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2005年09月30日
マイクロソフト最強の時代、既に芽生えていた脅威の種
PCソフトとIT分野の頂点に立ち、今もなおその地位に君臨し続ける世界最大のソフトウェア企業、と言えば米マイクロソフト社です。
しかし、最近数年に関しては技術面の新規性、話題性でその注目度を他社に奪われています。
その原因は後で述べますが、1995年(Windows 95を出した年)に彼らが既にその可能性を予見していたと言うのです。
1995年5月、マイクロソフト社の幹部は当時生まれたばかりのワールドワイドウェブ(現在のインターネット)が、いつの日かWindows陣営の大きな脅威になることを早くも懸念していたとのことです。(同社が5年前に争った独禁法訴訟の証拠として提出した資料から判明)
資料には次のようなメモがありました。
「ウェブは、今後数年で急速な成長を遂げ、マイクロソフトのWindowsと競合し、これを越える完全なプラットフォームへと進化するだろう」
しかしその時点ではまだ未来予測の域を出ないものであったため、ひたすらOSを重視する戦略を主張する側の勢いにかき消され、最終的にはOS重視路線に突き進んでいきます。
10年前のその決定は正しかったのか?
その後マイクロソフト社は、OSを中心とする戦略の推進により、1997年度から2005年度末の6月にかけて、年間売上高は113億6000万ドルから397億9000万ドルへと増加し、この間に純利益はおよそ3倍の年間122億5000万ドルに達したのです。
ここまでの繁栄を築いた以上、10年前の判断は正しかったと言わざるを得ないものがあります。
しかし皮肉な事に、マイクロソフト社の勢いにブレーキをかけ、攻勢から守勢に転じさせている原因は、この10年間に得た巨大な成果物そのものに潜んでいたのです。
IT業界の大手企業が次の技術革新の波に乗り遅れる理由。
マイクロソフト社幹部はその当時正しいと思われる決断を下した。その決断の結果、売上は大幅に伸びた。
しかし、中核製品であるWindowsはますます大規模で複雑なものになり、新しいバージョンを出荷する作業はますます困難になってしまった。
この10年間の成功とは裏腹に膨らんだ重荷が、次世代の技術革新に対応することをさらに難かしくしています。
はるか昔には、マイクロソフト社とアップル社がIBMの存在を脅かしたことがありました。
これに対し、現在はGoogleが安価で使いやすい代替技術を提供することで、マイクロソフト社を脅かすチャンスを手にしていると言われています。
「マイクロソフト社はかつて下の方から(上位にいるライバルを)攻撃していたものだった」とある元幹部は言います。
「ところが現在では、マイクロソフト社が下からの攻撃を受けており、同社にはそれに対処する方法が分からない」状態のようです。
マイクロソフト社がWindowsで市場を圧倒している1997年、スタンフォード大学の学生寮で大学院生が開発した検索エンジンが、その後「Google」となり、2005年までに年間40億ドルの収益を上げる大企業へと成長して、マイクロソフト社を下から攻撃し始めたのです。
頂点に立っているものが頂点を脅かされる。
その種は、マイクロソフト社が最も強かった時、密かに芽生えていたのです。
by CNET Japan |
投稿者 messiah : 08:21 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月29日
7歳になった急成長する坊や
9/27、28にGoogleを使って検索をした方は、Googleのロゴに7つのチョコレートケーキとロゴが”Goog7e”という表示になっていたのをお気づきでしょうか?
Googleはイベントや季節に合わせて、時々そのロゴを変えたりします。
筆者は、それがGoogleの7歳の誕生日を記念したものと知らずに過ごしました。
そんなわけで...スクリーンショットは取り損ねました。(ああ、残念)
それにしても成長の速いヤツですね。この坊やは!
投稿者 messiah : 08:34 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月28日
秋の名曲から抹消された歴史の事実
「里の秋」という童謡があります。
筆者は小学校の音楽の授業で歌った思い出があります。”唱歌”というヤツです。
秋の季節にふさわしいこの歌、お母さんと子供が二人で囲炉裏端で栗の実を煮ています。長閑(のどか)で平和な情景が目に浮かびます。
1.静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた
筆者は、現在でもこの歌を”唱歌”として学校で教えている、と思っていました。
ところが、子供に聞くと「そんな歌、知らない」とあっさりと一言。
時代は変っていました。今はユーミンやサザンオールスターズを教材にする時代になっていて”唱歌”という言葉はもう死語のようです。(淋し~い)
2.明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ父さんの あの笑顔
栗の実食べては 思い出す
2番では、不在の父を思い出しながら母と二人で栗の実を食べている。2番も1番と同様に、ほのぼのとした雰囲気の家庭の様子が描かれている。
「里の秋」は太平洋戦争勃発の昭和16年に、千葉県の教師・斉藤信夫氏が歌詞を作りました。(当時の題名は星月夜『ほしづきよ』)
そのため実は、1・2番とは打って変わって、3・4番の歌詞は極めて軍国主義を象徴する内容になっているのです。
3.きれいなきれいな椰子の島
しっかり護って下さいと
ああ父さんのご武運を
今夜も一人で祈ります
4.大きく大きくなったなら
兵隊さんだようれしいな
ねえ母さんよ僕だって
必ずお国を護ります
そして、この3・4番は戦後抹消されます。
しかし話はもう少し複雑なのです。
ポツダム宣言を受諾した年の昭和20年12月にNHKラジオは、戦地から日本に帰国(当時の用語で復員)してくる将兵を励ますために「外地引揚同胞激励の午后」を放送します。
NHKは、その時に流す歌を作曲家の海沼実氏に依頼したのでした。
海沼氏は「星月夜」に白羽の矢を立て、知己でもあった斎藤氏に、NHKで放送する、復員兵を迎えるのにふさわしい歌詞にして欲しいと、(4番は削除して)3番だけの修正を依頼します。
筆者は、地元の、ある葬祭業を営む企業が、地域住民への音楽振興のために開設した多目的ホール「ヒューマンライフギャラリーScene(シーン)」で行われる音楽コンサートをよく聞きに行きます。
その出演者の一人、ラテン歌手の西川慶(けい)氏がこの「里の秋」を紹介する時に、「この歌の重要なのは3番の歌詞。3番がなければ、ただ栗の実を食べてるだけの話に終わってしまう」と言っておられました。それを聞いて「里の秋」の由来に興味を覚えたのです。
さて、作詞家の斉藤氏は放送当日まで3番の修正に悩みに悩みます。
軍国主義を称え、誇りとする内容の3番以降を、途中から別の目的に変えて、かつ歌全体としての調和をとる事は容易ではなかったようです。
そして本番の日。何とかぎりぎりで修正は間に合いました。「ほしづきよ」という題名には濁点が入っているのが面白くないと、その場で1番の歌詞から持ってきて俄かに「里の秋」という題名に決まったようです。
3.さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ父さんよ 御無事でと
今夜も母さんと 祈ります
南方の戦線(椰子の島)から船で引き上げてくる父は無事でいるか、という当時の国民全ての切なる思いを込めた歌詞が完成し、NHKラジオから流れます。
歌が流れた直後、スタジオは胸を打たれた人たちが言葉を発せず、静まり返って感動にひたったということです。
放送後、聴取者から感動したという電話、リクエストの希望が殺到したとも言われています。
この3番の歌詞には、これからは永遠に戦争のない国になって欲しいという願いと、父の安否を心配して複雑に揺れる気持ちが見事に描かれています。
残念ながら、この3番もその後、軍国主義の名残を抹消する圧力によって削られてしまい、「里の秋」はひたすら牧歌的な唱歌となります。
名曲は、歌の意味を伝える大事な部分を抹消されて60年という時間に流されます。
しかし、情報が隅々にまで至る時代になり、今ではインターネットで「里の秋」を検索するだけで容易にその事実を知ることができるようになりました。
そして、この名曲の生い立ちや背景を知ることで、この歌に隠された歴史の事実を噛みしめ味わうことができる、そんな(平和な)今がある事も事実です。
投稿者 messiah : 08:48 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月27日
ファーストフード企業が考えた知的で太らない体育授業
アメリカの6~19歳の子供の31%が肥満もしくは肥満予備軍といわれ、要因としてハンバーガーなどのファストフードがやり玉に挙がったりしています。
そこで、汚名返上とばかり、ファストフード最大手のマクドナルドは、「正しい食生活と運動を欠かさないことが(健康維持に)重要だということを継続して訴えたい」として、体育授業のプログラムを作成しました。
「遊びのパスポート」と名付けられたこのプログラムは、日本の「だるまさんが転んだ」や、バスケットに良く似たオランダのスポーツ「コーフボール」など世界各国の伝統的な遊びを紹介しています。
アメリカの公立小学校の約3分の1に当たる約31,000校が、9月の新学期から導入していて好評のようです。
確かにファーストフードの摂り過ぎは良くないが、太り過ぎは”運動不足”というもう1つの柱があって生まれるものですよね。
このプログラムですが、競争社会で鍛えられている企業ならではのユニークなアイディアが盛り込まれていて、石けり遊びでも各国でさまざまな種類があることを学べるなど、児童が実際に体験しながら異国の文化や歴史的背景などを学習できるようになっています。
しかも、教材にはしっかりマクドナルドのロゴが入っていて、油断も隙もないところが凄い。
by Sankei Web |
投稿者 messiah : 08:18 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月26日
阪神タイガース 和英辞典の中でも勝利のお立ち台
大修館書店(東京)の編集者は阪神タイガースファンの集まりでしょうか?
同書店は「ジーニアス」という名の辞典を発行していますが、その和英辞典には次のような阪神タイガースに関係する例文が30も掲載されているということです。
Uehara pitched brilliantly,but it was all for nothing as the Giants fell to the Tigers, 2 - 1. 上原の力投むなしく、ジャイアンツはタイガースに2対1で敗れた。 |
The Tigers are just one win away from clinching the Central League championship. タイガースはセ・リーグの優勝に王手をかけた。 |
In the bottom of the fifth,the Tigers started the inning with the double by Akahoshi. 5回裏のタイガースの攻撃は赤星の二塁打で始まった。 |
このジーニアス和英辞典、少なくとも阪神ファンの多い関西では絶大な支持を受けることは間違いありませんが、名古屋では売れない?
編集者に関西の大学教授の方が何人かいること(間違いなくファンだと思う)、および編集作業の大詰めと阪神タイガースの独走態勢が重なったことがこうなった要因のようです。
ついでに、問題になっているこれ(下記)も掲載して欲しかった。
Do not jump into the Doutonbori river even if the Tigers win the championship. (でいいのかな?) 優勝しても道頓堀川に飛び込んだらアカンで。 |
by 朝日夕刊9/24 |
投稿者 messiah : 07:43 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月25日
忘れかけていた記事が思わぬところで紹介されました
この「出たとこ勝@負ログ」は昨年12月に公開しましたが、それ以前(公開前)、約1年前に「ブログ奮戦記」という27話からなるエントリー(記事)をコツコツと作成しては貯めていました。
「ブログ奮戦記」は、ある時、ウェブログなるものの存在を知り、ウェブログをやってみようと思い立ち、費用ゼロでもできるという話につられて、あるIT系財団法人が開催している教育研修セミナー「Blog基礎講座」を受講したことに端を発します。
その講座では、ウェブログを無料ソフトだけで構築する一連のステップを学んだのですが、講座終了間際に講師の方に変な質問をしました。
「先生、ウェブログの作り方はわかりましたが、実際に始めるとすれば、どこからどうすればいいのですか?」という素朴かつ無知な質問でした。
返ってきた答えは「先ず、サーバーを用意することです」
そして、その瞬間に愕然としたのです。
サーバー???
