その元凶が、「ゆとり教育」と称して高度経済成長期以降、学習時間や内容を削ったことにある、と言います。

「ゆとり教育」が始まって、日本の数学のレベルは外国と比べて確実に差が開いています。

例えば今、コンピュータのプログラム開発の世界でインドの人達が大活躍している一方で、日本人で活躍している人はそれほど多くいません。

その背景には、インドでは小学校5年生で4桁の掛け算を教えていますが、日本では3桁の掛け算さえ教えていない、というような差があります。

本当に「ゆとり」がほしかったのは教える側ではないか、という皮肉も聞こえてきます。

筆者の時代は(かなり前です^^;)、円周率は中学1年生の始めの頃の授業で、少数点以下30桁まで暗記させられました。

それを今だに憶えている、というか、忘れることが出来なくなってしまいました。

当時の数学担当の先生が、円周率の暗記方法を物語調にして教えてくれたのですが、これが面白くて、たちまち憶えてしまったのです。

子供たちは大人が考えているよりもっともっと物事を吸収できる。大人の頭で想像して限定してしまったことに問題があったように思います。

円周率の記憶詩に興味のある方は続きをどうぞ...

by at home こだわりアカデミー

円周率の少数以下1000桁の記憶詩  作者:村松芳子氏

産医師異国に向こう 産後厄無く産婦み社に 虫さんざん闇に 鳴くころにや
3.14159265 3589793238462 6433 832 79 5028
 
弥生も末の七日 あけむつのころ 草の戸をくぐるに 皆いつかはと 小屋に送る
841 9 7  16 93  99 37510 58209
 
仲良くせしこの国去りなば 医務用務に病む 二親こそ悔やむに やれみよや
74944 592 3078 16406286 20899862 80348
 
不意の惨事とこそ 世にいうなれ
25  3 421170
 
むなしくやしき不意の死は 親にはむごい惨事にや 文読む虫なれ 草葉よし
679 8  2148 08651328 23066470 93844
 
労苦いとわぬ孝行や 夫婦とみたり一つなり
60955058 22 3 17
 
不意の惨事は いつかくるよと親はいう 早よとは言うな よい頃に
25 3 5 940812 8481117 4 502
 
弥生は 末の 七日行く 都に行くとここまでも 酷務をせしむに にくらしや
84102 7019 385211055 596 4462 2948
 
苦しい心をよく見つめ お宮へ行くと 虫 死にて 葉はとうに朽ちて無し
9 5 493 03819 6442 8810 9 7
 
[衣 濃く 再三再四 無理言うや夜となる頃 夜半にさんざん]
56659 3344 6 128 47 56 48233
 
[悩むほど悩み 色濃に なるという] を 一句 置く ハイ終わり
786  7831652 7120 19 09 1

夜毎の虫や ころろころ 文読む御身よ 病む人を よろこばしむる 道踏むや
45648 5669 2346034 8610 454 326
 
虫やに人やに さんざんと 草の戸に群れ 何をかを 申すによくぞと 医師いうなり
64821 33 9360 72 60249 14127
 
皆伏して 小屋に並ぶ ムムと無言
3724 58700 6606
 
身一つにて心細し 早や人なつかし 早や人恋ふに
31  55 88174 88152
 
「奥に奥 無理にや 次の国に来よ 奥に人無し 人混みもなし
09209 628 29254 0917 153
 
虫見つむるな 薬草に 心配れば 見つむれば 一草一草 心して見ろ 笹を分け
64367 892 5903600 11 330 530
 
いつか良い 葉はみずからを 匂はしむ
54 88 2046
 
はるか 向こうに一宮よ 一つ詠む句は この一句 よいできなれば 心地いい
  6521384 1469 519 41 511
 
「労苦浸み 身は粉になれ 身も粉に 刻苦刻苦と行くぞ この身は」
60943 3057270 3657 595919 530
 
国の人や 無理言うな 宮に行く身に 無理言うな
9218 6117 381932 6117
 
草の戸 恋しや この世は同じ 読む文もなく 酌む酒に 鮒良く 頃は夏となる
93105118 548074 462379 96 2749 567
 
身心初めて 晴れ渡り イナゴと鮒に 夜は暮るる
351 88 575272 489
 
「日に鮒と 草葉一葉が 身にはいい」と 旧くから よく言う
 1227 93818 3011 9 4912

悔やみみむ 波見つむるに 夜夜思う 衣の染みは やむなきに いざくよくよと
98336  73362    4406  566430   8602   139494

申さんぞ 苦しい心にふたをして 涙無い句をなお二つ
63   952  24    737190 702

人無くば もっと句を詠み なにしおう 七つの沖に 漕ぎいでてみよ
1798  60943    702   770   53

国の人よ なれを否むに この身をば否むな 恋う身 やよむなしやも
921   7176 2   93  1767  523  846748

一夜読むなり 百(もも)の句を 読めばいつしか瞳に輪 ちらつく頃や日に何度
18467   669    40 5  1320  00  568127

医師は恋う者 見つけたり 心ははやるに なかなかや こんな難問 意味読むに
14 526   3   56082   778   577   1342

何と困難 難題や 苦労の末に 人並みに 睦みなごみて 一つとなる
757   78  9609   173  637    17

花に人にと 詠むや良し 奥に老いゆく 夫婦良く いつも味噌汁 実はおいしい
872 1   46844  09 01   2249  5  34  3014

向こう三軒仲良くて 小屋にはいつも 皆集う 驕れるなくに 鮒で酌む
65   49   585    37 1  050792  2796

薬草に いつしか薬酒に 身心酔うて 皆一句 苦しい頃は 日々二人 
892  5  892  3542   019  956   11 2

明けても暮れても二人なら 一つの苦労も やむように みよ よい春となりにけり
12  90  2   1  960     8640  34  418

以後苦しみは意味無きに 「苦難無し 七色に見ゆ 湧く雲は」
15 98  1362   9774  7713   09960

この人花を何よりも 日々に見つめて良い気分 苦労(9が6個)はみんな 福と
51   87072      1134             999999     837    2 97

なる 晴れて良く 曇ればこれも天(10)国なり 実一つ成り 実二つ 葉の色黒
    8049     9   5   10597      317      32  816096

み 実の色は濃く これには夜夜のご苦労が 夜毎見回り ヨトウ虫 来れば 
   31859      502   44   59     455 3    46   908

身を裂き虫を裂き いつも夫婦で見回れば 親に いつ身を見せしむや 頃は3
30  2  64  2    5   22   3     082   53    3446856 3

月中の頃 二人は無理に行くとする 弥生の日々は 早 中の七日も とうとう
  5     2   6   19       3   11    88  17101000

過ぎぬべし 再三悩み 花恋うや やんごとやなきこと さんざんに 親をみる
        313 783  87528    8658    75     332  08  38

のは 医師には無理 否いな 難務こそ 医師の任務なれ 見ろ残酷や 不意に
    1420   6  1717   766 9   14     7    30 35982534

見よ 急に親は死に給う 花いつくしむ母なりき 産医異国にある頃に 病む身
    9  0   42     87 5546    87     31  159    562  863

となれば 母には治る見込みなや 永う苦しみ 永う生くこそ難儀なれ 葉ひと
      882     35378     75  93    75 19  5  77   8 18

葉 いつしかなくなるや 親は この身にもういない 夫婦喪がはれ 桃1本 
   5     77    80   53 2       171    22  6  8066 1

見ては 一句の二人なり 「花は桃 いつも変わらぬ 心なり いつもの心で 
300    19   27      87 66  111        9    59

