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2005年11月30日

初売りの福袋に入った映画に主演する権利

福袋お正月の初売りと言えば「福袋」。

朝早くから店の前に行列ができます。

日本橋の三越百貨店(本店)は、来年1月2日の初売りで販売する福袋の中身を報道陣に公開しました。

福袋は戌(いぬ)年にちなんで合計11(ワンワン)万個を用意。

フランス南部のサーキットで本物のF1マシンの操縦を体験できるパリ・モナコ5泊7日の旅行(ペアで500万円)や、ダイヤモンドやルビーなど計5817個(計約6660カラット)の宝石で装飾したスタンド(1億円)、銀製のチワワと皿の置物(333万円)などが目玉商品となっています。

が、しかし。。。。

何と言っても一番の目玉は、自分や家族、ペットが主演する60分映画を製作してもらう権利。

価格は1億円相当(限定1本)。

映画会社・松竹と共同制作によりプロの俳優も登場し、おまけに映画館貸し切り試写会やパーティー費用も含んでいるとのこと。

松竹では「個人向けの映画製作はおそらく業界初の試み」と話しています。

もしこの福袋が当ったら、仕事も学校も暫らく休んで撮影に専念しないといけなくなりそうです。

「今日はロケのため仕事やすみまぁ~す」って上司に言うんでしょうか。

q.f. FujiSankei Business i.

投稿者 messiah : 13:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月29日

人体の一部が鍵となる時代

セキュリティや個人情報保護の観点から、ひとりひとりの個人を識別する科学的な方法として注目を集めているのが、生体認証(またはバイオメトリクス認証)です。

生体認証は、パスワードや鍵といったものがないため、盗聴やなりすましが事実上不可能ということで、現時点でもっとも確実な認証方式とされています。

その中でも、指の静脈パターンを識別する「指静脈認証」が、他の方法と比べて実用化で一歩リードしているようです。

身近な例で言うと、(静脈ではなく指紋での認証ですが)携帯電話に組み込まれています。(ドコモのF902i、F901iS、F901iC、F900iC、F900iT、F900iなど)

指というのは、サイズが小さい上にコントロールしやすいという意味でモバイル向きだと言えます。

Flora Se210
Flora Se210
そして日立製作所は、指の静脈パターンを使って本人確認をする装置を内蔵した世界初のノートパソコン「Flora Se210」をまもなく発売します。

既にパソコンに外付けする指静脈認証装置は販売していますが、持ち運びが簡単なノートPCに内蔵させてしまいました。

先日開催されたWSA-JAPANで紹介されていましたが、京都市は「どこカル.ネット」という地域健康・医療・福祉情報ネットワークを推進しています。

例えば、独居老人などが外出先で倒れて救急車で運ばれていく過程で、その人の身元を認証し病歴などをデータベースから取り出して搬送先の病院に到着する前に必要な事前処置を行うことで、人命を救ったり、悪化を抑えるというユビキタス社会の実現を目指すプロジェクトですが、ここで使われているのが「指静脈認証」です。

パソコンと接続して使うのですが、指1本を測定するだけですからサイズはとにかく小さい。ポケットに入れて持ち運びできるコンパクトさなのです。

これが、顔や掌や虹彩による認証と比べて「指」(静脈、指紋)が実用化で一歩リードしている要因でしょう。

日本では、指紋で認証するのは”犯罪者扱いにされる”という拒絶反応が予想されるので、指静脈認証になおさら期待が集まっているようです。

正常に認証できる確率は99.9999%から少数以下の9が5桁になるところまで上がっているそうです。(WSA-JAPANにおける日立ソフトウェアエンジニアリングさんの話)

さてWSA-JAPANで、面白いというか突飛というか、そんな質問がパネラーに対して発せられました。

「パスワードなら盗まれても、新しいパスワードに変えれば済むが、指静脈パターンのデータを盗まれたらどうなりますか?まさか、指を変えるわけにはいきませんよね...」

会場の聴取者からクスッと笑いがもれました。

専門家の皆さん(パネラー)も即答できない鋭い突っ込みでしたが...

そこはさすが!独立行政法人 国立病院機構京都医療センター・医療情報部長の北岡氏は次のように回答しました。

指は手足を含めて20本あります。仮に1本盗まれてもまだまだいっぱい指はあります。しかも、2本、3本まとめて認証するような組み合わせを利用するといくらでもリカバーできるのです。

但し、これは笑いをとるためのジョークか、極論を語って「それでも何とかなる」ことを強調したかった、のだと筆者は感じました。

続けて、北岡氏がおっしゃるには...

指紋なら、グミ(お菓子)を指で押えて裏返して認証装置にあてれば、機械を騙すことができるかも知れない。

しかし静脈パターンの場合、指の内部構造であるため複製する手段がない。

つまり、データを盗んでもそれを利用することが現代科学では不可能である、ということでした。

高齢化社会の進行に伴って、人体の一部が鍵となり、様々なサービスを享受する時代が忍び寄ってきています。

高齢者がその主たるユーザーであるならば、生体認証を悪用させないメカニズムとシステムをしっかり構築していく必要があります。

投稿者 messiah : 13:53 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月28日

ウォームビズ・カリキュレータ 登場しました

リクルートが運営するエンジニア向け職場情報サイト「Tech総研」が、ウォームビズ前と後での炭酸ガス排出量の増減を計算するソフトをWeb上で公開しています。

今年の夏、「電気を使いすぎると炭酸ガス排出量が増加し、その結果として地球温暖化が生じるかもしれない。だから、オフィスでは涼しい格好をして冷房設定を28℃程度に抑え、冷房に使う電気量を削減しよう」という「クールビズ」が行われ、結果的に79,000トン程度の炭酸ガス排出量を削減することができたといいます。

暑い夏が冷房を使う季節なら、寒い冬はもちろん暖房を使う季節というわけで、この冬は「厚めに服を着ることで暖房設定温度を21℃から20℃にして、炭酸ガス排出量を削減しよう」という「ウォームビズ」が始まりました。

ところで、ウォームビズでどのくらいの効果が出るのか?

論よりデータ。...ということで登場したのが「Tech総研」のウォームビズ・カリキュレータです。

職場の男女の数、コンピュータの台数、複写機・プリンタなどのOA機器の台数、冷蔵庫の数などを入力して、職場のスペース、外気温・湿度、室内気温・湿度、喫煙者の数を入力します。(下のイメージをクリック)

ウォームビズ・カリキュレータ
ウォームビズ・カリキュレータ

最後に暖房する予定日数を入力すると即座に、ウォームビズ実施前後における炭酸ガスの増減率が表示されます。

経営者のみなさん、あなたの会社のデータを入力してウォームビズ効果を試算してみてはいかがですか。

q.f. Tech総研

投稿者 messiah : 08:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月27日

中国で配布された危険なトランプカード

トランプ中国国営・新華社通信によると、中国の河南省信陽市警察は、指名手配の犯人たちの顔写真を印刷した「おたずね者トランプ」を作って省都・鄭州(ていしゅう)の駅で配布されています。

信陽市では、今年7月に殺人事件が発生。

容疑者の写真を印刷したビラ20万枚を作成して全国に配布したが、多くの町で、公共の場にビラを張ることを禁じているため、ほとんど効果がなく、ビラのかわりにトランプを作成することにしたのでした。

配布数は50万個。指名手配写真に加えて、容疑者の氏名・生年月日・身長などの個人情報、特徴が書かれています。

逮捕につながる情報を連絡した場合には、賞金2470ドル(約30万円)が支払われるとのこと。

凶悪犯になるほどトランプの強さが上(エース、キング、クイーン)になっているので、トランプゲームを楽しみながら犯人の顔を自然に憶えることができるというメリットと。。。

道を歩いていて向こうからトランプの犯人がやって来てバッタリ顔を合わせたら心臓が止まるかも知れないというデメリットが共存したプロジェクトです。

思わず「ダウト!」と言ってしまいそう...

