2009年02月15日
auでなければ参加できないのが問題だが...
ecoな言葉に反応してブログに植物が生い茂るパーツがあるので試しています。
早速、“道”とか“生き”といった言葉を検索してそこから生えてきました。
プロジェクトは、残念ながらauの携帯ユーザーが対象。
自社宣伝という声もあったり、面白いという賛辞の声もあったりですが
もう一歩ドメインを乗り越えてやってくれたらトレビィアン!でしたね。
NECも昔、よく似たのをやっていましたが長続きしない。
一時のムーブメントで終わってしまうのは、私企業がやるからかも知れません。
しかし、非営利な個人、組織には資金のカベがあるから、そこでジレンマも生じます。
なんか、いい案ないかなあ。。。真剣に考えようかな。
投稿者 messiah : 09:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月30日
「大阪復活」の切り札! となるかなあ?
新しいものは大阪から始まる、と言われた時期もありました。
大阪人は確かに新しいもの好き。
例えば、駅の自動改札機だって大阪がいち早く導入したような記憶があります。
ところが、最近なにかにつけて失速気味。(元気のない町になっている?)
それはいけません!ということで、大阪から久々の全国初が生まれます。
水陸両用タクシーの登場です。
近畿運輸局は、来年から大阪市内で全国初となる水陸両用観光タクシーの運行を開始すると発表しました。
市内の名所めぐりや水上観光を行う予定で「水都大阪」をPRする計画です。
ドイツ製の水陸両用車を2台使用し乗客の定員は3人。(ちょっと規模小さいですが)
「大阪復活」の切り札となるか?
投稿者 messiah : 19:57 | コメント (1) | トラックバック
2007年12月27日
機械が煩悩を払う時代
正月の餅を自分で作る。
そんな時に(年に1回だけだが)活躍するのが「餅つき機」です。
年末と言えば、もう1つ、除夜の鐘。
こちらは最近「鐘つき機」が売れているそうです。
住職が高齢化したり、過疎化で後継者がいなくなったりして“突き手”不足の中、地域の鐘の音を守りたい住民らの願いがニーズになったようです。
タイマー付き、1セット60万~100万円。電気が通っていない場所でも作動するよう、太陽電池による充電式タイプもあります。
現在、導入している寺院は今や全国約1600箇所に広がっています。
百八つの煩悩も、機械が追い払う時代になりました。
投稿者 messiah : 20:22 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月24日
エリザベス女王も投稿しました
お洒落かもしれない、と感じたのがこの人。
エリザベス女王。
単に流行に乗っているだけという人もいるだろうが、世界中の人にメッセージを動画で伝えるなんて事は、日本では誰も真似できません。
というわけで、英国のエリザベス女王は今年で50回目を迎える恒例のクリスマスメッセージを、動画共有サイト「ユーチューブ」で公開します。
英紙サンデー・タイムズによると、イギリス王室はYouTube(ユーチューブ)のチャンネルに、第1回(1957年)からの過去のクリスマスメッセージを掲載するそうです。
英王室報道官はこのチャンネルについて、世界各地のあらゆる年齢層の、より多くの人々に女王のメッセージを伝える手段であり技術革新に対応した、と説明しています。
お遊びの感覚で作られた動画投稿サイトが、世界の政治の舞台で使われる存在にまでなりました。
http://www.youtube.com/theroyalchannel
同チャンネルでは若き日の女王が登場します。
投稿者 messiah : 17:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月23日
お隣の☆に危機迫る?
米航空宇宙局(NASA)の発表によると、岩状の小惑星が火星に接近し来年1月30日ごろに衝突するか知れないそうです。
その確率、驚きの75分の1!
この小惑星は「2007WD5」と呼ばれ、今年11月末に発見されました。
大きさは、1908年にロシアのシベリア地方に落下し、15メガトン級の核爆弾の威力を見せ付け約6千万本の樹木をなぎ倒した宇宙物体と同じ程度だとか。
小惑星の現在の位置は地球と火星の中間地点で、秒速約12.8キロで進んでいます。
これまでも流星、彗星が太陽系に入って地球に衝突する確率が何千万分の1といった話がありますが、75分の1とは、すごい高い確率。。。
にも関わらす、この地球上では騒ぐどころか話題にすらなっていません。
かつて、ラジオドラマの放送で、火星人が攻めてきた場面を役柄のアナウンサーが臨時ニュースとして放送するシーンを聞いた聴取者が、本当の事件と思い込んで大騒ぎした事があったそうです。
地球に巨大彗星が衝突して月が分離した「ジャイアントインパクト」や、6500万年前に恐竜絶滅の原因となった隕石の衝突といった事実があります。もっと反応があってもよさそうだが...
少々のことでは驚かなくなった現代地球人。
環境破壊で自分たちの子孫が窮地に追い込まれる危険性が高い将来。だからNASAは真剣に火星移住計画を進めているというのに、その火星に住めなくなるような心配をしている人は限りなくゼロに近い。
わが地球の未来のために、衝突が外れることを祈りましょう。
投稿者 messiah : 12:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月18日
日本初! YouTubeにサイトを開設した政党は?
自民党がインターネットの動画共有サイト「YouTubeユーチューブ日本版」に進出!
これは驚きです。保守から革新に変身するつもりかな。
でも、事実。
政治離れが進む若年層や無党派層へのアピールを狙った与野党初の試みで、福田康夫首相(総裁)、伊吹文明幹事長らのメッセージをはじめ、「ヒゲの隊長」で知られる佐藤正久参院議員による新テロ特措法案解説などが目玉とか。
おそるおそる、覗いてみましたが...
http://jp.youtube.com/LDPchannel
河野太郎氏が、「日本で最初に自民党がYouTubeに開設した」と自慢げです。
それにしても、こういう戦略は野党が先手をとらないでどうするの、と言いたい。
民主党サンは何をしているんですかね。
投稿者 messiah : 19:47 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月16日
人の心もあわせて寒い
ハリウッドスターの中で、最もサインをもらいやすいのはジョニー・ディップだそうです。
米誌「オートグラフ」による「サインのもらいやすさに関するランキング」で、ジョニー・ディップが3年連続で1位に選ばれました。(ヨーロッパと米国のサイン収集家の意見をもとに順位をつけた)
同誌はディップ氏について、「サインをしながらファンと話し、親しくなることを喜んでいる」と称賛し、時間が許せば、サインを2ヶ所以上に書いてくれると紹介しています。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
少し偉くなると、身体が反り繰り返るような“逆えび固め”から人を見下した態度をとる御仁が多い中、ディップ氏のような謙虚な人は珍しいご時世。
清水寺恒例の今年の漢字一字がなんと「偽」。これまた寒い。
耳を疑いたくなる長崎・佐世保の銃乱射事件。
冬らしく寒くなってきましたが、人の心もあわせて寒い年の瀬です。
投稿者 messiah : 14:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月14日
無題
気がつくと、4日も投稿してなかったんですね。
自分でもビックリ。
どうしたのか?と思われているに違いない!(自意識過剰か)
出たとこ勝@負ログをご訪問くださっている方には申し訳ない。
ちょっと事情があってエントリーができない状態にあったのです。
しばらくこんな調子が続くかもしれませんが、継続していきますのでご訪問ください。
さて、今日のテーマは...っと
ありません。おやすみなさい。
投稿者 messiah : 20:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月09日
ボーズコレクション?
東京・築地には少なからぬ思い出があります。
築地中央卸売市場から隅田川にかかる勝鬨橋(かちどきばし)を渡ってすぐの場所で、結構長い間仕事をしていたからです。
例の地下鉄サリン事件が起きた時期も含まれていましたので、世が世なら危ないところでした。(地下鉄はよく利用していましたからね)
その築地中央卸売市場が面する晴海通りの対面には築地本願寺があります。境内は通り抜けできたのでよく通りました。(ここは有名人の葬儀などでよく利用されています)
さて、この築地本願寺で12/15に風変わりなイベントが開かれます。
写真の僧侶たちは、どうやら天台宗、真言宗、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗、浄土宗、真宗大谷派、浄土真宗の各派の方々のようです。
で、どうして各派の僧侶がエール交換しているのかというと、「東京ボーズコレクション」に向けて協力を誓い合っている様子です。
東京ボーズコレクションのHPにはこうあります。
インドから発生した仏教という虹は、中国、日本と美しいアーチを描きながら国を超え、 山河を越えてきた。七つの色を持つ仏教という虹に、人々は救いを求め、安らぎを感じ、生きる希望を持った。 この日本社会の人々に、そして世界の国々に仏教という美しい虹をかけていくことを目指し『虹を翔るお坊さん』とした。 仏教の架け橋をつくるのが、「縁起」プロジェクト『虹を翔るお坊さん』である。 お坊さんには、色々な人がいて、各宗派によっても個性が異なるし、一人一人魅力的なお坊さんばかり。 普段接することのないお坊さんとコミュニケーションをもってもらおうと考え、 魅力的な各宗派のお坊さんを一堂に集めて「東京ボーズコレクション」を開催する。 |
仏教の世界も新しい試みがはじまったようです。新しいことをやれば何か起こる、と期待したいところですが、そんなに甘くないのが現実。
持続可能な(サステーナビリティ)プロジェクトとして、尻切れトンボにならない事を祈っています。
投稿者 messiah : 10:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月08日
プロの技
ハードディスクやUSBメモリなどの外部記憶装置に入った大切なデータが消えた!
あきらめきれないデータなら修復会社に最後の望みを託すことになります。
米Kroll Ontrackは、同社が2007年に依頼を受けたケースの中で、変わった方法でハードウェアを破損したケースのベスト10を発表しました。
ある女性顧客が技術者らに、USBスティックを洗濯物といっしょに洗濯機に入れ、「すべてのデータを洗い流してしまった」と語った。 |
父親が赤ん坊の娘に食べ物を与えている時に、うっかり自分の一番上のポケットにUSBスティックが入っていることを忘れていた。父親が娘に食べさせようとして幼時椅子に身を乗り出した際、スティックが落ちてアップルピューレの器の中に入ってしまった。 |
ある釣り人がボートにノートPCを持ち込んだ。しかし、ノートPCもろともボートから落ちてしまい、すべてのデータが湖底に沈んだ。 |
カメラマンがある結婚式で撮影した写真に別の結婚式で撮った写真を上書きしてしまい、(写真を消された)新婚カップルの怒りから逃れる必要に迫られた。 |
科学者が実験中に外付けハードドライブの上に酸をこぼしてしまい、重要データを溶かしてしまった。 |
ビジネスマンが同僚と口論中にUSBスティックをその同僚に投げつけた。スティックは床に落ちた際に粉々に砕けてしまった。不幸なことに、そのスティックには会社の重要プランが入っていた。 |
ある事務所が火事になり、2、3枚のCDだけが焼けずに残ったが、それらはケースの中で溶けてしまっていた。 |
科学者が、ハードドライブが立てる読み込み音にいら立ち、ドライブのカバーにドリルで穴を開け、そこに油を流し込んだ。その結果、読み込み音は止まったが、同時にハードドライブ自体も止まってしまった。 |
パラシュートの機能性をテストするために、1台のカメラが飛行機から投下された。しかし、パラシュートは開かず、カメラは落下した際に粉々に砕けてしまった。しかし、カメラに入っていたメモリスティックが組み立て直され、撮影画像は復旧した。 |
カメラマンが自分の外付けハードドライブの中にアリが住み着いているのを発見した。そこでカメラマンはドライブのカバーを外し、中に防虫スプレーを吹きかけた。その結果、中にいたアリは死に、データも最終的に復旧した。 |
Kroll Ontrackはこれらの破損したハードウェアに保存されていたデータをすべて復旧したといいます。
おそれいりました。
投稿者 messiah : 19:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月07日
自分も損し、相手も損する
今日は遅めの昼食を牛丼の吉野家で食べたのですが、ふと昨日のあの事件の事がよぎって、「まさか、この店じゃないだろうな」とちょっぴり不安に。
どちらかと言うとネットの方で大騒ぎになっているのですが、「テラ豚丼」事件です。
キロの1000倍がギガ。ギガの1000倍がテラという単位。とてつもなく大きい概念を指します。
吉野家のアルバイト店員が「テラ豚丼」と称して、豚肉を極限まで積み重ねた超大盛り豚丼を店内で作る様子を撮影して「ニコニコ動画」で公開した事件です。
吉野家は、動画撮影が同社の店内で行われたことを確認。客に対し「大変不安、不快な思いをさせてしまった」とウェブサイト等で謝罪するはめになりました。
また、ケンタッキーフライドチキンでは、元アルバイト店員が「店内でゴキブリを揚げた」とmixi日記に告白。
そこに批判コメントが殺到して「炎上」状態になったほか、掲示板やブログなどに転載されて騒ぎは広がりました。
ケンタッキーはウェブサイト等で、「お客様には、御不安・御心配をおかけしておりますが、この書き込みは事実無根のイタズラです」と突っぱねています。
少し前ですが、現役警官が捜査情報をmixiで公開して厳重注意を受けたことがありました。
三洋電機の子会社・鳥取三洋電機の工場で携帯電話の検査を担当する派遣社員が「欠陥品をそのまま流している」とmixi日記に書きこむ事件もありました。
どうしてこうも軽軽しく、あることないこと書いてしまうのか?
ネットには音声による会話がない。(スカイプというインターネット電話は別として)
基本は文字を書き、文字を読む。(参照するための画像を提示することもあるが、基本的には文字情報ありきの話)
その文字の集まりが話(ストーリー)。
つまり、話のネタが命となるわけです。面白いネタなら多くの人が読んでくれる。読んで欲しい!
