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2007年11月30日

センスが光る 広告のお手本

071130-05.jpg

上には波打つ茜色の雪原、下には切りたった群青色の断崖。

過酷な自然に挑むスキーヤーを神秘的な3段階の色調で描写したドラマティックな写真ですが、よく見ると右下に、「Dare for more(もっと挑戦しろ)」という文字と小さなペプシコーラのロゴマーク。

そして、気がつくとこの写真全体がペプシのロゴになっていました。

他にもあります。こちらをどうぞ。

センス抜群。広告のお手本のような広告ではないでしょうか。ワンダフル!

q.f. GIGAZINE

投稿者 messiah : 19:37 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月29日

具体的にすることの効果

「階段を使うと心臓病が予防できます」

郊外のショッピングセンターに掲げられたこんな呼び掛けのポスターで、エスカレーターの代わりに階段を選ぶ買い物客が2倍以上に増えたそうです。

「健康のために階段を使いましょう」

これでは、おそらく効果がなかったでしょう。

「健康のために吸い過ぎに注意しましょう」と同じです。

健康という漠然としたものでは緊迫感ありませんよね。

「吸い過ぎに注意すると肺がんが予防できます」の方が多少ましかも。

投稿者 messiah : 20:29 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月28日

環境ランキング最下位の人気商品

得点メーカー
7.7ソニー・エリクソン、サムスン
7.3ソニー、デル、レノボ
7東芝、LG電子、富士通・シーメンス
6.7ノキア、HP
6アップル
5.7エイサー
5パナソニック、モトローラ
4.7シャープ
2.7マイクロソフト
2フィリップス
0任天堂

上の表は、世界各国のメーカーが製造する電化製品に含まれる有害物質や製品を廃棄する際のリサイクルのしやすさなど関するランキングです。(10点満点)

調査したのは国際環境団体のグリーンピース。

驚いたのは、世界中で売れ行きが好調な家庭用ゲーム機「Wii」を製造・販売している、あの任天堂が「0点」。

グリーンピースによると、すべての基準で「無得点」だった企業は任天堂が初めてとのこと。

これは、驚き。グリーンピースの調査の信憑性はどうなのか?という疑問もありますが...

それにしても、意外すぎますよ。

投稿者 messiah : 19:58 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月27日

ネットションピングとガソリンの関係

米国では、昨日(11月26日)を“サイバーマンデー”と呼んでいます。

つまり、ネットショッピングの年末商戦スタートの月曜日ということ。

週末明けの月曜日は、週末に買い物をし損ねた人たちがネットショッピングに集まり、ネット販売が急増するのです。

26日のサイバーマンデーにネット上で買い物をした米国人は昨年比19%増の7200万人で、これは前年比15%増の7億ドルと過去最高を記録。

ネット販売のセール情報が一覧できる「サイバーマンデー・ドット・コム」は、昨年の3倍の100万人を超える訪問があったとのことです。

それにしても、こんな多くのひとが何故ネットで買い物をするのか。

ガソリンの高騰が大きいようです。郊外型店舗へ車を走らせて燃費を払うよりも、配送無料のネットショップで買った方がお得!という算盤勘定が働くようです。

サイバーマンデーはないけれど、これから師走というサイバーマンスに突入します。

投稿者 messiah : 20:12 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月25日

「空気を読むこと」の功罪

いつの頃からか流行りだした略語の1つ、空気の読めない人を称して“KY”。

その場の雰囲気や状況をわきまえずに行動、発言する人を指して、面と向かって「わかってないなあ。この場の状況が」と言わずに「KYだね」と一言。

発信側も受信側も、想像をふくらませないと意味が伝わらないかなりレンジの広い省略語です。(元来、省略語は発音が便利というだけではなく、そこに風刺、皮肉の感情が込められているものですが)

