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2007年10月30日

ページランクに異変あり

検索エンジンGoogleが質の高い検索結果を生み出すメカニズムが「リンクポピュラリティ」というもので、他の人気サイトからより多くリンクされているサイトを上位にランクします。

オンライン百科辞典ウィキペディアによると、

  1. 重要な論文はたくさんの人によって引用されるので、被引用数が多くなると考えられる。同様に、注目に値する重要なウェブページはたくさんのページからリンクされると考えられる。
  2. 「被引用数の多い論文から引用されている論文は、重要度が高い」とする考え方が以前から存在する。ウェブページの場合も同様に、重要なページからのリンクは価値が高いと考えられる。
  3. 乱発されたリンクはあまり価値がないと考えられる。リンク集のようなとにかくたくさんリンクすることを目的としている場合、リンク先のウェブページに強く注目しているとは言い難い。

この発想を、数億~数十億ページにのぼるウェブページのリンク関係にも適用したのがPageRank(ページランク)です。

PageRankは、Googleツールバーをブラウザにインストールすると、検索窓の横に表示されます。

このPageRankでちょっとした騒ぎが起こっています。

先週、多数の有名サイトの評価スコアが急落したのです。

そして、GoogleがPageRankアルゴリズムを調整したのではないかとブロガーの間で騒ぎになっています。

ブロガーは、ブログネットワークの中で大量に相互リンクを張る有料リンクやその他の手法が、今回のPageRank下落の原因ではないかと考えているようです。

GoogleはPageRankアルゴリズムを変更したことは認めていませんが、同社広報担当者のコメントは、その可能性がないわけではないことを示唆しています。

次々と検索エンジンをだましてランクを上げようとする人は後を絶ちません。

検索エンジンはどこまで人間の悪知恵を見抜くことができるか。

イタチごっこが繰り返されています。

投稿者 messiah : 19:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月28日

大気汚染で五輪競技延期もあり

北京では昨年、大気汚染の主要因とされる浮遊粒子状物質の平均濃度が、世界保健機関の基準値の8倍にも達していたそうです。

国際オリンピック委員会は、2008年北京五輪において、大気汚染による競技延期の可能性にも言及しています。

「選手にはきれいな空気と健康的な条件が必要だ」

同委員会によると、北京側の準備はおおむね順調に進んでいるとの見方を示す一方、「特に懸念されるのは、大気汚染が選手のパフォーマンスに及ぼす影響だ」と述べています。

このため、屋外の競技については、当日の大気の状態をみて日程を変更することもあり得るといいます。

また、各国選手団は現地入りを極力遅らせて、大気汚染を避けようとする動きすらあります。

日本や韓国で最終調整することになれば、中国の観光業界は大きな損失です。

投稿者 messiah : 21:52 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月27日

ああ困った

次世代の燃料として脚光を浴びている「バイオ燃料」。

ところが、一部に反対の声が。。。

地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減のため注目を浴びている「バイオ燃料」は、世界の飢餓を増長し、貧しい国々で多くの人々を餓死させるとして、バイオ燃料生産について5年の猶予期間を設けるように国連機関の専門家が訴えています。

トウモロコシ231キロからバイオ燃料のエタノール13ガロンをつくり出すことができますが、このトウモロコシの量は、メキシコやザンビアの子供1人を1年間養える量に匹敵するというのです。

また、トウモロコシや小麦、豆、ヤシ油などバイオ燃料に転換できる農作物の価格が急騰し、この1年間にアフリカでは小麦が2倍、トウモロコシが4倍の価格になったと指摘。

貧しい人々が毎日の食事に困っているという現実を訴えています。

ジュネーブ大学とソルボンヌ大学で教授を務めるジーグラー氏は、国連人権委員会で、食料ではなく農業副産物から燃料を作り出せる技術が確立するまで、バイオ燃料の生産に猶予期間を設けるよう主張。

記者会見で、「農地をバイオ燃料のために捧げることは、人類に対する犯罪だと言える。一刻も早く、世界中で起こっている飢餓による大量虐殺を阻止しなければならない」と述べています。