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 07:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月26日

日本を代表する創造性豊かなインターネットコンテンツ

11/25、京都駅前のキャンパスプラザ京都で開催された「WSA-JAPAN」のシンポジウムに参加してきました。

21世紀において国連が掲げる大きなテーマの1つである「デジタル格差の是正」に取り組む組織WSIS【World Summit on the Information Society:国際連合情報社会世界サミット】という組織があります。

ひらたく言えば、IT技術の格差が生み出す経済格差や生活格差を是正するために様々な活動を行う組織です。

そのプロジェクトとして位置付けられているのがWSA【World Summit Award:国際連合情報社会世界サミット大賞】。

WSAは、インターネットを活用した創造性あるコンテンツを紹介する世界的なコンテストなのです。

その日本代表選考委員会がWSA-JAPANです。

日本代表としてエントリーした作品は、日本国内で公募し厳正に審査された結果、総計125作品の中から8つのカテゴリーごとに各1作品が日本代表優秀作品として、11/16~18にチュニジアで開催された世界大会で発表されました。

以下は、8つのカテゴリーごとの創造性豊かなウェブサイトです。

WSA-JAPAN 最優秀賞 受賞作品
カテゴリーウェブサイト内容
e-government日本改革前線マップ民間や地方の動きを促進し「新たな日本の芽」を可視化する仕組みとして創設されたサイト
e-Inclusionどこでも博物館「まち全体を生きた博物館に変えてしまおう」というユビキタス地域情報システムの先駆的プロジェクト
e-LearningMATHCOMICS.com財団法人日本数学検定協会が運営。不思議な数学の世界を動<漫画で体験できる
e-Cultureメロウ伝承館激動の時代を生きてきたシニアたちの全国ネット「メロウ倶楽部」が、歴史の襞に埋もれた庶民の実体験を後世に残すために開いたサイト
e-ScienceJSTバーチャル科学館多くの人に科学技術を身近なものとして親しんでもらおうという主旨で、科学技術振輿機構が情報を提供
e-Health病院の通信簿医療機関の評価情報を患者のロコミ評価で公開。あわせて医療機関向けの改善情報サービスも行う貢献的な会員向けサイト
e-Business愛きものアンティーク着物の販売をオンラインで展開。「収納テクニック」「着こなし術」など読み物コンテンツも充実したサイト
e-Entertainmentフイナム最新のファッションアイテム情報に加え、それらの一部がネットショッピングできる、これまでにないスタイルの惰報サイト

e-Science部門は世界大会でもBEST5に名を連ねたとのことです。

投稿者 messiah : 11:46 | コメント (2) | トラックバック

2005年11月25日

団塊世代のセカンドライフ キーワードは「挑戦」

団塊世代野村総合研究所(NRI)は、2005年8月にインターネット上で実施した「団塊世代のセカンドライフに関するアンケート調査」(全国の55歳以上60歳未満の会社員・公務員500人を対象)の分析結果をまとめました。

それによると、いわゆる「団塊世代」の78.2%が60歳を過ぎてからも仕事を持ち続けることを希望しており、そのうち約15%は起業意欲を持っていました。

また、回答者全体の半数前後が、セカンドライフにおいて旅行や資産運用、インターネットショッピングをすることにそれぞれ興味を持っていることも明らかになりました。

多様なセカンドライフスタイルに挑戦したいという団塊世代の想いは、今後の消費市場、ひいては日本社会全体に大きなインパクトをもたらす可能性があると同社では見ています。

今回の調査によると、団塊世代のうち60歳を過ぎてからも仕事を持ち続けたいと考えている人は約8割と圧倒的多数を占めています。

逆に「もう仕事はしない」と回答した人は15.6%に過ぎません。

そして、最も注目すべきなのは、団塊世代の約12%(働き続けたい人約80%×起業を希望する人約15%)もの人が起業を志していることです。

起業したいと考えることと実際に起業することには差がありますが、もし団塊世代1000万人のうち6%程度(半分として)が実際にセカンドライフ起業をすれば、年間12万人のセカンドライフ起業が現れます。

日本の新規開業数は現在年間9万件程度と低迷しているので、セカンドライフ起業は日本の開業数を大きく増加させる可能性を持っていることになります。

今回の調査で野村総合研究所は、団塊世代の第二の人生は、「自己実現生活」、「稼ぐ生き方」、「社会還元する生き方」の3つの生き方を核に構成されると結論づけました。

つまり、まず当面は、これまでできなかったことを楽しむ自己実現生活および投資を追及します。

それによって、日本経済は成熟の中にもそれなりに活気を保つと見込まれます。

ただし、楽しむだけでは充実感のあるセカンドライフを送ることは難しく、2010年以降、団塊世代の関心は、しだいに多様な「働き方」へとシフトしていくでしょう。

特に15%もの人が希望している起業がある程度現実化すれば、日本経済はマイクロビジネスを中心に今後面白い展開を見せる可能性があると、NRIでは見ています。

さらに、セカンドライフにおける仕事や趣味が充実してくると、しだいに「社会還元的生き方」を志向する人々が増えるでしょう。

今回の調査で、働く理由として「もっと社会の役に立ちたいから」、仕事の報酬として「社会から感謝・認知されること」を挙げる人がそれぞれ3割前後いたことからも、団塊世代を中心としたNPOやコミュニティビジネスが立ち上がる可能性が感じられます。

高度成長ジェネレーション、そのリーダーたちの夜明けはいよいよ近い?

q.f. 野村総合研究所

投稿者 messiah : 08:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月24日

バッサリ斬られた六本木ヒルズのネット旧世代

六本木ヒルズ経営コンサルタントで起業家養成の「アタッカーズ・ビジネス・スクール」塾長・大前研一氏が、今をときめく六本木ヒルズのIT長者たちを一刀両断!

テレビ局を狙って買収を仕掛けている楽天・三木谷氏、買収を仕掛けたが失敗したライブドア・堀江氏、フジテレビの買収を画策していた村上ファンド・村上氏を十把一絡げ(じっぱひとからげ)で斬りました。

世間では”デジタルの先兵”といわれる人たちだが、大前氏は「テレビ局の買収を画策しているという時点で、ネットワーク社会の次の姿を描ききれていない証拠」と言い切りました。

これは10/19・20にホテルニューオータニで開催された「日経コミュニケーション」20周年記念フォーラムの基調講演でのことです。

ネット産業が既存のテレビ、ラジオ、パッケージメディアを飲み込もうとしている現在、単なるコンテンツ狙いでテレビ局を買収しようとしている日本のネット旧世代のリーダー達に大前氏は落胆しているようです。

30代から40代前半の彼らを「ネット旧世代」と定義しています。(では、1943年生まれの大前氏自身は何世代だろう?)

そして、子供の頃からデジタル機器になじんできた若い世代の方が、来たるべきネット時代の見取り図を理解できるはずと言います。

ここで大前氏は、IT社会の進む方向を示している例として、アップルの「iTunes」(アイチューンズ)を引き合いに出して説明を始めたのです。

「iTunes というと、誰もがiPodの成功ばかりに注目していますが、事の本質はそこではありません。パソコンでiTunesミュージックストアに接続して、『ラジオ』というところをクリックしてみてください。世界のあちこちのラジオ局の放送を、自由に選んで聴けるはずです」

「昔は有線放送で金を払って聴いていましたが、今後は、世界中のラジオが、iTunesミュージックストアを通じて無料で聴けることになるでしょう。スウェーデンのエリクソン社では、すでに2万4000局のラジオ局をブックマークして、一発で選曲できるブルートゥースを使ったパソコンを発表しています」

「最近になって、iTunesミュージックストアに『ビデオ』の項目が加わりました。これは、やがてテレビや映画などがインターネットに取り込まれることを意味しています」

さらに彼はこう続けます。

「テレビ局の広告媒体価値はゼロになる」

大前氏は、アメリカで全視聴者の20%が利用しているという「TiVo」(ティーボ)を紹介しました。

「TiVo」は、特別に契約したハードディスクレコーダーを家庭に設置することで、好きな番組をダウンロードして視聴するシステムです。

このシステムには、2つの大きな特徴があります。

1つは、タイムシフト機能を内蔵しているので「見たいものを見たいときに見られる」という点です。

そもそも、アメリカでは国内でも3時間の時差があるために、リアルタイムで見るよりも、個人のペースに合わせたテレビの楽しみ方が歓迎されるのです。

そして、もう1つの特徴は、CMが自動的にカットされるという点です。

「学者の予測によれば、日本でも今後はTiVo的なものが普及するとされています。すると、どうなるか。テレビ局の価値はゼロに向かって落ちていくことになるでしょう」

「視聴者がCMをカットしているとわかれば、スポンサーはテレビ局に高い広告費など払うわけがありません。今の形のテレビ局が没落していくことは間違いないでしょう」

「そんな時代を前にして、テレビ局を高い金で買収しようという人は、事態を理解していないか、どこか時代認識がおかしいのではないかと思うわけです」

「ポータルサイトでテレビを見せたければ、すべてのテレビ局の番組を視聴者が自由に選べるようにするべきです。楽天のポータルはTBSのみ、ライブドアはフジテレビのみというのでは、何の意味もありません。彼らには、時代が見えていないとしか思えません」