そこにネットの匿名性というベールを利用した、無責任で反社会的な行為を許してしまう土壌があります。
ネットの世界でも、現実世界と同じように振舞えとは言いません。(そんなことしたら、ネットの自由という良さが失われる)
しかし、必要最低限のモラルをもっていないと自分も損し、相手も損することになるのです。
投稿者 messiah : 20:08 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月06日
喪中はがき
高校時代に仲の良かったM君。
もう25年以上も会っていなかったが、毎年の年賀状のやりとりは続いていた。
彼の特技は計算。
西暦○年○月○日は何曜日かを数秒で当てる。(もちろん出たら目ではない)
手芸も得意であった。といっても、編物とかではなく、両手の指を使って互いをボクサーに見立ててボクシングをするのである。
最後に会った時に(もう社会人になっていたが)私は学生時代に器械体操で鍛えた腕っ節に自信があったのだが、なんと腕相撲で彼にあっさり負けた。
何回やっても勝てない。
「お前なあ。どこで何して鍛えてるんや」
彼は笑って答えなかった。
そんな面白い男であったが11月に永眠した。
彼のお母さんからの喪中はがきでわかった。
しばし...声も出なかった。
投稿者 messiah : 19:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月04日
日本の学力は悲惨な状態
経済協力開発機構(OECD)が昨年、57ヶ国の15歳を対象に実施した「生徒の学習到達度調査」というのがあって、日本の学力は悲惨な状態なことが分かりました。
この学習到達度調査は、義務教育段階の学習内容を日常生活に活用する力を「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」に分けて3年ごとに調査しています。
日本では昨年、無作為抽出された高一生約6000人が約2時間のペーパーテストを受けました。
日本は読解力が14位から15位、数学的リテラシー(活用力)が6位から10位と後退し、科学的活用力も2位から6位へと下がりました。
将来を背負う若者がこんな調子ではこの国はどうなる。末恐ろしい気がします。
文科省によると、「学習内容・時間を大幅に削減した「ゆとり教育」が落ちこぼれ救済に寄与した反面、上位層を伸ばしていない」と言いますが、そんな教育を指導したのは誰か。開いた口がふさがらない。
責任者、出て来ーい。
あれ?いない。
そうか...とっくに逃げていましたか。
投稿者 messiah : 19:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月01日
大台に乗るまで秒読み
携帯電話の契約件数が年内に1億件に達する見込みとなりました。
NTTドコモとKDDI(auとツーカー)、ソフトバンクモバイルの契約数は10月末で計9954万件。
今さら驚くこともない話ですが、国民のほとんどが1台ずつ所有している時代になりました。
でもやっぱり、これは10年前には想像できなかったこと。
およそ10年前と言うと、携帯電話は会社に1台あるかないか(共有していた)頃です。
たまたま筆者が勤めていた外資系企業は、営業マンが一人1台割り当てられていて、はじめの頃は人に見せて自慢したことを憶えています。(いいなあと言われました)
それがそれが。。。わずか10年で
猫も杓子も、となりました。
投稿者 messiah : 14:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月30日
センスが光る 広告のお手本
上には波打つ茜色の雪原、下には切りたった群青色の断崖。
過酷な自然に挑むスキーヤーを神秘的な3段階の色調で描写したドラマティックな写真ですが、よく見ると右下に、「Dare for more(もっと挑戦しろ)」という文字と小さなペプシコーラのロゴマーク。
そして、気がつくとこの写真全体がペプシのロゴになっていました。
他にもあります。こちらをどうぞ。
センス抜群。広告のお手本のような広告ではないでしょうか。ワンダフル!
投稿者 messiah : 19:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月29日
具体的にすることの効果
「階段を使うと心臓病が予防できます」
郊外のショッピングセンターに掲げられたこんな呼び掛けのポスターで、エスカレーターの代わりに階段を選ぶ買い物客が2倍以上に増えたそうです。
「健康のために階段を使いましょう」
これでは、おそらく効果がなかったでしょう。
「健康のために吸い過ぎに注意しましょう」と同じです。
健康という漠然としたものでは緊迫感ありませんよね。
「吸い過ぎに注意すると肺がんが予防できます」の方が多少ましかも。
投稿者 messiah : 20:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月28日
環境ランキング最下位の人気商品
得点 | メーカー |
---|---|
7.7 | ソニー・エリクソン、サムスン |
7.3 | ソニー、デル、レノボ |
7 | 東芝、LG電子、富士通・シーメンス |
6.7 | ノキア、HP |
6 | アップル |
5.7 | エイサー |
5 | パナソニック、モトローラ |
4.7 | シャープ |
2.7 | マイクロソフト |
2 | フィリップス |
0 | 任天堂 |
上の表は、世界各国のメーカーが製造する電化製品に含まれる有害物質や製品を廃棄する際のリサイクルのしやすさなど関するランキングです。(10点満点)
調査したのは国際環境団体のグリーンピース。
驚いたのは、世界中で売れ行きが好調な家庭用ゲーム機「Wii」を製造・販売している、あの任天堂が「0点」。
グリーンピースによると、すべての基準で「無得点」だった企業は任天堂が初めてとのこと。
これは、驚き。グリーンピースの調査の信憑性はどうなのか?という疑問もありますが...
それにしても、意外すぎますよ。
投稿者 messiah : 19:58 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月27日
ネットションピングとガソリンの関係
米国では、昨日(11月26日)を“サイバーマンデー”と呼んでいます。
つまり、ネットショッピングの年末商戦スタートの月曜日ということ。
週末明けの月曜日は、週末に買い物をし損ねた人たちがネットショッピングに集まり、ネット販売が急増するのです。
26日のサイバーマンデーにネット上で買い物をした米国人は昨年比19%増の7200万人で、これは前年比15%増の7億ドルと過去最高を記録。
ネット販売のセール情報が一覧できる「サイバーマンデー・ドット・コム」は、昨年の3倍の100万人を超える訪問があったとのことです。
それにしても、こんな多くのひとが何故ネットで買い物をするのか。
ガソリンの高騰が大きいようです。郊外型店舗へ車を走らせて燃費を払うよりも、配送無料のネットショップで買った方がお得!という算盤勘定が働くようです。
サイバーマンデーはないけれど、これから師走というサイバーマンスに突入します。
投稿者 messiah : 20:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月25日
「空気を読むこと」の功罪
いつの頃からか流行りだした略語の1つ、空気の読めない人を称して“KY”。
その場の雰囲気や状況をわきまえずに行動、発言する人を指して、面と向かって「わかってないなあ。この場の状況が」と言わずに「KYだね」と一言。
発信側も受信側も、想像をふくらませないと意味が伝わらないかなりレンジの広い省略語です。(元来、省略語は発音が便利というだけではなく、そこに風刺、皮肉の感情が込められているものですが)
日本語をアルファベット2文字に変換するという珍しいスタイルが受けてか、今年の流行語大賞の候補として挙がっています。
さて、自分から見ると“KY”な人を時々みかけますが、それは自分ならその時どうするかを考えて比較して、相手を“KY”と判定しているのです。
もしかすると、自分も人から見てかなり“KY”だったりする(かも知れない)
そこで自己診断。
『空気読み力テスト』(socioarc)をやってみました。
いくつかの設問に答えて最後に「判定」をクリックすると、
「文脈理解力」「人間洞察力」「会話柔軟力」「TPO力」「空気支配力」の5要素をレーダーチャートにして表示してくれます。
今まで延べ約50万人が利用し、多くのブログなどで結果を掲載されるなどして評判のようです。
やってみました。(オー意外と高得点)
でも、これって...空気が読めることって喜んでいいことなのか。空気が読めることがマイナスにはならないのかと...
「空気の研究」の著者・山本七平は次のように述べています。
人は、何かを把握したとき、 今まで自己を拘束していたものを逆に自分で拘束し得て、 すでに別の位置へと一歩進んでいるのである。 人が「空気」を本当に把握し得たとき、 その人は空気の拘束から脱却している。 |
空気が読めないとその先へは進めない。
がしかし、その空気に一方的に流される事だけはないようにしたいものです。
投稿者 messiah : 20:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月24日
やめることを先に決める
仕事の計画を立てるが、予定通りに進行しない。そして、いつもタイムオーバー。。。ドボン!
こんな経験をしていませんか。
筆者などはもう、巨万と(ごまんと:5万とは書かないのです)あります。
どうしてなのか?
予定を立てる時に見通しが甘い(楽観的すぎ)というのもある。
しかし、決められた時間までに一定量の仕事を完成させることは、よほどの新規性や難度の高いものでない限りそんなに困難な話ではないと思われます。
過去の経験がいっぱい詰まった脳みそ内データベースのアナログ情報を瞬時に抽出して、この仕事はこのくらいと納期を割り出す。そんな凄技は機械には無理、生身の人間でないと実現しない。検索エンジンの出る幕はありません。
しかし、その後の処理が機械と違って人間はオバカなのです。
機械なら記憶容量を超える仕事は(できないので)絶対にしませんが、人間はいつの間にか予定になかった仕事を次々と受け入れてしまうのです。もしくは要求してしまうのです。(納期は変えずに)
それが、計画が予定通りにいかない最大の原因と思われます。
そんなことを考えていたら、ベストセラーとなった「ウェブ進化論」の著者(梅田望夫氏)が面白いことを言っていました。
「時間の使い方の優先順位」を変えるにはまず「やめることを先に決める」ことである。それも自分にとってかなり重要な何かを「やめること」が大切だ。お正月の「今年の抱負」が大抵は実現できないのは「やめること」を決めずに、ただでも忙しい日常に「やること」を足そうとするからである。時間は有限なのだ。精神論だけで新しいことはできない。 |
これは真理!
やはり、捨てないと入らない。限られたリソースならこれは当たり前。
それなら自分で捨てるものを決めておく方が精神的にも楽です。さっそくやってみるか。
投稿者 messiah : 11:13 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月23日
注目すべき環境問題のパイオニアたち
2005年のことです。
日本ではLOHASブームが起きていました。
LOHASとはLifestyles of Health and Sustainabilityの略で、健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルのこと |
ある日本人記者が雑誌のLOHAS特集の取材のために、カリフォルニアのある企業を訪れてインタビューします。
「日本では今、LOHASがブームですが、あなたはLOHASをどう思われますか?」
『よくわからない』
「わからない?アメリカではあなたの会社をLOHASと位置付けています。よくわからないとはどういう意味ですか?LOHASとは距離をおいているのですか?」
取材記者がたたみかけると、その初老の男は次のように答えます。
『うちはLOHASとは関係ない。うちは非常に真剣に環境問題に取り組んでいる。一方世間では、LOHASの流れに乗ろうとする動きがある。だが、本当に真剣に取り組んでいるところはない。LOHASは単なるマーケティング用語だ』
取材記者はその言葉に愕然としたと言います。
環境、環境とたやすく言うな、という響きが伝わってきたそうです。
『創業以来ずっと、企業の責任とは何かという課題に取り組み格闘してきた。そして、ようやくその結論に到達した』
『死んだ地球からはビジネスは生まれない。健康な地球がなければ、株主も、顧客も、従業員も存在しない』
初老の男とは、筆者が今注目する株式非公開の米アウトドア用品メーカー、パタゴニア創業者イヴォン・シュイナード氏です。(過去のエントリーでも2回紹介しました。これとこれ)
日本にも米国にもない、環境問題への独自の哲学でビジネスを推進している企業。
このような一風変わった思想を持った経営者は世界でも珍しいのですが、だからこそ、そこに魅力を感じるのは私だけでしょうか。
ところが、最近知ったのですが、パタゴニア以外にも少なからずおられます。
例えば、天然原料をベースとしたオリジナル化粧品メーカーの「ザ・ボディショップ」を創業したアニータ・ローディックです。
アニータは、社会的貢献とビジネスは両立すべきだ、という信念に基づいて行動した女性企業家で、ザ・ボディショップは企業の社会的責任を果たすための企業理念として次の5つを掲げています。
- Against Animal Testing
化粧品の動物実験に反対しています。 - Support Community Trade
公正な取引により、地域社会を支えています。 - Activate Self Esteem
自分らしい生き方を大切にしています。 - Defend Human Rights
ひとりひとりの人権を大切にしています。 - Protect Our Planet
私たちを取り巻く環境の保護に努めています。
その理念に基づいて行動した結果が大きく評価され、アニータはハーパース・バザー(英)「最も尊敬されるパワフルな女性」トップ10に選ばれます。
雑誌「ハーパース・バザーUK」の、「最も尊敬されるパワフルな女性」の特集において、アニータ・ロディックが9位に選ばれました。他には、米国上院議員ヒラリー・クリントン (1位)、オスカー賞女優ヘレン・ミレン(3位)、英国元首相 マーガレット・サッチャー(4位)などの方がランクインしています。 |
また、 2003年には、エリザベス女王公式誕生日記念叙勲で「小売業、環境とチャリティにおける」アニータの活動を称えて「デイム」の称号が授与されました。
「デイム」(女勲爵士)の称号は、国家への功労や功績に対して与えられるものです。 |
アニータは惜しくも今年9月に亡くなってしまいましたが、その哲学はいつまでも受け継がれてほしいものです。
投稿者 messiah : 14:01 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月22日
もう一つのミシュランガイド
あっちでもミシュラン。。。こっちでもミシュラン。。。
今話題になっているミシュランガイド東京版の三ツ星レストランですが、ガイドに掲載されたことで予約や問い合わせが殺到しているところが非常に多いようです。
日本人は、権威とか格付けにはめっぽう弱いことがわかりました。(その一方で頑固一徹な方もいらっしゃいますが)
但し、ミシュランが味だけを基準にレストランの格付けをしていることへの反発も多いようです。
ところが、同じミシュランガイドでも観光地の格付けの方は文句なく集客効果抜群のようです。
フランス語で書かれた日本旅行ガイド「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」に東京・高尾山が紹介されています。
- 東京中心部から約50キロ、約50分の八王子近郊にある
- 山の斜面には亜熱帯から温帯の木々からなる美しい林が広がっている
- 山頂からは東京のすばらしい眺めを楽しむことができ、天候に恵まれれば富士山を臨むことができる
高尾山は、松島、日光、富士山、高山、京都、奈良、姫路城などの有名観光地とともに最高の三つ星の評価を受けたのです。
京王電鉄によると、4月から10月までの土日祝日の高尾山口駅の降車客数は36万6190人と前年同期と比べ3万4807人も増えたということから、ミシュラン効果は抜群。
この他にも沖縄(沖縄本島、座間味島、渡名喜島)が紹介されています。
観光立県として10年後に観光客数1000万人、観光収入1兆円の実現を目指す沖縄県にとってはミシュラン様様のようです。
投稿者 messiah : 20:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月21日
ヤフーな人はグーグルな人よりも...
インターネット検索に主にGoogleを使う人、これをグーグルな人と呼ぶことにします。
当然の成り行きとして、Yahoo!を主に使う人はヤフーな人と呼ぶことになります。
Eストアーは、検索エンジンのGoogleおよびYahoo!ユーザーの意識や属性の違いを調べるインターネット調査の結果を発表しました。(2007年10月に全国の12歳以上の男女に実施。有効回答数は412人)
調査によると、“グーグルな人”において、友達が0人と回答した人が9.8%いました。
続いて、1人以上が37.8%、3人以上が32.1%、5人以上が15.4%、20人以上は0%。
“グーグルな人”の友達の平均人数は2.6人でした。
一方 、“ヤフーな人”は0人が4.4%、1人以上が36.6%、3人以上が28.9%、5人以上が21.3%、20人以上が2.0%となり、平均人数は 3.4人。
市場シェアでは3倍の差をつけられたYahoo!ですが、そのユーザーはGoogleに比べてずっと社交的である!