よく耳にする単語だけれど私にとっては正体不明のヤツ。想像もつかない。
それは何をするものですか?と聞き返すことにためらいを感じてしまい(それが失敗)、サーバーを自分勝手にイメージして次の質問をしてしまいました。
「どうやって用意すればいいのですか?」
先生は親切にいくつか方法を紹介してくれました。しかし、私にとって問題はそんなことではなかったのです。
サーバーとは何をするものぞ?という疑問を残したままサーバーを借りてウェブログを始めることに強い抵抗感を感じた私は、サーバーについて調べ始めます。
そしてついに、「自宅サーバー」を作ればサーバーとは何をするものぞ?...の答えが出るのでは?という結論に達したのです。
そして、ウェブログを作るその前に、自宅サーバーを立てよう!と決意したが1年前の今頃でした。
「ブログ奮戦記」は私のブロガーとしての出発点となる、自宅サーバー構築からブログ公開までの様々な悪戦奮闘の様子を記録した処女作で、時間もかかったし、思い入れも深い作品です。
「ブログ奮戦記」は4ヶ月という期間をかけて試行錯誤の末、完成しました。
その後、私はブログの話題を中心に据えながらIT関連のニュースや時事問題、その他雑多な話題をブログで取り上げてきました。
コメントも多く頂戴して喜んでいましたが、今日頂いたコメントに中に何と!...もう私も少し忘れかけていた「ブログ奮戦記」を読んだ方からの意外なコメントがあったのです。
この「出たとこ勝@負ログ」は、Movable Type(ムーバブルタイプ)というブログ作成ツールをベースとして作られていますが、その使い方などを「ブログ奮戦記」に掲載していました。
それをご覧になって、「Movable Typeの使い方が、とってもわかりやすいページとして当ページで紹介させて頂きました」というコメントを下さったのです。(こちら)
これは、私にとって驚きでした。エントリー(記事)として1年近く前のもので、トップページにも直接表示されていない、一見すると埋もれている情報なのにも関らず...
検索等で探し当てられたのかも知れませんが、「どこかに見ている人はいるもんだなぁ」というのが素直な感想です。
一生懸命に作ったものが紹介されるのは掛け値なしに嬉しいものです。
もちろんその反対に、時として批判される場合もあるでしょう。
しかし、ネットの良さというのはそれもこれもひっくるめて受け入れた上で、如何に活用するかを考えればいい、と思うのです。
「ブログ奮戦記」を紹介下さったMovable Type活用情報サイトさんにあらためてお礼を申し上げます。
有難うございました。
投稿者 messiah : 16:25 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月24日
生涯にわたる友好関係を築く魔性の箱
「アップル社は、他社が理解していないことを理解していた。つまり、製品に触れる前でさえ、ユーザーと包装の間にはインターフェースが存在するということだ」
「包装に関して、顧客にどのような種類の体験をしてほしいのか?」
アップル社は答える。
生涯にわたる友好関係...と。
アップル社が考えるユーザーインターフェイス(※)とは、製品を手に取る前の段階、つまりパッケージを開梱する時から既に始まっているのです。
ユーザーインターフェイスとは? |
---|
画面デザインや操作性など、ユーザーがコンピュータと直接触れる部分の使い勝手をいう。直感的で、戸惑ったり、苦痛を感じたりさせないものほど良いユーザーインターフェイスである。 |
Macintosh(マッキントッシュ)やiPod(アイポッド)などのアップル社製品の愛好家たちは、新しい製品を購入した時、パッケージ(箱)の大胆なデザインや滑らかな手触りから、優美なユーザーインターフェースを堪能する、と言う人が多い。
この魅力は、ユーザーが必要な順番で各部品を箱から取り出せるようにうまく考えられた箱詰めの方法や雰囲気にあります。
by デジタルARENA |
そして、中に入っているアップル社製品と同様に、こうした美しい包装材はなかなか手放せなかったりするのです。
ある愛好家はこう言います。「私の仕事場にある本棚を見た人々は、『なぜこうしたものを取っておくのか?』と尋ねる。すると私は誇らしげに、陳列されたアップル社製アクセサリーの箱について語る。「処分するのが間違っているように感じられるのだから、仕方がない」...と。
「捨てるなんて考えられない。シリアル番号を保管する以上の意味がある。私の人生で起こった素晴らしい出来事の記録なのだから」とまで言わせてしまう。
大勢のマックユーザーが製品を開梱する時の写真を撮っています。
アップル社のユーザーは、他のアップルユーザーが同社の新製品の包装を解いているところを写したオンラインの写真ギャラリーに特別な魅力を感じるらしい。
こうした写真にはたいてい、ユーザーが笑顔で、USBケーブルなどを1本ずつ、じらすようにして取り出すところが写されているのです。
本当かどうかはこのサイトを見るとわかります。写真をアップしたその日だけで300万アクセスあったそうです。(ふぅ~~~おそろしや)
こうなると「魔性」の箱...と言っても過言ならず。
包装ですら製品の一部になることを立証したアップル社ですが、そこに、ユーザーとのアップル社の関係を、ユーザーと製品の関係以上として考えてきた独自のブランド戦略があります。
生涯にわたる友好関係を目指している企業の信念というか、執念が感じられますね。
by Hotwired Japan |
投稿者 messiah : 08:38 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月23日
クロアチアの動物園に設置された人間が入る善悪の檻
ロンドン動物園でヒトが展示されたというエントリーを書きましたが、もっとすごい動物園がありました。
ロンドンの場合、来園者がヒトという動物の生態を観察するという主旨ですが、今回は反対で、檻(おり)の中に入った来園者が、檻の中に入った動物の気持ちを味わうというものです。
ユニークな事を考えて実践するのは、イギリス人ばかりではありません。
by 原田屋旅館 |
ザグレブ動物園(クロアチア)は9/16から、来園者の出入りが自由な、「ホモ・サピエンス」と名付けられた家具付きの檻(おり)2つを用意し、檻の中の動物になった気分で外の様子を眺めることができるようにしました。
2つある檻には「善人」と「悪人」の表示があり、中の様子がかなり違います。
「善人」の檻は天然の素材を使った内装で、竹製のいすが置かれ、木製のテーブルに果物が盛ってある。
一方、「悪人」の檻には、自然に害を与える素材が使われ、プラスティック製のいすのほか、隅にはごみ箱があり、壁には「地球で最も危険な動物」と説明書きのある鏡がかけられている。
「善人」の檻には、地球の環境保護についての冊子が置いてあり、「悪人」の方は環境が破壊される様子を表しています。
ロンドン動物園の場合は、「地球の生態系におけるヒトの重要性を伝えること」 を目的にしていました。
ザグレブ動物園の場合は、「檻の中に入って動物たちの視点を体験してもらいたい。同時に、人間による環境破壊問題のことや、私たち人間と地球の未来について考えてもらいたい」とアニク園長はおっしゃっています。
一見わかりにくいのですが、よくよく考えてみると.....
檻の中に入って外を見る人たちの目的、外から檻の中を見る人たちの目的、この互いに独立した無関係な目的(行為)を、同時進行させる見事な演出ではありませんか。
これは驚きの凄いアイディア!と関心してしまいました。(私だけかな?)
クロアチアについてのミニ知識 |
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クロアチアは、1991年に旧ユーゴスラビアから独立。日本ではまだあまりなじみのない国です。イタリア半島の対岸にあるバルカン半島北西部に位置し、緯度は北海道とほぼ同じですが、四季がはっきりしており、特にアドリア海沿岸は地中海性の気候で、晩秋までおだやかな気候が続きます。また、アドリア海に面して海岸線が約1.800Kmも続き、1,000を超える島々を抱える美しく自然豊かな国で「アドリア海の秘宝」と呼ばれています。さらに古代ローマ時代の遺跡や中世の町並みが残され、ドブロヴニクやスプリットなど6箇所がユネスコの世界文化遺産に登録されています。これらの美しい風景や文化遺産を求めてヨーロッパ諸国から大勢の観光客が訪れるかくれたリゾート地、観光名所となっています。2001年度には、約800万人の観光客が訪れ、日本からも1万人を超える観光客が訪れています。 |
by 原田屋旅館 |
by CNN.co.jp |
投稿者 messiah : 09:17 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月22日
冷っとした瞬間
昨日、半日ドッグというのを受診しました。(妻と一緒に)
朝、8時過ぎに病院に到着...一番乗りではなかったが三番乗りくらいで。
整理番号札をとって待合室で待っていました。
私たちより先に来ていた人が番号札を取り忘れていて、「お先に」に受付に呼ばれました。
採尿、血圧・視力・聴力・身体測定などを終えて、採血をする部屋へ。
ここで悲劇が待っていました。
右腕上腕部をゴム紐で止めて、親指を中に入れて拳を握りしめて用意完了。
看護婦さんが、どの血管のどの箇所に注射針を突き刺すか、指で押しながら確認しています。
悪い予感がしたのはこの時...
やたら長い。なかなか決まらない。この人、大丈夫かなあ(汗)
意を決したかのように(見えた)看護婦は太い注射針を突き刺しました。
注射の痛みが恐いことはないのですが、あの針の太さは何とかならないものでしょうか。
先日テレビで見ましたが、新しい注射針が発明されたそうで、極薄の金属板を丸~くまるめた直径1mm以下の細い注射針が開発されています。
この注射針の太さは皮膚の痛点の密度より小さいので、ほとんど痛くないそう。糖尿病などで毎日注射を打つ患者には朗報です。
さて話は戻ります。
差し込まれた注射針、ある程度の深さに至ると血液が注射器内にドッと出るのが、なかなか出ない。
看護婦はさらに少し突き刺す。それでも出ない。
さらにもう少し突き刺したところで、顔色が変わりました。
「すみません。ちょっと中止させて頂きます」とシドロモドロになりながら注射針を抜き、絆創膏をペタッとはって平謝り。
でも、針を抜かれた瞬間はホッとしましたよ。
生まれて始めて注射失敗を経験した私ですが、むこうの看護婦もかなり落ち込んだ様子で可哀想なくらい。
その後は、左腕に代えて先輩らしき看護婦に交代して注射されましたが、これもかなり血管を選ぶ段階で時間がかかり、汗は出るは...後からの人に追い越されていくは...
採血後に二人の看護婦に「いつも採血の時はみなさん苦労しているんですよ」と慰めともならない事を言ってしまいましたが、私の血管はどうも細いようです。
何事も終わり良ければ全て良し。
そんなアクシンデトはありましたが、その後はいたって順調。検査結果もその日のうちに説明を受け、特に問題なかったので一安心。
ちょっと体重増が気になりますが。。。
投稿者 messiah : 08:50 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月21日
ところ変れば...結婚したい理由も変る
結婚情報サービスのオーエムエムジーは、3大都市圏(東京、大阪、名古屋)の独身男性に「結婚したい理由」について意識調査を行いました。
その結果、3都市ともトップは約6割の人が「愛する人と一緒にいたいから」という理由でした。
しかし理由の2番目は、3都市で大きな違いが出てきました。
「子どもなど家族が欲しい」を理由に選んだ名古屋の男性は55.6%で、東京の44.4%、大阪の52.8%を上回りました。
「なるべく早く結婚したい」と答えた割合も名古屋が最も多く、名古屋は親子の同居率が高い土地柄で、早婚願望の傾向が見られました。
「世間体」を挙げたのは、大阪が最も多く30.1%。
東京、名古屋を10ポイント前後引き離しました。
「貧しくても愛があれば幸せになれる」という考え方に反対した率も大阪が最も高く、極めて現実的な結婚観を持っていることが分かりました。
「寂しいから」と答えたトップは東京で27.8%。
名古屋、大阪より7~9ポイントほど高く、大都会の自由と背中合わせの孤独が顔をのぞかせています。
ところ変れば結婚観も変る...でした。
投稿者 messiah : 06:47 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月20日
ソフトウェアで”匠の技”を伝承できる?