...と言いたいことを言いました。

白か黒かという二者択一の論調は昔から変りませんが、まあ、”大前研一”とはこういう人ですから特に驚きません。

言葉は過激でも観察はするどい。護送船団方式で50年以上にわたり守られてきたテレビ業界が大波に呑まれていくのは確かでしょう。

ブロードバント環境がさらに整備されれば、データをダウンロードする必要もなくなり、すべてがオンデマンドで視聴できるようになるだろうと大前氏は予想します。

自宅でも携帯でも、見たいとき聴きたいときに視聴できる時代が、まもなくやってくるというわけです。

そして、批判の矛先は次世代DVDの規格争いをしている家電メーカーにも向かいます。

「オンデマンドの時代になったら、あんなものに24ギガバイトものデータをダウンロードして見るヒマ人はいません。せいぜい、それで見る価値があるとしたら、ハイビジョンの『風とともに去りぬ』くらいでしょう」

「結局、日本の家電メーカーも、VTR、CD、MD、DVDなどで無理やり売りつけていたパッケージソフトのうまみが忘れられないのです。つぎはハイビジョンの長編映画のパッケージを、ということです。しかし彼らはネットワーク社会の次の姿を描ききれていないのです。ソニーはPS-3をブルー・レイでやるということですが、これが業界の孤児になる可能性に気が付いているのでしょうか?光ネットワークでオンデマンド時代が近づいているというのに、次世代DVDの規格でけんかしているのは、滑稽ではありませんか」

気がついたら、日本の家電メーカーも大前氏に十把一絡げにされていたという話です。(でも、彼の予測は方向性としては間違っていないと筆者は思います)

q.f. 日経BP社

投稿者 messiah : 08:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月23日

【号外】 心臓病の子供さんの募金 目標額を達成

11/20付エントリーで取り上げた、重い心臓病の子供さんの海外での心臓移植の件。

手術費用その他で6,000万円の募金が行われていましたが、11/22の集計で終に目標額を達成しました。

11/14時点では440万円不足で、あと少しというところでしたが、既に時間もかなり経過しており「命と時間との闘い」になっていました。

ところが、この1週間で1千万円近くの募金が集まり、8月の募金開始以来最高を記録しました。

心臓病の子供さんは、来年1月上旬に渡米する予定です。

とにかく。。。良かった!後は...手術の無事成功を祈りましょう。

詳細は「ひでゆき君を救う会」をご覧ください

投稿者 messiah : 12:51 | コメント (0) | トラックバック

ベールを脱いだ100$ノートパソコン

100ドルPC
q.f. CNET Japan
米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、価格を100ドル前後に抑えたノートパソコンの試作機を11/16に公開しました。

開発途上国の子供でも入手可能にするのが目的で、2006年末ごろに製品化される予定です。

電力が供給されていない場所でも使えるように、何と!手回し式の発電装置を内蔵しています。

ハンドルを1分間回し続けると、白黒画面なら最大40分使用できるそうです。

オペレーティングシステム(OS)には、オープンソースのリナックスを採用(以前、アップルのスティーブ・ジョブズCEOがマックを提供したいと申し出たがオープンソースでないからと断られた)

このPCの試作機は、チュニジアで開催された国連世界情報社会サミットで披露され、国連のアナン事務総長も手にとってPRしていました。

日本円にしてわずか1万円強のノートPCが出来るというのは夢のような話です。

問題は、本当に100ドル前後で作れるのか?

これについては、「非常に厳しい」とMITの理事長は語っています。

「100ドルになると約束することさえできない。115ドルになる可能性もある。約束できるのは、いずれ価格が下がっていく、ということだけだ」

もう1つの問題。それは...

毎日の生活にも不自由する家庭の児童に無償で渡したPCが、その後どうなるかというもの。

例えば、ナイジェリア人の平均年収は1,000ドルであるため、金に困った家庭が付与されたノートPCを処分するといった懸念があります。

これに対して、「とにかく絶対に流通市場を作らせないことだ」とし、そのための解決策の1つとして、「数日間ネットワークに接続しないとマシンが機能しなくなる」ような仕組みが考えられると説明しています。

このプロジェクトを軌道に乗せるのは、国連だけでなく欧米、中国、日本などの主要PCメーカーを有する国と企業の協同作業が不可欠になりますが、はたしてうまくいくでしょうか。

q.f. CNET JapanHotwired Japan

投稿者 messiah : 07:56 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月22日

小学校でクラス名簿を作ってはいけない 〇か×か?

「個人情報保護」に関していろんな問題が発生しています。

その影響で、母校の同窓会名簿を作るのが大変らしい、誰も幹事になろうとしない...なんて話を耳にしました。

小学校のクラスで生徒名簿を作ることは、個人情報保護上で問題があるか?

行き過ぎた「個人情報保護対策」に対して専門弁護士が解説するブログ「間違いだらけの個人情報保護」が公開されています。

前述の質問にはブログで次のように回答しています。

驚くことに、最近学校で、クラス名簿を廃止したということを聞くようになって来ました。その理由は、クラス名簿に記載するのは生徒の個人情報であって、名簿を作って生徒に配る行為は、他の生徒に、生徒の個人情報を提供すること、すなわち第三者提供に当たるのだから、同意がない限り行ってはならない、というものです。加えて、生徒や保護者がその名簿を紛失した場合には、個人情報の漏洩事件となるので、怖くて名簿を作ることができない、というものです。

まず、生徒の情報を他の生徒に伝える行為は、第三者提供にはあたりません。生徒本人にとっては、他の生徒は他人ですが、同じコミュニティを構成する構成員であって、相互に影響しあうのですから、相互に情報を提供しあい、交流するのは当然なのです。そもそも第三者提供というのは、事業体としての学校などが、学校の外部の、別の組織体などに提供する場合を言うのであって、学校内部で生徒同士が知りあうことなどに利用することを対象とはしていません。第三者とは、本来提供を予定していない場合をさすのであって、もともと共有することを想定し、共有しなければコミュニティが成立しない場合については個人情報保護法の第三者の規定の適用は予定していないというべきです。生徒相互は第三者とは見ない、見る必要はない、といっていいでしょう。

しごく当然の回答ですが、こうした問題に法律的な見解を示すには専門家の力を借りないと難しいでしょうね。

この他にも...

あなたは自信をもって、いくつもしくは×と答えられましたか?

...まだまだ、あります。興味のある方は下のイメージをクリックしてください。

専門弁護士

q.f. 間違いだらけの個人情報保護

投稿者 messiah : 07:57 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月21日

Googleで答えが出ない簡単な引き算

10/29付エントリーで触れた通り、世界で最も多く使われている検索エンジンGoogle(グーグル)の電卓機能が強化されています。

ところが、ごく簡単な引き算を実行すると、答えが出ないという落とし穴がこのほど発見されました。

先ずは、7から12を引いてみましょう。

検索ボックスに7-12と入力して検索ボタン(またはエンター)を入力します。

Googleで引き算

当然、正しい答えが表示されます。

次に、7から11を引くという計算です。

試しにやってみてください。

意外な、というよりも「ああやっぱり」という結果が出てきます。

q.f. tach.arege.net

投稿者 messiah : 07:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月20日

あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。

11/20の2番目のエントリーです。

筆者は、毎月開催されるヒューマンライフギャラリー「Scene」の音楽コンサートで生演奏をいつも楽しんでいます。

150人入れば満席になるほどの肩肘の張らない清潔でアットホームな雰囲気。それでいて、最高の音響・照明設備を完備した多目的ホールです。

11/19は夕方6時半からジャズコンサート。(外はめっきり冷え込んでいましたがホール内はちょうどいい温度)

マカフェリギターという日本では珍しいジャズギター、コントラバス、それにアコーディオンが加わったジプシースウィングJAZZの世界。

時には激しく・時には優しく・時には情熱たっぷり...初めから終わりまで、そんなサウンドに魅了されました。(CafeManouche

アンコールが終わりお開き。その時、コンサートの総合司会をするオーナーから次のようなメッセージがありました。

「当ホールのご近所の方がブログを公開されていて、その中で『心臓の手術で渡米しなければならない子供さんへの援助を訴えておられます』お帰りの際に玄関の募金箱に皆様のお気持ちを頂戴できれば...」

2階ホールからエントランスに下りて、そこに設けられた募金箱には、誰誘うことなく多くの方が次々と募金をされていかれました。(小生も微力ながらチャリンと...)