ポータル(玄関)サイトの中に検索があるYahoo!が、検索窓だけのGoogleよりも賑わいのあるサイトであることは間違いなく、賑わいのある場所を好む人は友人も多い。(ちょっとクルシーこじつけですが...)
投稿者 messiah : 18:58 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月20日
タイヤとレストランの因果関係
アンドレ、エドワールのミシュラン兄弟によって1889年に設立された世界最大のタイヤメーカー、ミシュラン(仏)。
そのタイヤメーカーがいつから?どういうきっかけでレストランガイドを発刊するようになったのでしょう。
昨日、東京のレストランを星の数で格付けする「ミシュランガイド東京2008」の発刊記者会見が行われ、最高の三つ星評価に8店の飲食店が選ばれました。
ミシュランガイドのアジアでの発刊は初めて。
1895年に空気注入式タイヤを発明したのがフランス人のアンドレ・ミシュラン。
彼は、旅行中にタイヤがパンクした時に修理を受けられる工場、ガソリンスタンドやホテルなどを案内する無料冊子を発行します。
1900年に創刊されたこの案内書が「ミシュランガイド」の始まりです。
自動車を利用した旅行産業を発展させ、なんとかミシュラン社のタイヤをたくさん売ろうというのが主な目的だったのです。
「ミシュランガイド」は、身分を隠した調査員がレストランやホテルを訪れ、等級を星の数で付けます。
- 一ツ星は「そのカテゴリーで特においしい料理」
- 二ツ星は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」
- 三ツ星は「そのために旅行する価値がある卓越した料理」
全世界16,150店のレストランのうち、星が一つでも付いているところは1,606店(9.9%)。三ツ星は56店(0.3%)という少なさ。
調査員はレストランやホテルなどで5年以上勤めたプロ。 評価対象は味に限定しています。材料の質、料理法や味付けの完成度、個性、価格や質の均衡、一貫性という5項目が評価基準となります。
二ツ星になれば売り上げが少なくとも20%増え、三ツ星なら3~6ヶ月前に予約して待たなければならないと言われています。
ところが、これに対して、日本の伝統料理家からは反発の声が強いのです。
つまり...料理は食べ物だけでなく、食べ物を盛る器、店の装飾や雰囲気などが結合した総合芸術作品であるという見地からです。
自尊心の強い日本料理店の一部はミシュラン掲載をあえて拒んでいるとか。
名(実利)を取らずに、理念をつらぬくのもまたよし。
でも、そんな日本のレストランが三ツ星の数で他国に勝っているのも事実。
世界一の“食の国”と言えるのではないか。
投稿者 messiah : 19:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月19日
火事だ! 3階から投げた赤ちゃんを住民がキャッチ
大阪で木造3階建ての事務所兼倉庫から出火。
中にいた母親が生後5ヶ月の長女を3階の窓からほうり投げ、約7メートル下で付近住民がキャッチ。
親子ともども命拾いしました。
出火後、近所の住民らが布団などで地面にクッションを作り、夫婦に赤ちゃんを投げ落とすよう呼び掛けたようです。
投げる方も受ける方も必死。
そして、命のリレーは成功。
ナイスキャッチでした。(但し、母子は煙を吸っていたので現在入院中。軽症のようです)
少し心がなごむ、昨今珍しいニュースでした。
投稿者 messiah : 18:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月18日
朝から受難の日 パソコン起動せず
朝から寒かったがお昼になっても気温が上がらない。
風を引いてはいけないと身構えていましたが、ちょっと寒気が。こりゃあマズー。
そこに向けて、パソコンが立ち上がらなくなってしまい、調査するハメに(こんな時にもう・・・)
なんと!初めて見る画面表示です。
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMが壊れているので起動できません 回復ツールを使って修復してください。 |
なんと面倒な!
WINDOWS XPのセットアップディスクはどこにある。
やっと探し出して、回復ツールで修復を試みましたがことごとくアウト。
パソコンのカバーを開いて中をチェックして、再セットアップという悲しいハメに。
起動はできたがこの後に現状復帰というおそろしく手間な作業が待っている。
アタマイテー
メールのパスワードなんて控えてないぞ。
あ~あ、です。
寒いので明日にしよっ。
と、かなりいい加減な気分の一日でした。
投稿者 messiah : 16:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月15日
北京五輪で増える種目
北京五輪の話題をちょくちょくエントリーしていますが、あまり評価のいい話はこれまでありませんでした。
とは言え、腐ってもGORIN(失礼)。いやいや楽しみですねぇ。
さて、オリンピックが開かれるたびに新しい競技や種目が増えるという過去の歴史があります。ところで北京五輪はどうなのでしょう。
実は、新たな競技は増えていません。全28競技ということで、前回のアテネオリンピックのときと同数。
中国オリンピック委員会は中国武術の正式競技化を狙っていたのですが、否決されてしまったのでした。
しかし、一部の競技では新「種目」が追加されます。
- 陸上競技の「障害レース」
- 水泳競技の「10キロメートルマラソン」
- セーリング競技の「ウィンドーサーフィン」
その一方で、ソフトボールと野球は北京が最後となります。
どんなGORINになるのか?
あれよあれよ、という間に...もうすそこに来ています。
投稿者 messiah : 20:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月13日
ニューヨークのハトがピンチに
日本では、平和のシンボルとされているのがハト。
確かに、コイツはおとなしい生き物です。
人間を筆頭に、命を奪うことに明け暮れている生命界で「これほど攻撃的でない動物があろうか」と言えます。
同族で争うこともない。大きな泣き声をあげることもない。他を威嚇することもない。
ただ、ひたすらエサを求めて集団で行動しています。
殺伐とした世界にウンザリしている人間たちは、そのハトの姿に心の癒しを求めているような気がします。
ところが、ニューヨークではそのハトが悪者になりかけている?
ニューヨーク市の市議会議員が先日、ハトに餌をやると罰金1000ドル(約11万円)が課せられるという法案を提案しました。
同議員は、ハトとその排泄物は深刻な伝染病の原因であると主張。
市内のハトの駆除をするつもりはないが、公衆衛生への危険に立ち向かう時であると述べています。
同法案の審議は年内にも始まる見通し。
でも、癒しとしての存在であるかぎりは、通ったとしてもこの法律は意味をなさないでしょう。
エサをあげたい人はいくらでもいるし、どこでも自由にそれができるから。
投稿者 messiah : 20:11 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月10日
手続きが面倒な方向に持っていくという手もある
タバコの自動販売機がすごいことになっています。
これ以上改良の余地があるのかと思っていたら...あるんですね。
自動販売機上部にあるカメラに顔を向けてボタンを押すと。。。
たるみ、しわ、骨格などから
購入者の年代を3秒程度で判別し、成人と判別されれば、そのままたばこを購入できる仕組みの自販機登場です。
10~60歳台の500人で実験したところ、正しく成人・未成年を判別できる確率は約9割。
判別が微妙な20歳前後の人は顔認証だけで購入を受け付けず、運転免許証を読み取り機に差し込むようになっています。
未成年者の喫煙防止のため、日本たばこ協会が成人限定のカードを発行し、カードでしか買えない自販機が2008年春以降、全国に導入されます。
この時、顔認証の自販機では、年配の喫煙者はカードをかざす手間が省けるのです。
便利ですが、買う方はあまり気分のよいものではない。カメラでシワの数を数えられているわけですから...
便利な方向に持っていくよりも、買う手続きがとても面倒な方向に持っていく方が効果的ではないかと思います。
前もってネットで予約しないと買えない仕組みとか。
投稿者 messiah : 22:04 | コメント (0) | トラックバック
何のランキングだろう?
順位 | 氏名 | 役職など | 得票率(%) |
---|---|---|---|
1 | ビル・ゲイツ | 米Microsoft 会長 | 84 |
2 | スティーブ・ジョブズ | 米Apple CEO | 73 |
3 | マイケル・デル | 米Dellの創業者 | 53 |
4 | リーナス・トーバルズ | Linux開発者 | 47 |
5 | サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジ | 米Google創業者 | 47 |
6 | ジョン・チェンバーズ | 米Cisco Systems CEO | 44 |
7 | ラリー・エリソン | 米Oracle CEO | 36 |
8 | ビント・サーフ | TCP/IPの共同開発者 | 35 |
9 | スティーブ・バルマー | 米Microsoft CEO | 35 |
10 | メグ・ウィットマン | 米eBay CEO | 30 |
米国のIT業界団体Computing Technology Industry Association(CompTIA)は、「過去25年でIT業界に最も影響力を持った人物」の投票結果を発表しました。
その結果が上の表です。最初は長者番付けかと思った人もおられるでしょう。
まあ、そうと言えないこともない結果ですが。。。
これはCompTIAの25 周年を記念したもので、IT業界の473人がWebベースで投票を行っています。
これからさらに25年後には、この順位も登場人物も大きく変化しているだろうと思います。
投稿者 messiah : 20:53 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月08日
SNSで失敗した現役巡査
1110万人の会員を擁する巨大ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)となったmixi(ミクシィ)に、現役の奈良県警の巡査(男性20歳代)が、職務上の情報をアレコレ掲載していたことが発覚しました。
巡査のプロフィルの欄には、性別や住んでいる地域、誕生日のほか、職業と所属は「公務員」「奈○県×□署交通課」となっていました。
「国道165号で追突事故発生!! 追突された方負傷あり。追突した方は逃走の模様!! ひき逃げやん」
「…っで覆面車両で署を出て、ちょっとしたら被疑車両発見し確保したって連絡が ちっ先いかれたか」
この事件の容疑者が緊急逮捕されると、「現在令状請求のため地方裁判所におります 逮捕状が出るまで時間がかかるから待ち時間で……」
「これで連休は… 泣っ」などといずれも実際にあった内容をSNSに書き込んでいました。
他にも、「明日ゎ某署の特別捜査本部がとうとう暴走族に対し逮捕令状が出たとのことで一斉検挙に着手するんで応援派遣で朝早く集合 んでボチボチ寝ます」とか...
ところがこの巡査、掲載した日記を「友達だけに公開」したつもりが、設定ミスで「全体に公開」になっていたため、通報されたというお粗末な話です。
守秘義務も何もあったものではないッすね。
巡査は「軽率だった」と反省しているようで、県警も口頭注意の処分でおさめたようです。
SNSでもブログでも、常に外部から見られている意識と覚悟がないとチョンボします。
投稿者 messiah : 20:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月07日
会社は誰のものか
政界は一人の政党党首の辞任騒動で大揺れ。
終わってみれば。。。
何だったのか?あの騒ぎ。
体力と時間の浪費以外の何ものでもありませんでした。
筆者はそんな騒ぎには目もくれず、パタゴニア創業者の「社員をサーフィンに行かせよう」を読み返しています。
パタゴニアについては過去のエントリーで紹介しました。
面白い件(くだり)があります。
会社は誰のものか?と雑誌記者が創業者に質問するのです。
経済をテーマにした記事を長年書いてきた記者ですら、「会社は誰のものか」という誰もが行き当たる命題に対する明解な答えをそれまで得ることができていませんでした。
株主のものか、経営者のものか、社員のものか、それとも.....
Googleの創業者はこの質問に対してためらうことなく答えています。
「会社は株主のものである」と。
おそらくシリコンバレーの先端IT企業の経営者は同じ答えを出すでしょう。
ユニークさで群をぬく、あのアップルCEOでも同じ事を言うだろうと思います。
しかし、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードはこう断言します。(これって、信念をもっていないと言えません)
『創業以来、ずっと企業の責任とは何かという課題と格闘してきた。ビジネスとは実のところ誰に対して責任があるのかということに悩み、それが株主でも、顧客でも、あるいは社員でもないという結論にようやく達した』
じゃあ、会社は誰のものなの?誰に対して責任を負うの?
私のような凡人は、この後の、シュイナードの言葉に衝撃が走るのです。
『ビジネスは(地球)資源に対して責任がある』
『自然保護論者のデイヴィッド・ブラウアーは「死んだ地球からはビジネスは生まれない」と言った。健康な地球がなければ、株主も、顧客も、社員も存在しない』
パタゴニアは、売上高の1%を地球環境保全のために毎年寄付しています。
百年後も存在する企業となるために。
投稿者 messiah : 19:16 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月06日
視聴者は思う壺にははまらない
昨今のテレビでは、場面を盛り上げるだけ盛り上げておいてから、「正解はCMのあとで」とかなんとか引っ張ってCMを見せる手法が当たり前です。
筆者はどちらかというと“せっかち”なので、こういうのは苦手...というかたまにムッとくることもあります。
そしてこの手法は視聴者にはマイナス効果になっていることが調査の結果判明しました。
調査したのは、慶応義塾大学の榊博文氏の研究室。同研究室は、慶大通信教育部、文学部の727人を対象にアンケートを2002年に実施しました。
視聴者を引っ張ろうとする山場CMに対する印象として、強い肯定から強い否定まで九つの尺度で質問したところ「不愉快」が86%。CM後の前のシーンの繰り返しには74%が「イライラする」と回答。
山場CMを含む番組については84%が「好感が持てない」。山場CMの商品について42%が「好感が持てない」、34%が「買いたくない」と回答。大半がマイナスの評価でした。
話の流れが落ち着いたところで出る「一段落CM」と比較すると、山場CMが「商品を買いたくない」で3.8倍、「商品を覚えていない」も2倍という悲惨な結果。
そもそも、人は何かに乗りやすい生き物ですが、何かに乗せられることを嫌う生き物でもあるのです。
テレビ局の思う壺にははまらない。いっそのこと、そんな組み立ての番組は見ない。いや、それよりもテレビを見ない...そんな連鎖につながっていくかも知れません。
投稿者 messiah : 19:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月05日
世界最高齢ブロガー?の人気ブログ
世界中にブログを書く人(通称ブロガー)は数多く存在するが、高齢者となると限定されてきます。
そんな中で、スペインに住む95歳のマリア・アメリア・ロペスさんが書くブログの定期購読者は6万人以上に上り、ブラジルやロシア、日本からもアクセスされているそうです。
ロペスさんは「最初、ブログは紙製のノートのことだと思っていた」と明かした上で、「年老いた女性に関心を持つ人はいないし、私たちを愛してくれる人も多くない。しかしインターネットを通じて18歳、14歳、15歳の若い人たちが自分のことを話してきたり、アドバイスを求めてくることに驚いた」と述べています。
ロペスさんは自らを「世界最高齢のブロガー」と呼んでいるものの、「ブロードバンドが利用できる前に死ぬことになるでしょう」と述べています。
そう言わずに、100歳まで頑張ってください。
投稿者 messiah : 20:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月04日
国連のガンバリ事務総長特別顧問の情熱
軍事政権が反政府デモを武力鎮圧したミャンマー(ビルマ)で、軍政と民主化勢力の仲介にあたっていた国連のガンバリ事務総長特別顧問が11/3、再びミャンマーに入り首都ネピドーに向かいました。
ガンバリ氏は5日間有効のビザで入国。10月の最初の訪問時と同様、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんと軍事政権の対話の促進に努めるとみられています。
さて、このガンバリ氏。ミャンマーの民主化に並々ならぬ情熱を傾注しているのですが、一体どんな人物なのでしょう。
Wikipedia(ウィキペディア)によると、イブラヒム・アッボーラ・ガンバリ(Ibrahim Agboola Gambari、1944年11月24日生まれ )氏は、ナイジェリアの国際政治学者で外交官。
国際連合事務次長(政治問題担当)、国際連合事務総長特別顧問(ミャンマー及びイラク・コンパクト担当)を務めています。
長年にわたり、国際政治学者として数々の大学で教鞭を執り、外交官・国連職員として様々な国際問題の処理に活躍し、その研究と実務にまたがる大きな功績を讃えて、2002年にはアメリカのブリッジポート大学が人文科学名誉博士号を授与し、同年にはジョンズ・ホプキンス大学が研究員会(Society of Scholars)の一員として迎え、さらに、ナイジェリア政府は、国民栄誉賞に相当する連邦共和国勲章(CFR)を授与しています。
なるほど。。。正義感の強い、情熱にあふれた、逞しい方であろうと推察できます。
ガンバリ氏に期待!