温暖化防止か飢餓防止か。ああ困った。

投稿者 messiah : 21:19 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月26日

初音ミクの爆発的増殖

ウーン、ちょっと遅れをとった感じがしてイヤなのですが、まだ知らない方も多いだろうと勝手に決めて取り上げました。

「初音ミク」がネットで爆発的勢いで増殖しています。

何て読むんだ?これ。

“はつねみく”です。

IT系情報サイトでは、どこもここも「初音ミク」で溢れています。

こやつ何者かというと、実はソフトウェアです。

といってもそこらここらのソフトとは違う。

クリプトン・フューチャー・メディア社から発売されているこのソフトは、パソコン上で声を合成して歌を作るためのソフトです。

ヤマハが開発した「VOCALOID 2」という音声合成システムを採用しており、メロディーと歌詞のデータを入力すると、そのとおりに女性の声で歌うのです。

で、ここまでは音楽編集ソフトで今までもありました。

ところが、「初音ミク」のすごいのは。。。

まるで本当の人間が歌っているような歌声が作れるのです。

声のデータにはアニメの人気声優(藤田咲さん)の声を使っており、ビブラートをつけたり、こぶしをきかせることもできるのです。

えらいものを開発しました。

アマゾンで14,500円で売っています。

ソフトウェアランキングで現在1位をキープ。異例の売れ行きで、生産が追いつかない状態だとか。

購入したユーザーは、楽曲を制作して「ニコニコ動画」や「YouTube」に次々にアップ。そのクオリティーの高さを見聞きしたユーザーがまたソフトを購入するというプラスの連鎖。

大阪電気通信大学では、初音ミク講習会を開催中。これまたビックリ!

投稿者 messiah : 20:37 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月24日

イベントが人名に反映する

中国ではこれまで、時代を反映した命名が多く、朝鮮戦争が起きた1950年代生まれの人には「北朝鮮を援助する」意味の「援朝」、文化大革命があった60~70年代では「文革」が流行したそうです。

そして現在は、北京五輪を来年に控え、生まれた子供に中国語で五輪を意味する「奥運」と命名することがブームになっているらしい。

全国公民身分証明番号調査サービスセンターの調べでは、中国国内に奥運の名がつく子供が計3491人いることが分かりました。(男子3216人、女子275人)

その大多数は、北京五輪の開催が決定した2001年前後に生まれたようです。

イベントが人名に反映する世相。発展途上の国だからこそでしょう。

投稿者 messiah : 21:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月23日

若いと思うしかない

まだ自分は若いと錯覚している筆者ですが、それには理由があります。

現役最年長音楽プロデューサーで聖路加国際病院理事長の日野原重明氏(96)が昨日、都内のスタジオで、新アルバム「さわやかに生きる音楽〈音楽詩編〉」(3000円、12月19日発売)の公開収録を行ったそうです。

日野原氏が心を豊かにする音楽を紹介した「さわやかに生きる音楽」シリーズ第2弾で、今作では作詩と朗読に初挑戦しています。

収録の日は、アルバム収録曲「出会い」「いのちは巡る」の2曲をバイオリンとピアノの演奏に乗せて朗読し、「いい雰囲気の中で朗読できていつ死んでもいい気持ち」と言ったそうです。

こんな人がいる限り、自分は若い(青いかも?)と思うしかないでしょ。

投稿者 messiah : 20:32 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月22日

むごい実験

核戦争後の放射能汚染で人間が死に絶えても、ゴキブリだけは生き残ると言われています。

これを本当に実験で検証しようという動きがあり、日本でも人気のディスカバリー・チャンネルの科学番組「Mythbusters」が、かつての兵器用プルトニウム生産工場であり、現在では高レベルの放射能汚染でも知られるハンフォード核施設にゴキブリやその他の生物を連れていき、放射線を継続的に照射するそうです。

結果は4ヶ月以内に放映されるとのこと。

誰が生き残っても、核戦争後が起きて生命が死滅したらそれは人間のせい。

その人間が、こんな実験をするとはあまりにもむごすぎる。

「そうならないようにする」ことに時間を使えと言いたいですね。

投稿者 messiah : 12:49 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月21日

メタボの基準に対抗馬あらわる

肥満症、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満-特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であることがわかってきました。

この内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態をメタボリックシンドロームといいます。

その基準として、日本肥満学会が中心となって策定したのが「腹囲男性85センチ以上、女性90センチ以上」。

しかし、これに異議を唱え、新しい基準を提唱したのが東北大学です。

同大学は最近、「腹囲男性87センチ以上、女性80センチ以上」が適当とする研究結果をまとめました。

同大学の研究員らが、岩手県花巻市の395人(男性118人、女性277人)のデータを分析した結果、男性は腹囲が87センチ以上、女性は80センチ以上の場合に、血圧が高かったり、血糖値が下がりにくかったりといった健康問題が見つかる可能性の高いことをつきとめました。