日本語をアルファベット2文字に変換するという珍しいスタイルが受けてか、今年の流行語大賞の候補として挙がっています。

さて、自分から見ると“KY”な人を時々みかけますが、それは自分ならその時どうするかを考えて比較して、相手を“KY”と判定しているのです。

もしかすると、自分も人から見てかなり“KY”だったりする(かも知れない)

そこで自己診断。

空気読み力テスト』(socioarc)をやってみました。

いくつかの設問に答えて最後に「判定」をクリックすると、
「文脈理解力」「人間洞察力」「会話柔軟力」「TPO力」「空気支配力」の5要素をレーダーチャートにして表示してくれます。

今まで延べ約50万人が利用し、多くのブログなどで結果を掲載されるなどして評判のようです。

やってみました。(オー意外と高得点)

でも、これって...空気が読めることって喜んでいいことなのか。空気が読めることがマイナスにはならないのかと...

「空気の研究」の著者・山本七平は次のように述べています。

人は、何かを把握したとき、 今まで自己を拘束していたものを逆に自分で拘束し得て、 すでに別の位置へと一歩進んでいるのである。 人が「空気」を本当に把握し得たとき、 その人は空気の拘束から脱却している。

空気が読めないとその先へは進めない。

がしかし、その空気に一方的に流される事だけはないようにしたいものです。

投稿者 messiah : 20:41 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月24日

やめることを先に決める

仕事の計画を立てるが、予定通りに進行しない。そして、いつもタイムオーバー。。。ドボン!

こんな経験をしていませんか。

筆者などはもう、巨万と(ごまんと:5万とは書かないのです)あります。

どうしてなのか?

予定を立てる時に見通しが甘い(楽観的すぎ)というのもある。

しかし、決められた時間までに一定量の仕事を完成させることは、よほどの新規性や難度の高いものでない限りそんなに困難な話ではないと思われます。

過去の経験がいっぱい詰まった脳みそ内データベースのアナログ情報を瞬時に抽出して、この仕事はこのくらいと納期を割り出す。そんな凄技は機械には無理、生身の人間でないと実現しない。検索エンジンの出る幕はありません。

しかし、その後の処理が機械と違って人間はオバカなのです。

機械なら記憶容量を超える仕事は(できないので)絶対にしませんが、人間はいつの間にか予定になかった仕事を次々と受け入れてしまうのです。もしくは要求してしまうのです。(納期は変えずに)

それが、計画が予定通りにいかない最大の原因と思われます。

そんなことを考えていたら、ベストセラーとなった「ウェブ進化論」の著者(梅田望夫氏)が面白いことを言っていました。

「時間の使い方の優先順位」を変えるにはまず「やめることを先に決める」ことである。それも自分にとってかなり重要な何かを「やめること」が大切だ。お正月の「今年の抱負」が大抵は実現できないのは「やめること」を決めずに、ただでも忙しい日常に「やること」を足そうとするからである。時間は有限なのだ。精神論だけで新しいことはできない。

これは真理!

やはり、捨てないと入らない。限られたリソースならこれは当たり前。

それなら自分で捨てるものを決めておく方が精神的にも楽です。さっそくやってみるか。

投稿者 messiah : 11:13 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月23日

注目すべき環境問題のパイオニアたち

2005年のことです。

日本ではLOHASブームが起きていました。

LOHASとはLifestyles of Health and Sustainabilityの略で、健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルのこと

ある日本人記者が雑誌のLOHAS特集の取材のために、カリフォルニアのある企業を訪れてインタビューします。

「日本では今、LOHASがブームですが、あなたはLOHASをどう思われますか?」

『よくわからない』

「わからない?アメリカではあなたの会社をLOHASと位置付けています。よくわからないとはどういう意味ですか?LOHASとは距離をおいているのですか?」

取材記者がたたみかけると、その初老の男は次のように答えます。

『うちはLOHASとは関係ない。うちは非常に真剣に環境問題に取り組んでいる。一方世間では、LOHASの流れに乗ろうとする動きがある。だが、本当に真剣に取り組んでいるところはない。LOHASは単なるマーケティング用語だ』