「団塊の世代」が2007年から順次大量に定年退職をしていく、いわゆる「2007年問題」に備えて経済産業省は、中小企業の熟練工が身につけている技能を社内に残すためのソフトウェア作りに乗り出すそうです。(朝日朝刊9/19)
機械工作などを行う中小企業は、熟練工の”匠(たくみ)の技”に頼る部分が大きいが、その技の若手に対する継承が進んでいない企業が多いので、”技”をデータベース化して各社の知的財産として保存・活用するのが目的だそうです。
経済産業省によると、2006年度予算で開発費17億円をかけて、鋳物(いもの)、溶接、旋盤加工、めっき、レーザー溶接の5種類の”技”にそれぞれ対応したソフトを開発するとのこと。
以上の新聞記事を読んで思わず...???
(絵に描いた餅のような話ですが)将来、これらのソフトを導入した企業は、熟練工が旋盤の設定値、速度や鋳物の型に流し込む金属の温度などの細かい作業記録を入力し、その作業方法を選んだ理由や効果、試行錯誤の経緯などを記録していきます。
そして、社内で数ヶ月から数年かけてデータを蓄積し、検索して簡単に取り出せる仕組みにする予定らしい。
筆者が何故、???なのかという理由。
- データを蓄積している時間があれば、若い世代に実地教育したらどうか?
- 中小企業がコストと時間をかけて長期間にわたり面倒なデータ入力ができるか?
- 身体にしみついた技の1つ1つを細かく分析して数値や言葉に変換する難しい作業ができるか?
結論を言うと、熟練工は熟練工からしか産まれないのではないでしょうか?
本当に必要な”技”ならば、定年後も「団塊の世代」の人たちを現役として雇用し、必要な期間を設けて計画的に人から人へと伝承していく方が合理的のような気がします。
投稿者 messiah : 07:35 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月19日
マイクロソフトが独り負け?という奇怪な現象
「ブラウザのシェアでマイクロソフトが独り負け」
といっても、8月だけの話ですが、それでも最近の動きを見ると、ブラウザ戦線異常ありと言っていいでしょう。
ウェブサイト分析業者の米ネットアプリケーションズ社は、同社の顧客サイト40,000件以上を調べて、2005年8月のブラウザの世界シェアを発表しました。
それによると、首位の「インターネット・エクスプローラ(IE)」は86.31%と、前月に比べて0.89%減少しました。(前月は87.20%)
一方、2位の「ファイアフォックス(Firefox)」は8.27%(前月8.07%)で、他のマイクロソフト社のライバルメーカーも軒並み増加したため、IEは「独り負け」となったのです。
順位は次の通りです。
順位 | ブラウザ名 | 7月 | 8月 |
---|---|---|---|
1 | インターネット・エクスプローラ | 87.20 | 86.31 |
2 | ファイアフォックス | 8.07 | 8.27 |
3 | サファリ | 2.13 | 2.20 |
4 | ネットスケープ | 1.50 | 2.02 |
5 | オペラ | 0.49 | 0.62 |
わずか1%にも満たないシェアの低下ですが、マイクロソフト社はブラウザのシェア低下に神経を尖らせています。
IEは、2004年10月時点でシェアは(何と!)92.31%あったのです。
その後、2005年6月まで8ヶ月連続でシェアを落とし、7月はわずかながら増加に転じましたが、8月になって再び減少したのです。(7月の増加についてはこちらを参照)
これとは対照的に、ファイアフォックスは2004年10月時点ではシェア2.69%でしたが、8ヶ月連続で増加し、7月は少し減少しましたが再び増加に転じています。
減少を続けていたネットスケープもバージョンアップ(バージョン8)の効果が出てきたのか増加しました。
アップル社のサファリは10ヶ月連続で増加し、ペースは緩やかながらも徐々にシェアを増やしています。
オペラはファイアフォックスの人気に押されているためか、一進一退の推移を示していますが、8月は増加しました。
そして...
IEだけが独り、シェアを落としたわけです。(1%落とすと1,000,000人という規模になる)
原因?
それがわかればマイクロソフト社がとっくに対策を打っていることでしょう。
タブブラウズ機能の対応を怠ってきたことや、セキュリティ面で常にハッカーの標的となっていること(開発のブレーキ)などがありますが...
マイクロソフトとIEに飽きてきたユーザーたちが、そろそろ、新天地を求めて大移動しているという見方もできます。
by Hot Wired |
投稿者 messiah : 09:03 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月18日
つかみにくい無党派層の動き ブログなら予測可能
ブログ検索サービスのテクノラティ・ジャパンが、先日行われた総選挙について書かれたブログの記事内容を調査した結果、自民党を明確に支持する内容の書き込みが、民主党支持の2倍以上だったことが分かりました。
テクノラティ・ジャパンは、公示日から投票前日まで、国内の約80万のブログから選挙関連記事を収集し、内容をコンピュータで細かく解析しました。(これ、テクノラティ社の得意分野です)
その結果、「自民党」を主語にして「投票する」「賛成する」などと書いた、明確な自民支持の記事が470件だったのに対して、民主支持のものは214件にとどまりました。
記事数では自民党が5,183件に対し、民主党が3,749件でした。
賛否両方を含んだ単純なエントリー(記事)数でも、自民党は民主党より約4割多く、歴史的勝利を収めた自民党は、インターネット上でも「圧勝」していたことになります。
ブログ利用者の中心は20~30代の若い世代で、どちらかと言えば無党派ジェネレーション。
これまでは、投票日の天気次第とか、投票箱を開けてみないと分からない、と思われてきた無党派層の票田ですが、その”無党派層”自身が自分の言葉で語っているブログを収集して、そこに含まれている言葉を分析すればいいのです。
当たり前と言えば、当たり前ですが、これはちょっとした発見です...
次の選挙から、無党派層の投票予測にブログが大いに利用されるでしょう。
by Sankei Web |
投稿者 messiah : 08:04 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月17日
ガリバー上陸 ブログ界にもカトリーナが吹き荒れる?
米グーグル社は9/13、ブログのエントリー(記事)内容をキーワードで検索できる「Google Blog Search」のベータ版を公開しました。
英語だけでなく、日本語のブログも検索できます。
ブログ検索サービスは既にいくつか立ち上がっていますが、検索技術の本命が参入してきた形です。
因みに、この「出たとこ勝@負ログ」と入力して検索してみると、0.05秒で108件ヒットしました。
ブログ検索サービスでは、テクノラティ社などが先行していますが、単純な検索速度を比較してみました。
例えば、このブログの最近5件のエントリータイトルについて検索すると、
検索キーワード | Technorati | |
---|---|---|
インターネット選挙に拍車 | 0.08秒 | 0.703秒 |
就職活動の新しいスタイル | 0.04秒 | 0.358秒 |
7割以上の人 | 0.1秒 | 2.1秒 |
企業ブログ | 0.16秒 | 1.541秒 |
クビ切り話 | 0.09秒 | 2.507秒 |
という結果です。スピードが一桁違います。
英語、日本語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語などの多国語対応になっていて、検索対象は世界の全てのブログとのこと。(正確に言うと、サイトのフィード「RSSまたはAtom」を公開している全てのブログ)
検索条件として、ブログのタイトル、URL、投稿された時期などを指定可能。
拡張機能として、「2005年9月1日~9月15日まで」といった投稿期間を指定したり、アダルトコンテンツを除外して検索する機能などもあります。
とにかくウェブ検索と同様に、検索が速い!(多くの場合、0.1秒前後)
但し、速度だけで評価は出来ません。
前述のテクノラティ社は投稿された時間を細かく刻んで表示したり、最も話題になっている単語を検出する機能など、それぞれの特徴があります。
しかし。。。どうも、空模様が変化してきそうな...
検索界のガリバーが、あの「カトリーナ」のように、ブロゴスフィア(ブログ圏(界):こちらを参照)でも猛威を振るうのでしょうか?
by @IT |
投稿者 messiah : 09:15 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月16日
インターネット選挙に拍車をかける最高裁判決
国外に住む日本人(在外邦人)の選挙権を巡って最高裁判所は、選挙区の投票を認めないとした現行制度は違憲であるとして、次の選挙までに法改正することを国に求める判決を言い渡しました。
在外邦人の方(欧米や南米に多い)は、「情報が瞬時に行き届くインターネット時代に、投票を拒まれる理由はない」と、この判決を歓迎しています。
海外に住んでいても今では、インターネットや新聞の国際衛星版を通じて、選挙動向や故郷の候補者の選挙運動などをいつでも簡単に確認できます。
在外邦人の方の多くが、「日本の国政選挙に、日本にいる人たちと同じように参加したい」という気持ちを強く持っているようです。
しかしこれまでは、比例区への投票はできましたが、選挙区への投票ができなかったのです。(何故でしょうねぇ?)
日本大使館で投票する時に、選挙区の投票ができないことを知って「個人の名前が書けない」ことにショックを受けたという人もいます。
原告団の事務局長は、「自分の考えを代弁してくれる人に投票するのが本来の代議員制度の在り方である」と言っています。
今回の判決で、インターネット選挙の幕開けを現実化する動きに、拍車がかかるのではないかと思います。
現行の選挙制度を見直し、インターネットを柔軟に活用する”選挙改革”が叫ばれている中、絶妙のタイミングで下りた判決。
司法の力が改革を後押ししたようにも見えますが...