研究員によると「肥満学会の基準の基となったデータは、分析対象者の3分の1が病院の肥満外来に来ていた人で、偏っている可能性がある。今回の研究は一般的な地域住民を対象に分析しており、少なくとも女性の腹囲基準は見直す必要があるのではないか」と話しています。

これに対し、日本肥満学会は「内臓脂肪の量から腹囲基準を決めた。基準を変える必要はない」との見解を示しており、両者の見解が女性で大きく食い違っています。

女性で腹囲80cm以上ある方は、これまでの基準では全くセーフでしたが、少し注意を要する。

安心してはいけないかも知れません。

投稿者 messiah : 14:48 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月20日

「モナリザ」の眉毛 発見される

レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「モナリザ」に、眉毛やまつげはあったどうかという長年の謎が解明されたそうです。

フランスでその検証が行われました。

高解像度カメラで「モナリザ」を撮影し、出来上がった写真を、紫外線や赤外線を含む13の光の波長で分析。

15万dpi(1インチに15万ドット)という非常に微細な部分まで表示できる写真を基に、「モナリザ」の顔部分を24倍まで拡大したところ、左目の上部分に、眉毛とみられる1本の毛を描いた筆跡があることが判明しました。

「ダ・ヴィンチが描いた当時には、眉毛とまつげがあった」

・・・・・

投稿者 messiah : 18:09 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月18日

あなたは右脳派か左脳派か?

ダンサー人間には右脳派と左脳派があると言われています。

左脳派は、論理的に思考する理屈タイプで数学や理科が得意。

これに対して右脳派は、想像力や感情が豊かで、芸術家や天才肌が多いと言われています。

あなたは右脳派か左脳派か?

Herald Sunにアクセスすればそれがわかる?

シルエットのダンサーがくるくる回っている動画が表示されています。

彼女は右方向と左方向のどちらに回転しているように見えるのかによって右脳派か左脳派かがわかるというのです。

筆者は、はじめ右回りに見えました。しかし、ずっと眺めているいると、ある時点で左に回っているように見えてきました。

右脳派は時計回り(右回り)に見えるらしいのですが、焦点を切り換えて反時計回りに見ようとすれば見えてくるらしい。

私は右脳派ということか?

頭が疲れた時などにボーッと見て試してみましょ。

投稿者 messiah : 19:31 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月17日

思い切り噛みたい

一作夕のこと、行きつけの歯科医さんで「親知らず」を抜歯したのですが、その後出血が止まらない。

でも、後から考えると、この程度は普通なのでしょうが、血を見るのに弱い筆者はちょっとブルーになってしまいました。

気がついたら、ブログの投稿も忘れて、ぶっ倒れてそのまま寝ていました。

ちょっと、なさけねぇ。

しかし、翌日は痛みもないし快調。

歯科医さんの腕ががよかった。的確で速いということは何にも増して大切だと痛感。

以前に歯を抜いた時は、50分かかって寿命が縮まる思いをしたのに今回は20分で終了。

歯科医さんは当たり外れがあるというtamiさんのコメントにも納得。

後は1週間後に抜糸して完了。

これで、思い切り噛めますね。

投稿者 messiah : 12:45 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月16日

何とか

親知らずを抜きました。

出血が。。。

昨晩、は。

でも、何とか

生きています。

投稿者 messiah : 20:19 | コメント (1) | トラックバック

2007年10月14日

かつてのマイクロソフトのように

「利き酒」は、銘柄を隠して酒を試飲し、その銘柄を当てることを競うコンテスト。

それを検索エンジンに代えてやった、“検索の利き酒”コンテストの結果が発表されました。

Google Operating Systemブログは、先だって3つの検索エンジンの名前を伏せたまま、ユーザーに使ってもらい、どの検索結果が最も良かったかを投票してもらう試みを行いました。

2000人以上が投票した結果、Googleが51%の票を獲得し第1位となりました。

続いてMicrosoftのLive Searchが35%、Yahooは30%でした。

これに対して、MicrosoftがYahooより上位になったことを驚くコメントがユーザーから寄せられていますが、同時にGoogleの割合がさほど高くなかったことに驚くコメントも見られるようです。

ここでもGoogleの独り勝ち...

