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2006年09月30日

業績下方修正の吉野家に見る「テレビの力」

他社に先駆けて牛丼の販売再開に踏み切った「吉野家」。今度は、10月初日から5日間限定で「牛丼祭り」と題して牛丼を販売します。

牛丼業界では巧みな広告宣伝で他社をリードしてきた吉野家ディー・アンド・シーですが、2006年8月連結中間決算の業績予想を下方修正すると発表しました。(8/29)

売上高は4月時点の予想より12億円減の622億円で、経常利益も2億円減の8億円。

そして、税引き後利益を2億円減の2億円に下方修正しました。

牛丼を再開するためのコスト増かと思いきや、例年7月に行っていたテレビCMでの販売促進キャンペーンを大幅に縮小したことが売り上げ減につながったとのことです。

「ネット時代になって広告のあり方が激変する。テレビCMの時代は終わった」...なんだかんだ言っていますが、やはり現時点ではテレビの持つ影響力の大きさがわかります。

裏を返せば、まだ力(需要)のあるうちに(テレビ産業は)次の時代の布石を打っていかないといけないのでしょう。

q.f. YOMIURI ON-LINE

投稿者 messiah : 11:46 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月29日

はじめにウェブログありき

もう既に「ウェブログ」とは呼ばなくなったブログですが、言葉を短縮してしまうと意味を見失ってしまう気がします。

2年前にウェブログを始めた時に、このウェブログなるものがここまで一般大衆化するとは思いませんでした。(予想はしていましたが、その予想を超えて普及しました)

筆者がウェブログを始めた動機は...自宅サーバーを構築した。何かコンテンツを公開しないと格好がつかない。ホームページを作ろうかと思いましたがHTMLをよく知らない。(勉強するのも億劫...)

そんな“面倒くさがり”にピッタリだったのがウェブログでした。

当ブログの記事を分類するカテゴリーの中に「ブログ全般」というのがあります。

2年前、ブログという事象が今後どのように進化して行き、どこで頂点を迎え、どのように廃れていくかを観察してみよう、という意図があって設定したカテゴリーです。

当時の筆者は、ウェブログが一時の流行で終わる可能性もあると考えていました。

ところがフタを開けてみると、この短い2年間で、「ウェブログ」はウェブサイトを個人の手に届くところまで運び、大幅にサイト数を底上げし、個人参加による多面的情報量を激増させ、ユーザーの情報交流と利便を劇的に向上したのです。

ウェブログを「ブログ」という短縮形でマスコミなどが紹介することで社会への認知も進みました。

今やブログは、空気や水に匹敵するリソース(情報資源)であり、生活に溶け込んだインフラ(情報基盤)でもあります。

ブログが呼び水となって誕生したSNSも、ブログの基本構造をベースにしたもので、その影響を強く受けています。

ネット業界を先導するCGM(Consumer Generated Media:例えばSNS、比較サイト、Q&Aサイト、口コミサイト)と呼ばれる各種サービスも、個人がウェブワールドに自由に参加して交流する仕組みは、ブログが持つ基本構造を継承しています。

広義でのCGMにはブログも含まれています。(各種オンライン事典などによると)

しかし、他のCGMと異なる点がブログにあります。ブログは商用を意図したサービスではない点です。

ブログ以外のCGMには営利目的があります。表面上は無料であっても運営するのは企業です。これらのサービスは広告や課金による営利がゴールにあるのです。

SNSなどのユーザーには失礼な表現ですが、広いけれども囲われた敷地の中で、脅威にさらされにくい快適な環境を作ってあげて、楽しいゲームやイベントを行っている動物園のようなイメージがCGMです。

ブログは、その背景に営利がありません。(時流に乗るために次々と企業がサービスを始めた。広告などを表示しているが後付けであり、無料のブログ提供サービスで稼いでいる企業はない)

ブログは、自由度が高い代わりに危険度も高いが、例えるなら野生動物の生息するサバンナのようなものでしょう。

ブログというDNAを持った現代の様々なインターネットサービスをCGMと考えてもいいと思います。

ところで、「ブログ全般」といったカテゴリーはもう不要かも知れません。短期間にブログの繁栄と衰退を観察する初期の目的は達成できないからです。

投稿者 messiah : 07:50 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月28日

教師がブログでストレス発散?

米国では教育現場の実態をブログに投稿する教師が増えているそうです。

アトランタの小学校教師(44)は、「教師は自分たちの気持ちは理解されず、親や行政、メディアから好きなように言われているという思いが強い」と語り、ブログに日々の思いを書くことで気持ちが和らぐといいます。

ノースカロライナ州の公立学校勤務の教師は、辞表を提出すると同時に教師間の人種差別、宗教の強制、副校長のセクハラ行為といった不満をブログに書きました。アクセスが殺到し、現在も「教員志望者の参考になれば」と更新を続けています。

こういったブログの多くは、(生徒からの報復を恐れてか?)匿名での投稿になっています。

ミネソタ州ワーロードの歴史教師(55)は、「ブログに書いても学校は良くならない。悪い出来事を書けば教師の立場が悪くなるだけ」といい、匿名ブログに批判的です。

シカゴの高校では昨年春、薬物を使用したり、教師の車を壊したりした生徒の似顔絵が、教師のブログで公開され大騒ぎになったこともあります。

あちらの国も我が国同様に、教育問題は深刻のようです。

日本の新首相が掲げているスローガンに「教育改革」がありますが、これは是非しっかりと取り組んでほしいものです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 06:55 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月27日

黒船で騒ぐ日本人 次はSNSの巨人

MySpaceソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で日本最大手のmixi(ミクシィ)が、9/14東証マザーズに上場した初日は買い注文殺到で値がつかないほどの人気でした。

mixi上場は、マスコミ各社が大きく報道したため、SNSという存在を世間に広く知らしめた記念すべき出来事です。

mixiの会員数は570万人にのぼり、日本では他の追随を許さない一人勝ち状態になっています。

しかし、そんな日本のSNS業界を揺るがす「黒船」が...直ぐそこまで来ているといいます。

アップルのiTunesMusicStoreの日本進出の時も「黒船の来航」と称してメディアは大騒ぎしました。

今度の黒船というのはアメリカのSNS。その名はMySpace(マイスペース)です。

今年4月の会員数はmixiの10倍を超える6,000万人でしたが、9月現在で1億1000万人に急増して、桁違いの怪物となっています。(日本人口がすっぽりと会員になった勘定です)

現在、MySpaceのサイト訪問者数はYahoo!、Googleを抜いて米国一になっています。(おそらくそれは、世界一を意味する)

主に英語圏を中心に急成長してきたMySpaceですが、先日そのトップページが、突如日本語で表示されました。

そこには大きく「MySpace Japan BETA」と書かれていました。しかし、その画面は数時間後、元の英語版に戻りました。

日本語版のテストをしている最中に誤って開発中の画面を出してしまった可能性もあるし、わざと表示して注目を集めようとしている可能性もあります。

MySpaceの海外戦略担当であるトラヴィス・カッツ副社長は、次のように語っています。

「今後1年以内に日本版を正式に開始する。数は明かせないが既に英語版には相当数の日本のユーザーがおり、毎月15~20%の割合で増え続けている。mixiはよく知っているが、ユーザーを奪おうなどと(小さいこと)は考えていない。米国ではわれわれも後発だったが(当時最大手だった)フレンドスターを抜き去った経験が我々にはある」

つまり...日本市場でもトップの座を奪うと堂々宣言しています。

友人からの紹介がないと会員になれないmixiに対して、MySpaceは誰でも利用できるため、急速に利用者を伸ばす可能性を秘めています。

MySpaceでは、自分を「ミュージシャン」として登録すれば、自分のプロフィールコーナーに自作曲を公開することができます。

このためMySpaceには多くのインディーズ・ミュージシャンやアマチュアミュージシャンらが登録し、ファンと交流したり曲を発表したりする本拠地となっており、多くの若い音楽ファンが好きなミュージシャン本人やそのファンと交流を深めています。

これがMySpaceの最大の強みと言われています。(同様に、mixiも音楽ファンの交流の場として会員数を獲得してきた)

強敵現る!