何と表現すればいいのか、「人の心」というか、最近見失っている何かを感じた瞬間でした。

ご近所のブロガーさん(クローバーママの開運講座)に便乗するつもりはありませんが(まあ、便乗か)

インターネットという情報媒体をたまには人の為になる事に。。。

ということで、ひでゆき君を救う会にご協力をお願いします。


あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。
あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。
あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。
あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。
あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。
あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。
あと少し! 皆さんの寄付をお願いします。

投稿者 messiah : 10:53 | コメント (0) | トラックバック

クロスブラウザを目指してブログを改良

「出たとこ勝@負ログ」をご覧頂いている皆様、また、人気ブログランキングの投票にご協力頂いている皆様、いつも有難うございます。

早いもので、このブログを始めて間もなく1年が経とうとしています。

少し前、複数の友人から「出たとこ勝@負ログは毎日見ているけれど、重いですね」と言われたとがありました。

「内容に深みがあって重いのか」と思っていたら、そうではなくて、ページを全部表示するまでに時間が思いっきりかかるという意味でした。

そしてこれまた少し前に、小生の事務所にやって来た友人とインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)の話題になった時、タブブラウズ機能ではOpera(オペラ:Opera Software社のブラウザ)が一番使いやすいという話を聞きました。

Operaの場合は、複数のタブを開いたままブラウザを終了しても、次に再度起動すると以前のタブの状態を再現してくれるとの話でした。

しかし、それ以来、Operaの事は私の記憶からすっかり消え去っていたのです。

ところが、世界のブラウザの占有率(シェア)について調べていて「ふっ」と思い出したのです。

世界のブラウザ市場は、Internet Explorer(IE)、Firefox、safari、Opera、Netscapeの5つで99%を占めています。

筆者は、ブログの構築(エントリーの作成からレイアウトの編集まで全て)にFirefoxを使っています。

一方で、IEは何と言ってもシェアが85%もありますので、編集した後の表示確認のためには必需品です。

NetscapeはFirefoxと同じエンジンを使っているのでほぼ同じものと考えて問題はありません。

しかし、OperaやSafariといったブラウザで「出たとこ勝@負ログ」が正常に表示、あるいは動作するかどうかは検証していませんでした。

そこで先ず、Operaをダウンロードしてインストールし、「出たとこ勝@負ログ」を表示させてみました。

初めは一見問題なさそうに見えたのですが。。。とんでもない!

ページを下の方にスクロールしていくと一番底の部分(フッター)を通り過ぎて、何と!どこまでもスクロールできてしまう(唖然)

どこまでもスクロールできてしまう

おまけに、スクロール用のボタン(△や▽など)は滅茶苦茶な動作をするわ、トラックバックURLの選択もコピーもできないわ...

それがあらゆるページで起こっていました。

おいおい、これは...

エントリーの文章は読める、ただそれだけ。...ヒドいものです。

クロスブラウザ対応にしなければ!(※ クロスブラウザは、複数のブラウザで正しく表示し実行できるページデータ[ダイナミックHTML]を意味する)

このままではOperaユーザーは二度と訪問してくれそうもない、と危機感を感じ、とうとう大幅に改良を加えてしまいました。

Operaユーザーの方は、「出たとこ勝@負ログ」でスクロールなどの動作が正常に行われることを確認して頂ければ幸いです。

多分、アップルコンピュータ社Macの標準ブラウザSafariでも(検証はしていませんが)大丈夫だと思います。

改良点は、ブラウザの種類を判別する条件式を変えたことです。

同時に、トップページに同時表示するエントリー数を14日分から7日分に、最近のコメント・トラックバック・エントリーの表示数も半分に削減しました。

多少は表示が軽くなったと思います。

まあ、そんなわけで...

これからも「出たとこ勝@負ログ」をよろしくお願いします。

投稿者 messiah : 09:05 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月19日

”安心を売る”というビジネス

あんしんグーパス日に日に物騒な世の中になっていく今日この頃。

子供が電車を使って学校や塾に通学している家庭では、親は通学中に我が子に何か悪い事が起きないかと気が気でない...

そんなわけで登場したのが、携帯電話とICチップという先端ハイテク技術を利用した子供遠隔監視システムです。(遠隔監視というのは悲しいネーミング)

株式会社スルッとKANSAIPiTaPaグーパス株式会社は、電車通学する子供が改札を通過したことを、保護者の携帯電話にメールで知らせるサービス「あんしんグーパス」を2006年1月10日に開始する発表しました。(iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!対応。月額315円)

関西の阪急電鉄、能勢電鉄、京阪電車のICカード型乗車券PiTaPaに対応した路線で利用可能です。

「あんしんグーパス」は、自宅最寄り駅と学校や塾のある駅を登録すると、往復の改札通過のタイミング(行き帰り各2回)で計4回のメールが保護者の携帯電話に届く仕組み。

スルッとKANSAIとPiTaPaグーパスでは正式サービスに先駆け、9月から兵庫県宝塚市の小学校と日能研関西でモニター試験を実施。

アンケート結果で、97%の保護者が「安心した」と回答したことを受けて、10月末までの予定だったモニター試験を12月16日まで延長し、正式サービスの提供を決定したとのこと。

元来は輸送中の物資の動きを追跡する目的で開発されたICチップですが、よりによって生身の学童の追跡に使われる事になろうとは...

”安心を売る”ことがビジネスになる世の中。

ICチップで見守られて育った子供たちが、子供を持つ親となった未来はどんな世の中になっている?

願わくば、今だけが悪夢であって欲しい。

q.f. INTERNET Watch

投稿者 messiah : 09:01 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月18日

創業以来最大の試練が待ち受けるソフトウェア帝国

Windows Vista2006年リリース予定のマイクロソフト社の次期OS「Windows Vista(ウィンドウズ・ビスタ)」について、アメリカの調査会社ガートナー社のアナリストは、慌てて乗り換える必要はない、2008年までは慎重な態度を取った方がよいと、発表したそうです。

アナリストによると「Vista(ビスタ)の改良点の大半はセキュリティに関したもので、そうした機能のほとんどが今日ではサードパーティ製品で代用できる」

「Internet Explorer 7(IE7)とVistaを併用すればセキュリティの脆弱性は緩和される。IE7には多数のセキュリティ機能が盛り込まれいる。しかし、IE7の一部の重要な機能がVistaと連動しているため、両方が揃わないとその新機能は利用できない」

「Vistaは検索機能を強化しているが、現在はグーグル社などによってサードパーティ製の優れたデスクトップツールが既に提供されている」

上記のような理由から「Windows XPと比べVistaには付加的かつ革新的な改良が施されているが、XPユーザーは多様性を確保する戦略をとったほうがいい。すなわち、 Vistaは新しいマシンにインストールするべきで、それも2008年までは様子を見た方がいい」と述べています。

マイクロソフト社は先日、パッケージソフト商品を収益源とする従来のビジネスモデルから、Webを利用して機能を提供する広告収入を基盤としたモデルに大きく転換する可能性を示唆しました。

従来のビジネスモデルを捨てるとは言っていません。(Vistaがあるからです)

しかし、Windows Vistaがマイクロソフト社最後のオペレーティングシステムとなるかどうかの岐路に置かれていることは確かでしょう。

Vistaが、どこまで市場に広がるのか?広がらないのか?