by 朝日朝刊9/15 |
投稿者 messiah : 07:46 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月15日
就職活動の新しいスタイルはブログから
最近、ブログの話題が多くなっていて少し偏重の感があるが、それだけブログが社会的地位をものにしてきている裏付けと言えるのだろうと思います。
ブログがインターネットで本格的に紹介されてから1年ほどになりますが、わずかの間に世代を通して幅広く認知され、利用され、また数々の商業化への挑戦が行われています。
衆議院選挙では、政治家・国民双方がブログを通じて選挙動向に注目しました。
大型台風の日本上陸では、現場に密着した報道役をブログが担いました。
こうしたメディアとして側面を持ちながら、一方で、企業の飾らない姿を投影する別の機能がブログにはあります。
その機能を利用した、「就職活動の新しいスタイルが」誕生しています。
マーケティングPR会社のビルコム社は、来春入社予定の学生が発信する「内定者プロジェクトブログ」を8月からスタートしました。
4人の内定者が持ちまわりで、日々、インターンとして取り組んでいる課題、社風などを、学生の視線から観察、発信しています。
ビルコム社では、「企業が一方的に発信するだけのサイトに疑問があった。企業と学生、双方向のコミュニケーションとして使えるものを考えた結果」と説明しています。
学生は、企業のホームページや説明会、OB訪問などを通して、自分なりの企業イメージを構築するが、企業の等身大の姿は見えにくい。
大卒の新卒者のうち3割が3年以内にやめてしまうという雇用のミスマッチも問題になっています。
またビルコム社によると、「学生の目線から見たリアルな企業の姿を、就職活動を始める次世代に向けて発信することで、『企業と学生間のミスマッチ』を防ぐことも目的。インターン生が書いた内容について会社側は特に審査しません」とのこと。
人材コンサルティングのワイキューブ社は、ブログとソーシャルネットワーキングの機能を併せ持つ就活コミュニティ「コミューン」を運営、自社新卒採用向けサイトでも人事担当者によるブログを発信しています。
「コンサルティングという一見わかりにくい業務内容を伝えるとともに、社内の雰囲気を伝えるのに役立っている」と人材開発部の話。
考えを文章にしてアウトプットすることで、読み手からの反響をつかめ、自分自身の中で考えをまとめる作業にも役立つとも言います。
ワイキューブ社の広報によると、「ブログを発信する学生は就職活動で比較的内定が早く出やすい傾向にある」と言います。
「学生にとってブログを発信するという行為自体に意味があり、第三者的な視点から自分の考えをまとめ、自己分析のきっかけにもつながるからでは」と分析しています。
それにしても、ブログのドメイン(適応領域)、どこまで広がるのでしょうか。
by 読売新聞9/5 |
投稿者 messiah : 08:49 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月14日
7割以上の人がIT用語の意味を知らずに使っている
ネットビジネス専門ニュースのインターネットコム社とインターネットリサーチのインフォプラント社が、IT関連用語についての調査を行ないました。
それによると、「意味は理解していないが、周りが使っているからIT用語を使うことがある」という人が、全体の7割を超えていることが明らかになりました。
調査は、自宅でインターネットを利用しているユーザーを19歳以下、20代~30代、40歳以上の3区分に分けて、男女それぞれ50人ずつの合計300人を対象に行いました。
「IT関連用語は難しいと思うか」という質問に対して、83.5%のユーザーが「難しいと思う」と回答しました。
「IT関連用語はなぜ難しいのか?」という質問に対しては、
- アルファベットが多い(172人)
- 短縮したものが多い(148人)
- 増えるスピードが速い(99人)
- 周りに教えてくれる人がいない(87人)
- 耳になじまない(82人)
さらに、普段よく目にするが意味を理解していないというIT関連用語として、
などが挙げられました。さらに、最近よく目にするIT関連用語のおおまかな概要を知っているかを質問しました。
取り上げたのは「Blog」、「SNS」、「RSS」などの短縮された用語や、「アフィリエイト」、「QRコード」、「ポッドキャスティング」、「iTunes」など、ここ1~2年で浸透しつつある言葉です。
その結果、各年齢層で最も認知度が高かったのは「Blog」でした。19歳以下では100人中84人が知っていました。
「アフィリエイト」や「QRコード」、「iTunes」も各層に浸透しています。「RSS」も19歳以下で100人中32人、20代~30代で100人中26人が知っていました。
一方、「SNS」の認知度は19歳以下で100人中15人、20代~30代で100人中17人、40歳以上で100人中5人となり、「ポッドキャスティング」は19歳以下で100人中13人、20代~30代で100人中16人、40歳以上は100人中6人という結果でした。
専門用語がわからない人は、新しい技術を使った製品の購入を遅らせる傾向があると言われています。
それはそれでいいのですが、知っていれば周りから「この人、やるな」と一目置かれることもある。
場合によっては尊敬されたりする。(試してみてはどうです?)
by Yahoo!ニュース |
投稿者 messiah : 08:17 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月13日
企業ブログの推進はトップダウンが早道
ワークステーション、サーバー、OSなどのトップメーカー・米サン・マイクロシステムズ社では、現在1,500人から2,000人の社員が、会社が運営する企業ブログを活用して成果を上げているそうです。
Welcome to Blogs.sun.com! This space is accessible to any Sun employee to write about anything.
(Blogs.sun.comへようこそ!このスペースは、どんなことに関して書いてもよく、いかなる従業員にも開かれています)
社員の情報交換の場となるこの企業ブログは、顧客からのフィードバックやアイデアを情報伝達する貴重なルートとなっています。
同社は、さらに多くの社員にブログに参加するように積極的に奨励していく計画です。
「他の会社とは違い、当社はブログの内容によって社員を解雇するようなことはしない」と言います。
他の会社というのは、あの有名な大手IT企業のことでしょう。(こちらを参照)
このブログ構想が成功した背景には、自身もブロガーである社長のシュワルツ氏の初期段階からの支援がありました。
当初、サン・マイクロシステムズ社でブログを開設していた社員は少数でした。
その当時は、ブログに対する会社としてのポリシーはなく、積極的にブログを奨励することもありませんでした。
2004年3月、社長兼COOに指名されたジョナサン・シュワルツ氏は、Webテクノロジー・ディレクターを務めるティム・ブレイ氏に企業ブログのポリシーの草案作成を託します。
同年4月、ブレイ氏が企業ブログによって得られる恩恵についてのビジョンをプレゼンテーションしていた時、何人かの社員が手を挙げて「事前の承認なしで公式見解を出すことを禁止しているポリシーがあることを知っているのか」と問い詰めました。
しかし、その時、社長のジョナサン氏は「そのポリシーはもはや妥当なものではない」と言ってブレイ氏を支持します。
それから、社内の様子が変化します。
同年5月、「会社での仕事に関するブログを持ちたいのであれば、会社がhttp://blogs.sun.comのURLでアクセスできるブログを用意する」という案内が全社員に届きます。
企業ブログに参加したのは、当初40人くらいでしたが、徐々に増えていき、現在では会社のプラットフォームで1,500人、さらにブレイ氏のように個人でブログを運営する社員が数百人にまでのぼりました。
同社は、昨年5月に企業ブログ構想を掲げて以来、それほど投資を必要としないこの取り組みから多くの恩恵を受けていると言います。
ブログは、それまでアプローチすることが難しかった潜在顧客を営業マンが訪問するのを助けたりしている。
また、マーケティングの観点でも、ITに情熱を注ぐ社員らに発言権を与えたということによって、同社のイメージが向上するという意義があると言います。
そして恐らくさらに重要なことだが、社員ブログは、そうでなければ得られなかっただろう、顧客からのフィードバックやアイデアを情報伝達するルートとなっているとのこと。
企業ブログをやめさせたり、禁止したりする会社は、多くの恩恵を得られないばかりでなく、社員との関係において問題を深めかねないとブレイ氏は話しています。
「社員が世界に向かって話したり、会社がやろうとしていることを説明することを信頼できないとしたら、ブログ以前に問題がある」ときっぱり。
因みに、同社の日本人社員もこのブログに参加していて日本語で記事を投稿しています。
私のような凡夫は、「企業秘密が漏れないか」と俗っぽい事を心配してしまいます。
by ITmedia |
投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月12日
クビ切り話コンテストで不幸を笑い飛ばしてしまう国
インターネット求人サイトの「Simply Hired」が、「仕事をクビになった話」コンテストを開催したところ、1,000人を超える応募者から様々な経験談が寄せられました。
その中で、「会議後に残ったピザを食べてクビになった」という逸話を報告した男性が優勝しました。
賞品として、カリブ海クルーズの招待券を獲得したそうです。
。。。アメリカですねぇ。。。
クビになった不幸を逆手にとってよくもここまで遊べるものです。
コロラド州ハイランズ・ランチに住むジム・ガリソン氏(39)は昨年、当時勤めていた住宅供給会社で、別の部署が行った会議後に、ペパロニ・ピザが残っていることに気づきました。
ちょうどお腹がすいていたガリソン氏は、「会議も終わっているし、どうせ捨てられるだろう」と考え、2切れほど食べてしまったのです。
ところがこのピザは、会議を主催した部署の社員たちが自宅に持って帰ろうとしていたものだったのです。
他部署の社員らは、ガリソン氏の行動に怒り上司に直訴しました。
上司は副社長にこの話を伝え、約1ヶ月後にガリソン氏を解雇したと言います。
ガリソン氏は解雇を言い渡されるまで、ピザを食べたことが問題になっているとは、全く知らなかったと言います。
「誰かが言ってくれれば、謝ってピザ代をちゃんと払ったのに」と述べていますが、今となっては後の祭です。
他にも、笑うに笑えないクビ切り話が「Simply Fired」のサイトに掲載されています。
「新品家具の配達時、古い家具を移動させようとして『おとなのおもちゃ』を見つけ、怒った客が会社に連絡して、クビになった配達員」
「ソフトウエアの開発時、エラーメッセージに『バカ』と出すようにしておき、製品化する前に修正するつもりだったものの、うっかりそのまま出荷してしまい、利用者からクレームを受け、解雇されたプログラマー」
極めつけはコレ!
「このサイトの『クビ切り話』が余りに面白くて、就業時間中に読みふけってしまい、自分が解雇されてしまった女性」がいました。
お後がよろしいようで...
by CNN.co.jp |
投稿者 messiah : 08:20 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月11日
インターネット選挙運動の解禁 意外な速さで進展か?
劇場型選挙と言われています。
小泉首相はオペラ鑑賞が好きなので、彼一流の手法でこの選挙を劇場化してしまったのかも知れません。
「郵政民営化賛成派」、「反対派」、「刺客」、「くノ一」、「新党」...”戦い”の舞台に登場したキャストたちはそれぞれの役割を忠実に守ってこの選挙劇を盛り上げました。
間もなく、暑い中で繰り広げられた熱い”選挙劇”の結果が出ます。
さて、公職選挙法の解釈が原因で、選挙公示後はインターネット(ブログやホームページなど)からの情報発信ができない点について多くの批判がネットを駆け巡りました。
筆者もこの問題を9/4付エントリーに投稿したところ、数多くのトラックバックが寄せられました。
トラックバック元を訪問すると、この問題でコメント、トラックバックが溢れかえったサイトを多々発見しました。
それだけ、選挙に対する関心度が高いということでしょう。
そんな9/9、自民党は、「選挙におけるインターネット利用に関する小委員会」(仮称)の設置を発表しました。
公職選挙法で制限を受けている現状のインターネット選挙運動を見直し、法改正も視野に入れて議論をしていく、とのこと。
これは、意外に速い動きでした。
その背景には、自民党が、「民主党は公示後も、ホームページに選挙情報を流していた」ことを公職選挙法違反として総務省に通報したり、逆に民主党が、「自民党が都議選期間中にホームページに選挙記事を掲載していた」と反論したり...