奥に医務しに」 を 一句 吐く
092 1642     0  19   89


【冒頭の問題の解答】

(A) 牛乳パックの体積は955.5立方センチメートルしかないのに、なぜ1,000ミリリットルの牛乳が入るのか。

牛乳が入ることによって直方体の側面が膨らむからなのですが、そこまで計算に入れて牛乳パックが作られている、というのがこの話のポイント。

(B) 多人数でじゃんけんをする時は、パーを出し続けると有利。

実際に700人以上に11,567回じゃんけんをしてもらって調べた結果、グーが4,054回、パーが3,849回、チョキが3,664回という結果が出た。良く出るグーよりも強く、あまり出ないチョキよりも弱いパーを出すといい。

(C) 1対1でじゃんけんをする時には、「あいこ」になった時に、その手に負ける手を次に出すと勝率が高い。

グーとグーであいこになった場合、相手は次にパーかチョキを出す可能性が高いので、グーに負けるチョキを次に出せば勝ちか、悪くても引分けで済む。

投稿者 messiah : 08:41 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月21日

丸いものが四角く~く変身

四角いメロンメロンは丸いもの、その常識を覆す四角いメロンを作ったのは、愛知県田原市の渥美農業高等学校の学生でした。

全国有数のメロン産地である渥美半島の特産物として、メロン生産の活性化、産地復活を目指したそうですが、平成16年度・高校生技術アイデア賞の優秀賞を受賞しました。

四角いスイカさて、スイカもメロン同様丸いものと決まっていますが、こちらも常識を覆す四角いスイカが四国・香川県善通寺市から今年も出荷されます。

地元農家が25年前に考案し、現在は8戸が約800個を生産しているとのことです。

丸いスイカの実を特製ケースに入れて20日ほど寝かせると、19センチ四方、約6キロの立方体に変身します。

1個1万円~1万5千円位で、装飾・贈答品、輸出向けとして需要があるそうです。

by YOMIURI ONLINE
豊橋市・高校生技術アイデア賞 平成16年度入賞作品

投稿者 messiah : 08:28 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月20日

DNAに書き込まれた”老い”と”死”のプログラム

今から2200年ほど前、中国を統一して絶大な権力を持った秦の始皇帝は、天下統一後、「永遠の命を得たい」と願うようになり、家来たちに不老不死の薬を探させます。

その頃、徐福(じょふく)という男が東海に不老不死の薬があり、自分が行って探してくると進言し、始皇帝は大いに喜んで、徐福に言われるまま、巨大な船と莫大な財宝と大勢の若者を与えて東海に送り出します。

東海というのは日本のことです。昔の中国人は日本に不老不死の薬があると信じていたようです。

しかし、徐福は二度と戻らず、始皇帝は熱病におかされて52歳で亡くなります。

不老不死の薬は権力者である皇帝にとって求めて止まぬもので、中国の歴代皇帝はいつの時代にも各地を探し回ったとのことです。

さて、それから2200年もの時が経過した現代、識者の間で「不老不死」の議論が大真面目に行われているようです。

ニュージャージー州立医科大学のドナルド・ルリア教授は、細胞や遺伝子の操作、そしてナノテクノロジーの進歩によって、人間は将来、これまで寿命の限界とされてきた年齢よりはるかに長く生きるだろうと述べています。

「10年前にSFだったことが、今はもうSFではない」

「昨今の劇的で急激な技術発展のおかげで、人間は120歳から180歳まで生きられるようになるだろう。一部の専門家は寿命に限界はなく、200歳、300歳、あるいは500歳まで生きられると主張している」と語っています。

しかし、老化を専門とする多数の科学者たちは、この主張には懐疑的です。人間の体は120年以上も持つようには作られてはいない、と彼らは言います。

生活スタイルが健康的になり、病気が減ったとしても、脳などの器官の機能停止が、結局人間に死の運命をもたらす、というのが大方の科学者の意見です。

不老長寿は昔からの人類の夢。しかし、年老いて死を迎えることは、実は生まれる前から、すでに遺伝子(DNA)の中にその計画が書き込まれていることが、これまでの研究でわかっています。

人は精子と卵子が結合した一つの細胞(受精卵)から出発し、細胞分裂をくり返して約60兆個の細胞となり、赤ちやんの形で生まれてきます。

細胞が分裂できる回数は生物の種類によって決まっており、人の場合では約50回なのです。

細胞の中のDNAの両端には「テロメア」と呼ばれる部分があり、細胞が一回分裂するたびにその一部が切り取られてDNAが短くなっていきます。

このため、テロメアは「細胞分裂の回数券」ともいわれています。

そしてテロメアは、DNAの真ん中にある大切な遺伝情報が切り取られないように、50回の回数券を使いきると分裂をやめる仕組みになっています。

だから、人は無限の命を持つことができないのです。回数券を使い果たした細胞は「老化細胞」となります。

細胞の老化を進めるもう一つの因子は、「活性酸素」です。

呼吸中に、非常に化学反応をおこしやすい活性酸素が体内にでき、細胞の中の遺伝子に衝突して傷をつけていきます。これが老化です。

さらに、この活性酸素は、細胞分裂のときにテロメアの消費を大きくすることも知られています。

人のように酸素呼吸する生命体は、活性酸素による内部からの老化の宿命を初めから背負っているのです。

現在、テロメアと活性酸素の2つが、老化と寿命をほぼ決めていると考えられています。

大きな病気もせずに、全身の細胞がこの回数券を上手に使い切ることができると、だいたい120歳ぐらいが「天寿」となるということです。

フランスのジャンヌ・ルイーズ・カルマン氏が1997年に122歳で亡くなった。これが人類最長寿記録であることは、120歳あたりが「天寿」であることを裏付けているかのようです。

ところが、テロメアがもぎ取られていく回数券ならば、それを元につなぐ逆の働きをする酵素「テロメラーゼ」というのがあるのです。

この「テロメラーゼ」が作用すれば、短くなったテロメアが元の長さに戻ります。

つまり、テロメラーゼを利用すれば不老不死の可能性もありそうです。

しかし、...

不思議なことに人間では、生殖細胞と一部の体細胞を除き、ほとんどの細胞でテロメラーゼは働きません。

そして、テロメラーゼが最も顕著に働いているのは、健康な細胞が異常をきたした「ガン細胞」に対してなのです。

テロメラーゼによって、ガン細胞はテロメアの長さが維持され、永続的な分裂能力を獲得しているのです。

つまり、テロメラーゼはガンという悪役の「不老不死」に貢献している、という皮肉な話です。

では何故、テロメラーゼは普通の細胞の「不死化」を助けてくれないのか?

これは未だ解明されていません...

だから、「生命あるものは全て、死ぬことを義務付けられて生まれる」としか言い様がないのです。

地球誕生以来46億年の時間をかけて、自然の力によって育まれ形成されてきた”生命”という奇跡のシステムを、たかだか数百年レベルの人間の力でどうこうしようとすることに大きな思い上がりがある、と筆者は思います。

人類は思い上がってはいないか?

生命や自然(地球環境)に対して、もっと謙虚な姿勢が必要ではないでしょうか。

by 痴ほう症 医療情報公開のホームページHotwired Japan

投稿者 messiah : 08:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月19日

愛知万博で過去最高の入場者

愛知万博の入場者が6/18に過去最高の17万1,860人を達成しました。

3/25に開幕し、9/25に閉幕しますから、もうすぐ折り返し点に近づくところですが、残りの会期が少なくなるほど入場者数が増加するはず。(駆け込み症候群)

ところが、愛・地球博:愛知万博公式サイトの入場者予想カレンダーを見ると、9月以外は「たいへん混雑」する日がなく、「混雑」する日が8月に3日、という予想です。

いよいよ残りのカウントダウンが始まると、混雑確定の9月を避けて7月~8月は混雑するんではないかと思うのですが。(夏休みもありますし...)