ネット文化の全面的輸入国・日本から見れば、大陸から渡って来るものは全て「黒船」に見えるのは無理ないか...

q.f. NBonline

投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月26日

視覚神経ばかりを刺激してきた報い?

「映画=洋画」という時代が長く続いています。

「フーテンの寅」シリーズのような国民的人気の邦画はありましたが、映画コンテンツの主役は何と言っても洋画です。

そんな邦画にもシェアが8割近くを占めた全盛時代がありました。

昭和30年には邦画が65.8%のシェアを占めていました。同35年には78.3%を記録しましたが、これをピークに長期低落傾向に陥ります。

そして昭和60年の50.9%を最後にその後、邦画は洋画を上回ることはなく、平成10年には過去最低の27.1%にまで落ち込みました。

確かにその当時の洋画は夢のある作品、興奮する作品が目白押しでした。

日本人は、才気溢れる監督・スタッフが豊富な資金と国際俳優を使って繰り出す数々の洋画の魅力に虜になりました。

しかし今年になって、興行収入で邦画が洋画を21年ぶりに上回る可能性が高いことが分かりました。

今年前半のシェアで、邦画は49%と洋画にほぼ並び、さらに年末にかけては、「犬神家の一族」のリメーク作品、人気テレビドラマを映画化した「大奥」、木村拓哉主演の「武士の一分」など、強力作品が控えています。

一方の洋画は「ハリー・ポッター」のようなドル箱シリーズはなく、邦画が映画界の主役の座に返り咲くのは確実だと言われています。

邦画の場合、若い観客を意識した作品作りにより、今まで邦画をダサイと思っていた若者が新たなエンターテインメントとして認め始め、デートで邦画を見る時代になったと言われています。

また、ハリウッド映画の派手なCG(コンピュータ・グラフィックス)に飽きた人が、涙あり笑いありで落ち着いて鑑賞できる邦画作品を見直したという説もあります。

視覚神経ばかりを刺激してきたハリウッド。その神経が反応しなくなった今、次はどうする?

q.f. iza

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2006年09月25日

英国の歴史ある郵便局が「オンライン切手」を奨励

Penny Black
世界初の切手 Penny Black
1840年、世界初の切手「Penny Black」を発行したことに始まる長い歴史を持つ英国のRoyal Mailが、自宅で「オンライン切手」とも言えるバーコードを印刷し、オンラインで料金を支払う新サービスを開始しました。

ユーザーは、Royal Mailのウェブサイトから郵送物の大きさやタイプにより郵送料金を選択し、料金を支払うとバーコードをダウンロードして印刷できるという仕組みになっています。

バーコードは、ラベルや紙の他に封筒に直接印刷することもできるようです。

支払いはオンラインで、クレジットカードやプリペイド口座から行います。料金は通常の郵送料金と同じです。

「オンライン切手」は、通常郵便から国際郵便まで、Royal Mailが扱う全てのサービスで利用可能。

また、郵送料金の他に郵送証明書や通関書類なども同様にダウンロードして利用できます。

Royal Mailは、今回のオンライン切手を同公社の歴史における大きなイベントと位置づけています。

オンライン切手サービス

歴史ある公社が伝統的な手法にこだわらず、こうした新しい試みをする。なかなか頭が柔軟なようです。

q.f. ITmedia

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2006年09月24日

声真似の名人運転士が板挟みに?

パリ(フランス)の通勤電車の運転士は車内アナウンスもするようです。

運転士の中に、声真似が上手な人がいて、毎朝、シラク大統領の声を真似して車内アナウンスをしています。

声の主はエリック・ブロール氏。

彼は、時には映画スターのシルベスター・スタローン、時には英国のロック歌手、ジョニー・アリディの声を真似て車内アナウンスを行い、乗客たちを楽しませているといいます。

中でも、シラク大統領の声が一番似ているとのことです。あまり似ているので、あるお年寄りは本人と勘違いして見に来たこともあるらしいです。

しかし、鉄道会社側はプロール氏に対し、「大統領選を控え、出馬未定となっているシラク大統領の声真似をあまりしないように」と要求しているそうです。

その一方で、プロール氏のウェブサイトには、「弟が将来あなたのような運転士になりたいと話しています」とか、「一度だけエリックさんが運転する電車に乗ったことがあります。短時間だったのですがとても楽しかったです。また会えるのを楽しみにしています」など多くの市民からの書き込みがあり、通勤客の期待と会社の圧力の間で板挟みになっている可哀想なプロール氏。

イライラして、(フランスだけに...)ジダンだ踏んで、運転席のガラス窓に頭突きをしないでネ。

q.f. Excite

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2006年09月23日

コミュニケーションの場を利用するのは個人だけではない

YouTubeアメリカで2005年2月に誕生した動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」ですが、日本においても知名度がグングン上がってきました。

オンライン百科事典「ウィキペディア」によると、2006年4月21日時点で4,000万の動画があり、1日に35,000の動画がアップロードされているそうです。

サイトオープンからわずかの期間で驚異的に利用者を増やし、今後さらなる利用者の増加が予想されています。(日本人の利用者が驚くほど多いようです)

そのYouTubeで最近、ビックリするような投稿がありました。

...と言っても動画の内容ではなく、投稿者のことです。何と!アメリカ政府が動画を投稿したのです。

アメリカ国立麻薬管理局(White House Office of National Drug Control Policy:ONDCP)は、麻薬撲滅運動に関してのプレスリリースの様子を撮影した動画をYouTubeに投稿しました。

タイトルは「New Survey Shows Teen Drug Use Goes Down」(新しい調査では、十代の薬物使用が低下したことを示している)

アメリカ政府のこの試みは、麻薬撲滅運動にとってYouTubeのようなユーザー数が多く注目を集める場所での広告活動が効果的であること、及び、急速に変化する今日のコミュニケーションの場について公共機関も適応しているのだ、ということを証明する意味があるそうです。

動画内容は演説中心の退屈なものなので、注目度はイマイチ低いようですが...(評価:★☆☆☆☆)

q.f. GIGAZINE

投稿者 messiah : 20:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月22日

「こうして禁煙」コンテスト

日本禁煙学会は、禁煙の成功体験をつづった作文を募集し、独自性や取り組みやすさを評価する「私はこうしてたばこをやめられたコンテスト」(応募総数688通)の受賞作品を発表しました。

1位には秋田市の郵便局非常勤職員(29)と大阪市の放送作家(35)が選ばれました。

郵便局非常勤職員は、勤務先の倒産を機に、経済的な理由から禁煙を決意。

禁煙で節約できる金額を壁に張ったり、禁煙してよかったことをノートに書き出すなどして、自分を励ましたそうです。(エラい!)