こうしたインターネットの利用に関する丁丁発止(ちょうちょうはっし)の議論が起きて、それがトリガーになったようです。
さらに、ブログの底知れぬパワーを感じて、多くの政治家がブロガーの声を意識しだし、公職選挙法に対する批判の多いことに危機感を感じて、先手を打ったという見方もできます。
まあ、プロセスはどうでもいいですが、インターネットを利用した選挙運動の解禁という方向は(賛成、反対という議論の前に)世の自然の流れと受け止めて、粛々と進めていってほしいと思います。
by 朝日朝刊9/10 |
投稿者 messiah : 08:00 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月10日
ビジネスマンが「働きやすい会社」のランキング
日本経済新聞社が主要企業を対象に実施した2005年の「働きやすい会社」調査のランキング結果が発表されました。(有力企業249社、654人のビジネスマンの回答に基づく)
1位は松下電器産業、2位は日本IBM、3位は東芝。
調査は、アンケートの回答内容を基に各社の人事・労務制度の充実度を示す点数を算出し、ビジネスマンが働く上で重視すると答えた制度に得点を傾斜配分してランキングを出しています。
順位 | 質問項目 | 重視比率 | 分類 |
---|---|---|---|
1 | 年次有給休暇のとりやすさ | 48.8% | 労働時間 |
2 | 実労働時間の適正さ | 42.1% | 労働時間 |
3 | 地域選択性の有無 | 33.6% | 勤務選択性 |
4 | 喫煙問題取り組みへの積極性 | 33.5% | 健康 |
5 | 育児休業制度の充実度 | 31.8% | 女性配慮・活用 |
6 | リフレッシュ休暇制度の充実度 | 30.9% | 労働時間 |
7 | 年齢にかかわらない管理職への登用 | 29.1% | 評価と処遇 |
8 | 人事考課評価基準公開の有無 | 27.8% | 評価と処遇 |
9 | 人事考課結果伝達の有無 | 27.8% | 評価と処遇 |
10 | 年齢にかかわらない役員への登用 | 27.3% | 評価と処遇 |
11 | 従業員教育・研修の充実度 | 27.1% | 能力開発 |
12 | 勤務時間に一定の自由を認める制度の有無 | 26.4% | 労働時間 |
13 | 休職社員早期復帰支援対策の充実度 | 25.4% | 女性配慮・活用 |
14 | 介護休業制度の充実度 | 25.3% | 女性配慮・活用 |
15 | 人事考課結果への反論・修正機会の有無 | 24.9% | 評価と処遇 |
16 | 自己啓発休暇・休職制度の充実度 | 24.8% | 能力開発 |
17 | 管理職への女性採用 | 23.5% | 女性配慮・活用 |
18 | 女性の管理職への昇進のしやすさ | 23.3% | 女性配慮・活用 |
19 | 360度評価実施の有無 | 23.2% | 評価と処遇 |
20 | 既婚女性が旧姓で勤務可能な柔軟さ | 22.3% | 女性配慮・活用 |
21 | 勤務体系の自由度を認める制度の有無 | 21.5% | 勤務選択性 |
22 | 再就職斡旋への積極性の有無 | 20.7% | 高齢者活用 |
23 | 退職後再雇用への積極性の有無 | 20.2% | 高齢者活用 |
24 | メンタルヘルスケア施策の充実度 | 20.0% | 健康 |
25 | 女性の役員への昇進のしやすさ | 20.0% | 女性配慮・活用 |
26 | 定年延長への積極性の有無 | 18.9% | 高齢者活用 |
27 | FA制度の有無 | 18.0% | 勤務選択性 |
28 | 社員向け保育施設の有無 | 18.0% | 女性配慮・活用 |
29 | 社内公募制度の有無 | 16.4% | 勤務選択性 |
30 | ボランティア休暇の充実度 | 11.1% | 社会参加 |
働きたい職場を選ぶ権利を社員に与えるFA(フリーエージェント)制度など、社員の意欲や能力を引き出す人事システムを用意し、積極的に活用する会社がランキングの上位を占めました。
1位の松下電器産業は、「社員の意欲に応える制度」への評価でトップでした。
部署ごとに配属希望の社員を募集する社内公募制やFA制度も充実していました。
限られた人材を「適材適所」に配置する制度が定着していたのが要因とのこと。
ここでも、あのソニーの名前が上位にないのが不思議です。
by NIKKEI NET、人が人らしく生きるために |
投稿者 messiah : 08:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月09日
ウォームビズの経済効果には<?>な私
日本経団連が会員企業1,314社を対象に7月下旬~8月上旬に実施した地球温暖化防止に関するアンケート調査によると、85.5%の企業が今夏の軽装化運動「クールビズ」を実施していたそうです。
このうち、今年から軽装を取り入れた企業は40.6%もあり、オフィスビルの冷房温度を28度に設定した企業が67.5%に達したとのことで、政府の呼びかけが民間企業に広がったことを示しています。
そして、クールビズが終わろうかという8月末、2匹目のドジョウ「ウォームビズ」が早々と宣言されました。
秋冬に室内でも厚着をすることで暖房温度を下げても快適に働ける職場をめざす「ウォームビズ」の経済波及効果はクールビズの2倍を超えるという試算まで早々と出ています。(第一生命経済研究所のまとめ)
同研究所では、衣料品販売増を中心とする波及効果額は、クールビズの1,008億円に対し、ウォームビズは2,323億円とはじいています。
衣料品の消費拡大が男性だけでなく女性にも期待できるうえ、ネクタイの売れ行きが落ちるなどクールビズでのマイナス効果もないためといいます。
試算では、衣料品量販店で新たにベストや下着などを買いそろえた場合、男性では26,000円、女性では23,000円かかると想定。
民間企業でウォームビズを実施する割合は、クールビズと同じ2割として計算。
既に持っている服でも対応できるため経済効果は大きくないとの見方もありますが、同研究所は「ファッションを気にする男性は増えており、消費拡大のきっかけになる」とみています。
しかし、筆者は「ウォームビズ」については経済効果はそんなに大きくないと見ています。
第一生命経済研究所のおっしゃることも一理ありますが、人間の生活原理を考えなければいけません。
人間は衣類を防寒として用いますが、それは屋外のことで、屋内においては少しでも薄着をしたいという本能が優先する気がします。
極端に言えば、身体の動きを縛る厚手の衣類を着込んで能率が上がるのか?というエルゴノミクス【ergonomics】で考えないといけないと思います。
クールビズが成功したのは、軽装することで仕事の能率が上がるという効果が生まれ、同じ軽装するのならお洒落に装いたいという願望に転化し、そこから生まれた経済効果であったように思います。
ウォームビズの場合は、厚着をすればするほど仕事の能率を下げることになるので、厚着には限界があり(せいぜいベストを着て)、その範囲の中で暖房温度を1,2度下げられれば成功、というかんじではないでしょうか。
仕事は能率が優先。能率が確保されて初めて、付加価値(ファッション性)が求められるものです。
そういう意味で、クールビズの2倍もの経済効果は<?>だと思います。
by 読売新聞9/5、asahi.com |
投稿者 messiah : 08:18 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月08日
今どきネット用語105 「現代用語の基礎知識」に登場
自由国民社が発行する「現代用語の基礎知識2006年版」に、ブログサービスの「はてな」が運営する「はてなダイアリーキーワード」の中から105の用語が掲載されます。(11月発売予定)
「現代用語の基礎知識」は、国際情勢に関する用語から流行語に至るまで、国内外問わず社会にあふれる約42,000語の新語・専門用語を、全275 ジャンルの専門著者がわかりやすく定義・解説した用語集です。
一方「はてなダイアリーキーワード」は、ブログサービス「はてなダイアリー」と連携し、Wikiを利用したオンライン辞書であり、現在、国内最大級の語彙数に成長しつつあります。
「はてなダイアリー」を一定期間利用したユーザーに用語解説の編集資格が付与され、そのユーザーたちによってさまざまなキーワードが定義されていく仕組みです。
登録キーワードは114,247語(7/11現在)で、一日に約150項目が編集・新規追加されています。
インターネット上で誕生した新語をはじめ、一部のジャンルではどんな辞書よりも早く言葉の定義がおこなわれ、各方面から注目を集めています。
自由国民社によると、「はてなダイアリーキーワードの用語解説には、ネットユーザー特有の視点、価値観が反映されている。これは、より広く用語を収集し、より多様な視点を提供することをねらう『現代用語の基礎知識』にとって有意義であり、また本誌への収録は、非常に価値がありかつ先進的な試みであると考えている」とのこと。
「はてなダイアリーキーワード」から「現代用語の基礎知識2006年版」に掲載されるネット用語に興味のある方は【続き】をどうぞ。
用 語 | 意 味 |
---|---|
オリキ | 特定のアイドルに対し命をかけて応援するファン。追っかけ(オッカケ)に、力(リキ)を入れる事から。 |
推しメン | 「推しメンバー」の略。好きなメンバーや、応援しているメンバーの事。 |
ヲタ芸 | アイドルファンがライブ観覧する際、手拍子や声援だけでは飽きたらず個性的なパフォーマンスをすること。 |
DD | アイドルファンの特有の愛情表現の一形態で、「誰でも大好き」(Daredemo Daisuki)の頭文字を取ったもの。 |
お菓子系 | セーラー服、体操着、スクール水着という三種の神器を備えたグラビア雑誌、またはアイドルタレント本人を指す。クリーム、クレープ、ワッフルなど、グラビア雑誌にやたら甘いタイトルが多い事に由来する。 |
全ステ | 全部のコンサートを回る事。または特定の場所でのコンサートを全て回る事。例)「横アリ全ステ」:横浜アリーナのコンサートを全部観る事。 |
大パ | 大パニックの略。アイドルなどが大多数のファンに囲まれ身動きが取れなくなる事。 |
「たん」 | 人名(主に女性)に付ける「ちゃん」を、声優やアニメキャラなどへの愛情を込めて訛化させたもの。幼児音的なニュアンスが加わる。例)良子ちゃん→良子たん |
カトキ立ち | メカデザイナー、カトキハジメがデザインしたロボットの設定画で使用される立ちポーズのこと。肘を軽く曲げて両拳を握り、胸を張り、肩幅に広げた両足で地面を踏み締めるのが特徴。 |
ラッキースケベ | 極めて幸運な状態を指す。アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の主人公シン・アスカが第1話で誤って見知らぬ女の子の胸を掴んでしまい、ヨウラン・ケントに「このラッキースケベ!」とからかわれたことに由来する。 |
萌え属性 | オタク用語の一つ。「萌え」とは、アニメなどに登場する美少女など、可愛らしいもの、いじらしいものを目にしたとき、魅了され、激しく心が動くこと。萌えを感じさせる、キャラクターの特徴やパーツ、シチュエーションなどのこと。 |
ツンデレ | 普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃついてくるようなタイプのヒロイン、あるいは、そのさまを指す。 |
萌え擬人化 | オタク文化の一つで、あらゆる物を萌えの対象にしてしまう手段の一つとして、物を女の子に擬人化する手段。多くの場合、擬人化した物の名称に「~たん」を付けて呼び名とする。 |
無表情キャラ | マンガ等で感情表現が記号的に表されるのを逆手に取った表情の乏しい、または無いキャラクターの事。 |
脳内彼女 | オタク用語。脳内の妄想で作られた彼女のこと。脳内彼女と行われる恋愛は脳内恋愛とも呼ばれる。 |
大きなお友達 | 大人になって着ぐるみヒーローショーを見に行っている熱狂的なファン。仮面ライダーやセーラームーン、ポケモンなどの着ぐるみショーに魅了される。中には一眼レフのカメラを持つ気合いの入ったファンもいる。そう言う彼らのことを大きなお友達という。 |