筆者の周りでも、はじめは「行かない」と言っていた人が、ひとりふたりと寝返っています。

さて、現在40歳代後半以降の世代なら記憶に残っているかも知れない35年前の情景を紹介します。

万博の会場の収容能力は42万人だった。

夜間入場者は28万人にもなった。

人気パビリオンは6時間から7時間待ちでもみんな並んだ。

19時45分ついに80万人を超えたが観客はまだつめかけるのだった。

最終的に83万5,832人となった。

一平方メートルに2人の計算になる。

"残酷博"と翌日の新聞には書かれた。
by 万博の一番長い日

マスコミがどう酷評しようとも、人々は何度も何度もその"残酷博"に足を運んだ...

かつては、こんな情景がありました。

この大阪万博を経験して、懐かしく思っている人たちが、愛知万博の後半にどっと繰り出すのではないでしょうか?

投稿者 messiah : 10:38 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月18日

「もったいない」が05年版環境白書の看板に...

日本政府は、「もったいない」の精神の重要性を「環境白書」と「循環型社会白書」の2005年版に盛り込む方針を決め、両白書とも6月17日に閣議決定したとのことです。

ケニアの副環境相でノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ氏が、日本独特の概念である「もったいない」の心を、「MOTTAINAI」というフレーズで世界に広めようとする運動が進んでいます。(5/316/3のエントリーをご参照)

今回の白書は、この「もったいない」の精神とキャッチフレーズを前面に掲げた白書になっています。

「環境白書」では、この「もったいない」を「物の値打ちを余すことなく使い切ること」と定義して、エネルギーの無駄をなくし、京都議定書の目標を達成することの重要性を説いています。

「循環型社会白書」では、この「もったいない」を世界地域に広げて、排出抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)の3Rを推進して、ごみ減量の世界的な取り組みの必要性を訴えています。

by asahi.com

ところで、環境白書とは?
 (1) 前年度の環境の状況に関する年次報告
 (2) 今年度において講じようとする環境の保全に関する施策
この2つを政府が国会に提出したものです。

また、循環型社会白書とは?
循環型社会の構築に向け、廃棄物、リサイクルの現状や、廃棄物を減らす手段などをまとめたものです。
(※ 循環型社会とは、長期間使える製品を大切に使用することや、不要になった製品をリサイクルすることなどにより、処分されるごみが少ない社会)

「もったいない」、「MOTTAINAI」のマインドを世界各国の老若男女でシェア(共有)できる日は来るでしょうか?

投稿者 messiah : 08:45 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月17日

「沈黙の螺旋」を斬る 勇気あるハードコア

自分の意見が少数であると感じた時、人は孤立するのを恐れて沈黙してしまうものです。

その結果、多数派の意見はさらに強まり、少数派の意見はさらにかき消されていく...これが「沈黙の螺旋(らせん)」理論です。

1970年代初頭、ドイツの社会心理学者ノエル=ノイマン氏が提唱した理論で、発想の原点には「孤立への恐怖」があります。

例えば、会議の席で一番最初に発言するのは避けたいと思う。

満員の電車の中で政治や宗教の議論をするのを控える。何故なら、自分の意見はその場に居合わせた人びとに受け容れられない少数派の意見かもしれない。それを言ってしまうと自分は孤立してしまうのではないかと怖れる。

人は通常、最初はじっと様子を見て、周りがどんな考えを持っているのかを探るのです。

会議やミーティングの場合、司会から指名された人たちの発言やそれに対する人びとの反応を確かめ、自分の意見が多数派だと確認できた時点で...ぼつりぼつりと発言を始める。

逆に、自分の意見が少数派であると認識した人は沈黙する。へたに発言したら孤立するからである。

発言されない意見は客観的には存在しないのと同じ。こうして、多数派の意見はますます多数派に見え、少数派の意見はますます少数に見えるという螺旋運動が始まるのです。

しかし、中には孤立をおそれないで発言する人がいる。これを”ハードコア”といいます。
(※ ハードコアは、中核的な・筋金入りの・頑迷なという意味と、凶悪な・性描写の露骨な、という意味を合わせ持つ)

お隣の中国に「沈黙の螺旋」に流されない”ハードコア”がいました。

北京市の劉志華・副市長は6/10に北京で開かれた会議で、中国人のスポーツ観戦の態度を「礼儀がない」と批判したのです。

副市長は演説の原稿を離れて、「五輪の成功には良好なソフト面での環境が必要であり、一流の観客も含まれる」と述べたそうです。

そして、サッカー場での中国サポーターのヤジについて「素養が低い」と指摘。

続けて、卓球の試合で相手選手のミスに観客が拍手して歓声を上げることに「北京や中国の選手がこのような状況で勝っても、どれほど立派だろうか」と批判。

さらに続けて、テニスの世界大会の試合に関して、観客が携帯電話を鳴らしたり、表彰式になると続々と帰ってしまうことについて「礼儀がないだけでなく、風格もない」と痛烈に批判。

この発言を中国各紙は一切報道していません。

スポーツは人々を熱くさせるため、どこの国でもナショナリズムに起因する手前勝手はあるものですが、中国のスポーツ観戦態度が目立ってよくないことは事実。

副市長の発言は本当の愛国心から生じたものでしょう。

要職にある人物が、言い難いことを公の場で堂々と発言したことは、勇気ある行動として賞賛に値します。

「沈黙の螺旋」に陥らないこのような”ハードコア”は、日本からも世界からもどんどん出てきて欲しいと思います。

by MSN-Mainichi INTERACTIVESocius_ソキウス

投稿者 messiah : 09:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月16日

今日は何の日?


◆   が   郵 ◆   ┐ 栄 ┐ 麦 ◆   由 病 八 全 ◆
無   成 昭 政 ケ   麦 養 む ご 麦   来 退 四 国 和
重   立 和 省 |   と バ ∧ は と   す 散 八 和 菓
力   し 四 ∧ ブ   ろ ラ 六 ん ろ   る を 年 菓 子
の   た 七 現 ル   ご ン ∨ の の   ゜ 祈 六 子 の
日   ゜ 年 在 テ   は ス ぎ 会 日     っ 月 協 日
      ` の レ   ん が と が       た 一 会  
      ┐ 総 ビ   └ 高 ろ 平       と 六 が  
      有 務 の   の く ∧ 成       い 日 昭  
      線 省 日   普 ` 一 一       う ` 和  
      テ ∨     及 夏 六 三       ┐ 菓 五  
      レ が     を バ ∨ 年       嘉 子 四  
      ビ 平     図 テ └ に       祥 類 年  
      ジ 成     る 解 の 制       菓 を に  
      ョ 三     日 消 語 定       子 神 制  
      ン 年     ゜ 効 呂 ゜       └ 前 定  
      放 に       果 合         の に ゜  
      送 制       も せ         故 供    
      法 定       あ ゜         事 え    
      └ ゜       る           に 疫    


