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2006年09月28日

教師がブログでストレス発散?

米国では教育現場の実態をブログに投稿する教師が増えているそうです。

アトランタの小学校教師(44)は、「教師は自分たちの気持ちは理解されず、親や行政、メディアから好きなように言われているという思いが強い」と語り、ブログに日々の思いを書くことで気持ちが和らぐといいます。

ノースカロライナ州の公立学校勤務の教師は、辞表を提出すると同時に教師間の人種差別、宗教の強制、副校長のセクハラ行為といった不満をブログに書きました。アクセスが殺到し、現在も「教員志望者の参考になれば」と更新を続けています。

こういったブログの多くは、(生徒からの報復を恐れてか?)匿名での投稿になっています。

ミネソタ州ワーロードの歴史教師(55)は、「ブログに書いても学校は良くならない。悪い出来事を書けば教師の立場が悪くなるだけ」といい、匿名ブログに批判的です。

シカゴの高校では昨年春、薬物を使用したり、教師の車を壊したりした生徒の似顔絵が、教師のブログで公開され大騒ぎになったこともあります。

あちらの国も我が国同様に、教育問題は深刻のようです。

日本の新首相が掲げているスローガンに「教育改革」がありますが、これは是非しっかりと取り組んでほしいものです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 2006年09月28日 06:55

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コメント

若い母親 父親達の教育も必要ですね。 
幼い子供への虐待があまりにも多すぎます。 
まずは子供たちを守らねば・・・

投稿者 hayupapa : 2006年09月28日 13:33

hayupapaさん お久しぶりです。

核家族化する前の時代には、おじいちゃん・おばあちゃんから親、子、孫までがみんな同居していました。

自分の親(祖父母)を養いながら子供の面倒を見てきたその時代の親は大変だったろうと思います。

しかし、おじいちゃん・おばあちゃんが子供の世話を代行してくれるメリットがありました。

その時に子達は、祖父母から長い人生経験から得られた生きる知恵や人としての道を聞かされて大きくなっていくのでした。

いつの世も働き盛りの親たちは忙しい。

手が回らない子供の教育を祖父母に委ねることができたその時代には、家族みんな(祖父母、両親)で補完しながら家庭教育を完成させてきたのです。

しかし、核家族化の急激な進行が、その教育環境を破壊しました。核家族の中で育った子達が親になる時代に入ったのです。

そんな親たちは(経験がないから)家庭教育の必要性が理解できないのでしょう。

その結果が、親子間の悲惨な事件につながっているとすれば...

核家族でない家族を経験した人や世代が、今の若い親たちをサポートしてあげる必要がありますね。

投稿者 でたとこ : 2006年09月28日 20:24

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