珍走団 | 「暴走族」のこと。通称「珍」とだけ呼ばれる事もある。イタイものを見るような視線を投げかけられているのを、注目されていると勘違いしている痛すぎる集団。「暴走族」という暴力的な語感が青少年に「格好いい」とみなされるので、ちょっと間抜けなイメージにしてやる気をなくさせようというのがこの命名の起源である。 |
ゴスロリ | ゴシック&ロリータ・ファッションの略称。フリルやレースのあしらわれた服と、ヘッドドレスを付けるスタイルが主流のロリータ・ファッションにおいて、黒地に白レースのスカートに黒や白のブラウスを合わせるのが基本スタイル。ゴシックとはヨーロッパ中世の美術様式のこと。 |
サークルクラッシャー | 男性の割合の多い文化系サークルやそれに似た性質を持つ職場に少数の女性が参加した後で、その女性をめぐる恋愛問題によって急にサークル内の人間関係が悪化し、結果的にサークルが崩壊する現象がある。このときの女性を指す呼称。 |
じゃじこ | ジャージ(体操服)を着た元気な少女のことを指す。コンセプトは「かっこいい・かわいい・元気」の三点であり「エロ」は一切含まれない健全なものである。 |
キグルミン | ギャルファッションの一つ。ドン・キホーテで売っている着ぐるみパジャマをファッションとして着用する。 |
ローリング族 | 峠道や高速道路を爆音改造した車で暴走したりレースをしたりして迷惑をかける車(バイク)オタクな人達。都市部に出没する暴走族(珍走団)とは異なる。 |
ヲタヲタ | ヲタ(オタク)のヲタ。つまり、オタクな人のファン、または詳しい人(この場合、この人も同種のヲタであることが多い)などを指す。「ヲタヲタしい」というように、オタクらしいさまを表す時に用いる。 |
モヒカン族 | 1.北アメリカ大陸北東部、ニューヨーク州のハドソン川上流、キャッツキル山地に住んでいたアルゴンキン語族のインディアンで、モヒカンとは「オオカミ」を意味する。2.間違いに対し、事実確認をする事を「攻撃」とは思わない人たちのこと。同時に、空気の読めない人たちでもある。原則として発言者の社会的地位を考慮せず、意見の内容だけに注目する。馴れ合いよりはむしろ殺伐とした議論を求む。誤字脱字等の間違いはただ単に「間違い」と考え、他人の間違いは他意なく指摘し、自分の間違いは素直に認めるような人達。 |
ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!! | 「東京ゲームショウ2004」の『双恋 -フタコイ-』のスペシャルステージにおいて、熱狂的な堀江由衣ファンの多くが本能の赴くままに名前を呼んだ為、同ゲームショウに来ていた記者にはこう聞こえたと言う歓声。 |
中二病 | 中学2年生程度の屁理屈で社会を否定し、結果何の行動も起こさなくなる病。特に引篭もり患者に多く見られる。重度の患者は勝手な思い込みから社会の規律に反した行動を引き起こすため、早めのケアが必要。 |
それが俺のジャスティス | 流れをあえて無視するときなど、自分なりの価値観を貫くときに使うフレーズ。例)明日は試験だが敢えて早く寝る。それが俺のジャスティス! |
オンドゥル語 | 仮面ライダー剣(仮面ライダーブレイド)の登場人物が使用する言語。由来は、「仮面ライダー剣」第1話で、主人公の剣崎一真が先輩の橘朔也(仮面ライダーギャレン)に対して言った「本当に裏切ったんですか!?」という台詞が、滑舌の悪さから「オンドゥルルラギッタンディスカー!?」と聞こえたところから、最近では上手く聞き取れない言葉を全てオンドゥル語と呼ぶ事もある。 |
amazon病 | 「アマゾン依存症」、「アマゾン中毒」とも。ネット書店amazonで本を衝動買いしてしまう、という困った習慣をさす。 |
リリアン編み | 編み物の編み方の一種。紐状の編み物が出来る。簡単で子供に人気があり、最近はこれで携帯ストラップを作ったりすることも流行っているらしい。 |
ロリィタ | 「ロリータ・ファッション」を意識したlolitaの片仮名表記。こう書いた方がロリ服(ロリータ・ファッションに見られる服装のこと)っぽい感じがする。 |
超脚本 | いい意味でも悪い意味でも、とにかくぶっ飛んだ脚本のこと。主に、アニメの脚本を評する際に使用する。 |
盆栽 | 1. 植木鉢に小形の樹木などを植え、樹形を整えて、その趣を観賞するもの。2. 趣味性の高い自家用の乗物や道具(自動車やバイク等)に対して、パーツを交換するなどのドレスアップを施して遊ぶこと。 |
〇ー〇ー〇ー〇 | 一般には「美少女戦士セーラームーン」を指す隠語。あまり意味の無い伏字の使い方である。このように表記しておくと、追求を受けた場合に「モーターボート」の話題であるとの言い逃れが可能である。 |
10円パンチ | 止まっている車に10円玉のようなもので線状に傷つけること。(犯罪です) |
エンドレスリピート | 音楽機器などについているリピート(繰り返し)機能を使って、一曲または複数曲を延々とリピートすること。CDシングルやCDアルバムに対してプラスの評価を下すときに、使うことが多い。 |
ディラン効果 | 音楽の、あるフレーズが延々と頭の中でリピートされる状態。記憶残像というやつですね。2004年に歌手ボブ・ディランが下着のCMに登場してセンセーションを巻き起こしたことに由来するのではないかと思われる。 |
シンハー | Singha、タイのビール。日本のタイ料理屋でもっともポピュラーなビール。「シンハー」とは「獅子(ライオン)」の意、ラベルにも獅子が描かれている。小泉首相・森前首相が郵政解散を前に話し合った席で出されたとされる。 |
まつざきしげるいろ | サクラクレパスのマット水彩の絵の具の一つ。経緯はフジテレビ系「トリビアの泉」の「トリビアの種」コーナーで、「松崎しげるの肌の色を絵の具で作る場合の割合は〇色〇%と〇色〇%になる」というテーマで使われたことから。 |
洋ゲー | 海外製のゲームのこと。 |
オリッ鉄 | オリックス・バファローズの蔑称的な通称の一つ。 |
大映ドラマ | 大映テレビ株式会社が作成するテレビドラマ。その独特の世界観と、リアリティと言う言葉をあざ笑うかのような過剰な演出、聞いているこっちが恥ずかしくなるクサい台詞など、80年代に一世を風靡したその作風もひっくるめて呼ぶ場合もある。 |
ささやき戦術 | 野村克也が現役時代に得意とした戦術。キャッチャーとして打者にささやき、集中力を与えない戦術。 |
電柱 | 普通に使われるときは電信柱の意味だが、サッカーファンの間ではフォワードのうち、長身であまり動かなかったり、足元の技術が不足している選手のことを指す俗語となる。 |
くちびる | 口のふちの、薄い皮でおおわれた、やわらかい部分。かんだり、盗んだり、盗まれたり、奪ったり、奪われたりするモノ。 |
サザエさん症候群 | たいていの人は週末の終わりである日曜日、18時30分よりフジテレビ系列で放送されるサザエさんを見ると、「もう休みも終わりか」と憂鬱になってしまう現象。月曜日の生活に支障がでる場合がある。 |
スプーン曲げ | スプーンを曲げること。超能力の顕示手段の一種とされ、かつては、日本各地に「スプーン曲げ少年」が出現するというブームもあった。 |
安藤さん | 大阪大学と株式会社ココロが共同開発した女子アナを模したアンドロイド。(NHKで放送された)名前の由来はアンドロイドだから。 |
ギシアン | 1.情事の時にベッドが軋む音・および喘ぎ声を擬音化させた「ギシギシアンアン」を省略した言葉。2.SONY製PSPの■ボタンが、押したまま戻ってこない状態を表す言葉。3.「疑心暗鬼」を省略した言葉。 |
ヘソ天 | 動物が無防備にお腹を上に向けて寝ている様子。へそを天井に向ける、へそ天井の略。安心しきってる時にしかやらない。 |
テレ東規制 | テレビ東京の番組倫理基準のこと。主にアニメ番組に適用されるものを言う。地上波で放映されるアニメの多くがテレビ東京系であるため、日本のアニメ表現に多大な影響を及ぼす。 |
シュークリーム分 | シュークリームそのものが持つ成分。糖分や塩分のように(一部の)人にとって必要不可欠な成分。シュークリーム分が足りなくなると疲労や集中力・思考力の低下等の症状が現れる。 |
壁本 | 壁本とは「読んだ後壁に叩きつけたくなるどうしようもない本」の略称である。 |
ゲーム脳脳 | 『ゲーム脳の恐怖』(森昭雄著)で定義された「ゲーム脳」という状態を、ことあるごとに事件の当事者に対して適用しようとするような人の脳を揶揄する言葉。 |
ジャイアニズム | 漫画「ドラえもん」に登場する主要キャラクターのひとり、ジャイアンの作中における言動を思想として捉えるべく名づけられた名称。「おまえのものは俺のもの。俺のものも俺のもの」という哲学。 |
白いイヤホン | 一般的にiPodに付属されているイヤホンを指す。白いイヤホンを使うことにより自分がiPodを所持している事を周囲に知らすことが出来る。 |
サヨク | 反日反米・親中親韓に偏って人権・平等等の主張を党派的に行うことや、政治的意図をカモフラージュする空想的な平和主義を揶揄するためのレッテルとして多く用いられる。 |
電突 | マスメディアの報道の仕方、もしくは行政機関・政党・政治家個人・民間企業・宗教法人など各種団体の見解その他に釈然としないものを感じた一般市民が、個人の資格で電話を通じて真意を質したり意見を具申したりする行為。 |
(笑) | 「自分が書いていることは、あくまでも冗談ですよ。真剣に受け止めないでください」や「ちょっと的外れなことを書いたかな」、「ここが笑い所ですよ」、「皮肉ですよ」、「笑いながらこの文章を書いています」ということをアピールする時などに、文章末尾に付け加えられる幅広い応用の効く表現である。 |
地上波初登場 | テレビの映画番組でよく用いられる宣伝文句の一つ。文字通り地上波初登場の事で、対象となる作品が過去にCS・BS・CATVなどで放映されていた場合、「テレビ初登場」が使えないので、この言葉が用いられる。 |
方向性の違い | グループの解散・脱退などの理由にあげられる決まり文句。いわば仲たがいがほとんど。バンドでは「音楽性の違い」とも。 |
改革Tシャツ | 堀江貴文氏が衆議院選挙に広島6区より無所属で出馬するにあたり、選挙活動時に着用している黒地に白抜きで『改革』と書いたTシャツ。 |
修羅い | 状況がとにかくとんでもないことになること。「修羅場」が語源。例)「うっわーレポート提出期限3つ重なってるー。マジ修羅い。」 |
あざーす | 挨拶。「ありがとうございます」の意。若手芸人が先輩芸人、プロデューサーなどスタッフに対して最敬礼をしながら発する。 |
広告屋 | 広告ビジネスに関わる人々。企業の依頼を受けて広告を制作し会社から給料をもらうサラリーマンでありながら、みずからを称して「クリエイター」と呼び、制作物を「作品」と呼ぶ輩をいましめるための言葉でもある。 |
設定マニア | 作品の本編(ストーリー)よりも設定に固執する人。ファンタジーにおいては神話・民間伝承マニア、それ以外のジャンルにおいては科学考証・歴史考証マニアなどを含む事が多い。 |
ケミカル | 化学物質全般を指す言葉。ある対象が人間的・生物的な生々しさに欠けた印象を持っている様を指す。 |
おあとがよろしいようで | 落語で下げ(オチ)を言ったあとの常套句。次に高座に上がる噺家(落語家)の準備が整ったようです、の意だが、「うまいことオチがついたぜ(ウェッヘッヘ)」といったニュアンスの誤用が目立つ。 |
アヒル口 | 口角が上を向いたタイプの唇を指していう。唇の薄いタイプに多い。 |
3秒ルール | 地面に落ちた食べ物でも3秒以内に拾えばまだ食べられる(セーフ)というルール、都市伝説、あるいはギャグのようなもの。「急いで食べ物を拾ってすぐに『3秒ルール!』と言えばセーフ」などされている。 |
うる覚え | 「うろ覚え」の誤り。うろ覚えをうろ覚えして「うる覚え」と勘違いしている人が案外多い。 |
死亡フラグ | “死ぬ”ことへの伏線。フラグはゲーム・コンピュータ用語でこの場合「何かが起こるための見えない条件」といった意。 |
指詰め | 1. 暴力団等で手の指を切断することによりけじめをつけさせたり責任を取らせるという行為。2. 指をはさむこと。電車のドアなどに「指詰め注意」というステッカーが貼られていたが、最近は「ドアにご注意」などに変わってきたようだ。 |
このあとすぐ | テレビ放送等、特に民放で、頻繁に使われる言い回し。視聴者をつなぎとめるため、本当に「すぐ」ではない場合に使われることが多い。 |