が が 日 r ◆   い 件 関 望 家 昭 ◆   語 ┐ 町 地
接 接 の o 天   て の 係 を 庭 和 家   呂 む が 下
近 近 宵 A 文   の 審 の └ 裁 二 庭   合 ∧ 平 無
す し 空 r 現   裁 判 家 の 判 四 裁   せ 六 成 重
る て で t 象   判 ` 事 理 所 年 判   ゜ ∨ 三 力
日 並 は s や   等 児 事 念 で ` 所     じ 年 実
└ ぶ ` に 星   が 童 件 に は 家 創     ゅ 三 験
で よ 木 よ 空   行 の の 基 ` 庭 立     う 月 セ
も う 星 る に   わ 福 調 づ ┐ 裁 記     ∧ に ン
あ す に と 関   れ 祉 停 き 家 判 念     一 制 タ
り が 月 ` す   る を ・ ` 庭 所 日     〇 定 |
ま 印 齢 二 る   ゜ 害 裁 主 に が       ∨ ゜ が
す 象 九 〇 情     す 判 に 平 創       り   あ
゜ 的 ・ 〇 報     る ` 夫 和 設       ょ   る
  な 二 五 サ     成 未 婦 を さ       く   北
  ┐ の 年 イ     人 成 関 ` れ       ∧   海
  月 明 六 ト     犯 年 係 少 た       六   道
  と る 月 A     罪 者 や 年 ゜       ∨   上
  木 い 一 s     に の 親 に         └   砂
  星 月 六 t     つ 事 子 希         の   川

by 今日は何の日~毎日が記念日~AstroArts-アストロアーツ

投稿者 messiah : 08:26 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月15日

市場確保で、現実主義のソフトウェア帝国

インターネット史上最もエポックメーキング【epoch-making】な事象の1つ、ウェブログ(略してブログ)は、世界で数多くのサイトが公開されています。

ネット人口1億人といわれる中国でもブログが急増しています。

米マイクロソフト社と中国政府が出資する合弁企業が運営するブログサービスサイト「MSNスペース」が開設の窓口となっていますが、5月末からサービスを開始したところ、(たった半月で!)500万件のブログサイトが開設されたそうです。

そして今さら驚くことでもないが、「MSNスペース」で開設したブログのコメントに「民主主義」、「自由」、「人権」、「台湾独立」などの言葉を入力すると、『禁止されている言葉です。消去してください』と表示されるとのこと。

中国には2000年に施行された「インターネットニュース管理規則」があり、国家の安全への危害、政権の転覆、民族の団結を破壊するニュースの制作、流布を禁じる報道管制をしいています。

マイクロソフト社は、中国政府のブログ検閲に協力していることを認めています。

世界は、今回のブログ検閲も報道管制の”一環”という見方をしていて、マイクロソフト社に対しても取り立てて批判の声を上げていないようです。

国際的なメディア調査団体リポーターズ・ウィザウト・ボーダーズは、「こうした措置は大手ハイテク企業が中国で事業展開する上で一般的だ」とコメントしています。

また、報道の自由を守るために活動している国際的な団体「国境なき記者団」は「巨大な情報企業が中国でビジネスをする際、そのような取り決めを結ぶのは一般的だ」と話しています。

Linuxなどの新興勢力の台頭に危機感を抱くマイクロソフト社としては巨大なポテンシャルを持つ中国市場を何としても抑えておきたい。

自分たちの立脚点である民主主義、自由主義のスタンスを棚上げしてでも、現実的な手段をとったわけです。

by asahi.comNIKKEI NET

投稿者 messiah : 09:10 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月14日

地球に対してペイ・バックする番です

今から500万年~1000万年前のアフリカで、地球内部のマントルの動きによって大異変が起きました。

それまでアフリカとくっついていた(現在の)アラビア半島が次第に離れていったのです。

現在のエチオピア、ケニア、タンザニア地域では猛烈な火山活動と地震を伴う地殻変動によって大地が隆起し、標高4,000m以上の山脈が誕生します。

さらにその中央部が陥没して巨大な裂け目ができ、アフリカ大陸を南北に貫く大地溝帯(グレート・リフト・バレー)が生まれます。

高い山脈が形成されると、それまで大西洋側から吹き込んでいた湿った風が東側に吹き込まなくなり、アフリカ東部の熱帯雨林がだんだんと草原に変わっていきました。

現在、コンゴなどの赤道付近では年間3000mm以上の雨が降り、その雨によって育まれた熱帯雨林が広がっていますが、同じ赤道付近でもグレート・リフト・バレーの東側では雨が少なく一帯はほとんどがサバンナです。

不思議なことに、人類の化石はグレート・リフト・バレーの東側でしか発見されていないのです。

そこから「人類はグレート・リフト・バレーの東側で誕生した」という仮説が生まれ、イースト・サイド・ストーリーと名付けられました。

アフリカのサルたちにとって、豊富な食物を提供し外敵から身を守ってくれる森林はまさに楽園でした。

しかしサルたちは、「森」の崩壊という大きな環境変化により、生き残るための重大な選択を迫られます。

消えゆく「森」を追って西へ西へと移動するか、それとも「森」を捨てて草原で暮らす道を選ぶか、という選択。

この時、「森」を捨てる決断をしたサルこそが、我々人類の祖先なのです。

どんな偶然に左右され、どんな奇跡に遭遇しながら、彼らが我々へと命をつないできたのでしょうか?

その時もし...

他のサルと同様に西に移動していたら...

東へ移動したとしても、食料がなかったら...

サバンナの肉食動物の餌食になっていたら...

地殻変動による大規模な土砂崩れで生き埋めになっていたら...

・・・・・・・・・

今の我々がここにいるのは、想像をはるかに越えた”偶然”と”奇跡”の連続の結果なのでしょう。

とは言っても、偶然や奇跡はテレビドラマか映画の世界、と考える現代人にはピンとこない話かも知れません。

しかし、生と死・繁栄と滅亡の生命40億年の試行錯誤の結果、「我々がここにいる」ことはまぎれもない事実です。

人類は地球によって数々の偶然と奇跡を用意してもらった、いわば「選ばれた命」だったのではないか。

人類の祖先は、大きな環境変化に対して、生存を賭けて立ち上がりました。

そして食料を求めて、サバンナに点在する森から森を移動する手段として、二足歩行を発明します。

二足歩行は、前足を道具を作る手に変えました。道具を使うことを覚えた人類の祖先は、やがて農耕を発明し、定住環境を作り、社会を形成していきます。

しかし、地球からもらった”偶然”と”奇跡”に対して、子孫の我々は地球に何も返していません。

もし、500万年前の祖先がタイムマシンで現代に現れたら、「昔さんざん助けてもらったんで、地球に何か良いことをしてあげてくれないか」と我々に言うかも知れません。

今度は人類が、環境対策等で地球にペイ・バック(恩返し)する番がきています。

投稿者 messiah : 07:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月13日

検索エンジン最適化 最後にモノを言うのは”中味”

SEO:Search Engine Optimization
【検索エンジン最適化】
検索エンジンの上位に自分のWebページが表示されるように工夫すること。また、そのための技術。
検索エンジンは登録されているWebページをキーワードに応じて表示するが、その際の表示順位はそれぞれの検索エンジンが独自の方式に則って決定している。
この順位が上にある方が検索エンジン利用者の目につきやすく、訪問者も増えるため、企業などでは検索順位を上げるために様々な試みを行なう場合がある。
Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEOをメニューに用意しているところもある。
ディレクトリ型検索エンジンは手作業で登録している場合には順位を変動させることは困難だが、全文検索を行って一定のアルゴリズムに従って順位を決定しているロボット型の検索エンジンでは、そのアルゴリズムを分析することで順位の変動がある程度制御できることがある。
具体的には、適切なキーワードの選択や相互リンク先の増加などの手段があるが、ランク付けのアルゴリズムは年々高度化して「攻略」しにくくなっており、さらに現在でも頻繁に変更が行われるため、地道にコンテンツを充実させて認知を広げていく以外に万能で確実な手段は存在しないと言っていいだろう。
by IT用語辞典 e-Words

2004年7月に開催された、Googleでの掲載ランキングを競う国際的なコンテスト「SEOチャレンジ」で、最後に栄冠を手にしたのはアニル・ダッシュという有名なブロガーでした。

ダッシュ氏がとった検索エンジン最適化作戦とは?