また、放送作家は禁煙ガムで成功しました。

「喫煙はアイデアの素」と思っていたが、禁煙で台本の執筆速度は速まり、体重も減ったそうで、「煙草についての通説で正しいものがあるとすれば<煙草は百害あって一利なし>ぐらい」と分かったとのこと。

ところで、長生きする人は酒、タバコの両方とも嗜まない人が多いと聞きます。

「酒は百薬の長」と言ってもほんの少しであればの話のようです。

両方をやめるのは、なかなか大変なことです。

q.f. MSN-Mainichi INTERACTIVE

投稿者 messiah : 07:14 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月21日

話題書を「ブログでオススメしてみませんか」コンテスト

ブログを利用した新しい販売スタイルが登場しました。

日本国内でもベストセラーとなった『欺術(ぎじゅつ)』のフィクション仕立てに対し、本書は、実在のハッカーたちが次々と繰り出す手口の数々を著者ら しい視点でまとめた実話です。その著者とは、先日、自身のWebサイトがハッキング・改変され話題になったあのミトニック氏!今回、より多くの方に本書のおも しろさを知っていただくため、発売に先駆け5章分を電子書籍(PDF)版で公開しました。PDF版をご一読いただき、ぜひご自身のブログ上でオススメしてください!!関係者による厳正なる審査の結果、素晴らしい紹介をしてくださった方に最高5万円の商品券ほか豪華プレゼントを贈呈します。また、ご紹介に協力くださった皆様から抽選で20名様に図書カードのプレゼントもございます。ふるってご参加ください。

面白いかも知れないが、ちょっと出版元の戦術に乗せられている点に抵抗感のある人もいるでしょう。

本の内容に対して辛口の評価もあるでしょうが、それをどこまでオープンにするのかが注目です。

でも、この企画、1年前だったら話題になっていたでしょうがねえ...

q.f. この話題書を「あなたのブログでオススメしてみませんか」コンテスト

投稿者 messiah : 07:01 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月20日

確率 3兆6691億2000万分の1

米ニューヨーク州の宝くじで4年前に100万ドルを当てた女性が先月、宝くじで再び賞金100万ドルを獲得していたことが分かりました。

幸運の女神が2度微笑んだのは、ロングアイランドの総菜店で働くバレリー・ウィルソンさん(56)。ウィルソンさんは地方紙ニューズデーに対し、「最初の当選の時は信じられなかったけれど、今回は『神様がわたしに味方してる』と思ったわ」と喜びを語ったそうです。

同州当局によると、4年前にウィルソンさんが当選した時の確率は520万分の1。

先月の当選確率は70万5600分の1で、両方に当選する確率は3兆6691億2000万分の1と極めて小さい(極めてどころではない!)といいます。

思いがけない大金を手にしたウィルソンさんですが、少なくとも今年12月まではこれまでの仕事を続けたい考えで、賞金は5万ドルづつ20年間にわたって支払われるとのこと。

『神様がわたしに味方してる』と信じて生きれば怖いものなしですね。

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 08:07 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月19日

飲酒運転撲滅のための誓約書

自動車整備販売会社「後藤自動車」(東京都武蔵野市)は、車検を受けた際に「飲酒運転をしない」と誓約書にサインした人に、10リットル分のガソリン券をプレゼントする運動を始めました。

後を絶たない事故に胸を痛めた後藤一敏社長らの発案で、当初は社員向けに誓約書を作っていましたが、一般ユーザーにも対象を広げ、高値が続くガソリンをプレゼントすることにしたそうです。

誓約書は「交通被害者を作らないため、家族を悲しませないため、人生を悲惨なものにしないため」として、飲酒運転を「しない、させない」と誓う内容になっています。

社員を含め既に20人近くがサインし、断った客はいないということです。

後藤社長は「自動車業界の一員として何かできないかと考えた」そうです。

世間には熱い人がいますね。

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:32 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月18日

違法駐車の民間取り締まり 意外な成果あらわる

駐車違反取り締まり道路交通法改正により6月から施行されている違法駐車の民間監視員による取り締まり。

瓢箪から駒とやら...本来の目的以外に、意外な別の成果が出ているようです。

この取り締まりが始まった6月以降、東京都内で車上荒らしが3割減少したことが警視庁のまとめで分かりました。

駐車車両が大幅に減ったことや、監視員が路上を常時見回っていることが、犯罪抑止に一役買っているようです。

都内では、違法駐車が多い43署で警察官に加え、民間駐車監視員が取り締まっていて、残る58署は従来通り、警察官だけが担当しています。

交通部の調べでは、制度導入前の今年1~5月、43署の車上荒らしは月平均で135件。それが、6~7月は94件と約3割の大幅減少。

一方、58署の車上荒らしは1~5月の月平均で177件。6~7月は171件で、微減に留まりました。

交通部によると「うれしい誤算。民間監視員の副次的効果としてアピールできるのではないか」と話しています。

というわけで、一石二鳥の成果が出ています。ついでに飲酒運転の取り締まりもお願いしますか。

q.f. アサヒ・コム

投稿者 messiah : 08:18 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月17日

日本の都市の魅力度ランキング ベスト20

ブランド総合研究所が、国内全779市を対象にブランド力を評価する「地域ブランド調査」の結果を発表しました。

認知度や魅力度など全103項目について24,536人の消費者から得たアンケート回答を100点満点で得点化したところ、全国で最も魅力的な市は札幌市(60.5点)となりました。

札幌市を「とても魅力的」と答えた人は全体の34.5%で、「やや魅力的」と合わせると86.6%にのぼり、「余り魅力的でない」「まったく魅力的でない」といった否定的な意見は1.6%でした。

都道府県別でみると北海道の人気が高く、上位10位に札幌市(1位)、函館市(3位)、富良野市(6位)、小樽市(7位)が入ったほか、旭川市(18位)、登別市(20位)、帯広市(25位)、釧路市(29位)なども上位に選出されました。

都市の魅力度ランキング
順位都市名点数
1札幌市60.5
2神戸市58.0
3函館市57.6
4横浜市57.6
5京都市56.3
6富良野市55.4
7小樽市54.6
8鎌倉市53.3
9那覇市48.0
10沖縄市45.0
11長崎市44.2
12金沢市42.3
13別府市40.7
14福岡市38.5
15大阪市38.1
16仙台市37.6
17奈良市37.3
18旭川市35.9
19倉敷市35.4
20登別市34.7

26都道府県では県庁所在地の市がもっとも魅力度が高くなりましたが、残りの20県では県庁所在以外の市がトップとなりました(東京を除く)。

その中で観光地がトップになった県としては、

などがありました。

q.f. nikkeibp.jp

投稿者 messiah : 07:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月16日

1位トーマス・エジソン 2位ドクター中松 何の順?