投稿者 messiah : 18:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月02日
アメリカでも日本でも 今年を振り返りはじめた
2007年も残り少なくなった、と感じるのは11月の声を聞いてからになります。
今年1年を振り返って...というちょっと気の早い話題が出てきました。
例えばアメリカのタイム誌は、恒例の「今年の発明」に、アップルが発売した携帯電話端末「iPhone(アイフォン)」を選んだと発表しました。(因みに昨年は、動画共有サイトYouTube)
選考理由は「大きくて動作は鈍く、価格も高すぎる」としながらも、コンピュータが生活のあらゆる場面で活躍する未来社会の先がけ的商品と評価し、「携帯電話端末というよりは、ひとつの新しいプラットホーム(基盤)なのだ」と賛辞を贈っています。
そして、わが国でも今年のヒット商品ベスト30が発表されました。
- 任天堂ゲーム機 wii(ウィー)
- エクササイズ「ビリーズブートキャンプ」
- 「YouTube」、「ニコニコ動画」
- キッザニア東京
- クロックス
- 宮崎
- デザインエコバック
- AXE
- クリスピー・クリーム・ドーナツ
- 千の風になって
4位以下に入っている商品全部わかっている人はエラい!
投稿者 messiah : 20:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月01日
指名手配犯をネットで公開
日本全国の指名手配されているワルい奴らを一覧できるサイトがあります。
悪い奴らは、やはりどれもこれも人相が悪い。
このサイトを運営しているのが。。。
ヤフーは本日、情報掲載サービス「Yahoo!なんでも交換」において、全国の都道府県警察と連携し、指名手配犯の情報を掲載する「Yahoo!なんでも交換 指名手配特集」を開始しました。
指名手配特集は、「Yahoo!なんでも交換」において警察の指名手配情報を告知することで犯人に関する有力な情報を収集し、検挙率の向上につなげることを目指したものです。
利用者から寄せられた情報は、機密事項として直接警察へ送信され、サイト上で閲覧できないようになっているようです。
テレビのチカラを利用した犯人の情報収集番組があり、けっこう効果があったようですが、ネットのチカラははたしてどうか?
投稿者 messiah : 20:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月30日
ページランクに異変あり
検索エンジンGoogleが質の高い検索結果を生み出すメカニズムが「リンクポピュラリティ」というもので、他の人気サイトからより多くリンクされているサイトを上位にランクします。
オンライン百科辞典ウィキペディアによると、
- 重要な論文はたくさんの人によって引用されるので、被引用数が多くなると考えられる。同様に、注目に値する重要なウェブページはたくさんのページからリンクされると考えられる。
- 「被引用数の多い論文から引用されている論文は、重要度が高い」とする考え方が以前から存在する。ウェブページの場合も同様に、重要なページからのリンクは価値が高いと考えられる。
- 乱発されたリンクはあまり価値がないと考えられる。リンク集のようなとにかくたくさんリンクすることを目的としている場合、リンク先のウェブページに強く注目しているとは言い難い。
この発想を、数億~数十億ページにのぼるウェブページのリンク関係にも適用したのがPageRank(ページランク)です。
PageRankは、Googleツールバーをブラウザにインストールすると、検索窓の横に表示されます。
このPageRankでちょっとした騒ぎが起こっています。
先週、多数の有名サイトの評価スコアが急落したのです。
そして、GoogleがPageRankアルゴリズムを調整したのではないかとブロガーの間で騒ぎになっています。
ブロガーは、ブログネットワークの中で大量に相互リンクを張る有料リンクやその他の手法が、今回のPageRank下落の原因ではないかと考えているようです。
GoogleはPageRankアルゴリズムを変更したことは認めていませんが、同社広報担当者のコメントは、その可能性がないわけではないことを示唆しています。
次々と検索エンジンをだましてランクを上げようとする人は後を絶ちません。
検索エンジンはどこまで人間の悪知恵を見抜くことができるか。
イタチごっこが繰り返されています。
投稿者 messiah : 19:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月28日
大気汚染で五輪競技延期もあり
北京では昨年、大気汚染の主要因とされる浮遊粒子状物質の平均濃度が、世界保健機関の基準値の8倍にも達していたそうです。
国際オリンピック委員会は、2008年北京五輪において、大気汚染による競技延期の可能性にも言及しています。
「選手にはきれいな空気と健康的な条件が必要だ」
同委員会によると、北京側の準備はおおむね順調に進んでいるとの見方を示す一方、「特に懸念されるのは、大気汚染が選手のパフォーマンスに及ぼす影響だ」と述べています。
このため、屋外の競技については、当日の大気の状態をみて日程を変更することもあり得るといいます。
また、各国選手団は現地入りを極力遅らせて、大気汚染を避けようとする動きすらあります。
日本や韓国で最終調整することになれば、中国の観光業界は大きな損失です。
投稿者 messiah : 21:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月27日
ああ困った
次世代の燃料として脚光を浴びている「バイオ燃料」。
ところが、一部に反対の声が。。。
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減のため注目を浴びている「バイオ燃料」は、世界の飢餓を増長し、貧しい国々で多くの人々を餓死させるとして、バイオ燃料生産について5年の猶予期間を設けるように国連機関の専門家が訴えています。
トウモロコシ231キロからバイオ燃料のエタノール13ガロンをつくり出すことができますが、このトウモロコシの量は、メキシコやザンビアの子供1人を1年間養える量に匹敵するというのです。
また、トウモロコシや小麦、豆、ヤシ油などバイオ燃料に転換できる農作物の価格が急騰し、この1年間にアフリカでは小麦が2倍、トウモロコシが4倍の価格になったと指摘。
貧しい人々が毎日の食事に困っているという現実を訴えています。
ジュネーブ大学とソルボンヌ大学で教授を務めるジーグラー氏は、国連人権委員会で、食料ではなく農業副産物から燃料を作り出せる技術が確立するまで、バイオ燃料の生産に猶予期間を設けるよう主張。
記者会見で、「農地をバイオ燃料のために捧げることは、人類に対する犯罪だと言える。一刻も早く、世界中で起こっている飢餓による大量虐殺を阻止しなければならない」と述べています。
温暖化防止か飢餓防止か。ああ困った。
投稿者 messiah : 21:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月26日
初音ミクの爆発的増殖
ウーン、ちょっと遅れをとった感じがしてイヤなのですが、まだ知らない方も多いだろうと勝手に決めて取り上げました。
「初音ミク」がネットで爆発的勢いで増殖しています。
何て読むんだ?これ。
“はつねみく”です。
IT系情報サイトでは、どこもここも「初音ミク」で溢れています。
こやつ何者かというと、実はソフトウェアです。
といってもそこらここらのソフトとは違う。
クリプトン・フューチャー・メディア社から発売されているこのソフトは、パソコン上で声を合成して歌を作るためのソフトです。
ヤマハが開発した「VOCALOID 2」という音声合成システムを採用しており、メロディーと歌詞のデータを入力すると、そのとおりに女性の声で歌うのです。
で、ここまでは音楽編集ソフトで今までもありました。
ところが、「初音ミク」のすごいのは。。。
まるで本当の人間が歌っているような歌声が作れるのです。
声のデータにはアニメの人気声優(藤田咲さん)の声を使っており、ビブラートをつけたり、こぶしをきかせることもできるのです。
えらいものを開発しました。
アマゾンで14,500円で売っています。
ソフトウェアランキングで現在1位をキープ。異例の売れ行きで、生産が追いつかない状態だとか。
購入したユーザーは、楽曲を制作して「ニコニコ動画」や「YouTube」に次々にアップ。そのクオリティーの高さを見聞きしたユーザーがまたソフトを購入するというプラスの連鎖。
大阪電気通信大学では、初音ミク講習会を開催中。これまたビックリ!
投稿者 messiah : 20:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月24日
イベントが人名に反映する
中国ではこれまで、時代を反映した命名が多く、朝鮮戦争が起きた1950年代生まれの人には「北朝鮮を援助する」意味の「援朝」、文化大革命があった60~70年代では「文革」が流行したそうです。
そして現在は、北京五輪を来年に控え、生まれた子供に中国語で五輪を意味する「奥運」と命名することがブームになっているらしい。
全国公民身分証明番号調査サービスセンターの調べでは、中国国内に奥運の名がつく子供が計3491人いることが分かりました。(男子3216人、女子275人)
その大多数は、北京五輪の開催が決定した2001年前後に生まれたようです。
イベントが人名に反映する世相。発展途上の国だからこそでしょう。
投稿者 messiah : 21:36 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月23日
若いと思うしかない
まだ自分は若いと錯覚している筆者ですが、それには理由があります。
現役最年長音楽プロデューサーで聖路加国際病院理事長の日野原重明氏(96)が昨日、都内のスタジオで、新アルバム「さわやかに生きる音楽〈音楽詩編〉」(3000円、12月19日発売)の公開収録を行ったそうです。
日野原氏が心を豊かにする音楽を紹介した「さわやかに生きる音楽」シリーズ第2弾で、今作では作詩と朗読に初挑戦しています。
収録の日は、アルバム収録曲「出会い」「いのちは巡る」の2曲をバイオリンとピアノの演奏に乗せて朗読し、「いい雰囲気の中で朗読できていつ死んでもいい気持ち」と言ったそうです。
こんな人がいる限り、自分は若い(青いかも?)と思うしかないでしょ。
投稿者 messiah : 20:32 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月22日
むごい実験
核戦争後の放射能汚染で人間が死に絶えても、ゴキブリだけは生き残ると言われています。
これを本当に実験で検証しようという動きがあり、日本でも人気のディスカバリー・チャンネルの科学番組「Mythbusters」が、かつての兵器用プルトニウム生産工場であり、現在では高レベルの放射能汚染でも知られるハンフォード核施設にゴキブリやその他の生物を連れていき、放射線を継続的に照射するそうです。
結果は4ヶ月以内に放映されるとのこと。
誰が生き残っても、核戦争後が起きて生命が死滅したらそれは人間のせい。
その人間が、こんな実験をするとはあまりにもむごすぎる。
「そうならないようにする」ことに時間を使えと言いたいですね。
投稿者 messiah : 12:49 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月21日
メタボの基準に対抗馬あらわる
肥満症、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満-特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であることがわかってきました。
この内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態をメタボリックシンドロームといいます。
その基準として、日本肥満学会が中心となって策定したのが「腹囲男性85センチ以上、女性90センチ以上」。
しかし、これに異議を唱え、新しい基準を提唱したのが東北大学です。
同大学は最近、「腹囲男性87センチ以上、女性80センチ以上」が適当とする研究結果をまとめました。
同大学の研究員らが、岩手県花巻市の395人(男性118人、女性277人)のデータを分析した結果、男性は腹囲が87センチ以上、女性は80センチ以上の場合に、血圧が高かったり、血糖値が下がりにくかったりといった健康問題が見つかる可能性の高いことをつきとめました。
研究員によると「肥満学会の基準の基となったデータは、分析対象者の3分の1が病院の肥満外来に来ていた人で、偏っている可能性がある。今回の研究は一般的な地域住民を対象に分析しており、少なくとも女性の腹囲基準は見直す必要があるのではないか」と話しています。
これに対し、日本肥満学会は「内臓脂肪の量から腹囲基準を決めた。基準を変える必要はない」との見解を示しており、両者の見解が女性で大きく食い違っています。
女性で腹囲80cm以上ある方は、これまでの基準では全くセーフでしたが、少し注意を要する。
安心してはいけないかも知れません。
投稿者 messiah : 14:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月20日
「モナリザ」の眉毛 発見される
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「モナリザ」に、眉毛やまつげはあったどうかという長年の謎が解明されたそうです。
フランスでその検証が行われました。
高解像度カメラで「モナリザ」を撮影し、出来上がった写真を、紫外線や赤外線を含む13の光の波長で分析。
15万dpi(1インチに15万ドット)という非常に微細な部分まで表示できる写真を基に、「モナリザ」の顔部分を24倍まで拡大したところ、左目の上部分に、眉毛とみられる1本の毛を描いた筆跡があることが判明しました。
「ダ・ヴィンチが描いた当時には、眉毛とまつげがあった」
・・・・・
投稿者 messiah : 18:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月18日
あなたは右脳派か左脳派か?
人間には右脳派と左脳派があると言われています。
左脳派は、論理的に思考する理屈タイプで数学や理科が得意。
これに対して右脳派は、想像力や感情が豊かで、芸術家や天才肌が多いと言われています。
あなたは右脳派か左脳派か?
Herald Sunにアクセスすればそれがわかる?
シルエットのダンサーがくるくる回っている動画が表示されています。
彼女は右方向と左方向のどちらに回転しているように見えるのかによって右脳派か左脳派かがわかるというのです。
筆者は、はじめ右回りに見えました。しかし、ずっと眺めているいると、ある時点で左に回っているように見えてきました。
右脳派は時計回り(右回り)に見えるらしいのですが、焦点を切り換えて反時計回りに見ようとすれば見えてくるらしい。
私は右脳派ということか?