取材記者はその言葉に愕然としたと言います。

環境、環境とたやすく言うな、という響きが伝わってきたそうです。

『創業以来ずっと、企業の責任とは何かという課題に取り組み格闘してきた。そして、ようやくその結論に到達した』

『死んだ地球からはビジネスは生まれない。健康な地球がなければ、株主も、顧客も、従業員も存在しない』

初老の男とは、筆者が今注目する株式非公開の米アウトドア用品メーカー、パタゴニア創業者イヴォン・シュイナード氏です。(過去のエントリーでも2回紹介しました。これこれ

日本にも米国にもない、環境問題への独自の哲学でビジネスを推進している企業。

このような一風変わった思想を持った経営者は世界でも珍しいのですが、だからこそ、そこに魅力を感じるのは私だけでしょうか。

ところが、最近知ったのですが、パタゴニア以外にも少なからずおられます。

例えば、天然原料をベースとしたオリジナル化粧品メーカーの「ザ・ボディショップ」を創業したアニータ・ローディックです。

アニータは、社会的貢献とビジネスは両立すべきだ、という信念に基づいて行動した女性企業家で、ザ・ボディショップは企業の社会的責任を果たすための企業理念として次の5つを掲げています。

  1. Against Animal Testing
    化粧品の動物実験に反対しています。
  2. Support Community Trade
    公正な取引により、地域社会を支えています。
  3. Activate Self Esteem
    自分らしい生き方を大切にしています。
  4. Defend Human Rights
    ひとりひとりの人権を大切にしています。
  5. Protect Our Planet
    私たちを取り巻く環境の保護に努めています。

その理念に基づいて行動した結果が大きく評価され、アニータはハーパース・バザー(英)「最も尊敬されるパワフルな女性」トップ10に選ばれます。

雑誌「ハーパース・バザーUK」の、「最も尊敬されるパワフルな女性」の特集において、アニータ・ロディックが9位に選ばれました。他には、米国上院議員ヒラリー・クリントン (1位)、オスカー賞女優ヘレン・ミレン(3位)、英国元首相 マーガレット・サッチャー(4位)などの方がランクインしています。

また、 2003年には、エリザベス女王公式誕生日記念叙勲で「小売業、環境とチャリティにおける」アニータの活動を称えて「デイム」の称号が授与されました。

「デイム」(女勲爵士)の称号は、国家への功労や功績に対して与えられるものです。

アニータは惜しくも今年9月に亡くなってしまいましたが、その哲学はいつまでも受け継がれてほしいものです。

投稿者 messiah : 14:01 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月22日

もう一つのミシュランガイド

あっちでもミシュラン。。。こっちでもミシュラン。。。

今話題になっているミシュランガイド東京版の三ツ星レストランですが、ガイドに掲載されたことで予約や問い合わせが殺到しているところが非常に多いようです。

日本人は、権威とか格付けにはめっぽう弱いことがわかりました。(その一方で頑固一徹な方もいらっしゃいますが)

但し、ミシュランが味だけを基準にレストランの格付けをしていることへの反発も多いようです。

ところが、同じミシュランガイドでも観光地の格付けの方は文句なく集客効果抜群のようです。

フランス語で書かれた日本旅行ガイド「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」に東京・高尾山が紹介されています。

高尾山は、松島、日光、富士山、高山、京都、奈良、姫路城などの有名観光地とともに最高の三つ星の評価を受けたのです。

京王電鉄によると、4月から10月までの土日祝日の高尾山口駅の降車客数は36万6190人と前年同期と比べ3万4807人も増えたということから、ミシュラン効果は抜群。

この他にも沖縄(沖縄本島、座間味島、渡名喜島)が紹介されています。

観光立県として10年後に観光客数1000万人、観光収入1兆円の実現を目指す沖縄県にとってはミシュラン様様のようです。

投稿者 messiah : 20:56 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月21日

ヤフーな人はグーグルな人よりも...