ダッシュ氏は、自分のブログにたった1つの記事を書き込んだだけで最終的な勝者になったのです。

それは、ダッシュ氏のブログの読者サイトから、同氏のブログにリンクを貼るよう依頼する内容でした。

その結果、数多くの読者が同氏に協力し、かなり遅いエントリーだったにもかかわらず、Googleでの表示ランキングで瞬く間に1位になったのです。

彼は『ちょっと待った。リンクスパム「ダミーのサイトを数多く作成し、対象となるページにリンクさせて検索ランキングを上昇させる手法」をやるような連中に、このコンテストで勝ってもらいたくないんだ』と書き込んだのです。

検索エンジン最適化に関する専門知識やテクニックをどのように活用しても、ダッシュ氏の運営するブログのもつランキングの底力、つまり、ダッシュ氏のブログの人気と彼のコンテストへの参加を知ってリンクを貼ることに協力した読者の数そのものには勝てなかった、という結果です。

「ページのランキングを、倫理に反する手段で上げようとする人たちは多い。そんな人たちに、本当に面白い内容を書くことが最善の方法だと示すことが出来れば、多分、どうやって他人のページに落書きしようかと考えるのに時間を費やす(代わりに)、自分のページの内容を面白くすることに時間をかけるようになるだろう」と、ダッシュ氏は語っています。

さらに続けて、「より大きな影響力を持つようになるのは、ロボットが読むものではなく、実際に人が読んでいるページだ」とも述べています。

何事も”王道”に勝るものはない、と言われます。

検索エンジン最適化でも、最後にモノを言うのはコンテンツの”中味”だということが証明されたようです。

by Hotwired Japan

投稿者 messiah : 08:58 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月12日

近くて遠い国「中国」に海賊版が横行する理由

2004年6月、『クレヨンしんちゃん』の商標を管理する双葉社が、中国でキャラクター商品を販売したところ、上海商工管理行政局から、商標権を侵害したとして商品の撤去処分を受けました。

双葉社が調べたところ、『クレヨンしんちゃん』の中国名の「蝋筆小新」や、『クレヨンしんちゃん』の絵柄が、既に中国国内で何者かによって商標登録されていました。

いくら海賊版が横行している中国とはいえ、本物が商標権の侵害で商品撤去させられるとは青天の霹靂。双葉社は中国当局に対し商標登録の取り消し請求を行っています。

中国では、海外の人気ブランドやその類似商号を、本来のブランド所有者に先駆けて登録してしまうケースが少なくないといいます。

また現在、大ヒット上映中の映画スター・ウォーズシリーズ完結編「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」の海賊版DVDが北京の路上で販売されています。

同作品は、海賊版が出回るのを避けるため、全世界でほぼ同時に封切られました。中国でも先月初上映されましたが、3日後には海賊版DVDが国内のいたるところで入手可能な状況となっていたとのこと。

海賊版が横行し、誰もそれを排除しないのは中国の所得レベルが主要因だ、といいます。

〇〇省といった省都で働く人々の給料はだいたい1~2万円(800~1500元)程度。食事で言うと、日本の中華料理店でチャーハンを食べたら600円のところが、その10分の1以下の40~80円(3~6元)で食べられるそうです。
(※ 6/12現在のレートで1元=13.13円)

また、規模の小さい都市ではさらに所得が少なくなり、町村クラスになると平均的給料は2,600円(200元)程度のようです。

こうした所得層が大部分を占めるのに対して、付加価値が価格の大部分を構成するキャラクター商品やブランド商品は、世界中で価格はそんなに変わらないため、中国の庶民にとっては超のつく高嶺の花なのです。

しかし今や、そうした商品が都市のいたるところに陳列され、販売される世の中になった。

人が持っていると自分も欲しくなるのは人の常。

「安く買えるなら本物でなくてもいい。みんな、そうしているし...」

こうして、海賊版や違法コピーがビジネスとして成立する環境が出来上がり、当局も取り締まりに力を入れないから、社会全体に蔓延しているのでしょう。

知的財産が最大の輸出産業となっているアメリカは、中国にたびたび海賊版への対処を働きかけてきたが、一向に改善されない状況に業を煮やしています。

アメリカ同様に知財立国の道を進むしかない日本が、21世紀に最も密接な関係を持つであろう国との間に、国家感や価値観で最も乖離があるのが現状。

6/10、日本の知的財産戦略本部は、模倣品・海賊版拡散防止条約(仮称)を軸とした「知的財産推進計画2005」を策定しました。

(名指しはしていませんが)海賊版や違法コピーが際立って多い中国への対応を考慮した内容になっています。

我が国は、国際社会の包括的な枠組みを利用して知財価値を防衛していくしかないのでしょうか。

by Hotwired JapanITmedia

投稿者 messiah : 10:13 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月11日

台湾のパソコン用語は意味通りでわかりやすい

日本では、英語がそのまま使われることが多いパソコン用語ですが、台湾ではほとんど漢字で表現しています。

個人電脳パソコン
筆記型電脳ノートパソコン
印表機プリンタ
噴墨印表機インクジェットプリンタ
雷射印表機レーザープリンタ
網路作業系統LAN
解毒ワクチン
硬體ハードウェア
軟體ソフトウェア

どれもこれも意味通りでわかりやすいですね。

投稿者 messiah : 09:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月10日

世界を変えていく「ペイ・フォワード」の夢と可能性

あるブログサイトに、「恩返し」と「恩送り」という言葉についてコメンターが次のように書いておられました。

by やがて大人になる「こどもたち」へ (6/3コメント)
「恩返し」とは、恩を受けた相手に直接恩を返すことで、「恩送り」とは、受けた相手とは限らずにいただいた恩を別の誰かに送り、その誰かがまた別の誰かに送る。・・そうやってみんなが繋がっていく...

この言葉で思い出したのが、2000年にアメリカで製作されたワーナー・ブラザーズ配給『ペイ・フォワード 可能の王国』という映画です。(原題:Pay it forward)

映画の出来としては賛否あって、ラストの意外な結末が「無意味だ」、「興ざめする」という声もあり、評価が定まらないところがあります。

それは別として、このタイトル「ペイ・フォワード」の意味とは...

家庭に問題を抱える11才のトレバー少年が、社会科の授業で「世界を変えるために何ができるか」という宿題を出されます。

この難題に、トレバー少年は奇想天外なアイデアを出します。

それが、ペイ・フォワード

人から厚意を受けたらその相手に恩返し(ペイ・バック)するのではなく、他の誰かに違う形で厚意を送り、それを運動として広げていく。

日本語に置き換えれば前述の”恩送り”という言葉がピッタリときます。

ペイ・フォワードの仕組みは非常に単純。

つまり、人は他人から厚意を受けた場合、その相手にお返しをしようとする。

そうすると、その厚意は当事者間のみで完結して終わってしまう。

しかし、この厚意を、受けた相手に返すのではなくて、次の人に別な形で”渡して”みたら、どうなるか?それを、1人の人が別の新たな3人に渡していったとしたら・・・

1人から始まった行為が常に複数の人に対して行われていけば、”善意”はネズミ算式に増えていき、やがて”世界を変えていく”というのが「ペイ・フォワード」のシステムです。

少年の考えたユニークなアイデアが広がり、いつしか複雑な社会の中で心に傷を負った大人たちを癒していく...というストーリーですが、現実の世界でこれを実行するのは難しい。