頭が疲れた時などにボーッと見て試してみましょ。
投稿者 messiah : 19:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月17日
思い切り噛みたい
一作夕のこと、行きつけの歯科医さんで「親知らず」を抜歯したのですが、その後出血が止まらない。
でも、後から考えると、この程度は普通なのでしょうが、血を見るのに弱い筆者はちょっとブルーになってしまいました。
気がついたら、ブログの投稿も忘れて、ぶっ倒れてそのまま寝ていました。
ちょっと、なさけねぇ。
しかし、翌日は痛みもないし快調。
歯科医さんの腕ががよかった。的確で速いということは何にも増して大切だと痛感。
以前に歯を抜いた時は、50分かかって寿命が縮まる思いをしたのに今回は20分で終了。
歯科医さんは当たり外れがあるというtamiさんのコメントにも納得。
後は1週間後に抜糸して完了。
これで、思い切り噛めますね。
投稿者 messiah : 12:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月16日
何とか
親知らずを抜きました。
出血が。。。
昨晩、は。
でも、何とか
生きています。
投稿者 messiah : 20:19 | コメント (1) | トラックバック
2007年10月14日
かつてのマイクロソフトのように
「利き酒」は、銘柄を隠して酒を試飲し、その銘柄を当てることを競うコンテスト。
それを検索エンジンに代えてやった、“検索の利き酒”コンテストの結果が発表されました。
Google Operating Systemブログは、先だって3つの検索エンジンの名前を伏せたまま、ユーザーに使ってもらい、どの検索結果が最も良かったかを投票してもらう試みを行いました。
2000人以上が投票した結果、Googleが51%の票を獲得し第1位となりました。
続いてMicrosoftのLive Searchが35%、Yahooは30%でした。
これに対して、MicrosoftがYahooより上位になったことを驚くコメントがユーザーから寄せられていますが、同時にGoogleの割合がさほど高くなかったことに驚くコメントも見られるようです。
ここでもGoogleの独り勝ち...
もうこれで、検索エンジン競争は十分!
シェアで断然トップ、品質でもトップ。
結果は出ました。Gの勝利です。
彼らは利益を独占していくでしょう。
反トラスト法と闘いながら。
(かつてのマイクロソフトのように)
投稿者 messiah : 09:03 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月13日
「同性愛者が働きやすい企業」のランキング
以前に、従業員が働きやすい会社を紹介したエントリーがあります。
従業員が働きやすい会社とは?
簡単に言えば、そういう会社には忠誠を尽くしたくなる。言われなくても。
そうすると、懸命に働くから業績は向上する。従業員の給料は上がり、ますます頑張る...
こうしう図式になります。(そんな会社あるのかな?いや、きっとある)
しかし、その働く対象は「普通」の人です。
ところが。。。
「同性愛者が働きやすい企業」のランキングが発表されたのです。
同性愛者にとっての平等な社会を目指す米市民団体のHuman Rights Campaignが、同性愛者にとって働きやすい企業を発表しました。
この団体では、差別をなくすための方針が明文化されているか、配偶者同様の保険が同性愛者のパートナーにも適用されるか、といった企業による取り組みを「Corporate Equality Index」という指標で評価。
2007年度調査では、140社以上が「満点」となるスコアを獲得したそうです。
ソフトウェア企業ではAdobeや Microsoft、コンピュータ関連ではApple、Cisco、Dell、HP、Sun、IBMなど、その他GoogleやIntel、 Motorolaなど、ハイテク関連企業が多く名を連ねているとのこと。
この評価について、Googleは公式ブログで「同社で、同性愛者の社員(Googleの社員を指す「Googler」をもじって「Gayglers」という)が世界中で急増していることを考えると非常にうれしい」とコメントしたそうです。
同性愛者にとっては朗報か。でも、筆者には“他山の石”。
世界は広い。
投稿者 messiah : 20:22 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月12日
そろそろ年貢の納め時
昨晩、たまたま注目の内藤vs亀田大のボクシング世界戦を見ました。
終盤はレスリングなみに身体をもつれ合わせていましたが、亀田が意図的にしかけていたみたいです。
一夜開けて、内藤チャンプの公式ホームページには、亀田への批判とともに、「国民の期待にこたえてくれてありがとう」「亀田が勝ったら、世の中狂っていた」「日本の宝だ」と賞賛の声が殺到したそうです。
ともかく、勝敗がついた時点で互いに健闘を称えあうシーンがないどころか、負けが宣告された時には親子揃ってとっとと花道から引き上げていました。
逃げ足は速かった。
一時期、マスコミからもてはやされた亀田親子ですが、そろそろ年貢の納め時でしょうか?
誰でも編集が行えるネット上の百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」では、試合直後に「亀田大毅」の項目に「2007年10月11日、切腹を行い死亡した。亀田大毅は内藤大助との試合前、試合に敗れたら切腹を行うと予告していた。この騒動により、介錯を行った父が逮捕された」と付け加えられたほか、「内藤大助」の項目には「2007年10月11日 初防衛戦戦い、WBC世界フライ級14位の亀田大毅に快勝。初防衛。その後、亀田大毅は切腹し、間接的に1亀を抹殺するという国民栄誉賞級の快挙を成し遂げた」という1文が付け加わった。 |
ネットは亀田非難で盛り上がっています。
投稿者 messiah : 21:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月11日
独占状態があきらかになったグーグル
インターネット検索の世界で、米グーグル社が世界の6割以上のシェアを掌握し、2位以下を大きく引き離していることが分かりました。
調査によると、8月に全世界でパソコンから実施された検索回数は610億回。
そのうち、グーグルの月間シェアは60.7%を占め、ヤフーなどの競合を大きく引き離しているとのこと。
世界シェアは次の通り
- グーグル(56.5%)
- ヤフー(14.0%)
- 百度(5.3%)
- マイクロソフト(3.5%)
- NHN(3.3%)
マイクロソフトは4位に転落。代わって中国で生まれた中国に強い(当たり前)百度がベスト3に。
NHNは、韓国最大のポータル(玄関)サイトを運営する企業です。
中国と韓国では「地元サービス」が上位にきています。
グーグルは今後、独占禁止法のターゲットとして司法からマークされることが確実になってきました。
投稿者 messiah : 12:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月10日
任天堂の勢いは止まらない
任天堂は、体を動かしてスポーツを楽しむ「Wii」用のゲームソフト「Wiiフィット」を12月1日に発売すると発表しました。
Wiiフィットは体重計のような形の「バランスWiiボード」とセットになっていて、ボード上で動くとセンサーが体の動きを読み取り、画面上のキャラクターがサッカーのヘディングやスキージャンプ、フラフープなどをするような仕掛けです。
ライバルのソニーは、廉価版で対抗しようとしていますが、任天堂の勢いは止められない。ってかんじですね。
投稿者 messiah : 21:07 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月09日
森林は復活するか インドネシアの植林運動
緑に囲まれた生活にはほど遠い。
庭には木があるが、あまり興味がないのでケアしたこともない。
そんな自分に本当は不満があるのですが...要するに“余裕”がないということでしょう。
毎日、何かに追われて生きています。(イカンなあ~)
そんな状況を反省することもないし...(ああ、さらにイカン)
やはり、木や植物を心から愛でる(めでる)ような“ゆとり”を持ちたいです。
ところで、その緑に関する話。
インドネシア林業省は、バリ島で今年12月に開かれる地球温暖化対策の国際会議を控え、11月28日に全国でユーカリの木など計7900万本の苗木を植える運動を実施すると発表しました。
環境保護団体「グリーンピース」によると、不法伐採などによってインドネシアの森林は2000年から2005年の間、年間約182万ヘクタール(総面積の2%)ずつ喪失したとのこと。
インドネシア政府は、汚名返上のために今回の植林運動を実施しようとしているようです。
世界でもインドネシアの森林面積の減少率は最悪水準との指摘があり、同政府は日本、欧州連合(EU)と不法伐採の木材製品を輸入しない協定を結んでいます。
地球の緑を守るために、この植林運動を成功させてほしいものです。
投稿者 messiah : 08:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月08日
世界でもっとも住みよい国と都市
これも当ブログでよく取り上げるテーマですが、住みやすい国と都市。
日本が上位に並んでほしいといつも願うも、いつも叶わず...
雑誌リーダーズダイジェストが、世界の141ヶ国、都市では大都市圏を抱える72市を対象に、住みよい国・都市のランキング調査を実施したところ、国では北欧のフィンランドが首位に選ばれました。
アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、オーストリアが続き、寒さが厳しい北国が上位を独占。
調査は米国の環境経済学者が実施したもので、飲料水の質、温室効果ガスの放出量、教育環境や収入水準などの項目を基にまとめたもの。
フィンランドは空気、飲料水の清潔度、低い幼児死亡率、公害や自然災害の少なさなどが高評価を得ました。
都市では、スウェーデンの首都ストックホルムがトップ。オスロ、ミュンヘン、パリが続きました。
「最も不潔な都市」ではアジアが多く、来夏の夏季五輪の会場となる北京は大気汚染が主因で、最下位グループ。
日本は番外?最下位グループでもないが名前は挙がらず。。。
投稿者 messiah : 14:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月07日
イグ・ノーベル賞で今年も日本人が受賞
このブログで毎年取り上げている、恒例のイグ・ノーベル賞の第17回授賞式が10/4、米ハーバード大学サンダース・シアターで催され、牛の糞(ふん)からバニラ香料成分を抽出した日本の山本麻由さん(26)が化学賞を受賞しました。
以下、各部門の受賞者です。
部 門 | 内 容 |
---|---|
化学賞 | 「牛糞からバニラの芳香成分vanillinの抽出」。牛の糞からバニラ香料成分の抽出に成功した、国立国際医療センター 研究所の医療生態学研究部の山本麻由氏に授与。壇上では、この抽出した香料を使ったアイスクリームが歴代のノーベル賞受賞者に配られた。 |
医学賞 | 「剣飲みとその副作用について」の研究で、英国グロスターシャー州の放射線医師ブライアン・ウィットコーム氏と、米国人協力者のダン・メイヤー氏に授与。世界的に有名な剣飲みのパーフォーマー、メイヤー氏が研究に協力し、3カ月間で約2000本の剣を飲んで、その際の生体反応について調査した。授賞式では、壇上でメイヤー氏が剣飲みの実演を行い、盛大な拍手を受けた。 |
物理学賞 | 「シーツの皺(しわ)のつき方について」研究した米ハーバード大学のラクシミナラヤナン・マハデバン氏と南米チリのエンリケ・セルダ氏に授与。 |
生物学賞 | 「寝床で一緒に眠り、ムズムズ感を引き起こすダニ、昆虫、クモ、シダ類、菌類の全統計調査」を実施したオランダのヨハンナ・ファン・ブロンズウィック博士に授与。 |
言語学賞 | 「ラットは日本語の逆さ言葉とオランダ語の逆さ言葉を聞き分けられない」ことを示したバルセロナ大学の研究チームに授与。 |
文学賞 | 「アルファベット順に並び替える際に、英語の定冠詞『the』によって引き起こされる混乱」について研究した、オーストラリア・ブルーマウンテンズのグレンダ・ブラウ氏に授与。 |
平和賞 | 「同性愛爆弾」を開発した米空軍ライト研究所に授与。この化学兵器は、敵の兵士間に広く、同性愛の感情の芽生えさせるという。 |
栄養学賞 | 「底がないスープ皿で自動的に給仕される場合における、人間の食欲の限界について」を研究した、コーネル大学のブライアン・ワンシンク氏に授与。 |
経済学賞 | 「銀行強盗を捕らえるネットの開発」で特許を取得した、台湾のクオ・チェン・シェ氏に授与。しかし、シェ氏の行方は数年前から分かっておらず、司会者は同氏についての情報提供を呼び掛けた。 |
航空学賞 | 「バイアグラに時差ぼけ解消の効果」があることを発見した、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるキルメス国立大学の研究者、パトリシア・アゴスティーノ氏とサンティアゴ・プラノ氏に授与。両氏は今年、男性の勃起(ぼっき)不全治療薬「バイアグラ」が時差ぼけの解消に有効だとする研究結果を発表し、話題となった。 |
くだらないけれども面白い。世の中の潤滑油になっています。
投稿者 messiah : 10:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月06日
キッコーマンに感謝決議案が出た
他人から感謝されることは、なかなかないことです。
個人ならばともかく、企業が感謝されるのは異例です。
そんな会社の1つに、醤油でお馴染みのキッコーマンがあります。
このユニークな社名は、前身の野田醤油会社創立に際し醤油の統一商標として茂木佐平次家の用いた商標「亀甲萬」が選ばれたことに由来しています。
同社は、古くから世界展開を積極的に行い、現在世界100ヶ国以上で醤油を販売していますが、そのシェアは高く、日本で30%、世界で50%で、特にアメリカでは55%と圧倒的です。
そんなわけで、アメリカ人はキッコーマンがお好きなようです。
驚いたのは、9月7日の下院にカリフォルニア州とウィスコンシン州の 2人の共和党議員が「キッコーマン感謝決議案」を提出したこと。
さらに、9月20日には上院でもウィスコンシン州の 2人の民主党議員により同様の決議案が提出されました。
1957年にアメリカに進出して半世紀余、経済と食文化への貢献に加えて、同社の従業員(1000人)が続けてきた教育・文化活動を評価するという主旨です。
すごいですね。こんな会社を作りたい。
投稿者 messiah : 10:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月05日
小さな躓きに要注意
アップルは9月5日、今年6月末に発売したばかりの携帯電話iPhone(アイフォン)の価格を599ドル(約6万9000円)から399ドル(約4万6000円)に引き下ました。
この件で、初期にiPhoneを購入したユーザーから不満が高まり、アップルは急遽、それらのユーザーを対象にして商品券提供という逃げを打ったのでした。
しかし、ここでアメリカらしい訴訟が起きました。
米アップルが同社の携帯電話iPhone(アイフォン)を発売後約2ヶ月で大幅に値下げしたのは不当だとして、ニューヨークの女性ユーザーが同社を相手取り、100万ドル(約1億16000万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしました。
所がアメリカだけに訴訟は十分考えられましたが、これほどの高額とは!