インターネット検索に主にGoogleを使う人、これをグーグルな人と呼ぶことにします。

当然の成り行きとして、Yahoo!を主に使う人はヤフーな人と呼ぶことになります。

Eストアーは、検索エンジンのGoogleおよびYahoo!ユーザーの意識や属性の違いを調べるインターネット調査の結果を発表しました。(2007年10月に全国の12歳以上の男女に実施。有効回答数は412人)

調査によると、“グーグルな人”において、友達が0人と回答した人が9.8%いました。

続いて、1人以上が37.8%、3人以上が32.1%、5人以上が15.4%、20人以上は0%。

“グーグルな人”の友達の平均人数は2.6人でした。

一方 、“ヤフーな人”は0人が4.4%、1人以上が36.6%、3人以上が28.9%、5人以上が21.3%、20人以上が2.0%となり、平均人数は 3.4人。

市場シェアでは3倍の差をつけられたYahoo!ですが、そのユーザーはGoogleに比べてずっと社交的である!

ポータル(玄関)サイトの中に検索があるYahoo!が、検索窓だけのGoogleよりも賑わいのあるサイトであることは間違いなく、賑わいのある場所を好む人は友人も多い。(ちょっとクルシーこじつけですが...)

投稿者 messiah : 18:58 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月20日

タイヤとレストランの因果関係

アンドレ、エドワールのミシュラン兄弟によって1889年に設立された世界最大のタイヤメーカー、ミシュラン(仏)。

そのタイヤメーカーがいつから?どういうきっかけでレストランガイドを発刊するようになったのでしょう。

昨日、東京のレストランを星の数で格付けする「ミシュランガイド東京2008」の発刊記者会見が行われ、最高の三つ星評価に8店の飲食店が選ばれました。

ミシュランガイドのアジアでの発刊は初めて。

1895年に空気注入式タイヤを発明したのがフランス人のアンドレ・ミシュラン。

彼は、旅行中にタイヤがパンクした時に修理を受けられる工場、ガソリンスタンドやホテルなどを案内する無料冊子を発行します。

1900年に創刊されたこの案内書が「ミシュランガイド」の始まりです。

自動車を利用した旅行産業を発展させ、なんとかミシュラン社のタイヤをたくさん売ろうというのが主な目的だったのです。

「ミシュランガイド」は、身分を隠した調査員がレストランやホテルを訪れ、等級を星の数で付けます。

全世界16,150店のレストランのうち、星が一つでも付いているところは1,606店(9.9%)。三ツ星は56店(0.3%)という少なさ。

調査員はレストランやホテルなどで5年以上勤めたプロ。 評価対象は味に限定しています。材料の質、料理法や味付けの完成度、個性、価格や質の均衡、一貫性という5項目が評価基準となります。

二ツ星になれば売り上げが少なくとも20%増え、三ツ星なら3~6ヶ月前に予約して待たなければならないと言われています。

ところが、これに対して、日本の伝統料理家からは反発の声が強いのです。

つまり...料理は食べ物だけでなく、食べ物を盛る器、店の装飾や雰囲気などが結合した総合芸術作品であるという見地からです。

自尊心の強い日本料理店の一部はミシュラン掲載をあえて拒んでいるとか。

名(実利)を取らずに、理念をつらぬくのもまたよし。

でも、そんな日本のレストランが三ツ星の数で他国に勝っているのも事実。

世界一の“食の国”と言えるのではないか。

投稿者 messiah : 19:57 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月19日

火事だ! 3階から投げた赤ちゃんを住民がキャッチ

大阪で木造3階建ての事務所兼倉庫から出火。

中にいた母親が生後5ヶ月の長女を3階の窓からほうり投げ、約7メートル下で付近住民がキャッチ。

親子ともども命拾いしました。

出火後、近所の住民らが布団などで地面にクッションを作り、夫婦に赤ちゃんを投げ落とすよう呼び掛けたようです。

投げる方も受ける方も必死。

そして、命のリレーは成功。

ナイスキャッチでした。(但し、母子は煙を吸っていたので現在入院中。軽症のようです)