それは厚意を受けた相手が、善意を広げてくれると信じてこそ成立するものだからです。現実には、そんなわずかな信頼ですら成り立ちにくい状況があります。

しかし、原作者のキャサリン・ライアン・ハイドは「ペイ・フォワード」について、こう話します。

「現実に上手くいくとは思わない。でも、試して見る価値はある」

出演者のスペイシーは「映画が提示したアイデアをどう受け止めるかはその人次第。家族を助けるだけでもいいんだよ」と言います。

例えば、電車の中でお年寄りに席を譲れば、立派な「ペイ・フォワード」です。

あえて困っている人を探し出すまでもなく、たまたま困っている人と出会った時に、できる範囲で助けてあげれば、それで十分「ペイ・フォワード」なのです。

そういう時に、相手が「お礼をさせてください」と言ってくる場合があります。

その時に初めて、「お礼なら、次へ渡してください」と説明するところがポイントです。大切なのは相手に見返りを求めないことです。

いつの日か、巡り巡って思わぬ所から自分の元へ「ペイ・フォワード」が渡ってきたら、それは、自分が以前に”次へ渡した”からかも知れない。

「可能の王国」というサブタイトルの通り、一人一人の力は限られていても厚意が階層状となって広がれば、いつか「この殺伐とした世界」を「優しい心が通う世界」に変えられる...「ペイ・フォワード」はそんな夢を与えてくれると同時に、その可能性も示唆しています。

by ペイ・フォワード ~Pay it Forward~『次へ渡そう』運動

投稿者 messiah : 07:42 | コメント (8) | トラックバック

2005年06月09日

1g≒1円の法則

「大量生産品は、1g≒1円で説明がつく」

こんなことを言った工学部の教授がいました。

自動車であれ、パソコンであれ、家電であれ、多くの製品は、ハードとソフトに分けることが出来ます。

機械部品、電子部品、筐体などが「ハード」にあたり、マイコンを制御しているプログラムなどが「ソフト」に相当します。

デザインなどの目に見えないものは付加価値として「ソフト」に含めてもいいでしょう。

その教授は、入学したばかりの学生に次のように前置きします。

「この話は、大量生産品に限る。特注品にはあてはまない」、と。

ビジネスとして一般向けに大量生産される製品のハードは、どんなものでも1g≒1円で説明できるそうです。

例えば、価格100万円の自動車の重量はおよそ1トン。確かに1gに換算すると1円となります。

自転車ならだいたい1万円。重量は10Kgほどだから、これも1g≒1円ということになります。

イタリア製のレース用自転車は軽くて100万円もするけれど、これは大量生産品ではない。

テレビでも冷蔵庫でもこの計算が成り立ちます。

どんなものでも(ハード部分は)重さに比例している、という妙な法則です。

(そう言えば、自動車の価格が下がった時は、車体が軽くなっています)

しかし、重さが100gの携帯電話はハードとしては100円の価値ということになり、それが1万円で売られていたら9,900円はソフト+付加価値ということになる。

この法則は、携帯やICチップなどの超小型軽量製品においてどこまであてはまるかは疑問ですが、家電製品クラスの大きさ以上のものにはだいたい適用できるようです。

教授は学生に、続けてこう言います。

「君たちは工学部に入った以上、物事をビジネスとして考えなければいけない。そして、その時に自分が作っているものが1gいくらかってことを常に考えなさい」、と。

大胆な発想は、人に強いインパクトを与えます。それが単純であればあるほど印象が深く、心に焼きつくものです。

この教授が考えた妙な法則ですが、製品のソフト部分の価格割り出しに利用されているようです。

日本の自動車やエレクトロニクス製品の輸出額の通関統計には金額と同時に重量が記載されています。

この重量を製品別に合計してそれに1円を掛ける。同じく製品別に合計した輸出金額からその数字を引く。

その差額を、(デザインなどの付加価値も含んだ)ソフトの価格と考えるわけです。

医療機器が40%と非常に高く、一般家電は3%くらいだそうです。

投稿者 messiah : 08:40 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月08日

老いて盛ん 変な前国王

「私を侮辱してくれて、どうもありがとう」

カンボジアの前国王ノロドム・シアヌーク氏が、自分のブログに書き込んだ言葉です。

この言葉は、同性愛者の結婚を支持するという前国王の考えに、メールで批判が寄せられたことに対するものですが、前国王はこれに対して次のように述べています。

「わが祖国カンボジアは、1993年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。すべてのカンボジア国民には...国王も含め、自らの意見を自由に表現する権利がある」

2004年2月にサンフランシスコで行なわれた同性愛者カップルの結婚式の模様をテレビで見て、前国王は「カンボジアも同じことをすべきだ」とブログに書いています。

「(同性婚に対する)無数の賛同や祝うメッセージが寄せられている...ありがたいことだ。だが一方で、反対や軽蔑、侮辱のメッセージが届くことも間違いない」

その後、この発言は「世界中に数多くの『反動』を呼び起こすきっかけに」なってしまったようです。

シアヌーク前国王は1953年にフランスからカンボジアの独立を勝ち取り、続くベトナム戦争時代には、アメリカ政府にとっては目障りな存在となり、カンボジアで親米勢力がクーデターを起こしたさい、国家元首の座を追われ中国へ亡命。共産主義のクメール・ルージュ党を支持したが、やがてその恐怖政治の矛先が自身に向けられ、一時王宮に幽閉されるなど、波乱の半生を送ってきています。

現在82歳の前国王は、ガン治療のために自宅のある中国で生活を送っていますが、切れ味鋭い発言はまったく衰えを見せていない。西部劇を見て育った少年は、老いてワールド・ワイド・ウェブに夢中になり、西部劇にかけたのと同じ情熱をそれに注いでいるようです。

前国王はフランス語、クメール語、英語を交えたブログを公開しており、世界中から毎日約1,000人の訪問者があるとのこと。

そして、前国王の意見はいまだに当を得たものとして影響力を保っている。カンボジアのマスコミが、貧しくてインターネットを利用できない多くの国民のために、その要約を紹介するほどとのことです。

こちらは老いて盛んな、”変な前国王”といったところでしょうか?

by Hotwired Japan

投稿者 messiah : 10:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月07日

今頃になってペットボトルですか

愛知万博の弁当持ち込みが解禁されたのは3/30の小泉首相の一声からでした。

しかし、依然として禁止されたままだったペットボトルの持ち込みが解禁されるかも知れないというニュース。

これは、6/6に「ジャパンデー」を迎えた愛知万博会場を訪れた小泉首相が、ペットボトル持ち込みに関連して「楽しんでもらえる工夫をした方がいい」と記者団に語ったことによるものです。

そもそもお弁当にお茶はつきもの。これから暑くなる中で冷蔵庫で冷やしたお茶が持ち込めないとなると中途半端な話です。

...と、3/31のエントリーで書きました。

弁当の持ち込みが解禁されてもう2ヶ月経過します。

あの時にペットボトルも一緒に解禁しておけばよかったのに...