訴訟を起こすことへの抵抗もない。日本ではありえませんね。
順風満帆のアップルもちょっと躓いたかな?こんな小さな躓きこそ要注意すべきです。
投稿者 messiah : 07:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月04日
携帯電話の普及が進むインド
かつて日本は「電子立国」と呼ばれ、資源が少ない代わりに電子技術などのテクニカル分野で勝負していました。(今でもその名残りはありますが)
一方、9億とも10億とも言われる人口を抱えるインドは、貧富や身分の格差問題を抱えながらも、IT立国として、ソフト技術者を中心にした“頭脳”で世界に進出しています。
そのインドでは携帯電話の普及が加速化しています。
インド電気通信監理局が発表した電話加入者統計によると、同国の携帯電話加入者は8月に約831万件増加し、計約2億129万件と初めて2億件を突破しました。
前年同月からは約63%の大幅増で、月間平均では約650万件に達しました。
このペースでいくと、アメリカと肩を並べるのは時間の問題です。
インドの携帯電話加入者は2006年5月に1億人を突破。今春には中国、米国に続く世界第3位の「携帯電話大国」に躍り出ています。
人口の多い国が経済、ITで発展すると世界的に大きな影響をもたらす可能性が大です。その反面、格差が広がるのは避けられません。
やはり、日本くらいの規模が一番いいのかも?
投稿者 messiah : 10:05 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月03日
引き続きご用心!
福田首相の「なりすましメール」が出回っているという話を先日エントリーしましたが、あれから首相のホームページは閉鎖しています。
福田事務所によると、9月24日夜、なりすましメールを受信した人から電話で問い合わせがあり、翌25日にはHPを閉鎖したとのこと。
メールに添付されているファイルはウイルスに感染している可能性があるため、「注意ください」などとする文面を代わりに掲載しています。
引き続きご用心!
投稿者 messiah : 20:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月02日
遺族が困らないための“心の備え”
誰もがいつかは死にます。
しかし、そのXデーは誰もわかりません。
何十年も先のことかも知れないが、ひょっとすると今日かも知れない。
しかし、そんなことを毎日考えて生きている人はほとんどいません。
つまり、ほとんどの人は、“死”という絶対的現実を直視せず(遠ざけて)日々を送っているのです。
「考えても仕方ない」
「その時がきたら、その時」
筆者もその一人です。
しかし、人が死ぬと大なり小なり遺族や関係者に影響を与えます。
例えば、財産の分与、相続など。
また、家族が突然死んで、重要な物がしまってある金庫や引き出しのカギが見つからず大騒ぎすることもあります。
アメリカでの話ですが、自分が死亡しても遺族があわてなくてすむように日常の行動や貴重品のありかを登録しておくウェブサイト「ユーデパーテッド・ドットコム」が人気です。(今年6月から)
顧客はすでに1万人以上。法的な書類をすべてアップロードし、書類は金庫に保管。万一の時も家族の誰かが探さなくてもすむようになっています。
ユーザーの氏名やパスワード、キーワードなどはユーザーが指名した弁護士や配偶者、子どもなどしか使えません。
ここで驚きなのがその料金の安さです。年間使用量はサービス内容によって異なるが、9.95ドル(約1144円)から79.95ドルまで。
単独ではビジネスとして成立しない気がしますが、他のサービスと組み合わせると「付加価値」が高まる気がします。日本ではどうでしょう?
投稿者 messiah : 06:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月01日
セカンドライフに登場した歩く広告塔
仮想世界「セカンドライフ」は、大手企業の広告塔として使われています。
しかし、その宣伝効果は未知であり、中には撤退する企業も出てきています。
セカンドライフに支店やショールームを開設したものの、そこで何をしたらいいのかというアイデアが行き詰まっている感があります。
しかし、頭はひねりようですね。新手のビジネスが登場しました。
新東通信は、セカンドライフ内で、アバターが製品名やロゴの入った広告ツールを持ち歩き、他のアバターに接近することでブランドや商品、サービスを認知させる広告商品「SLPPA(スルーパ)」の販売を開始しました。
アバターが、製品名やロゴが描かれた大きな紙バックを持って歩き回るのです。(オプションで違う形状が選択可能)
セカンドライフの中を散歩していると、大きな紙バックを持ったアバターに出会う。「何だろう?」と思って近づく。そして、紙バックに描かれた企業広告を見る。これで宣伝効果を得るわけです。
さらにコンタクトしていくと、セカンドライフ内の任意の場所やウェブページに誘導するという仕掛けもあるそうです。
この広告ツールにはセンサーが内蔵されており、半径3m以内に近付いたアバターの数をカウントして100人に達するとユーザーに報酬が支払われることになっています。
但し、仮想世界にもっと人通りが増えないといけまんせん。しかし、いいアイデアですね。
投稿者 messiah : 09:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月30日
懐古を楽しむ昭和ジェネレーター
昭和は遠くなりにけり・・・
戦後の復興を目指して多くの人が共通の価値観を持っていた昭和の中期、いわゆる「三丁目の夕日」時代を懐かしむ人が多いようです。
辞任した安部元総理もその一人でした。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は、昭和33年(1958年)の東京の下町を舞台とし、夕日町三丁目に暮らす人々の暖かな交流を描いた秀作。大ヒットして続編まで作られました。
そんな昭和の時代を振り返り、思い出に心を躍らせる方にお奨めなのが「昭和ジェネレーター」というツールです。
このツールは、自分の持っている写真(データ)を少し黄ばんだレトロな雰囲気に変えてくれるウェブアプリケーションです。
もちろん、プロの使う画像処理ソフトがあれば出来てしまうことですが、そんな処理技術がない方や面倒な方にはいいかも知れません。
写真データの保存場所を指定するだけですから。
面白いことに、最近撮影した写真データをこのツールで黄ばませると不思議に「三丁目の夕日」時代にタイムスリップするといいます。
平成生まれの高卒社会人が巣立つのが来年から...
平成も大人を迎えようとしています。
投稿者 messiah : 14:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月29日
罪の意識を軽減するサイトができました
歌謡曲に「懺悔の値打ちもない」という歌詞がありました。
かなり自虐的な感じもしますが、人間は懺悔することがあります。
筆者はこれまで経験はなかったのですが、ここ数年は年齢のせいか、懺悔というよりも「反省」する機会はグンと増えました。
昨日も、まだまだ未熟だなあと自分で感じたことがありました。(これを“懺悔”というのか知らん?)
しかし、懺悔によって心の鎖が解けた気分になる場合もあります。
そんなニーズが突然、ビジネスモデルになったりします。
最近、自分が犯した卑しい行為や秘密を匿名で告白し、罪の意識を軽減しようとするウェブサイトが発足しました。
恋愛小説の出版元として有名なハーレクイン・エンタープライゼスが開設したもので、利用者が自身の“やましい”快楽について書き込み、他の人がそれを読めるようになっています。
自分が犯してしまった軽率な行動を白状した人々には、調査に参加するよう促し、その調査をもとにした「ロマンス・リポート」を1月に発行する予定とか。
不倫とか二股とかハラスメントとか...、匿名ですからウソ八百を含めていくらでも出てきそうです。
匿名だからできる、成り立つ商売。これもインターネットの創造の産物と言えるでしょう。
エスカレートしたら歯止め効かないかも。。。
投稿者 messiah : 09:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月28日
「ネットカフェ難民」の言葉が及ぼした影響
難民という言葉がよく使われるご時世です。
本来の意味は、戦争・宗教や民族対立などの理由だけでなく天災や貧困、飢餓などの理由で住む場所を追われた人々を指すようです。
日本では難民なるものは存在しません。
ところが、この言葉をある例えのために使ったばかりにちょっとした騒動が起きています。
インターネットカフェなどで寝泊まりしている人を「ネットカフェ難民」と呼ぶのですが、ネットカフェ業界では、「難民」という言葉が利用客にマイナスイメージを与え、女性客らを遠のかせていると怒ってします。
「ネットカフェ難民」という言葉は一般的に、家がなくてネットカフェを泊まり歩きながら日払いの仕事を続けている人を指し、この言葉は今年1月に放送されたテレビ番組で初めて使わました。
利用客に「難民」という言葉がついたことで、言葉のイメージが悪いことから、客層拡大のため呼び込みに力をいれていた女性客の足が遠のいたとの報告が7月ごろから増加。
そこに追い打ちをかけたのが、8月末に厚生労働省が発表した「住居喪失不安定就労者などの実態に関する調査」。
この調査は6~7月に実施され、対象はネットカフェで寝泊まりしている人に絞られていたのです。
「私たちは大切なお客さまを『難民』と呼びません」
今月、東京都内のホテルで開かれた全国のネットカフェや漫画喫茶約1400店が加盟する「日本複合カフェ協会」の総会で緊急声明が読み上げられました。
確かに「難民」の使い方は適切ではなかったように思います。
投稿者 messiah : 10:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月27日
「なりすましメール」にご注意を
福田康夫新首相の名前を騙り、ウィルスソフト(トロイの木馬)を添付したメールが出回っているそうです。
米大手セキュリティソフト開発会社・シマンテックでは毎日新聞の記事を引用し、福田康夫新首相を騙るメールが一部に出回っており、このメールには福田首相の事務所の住所と電話番号が表記されているほか、外務省の英文略称「MOFA」を名前に含むファイル「mofa.zip」が添付されているとのことです。
シマンテックはこのファイルを既に入手しており、ファイルの中にPCにバックドアを仕掛けるタイプのトロイの木馬であることを確認しています。
バックドア(backdoor)とは、クラッカーがコンピュータへの侵入に成功すると、次回も侵入できるように、管理者に気づかれないようこっそりと侵入経路を確保しておくことで、バックドアが設置されていると、管理者が不正侵入に気づいて侵入路をふさいでも、クラッカーは前回侵入時に設置したバックドアから再び不正侵入を行なうことができるのです。
「オマエはもう、感染している」って感じかな。
このトロイの木馬が実行されるとWordのファイル「mofa.doc」を表示する一方で、PCにバックドアを仕掛けて外部からの攻撃命令を待ち受ける状態になります。
福田首相の公式サイトでは現在、トップページにこのメールに対する注意を呼びかけるメッセージを掲載し、福田首相および事務局は一切関与していないメールだとして、速やかに削除するよう呼びかけています。
新首相誕生のタイミングですから、うっかりとファイルを開いたりするかも知れません。
皆様お気をつけください。
投稿者 messiah : 09:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月26日
マナー向上は1年にして成らず
来年の北京五輪で“禁煙五輪”を実現させるため、北京市は10月から市内を走るタクシーの全面禁煙を実施します。
中国では3人に1人が喫煙者とか。(喫煙率は35.8%)
北京市運輸管理局は今年8月に通達を出し、乗客が運転手の喫煙を発見した場合、カメラ付き携帯電話などで撮影し通報するよう奨励しています。
違反した運転手には100~200元(約1500~3000円)の罰金が科されるそうです。
反対に、乗客がタクシーの中で喫煙した場合はどうなるのでしょう?(そっちのケースの方が圧倒的に多いと思いますが)
実は今回「緑色タクシー」と名づけられた禁煙キャンペーンで、その対象は乗客にまで及びます。
ところが、具体的な罰則規定が明らかにされていないという問題があります。
また、タクシー運転手ができるのは喫煙をやめるよう乗客に注意するのがせいぜいで、乗客がそれに従わない場合も下車を強制することは不可能だ、といった運転手側からの不満の声が続出しています。
マナー向上のために付け焼刃で改善するのは、ある意味でこれまで放置されてきた汚点を少しは改善できる効果はあります。また、外国からの観光客を招いても恥ずかしくない国際国への一歩を踏み出すことになるでしょう。
しかし一方で、急な方向転換(容認してきたものを急に取り締まったり、これまでは普通だったことを急に禁止する)が国民にもたらす影響を考える必要があります。
このマナー向上は北京五輪があるから実施されますが、マナーは五輪が終わっても向上させていかねばならないのが国際国を志向する中国の責任。
長い時間をかけて、現在の状況が作られたのだからそれを変えるにも長い時間が必要なのです。
その「マナー向上」を、北京五輪だけをテーマにして、対外的にアピールしているようにしか思えません。国内へのメッセージが発信されていないのです。
中国は、10年規模で広く深く中国全土に「マナー向上」を浸透させる計画を国際公約として掲げて、その通過点である来年の北京五輪までの目標を設定して、着実に計画を果たしていくべきでしょう。
投稿者 messiah : 09:40 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月24日
時代にマッチした捜査を展開するFBI
Federal Bureau of Investigation
(略して、FBI)
日本語で訳すると、アメリカ連邦捜査局。
FBIは、FBIの最新ニュースや行方不明者、指名手配者情報などをユーザーが自分のサイトやブログに貼り付けて表示できるウィジェットをFBIのサイトで提供開始します。
ウィジェットとは... アプリケーションソフトやデスクトップ上で動作する小規模なアクセサリーソフト(ツール)のこと。 |
ウィジェットは4種類あり、それぞれ、ニュース、重要指名手配者情報、性犯罪者や行方不明者情報、FBIの歴史へリンクできます。
FBIのページにあるHTMLコードをコピーして、自分のブログに貼り付けるだけで、サイトやブログにこれらの情報を表示できるようになります。(FBIは昨年からRSSフィードも開始している)
大規模なブロガーネットを背景にした情報伝達力の利用。
FBIは、政府組織の中でもITの上手な使い途を理解しているようです。
投稿者 messiah : 10:15 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月23日
出るグーグルは打たれる?
あのマイクロソフト社ですが、かつてアメリカ司法省によって反トラスト法(独占禁止法)違反として提訴され、一審ではOS会社とアプリケーション会社に2分割する是正命令が出たことがありました。
その後、ワシントン連邦高等裁判所は一審を破棄して地裁に差し戻し、現在ではかろうじて分割は免れています。
今から十年ほど前、マイクロソフトが繁栄の頂点を極めていた頃の話です。
一企業が強大になって市場利益を独占するようになると、その競合各社が団結して引きずり降ろそうとするのが一般的です。
それが叶わないほど強くなってしまった企業の1つが検索エンジン最大手のグーグルです。(株式時価総額30兆円のマイクロソフトに迫る勢いがあります)
このガリバーを止めるものは、競合他社には見当たりません。
ガリバーはますます大きく、強くなっています。
ところが、「グーグルにも越えられないものがある」のかも知れない、という芽が顔を出しました。
グーグルは今年4月にネット広告大手ダブルクリックの買収を発表しましたが、これを巡り、米上院や欧州委員会が近く市場独占などに関する調査を本格化することになりました。
グーグルは先日、欧州委員会に対して、ダブルクリック買収の承認を正式に要請したのですが、欧州委員会は既に競合各社への聞き取り調査などを始めています。
「出るグーグルは打たれる」?
「マイクロソフトと同じ運命をたどる」?