もうこれで、検索エンジン競争は十分!

シェアで断然トップ、品質でもトップ。

結果は出ました。Gの勝利です。

彼らは利益を独占していくでしょう。

反トラスト法と闘いながら。

(かつてのマイクロソフトのように)

投稿者 messiah : 09:03 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月13日

「同性愛者が働きやすい企業」のランキング

以前に、従業員が働きやすい会社を紹介したエントリーがあります。

従業員が働きやすい会社とは?

簡単に言えば、そういう会社には忠誠を尽くしたくなる。言われなくても。

そうすると、懸命に働くから業績は向上する。従業員の給料は上がり、ますます頑張る...

こうしう図式になります。(そんな会社あるのかな?いや、きっとある)

しかし、その働く対象は「普通」の人です。

ところが。。。

「同性愛者が働きやすい企業」のランキングが発表されたのです。

同性愛者にとっての平等な社会を目指す米市民団体のHuman Rights Campaignが、同性愛者にとって働きやすい企業を発表しました。

この団体では、差別をなくすための方針が明文化されているか、配偶者同様の保険が同性愛者のパートナーにも適用されるか、といった企業による取り組みを「Corporate Equality Index」という指標で評価。

2007年度調査では、140社以上が「満点」となるスコアを獲得したそうです。

ソフトウェア企業ではAdobeや Microsoft、コンピュータ関連ではApple、Cisco、Dell、HP、Sun、IBMなど、その他GoogleやIntel、 Motorolaなど、ハイテク関連企業が多く名を連ねているとのこと。

この評価について、Googleは公式ブログで「同社で、同性愛者の社員(Googleの社員を指す「Googler」をもじって「Gayglers」という)が世界中で急増していることを考えると非常にうれしい」とコメントしたそうです。

同性愛者にとっては朗報か。でも、筆者には“他山の石”。

世界は広い。

投稿者 messiah : 20:22 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月12日

そろそろ年貢の納め時

昨晩、たまたま注目の内藤vs亀田大のボクシング世界戦を見ました。

終盤はレスリングなみに身体をもつれ合わせていましたが、亀田が意図的にしかけていたみたいです。

一夜開けて、内藤チャンプの公式ホームページには、亀田への批判とともに、「国民の期待にこたえてくれてありがとう」「亀田が勝ったら、世の中狂っていた」「日本の宝だ」と賞賛の声が殺到したそうです。

ともかく、勝敗がついた時点で互いに健闘を称えあうシーンがないどころか、負けが宣告された時には親子揃ってとっとと花道から引き上げていました。

逃げ足は速かった。

一時期、マスコミからもてはやされた亀田親子ですが、そろそろ年貢の納め時でしょうか?

誰でも編集が行えるネット上の百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」では、試合直後に「亀田大毅」の項目に「2007年10月11日、切腹を行い死亡した。亀田大毅は内藤大助との試合前、試合に敗れたら切腹を行うと予告していた。この騒動により、介錯を行った父が逮捕された」と付け加えられたほか、「内藤大助」の項目には「2007年10月11日 初防衛戦戦い、WBC世界フライ級14位の亀田大毅に快勝。初防衛。その後、亀田大毅は切腹し、間接的に1亀を抹殺するという国民栄誉賞級の快挙を成し遂げた」という1文が付け加わった。

ネットは亀田非難で盛り上がっています。

投稿者 messiah : 21:41 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月11日

独占状態があきらかになったグーグル

インターネット検索の世界で、米グーグル社が世界の6割以上のシェアを掌握し、2位以下を大きく引き離していることが分かりました。

調査によると、8月に全世界でパソコンから実施された検索回数は610億回。

そのうち、グーグルの月間シェアは60.7%を占め、ヤフーなどの競合を大きく引き離しているとのこと。

世界シェアは次の通り

  1. グーグル(56.5%)
  2. ヤフー(14.0%)
  3. 百度(5.3%)
  4. マイクロソフト(3.5%)
  5. NHN(3.3%)