少し心がなごむ、昨今珍しいニュースでした。

投稿者 messiah : 18:59 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月18日

朝から受難の日 パソコン起動せず

朝から寒かったがお昼になっても気温が上がらない。

風を引いてはいけないと身構えていましたが、ちょっと寒気が。こりゃあマズー。

そこに向けて、パソコンが立ち上がらなくなってしまい、調査するハメに(こんな時にもう・・・)

なんと!初めて見る画面表示です。

C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMが壊れているので起動できません
回復ツールを使って修復してください。

なんと面倒な!

WINDOWS XPのセットアップディスクはどこにある。

やっと探し出して、回復ツールで修復を試みましたがことごとくアウト。

パソコンのカバーを開いて中をチェックして、再セットアップという悲しいハメに。

起動はできたがこの後に現状復帰というおそろしく手間な作業が待っている。

アタマイテー

メールのパスワードなんて控えてないぞ。

あ~あ、です。

寒いので明日にしよっ。

と、かなりいい加減な気分の一日でした。

投稿者 messiah : 16:44 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月15日

北京五輪で増える種目

北京五輪の話題をちょくちょくエントリーしていますが、あまり評価のいい話はこれまでありませんでした。

とは言え、腐ってもGORIN(失礼)。いやいや楽しみですねぇ。

さて、オリンピックが開かれるたびに新しい競技や種目が増えるという過去の歴史があります。ところで北京五輪はどうなのでしょう。

実は、新たな競技は増えていません。全28競技ということで、前回のアテネオリンピックのときと同数。

中国オリンピック委員会は中国武術の正式競技化を狙っていたのですが、否決されてしまったのでした。

しかし、一部の競技では新「種目」が追加されます。

  1. 陸上競技の「障害レース」
  2. 水泳競技の「10キロメートルマラソン」
  3. セーリング競技の「ウィンドーサーフィン」

その一方で、ソフトボールと野球は北京が最後となります。

どんなGORINになるのか?

あれよあれよ、という間に...もうすそこに来ています。

投稿者 messiah : 20:38 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月13日

ニューヨークのハトがピンチに

日本では、平和のシンボルとされているのがハト。

確かに、コイツはおとなしい生き物です。

人間を筆頭に、命を奪うことに明け暮れている生命界で「これほど攻撃的でない動物があろうか」と言えます。

同族で争うこともない。大きな泣き声をあげることもない。他を威嚇することもない。

ただ、ひたすらエサを求めて集団で行動しています。

殺伐とした世界にウンザリしている人間たちは、そのハトの姿に心の癒しを求めているような気がします。

ところが、ニューヨークではそのハトが悪者になりかけている?