私たちの暮らしを支える便利さは、いずれも発明家のアイデアが出発点となっています。

オンライン調査のインターワイヤード社とディムスドライブ社は共同で、8月中旬にインターネットで実施した「この人のおかげで今がある!と思う発明家」についての調査結果を発表しました。(自由回答方式で6088人が回答)

それによると、群を抜いてトップになったのは、白熱電球、映写機、電気自動車など1000種類以上もの発明をし世界的な発明家であるとともに世界最大級の複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の創業者でもあるトーマス・エジソンでした。

ところが、第2位にランクされたのが意外にも(失礼)、日本の発明家として有名なドクター中松。

  1. トーマス・エジソン 3383人
  2. ドクター中松 129人
  3. グラハム・ベル 113人
  4. ライト兄弟 66人
  5. レオナルド・ダビンチ 53人
  6. アルバート・アインシュタイン 52人
  7. 松下幸之助 38人
  8. ジェームズ・ワット 34人
  9. ビル・ゲイツ 33人
  10. 野口英世 26人

ところで、ビル・ゲイツ氏は何を発明したんでしたっけ...?

「ああ、思い出した。近い将来消滅すると言われている『商品としてのソフトウェア』というビジネスモデルか?」

q.f. iza

投稿者 messiah : 11:57 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月15日

秩序を乱しまくる異端児 豆腐屋ジョニーの生き方

豆腐屋ジョニーの本「コモディティ化」というとあまり良いイメージはありません。

機能追求が限界に達するまで成熟した製品は、それ以上、付加価値をつけられない状態になる。残るは値段を下げるか、CMを打ってブランドイメージで勝負するしかない。

ここに登場する「豆腐」という食材も、コモディティ化した商品といえば言えなくもない。(この場合、一般のお店で販売されている流通品の豆腐を指しています)

しかし、そんな豆腐および豆腐店の持つイメージを一新してしまったお店があります。

その名は...

男前豆腐店

まず商品名とパッケージがユニークです。男前豆腐、京都ジョニー、厚揚げ番長、絹厚番長、ジョニポン(ポン酢)、男の納豆、京都冷やっこ、京都がんも番長、京都油揚番長、...。

そして、男前豆腐店のウェブサイトは、同店のコーポレートカラーを強烈に世間にアピールしています。(男前豆腐店

男前豆腐店は、スーパーの豆腐売り場でパッケージ小型化の競争がはじまった時、その競争に参戦するのではなく、自分達らしさで勝負していくことを選びます。

「自分達は味には自信がある。だから、とにかくふざけて、売り場で目立つようにすれば、みなさんに手にとってもらえるかなと思った」だって。

目立つためには、とにかく「豆腐ではありえない」ことを考える。食の日本代表なのに外国人を気取り、サーフボードみたいな形状でショーケースの秩序を乱しまくる異端児ジョニーはそうして生まれたのでした。

材料は、北海道の大豆と沖縄のにがりを使っています。

「消費者のことを考えたら、外国産の素材で安くておいしいものを作る努力をするという方向もあるとは思います。でもやっぱり国産を使うとおいしいんですよ。1丁約300円と、安くはないですが、その値段でのベストを尽くす、そっちの方でがんばっています」だって。

この秋に新商品も投入する予定ですが、どんな「ありえない」豆腐が出てくるのか、ネット上のコミュニティサイトで、早くも熱い予想合戦が繰り広げられているとのこと。(宣伝効果大きい!)

因みに、私の携帯ストラップは「男前豆腐」(オリジナルグッズ)をアレンジしたものを使っています。

投稿者 messiah : 09:21 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月14日

準備が必要な時だけ通知してくれるサービス

月形半平太飲食店などの検索サービス・ぐるなびが提供する「月形半平太メールサービス」というのがあります。(つきがたはんぺいた?)

「月形半平太」は、幕末の土佐藩士・武市瑞山(たけちずいざん)=通称、武市半平太(はんぺいた)をモデルとし、福岡藩の勤皇派・月形洗蔵の苗字を借りた、行友李風(ゆきともりふう)の新国劇「月形半平太」の主人公です。(但し、庄内藩の清川八郎がモデルという説もあります。また、長州藩士という設定から、桂小五郎という説もあるようです)

劇中では、色白の美男子で女性を魅了する色男として描かれています。(武市瑞山も美男子であったらしい)

劇のあらまし(おおまかなストーリー)
長州藩士で勤王の志士・月形半平太は茶屋に入り浸って酒と女に明け暮れていた。月形は同志達に軽挙妄動を慎んで自重せよと説くが、彼の真意を解しえなかった朋友の策略で新撰組に襲われ、「死して護国の鬼になる」の辞世を残して息絶えた。若き剣士を取り巻く祇園の芸妓、梅松と染八。恋あり、剣ありの華やかな作品...

芸者 「月様、雨が...」(と傘を出して、半平太に傘をかけようとする)

半平太 (それを振り切って)「春雨じゃ、濡れていこう(濡れて参ろう)」

お馴染みの台詞ですね。この部分だけがあまりにも有名です。

さて、「月形半平太」のこの台詞の知名度の高さと、第一印象の強さを狙って命名されたのが「月形半平太メールサービス」です。

このサービスは、登録した最大2ヶ所の地点における雨の降り始め予測時刻を携帯電話にメールしてくれるものです。

降り始めのおよそ2~3時間前に、その後の雨の強弱も含めて通知してくれます。

ただそれだけの事なのですが、実はこれまでのサービスと異なる点が1つあります。

メールが配信されるのは、雨が降る時だけなのです。

毎日定期的に配信される天気予報メールサービスは数多くありますが、定期的に届くだけに、次第に目を通す機会が減っていき、いつの間にか迷惑メールと変わらない扱いになってしまうことが多いのです。

ところが、このサービスの場合は「メール着信=雨が降る」と同義なので、「メール着信=傘の用意」という行動を促すところに大きな意味を持ちます。

毎日のことだから、能動的に天気情報をチェックするのは面倒。特に朝は億劫なものです。テレビの予報は決まった時間にしか流れない。

準備が必要な時だけ通知してくれるサービスというのは、ありそうでなかった。・・・これはいいかも知れません。

携帯 「ご主人様、雨が...」

ユーザー 「春雨じゃ、折りたたみ持っていこう」

q.f. ITmedia

投稿者 messiah : 08:23 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月13日

文科省の「キレる子」調査 問題を複雑化する懸念あり

鉄棒児童・生徒が授業中などに突然「キレる」原因を解明しようと、文部科学省は2007年度から「定点観測」調査に乗り出すようです。

観光地やスポット、水族館、動物園などの所定の場所にカメラを固定して常時映像をインターネットに送信し、ユーザーがリアルタイムに視聴できるサービス...アレのことか?