マイクロソフト社にとって最悪の場合、新興IT勢力をさらに勢いづかせてしまい、市場のイニシアティブを完全に奪われてしまうことも考えられます。

今、マイクロソフト社は創業以来最大の試練を迎えていると思います。

q.f. CNET Japan

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2005年11月17日

2005年に生まれた新語、流行語

9/8付エントリーで「現代用語の基礎知識2006年版」に、「はてなダイアリーキーワード」の中から105のネット用語が掲載されることをお知らせしました。

その「現代用語の基礎知識」を発行する自由国民社が今度は、「2005ユーキャン新語・流行語大賞」の候補語60を発表しました。

この賞は、1年間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するものです。

候補語は「現代用語の基礎知識」の読者審査員のアンケートによって選出され、12/1に審査委員会が年間大賞語およびトップテン語を決定します。

審査委員会は、藤本義一氏が委員長を務めるほか、やくみつる氏、俵万智氏、神足裕司氏、「現代用語の基礎知識」の長沖竜二編集長で構成されます。

1984年にスタートした「ユーキャン新語・流行語大賞」は2005年で第22回目を数えます。

2004年は、アテネ五輪男子100メートル平泳ぎで金メダルを獲得した北島康介選手が競技後に発した「チョー気持ちいい」が大賞に輝いています。

それでは、候補語60に興味のある方は【続き】をクリックしてください。

q.f. 自由国民社

「2005ユーキャン新語・流行語大賞」候補語

愛・地球博  iPod  悪質住宅リフォーム
あざーす  アスベスト(被害)
頭がいい人、悪い人の○○○  圧勝
打ち水大作戦  鬼嫁  おひとりさま
かるくヤバイ!?  官製談合
寒天レシピ(または春雨ヌードル)
クール・ビズ  くの一候補  小泉劇場
小泉チルドレン/小泉シスターズ
子育て支援
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
JFK(ウィリアムス、藤川、久保田)
刺客  ジャンガ、ジャンガ♪  食育
女性専用車両
スタンディング・バー(立ち飲み屋)
戦後60年  想定内(外)  第3のビール
○○タン  ちょいモテ、ちょいワル
ディープインパクト  敵対的買収  電車男
NANA  なまら/せんない
20××年問題(…6、7、8年など)
日勤教育  ネット心中  脳力  のまネコ
ハードゲイ ハイ×5♪あるある探検隊♪
ヒラリーマン  ヒルズ族  フィッシング
フォーーー!  富裕層  ブログ
平成の大合併  ポスト小泉(麻垣康三)
ボビーマジック  ホリエモン
ホワイトバンド ムシキング 村上ファンド
メイドカフェ  萌え○○
MOTTAINAI(精神、運動) 郵政民営化
ロハス 

あなたは、どのくらい知っていましたか?

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2005年11月16日

アメリカで最も人気の高い盗難車

シビック全米で2004年に最も多く盗まれた車は、1995年型のホンダ「シビック」だった事が、非営利団体の米国保険犯罪局(NICB)が11/7に発表した統計で明らかになりました。

NICBは米連邦捜査局(FBI)の犯罪報告書を基に、盗難被害に遭った車について調査。

盗まれた車の上位10車種のうち、日本車が6車種を占めました。(アメリカで日本車は珍しくない)

残る4車種は米国車で、ミニバンを含むピックアップ・トラック(軽トラック)であったとのこと。

さて、車泥棒にとって人気のあるベスト10は次の通り。

順位年式メーカー車種
195年型ホンダシビック
289年型トヨタカムリ
391年型ホンダアコード
494年型ダッジキャラバン
594年型シボレーピックアップ C/K 1500
697年型フォードピックアップ F150
703年型ダッジピックアップ ラム
890年型アキュラインテグラ
988年型トヨタ90年以前のため車種名不明
1091年型日産セントラ

日本車がベスト3を独占している事を素直に喜んでいいのでしょうか?

q.f. CNN.co.jp

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2005年11月15日

JR東日本に来春登場 携帯電話が定期券

SuicaJR東日本は、ICチップを内蔵した携帯電話を通勤定期券やプリペイドカードとして使えるサービス「モバイルSuica」を来年1月28日から開始すると発表しました。

「モバイルSuica」ではカードのSuicaと同様に定期券、プリペイドカードとして自動改札機で使える他、店舗での買い物にも使えます。

従来から携帯電話で使われている電子マネー「Edy」と同様、券売機などを使うことなく、携帯電話のアプリから金額のチャージができるとのこと。

利用するにはJR東日本が発行する「ビューカード」に登録する必要があります。

仙台、新潟を含むJR東日本のSuica導入エリア、東京モノレール、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の各駅のほか、Suicaを利用できる全店舗で利用できるそうです。

NTTが一歩先行く「おサイフケータイ」ですが、携帯通信分野で新規参入組を迎え撃つ体制を整えてきましたね。

今後も様々なサービスが生まれて便利になることは間違いありません。

余談ですが、Suicaとは「Super Urban Intelligent CArd」の頭文字をとった名称です。さらに、”スイスイ行けるICカード”の意味も込められています。

さらに余談ですが、関西版SuicaのICOCAは「IC Operating CArd」の頭文字をとった名称です。関西弁の”行こか”の意味も込められています。

そして、Suicaのパクリ?

いえいえ、語調(イントネーション)を東西で統一したと解釈してあげてください。

q.f. IT PLUS

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2005年11月14日

Webをプラットフォームにした大競争が始まる

マイクロソフト社は現在でも、ソフトウェアのほとんどをパッケージ形式で提供していますが、最近になってこのやり方では時代遅れになりかねないとの批判を受けています。

パッケージソフト販売という長年のビジネスモデルが限界にきているという事です。

これまでパッケージソフトで実現してきたものと同様の機能をオンラインサービス(多くは無償)で提供する企業が今後さらに増えるとするなら、マイクロソフト社の収益を担っているウィンドウズ・オペレーティング・システム(OS)や、業務用ソフトのマイクロソフト・オフィス(Microsoft Office)の必要性は減っていく(収入源がなくなる)と指摘されています。

マイクロソフト社にとってこれは危急存亡の一大事です。

そしてソフトウェア巨人の総帥は、全社に向けてシグナルを発信しました。

差出人:Bill Gates
送信日時:2005年10月30日 9:56 PM
宛先:幹部社員および直属の部下、上級エンジニア
件名:インターネット・ソフトウェア・サービス

このメールの中で、ビル・ゲイツ氏は次のように述べています。

今日における成功の鍵は、インターネットを利用して、ソフトウェアをさらに強力にすることにある。そのためには、新たな機能を提供しながら、IT部門や開発者の仕事を簡素化するようなサービスモデルをソフトウェアに組み込むことが必要になる。

これは20年余りの歳月をかけて築いた自分たちの「成功の方程式(ビジネスモデル)」をドラスティックに転換していくことを宣言したものと考えていいでしょう。

そして、来たるべき「サービスの波」は、非常に破壊的なものとなるだろうと予告しています。

彼は最後にこう結んでいます。

次の大きな変化はもうそこまで来ている。われわれは、この変化をチャンスと認識しなくてはならない。この機会に提供する製品やサービスのレベルを引き上げ、業界内でわれわれが果たしている責任に見合ったやり方で競争していかねばならない。そしてわれわれの持つ資産と幅広い影響力を利用して、わが社の製品のユーザーや、顧客、パートナー、そしてわれわれ自身に利益をもたらすように、われわれは自分たちのビジネスをつくり変えて行かなくてはならない。

マイクロソフト社が本気になっています。

その結果、新興のIT企業各社との熾烈な市場競争となることは必至です。

あらゆるビジネスがWebと関連し結びついて動いていく時代が到来するでしょう。

その時、Webをプラットフォーム※にした今から起こる大競争は様々な産業に影響を与える可能性があります。

※ プラットフォームとは元来、ソフトを動作させる基盤となるOSの種類や環境の事を意味しています。例えば、WindowsやUNIXやMacOSのことです。しかし昨今では、Webがソフトを動作させる基盤になっていくだろうとの考え方が有力です。

q.f. CNET Japan

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2005年11月13日

市町村合併で誕生したオンリーワン

「南アルプス市、市税滞納者56人分の情報を紛失」(読売新聞11/12)

南アルプスのわずか56人分の個人情報流失がどうしてニュースになるの、これ?

ところで、どこの国ですか?この南アルプス市って...

・・・・・・・・・・

んー、もしかすると。。。。。。。。。。やっぱり。

そうです。スイスの話ではありません。

南アルプス市
q.f. 南アルプス市
山梨県南アルプス市で11/12、市税の徴収を担当する嘱託職員の女性が車上荒らしに遭い、市税滞納者56人分の個人情報が記載された書類を盗まれていたことがわかった、という話なのです。

南アルプス市は、山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が平成15年4月1日に合併したれっきとした日本の市でした。

市名に外来語が使用されている所があるとは知りませんでした。

他にもないかと探してみると...

カタカナを使用する市はありますが外来語はありません。

そんなわけで南アルプス市は「日本で唯一、外来語が付けられた市」と憶えておきましょう。

投稿者 messiah : 10:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月12日

ブログというテーマで語るのは最後かも知れません

ブログる数ヶ月前まで「出たとこ勝@負ログ」では、ブログの話題を取り上げることが多かった。(エントリー数で70を越えています。全体の20%強)

内容は、ブログ人口が急増とか、ブログで選挙活動とか、いろいろ。

それを一箇所にまとめておけば筆者のメモにもなるし、ブログの話題を探しておられる方の参考になるかも知れないと考えて、トップページの左サイドバーの下方に「ブログる」という特集を設置しました。

「ブログる」は、ブログに関連するエントリー(記事)を時系列順に並べて表示させています。

大したテクニックではありませんが、この「ブログる」はHTMLの指定で(正確に言うと、タグを使って)自動的に表示しています。

筆者がエントリーを投稿する時に、カテゴリーを”ブログ”に指定するだけで、そのエントリーが自動的に「ブログる」の先頭に配置されるようにしています。

それはいいとして...