ニューヨーク市の市議会議員が先日、ハトに餌をやると罰金1000ドル(約11万円)が課せられるという法案を提案しました。

同議員は、ハトとその排泄物は深刻な伝染病の原因であると主張。

市内のハトの駆除をするつもりはないが、公衆衛生への危険に立ち向かう時であると述べています。

同法案の審議は年内にも始まる見通し。

でも、癒しとしての存在であるかぎりは、通ったとしてもこの法律は意味をなさないでしょう。

エサをあげたい人はいくらでもいるし、どこでも自由にそれができるから。

投稿者 messiah : 20:11 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月10日

手続きが面倒な方向に持っていくという手もある

タバコの自動販売機がすごいことになっています。

これ以上改良の余地があるのかと思っていたら...あるんですね。

自動販売機上部にあるカメラに顔を向けてボタンを押すと。。。

たるみ、しわ、骨格などから

購入者の年代を3秒程度で判別し、成人と判別されれば、そのままたばこを購入できる仕組みの自販機登場です。

10~60歳台の500人で実験したところ、正しく成人・未成年を判別できる確率は約9割。

判別が微妙な20歳前後の人は顔認証だけで購入を受け付けず、運転免許証を読み取り機に差し込むようになっています。

未成年者の喫煙防止のため、日本たばこ協会が成人限定のカードを発行し、カードでしか買えない自販機が2008年春以降、全国に導入されます。

この時、顔認証の自販機では、年配の喫煙者はカードをかざす手間が省けるのです。

便利ですが、買う方はあまり気分のよいものではない。カメラでシワの数を数えられているわけですから...

便利な方向に持っていくよりも、買う手続きがとても面倒な方向に持っていく方が効果的ではないかと思います。

前もってネットで予約しないと買えない仕組みとか。

q.f. YOMIURI ONLINE

投稿者 messiah : 22:04 | コメント (0) | トラックバック

何のランキングだろう?

順位氏名役職など得票率(%)
1ビル・ゲイツ米Microsoft 会長84
2スティーブ・ジョブズ米Apple CEO73
3マイケル・デル米Dellの創業者53
4リーナス・トーバルズLinux開発者47
5サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジ米Google創業者47
6ジョン・チェンバーズ米Cisco Systems CEO44
7ラリー・エリソン米Oracle CEO36
8ビント・サーフTCP/IPの共同開発者35
9スティーブ・バルマー米Microsoft CEO35
10メグ・ウィットマン米eBay CEO30

米国のIT業界団体Computing Technology Industry Association(CompTIA)は、「過去25年でIT業界に最も影響力を持った人物」の投票結果を発表しました。

その結果が上の表です。最初は長者番付けかと思った人もおられるでしょう。

まあ、そうと言えないこともない結果ですが。。。

これはCompTIAの25 周年を記念したもので、IT業界の473人がWebベースで投票を行っています。

これからさらに25年後には、この順位も登場人物も大きく変化しているだろうと思います。

投稿者 messiah : 20:53 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月08日

SNSで失敗した現役巡査

1110万人の会員を擁する巨大ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)となったmixi(ミクシィ)に、現役の奈良県警の巡査(男性20歳代)が、職務上の情報をアレコレ掲載していたことが発覚しました。

巡査のプロフィルの欄には、性別や住んでいる地域、誕生日のほか、職業と所属は「公務員」「奈○県×□署交通課」となっていました。

「国道165号で追突事故発生!! 追突された方負傷あり。追突した方は逃走の模様!! ひき逃げやん」

「…っで覆面車両で署を出て、ちょっとしたら被疑車両発見し確保したって連絡が ちっ先いかれたか」

この事件の容疑者が緊急逮捕されると、「現在令状請求のため地方裁判所におります 逮捕状が出るまで時間がかかるから待ち時間で……」

「これで連休は… 泣っ」などといずれも実際にあった内容をSNSに書き込んでいました。

他にも、「明日ゎ某署の特別捜査本部がとうとう暴走族に対し逮捕令状が出たとのことで一斉検挙に着手するんで応援派遣で朝早く集合 んでボチボチ寝ます」とか...

ところがこの巡査、掲載した日記を「友達だけに公開」したつもりが、設定ミスで「全体に公開」になっていたため、通報されたというお粗末な話です。

守秘義務も何もあったものではないッすね。

巡査は「軽率だった」と反省しているようで、県警も口頭注意の処分でおさめたようです。

SNSでもブログでも、常に外部から見られている意識と覚悟がないとチョンボします。

投稿者 messiah : 20:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月07日

会社は誰のものか

政界は一人の政党党首の辞任騒動で大揺れ。

終わってみれば。。。

何だったのか?あの騒ぎ。

体力と時間の浪費以外の何ものでもありませんでした。

筆者はそんな騒ぎには目もくれず、パタゴニア創業者の「社員をサーフィンに行かせよう」を読み返しています。

パタゴニアについては過去のエントリーで紹介しました。

面白い件(くだり)があります。

会社は誰のものか?と雑誌記者が創業者に質問するのです。

経済をテーマにした記事を長年書いてきた記者ですら、「会社は誰のものか」という誰もが行き当たる命題に対する明解な答えをそれまで得ることができていませんでした。

株主のものか、経営者のものか、社員のものか、それとも.....