定点観測とは、母集団をあらかじめ決定しておき、その構成要素が時間の経過とともにどのように変化が見られるかを継続的に調査・分析するものです。この場合、母集団とは「児童・生徒」を意味し、変化とは「キレる、キレない」を意味するのでしょう。

小中学校などの学校現場では近年、普段はおとなしい児童・生徒が教師から注意を受けると、突然、「うるさい」と食ってかかったり、教師に暴力を振るったりする「キレる」行動の増加が問題になっています。(私の子供の頃はなかったなあ)

文科省によると、2004年度に全国の公立小学校21,360校で児童が起こした校内暴力は前年度比18.1%増の1,890件で過去最悪とのこと。

中でも、通常は問題がない児童・生徒が「キレる」時の原因がわかりにくく指導も難しいようです。

これを受けて文科省は、2005年に「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」を設置し、科学的な視点で問題行動の背景を探るそうです。

幼稚園や小学校時代から特定の児童を対象として選び、保護者の同意を得た上で、数年間にわたり調査する方針。

  1. 朝食摂取状況や睡眠時間などの生活リズム
  2. テレビ視聴やテレビゲームをする時間
  3. 家族構成

などを研究テーマとし、これらの要素と行動がどうかかわっているかを分析する予定です。

。。。ということなんですが、どうもシックリしないなあ。

「キレる」子供が増えた理由は、もっとシンプルに考えてもいいのでは?

社会の中で多くの人が共存していく場合、互いに異なる者の存在を認め、共存することの重要さを教え、(従って)簡単なことでキレてはいけない(つまり我慢する)ことを、幼い頃から家庭で躾(しつけ)られていないから...すなわち家庭教育の欠落により生じた問題であろう。

どう考えても、私にはそこにしか行き着かないのですが...

定点観測も結構。科学的データによる原因追求も結構ですが。。。

問題を複雑化して泥沼に陥ったり、手段(データ抽出)が目的化して迷路にはまり込まないようにお願いしたい。

頭の良い方ほど、問題を難しくヒネリすぎるような気がしないでも...

q.f. 読売新聞9/9

投稿者 messiah : 08:36 | コメント (3) | トラックバック

2006年09月12日

「100点か0点」しかない! サービス業の神髄とは?

筆者が定期的に訪問するウェブサイトに興味深い記事があったのでちょっと抜粋してみました。

これは、当サイトにも何度か訪問して足跡を残していった人(自称、変なオジサン)のコラム(9/8付)からですが、サービスの原点となる考え方が分かり易い例で書かれていました。(以下、ほぼ原文のままでご紹介)

旅館をチェックアウトされたお客さんがタクシーで最寄り駅まで向かう。その車内で交わされる愚痴や賛辞の感想こそ「口コミ」のキーワード。旅館経営者にとっては、運転手さんから得られる情報の重要性を認識されるべきと提起したい。

ある地方の旅館にお世話になった際、部屋に来られた女将さんとそんな話をしたら喜ばれ、出発時に思わぬお土産を頂戴したことがあったが、それから1ヶ月も経たない内に丁寧な礼状が届き、末文に次のように書かれてあった。

「次の日から、お客様を乗せてきていただいた運転手さんに『ご苦労様』と声を掛け、100円玉を入れた『ぽち袋』をプレゼント。そして、朝の出発時にもプレゼントを実行。『安全運転で』と声を掛け、車内でお客様が仰られた当館の問題点を教えてくださるようにお願いしました。それにより知ることになった問題は予想外のこと、すぐに改善につとめ、スタッフ全員を含めて社内に大きな意識改革が生まれました」

問題提起したオジサンの発想も素晴らしいが、それを聞いて「どうすればいいか」を自分で考え、翌日から実践に移した女将の行動の速さには脱帽。

きっと、こういう女将(トップ)がいる旅館(組織)は、宿泊するお客さんも、勤めている従業員も満足度は非常に高いことでしょう。

続けて、そのコラムには「リピーター」という概念について核心をついた箇所が出てきます。

ホテルや旅館では「リピーター」という言葉を重視され、そのための努力に取り組んでいるところが多いが、旅行客の大半は色々な地の様々な旅館に宿泊したいと考えており、「もう一度宿泊してみたい素晴らしい旅館」という思いがあっても行動に発展することは非常に少ないのが現実。

ホテル、旅館の世界で「リピーター」という発想は、上述の思いを有されたお客様のご満足の声が他人に伝わり、耳にされた人達がやって来るという「口コミ」こそがリピーターと考えたい。

そもそもリピーターとは何か?

それを単に「ローヤルティ(忠誠心)が高くて繰り返しサービスを利用・商品を購入してくれるユーザー」という程度の認識でいると、「我が社のリーピーターを増やせ」とか「我が社のファンを作ってリピーターにしていけ」といった分かったようで分からないお題目が、それこそいつまで経ってもリピートされるだけで、一向に本当のリピーターは増えないという結果になるように思います。

良いサービスを受け心地よい経験をしても、他に選択肢があれば、そのサービスを再び続けて受けようと思うことは少ないかも知れません。

何故なら、その他のサービスに興味や期待を持ち、アレコレと試して経験してみたいのが人間の本性だからです。(但し、これは日用品のようなコモディティ化したものには当てはまらない。日常あまり経験しない、あるいは頻度が低いサービスの利用や商品を購入する場合の話です)

ユーザー・エクスペリエンス(ユーザー体験:user experience)というマーケティング用語があります。

製品やサービスの使用・消費・所有などを通じて人間が認知する(有意義な)体験のことを意味します。(因みに、Windows XPの“XP”はエクスペリエンスのことです)

インターネット上には、ユーザー・エクスペリエンスについての様々な理論や解説が溢れています。

例えば、ITの分野であれば、Webサイトを使うこと自体に「楽しい」「うれしい」という経験ができるようにデザインすることで、そのサイトへのリピート率が上がり、ビジネス上有利になるといった解説があります。

しかし、そのような理論をみんなが実践したらどうなるの?という疑問がわきます。理論通りに実行して、みんなが同じレベルのサービスを提供できるようになったら...そんな理論の存在価値はなくなります。

そこに、何かが足りない。理論では表せない何かが...と思案していると、コラムの最後に出てきた次の言葉で納得しました。理論が空論と化したような思いがしました。

サービス業は礼節が何より重んじられるべき。お客様と接する際の言葉遣いに70点や80点という点数はつけられるが、礼節に関しては「100点か0点」しかないのが結論。サービス業のホスピタリティは、それが基本で全てであると考えたい。

では、礼節とは何か?