マイクロソフトは4位に転落。代わって中国で生まれた中国に強い(当たり前)百度がベスト3に。

NHNは、韓国最大のポータル(玄関)サイトを運営する企業です。

中国と韓国では「地元サービス」が上位にきています。

グーグルは今後、独占禁止法のターゲットとして司法からマークされることが確実になってきました。

投稿者 messiah : 12:35 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月10日

任天堂の勢いは止まらない

任天堂は、体を動かしてスポーツを楽しむ「Wii」用のゲームソフト「Wiiフィット」を12月1日に発売すると発表しました。

Wiiフィットは体重計のような形の「バランスWiiボード」とセットになっていて、ボード上で動くとセンサーが体の動きを読み取り、画面上のキャラクターがサッカーのヘディングやスキージャンプ、フラフープなどをするような仕掛けです。

ライバルのソニーは、廉価版で対抗しようとしていますが、任天堂の勢いは止められない。ってかんじですね。

投稿者 messiah : 21:07 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月09日

森林は復活するか インドネシアの植林運動

緑に囲まれた生活にはほど遠い。

庭には木があるが、あまり興味がないのでケアしたこともない。

そんな自分に本当は不満があるのですが...要するに“余裕”がないということでしょう。

毎日、何かに追われて生きています。(イカンなあ~)

そんな状況を反省することもないし...(ああ、さらにイカン)

やはり、木や植物を心から愛でる(めでる)ような“ゆとり”を持ちたいです。

ところで、その緑に関する話。

インドネシア林業省は、バリ島で今年12月に開かれる地球温暖化対策の国際会議を控え、11月28日に全国でユーカリの木など計7900万本の苗木を植える運動を実施すると発表しました。

環境保護団体「グリーンピース」によると、不法伐採などによってインドネシアの森林は2000年から2005年の間、年間約182万ヘクタール(総面積の2%)ずつ喪失したとのこと。

インドネシア政府は、汚名返上のために今回の植林運動を実施しようとしているようです。

世界でもインドネシアの森林面積の減少率は最悪水準との指摘があり、同政府は日本、欧州連合(EU)と不法伐採の木材製品を輸入しない協定を結んでいます。

地球の緑を守るために、この植林運動を成功させてほしいものです。

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 08:56 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月08日

世界でもっとも住みよい国と都市

これも当ブログでよく取り上げるテーマですが、住みやすい国と都市。

日本が上位に並んでほしいといつも願うも、いつも叶わず...

雑誌リーダーズダイジェストが、世界の141ヶ国、都市では大都市圏を抱える72市を対象に、住みよい国・都市のランキング調査を実施したところ、国では北欧のフィンランドが首位に選ばれました。

アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、オーストリアが続き、寒さが厳しい北国が上位を独占。

調査は米国の環境経済学者が実施したもので、飲料水の質、温室効果ガスの放出量、教育環境や収入水準などの項目を基にまとめたもの。

フィンランドは空気、飲料水の清潔度、低い幼児死亡率、公害や自然災害の少なさなどが高評価を得ました。

都市では、スウェーデンの首都ストックホルムがトップ。オスロ、ミュンヘン、パリが続きました。

「最も不潔な都市」ではアジアが多く、来夏の夏季五輪の会場となる北京は大気汚染が主因で、最下位グループ。

日本は番外?最下位グループでもないが名前は挙がらず。。。

投稿者 messiah : 14:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月07日

イグ・ノーベル賞で今年も日本人が受賞

このブログで毎年取り上げている、恒例のイグ・ノーベル賞の第17回授賞式が10/4、米ハーバード大学サンダース・シアターで催され、牛の糞(ふん)からバニラ香料成分を抽出した日本の山本麻由さん(26)が化学賞を受賞しました。