出来心 | もののはずみで出来た悪い考えで、これを実行に移すと大抵は悲惨な状況に陥るハメとなる。どんな修羅場でも、とりあえずこう言っておけばその場はしのげる便利な言葉であり、その使い勝手の良さからか、犯罪者の言い訳として大きなシェアを誇っている。 |
小泉タレント | 小泉今日子が道路交通法違反(当て逃げ)で書類送検され容疑者となった際のマスコミの呼称。同様のものとして、稲垣メンバー(稲垣吾郎)や島田司会者(島田紳助)がある。 |
まあしかし | 副詞「まあ」+接続詞「しかし」の組み合わせ。相手をなだめつつ反対の意の言及を行ったり別方向への話題転換を図ったりするときに用いる。 |
シコい | シコシコ勉強するさまから転じて、何かのことに打ち込むものを指していう。頑張っている、というニュアンスよりも、シコシコやってる…というような否定的なニュアンスが主に込められている。 |
寝言ポエム | カフェやモスバーガーの店先によくあるような、店員によって黒板に書かれた、自意識過剰で上滑りした見るも痛々しいひとことポエム。うっかり読むと体感湿度が上昇する。ブログやSNS上では、さらに頻繁に見受けられる。 |
節約 | 無駄を省いて切り詰めること。しかし、やりすぎると他人を利用したり、公共のものを自分の物にしたりという、行き過ぎた切り詰めが起こることも多々ある。数十円の差の為に、それを上回る交通費をかけて、安いお店の方へ買いに行くなどは、「節約」ではなく「節約した気の勘違い」である。 |
脱オタ | オタクである状態を脱すること。ただしこの言葉には若干の定義の混乱があり、「オタクに特有の拙劣なコミュニケーションスキルを改善すること。必ずしもオタク趣味を捨てる必要はない」という意味で用いる者と、単に「オタク趣味を捨てること」という意味で用いる者とが混在しているので、注意が必要である。 |
誰かさん | 「誰か」の丁寧語。日常会話・テキストでは、コミュニティ内で自明な人物ながら、直接その人物の名を挙げて誹謗中傷することが自分に害を及ぼす結果になると考えられる人間に対して言及する際に用いられる。 |
政権担当能力 | ほぼ野党の政権担当能力に対する不安を煽るために使用される。 |
ごみステーション | 「ごみ捨て場」の北海道地方での呼び方。家庭ゴミ収集場などのことを指す。 |
埴輪ルック | 防寒のために、スカートの下にジャージを着るスタイルが埴輪に似ている所からきたらしい。北国の女子高生に、特に多く見られる。 |
イレブン屋 | セブンイレブンの愛称の一つ。関東・甲信越地方に使用者が多いとか。 |
ママさんダンプ | 除雪用具の一つ。ブルドーザーの前の部分に持ち手がついたような形状で、大量の雪を運ぶ・押すのに適している。雪の多い地域では各家庭に必ずあると言ってもよい。名前の由来は「ママでもダンプカーのように雪が運べる」ところから来ているらしい。 |
メロンパン | 一時期特に評判になった菓子パンの定番。マスクメロンを表現した皮をもつ、やや大ぶりのパンのこと。本物志向のものも出てきて夕張メロンを加えているものまでも存在する。カレーパンと人気を二分している。 |
ここは酷いインターネッツですね | 2ちゃんねる用語。スレや板にふさわしくない話題でスレが盛り上がっている時に書き込まれる。特に不謹慎ネタやエロネタに反応して書き込まれることが多い。 |
悟り | 簡単に言えば顔を隠したコスプレ女装写真を日記等のサイト内に掲載する行為の総称。通常「悟りを開く」、「悟りを開いた人」または単に「悟りました」などの形式で言及される。 |
降臨 | 有名人等の(非公認の)掲示板や2ちゃんねるのスレッドで、その本人が登場すること。本当に本人かは確認し難く、降臨の噂は偽装の場合が多い。 |
チラシの裏 | 「ここはおまえの日記帳じゃないんだ、チラシの裏にでも書いてろ、な?」が原文。空気の読めない独り善がりな書き込みなどに対して使われる。 |
テラワロス | 笑ったレベルが究極まで達した時に使われる言葉。ハードディスクの、ギガといっても相当なサイズ(10億)なのだが、1000ギガでやっと1テラになる。そんな巨大なサイズの言葉を頭につけるのだから笑い方も半端ない様子。 |
qあwせdrftgyふじこlp | QWERTY配列のキーボードで、右手の中指をキーボードのQに、人差し指をAに押しつけて、左から右へ滑らせることにより得られる文字列。具体的な文字として表現できない発声(叫び声、理解不能な発言など)、或いは伏せ字として用いられることが多い。何か秘密を暴露している最中に後ろから何者かによって襲撃された際にも使われる。 |
DQN | 「目撃ドキュン!」というテレビ番組が語源で、なみかれのマミー石田氏が創作した。この番組は主に、元ヤンキーが不幸に育ってきた少年少女時代をさらけだす番組だった。よって、不良や反社会的な人を指す言葉として使われている。 |
2ちゃんねらー | 2ちゃんねる利用者の総称。2ちゃんねるには厨房(ガキっぽい人のこと。中学生>中坊>厨房)が多いため、2ちゃんねる上において使われる独特の2ch用語を、他のサイトや現実世界で使うと軽蔑されがち。また、2ちゃんねるに対して恨みを持つ人も稀にいてそういう人達に狙われやすい。そのため、自分が2ちゃんねらーであることを明かさない人が多い。 |
まとめサイト | ある事象についての情報を集めたポータルサイト。リンク集。事象によって生じた情報のエントロピーを低下させようとする行為ではあるが、炎上を加速することもしばしば。2ちゃんねるやブログなどで提出された情報や、意見などをまとめたものが多い。 |
サイトバレ | 自分が運営しているウェブサイトのことを、知られたくない人に知られてしまうこと。 |
制限事項 | ソフトウェアの説明書などに使われている言葉。できないこと。実現できていない機能を列挙する際に使われる。 |
ネット世論 | ネット上の世論。稚拙だが本音重視の傾向がある。 |
エゴサーチ | 【egosearch】自分の名前やハンドル等をネットで検索すること。 |
ぬるぽ | プログラミング言語の一つであるJava言語の例外クラス、java.lang.NullPointerException のことを指す。プログラムの動作異常として「ぬるぽ」に出会った場合、原因究明に手間取り時間を浪費してしまうことが多い。そして、この例外が原因である場合には、とてもがっかりしてやる気を失ってしまうことがままある。 |
中の人 | 特定の役割を演じている人。ある人の主張に対して、それはあくまで「中の人」が役割として演じているに過ぎないという「主張と中の人との距離感」を設定することで揶揄的表現としても使われるが、サイトの管理人などを一般的に指す中立的な表現としても使われる。 |
投稿者 messiah : 10:31 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月07日
「だんご」、「おさかな」の次は...「カレー」?「野菜」?
関西のABCラジオの番組スタッフが企画・制作した、こんな歌がラジオや有線放送で流れています。
(歌 全力投球ワンダフォー) ニンジンきらい ダメダメ タマネギきらい ダメダメ お肉ばかりも ダメダメ みんな煮込んで コトコト ボクも わたしも 大好きな おいしさいっぱい作ってね おかあさんの カレー |
同ラジオの朝の番組「全力投球!! 妹尾(せのお)和夫です」のスタッフがお遊びで放送で流したところ、「ウチの赤ちゃんが泣きやんだ!」、「お願いだからCDにして!」とリクエストが殺到して本当にCDまで作ってしまったようです。
今も昔も、誰にも愛されるカレーというテーマで、親子の暖かい絆を表現したほのぼのとする歌で、10月から第一興商のカラオケにも登場予定とか。
一方、大ヒットとなった「だんご3兄弟」や「おさかな天国」に続けとばかり、専門学校生が茨城、千葉両県のJA全農とタイアップして、それぞれの特産野菜を歌詞に織り込んだイメージソング4曲をプロデュース、CD化して11月に発売する予定です。
制作したのは、日本工学院八王子専門学校の総合ミュージック科の学生ら6人。
企画から作詞・作曲、歌と演奏、CD化まですべて手がけ、近郊農業の盛んなJA全農いばらきと、JA全農ちばがタイアップに応じました。
JA全農いばらき:「やさいりょーりのうた」、「HOREVO-RE!」
JA全農ちば:「ベジタぶるーす」、「ヤサイのウタ」
「豆だけじゃないよ、千葉の農産物」で始まる「ベジタぶる~す」には、千葉特産の春菊、サトイモなどが、別の歌では茨城特産のハクサイ、ピーマンなどが登場。
なぜ野菜なのかは「だんご、魚と来たので」という理由だけだが、JA全農いばらきでは特産品のPRに期待しているとのこと。
「だんご」、「おさかな」とヒットして、次は「カレー」と「野菜」がどこまで続くか。
アップル社の音楽配信サイト「アイチューンズ・ミュージック・ストア(iTMS)」でダウンロードできるようにすれば大ヒットするかも知れませんよ。
by 読売新聞9/3 |
投稿者 messiah : 07:57 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月06日
マーケットを制した者は、ユーザーに物を言わせる
国内レコード会社最大手のソニー・ミュージックエンターテインメント(SME)は9/4、インターネット音楽配信で世界最大手の米アップルコンピュータ社のアイチューンズ・ミュージック・ストア(iTMS)に、年内にも自社の所有する楽曲を提供する方針を明らかにしました。
iPod(アイポッド)ファンにすれば「ヤッター!」というところでしょう。
ソニーとアップルは、携帯音楽プレーヤーおよびインターネット音楽配信ビジネスでライバル関係にあります。
アップル社がiTMSを日本で開設した8/4時点では、国内大手ではSMEだけがiTMSに対する楽曲の提供を拒んでいました。
理由は、ダウンロードする楽曲の価格設定をアップル社に主導的に決められてしまうことや、SMEが中心となって運営する音楽配信サイト「レーベルゲート」がiTMSに顧客を奪われてしまう懸念が強かったからです。
今回のSMEの方向転換により、アップル社は唯一の弱点であった「邦楽曲」を充実させて、得意の「洋楽曲」と合わせて百数十万曲を網羅した磐石の地位を築くことになります。
しかしSMEは何故、「敵に塩を送る」ような方向転換をしたのか?
そこにはユーザーの声に逆らえない事情があったようです。
世界で、そして日本でも圧倒的な人気と販売実績を誇るアップル社の携帯音楽プレーヤーiPodに、SMEの所有する楽曲が乗らないことを音楽ファンが許してくれないほど、iPodがスタンダードになってしまっているということです。
またSMEによると、(利用者が最も多いiPodとその基盤となるiTMSに参加していないと)音楽配信に意欲的な所属アーティストの不満が高まる恐れがあったとのことです。
両社は配信代行手数料などで合意し次第、曲の提供を始めることになるそうです。
SMEとすれば、ユーザー離れやアーティストの不満を招くリスクを背負って、意地になって孤軍奮闘するよりも、楽曲の配信料で稼いだ方が『得』、と合理的に判断をしたのでしょう。
現在iTMSは、国内レコード会社15社と契約して約100万曲を配信していますが、洋楽が中心で、邦楽分野の充実が課題とされていました。
人気アーティストの多いSMEの参加で、アップル社は日本国内の音楽配信ビジネスで一段と優位に立ちそうな気配です。
尚、SMEは今話題・NANAの中島美嘉、平井堅ら日本の人気アーティストの曲を多数保有しています。
妻の友人で邦楽ファンの方が、「iTMSには欲しい曲が少ない」と言っていたそうですが、それも時間の問題で解消!
それにしても、アップルの音楽配信ビジネス戦略は、(日本人としてはくやしいけれど)...脱帽です。
by 読売新聞9/5 |
投稿者 messiah : 07:48 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月05日
早起きして新幹線で万博に行く人が大幅増加
愛知万博の開幕以来、東京駅を午前6時台に出発する「のぞみ」の乗客が3割も増えています。
全体のアップ率は1割程度ですが、早起き組の増加ぶりが際だっているようです。
万博効果で名古屋市内のホテルは連日満室が続いています。「泊まれなければ、日帰りで見物してやろう」という体力、気力に自信のある人が利用しているらしい。
JR東海にとっては、夏休みが終わってもビジネス客と重ならない早朝利用は大歓迎で、午前6時台限定の割引切符まで用意し、「早起きはやっぱりお得」と売り込んでいます。
愛知万博も、残りあとわずか...