最近、「ブログる」のコンテンツがあまり増えていないことに気がつきました。

9月の総選挙まではコンスタントに増えていたのに。。。

実際には2003年にブレイクしたと言われるブログ。しかし、日本で本当にブレイクしたのは、やはり今年に入ってからでしょう。

筆者の二人の子供も、いつの間にかブロガーになっている始末です。

マスコミなどでブログという言葉を使用する時に、「簡単に作れる日記風の個人ホームページ」といった注釈を最近ほとんど見かけません。(ブログと短く言い切るのみ)

どうやら、局所的で流動的な社会現象から、一般常識として定着した社会通念に...パラダイムシフトしているようです。(まだ、完全ではないが)

ブログという概念自体ではもうニュースになりません。

今もし、「ブログが大流行」という記事を書いたら「エッ?」となるか、または深い意味で何か特別な価値を期待することでしょう。

ついこの間までは新しい概念であり現象であったもの(ブログ)が、何かのきっかけでブームを呼び、ブレイクして大流行する。

しかし、そのまま流行で終わる概念、現象が圧倒的に多いのが通常。

ブログが違うのは、その後で、極めて静かに、そして瞬く間に社会のあらゆる分野に浸透していったことです。

気がついたら世間の常識なっている。

それが、マスコミなどのブログに対する注釈レスの表現となって表れています。

ブログというテーマで語るのはこれが最後かも知れませんね。

投稿者 messiah : 12:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月11日

日本語版登場 「iCon スティーブ・ジョブズ 偶像復活」

iCon スティーブ・ジョブズ 偶像復活マイクロソフト社の最高技術責任者(CTO)のレイ・オジー氏はこう言いました。

ハードウェアとソフトウェア、そしてサービスを結びつけた製品の「完璧な例」は、アップルコンピュータ社の携帯音楽プレイヤー「iPod」だと。

その生みの親の半生を描いた伝記「iCon(アイコン)」の、待望の日本語版登場です。(面白いことに本人はこの伝記を承認していない。タイトルが気に入らないようで...)

先日、10/27付エントリーで紹介した「iCon スティーブ・ジョブズ 偶像復活」(邦訳版:東洋経済新聞社)を偶然書店で発見し、暫らく立ち読み。

プロローグ、エピローグ、中程を「輪切り」にして読んでみると...

「・・・・・・・・・・・!」

「・・・・・・・・・・・?」

「・・・・・・・・・・・!」

どこから切っても面白い!

ということで衝動的に買いました。

570ページありますので、遅読の筆者には3日はかかるボリウムです。

面白いネタをいづれご紹介させてもらいます。(既にいくつかあり)

表紙には、「コンピュータ、映画、音楽という3つの産業に革命をおこしたミスター・インクレディブルの超過激な半生」というキャッチ。

筆者は、去る6月に米スタンフォード大学の卒業式で「鳥肌が立つほど感動したスピーチ」を行った男の、あまりにも今とはギャップのある若き日の猪突猛進な生き様をただいま活字で追いかけています。

時間の経過と経験を積むことによって、ある部分は全く変わらず、ある部分は大きく変化するですが、そのプロセスに何が起こり、また彼が何を考えたかに興味を覚えます。

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2005年11月10日

スローライフ専用機も残しておいてね

JAL 機内インターネットサービス
q.f. JAL 機内インターネットサービス
最近まで飛行機の機内では、計器に影響を与える怖れがあるということで、電子機器類の使用もしくは持ち込みはご法度でした。

例えば、パソコン、PDA、携帯電話など...

しかし、そんな時代があったのか?と言わんばかりに世の中が急速に変化しています。(但し、最近筆者は乗っていませんので、実情に疎い。事実に反している時はご指摘を)

米ボーイング社は11/4、東京都内で記者会見を開いて、飛行機向けのブロードバンド接続サービス「Connexion by Boeing」の今後のサービス展開について紹介しました。

現状ボーイング製の飛行機内では、飛行中でもインターネットサービスが有料で利用できるようですが、さらに今後はインターネット回線を利用したテレビ放送やゲームなどを機内で楽しめるようにするというものです。

通信衛星を利用して、機内と地上のネットワークセンターを結ぶ。機内では有線と無線のいずれか、もしくは両方が利用可能です。

飛行機に取り付けられた衛星からの電波を受信するアンテナは日本製(三菱電機)です。

それは結構な事なのですが、喜んでばかりいられないのは、常に仕事漬けを余儀なくされているビジネスマンたち。

束の間の独りきりの時間は、眠り、読書、ボンヤリと過ごしたい人もいるはず。

また、どうする事も出来ない状況だから開き直って身を任せる。それがかえってリラックスの時間を持てたりするものなのですが...

道具がある以上、ビジネスマンの悲しき習性がそうさせてくれない。気がつくと、機内のブロードバンドサービスを利用してせっせとメールチェックや情報収集をしている姿が目に浮かびます。

計画ではさらに、機内でも自分の携帯電話で音声通話やEメールができるようにするとのこと。

便利は結構ですが、便利さが与えてくれる”恩恵”と便利さゆえに奪われる”安らぎ”を足して引くとマイナスになったりして...

窮屈ではあるが群衆の中の孤独を楽しむために絶好の空間。

スローライフ専用の素朴な飛行機も残しておくべきではないでしょうか。

q.f. CNET Japan

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2005年11月09日

「大学の講義はiPodで聴く」というこれからの常識

アメリカの大学で、iPod(アイポッド)やPodcast※(ポッドキャスト)を講義に活用する実験が様々に行われ、各地の大学で成功を収めていると言います。

※ Podcasting(ポッドキャスティング)とも言います。

iPod、Podcast(ing)をご存知ない読者のために簡単に説明しておきましょう。

iPod
iPod
iPodは、白くて可愛いボディに液晶パネルとリング状の操作パネル(クリックホイール)が特徴的な、アップルコンピュータ社製の世界で最も普及しているポータブル音楽プレーヤー。(これはもう有名ですね)

Podcast(ing)は、知る人ぞ知るというヤツ。PodはiPodのPodから取りました。castは放送を意味するbroadcast(ing)から取ってきてプラスした合成語です。つまり、Pod+cast(ing)です。

Podcast(ing)は形のある製品ではありません。

オーディオコンテンツ(朗読、おしゃべり、語りetc.)を「購読」という形で自分の手元のパソコンにダウンロードし、あるいはiPodなどに落として、好きな時に好きな場所でそれを聴く仕組みのことです。

また、自分が作成した音声ファイルなどをWebサイト上に公開することも指しています。

別の言い方をすると、インターネットラジオを自動的に録音して、収集された放送(コンテンツ)を好きな時にiPodなどで聴取するシステム。(個人のラジオ局を誰でも開設できるみたいな。オンデマンドですね)

Podcast
Podcast

ここで重要なポイントがその配信のメカニズムです。

専用ソフト(例えばiTMSなど)に自分の好きなネットラジオ局のアドレスを登録しておくと、最新の放送内容が公開される度に、これを自動的に受信してiPodに転送してくれるのです。

情報が最新の状態に更新されたらユーザーに自動的に知らせてくれる、これが大事な点です。

ブログで言うとRSSですね。(RSSについてはこちらを)

さて、本題に。

米スタンフォード大学では、10月後半から大学の講義やインタビュー、学位授与式のスピーチなどをiTunes Music Storeの中に設けられた「Stanford on iTunes」を通じて一般公開しています。

※ iTunes Music Store(iTMS)はアップルコンピュータ社が運営する世界最大の音楽ネット配信ストア

これにはビックリ。iTMSは元来、ネット上の仮想店舗ですが、仮想だからこそできるわけです。大学の分室をストアの一角に作ってしまうようなことが...