以下、各部門の受賞者です。

部 門内 容
化学賞「牛糞からバニラの芳香成分vanillinの抽出」。牛の糞からバニラ香料成分の抽出に成功した、国立国際医療センター 研究所の医療生態学研究部の山本麻由氏に授与。壇上では、この抽出した香料を使ったアイスクリームが歴代のノーベル賞受賞者に配られた。
医学賞「剣飲みとその副作用について」の研究で、英国グロスターシャー州の放射線医師ブライアン・ウィットコーム氏と、米国人協力者のダン・メイヤー氏に授与。世界的に有名な剣飲みのパーフォーマー、メイヤー氏が研究に協力し、3カ月間で約2000本の剣を飲んで、その際の生体反応について調査した。授賞式では、壇上でメイヤー氏が剣飲みの実演を行い、盛大な拍手を受けた。
物理学賞「シーツの皺(しわ)のつき方について」研究した米ハーバード大学のラクシミナラヤナン・マハデバン氏と南米チリのエンリケ・セルダ氏に授与。
生物学賞「寝床で一緒に眠り、ムズムズ感を引き起こすダニ、昆虫、クモ、シダ類、菌類の全統計調査」を実施したオランダのヨハンナ・ファン・ブロンズウィック博士に授与。
言語学賞「ラットは日本語の逆さ言葉とオランダ語の逆さ言葉を聞き分けられない」ことを示したバルセロナ大学の研究チームに授与。
文学賞「アルファベット順に並び替える際に、英語の定冠詞『the』によって引き起こされる混乱」について研究した、オーストラリア・ブルーマウンテンズのグレンダ・ブラウ氏に授与。
平和賞「同性愛爆弾」を開発した米空軍ライト研究所に授与。この化学兵器は、敵の兵士間に広く、同性愛の感情の芽生えさせるという。
栄養学賞「底がないスープ皿で自動的に給仕される場合における、人間の食欲の限界について」を研究した、コーネル大学のブライアン・ワンシンク氏に授与。
経済学賞「銀行強盗を捕らえるネットの開発」で特許を取得した、台湾のクオ・チェン・シェ氏に授与。しかし、シェ氏の行方は数年前から分かっておらず、司会者は同氏についての情報提供を呼び掛けた。
航空学賞「バイアグラに時差ぼけ解消の効果」があることを発見した、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるキルメス国立大学の研究者、パトリシア・アゴスティーノ氏とサンティアゴ・プラノ氏に授与。両氏は今年、男性の勃起(ぼっき)不全治療薬「バイアグラ」が時差ぼけの解消に有効だとする研究結果を発表し、話題となった。

くだらないけれども面白い。世の中の潤滑油になっています。

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 10:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月06日

キッコーマンに感謝決議案が出た

他人から感謝されることは、なかなかないことです。

個人ならばともかく、企業が感謝されるのは異例です。

そんな会社の1つに、醤油でお馴染みのキッコーマンがあります。

このユニークな社名は、前身の野田醤油会社創立に際し醤油の統一商標として茂木佐平次家の用いた商標「亀甲萬」が選ばれたことに由来しています。

同社は、古くから世界展開を積極的に行い、現在世界100ヶ国以上で醤油を販売していますが、そのシェアは高く、日本で30%、世界で50%で、特にアメリカでは55%と圧倒的です。

そんなわけで、アメリカ人はキッコーマンがお好きなようです。

驚いたのは、9月7日の下院にカリフォルニア州とウィスコンシン州の 2人の共和党議員が「キッコーマン感謝決議案」を提出したこと。

さらに、9月20日には上院でもウィスコンシン州の 2人の民主党議員により同様の決議案が提出されました。

1957年にアメリカに進出して半世紀余、経済と食文化への貢献に加えて、同社の従業員(1000人)が続けてきた教育・文化活動を評価するという主旨です。

すごいですね。こんな会社を作りたい。

q.f. スラッシュドット ジャパン

投稿者 messiah : 10:43 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月05日

小さな躓きに要注意

アップルは9月5日、今年6月末に発売したばかりの携帯電話iPhone(アイフォン)の価格を599ドル(約6万9000円)から399ドル(約4万6000円)に引き下ました。

この件で、初期にiPhoneを購入したユーザーから不満が高まり、アップルは急遽、それらのユーザーを対象にして商品券提供という逃げを打ったのでした。

しかし、ここでアメリカらしい訴訟が起きました。

米アップルが同社の携帯電話iPhone(アイフォン)を発売後約2ヶ月で大幅に値下げしたのは不当だとして、ニューヨークの女性ユーザーが同社を相手取り、100万ドル(約1億16000万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしました。

所がアメリカだけに訴訟は十分考えられましたが、これほどの高額とは!