Googleの創業者はこの質問に対してためらうことなく答えています。

「会社は株主のものである」と。

おそらくシリコンバレーの先端IT企業の経営者は同じ答えを出すでしょう。

ユニークさで群をぬく、あのアップルCEOでも同じ事を言うだろうと思います。

しかし、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードはこう断言します。(これって、信念をもっていないと言えません)

『創業以来、ずっと企業の責任とは何かという課題と格闘してきた。ビジネスとは実のところ誰に対して責任があるのかということに悩み、それが株主でも、顧客でも、あるいは社員でもないという結論にようやく達した』

じゃあ、会社は誰のものなの?誰に対して責任を負うの?

私のような凡人は、この後の、シュイナードの言葉に衝撃が走るのです。

『ビジネスは(地球)資源に対して責任がある』

『自然保護論者のデイヴィッド・ブラウアーは「死んだ地球からはビジネスは生まれない」と言った。健康な地球がなければ、株主も、顧客も、社員も存在しない』

パタゴニアは、売上高の1%を地球環境保全のために毎年寄付しています。

百年後も存在する企業となるために。

投稿者 messiah : 19:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月06日

視聴者は思う壺にははまらない

昨今のテレビでは、場面を盛り上げるだけ盛り上げておいてから、「正解はCMのあとで」とかなんとか引っ張ってCMを見せる手法が当たり前です。

筆者はどちらかというと“せっかち”なので、こういうのは苦手...というかたまにムッとくることもあります。

そしてこの手法は視聴者にはマイナス効果になっていることが調査の結果判明しました。

調査したのは、慶応義塾大学の榊博文氏の研究室。同研究室は、慶大通信教育部、文学部の727人を対象にアンケートを2002年に実施しました。

視聴者を引っ張ろうとする山場CMに対する印象として、強い肯定から強い否定まで九つの尺度で質問したところ「不愉快」が86%。CM後の前のシーンの繰り返しには74%が「イライラする」と回答。

山場CMを含む番組については84%が「好感が持てない」。山場CMの商品について42%が「好感が持てない」、34%が「買いたくない」と回答。大半がマイナスの評価でした。

話の流れが落ち着いたところで出る「一段落CM」と比較すると、山場CMが「商品を買いたくない」で3.8倍、「商品を覚えていない」も2倍という悲惨な結果。

そもそも、人は何かに乗りやすい生き物ですが、何かに乗せられることを嫌う生き物でもあるのです。

テレビ局の思う壺にははまらない。いっそのこと、そんな組み立ての番組は見ない。いや、それよりもテレビを見ない...そんな連鎖につながっていくかも知れません。

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2007年11月05日

世界最高齢ブロガー?の人気ブログ

世界中にブログを書く人(通称ブロガー)は数多く存在するが、高齢者となると限定されてきます。

そんな中で、スペインに住む95歳のマリア・アメリア・ロペスさんが書くブログの定期購読者は6万人以上に上り、ブラジルやロシア、日本からもアクセスされているそうです。

ロペスさんは「最初、ブログは紙製のノートのことだと思っていた」と明かした上で、「年老いた女性に関心を持つ人はいないし、私たちを愛してくれる人も多くない。しかしインターネットを通じて18歳、14歳、15歳の若い人たちが自分のことを話してきたり、アドバイスを求めてくることに驚いた」と述べています。