どちらにせよ...世の中を揺るがすほどの大きな変化も、始めは誰も気づかない小さな動きから始まるものです。
投稿者 messiah : 10:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月22日
アップルを徹底分析! 秘められた12のブランド戦略
ブログのアクセス数で日本一を自称するIT情報系ブログサイト・GIGZINE(ギガジン)によると、携帯音楽プレーヤーiPodと音楽・映像配信サイトiTunes Storeで大儲けしている“アップル”という会社には、熱狂的信者を作るために次の12のブランド戦略があるそうです。(原典は12 Effective Strategies Apple Uses to Create Loyal Customers - Inside CRM)
- アップルのためだけの店を作った
- アップルはこれまで、商品知識の不十分な量販店の店員に煩わされてきており、自社製品の魅力を十分に顧客に伝えることができなかった。これを解決するために「アップルストア」を作った。
- 完全な解決策の提供
- 例えばiPodの場合は音楽を転送するiTunesがセットになっており、iPodというハードからiTunesというソフトまでその全てをアップルがコントロールし、あれこれと考えずに済む解決策を示してくれる。
- Mac使いはカッコイイというイメージ
- テレビCMなどを巧みに使って、「Macはカッコイイ」というイメージを消費者に焼き付けると同時に、ウィンドウズはダサイ、というネガティブイメージを作った。
- 様々な価格帯の製品展開
- iPodなどの比較的低価格な商品をとりあえず買ってもらうことでアップル製品を試してもらい、それによってさらに高価格帯のアップル製品を将来的には抵抗感無く購入してもらおうという誘導戦略がある。
- 乗り換えを困難にする
- 他社製品との互換性を無視することで、アップル製品だけを使っていれば使いやすく快適ではあるが、他社製品に移行しようとすると様々な障壁が立ちはだかるようにしておき、その上で古いバージョンよりも使いやすく改良されたバージョンを提供し、どっぷりとアップル製品に依存してもらおうとするもの
- 各種メディアの絶好のネタになる
- アップルはその徹底した秘密主義によって製品発表会まで製品の詳細をまったく明らかにしないため、噂(うわさ)が数多くリークされ、様々な憶測が流れ、結果として繰り返し報道されることで各種メディアに頻繁に取り上げられることとなり、このサイクルが熱狂を生んで、発売当日の狂乱ぶりとなり、興奮した顧客は「何かすごく騒がれているものを自分が買う」という満足感を得られる。
- 教育機関への販売
- 学生向けに安く自社製品を購入してもらい、教室の中などでアップル製品を学生同士が見せあうことによって、教室を「ショールーム」にしてしまい、早い段階でアップルのブランドを認知させる。
- わかりやすい製品を提供する
- 消費者が何を求めているのかを慎重に考えるために大規模なリサーチとデザインを綿密に行い、結果として明瞭かつ簡単、丈夫で使いやすい製品を作りだしていくことによって高い顧客満足度を生み出している。
- 不愉快な部分は外部に丸投げ
- iPhoneの場合は通話サービスに関してはすべてAT&T任せにすることで、通話品質などの苦情はすべてアップル以外の場所に行くようにしている。他の製品でも、ちょっと複雑で故障しやすそうなオプションなどは自社生産せず、他社がライセンスを取得して販売するのを許可していくやり方をしている。
- 一貫性
- アップル製品は操作などで、ある種の一貫性で統一されており、どれか一つの製品の操作に慣れてしまえば、その他のアップル製品でも違和感なくすぐに使いこなせるようにできている。そうすることでアップルの新しい製品にも適応しやすくなり、反復して購入しやすくなる。
- 革新的な使い方の提案
- 当初のiPodは、ポケットに入れることを想定していたものの、実際にできあがってみると非常に魅力的な形だったので、首から提げて周囲に見せびらかすような使い方を広告展開して爆発的なブームを巻き起こし、所有者の満足感を引き上げた。
- 魅力的であること
- アップル製品はいずれもパッケージから入念にデザインされており、それはユーザーインターフェースにまで至る。鮮やかな色やアイコン、なめらかな外装などはそれらを操作したり見たりする度に、アップル製品を使っている顧客を魅了する。
...と、まあ、こんなような話ですが、ブランドを軸に展開する場合のモノ作りの参考になるはずです。
投稿者 messiah : 11:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月21日
神を相手に訴訟を起こす
訴訟の国アメリカで、とんでもない訴訟が本当に起きています。
訴えられたのは他ならぬ「神様」でした。
訴えたのは、ネブラスカ州議会議員のErnie Chambers氏。
訴状によると、「神と、神を信じる全宗派の信徒は、無数の人間に大きな被害をもたらすテロリズムの脅威を作り出してきたし、現在も作り続けている」と主張しています。
また、「恐い洪水、実にひどい地震、すさまじいハリケーン、とてつもない竜巻、死を招く疫病、激しい飢饉、地を荒らす干ばつ、殺し合いの戦争、先天性の欠損症など」を引き起こしているとして、神を非難しています。
さらに、「神が、神にまつわる年代記を文字に記して配布し、地上に恐怖や不安、心配、脅威、疑念を引き起こし、被告人(神)の意志への服従を強制している」とも主張しています。
パフォーマンスかマジか?
神をも怖れぬヤツがいました。
投稿者 messiah : 20:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月20日
安部晋三は15年後に首相に返り咲く?
1年を経過することなく、首相を辞してしまった安部晋三さん。
あっけない幕切れに内外の評価はさんざんです。
野党からは腰抜けよばわりされ、海外メディアからは非難の的。マスコミには酷評されて、今はベッドの上で疲労、憔悴、そして無念の日々を送っていることでしょう。
おそらく、無理して生きていたくないくらいの落ち込んだ状態だろうと推察しています。
確かに、国会の始まる前での電撃的な辞任は無責任の謗り(そしり)は免れません。
しかし、歴代首相の中で彼ほど素人くさい、かけひきのできない、ある意味で純粋な、悪く言えば“オボコい”人はいなかった。
小泉さんのようなタフな首相とは正反対。
若さゆえに出来なかったことも多かっただろうと思います。
彼に残された道は、健康が回復したら、自分の至らなかった所を粒さに拾い出して「どうすればいいか」をとことん考えて一からやり直すこと。
そして、実績を積んでいくしかないでしょう。大きな功績が残せれば、60代にもう一度チャンスがあるような気がします。
彼の目は、他の人にはない純粋な何かを感じました。(因みに筆者と同年です)
投稿者 messiah : 20:54 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月19日
下着も洗います、という脱常識の発想
東京・阿佐谷に新手のクリーニング店が現れました。
洗濯代行サービス「デリウォッシュ」という店。なんと、ありそうでなかった下着から靴下から、何から何まで(?)までクリーニングしてくれるという店です。
需要は昔からありました。
筆者も4年近く単身赴任で東京で一人暮らしをしていた経験があります。
この時に、洗濯物を洗って、干して、たたんで、アイロンをかけるという作業が後になるほど負担に感じたことがありました。
しかし、その頃(10年ほど前)は、下着を洗ってくれる店は近所にありません。(おそらく他にもなかったのだろうと思います)
下着は自分で洗うもの。下着を洗うついでに、他の衣類(シャツや靴下など)も一緒に洗う、というパターンでした。(クリーニング代も積み重なるとバカにならないという事情もあり)
しかし、やっとゆっくりできる休日がきたと思ったら、洗濯のために何時間も多くの時間をとられてしまう。仕方ないか、他に手段がないし。。。
と常識的にはそうなるのが、頭のいい人がいてその反対の発想でビジネスにしてしまったのです。
発想を転換してしまえば、後は、下着を他人に渡すことの“気まずさ”さえクリアできればよかったのです。
容量7~8キロ、Tシャツなら50枚は入る専用の黒い袋を使ってプライバシーを守り、ビジネスマンが利用しやすいように営業時間は午後11時までとしました。
朝が早い通勤途中でも、ボックスに預けておけば、帰りに受け取れるというレンタルビデオ方式も顔を見られないで済むということで評判。
こうして、簡単なことなのですが常識の枠にとらわれて誰も着手しなかった新規ビジネスが誕生しました。
発想だけではなく、それを現実化するための“味つけ”がなされていることを忘れてはなりません。
投稿者 messiah : 12:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月18日
牛乳瓶が見直されている
牛乳の容器が紙パックになってから久しいですが、(もう云十年経つ)昔は牛乳瓶(びん)でした。
今でも、銭湯の湯上りに飲む定番と言えば、そう...コーヒー牛乳です。
あの牛乳瓶の丸い飲み口が、唇に優しくてたまらないのです。
ところで最近、牛乳瓶が人気なのだそうです。
牛乳瓶は「瓶の冷たい口当たりがよい」「紙パックのようににおいが移らない」などの良さが見直されて、中高年だけではなくヤングの受けがいいのです。
若い世代は、牛乳を「牛乳瓶」で飲むという習慣がないから、それがかえって新鮮なのでしょう。
池袋駅構内に今春オープンした「牛乳バー」には、ショーケースに瓶の牛乳がずらりと並んでいます。
この「牛乳バー池袋店」は、JR東日本グループの日本レストランエンタプライズが日本酪農乳業協会の協力で運営していますが、一番の売れ筋はやはり瓶の牛乳。
開店直後は1日約300本だった販売本数が、現在800本前後まで伸びているとのこと。
「ミルクスタンドは時代の流れに取り残され、わびしい、暗いイメージがありました。でも白を基調にした清潔な店舗にして、また月替わりの商品展開で人目を引き、サラリーマンだけでなく若い女性や学生も取り込みました」(広報部長さんの話)
一時、テレビで「牛乳に相談だ」がよく流れていましたが最近見なくなりました。
年々減る一方の需要に、「牛乳瓶」が待ったをかけられたらいいんですがねぇ。
投稿者 messiah : 19:36 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月17日
男性の美肌ブームは平和の証(あかし)
美肌を意識する男性が増加して、その種の男性化粧品がよく売れています。
男性用化粧品の平成18年の市場規模は、過去5年間で最高の333億円にのぼりました。(マーケティングリサーチ「インテージ」の調査結果)
この“男の美肌”ブームですが、時を遡っていくと江戸時代にも起こっていたようです。
江戸初期の屏風絵などには、もみあげを伸ばし口ひげを生やした男性が多く描かれていますが、江戸中期になると、もみあげも口ひげも生やさず、体毛もない男性が登場するようになります。
江戸中期には、男性も脱毛などの肌の手入れをするのが一般的で、女装した少年「若衆」や、肌の手入れが行き届いた力士、化粧した歌舞伎役者が人気を集めていました。
こうした変化の原因として、戦(いくさ)のない時代が長く続き、身体的な逞しさよりも、女性の価値観を理解する女らしさ、つまり美肌が尊ばれるようになったのではないか、と分析している研究家がいます。
江戸時代中期に起こったこのブームも、明治維新で再び強靭な男性を理想とする時代に置き換わっていきます。
それは、男が戦で忙しくなった時代でした。
そう言えば、現代でも、戦渦にある国々の男は皆一様に美肌に気を使ってはいない。
男が美肌にいそしむのは好きではないが、それが平和の証というなら、世界中の男性が美肌にいそしんでもらっても結構じゃあないか。
...と思ったりしますね。
投稿者 messiah : 14:58 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月16日
グーグルが賞金総額34億円のレース開催
検索エンジン最大手の米グーグルは、月面に無人探査機を着陸させ、地球に向けて高画質の画像を送信させることなどの内容を盛り込んだ、民間企業による月面探査の一番乗りを競うレースを実施すると発表しました。
賞金は総額3000万ドル(約34億5000万円)です。
レースには、世界のどの国、地域からでも参加することができます。
自分でロケットを開発してもいいし、既存の企業と提携してもいいのですが、条件として探査機は、月面を500メートル以上走行し、周囲の光景や探査機自体を撮影した画像と、リアルタイムに近いビデオ映像など、一連のデータを送信することになっています。
2012年までに、この目標を最初に達成した企業には賞金2000万ドルが贈られ、これを過ぎると賞金は1500万ドルに減額され、2014年にはタイムアップとなります。
さらに、2位の企業は500万ドル、目標を上回る発見などがあった場合はボーナスとして500万ドルをそれぞれ受け取ることができるそうです。
かなり、チャレンジングなコンペですね。
アポロ計画で実績のあるアメリカのエントリーが続出しそう。
日本は、ちょっとこの分野苦手か?
投稿者 messiah : 11:01 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月15日
どっちが本当か?三洋電機を巡る報道
ニュースは欠かさずにチェックしている方です。
1つのニュースが、多少形を変えていろいろな情報サイトで同時に掲載されることは日常です。
少し形を変えるというのは、それぞれのニュース発行組織での意見、考察が入るからです。
ところが、真っ向から対立する情報というのはまずお目にかかれません。
ニュース情報とは客観的な事実関係を伝えるものであり、編集者の主観の入る余地は少ないからです。
ところが今朝、それが起きました。
朝刊やネット上で、三洋電機が自社の携帯事業を京セラに売却する旨が報じられていました。
これに対して、有名なIT系情報サイト「CNET Japan」が真っ向から誤報であると述べています。
本当にそうなら、CNETの情報網の信頼性が高く評価されるところです。
CNET Japan 曰く...
一部報道機関で三洋電機が携帯電話端末事業の売却に向け京セラと最終交渉に入るとの報道が同日あった。これについて三洋電機では、「携帯電話端末事業は強化に向けてあらゆる検討を進めている。同事業の売却方針を固めた事実はない」とコメントしている。 |
CNETによると、「三洋電機は9月14日、連結子会社で携帯電話販売代理店業を営んでいるテレコム三洋の全株式を、三井物産の子会社のテレパークに譲渡することを決定したと発表した」と述べています。
自信をもって言い切ってします。
これはガチンコ勝負。どちらが正しいかは知りませんがちょっと結末に興味を覚えるニュースでした。
投稿者 messiah : 10:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月14日
マイクロソフトを支えているもの
Windows Vista(ビスタ)が発売されて、9ヶ月経過しましたが、私の知っている範囲では普及しているとは言えません。新しいパソコンを買った人がいて、その人だけにしかお目にかかっていません。
コンサルティング会社の米ジャンコ・アソシエーツ社の調査では、企業が使用しているOSは依然としてWindows XPが中心で、Vistaのシェアは5.69%にとどまっているそうです。
発売当初の1月時点では、XPが81.03%、Vistaが0.7%、XP・Vista以外のWindowsが14.59%でした。
現在は、XPが80.18%、XP・Vista以外のWindowsが9.91%となっています。
つまり、Vistaを使っているWindowsユーザーは、100人中わずか6人。
XPは100人中84人、その他のWindowsが100人中10人という結果です。
その他のOSというとWindows2000が中心となるでしょうが、7年前のOSのシェアを、社運を賭けて開発した目玉商品がまだ追い抜けないわけです。
ところで、Vistaへ移行するのはどんなユーザー層なのか?