訴訟を起こすことへの抵抗もない。日本ではありえませんね。

順風満帆のアップルもちょっと躓いたかな?こんな小さな躓きこそ要注意すべきです。

投稿者 messiah : 07:21 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月04日

携帯電話の普及が進むインド

かつて日本は「電子立国」と呼ばれ、資源が少ない代わりに電子技術などのテクニカル分野で勝負していました。(今でもその名残りはありますが)

一方、9億とも10億とも言われる人口を抱えるインドは、貧富や身分の格差問題を抱えながらも、IT立国として、ソフト技術者を中心にした“頭脳”で世界に進出しています。

そのインドでは携帯電話の普及が加速化しています。

インド電気通信監理局が発表した電話加入者統計によると、同国の携帯電話加入者は8月に約831万件増加し、計約2億129万件と初めて2億件を突破しました。

前年同月からは約63%の大幅増で、月間平均では約650万件に達しました。

このペースでいくと、アメリカと肩を並べるのは時間の問題です。

インドの携帯電話加入者は2006年5月に1億人を突破。今春には中国、米国に続く世界第3位の「携帯電話大国」に躍り出ています。

人口の多い国が経済、ITで発展すると世界的に大きな影響をもたらす可能性が大です。その反面、格差が広がるのは避けられません。

やはり、日本くらいの規模が一番いいのかも?

投稿者 messiah : 10:05 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月03日

引き続きご用心!

福田首相の「なりすましメール」が出回っているという話を先日エントリーしましたが、あれから首相のホームページは閉鎖しています。

福田事務所によると、9月24日夜、なりすましメールを受信した人から電話で問い合わせがあり、翌25日にはHPを閉鎖したとのこと。

メールに添付されているファイルはウイルスに感染している可能性があるため、「注意ください」などとする文面を代わりに掲載しています。

引き続きご用心!

投稿者 messiah : 20:06 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月02日

遺族が困らないための“心の備え”

誰もがいつかは死にます。

しかし、そのXデーは誰もわかりません。

何十年も先のことかも知れないが、ひょっとすると今日かも知れない。

しかし、そんなことを毎日考えて生きている人はほとんどいません。

つまり、ほとんどの人は、“死”という絶対的現実を直視せず(遠ざけて)日々を送っているのです。

「考えても仕方ない」

「その時がきたら、その時」

筆者もその一人です。

しかし、人が死ぬと大なり小なり遺族や関係者に影響を与えます。

例えば、財産の分与、相続など。

また、家族が突然死んで、重要な物がしまってある金庫や引き出しのカギが見つからず大騒ぎすることもあります。

アメリカでの話ですが、自分が死亡しても遺族があわてなくてすむように日常の行動や貴重品のありかを登録しておくウェブサイト「ユーデパーテッド・ドットコム」が人気です。(今年6月から)

顧客はすでに1万人以上。法的な書類をすべてアップロードし、書類は金庫に保管。万一の時も家族の誰かが探さなくてもすむようになっています。

ユーザーの氏名やパスワード、キーワードなどはユーザーが指名した弁護士や配偶者、子どもなどしか使えません。

ここで驚きなのがその料金の安さです。年間使用量はサービス内容によって異なるが、9.95ドル(約1144円)から79.95ドルまで。

単独ではビジネスとして成立しない気がしますが、他のサービスと組み合わせると「付加価値」が高まる気がします。日本ではどうでしょう?

投稿者 messiah : 06:14 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月01日

セカンドライフに登場した歩く広告塔

仮想世界「セカンドライフ」は、大手企業の広告塔として使われています。

しかし、その宣伝効果は未知であり、中には撤退する企業も出てきています。

セカンドライフに支店やショールームを開設したものの、そこで何をしたらいいのかというアイデアが行き詰まっている感があります。

しかし、頭はひねりようですね。新手のビジネスが登場しました。

新東通信は、セカンドライフ内で、アバターが製品名やロゴの入った広告ツールを持ち歩き、他のアバターに接近することでブランドや商品、サービスを認知させる広告商品「SLPPA(スルーパ)」の販売を開始しました。

アバターが、製品名やロゴが描かれた大きな紙バックを持って歩き回るのです。(オプションで違う形状が選択可能)

セカンドライフの中を散歩していると、大きな紙バックを持ったアバターに出会う。「何だろう?」と思って近づく。そして、紙バックに描かれた企業広告を見る。これで宣伝効果を得るわけです。

さらにコンタクトしていくと、セカンドライフ内の任意の場所やウェブページに誘導するという仕掛けもあるそうです。

この広告ツールにはセンサーが内蔵されており、半径3m以内に近付いたアバターの数をカウントして100人に達するとユーザーに報酬が支払われることになっています。

但し、仮想世界にもっと人通りが増えないといけまんせん。しかし、いいアイデアですね。

投稿者 messiah : 09:42 | コメント (0) | トラックバック