「お弁当とお茶はセットで解禁するもの」と確信している”出たとこ小父さん”でした。

投稿者 messiah : 17:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月06日

インターネットから生まれた「純情初恋物語」

昨年10月 書籍化

今年早々 漫画化

今年3月 舞台化

今年6月 映画化

今年7月 テレビドラマ化

これ、巷で話題になっている「電車男」のことです。

Googleで検索すると915,000件ヒットしました。

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! (※1)

女性に全く縁のなかった”おたく”青年が、掲示板サイトの住人達の熱い励ましを受け、憧れの美女との距離を少しずつ縮めていく、という実際にあった物語。

2004年10月、掲示板サイトでの実際のやりとりをまとめた書籍が新潮社から発売されるやいなや大ヒットを記録。

今年に入ってからはコミック5誌(ヤングサンデー、Judy、ヤングチャンピオン、チャンピオンレッド、デザート)で同時漫画化。

3月に上演された朗読劇は満員御礼。

6/4から映画(東宝系)が全国で上映されています。

7/7夜10時からフジテレビ系で連続テレビドラマが始まります。

(映画の配役)
主演の電車男を演じるのは若手実力派No.1の山田孝之。そして、電車男憧れの美女・エルメスは中谷美紀が演じる。また、実際のサイトでは数多くの顔の見えないネットユーザーたちが電車男への応援メッセージを寄せてきていた。映画では、彼氏にふられた看護師(国仲涼子)や引きこもりの青年(瑛太)、仕事に追われるサラリーマン(佐々木蔵之介)や倦怠期の専業主婦(木村多江)、そして”おたく”な3人組(岡田義徳・三宅弘城・坂本真)といったサイトの住人たちの姿を描き、様々なアドバイスを通じて電車男との友情を深めていく設定。

(ストーリー)
電車内で暴れる中年男から若い女性を救った22歳の”おたく”青年。生まれてからずっと、彼女いない歴が続くこの青年は実家在住のシステムエンジニアで、見るからに”おたく”。電車で助けたその女性からお礼に高級ブランドのエルメスのティーカップをもらうが、どうしていいかもわからない。そして、そのお礼に彼女をデートに誘うべく、モテない男達が集うインターネットサイトに助けを求める。

「めしどこか たのむ」(※2)

いつしか「電車男」と呼ばれるようになった彼に、なんとかしてやりたいと知恵を絞り、できる限りのアドバイスを与え、時に叱りながらも温かく見守るネットの仲間たちが集まり始める。
彼氏にふられた看護師が女性の立場からアドバイスしたり、サラリーマンが自分の体験を語ったり、ヒマな専業主婦が渇を入れたり、”おたく”3人組が自分達の夢のように熱く励ましたり、引きこもりの青年がちょっと冷めた意見を言ったり、と様々なアドバイスが彼に届けられる。それらの真摯な励ましを受けて、電車男は「エルメス」と名付けられた彼女との距離を一歩一歩縮めていく…。
by 電車男

これでもう、「電車男」って何?、と人に聞かなくても済みますね。

備えあれば憂いなし、ですよ。

(備考)
※1 キター!
巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」で、見ている人が感動したり、興奮したりする時に使う表現

※2 「めしどこか たのむ」
エルメスとデートした時に一緒に食事をする店を紹介してほしいという意味。

ネットの住人からは次のようなアドバイスが...

あんまゴッツイとこだとヒクし、その後の展開に無理が生じると思いマース
酒も食事も割といけて、高すぎず安すぎず、気張りすぎず抜けすぎず、というつまりはまあブナンな方向がいいと思いマース

イタ飯でもフレンチでもいいじゃんか
ネットで探せばいくらでもあるだろ
会社でもてそうな男に聞くとか、
地元系の掲示板行って聞いてみるとか

回転寿司・ファミレス・ファーストフード・焼肉焼き鳥・ラーメン屋はこの場合タブー、
誘われてうれしいのは、軽いイタリアンの店、あまり気取らないようなとこ!

投稿者 messiah : 07:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月05日

世界で一番低い所から投げる細身の”業師”

昨日、プロ野球交流戦(千葉ロッテマリーンズvs阪神タイガース戦)をラジオで観戦していました。

勝負はロッテが4対3で逃げ切って、12球団唯一の勝率7割をキープしました。

これで1勝1敗の五分となり、6/5(日)に、このカードの最終戦が甲子園球場で行われます。

「明日のロッテは渡辺俊介でしょう。...手強いですね」とラジオ解説者。

渡 辺 俊 介

もし彼がセ・リーグにいたなら、野球ファンの注目とマスコミへの露出を独占していたのではないか?と思います。

『世界で一番低い所から投げる投手』

『投げる文化遺産』

...と称される千葉ロッテマリーンズのエース。

高校時代
by 目指せ甲子園特集高校時代
プロの現在
by プロ野球、なんでもアリアリ!

元阪急ブレーブスの山田久志に代表されるアンダースロー投手が活躍したのは30年以上前のことになり、今のプロ野球からはすっかり姿を消してしまいました。

そんな現代に登場した唯一のアンダースロー・渡辺投手ですが、希少価値だけでは誰も騒がない。

鞭のように柔らかくしなる身体から繰り出す、低く地を這うような投球フォーム。

こんな下手投げフォームは見たことがない。

プロ野球史上最もアンダースローの名にふさわしい究極のアンダースローのような気がします。

2000年のシドニー五輪に出場して活躍し「世界で一番低い所から投げる投手」と賞賛された。そのリリースポイントの高さは10cmと言われています。手は地上5cmすれすれを通るとも。

2001年にドラフト4位でロッテに入団した渡辺投手は、2003年は9勝4敗、2004年は12勝6敗と着実に勝ち星を増やして、2005年は5/29現在、ハーラーダービートップの8勝1敗と、驚異の防御率1.68という成績。

渡辺投手はこう言っています。

130kmのストレートを速く見せるために、100kmくらいの変化球を使う。緩急を使って打者のタイミングを崩し、内野ゴロを打たせる。スピードは遅いのに何で打てないんだ?って思わせられれば抑えられる。ボクのストレートなんか、松坂(大輔)のチェンジアップよりも遅いんですよ。でも、それでいいと思う。バッターを悩ませるのがボクのピッチング全てですから。プロというのは本来、人より速い球を投げたり、ボールを飛ばしたりする人たちの集まりだと思う。だから、たまに自分がプロにいていいのかなって思うこともありますね(笑)
(中略)
もっと、ボクのようなピッチャーがプロにいてもいいと思う。アマチュアにはたくさんいるんですよ。でも、高卒ピッチャーで150kmと130kmのアンダースローじゃ、ドラフトにかかるのは150kmでしょ。まだまだ評価は低い。そんな状況を少しでも変えるには、プロにいる選手が結果を残さないと。あいにく、今はボクしかいないんで(笑)。アンダースローだからといってプロへの道を諦めないでほしい。
by @ぴあ

高い所から投げるには身長が必要。しかし、低い所からは、地面という限界がある。

だから、肉体の大きい小さいは関係がなくなる。

渡辺投手はとても細身。腕っぷしも強くなさそうだが、特技が「柔軟体操」というだけあって、並外れた身体の柔軟性を持っています。

筋肉増強をメインテーマとするスポーツ界に、彼のような”業師”が彗星の如く現れて活躍し、力至上主義の潮流に一石を投じる。

これは痛快です。

彼の活躍に刺激されたアンダースロー派が後に続き、スカウトやドラフトが下手投げを再評価して門戸を開けば、プロ野球はもっと面白くなる。

”業師”渡辺俊介に、その牽引を期待しています。

投稿者 messiah : 13:11 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月04日

毎日更新しているブロガーは1%もいない

2003年のデータですが、アメリカの市場調査会社が無作為に抽出した3,634のブログサイト(米国)を調査したところ、その3分の2が、2ヵ月以上全く更新されていなかったとのことです。
(by Hotwired Japan

この調査から2年近く経過した現在でも、人間の質に変化がない限り、ブログの三日坊主事情に大きな変化はないと思われます。

下表は、この2003年の調査結果から類推したものです。
(2004年のデータは筆者の推測です)

アメリカのブログ人口と更新状況
 2003年
10月
2004年
11月
開設しただけで放ったらかし26%109万220万
4ヶ月程度続けてから停止40%163万340万
1年以上続けてから停止3%13万2千25万
継続して更新している30%126万8千255万
合 計 412万840万