ロペスさんは自らを「世界最高齢のブロガー」と呼んでいるものの、「ブロードバンドが利用できる前に死ぬことになるでしょう」と述べています。

そう言わずに、100歳まで頑張ってください。 

投稿者 messiah : 20:38 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月04日

国連のガンバリ事務総長特別顧問の情熱

軍事政権が反政府デモを武力鎮圧したミャンマー(ビルマ)で、軍政と民主化勢力の仲介にあたっていた国連のガンバリ事務総長特別顧問が11/3、再びミャンマーに入り首都ネピドーに向かいました。

ガンバリ氏は5日間有効のビザで入国。10月の最初の訪問時と同様、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんと軍事政権の対話の促進に努めるとみられています。

さて、このガンバリ氏。ミャンマーの民主化に並々ならぬ情熱を傾注しているのですが、一体どんな人物なのでしょう。

Wikipedia(ウィキペディア)によると、イブラヒム・アッボーラ・ガンバリ(Ibrahim Agboola Gambari、1944年11月24日生まれ )氏は、ナイジェリアの国際政治学者で外交官。

国際連合事務次長(政治問題担当)、国際連合事務総長特別顧問(ミャンマー及びイラク・コンパクト担当)を務めています。

長年にわたり、国際政治学者として数々の大学で教鞭を執り、外交官・国連職員として様々な国際問題の処理に活躍し、その研究と実務にまたがる大きな功績を讃えて、2002年にはアメリカのブリッジポート大学が人文科学名誉博士号を授与し、同年にはジョンズ・ホプキンス大学が研究員会(Society of Scholars)の一員として迎え、さらに、ナイジェリア政府は、国民栄誉賞に相当する連邦共和国勲章(CFR)を授与しています。

なるほど。。。正義感の強い、情熱にあふれた、逞しい方であろうと推察できます。

ガンバリ氏に期待!

投稿者 messiah : 18:29 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月02日

アメリカでも日本でも 今年を振り返りはじめた

2007年も残り少なくなった、と感じるのは11月の声を聞いてからになります。

今年1年を振り返って...というちょっと気の早い話題が出てきました。

例えばアメリカのタイム誌は、恒例の「今年の発明」に、アップルが発売した携帯電話端末「iPhone(アイフォン)」を選んだと発表しました。(因みに昨年は、動画共有サイトYouTube)

選考理由は「大きくて動作は鈍く、価格も高すぎる」としながらも、コンピュータが生活のあらゆる場面で活躍する未来社会の先がけ的商品と評価し、「携帯電話端末というよりは、ひとつの新しいプラットホーム(基盤)なのだ」と賛辞を贈っています。

そして、わが国でも今年のヒット商品ベスト30が発表されました。

  1. 任天堂ゲーム機 wii(ウィー)
  2. エクササイズ「ビリーズブートキャンプ」
  3. 「YouTube」、「ニコニコ動画」
  4. キッザニア東京
  5. クロックス
  6. 宮崎
  7. デザインエコバック
  8. AXE
  9. クリスピー・クリーム・ドーナツ
  10. 千の風になって

4位以下に入っている商品全部わかっている人はエラい!

投稿者 messiah : 20:31 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月01日

指名手配犯をネットで公開

日本全国の指名手配されているワルい奴らを一覧できるサイトがあります。

悪い奴らは、やはりどれもこれも人相が悪い。

このサイトを運営しているのが。。。

ヤフーは本日、情報掲載サービス「Yahoo!なんでも交換」において、全国の都道府県警察と連携し、指名手配犯の情報を掲載する「Yahoo!なんでも交換 指名手配特集」を開始しました。

指名手配特集は、「Yahoo!なんでも交換」において警察の指名手配情報を告知することで犯人に関する有力な情報を収集し、検挙率の向上につなげることを目指したものです。

利用者から寄せられた情報は、機密事項として直接警察へ送信され、サイト上で閲覧できないようになっているようです。

テレビのチカラを利用した犯人の情報収集番組があり、けっこう効果があったようですが、ネットのチカラははたしてどうか?

投稿者 messiah : 20:02 | コメント (0) | トラックバック