礼節を、「基本的な行動方法を学んだ上で、それをいつどのような場合に使えば良いかということが分かっていること」と定義すれば、基本的な行動方法とは“お客様と接する際の言葉遣い”に相当し、いつどのような場合に使えば良いかは、そのサービス提供者が“身につけているか・いないか”のどちらかであると述べているのです。

そうなるとこれは...うーん、そう!そう言うセンス(感性)があるか・ないかという次元です。その場の空気を読み、相手の立場に立って考え、相手に恥を掻かせないようにする...例えば下の話に出てくるような。

昔、アフリカの未開発国の王族が、格式を重んじるイギリスを訪問しました。
エリザベス女王が開催する晩餐会に招待された時、そのアフリカの王族は、テーブルにセットされているフィンガーボールの水を指先を洗うものとは知らず飲んでしまったのです。これはエチケット違反です。
ところがそれを見たエリザベス女王は、王様が恥をかくことのないようにと、自身もフィンガーボールの水を飲み干したのです。
この物語は、イギリス王朝のマナーの真骨頂として、今にまで話し伝えられるところです。
その場の空気を読み、相手が恥を掻くことのないように、心配りができることが、エレガンスなのです。人としての心の優雅さがなければできないのです。
美人のお作法」より

ここで言う“エレガンス”も礼節と相通じるところがありそうです。

感性ゆえに、理解できる者とそうでない者にはっきり別れる。しかも、理解できる者はめっぽう少ない。

礼節を正しく理解し実行した者だけが、サービスの神髄を極められるのではないでしょうか。(原文

投稿者 messiah : 08:00 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月11日

人種間「デジタルデバイド」の懸念

アメリカの調査機関Center for American Progressによると、インターネットの利用率はすべての人種について上昇傾向にあるものの、人種間の「デジタルデバイド」が今後広がると予測しています。

デジタルデバイドとは、パソコンやインターネットなどの情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差を指します。

アメリカ教育省が行った全米児童のコンピュータ利用状況に関する調査の結果、コンピュータを利用する児童は全体の91%、インターネット利用は59%でした。

インターネットを利用すると回答した児童のうち、白人の割合は67%で、ヒスパニックの44%、黒人の47%より高いことがわかりました。

他の人種では、アジア系58%、アメリカ・インディアン47%。

また、すべての学校でインターネットにアクセス可能だったが、自宅で利用する割合は、白人が54%、ヒスパニック26%、黒人27%という結果でした。

生活レベルの貧富の差が、デジタルデバイドに反映するのは否めないかも知れないが、デジタル社会は差別社会とは無関係な環境であってほしいものです。

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 08:58 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月10日

米国でもパラサイトシングルが急増

パラサイトシングル度日本では、成人した後も親に依存する未婚者を指す「パラサイトシングル」という言葉が流行しました。(パラサイトは寄生虫という意味)

同様にアメリカでは、若者の間で大学卒業後に両親との同居生活に逆戻りする「ブーメラン世代」が増えているそうです。

学生時代に膨らんだ借金の返済などのため、家賃を節約する目的の若者が多いとのことです。

この米国版「パラサイトシングル」の流行に、あちらの専門家は「せめて家賃をとりなさい」と親たちに助言しています。

米紙ワシントン・ポストによると、卒業生が抱えた学生ローンの平均残高は25,760ドル(約300万円)あり、返済に7.9年を要する額だそうで、25~34歳のクレジットカードの負債残高は平均4,358ドルに上るそう。

同紙によると、今夏卒業する320人の大学生の58%が卒業後実家に戻ると答え、うち48%は「お金を蓄えるため」が目的と述べています。

実家で家賃を払う必要のない者は92%に上る半面、「同居が恥ずかしい」と自覚する者は31%しかいない。(周りがみんなやっているから平気?)

金融専門家は「同居期間を含め金銭的目標を親子で話し合うべき」と指摘しています。

親からすると、親離れしない子供が心配ですが(他面、子離れもできない)、犯罪が横行する社会に放り出すのも心配。ジレンマです。

さて、未婚の若いあなた...自分のパラサイトシングル度をここでチェックしてみては如何?

q.f. Sankei Webはみはみらんど

投稿者 messiah : 08:30 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月09日

ルールの周知徹底は日本に学べ

日本の大都市では当たり前のようになった女性専用電車。女性ユーザーからは好評で、男性ユーザーの大きな反対もなく、ほぼ全国的に定着しています。

ところが、同様の目的で導入したお隣りの台湾では、導入して間もないのに女性専用電車を廃止する方向で進んでいるそうです。

台湾は働く女性の割合が高く、台北など都市部の通勤電車の利用客の6割近くが女性。

痴漢被害もあり、「仕事で疲れた女性が車内で安心して、くつろげるように」と女性政治家らが後押しして、日本の女性車両を参考にして今年6月に導入されたのでした。

ところが導入後、男性側から「同じ運賃を払う男性の権益侵害」だとネットで廃止を呼びかける運動が起きたのです。

「男を排除するような、車内の女性の視線が不快」と言って抗議する声も公然とわき上がり、さらに、列車の編成ごとに女性専用車両の停車位置が異なり、ホームでの十分な説明がない事なども「不便だ」として、男性乗客の不満に拍車をかけたようです。

ルールを定めると、それを守らせるために周知徹底させるのが日本の特徴です。

例えば、東京都千代田区では歩きタバコがほぼ全域で禁止されていますが、その徹底のために、いたるところに看板や標識・標示があり、監視員まで巡回して徹底したルール作りをしています。

台湾は、日本を真似て“システム”を導入したが、それを運用するノウハウは参考にしなかった。それが今回の問題になったように思います。

一方、台湾の女性客は存続を求める声が強いのですが、女性車両に乗り込む男性客が後を絶たないため、車内で男女間の口論まで発生するなど混乱状態。

鉄道会社は、この11月末で女性専用車を廃止する方向で検討に入ったようです。

大勢が利用する新しいシステムを作る場合は、それを利用する規約を周知徹底させることが必要。

システム(ハード)とルール(ソフト)の融合を、台湾は日本から学ぶべきでしょう。

q.f. YOMIURI ON-LINE

投稿者 messiah : 08:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月08日

ネット上を駆け巡る一番乗りへの情熱

高橋名人をご存知でしょうか?

ある特別な分野ですが、知らない人がいない程の有名人のようです。(筆者はこのエントリーを書くまで恥ずかしながら知りませんでした)

この方はゲームソフト開発会社のハドソンの社員なのですが、その名の通り...ゲームの名人(達人)なのです。

ゲーム機のコントローラボタンを1秒間に16回押す16連射という特技を有し、日本で初めてチャンピオンシップロードランナー(穴を掘りながらロボットを埋め、画面内にある全ての金塊を回収するゲーム)を全面クリアした実績を持っています。

1985年~1990年当時のファミリーコンピュータに夢中になっていた子供たちからの人気は高く、1986年にはライバルの毛利名人との対決を描いた映画「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」に主演しました。

さらに、テレビアニメ「Bugってハニー」に登場する高橋原人のモデルにもなりました。

コロコロコミックには「高橋名人物語」という漫画が連載され、高橋名人を主人公にした「高橋名人の冒険島」というゲームも発売されています。

...という、ゲームに興味のない人は「あっ、そうなの」で終わってしまう一方、その道のファンにとっては雲の上の凄い有名人なのです。

その高橋名人が自身のブログ「16連射のつぶやき」で語ったところによると、9/6の朝、有楽町駅を降りて歩行中に、偶然に取材にきていたテレビ東京のインタビュアーにマイクを差し向けられたのです。

これはもしかすると、自分を“高橋名人”と知っていての行動か、と思ったかどうかは知りませんが、次の瞬間にインタビュアーは意外な質問をし出したのです。

「秋篠宮妃が出産されましたけど、いかがお思いですか?」
「皇位継承についてはどうですか?」

名人は、どちらの質問にも無難に答えておいたとブログに書いています。

要するに、高橋名人は会社出勤途中の一般のサラリーマンの一人、「喜びに沸く街の声」として扱われたわけです。

さあ、それだけならよくある話なのですが...