まだ一度も行っていない方は、今が最後のチャンス。
早朝の「のぞみ」に乗って是非行ってください。(左側に掲載した『愛知万博の日帰りレポート』もご参照ください)
投稿者 messiah : 08:46 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月04日
チャンスの芽をつぶしている「前世紀の遺物」
「前世紀の遺物」
古くなって社会などの実情に合わなくなったものをこう呼びます。
衆議院選挙運動が全国で盛んになっています。そんな最中、立候補者のHPやブログを見ると公示日(8/30)以降は全く更新されていないことがわかります。
何故か?
公職選挙法 第142条[文書図画の頒布]
衆議院(比例代表選出)議員の選挙以外の選挙においては、選挙運動のために使用する文書図画は、次の各号に規定する通常葉書及び第1号から第2号までに規定するビラのほかは、頒布することができない。この場合において、ビラについては、散布することができない。 1.衆議院(小選挙区選出)議員の選挙にあつては、候補者1人について、通常葉書 35000枚、当該選挙に関する事務を管理する選挙管理委員会に届け出た2種類以内のビラ 7万枚 (中略) 2 前項の規定にかかわらず、衆議院(小選挙区選出)議員の選挙においては、候補者届出政党は、その届け出た候補者に係る選挙区を包括する都道府県ごとに、2万枚に当該都道府県における当該候補者届出政党の届出候補者の数を乗じて得た数以内の通常葉書及び4万枚に当該都道府県における当該候補者届出政党の届出候補者の数を乗じて得た数以内のビラを、選挙運動のために頒布(散布を除く。)することができる。ただし、ビラについては、その届け出た候補者に係る選挙区ごとに4万枚以内で頒布するほかは、頒布することができない。 3 衆議院(比例代表選出)議員の選挙においては、衆議院名簿届出政党等は、その届け出た衆議院名簿に係る選挙区ごとに、中央選挙管理会に届け出た2種類以内のビラを、選挙運動のために頒布(散布を除く。)することができる。 4 衆議院(比例代表選出)議員の選挙においては、選挙運動のために使用する文書図画は、前項の規定により衆議院名簿届出政党等が頒布することができるビラのほかは、頒布することができない。 (後略) |
以上のように詳細な規則を設けているのが公職選挙法です。
公職選挙法で認められている選挙運動とは?
- 選挙事務所の設置
- 選挙運動用自動車の使用
- 選挙運動用はがき
- 新聞広告
- ビラの配布
- 選挙公報
- ポスターの掲示
- 街頭演説
- 個人演説会
公職選挙法で禁止されている選挙運動とは?
買収 | 選挙犯罪のうちではもっとも悪質なものであり、法律できびしい罰則が定められています。候補者はもちろん、選挙運動の責任者などが処罰された場合は当選が無効になることもあります。 |
戸別訪問 | 誰であっても、特定の候補者に投票してもらうことを目的に、住居や会社、商店などを戸別に訪問してはいけません。また、特定の候補者名や政党名あるいは演説会の開催について言い歩くこともできません。 |
挨拶を目的とする有料広告 | 候補者や後援団体(特定の候補者を推薦し支持する団体)は、選挙区内にある者に対し、時候、慶弔や激励などのあいさつを目的とする広告を有料で新聞、雑誌に掲載したり、テレビやラジオで放送したりしてはいけません。 |
飲食物の提供 | 誰であっても、選挙運動に関して飲食物を提供してはいけません。但し、お茶や通常用いられる程度のお茶菓子や果物は除かれています。また、選挙運動員に渡す一定の数の弁当は提供することができます。 |
署名運動 | 誰であっても、特定の候補者に投票をするように、あるいは投票しないようにすることを目的として選挙人に対し署名を集めてはいけません。 |
気勢を張る行為 | 誰であっても、選挙運動のため人目を引こうと自動車を連ねたり隊列を組んで往来したりしてはいけません。 |
「自動車を連ねたり隊列を組んで往来...」は笑えますね。
さて、インターネットを使った選挙活動ですが、東京都選挙管理委員会によると、選挙運動にわたらない純粋な政治活動として、インターネットのホームページを利用することは自由にできる。しかし、純粋な政治活動として使用するホームページであっても、選挙運動期間中に開設したり、又は書き換えをすることは、新たな文書図画の頒布とみなされ、選挙運動の禁止を免れる行為として公職選挙法に違反することがある、と言います。
「違反する」と断定しないで、「違反することがある」という表現をしているのは、現時点で解釈が確立していない、将来への含みを持たせているのでしょう。
ブログを「文書図画」と同質と考えるのは、大きな誤りであると思います。
ビラや葉書のような「文書図画」は変化することのない固定情報を伝達する媒介(キャリア)に過ぎないのに対して、ブログは頻繁に更新される時系列情報を配信する媒体(メディア)である。
ここに大きな違いがあります。(同じメディアを利用したテレビCMや新聞広告は堂々とやっています)
公職選挙法には”ブログ”は想定されていなかったし、選挙が電撃的に始まったことも想定外で、解釈を確立する時間がなかったことは事実ですが、総務省や選挙管理委員会はブログをホームページと同類のものと考えているのではないでしょうか。
ホームページは頻繁に更新されることがない固定情報を提供するという意味で「文書図画」と共通する点はありますが、ブログがホームページとは本質的に異なることを認識していれば、「文書図画」の同類項として括りはしなかったでしょう。
国民の関心が高い今回の選挙。(こんなのは久しぶりです)
国民も政治家も"ブログ"を利用して手軽に情報収集できるようになり、国民と政治家の間にある次元の違いやギャップを埋めることができる絶好のチャンスかも知れないのに、そんなチャンスの芽を、「文書図画」を持ち出して不用意につぶしてしまっている。
それが、この法律とその解釈を「前世紀の遺物」だと言う理由です。
本選挙後に速やかに、最低でもブログは「文書図画」の対象から除外するように検討してほしいですね。
投稿者 messiah : 11:54 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月03日
大阪と名古屋のアツさはこれからです
気象庁の発表によると、今年の夏(6~8月)は太平洋高気圧の勢力が平年に比べてやや強い程度だったが、熱帯の海面水温が高く、北半球で気温が高くなったとのことです。
最高気温が30度以上の「真夏日」は、大阪が67日あり、東京(44日)・名古屋(55日)・福岡(58日)を引き離してトップ。
最低気温が25度以上の「熱帯夜」は、大阪が40日あり、東京(27日)・名古屋(23日)・福岡(37日)を引き離してこれもトップ。
結論を言えば、平年より暑い夏(特に西日本)だったということです。
アツいと言えば、阪神タイガースの快進撃で盛り上がる関西(中でも大阪)と、それを追い上げる中日ドラゴンズに熱くなる中部(中でも名古屋)。
大阪vs名古屋の間では、まだまだアツい日が続くものと思われます。
by 朝日朝刊(9/2) |
投稿者 messiah : 10:35 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月02日
「カトリーナ」の救援活動でも活躍する第3のメディア
大型ハリケーン「カトリーナ(Katrina)」で壊滅的な被害を受けたルイジアナ州ニューオーリンズのネーギン市長は8/31、死者は同市内だけで数千人に上る恐れがあるとの見方を示しました。
そして、「カトリーナ」がフロリダ州内を抜け、メキシコ湾沿岸に接近した8/28から、ハリケーン情報や緊急情報を求める人々が天気情報サイトやニュース・サイトに殺到し、複数の天気情報サイトがアクセス不可能な状態になったことが明らかになりました。
知りたい情報を求めて一時に集中する需要(アクセス)に、有名ポータルサイトは為す術もなく、またもや要求を遮断してしまいました。
さて、ブログを使って世の中のトレンドを分析している米Intelliseek社は「カトリーナ」を取り上げたブログに関する調査結果を発表しました。
それによると、電力・インターネット接続・電話などのインフラが壊滅状態にある被災地で、ブログ運営者(ブロガー)が救援活動を支援する有用な情報を提供しているといいます。
Intelliseek社が1,560万件のブログを対象に投稿記事を分析したところ、「カトリーナ」に関する情報源としてはCNN.comが最も多かったとのこと。
以下Yahoo! News、MSNBC、Washington Post、BBC News、The New York Times、Fox News、USAToday.comと続きます。
Intelliseek社によると、「2004年にインド洋で起きた津波のときと同じく、ブロガーは「カトリーナ」についても、他では取り上げられなかったり、必要度が極めて高かったりする情報を提供している。こうした情報は、特に交通や通信が大きな影響を受けた地域にとって貴重だ。救援活動や復旧作業にも役立つ情報を取り上げている」と強調しています。
筆者には、既存メディアや有名ポータルサイトへの皮肉にも聞こえます。
世界を震撼させたニューヨーク同時多発テロ(9.11)以後の大事件・大災害において、既存メディアにない機能を存分に発揮して、情報社会の穴を埋めた感のある「第3のメディア」の進化はこれからも続いていくでしょう。
by nikkeibp.jp |
投稿者 messiah : 08:29 | コメント (0) | トラックバック
2005年09月01日
「昼寝は三文の得」なのかも知れない
お昼を過ぎた頃、なんとなく”眠い”と感じることがあります。
日本では、いつの間にか、居眠り=怠け者と思われるようになってしまったため、日中の眠気と格闘している人も多いのではないかと思います。
しかし、そんなあなたは正常です。
人間は元々、就寝時刻から15時間程度経った頃に眠くなるように生体リズムが刻まれている、「昼寝」が必要な動物なのです。
早寝の人の場合は午後1~2時、宵っ張りの人では午後3~4時くらいに、眠けのピークがくるといわれています。
仕事中、授業中に居眠りはいけないのが一般社会の掟(おきて)という中にあって、どうすれば刻み込まれた生体リズムを大きく裏切らないように快適な生活を過ごせるのか?
ところで眠くなった時に、ちょっと空いた時間に「うたた寝」するだけで眠気がとれて爽快になった経験がありませんか?
例えば、電車などで10分ほど寝ただけでスッキリすることがあります。この「うたた寝」は効果があります。
しかし、「うたた寝」以上に効果のある方法があります。
それが、ある条件の下で行う「昼寝」なのです。
福岡県の久留米大学医学部の内村助教授らが、県立明善高校(久留米市)の生徒を対象に”ある”実験を行いました。
その実験とは、45分ある昼休み時間のうちの15分間を「昼寝タイム」に設定して、校内放送でモーツァルトを流したりして、寝たい生徒は机に突っ伏したり、椅子に座ったりした状態で昼寝させたのです。
6/1~7/10の40日間、全学年の男女約1,000人を対象に実験を行い、週1回以上昼休みに15分間昼寝した生徒208人と、同様に5時間目終了後に「午後寝」した生徒149人と、全く昼寝しなかった生徒595人を比較しました。
その結果、「授業に集中できているか」のアンケートに対して、昼寝組の61%が「はい」と答えたが、午後寝組の生徒は44%、昼寝なし組は46%と低かったのです。
そして昼寝組の多くは、「勉強の能率が上がった」、「最近の成績が上がった」とも答えています。
「昼寝」というとあまり肯定的でない見方もありますが、この実験により、仕事や勉強に対する集中力・意欲を高める効果が認められたわけです。
但し、注意点が1つあります。
昼寝をするなら眠くなってからでなく、眠くなる前に。
内村助教授によると、「眠気のピークが訪れる午後1時半以前に昼寝をすれば再び脳が活性化するが、眠くなった後の午後ではもう遅い」とのこと。
昼休みの15分間の昼寝であなたもリフレッシュしてみては如何ですか?
by 河北新報ニュース |