この「Stanford on iTunes」が大変に好評。

「最高に気に入った」

「先週末のレクチャーはどれも参加できなかったが、Stanford on iTunesのおかげで、どこにいてもスタンフォードの精神を感じ取ることができる。これはいままでで最高に優れたものの1つだ」

スタンフォード大学は、世界151ヶ国に180,000人いる同校卒業生に様々なコンテンツを配布するための簡単で安価な方法として「Stanford on iTunes」を利用する。

一方、アップルコンピュータ社はiTMSの中で(常識では考えられない)名門大学の情報が得られることによるブランディングや宣伝効果が得られる。

「売り手よし、買い手よし」

双方にメリットがある、というのがよろしい。(最近、日本で連続的に起こっている企業買収劇とは大違いです)

スタンフォードだけではありません。

デューク大学は2004年秋に、オリエンテーションの資料を収めたiPod1600台を新入生に配りました。

現在同大学では学校全体でiPodを授業に取り入れ、授業の資料を保存して、いつでも、どこでも活用できるようにする計画を進めています。

ブラウン大学は、アップルコンピュータ社と提携し、iTunesを使って学生に授業の模様を配信する試みを進めています。

ワシントン大学は、将来的にはPodcastで学生に講義を配信していこうと考えており、パイロットプログラムの運用を始めています。

ミシガン大学歯学部では、1~2年生の頃に受講した複雑な講義を復習するためにiTunesプログラムが利用されており、学生の人気を集めています。

学生は利便性を求めている。一度聴いたことのある講義の内容を、確認したいと望んでいる。

カリフォルニア大学バークレー校の情報学部博士課程に在籍しているDanah Boyd氏は、スタンフォードの取り組みについて次のようにブログに記しています。

「大学がキャンパスという範囲を越えて知識を提供するようになるのは、私にとってはまたとないチャンスだ。Stanford on iTunesは、大胆かつ明確な方法で知識へのアクセスを確立しようとしている」

それにしても、アップル社のiPod戦略は次から次へと展開していくので目が離せません。

ただそこには、買収合戦を繰り広げる他のIT企業とは一線を画したアップルのポリシーが垣間見えます。

アメリカ独自の弱肉強食ビジネスとは少し路線の異なる、アップル独特のブランドイメージ重視のスマートな戦略が潜んでいるようです。(日本の先端IT企業はアップル以外のアメリカの真似ばかりしている気がしますね)

q.f. CNET Japan

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2005年11月08日

米英で繰り広げられる図書館蔵書のデジタル化合戦

グーグル社がオックスフォード大学、ハーバード大学、スタンフォード大学、ミシガン大学、ニューヨーク公立図書館などの蔵書を、著作権保護の有無に関わらずデジタル化し、これを検索可能にする「Google Print Library Project」を進めています。

それに敢然と対抗して、マイクロソフト社は大英図書館と提携し、著作権が消滅した約100,000冊をスキャンして「MSN Book Search」で検索できるようにすると発表しました。

マイクロソフト社は、この分野でもグーグル社への対抗意識を剥き出しにしてきました。(悲しいかな全て、グーグル社の後追いになっていますが)

マイクロソフト社は、2006年中に大英図書館の蔵書のうち25,000,000ページをデジタル化して検索できるようにし、将来的に対象ページを増やしていく計画です。

来年にβサービスの公開を予定しているそう。

実は、マイクロソフト社と大英図書館は、デジタルライブラリ用インフラ構築に関して従来から協力関係にあり、同図書館で電子ブックやCD-ROMといったデジタル版の収蔵品を保存・利用するためのシステム構築をマイクロソフト社が支援してきたという経緯があります。

書籍検索サービスをめぐってはグーグル社が、米国の図書館と協力して著作権が消滅した書籍の全文検索サービスを開始したばかり。

Yahoo!もこれに対抗する形でデジタル図書館プロジェクトを立ち上げています。

検索エンジン大手、Google、msn、Yahoo!の三つ巴の戦いが激化。

大変なことになってきました。

q.f. ITmedia

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2005年11月07日

「政府インターネットテレビ」始まります

政府インターネットテレビ11/10より、「政府インターネットテレビ」の放送が始まります。

首相官邸サイト内に設けられたページで、総理の動向や記者会見の模様などが提供される予定です。

運営は内閣官房と政府広報室が共同で行います。

現在、開局を控えた同サイト内で予告ムービーが公開されています。(写真をクリックするとアクセスできます)

視聴にはWindows Media PlayerもしくはReal Playerが必要で、ともに300kbpsでの通信となります。

政府インターネットテレビは、政府の活動のPRを目的として設立されたもので、1CH~10CHの計7チャンネルで構成されています。

政府インターネットテレビの番組
CH.番組名内容
1らいおんウィークリー首相の動向を伝えるもので、1週間ごとの更新
2ビデオで見る総理適宜更新される予定
3総理記者会見年頭の挨拶や不測の事態が発生した際の記者会見を放送
5官房長官記者会見官房長官の定例記者会見を放送
8構造改革探訪
9政府広報オンライン政府広報のライブラリーから映像をピックアップして放送
10CMライブラリー

内閣官房広報室は、政府インターネットテレビの趣旨について、国民に分かりやすい形で政府・首相の動向を伝えるため、としています。

メールマガジン発行、ブロガーとの交流、そして今回のインターネットテレビ...

小泉内閣は歴代内閣で最もWebを活用することに積極的な「IT内閣」かも知れません。

q.f. MYCOM PC WEB

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2005年11月06日

「大阪」と呼ばれた街

11/5の朝日夕刊のトップ記事に載っていたこの見出しに軽く驚く。

副題は、「かつてはあこがれの商都」。

過去形で表現されるものは、現在では消滅か否定されているものと相場が決まっています。

大阪歴史博物館の学芸員・船越幹央氏が調査したものですが、読んでみると、やはり...

大正から昭和にかけて「東洋のマンチェスター」と呼ばれていた大阪は、地方都市からは憧れの都市だったことがあります。

交通の要所となる各地に「小大阪」があったそうです。

明治から昭和初期にかけて、自分たちの街を「大阪」になぞらえて発展を目指した都市を北から順に紹介していきましょう。

福島県郡山市は、かつては東北の大阪と呼ばれた。製糸、紡績、化学工業が発展し、1924年に建設した公会堂は大阪の中之島公会堂を模して作られた。

富山県高岡市は、かつては北陸の大阪と呼ばれた。江戸時代に銅器、鉄器、漆器などの製造業が発達。都市の近代化とともに市街地周辺に化学・パルプ・繊維・金属などの工業がおこった。港湾都市の性格ももっていて「北陸の大阪」と呼ばれた。

鳥取県米子市は、かつては山陰の大阪と呼ばれた。山陰の交通の要所で製糸、鉄工業、醸造が盛ん。繁華街を大阪の心斎橋筋に例えたり、皆生(かいけ)温泉を大阪府堺市の浜寺にちなんで「山陰の浜寺」と名付けたりした。

愛媛県今治市は、かつては四国の大阪と呼ばれた。瀬戸内海の海運の中心。四国最初の貿易港で工業も発展した。

愛媛県八幡浜市は、かつては伊予の大阪と呼ばれた。明治時代から九州、高知、大阪方面との海運の拠点で、呉服・綿織物の卸売りが盛ん。大阪に倣って「南予のマンチェスター」として地方の商圏を把握した。

へぇー、こんなにあったんですか。

ところでマンチェスターですが、産業革命以降、綿織物工業の中心として発展したイギリスの工業都市です。

最近ではデビット・ベッカムが2003年まで所属したプロサッカーチーム「マンチェスター・ユナイテッド」が有名です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

話を戻します。

「大阪」と呼ばれた街...

この過去形の言葉が、淋しく響き、秋の季節も手伝っていっそう哀愁が漂うのは関西人だからでしょうね。

「日はまた昇る」 泣くな、大阪よ。

投稿者 messiah : 09:24 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月05日

グーグルが動けばアマゾンも動く

書籍は普通、一冊まるごとで販売されています。

しかしこれからは、気になっている「ある部分」だけを購入して読む事がオンライン書店で可能になります。(立ち読みではなくて)

その動きの発端となったのは、検索に絡むあらゆる分野で覇権を目指す最大手カンパニー。

米グーグル社は、オックスフォード大学、ハーバード大学、スタンフォード大学、ミシガン大学、ニューヨーク公立図書館などの蔵書を、著作権保護の有無に関わらずデジタル化し、これを検索可能にする「Google Print Library Project」を昨年後半立ち上げました。

これに対して、米国の作家協会や出版社協会は、図書館の蔵書の文章を読み込んでデジタル配信する行為は著作権侵害にあたるとして、グーグル社を訴えていました。

そのため、現在はデジタル化の作業を中断していますが、同社の広報担当によると、著作権者から許可を取り付けるための期間を設けていたが(どうやら目処が立ったようで)※図書館の蔵書のスキャン作業はまもなく再開されるとのことです。(どんなふうにしてスキャンしているのか見たいものです)

そして先日、グーグル社は数千冊の著作権切れ書籍をオンラインで公開しました。

書籍に勢力を伸ばそうとするこうした同社の動きに対して、米アマゾン・コム社は新しいサービスを次々に出して牽制をしています。

今回、アマゾン・コム社が出したサービスは、書籍をページ単位、章単位で販売するサービス「アマゾン・ページズ」です。

本を買わなくても、読みたい部分だけインターネット上で読めるようにするようです。

その一方、本を購入後、追加料金を払えば外出先でもインターネットで読める「アマゾン・アップグレード」もサービスを開始します。

アマゾン社は、取り扱い書籍の約半分で、全文検索機能「なか見!検索」を利用できますが、これと新サービスを連携させて、全文検索を実行し、該当ページだけ購入する、という使い方を前提にしているようです。

本は、好きな(空いた)時間に+どんな場所でも+どんな姿勢であっても読めるのが特徴。(これぞまさにオンデマンド)...画面を見て文章を読むという行為がどこまで受け入れられるか?