人がまだ知らない新しい情報は独りで味わうよりも「こんな情報知っていますか?」と公言したくなるものです。

こうした情報は恐ろしい速さでネット上に伝播していきます。リンクを辿って誰でもダイレクトにアクセスできるからです。

筆者が高橋名人の略歴などを知るために訪問したオンライン百科事典「ウィキペデイア」には、昨日の、この件が既に投稿されて記事になっていました。はやっ

ウィキペデイアを見た人がこの件をテーマとして自分のブログで取り上げたり、掲示板でワイワイやっていると、そのうちにマスメディアでもニュースになる。(よく考えると、筆者もこうして取り上げている)

自分が知り得た情報を、誰よりも速く真っ先に公開することに情熱を燃やす。

今日も、明日も、明後日も...ネット上を駆け巡る“一番乗りへの情熱”が飛び交います。

投稿者 messiah : 08:41 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月07日

ドイツには大学教授の比較サイトがある

ドイツには、大学生が担当教授を採点し、その評価内容を一般公開しているウェブサイトがあるそうです。

このサイトでは、国内24,600人の教授の指導法、公平さ、学生へのサポート、教材の良しあしなどが5段階で評価され、授業のコメントも掲載されています。

8月中旬には200万件のアクセスがあり、機能が一時パンクするほどの人気だそうです。

「授業内容が無味乾燥ではなく興味深い」

「誰にでも推薦できる」

といったふうに、高得点の教授には賛辞が並んでいます。

一方、低得点の教授の場合は悲惨です。

「あの教授の授業に出席するのは悲劇だ」

「肌の色(人種)で学生を差別する」

「給料を返還すべきだ」など...。

評価は、教授の実名とともに公開されているため、低評価を受けた教授たちは猛反発して、サイトの閉鎖を求めているようです。

しかし、どう考えても...そんなことすると益々、評価が下がりそうです。

しかし、行き過ぎた書き込みも見られるようで、政府系データ保護機関はサイト運営者に、ネット上で評価を公開する際に教授の許可を得るなどの条件を受け入れるよう要求しています。

しかし、低い評価をされた教授が許可するはずもなく、この要求もトンチンカンな話です。

ネットのように社会基盤となったインフラを良し悪しで評価するのは無意味です。「良し」もあれば「悪し」もあるのです。

情報操作等で偏った意見の集まりとなっていない限り、そこで(ネットで)評価されたものは多くの場合、最大公約数の評価だと謙虚に受け止め、低評価を受けた一部の教授は、もっと余裕と知恵をもって対応しないと学生の信を得ることはできないでしょう。(おっと、私も気をつけよう^_^;)

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:37 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月06日

若者の牛乳離れを食い止めた広告キャンペーン

牛乳に相談だ。中央酪農会議は、牛乳の消費拡大キャンペーンを利用して、中学生や高校生の牛乳離れを食い止めたそうです。

大都市圏の中高生の8割がキャンペーンサイトを見たそうで、サイトのページビューは970万を記録。15万のメッセージがサイト上で交わされ、その結果、36%の学生が牛乳をもっと飲みたくなったという現象を生み、数々の広告賞を獲得しました。

キャンペーンの名は「牛乳に相談だ。

このキャンペーンの特徴は一言でいうと、「先回りする」ということ。

中学生や高校生の行動を常に先回りする。朝起きてテレビをつけた時、学校へ行く途中の駅や電車で、友達と遊びに街に行っても、塾に行っても、気分転換に漫画を読んでも....

ターゲットの中高生の生活動線を意識した時間と場所に広告を集中したのです。

例えば、テレビ広告は、学生が朝起きて学校に行く前の5時から8時までの時間帯と夕食時に放映する。

駅や電車内の広告では、階段近くのポスターには「階段でおじいさんに抜かされました」とか、車内の窓枠広告では「荷物が重くて棚に載せられません」といった、掲載場所と連動したコピーでアピール。

駅だけでなく、2005年の夏休みは東京・渋谷、2006年には原宿と...中高生が訪れそうな場所を先取りし、その場に合うよう綿密に計算されたコピーを掲示したのです。

先取りの対象は塾やカラオケボックス、各種イベントなどに及び、中高生が行きそうな所をピンポイントで狙うという周到な戦略を展開。

ターゲットとなる人が触れそうな場、コンタクトポイントを綿密に計算したうえで広告を露出させ、その場に合ったきめの細かいクリエイティブを投入していくこのプロモーション手法は「一般的に投資対効果が高い」とのこと。(企画した電通の話)

それにしても、何でもないマテリアルをよくぞここまで...と考えると確かにすごい!

q.f. NIKKEIBP Blog

投稿者 messiah : 08:26 | コメント (5) | トラックバック

2006年09月05日

情報発信力の高いウェブサイト ベスト30

日本ブランド戦略研究所は、一般消費者向け事業を行う国内有力企業260社のウェブサイトの情報発信力を評価した結果を発表しました。

7月に全国の一般消費者を対象に実施したこの調査ですが、アクセス経験・満足度・再訪問意向の3つの視点からウェブサイトの総合点(情報発信力)を評価しています。

調査は、各サイトの商品・サービス分野に興味がある人たちに実際に各サイトを閲覧してもらって行ないました。

情報発信力の高いウェブサイト ベスト30
順位ウェブサイト名総合点
1キリンビール76.34
2花王71.41
3ユニクロ71.09
4キリンビバレッジ71.06
5日清食品70.414
6キューピー70.412
7サントリー70.40
8ライオン69.46
9トヨタ自動車68.1
10味の素67.52
11明治製菓67.13
12ユニ・チャーム67.04
13アサヒビール66.67
14アサヒ飲料66.65
15資生堂66.53
16日産自動車65.44
17マクドナルド65.20
18セブン-イレブン64.63
19ネスレ64.60
20Panasonic64.47
21カゴメ64.35
22National63.00
23ホンダ62.78
24ヤマト運輸62.54
25セイコーエプソン61.68
26楽天トラベル61.63
27モスバーガー61.61
28P&G61.59
29森永製菓61.47
30キャノン61.31

一流のデザイナーを使えば(つまり、お金をかければ)情報発信力が高くなるとは一概に言えませんが、やはり評価の高いサイトは良く作りこまれています。

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月04日

予測は当らない 地下鉄消滅に電子お手伝い...

地下鉄電話が発明されて130年という年月が経ちます。(1876年にグラハム・ベルが発明)

今から10年前のことですが、ある新聞に「電話機の発明」から120年経ったことを知らせる広告が出ていました。

よく読むとそこには「電話が発明されて国際見本市に出展された時に、主催都市の市長がスピーチでこう言いました。この電話という発明がもたらす文明への貢献は予想できないほど大きい。おそらく100年後に電話機は、世界の主要都市に1台ずつ配備されるまで普及しているだろう、と予言していた」と書かれていました。

結局、これほど大ハズレな予言はありませんでした。100年後には携帯電話の前身である自動車電話が登場して、電話はパーソナル情報機器になりつつありましたから...

しかし、それにしても予言・予測というのは、なかなか当らないものです。

ところで、46年前の1960年に、当時の科学技術庁が、21世紀初頭(ほぼ現在)の技術を予測していました。

この技術予測は、当時の中曽根康弘・科技庁長官の提案で原子力、医学、宇宙など各分野の第一人者を集めて実施し、「21世紀への階段」のタイトルで出版されました。

1960年を振り返ると...