上記のうちで、”継続して更新している”サイトの更新頻度は平均すると14日に1回だそうです。

そして、週1回以上の更新が全体の2%強、毎日の更新となると全体の1%未満という数字になります。

日本でもブログが大流行していますが、三日坊主事情はアメリカと変わらないのではないでしょうか。

筆者のブログに時々コメントをしてくれる”変なオジサン”がいます。

この方、「自分が生きていた証に...」と言って、コラムを3年以上毎日更新しています。

物事を続けるには忍耐が必要であることは事実です。

しかし本当に必要なのは、人の目をあまり気にしない自分だけのための単純明快な目標を持つことなのかも知れません。

投稿者 messiah : 08:46 | コメント (1) | トラックバック

2005年06月03日

MOTTAINAI(もったいない)Tシャツ 売れています

5/31付エントリー「世界は無駄な不節制を意識する必要がある:マータイ」で日本独自の概念である「もったいない」について述べました。

それに関連して毎日新聞社は、ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ氏(ケニア共和国副環境相)の提唱する「もったいない」運動を応援し、あわせてグリーンベルト活動を支援するため、マータイ氏が発案したオリジナルTシャツ(サトー仁氏デザイン)を販売しています。

 

◆素材:綿100%
◆表面:マータイ氏のサイン入り
◆サイズ:L、M、S、youth M(子供用)
  ※ L、Sサイズは売り切れです。
◆価格:1,700円(税込)、送料:420円(税込)

販売価格のうち、300円がマ-タイ氏への募金となります。寄せられた募金は、毎日新聞社が責任をもってマータイ氏のグリーンベルト運動へ送り届けるとのことです。(詳細はこちらまで)

グリーンベルト運動とは
ケニアの環境活動家、ワンガリ・マータイ氏が環境保護と住民の生活向上を目的に、1977年から非政府組織(NPO)として始めた運動。先進国のみならず途上国においても、年々進行する地球温暖化や開発による森林破壊に対する環境保護運動は、身の周りの森林や土壌を守る力として広がっている。マータイ氏の始めたグリーンベルト運動はそのなかでも先駆的なもので、ケニアにおける森林破壊による砂漠化を防止するための植林に、貧困に苦しんでいる女性を動員した。最初は7本の木を植えることから始まったこの運動は、現在までに3000万本もの木を植えている。植林活動に貧困の女性を動員するなかで、彼女たちに資金や技術、教育、家族計画の知識を提供し、女性たちが何のために生きるのかを考えるきっかけを与えた。この運動はケニア国内にとどまらず、タンザニアやウガンダなど約20か国にも広まっている。この運動により、マータイ氏の2004年度ノーベル平和賞受賞が決定した。ノーベル賞委員会はノーベル賞100周年の 01年、従来の紛争解決や人権保護への貢献にとどまらず、平和賞の対象分野を広げる考えを表明。環境分野において草の根の植林運動を育てた彼女の功績を評価し、今回の受賞となった。アフリカ女性としては初めてのノーベル賞受賞である。
by Yahoo!辞書

グリーンベルト運動が、植林のために貧困な女性を活用する発想は、雑誌の販売にホームレスを活用する「ビッグイシュー」と共通する部分があります。

どちらの場合も、恵まれない人たちの生活を支援し、同時に社会活動にもつながる、という実によく考えられた一石二鳥策。

仕事に携わる人たちが「社会活動に参加している」という達成感や幸福感を味わうこともできる、という意味では”三鳥”くらいの価値があります。

こうした社会活動型ビジネスモデルが、様々な人のアイデアと協力によって創造・実行されて行けば、今より少しは住みやすい世界になるでしょう。(期待を込めて)

投稿者 messiah : 07:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月02日

アイデアに「古い」、「新しい」はない

ガトリングガン
[写真提供]たけぞう道場
司馬遼太郎の歴史小説『峠』は、越後長岡藩の家老・河井継之助の波乱の生涯を描いた、短編ながら感動の名作です。

新潟県長岡市に行った時、酒場で地元の人と話をする機会があって、「長岡の有名人は誰か?」という質問をしたところ...

まず「山本五十六」、
そして「田中角栄」...

少し考えてから「河井継之助」の名が挙がりました。

昨今では、小泉首相の国会所信表明演説(平成13年)に取り上げられた「米百俵」の小林虎三郎の方が有名かも知れません。

話を河井継之助に戻します。

彼は幕府側に身を置きながら、早い段階から幕府の崩壊を予測し、長岡藩の「局外中立」を目指して藩戦力の近代化を図ります。

小説『峠』の中で、継之助が横浜の兵器商人から、アメリカで製造されたばかりで日本には2つしかない最新兵器を購入するくだりがあります。

それが「ガトリングガン」という機関砲です。(またはガトリング砲)

ガトリングガンはアメリカ南北戦争初期に発明されます。

米国の医師ガトリングが考案したもので、単発発射式の大砲しかなかった当時、砲弾を連続して発射できる機関砲は戦史史上でも画期的大発明でした。

しかし、当時は黒色火薬を使用していたため、起爆が不安定な上、重くて操作性が悪い、非常に高価などの要因により、実戦に使用されることはなく、やがて時が経過し、いつのまにか過去のものとして消えていったのです。

それから一世紀を経たベトナム戦争で...

「戦闘機はミサイルのみを搭載していればよい」という戦略主義の考えから、アメリカの戦闘機は当初、ミサイル以外の武器を搭載していませんでした。

しかし実戦では、ミサイルのみを搭載した戦闘機の被撃墜率が激増します。

そして、ミサイル発射後にも敵戦闘機と戦える武器装備が急務となってきて、再び「ガトリングガン」が蘇ります。

ガトリングの設計思想に基づいた「バルカン砲」が誕生すると、あっという間に被撃墜率が改善するのです。

こうして、『ガトリング』の名前とアイデアは一世紀の時を隔てて完全に復活します。

どのような素晴らしいアイデアであっても、それを実現する技術環境、社会環境などが整わないと世の中に受け入れてもらえない、ということは多々あります。

アイデアというのは「古いから使えない」「新しいものに価値がある」ということではなく、それを実現するための手段が存在し、かつ、その時代のニーズにマッチしていたかどうか、と言うことなのでしょう。

投稿者 messiah : 10:09 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月01日

増加から減少へ ターニングポイントを迎える日本人口

下の表は総務省・統計局が公表している世界人口の推移データです。

表では2005年(太字)に、日本は歴史上の人口ピークを迎えます。(実際には2006年だろうと言われている)

そして、45年後の2050年の人口は、現在よりも20%減少して、約1億人になるという予測が出ています。

世界人口の推移
年次地 域 別 (百万人)世界
(百万人)
日本
(千人)
アジア北アメリカ南アメリカヨーロッパアフリカオセアニア
1950139822611354722113251984115
1955154224813057524714275690077
1960170127414860427716302194302
1965189930017063431418333599209
19702143324192656357193692104665
19752398349216676408224068111940
19802632375242692470234435117060
19852888402269706542254831121049
19903168429296722622275264123611
19953430459322727707295674125570
20003680489347728796316071126926
20013728495352728814316148127291
20023776501357727832326225127435
20033823507362726851326301127619
将 来 推 計
20053918518372725888336454127708
20104149547396720984356830127473
201543715754187131085377197126266
202045706014387051188387540124107
202547426254566961292407851121136
203048876474726851398418130117580
203550076654866741504438378113602
204051036814976611608448594109338
204551756955056471708458774104960
205052227065106321803468919100593

上の表を折れ線グラフで見ると下のようになります。アジアの爆増、アフリカの急増がよくわかります。

これらを見ると、21世紀の後半はアジアとアフリカが世界を席捲しそうな気配。

”戦争の世紀”と言われた20世紀以上に、激しい変化と競争の世紀になるような気がします。

日本はその時、どうなっているだろうか?

長生きをして見届けたい気もするし、長生きをしてまで見届けたくない気もする...

投稿者 messiah : 07:40 | コメント (0) | トラックバック