それにしても、米IT産業の戦いはますます熱くなっていきそうです。

※ 【お詫び】
赤文字の部分(どうやら目処が立ったようで)は、筆者の調査・確認不足でした。正確には次の通りです。
グーグル社が蔵書のスキャンを再開することについて、グーグル社・広報担当は、具体的な時期については言及しなかったものの、年代の古い蔵書からスキャンを再開し、すでに公開された文書や著作権の切れた書物からデジタル化していく、と述べました。従って現段階で、著作権問題が解決したという事実は認められていません。

q.f. CNET Japan

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2005年11月04日

インターネットにアップした情報は随時更新するべき

昨日、この「出たとこ勝@負ログ」の初期の頃に投稿した記事にトラックバックを受信しました。

「ブログふんせんき」と題して、このページの左サイドバーに常設している特集があります。

サーバーの役割も知らない、HTMLも理解していない初心者のワタシが、自宅サーバーを構築してMovable Type(ムーバブルタイプ)というブログ作成ツールとMySQL(マイエスキューエル)というデータベースソフトを組み合わせて、ブログを公開するまでの悪戦苦闘の記録を27話連続シリーズとして投稿したものです。

その中の16話”MySQLのインストールと設定(後編)”に、お気楽極楽スクリプトさんからトラックバックを頂きました。

少し前にも同じく「ブログ奮戦記」の記事に、Movable Type活用情報サイトさんからトラックバックとコメントを頂いたことがあり、その時はちょっと驚きました。

というのも、1年前に投稿した記事が今になって発掘されることがあるという事実にです。

今回もそうですが、古くなった記事だから情報価値が下がっていくというのではなく、検索エンジンを使って情報収集することが主流となった時代では、新旧に関らず常に平等に情報がリストアップされるという事実です。

残念ながら(時間の関係で)、1年前の記事は最新の状態になっていません。新しい現状に即した内容にアップデートが必要だな、と感じました。

いづれ...まとめてやりたいと思っています。そうしないとアクセスしてきた方がガッカリしますので...

投稿者 messiah : 08:45 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月03日

商品からサービスへのシフト オンデマンド2.0の時代

米マイクロソフト社 は11/1、世界市場で圧倒的優位を誇る同社の各種ソフトウェアを「Webアプリケーション」として提供すると発表しました。

「Office Live」および「Windows Live」が今回発表されたサービスです。

従来、ソフトウェアと言えば、パッケージとして箱に収められた形あるものを意味し、卸・小売などで流通する商品を指していました。

マイクロソフト社のソフトウェアは、正にその代表的存在と言えます。(OEMのような形態はあったとしても、システムディスク等の出荷枚数に応じて対価を得ていた)

ところが、この種の”商品”としてのソフトウェアは、既に死滅しつつあるという専門家がいます。

「マイクロソフトにおいては、ソフトウェアは絶滅危惧種であるようだ。『Windows Live』は、同社の既存の製品が『Windows Dead』であることを暗に示している。われわれは数年前からそのような追悼の辞を書いていた。『ソフトウェアの終わり』という追悼文を」(セールスフォース・ドットコム社のマーク・ベニオフCEO)

間違いなく言えるのは、マイクロソフト社に巨大な富をもたらした従来のビジネスモデルが、この先は通用しなくなることを彼ら自身が認め、一大決意で方向転換を行ったということでしょう。

ビル・ゲイツ氏はこの計画を「Live Software」と呼び、「Office Live」と「Windows Live」はいずれも、広告収入によってまかなわれる基本的な無料サービスと、加入契約ベースの有料サービスで提供すると説明しました。(Windows Liveベータ版は下のイメージをクリック)

Windows Live

つまり...Office関連製品が無料でオンデマンド(要求に応じて)で利用できるということです。

オンデマンドは、印刷製版業界では10年以上前から使わている用語ですが、IT業界のオンデマンドは「利用者の注文に応じて指定された機能や情報を提供するネットワーク上のサービス」を意味しており、これは正に今からが競争です。

次世代技術がビジネスを一新させ、社会に変革をもたらそうとする時、次のステージとして「オンデマンド2.0」の時代になっていくのかも知れません。

※ 「オンデマンド2.0」は筆者の造語です。昨今話題の「Web2.0」のような意味あいとして捉えてください。

q.f. ITmedia

投稿者 messiah : 08:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月02日

ブラックベリー指にご注意!

PDAと指
米国で人気のワイヤレス携帯情報端末・ブラックベリーの名前にちなんだ「ブラックベリー指」と言われる病気があります。

1999年に誕生したブラックベリーは、親指入力型のキーボードを搭載し、電子メールを自動的に送受信でき、ユーザーは昨年の倍に増えて、現在はおよそ250万人にのぼっています。

そして(ご想像された通り)、親指を非常に速く往復運動させることで起こる反復運動過多損傷(RSI:Repetitive Stress Injury)が携帯情報端末や携帯電話ユーザーの間に広まっています。

今ではこうした小型機器のキーパッドの使いすぎによる親指障害の俗称が「ブラックベリー指」とまで言われるようになりました。(ブラックベリー社にはちょっと気の毒ですが...)

症状としては、メールを入力する時に親指がズキズキと痛み、やがて親指の痛みはテレビのリモコンのボタンを押せないほどにまで悪化していく。

また、痛みが何ヶ月たっても引かないため、パソコンのキーボードも叩けなくなり、仕事に影響することも多い。

米労働統計局の最新データによると、RSIを含む筋骨格障害は、2003年に報告された職場で発生した怪我と病気の3分の1を占めているそうです。

一般に親指は、他の4本の指とは離れた位置にあって独立した組織と捉えられています。親指は細かな動きをさせにくい指の1つなので、酷使するには向いていない、と専門家は指摘しています。

”ブラックベリー指”の治療には、添え木をあてたり患部を冷却したりしますが、痛みが引かないときは、コーチゾン[関節炎などの治療薬]を親指の周辺に注射することもあるし、最後の手段として手術が必要な場合もあるそうです。

筆者などは、親指がすぐにつってしまいそうなので早撃ちはできません。この病気とは縁がなさそうですが。。。

携帯でメールをガンガン打つ人はご注意。

q.f. Hotwired Japan

投稿者 messiah : 08:01 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月01日

恐ろしい速さで変貌するWebビジネスの世界

「EPIC 2014」というタイトルのフラッシュムービーがあります。(EPICはネィティブの発音だとアピックと聞こえます)

近未来のWebビジネスと社会変革を大胆に予測したナレーション付きムービーです。

2014年の地球。

巨大なソフトウェア帝国は変貌し、著名なニュースペーパーは(オンラインを断念して)オフラインに特化する選択を取る...

ムービーは、1989年の事の起源から現在に至るWebビジネスの歴史を辿り、間を空けることなく未来へと入り込み、2014年までを1年ごとに予測していきます。(あっという間の8分間です)

詳しい事は、長野弘子氏がHotwired Japanの中で書き下ろしておられます。

また、ムービーの日本語訳も長野弘子氏です。(比較的最近、日本語訳が出たように思う。以前はなかった)

インターネットに関っている方も、そうでない方も、タイムマシーンに乗った気分でご覧になるといいでしょう。
(※ 下のイメージをクリックし、次に表示されたHPで[CLICK HERE TO VIEW]をクリック)

ところで見終わった筆者は、恐ろしい速さで変貌するこの世界にちょっと背筋が寒くなる思いをしました。

EPIC 2014
q.f. EPIC 2014

投稿者 messiah : 08:03 | コメント (0) | トラックバック