そして、コーヒー1杯60円、銭湯の入浴料大人17円、カラーテレビ(17インチ)1台42万円 という時代です。

この時の科学技術庁の予測で的中したのは、携帯電話・電子レンジ・人工受精などの54項目でした。

実現しなかったのは、月への拠点となる「地球空港」の洋上設置や、主婦がテープレコーダーに吹き込むとその家事をこなす電子お手伝いさんなど81項目。

特に振るわなかったのが原子力関係で、7項目のうち実現はゼロ。

5ヶ月程度で子供を産み、後は人工子宮に任せるといったアイデア、老化防止のための人工冬眠など、現在の倫理観では受け入れにくい技術も当時は考えられていましたが、全て実現していません。

モノレールが都市の輸送手段の主流となり地下鉄は消滅。「21世紀には地下鉄通りの名前だけが残る」という予測も大はずれ。(これって冒頭の電話の普及率の話にちょっと似ていませんか)

それにしても、「電子お手伝いさん」を専門家が真剣に考えていたのはちょっと笑えるし、夢のある予測も多かったようで、現代の学者が予測する50年後の世界よりはるかに楽しい予測になっていると思います。

物は満ち足りていなかった代わりに、延長戦上の未来を信じて夢が描けた時代...

21世紀初頭を生きる現代人が振り返った時、対照的に夢のような時代だったように思えます。

q.f. YOMIURI ON-LINE

投稿者 messiah : 09:00 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月03日

課金モデル×広告モデルの激突

アップルコンピュータが音楽配信事業で世界を席捲する中、アップルに対抗する新たな挑戦者が現れました。

と言っても、これまで、マイクロソフトや大手家電メーカーなどの資金力のある企業が度々挑戦していますが、いづれも簡単に退けられています。

ただ、今度の挑戦者は、他のこれまでの挑戦者と違う大きなセールスポイントを1つだけ持っています。

それは、音楽を無料でダウンロードできるということです。(無料?)

挑戦者の名は、アメリカのオンライン音楽配信会社・スパイラルフロッグ。

携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)の大ヒットで、音楽配信市場を独占しているアップルコンピュータは1曲につき99セント(約116円)を課金しています。

スパイラルフロッグは8/29、世界最大手のレコード会社、米ユニバーサル・ミュージックと、同社提供の音楽を無料でネット配信する事業を米国とカナダで開始することで合意しました。

スパイラルフロッグは顧客からは料金を取らず、専用サイトに掲載する広告から収入を得るビジネスモデルを採用します。

英メディアは「アップルの強力なライバルが現れた」と騒いでいます。

それにしても、思い切った戦法にでましたね。ほとんど捨て身に近いかも。

そうでもしないとアップルの牙城は崩せないと判断したのでしょう。

課金モデル×広告モデルの激突。今後の行方に注目です。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 09:35 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月02日

ピンチとチャンスは紙一重の差

一部の報道におきまして、インターネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」にて弊社に関する掲載内容が、弊社のIPアドレスを経由し削除されている旨が伝えられておりますが、本件につきまして事実関係を調査しましたところ、弊社の従業員が弊社内より行ったものであることが確認されました。
・・・中略・・・
弊社といたしましては、すでに行為者の社内処分を実施いたしました。今後同様の事態を招くことの無いよう、改めて社員教育を実施し、再発防止に取り組んでまいる所存であります。

楽天証券株式会社 代表取締役社長 □□□□

ウィキペディアWikipediaに記載された“楽天証券”の項目で、「沿革」の項目にあった「金融庁が楽天証券株式会社のシステム障害が多発した問題を重く見て、業務改善命令を出した」という記述が最近無くなり、一旦復元されたものの、再び削除されていたそうです。

他にも、楽天証券が提供しているリアルタイム取引用ソフトツール(名称:マーケットスピード)の欠陥について書かれた箇所も削除されていました。

これらの削除は、投稿履歴を遡ると同一のIPアドレス(組織名:楽天証券)から実施されたものとわかり、楽天証券の社員が削除したのではないかという疑惑が浮上しました。

そして、例によってネット上で騒ぎとなり、その動きに押されて楽天証券が内部調査した結果、同社の社員が行ったことが判明して、冒頭のような謝罪文をホームページに掲載することになったのです。

最近はこの手の不祥事が日常化しました。テレビで記者会見して頭を下げたり、ウェブサイトに謝罪文を出すのを見ていると、なんだか情けなくなります。

一体、誰に謝罪しているのだろうか、と。

事実関係の説明、ご迷惑をかけたことのお詫び、再発防止への心構えの3点セットだけで幕引きする姿勢はイメージを悪化します。

楽天証券は、会社に不利になると考えて記事を削除した(ある意味で会社に奉公している)社員をどのように処分したのか、もう少し明解にすべきです。

弊社社員の行為は、真理の場を冒涜し公共性を踏みにじる非常識極まる行為でありましたが、一方でその者の会社への愛社精神に近い感情を考えると、会社としては懲戒免職にするには忍びないところがあります。そこで、本人に厳重注意し反省レポートを書かせることにしました。本人からのメッセージは後日公開いたします。ウィキペディアの関係者や読者の皆様、どうかご理解の程お願いします。

...というような文面にすれば、印象はガラッと変わっただろうに...。

問題が起きた時の対応次第で、明日につながる何かを残せるか、それとも単に損失で終わるかがその場で決まります。

紙一重の差なのですが...

投稿者 messiah : 09:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月01日

“団塊”という名の眠れる獅子が動き出す

眠れる獅子ブログを開設している人は、30歳前半あたりが中心ではないでしょうか。

そこを頂点に山の裾野のようになだらかにピラミッドが広がっているようなイメージを筆者は持っています。

若い世代が中心となって形成されるブログの世界。そのブロガーの人口ピラミッドが、綺麗な三角形ではなく、もしかすると双瘤(ふたこぶ)ラクダのような歪な形になる可能性があります。

昨年11月に凸版印刷が開設した団塊・シニア世代向けサイト「リログ」で、50代以上の男性1万人にインターネットでブログに対する意識調査を行ったところ、50代では25.5%が「ブログに興味があるが、まだ利用していない」と答え、60代以上では33.1%が「興味があるが未利用」と回答しました。

「自分のブログを持っている」人は、50代では11.6%、60代以上は9.7%。

「ブログを知らない」というのは、50代が5.6%、60代以上が9.1%と少数派でした。

ブログのメリットについては、50代では「ネットに自分のページを持てる」が24%、「自分の記事で考えや写真を公開し発信できる」が18%。

60代以上では「ボケの防止」を挙げる人が20%に及び、定年退職で時間のできる団塊世代がブロガーになる可能性が高いことがわかりました。

企業の中の人として、最後のご奉公に明け暮れる団塊の世代は、若かりし頃から蓄えてきたエネルギーを一時的に封印した、いわば眠れる獅子です。

溜め込まれたエネルギーが、怒涛のようにネットに流入してくる時が遠からず来るでしょう。

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:38 | コメント (0) | トラックバック