どうやら、9年前の「Windows98」からの乗り換えが着々と進んでいる、というか..旧OSユーザーが頼みの綱という状況のようです。
現在のマイクロソフトは間違いなく「XP」によって支えられている。
しかし、次にやってくるPC市場で、Vistaはマクロソフトを支えてくれるだろうか?マイクロソフトにとってそれが一番の問題でしょう。
投稿者 messiah : 07:03 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月13日
マイクロソフトが声明でグーグルを牽制
いつもグーグルに仕掛けられっぱなし。精彩を欠き続けてきたマイクロソフトが、ようやく攻勢に出ました。
グーグルはマイクロソフト・オフィスキラーのウェブアプリケーション「Google Apps」を普及させようとしています。
「Google Apps」は、ワードやエクセルなどに対抗する統合オフィス機能を持ったウェブアプリケーションです。
これに対して、マイクロソフトは次のような声明を発して牽制しています。
声明では、「ユーザーや業界にとって競争はよいものであると信じている。しかしながら、ユーザーからはわれわれのソリューションには、企業に必要な使用性、信頼性、セキュリティが備わっているという意見を聞いている」
「Googleのアプリケーションは、企業にパワーユーザーがおらず、従業員が常にネットワークに接続しており、カスタマイズされたOfficeアプリケーションを構築していない場合のみ有効である。今日のグローバルな情報社会で働く人々の中で、このような条件に当てはまるのはほんの少数ではないだろうか?」と疑問を提示しています。
「Googleはエンタープライズレベルの顧客を有していると主張しているが、Googleアプリケーションの『ユーザー』のうちの、どれだけが実際に企業内に存在するだろうか?」と述べています。
さらにはGoogleのGoogle Appsに対する取り組み体制に疑問を投げかけ、「同社のエンタープライズ向け事業と現行のアプリケーションの規模は非常に小さく、他の小規模サービスと合わせても同社の売り上げの1%にしか相当しない。Googleの業績がうまくいかなかったらどうなるだろうか?それが同社に与える影響は小さく短期的なものであることを理由にさっさと撤退してしまうのだろうか?顧客らはそのようなことは起こらないと信じてもよいのだろうか?」と問いかけています。
さあ、これで面白くなった。グーグルも黙ってはいないでしょう。
投稿者 messiah : 21:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月12日
仮想世界でストライキが始まる
世界的に有名な企業が、仮想世界セカンドライフの中でストライキを実施するそうです。
IBMは仮想世界に、企業としては一早く参入して自社の広報活動を展開しています。(IBMほどの会社が広報活動とはおかしいが)
この度、イタリアのIBM従業員が昇給を求めたものの、IBMが拒否したことから、セカンドライフ内で国際的な労働組合の UNI (Union Network International) が施設を提供し、関連情報の提供や「ストライキ用キット」なるものの配布等を行っています。
IBM UNION STRIKEで、IBM社員にストライキへの参加を呼びかけています。
仮想世界のストライキがいかなるものか。これもIBMの広報戦略の一環か?
投稿者 messiah : 20:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月11日
ローマは一日にしてならず
6月末に発売されたアップルの携帯電話iPhone(アイフォン)の累計販売台数が100万台に達したようです。
当初は9月末に100万台に達する目標を掲げていました。
3ヶ月強で100万台ですから、ざっと1日あたり1万台のペースで売れたことになります。
先日、iPhoneを大幅に値下げしたことが購買意欲に拍車をかけたと思われます。
それにしても、599ドル(68,000円)もする高価な品物が1日に1万個も売れるとは...
電卓で68,000円×10,000個を入力したらエラーで表示しれくれません。=6億8千万円!
CEOのスティーブ・ジョブズ氏は「iPodを100万台販売するのに約2年かかったが、iPhoneは74日で達成した」と語りました。
“ローマは一日にしてならず”
iPodのような大ヒット商品も、最初から順調にスタートしたのではないということです。
投稿者 messiah : 12:16 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月09日
男の日傘が“紳士の必需品”になる
気温30度は涼しい?という地球温暖化がもたらした悪魔の暑さが連日容赦なく襲った夏も終わって一段落。(したかな?)
と、いいつつも30度超の残暑が続いています。
前々から不思議に思っていたことがあります。男向けの日傘ってあるのか?
真夏の街を歩くと、女性の多くが明るい色の日傘を持って日差しを防いでいます。
雨にも使える兼用タイプもあったりして、今やレディの必須アイテムとなっています。
が、なぜか日傘をした男性を見たことがない。男の日傘なんて聞いたこともない。そもそも、そんなのあるのか?
なければ、作ったら売れるのではないだろうか?外回りの男性なんかには絶対ほしいアイテムです。
そう思っていたらが、やはりありました。
これまで「女性専用」というイメージの強かった日傘。その効用に気づいたメーカーが男性用の日傘を作っていました。今のところ、インターネット上の傘専門店が中心ですが、全国から注文が殺到しているそうです。
カラフルな女性用日傘がほとんどを占める百貨店でも「男性用日傘」の問い合わせが。。。
そごう心斎橋店(大阪市中央区)でも男性用はごくわずかしか置いていなかったのですが、今年は「男物はありますか」という問い合わせが数多くあったとのこと。
男性の肌は女性と比べて毛穴が広くて脂っぽく、日焼けで赤くなりやすいので、日傘をさすのは体によいと言われています。
もう、「格好悪い」なんて言ってられない!
温暖化一直線の地球では、男の日傘が、かつての帽子に代わる“紳士の必需品”になる...やもしれません。
投稿者 messiah : 11:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月08日
それにしても役人は暇なんだなあ?
誰でも自由に執筆・編集ができるオンラインの無料百科事典Wikipedia(ウィキペディア)日本語版で、複数の省庁のコンピュータから、役所に都合のいい修正が行われていた実態が、次々と明らかになってきた。指摘を受けた各省庁は「職員個人の職務外行為」と釈明する一方で、「犯人」を捜し出し「厳重注意」するなど火消しに躍起だ。 |
こんな記事が朝刊のトップに出ていました。
筆者がちょっと驚いたのは、Wikipediaのようなインターネットサービスが一面トップに登場したことです。
グーグルとか、ヤフーとか...ネットを少しでもやっている人ならその存在は知っているでしょうが、Wikipediaとなると知名度はうんと低くなります。
それを一面トップに持ってきても、ここまで普及したサービスであれば掲載価値はあると判断したのでしょう。(利用者は700万人を超す)
これでWikipediaの知名度が、マスコミ(新聞)によって押し上げられることは確実です。
さて、その記事のポイントについて触れておきましょう。
ネットでの様々な発言は、匿名が基本となっています。
実名で出したくても悪意を持った第三者から予期せぬ攻撃を受けることを避けるため、あるいは逆に欲求不満解消などを目的に見ず知らずの第三者を攻撃しても身元が発覚しないために、匿名が使われます。
Wikipediaも記事を編集するのは匿名で可能です。ところが、そこに落とし穴がありました。
Wikipediaは書き込み日時、変更内容、使用したコンピュータのIPアドレス(ネット上の住所)が自動記録されるようになっているのですが。。。
今年8月のこと、米国の技術者がこの記録を利用して、特定の組織からの書き込みが分かるプログラム「ウィキスキャナー」をネット上で公開していました。
同月末には日本語版も完成。団体名を入力すると、その組織内のコンピュータから、いつ、どんな書き込みが行われたかを一覧表示してくれるのです。
こうして、簡単に身元が判明してしまったのです。
多くの場合、というか...ほぼ100%、自分のセクションに都合の悪い内容を書き換えていたようです。
それにしても役人は暇なんだなあ、という声もあがっています。
投稿者 messiah : 08:08 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月07日
アップルがお詫びのしるしに商品券を発行
アップルから新型のiPodが発売されると同時に、iPhoneの大幅値下げが発表されて、あちらではずいぶん物議をかもしているようです。(599ドルが399ドルに値下げ!)
CEOのスティーブ・ジョブズ氏自身が、今回の性急な値下げ措置を「値下げは正しい判断であるが、早くからアップルを支持してiPhoneを購入してくれたアーリーアダプターには悪いことをした」と詫びています。
あのスティーブ・ジョブズ氏がユーザーに謝るなんて...びっくりですね。
彼も年をとって丸くなったということか。。。
それにしても一昨年、膵臓ガンの手術をしてからみるみる痩せてきました。大丈夫かなあ...
ところで、これまたビックリしたのが、iPhoneの発売で早くから行列に並んで買ってくれたアーリーアダプターには、100ドルの商品券を提供する、とつい先ほど発表したそうです。お詫びのしるしとして。
iPodで世界制覇はしたが、ゆくゆく携帯音楽市場が飽和状態になると見たアップルの次のターゲットが携帯電話市場。
この激戦区に参入するのは、iPodが旬な今こそが絶好の機会。次なる市場を掌握するためにはiPhoneを大幅に値下げしてでも急速に普及させたいところでしょう。
アップルのアーリーアダプターの怒りを抑え、携帯市場に進出するのに100ドルの商品券は安いものかも知れません。
投稿者 messiah : 20:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月06日
夢物語ではない、現実の未来
先日、近鉄百貨店(大阪市阿倍野区)が、地下5階、地上59階、高さ約300メートルの日本一高いビルを建設する計画を発表しました。
下の階には営業面積日本一となる百貨店売場、中ほどの階にはオフィス、上の階にはホテルが入り、平成26年(2014年)春の完成予定だそうです。
現在、日本で一番高いビルは横浜ランドマークタワー(高さ295.8メートル)ですが、このビルが完成すれば日本一の記録が21年ぶりに塗り変わることになります。
また現在、名古屋駅のJRセントラルタワーズ(245メートル)がギネスに登録されている「世界一背の高い駅ビル」ですが、これも塗り変わることになり、高さ日本一、百貨店の営業面積日本一、世界一高い駅ビルとなる見込みです。
それにしても世界一とか日本一が好きな国民です。日本人だけでなく、世界中の人がそうなのかも知れません。
以前、カナダのトロントを視察旅行で訪れた時のこと、現地のタクシー運転手が頼んでもいないのに“CNタワー”という高い塔を見学させようとするのでした。
「忙しいので見に行く暇がない」と言うと、彼は“CNタワー”が世界一高いタワーであることを延々と説明しはじめて、ちょっと辟易したことがあります。
彼にとってはCNタワーは母国の誇りなのでしょう。
さて、高いというだけなら、もっと上には上があるようです。
現在、世界で一番高いビルは“台北101”(地上101階・高さ508メートル)です。
しかし、その地位はもうすぐニューヨークの“フリーダム・タワー”にとって変わられます。このビルは世界貿易センタービルの跡地に現在建設中で、高さはアメリカ独立の年にちなみ、1776フィート(541メートル)あります。
ところが、さらにさらに...アメリカのシカゴでは“シカゴ・スパイア”という609.6メートルのビルが建設中だそうです。
こんなふうに、人類は上へ上へと生活圏を拡張しています。
以前にもエントリーしましたが、人間の生活圏は地球という球体を取り囲む薄い薄い皮のようなものです。(卵の殻よりもさらに薄い)
その殻の上に高層ビルという爪楊枝を何本も突き刺していく状態が進行すると、いづれ地球はそれらの生活圏をカバーできなくなってしまうでしょう。
火星に移住する計画がNASAで真剣に研究されていますが、これは夢物語ではない、現実の未来のように思います。
投稿者 messiah : 08:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月05日
中学校の授業で“武道”が必須になる
筆者が高校生だった昔むかし、授業科目に「武道」というのがありました。
生まれてこのかた、人と人が対面で勝負する...今でいう格闘技など経験していなかった私にとっては、半ば興味があった反面、どこかいやな気がしていました。(武道は“道”であり、格闘技とは次元が異なるかも知れないが)
武道は「柔道」か「剣道」の選択制でしたが、直接相手をつかんで戦うという行為や動作が何となく嫌だったので、「剣道」を選んだように憶えています。
しかし、その剣道も、最終的には1対1での試合になると、ほとんど喧嘩をしているような状況になって、負ければ悔しいし勝てば気分がいいという単純な闘争本能を自覚したに過ぎませんでした。
そして、時代は移り、人々の価値観は大きく変わり、武道は必須科目から消えていきました。
ところが、その武道の授業が必須科目としてよみがえります。
学習指導要領の改定作業を進めている中央教育審議会の体育・保健部会は9/4、中学校の体育で選択制の武道を必修化する方針を決めました。
礼儀や公正な態度など、日本の伝統文化に触れる機会を広げるのが狙いといいます。(平成23年度にも実施)
どうなんだろう?現代の子供たちが、然るべき家庭教育を受けていないため、礼儀や節度などを知らないことは事実ですが、それを武道でカバーできるものではないだろうと思います。
むしろ単なる闘争本能を目覚めさせるだけで、それは火に油をそそぐような逆効果になりはしないか?過去の自分の経験からそう感じました。
そうならないように祈っています。
投稿者 messiah : 08:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月04日
自分の“死”を知らせてくれるサービス
先日、「物作りだけしかなかった産業の不足を補い、平和を前提とした人々の生活に潤いや安心、快適を提供する重要な役割を果たしてきたサービス業」に関するエントリーを書いたら、ちょっと関連があるニュースを見つけたので反射的に掲載します。
筆者が3年前にブログを始めるきっかけを提供してくれたIT情報系老舗サイト「百式」にこんな記事が...
あなたが死んだら大事な人にそれを知らせてくれる『DeathSwitch』
これ、つくろうかな・・・。 DeathSwitchではあなたが万が一死んでしまったり、動けなくなってしまった 仕組みは簡単で、定期的に送られてくるメールに返信していくだけである。た |
上記は米国での話です。
電子メールが、社会の中で空気のような、水のような、あまねくどこでも使える時代においては、送ったメールに対して返事があるかないかで相手の状況をある程度推測できるのです。
メールを送ったらすぐに返信が来るような相互コミュニケーションがある場合に限るかもしれませんが(但し、メール中心で情報交換する人なら、そういう相互関係が多いはず)返信がこないのは、
- メールを(見れるのに)見ていない
- メールは見ているが返信できていない
- メールが(見たくても)見れない
のいづれかです。1と2の場合、多忙かもしくは生活に何か異変が起きていると考えられます。
そして3の場合、事故とか病気などが想定できますが、もう1つあるのは死亡です。
ある人が死亡したことを知るのは、遺族や知人からその事実が発信された時だけです。この場合、情報(訃報)は完全に一方通行です。
しかし、年老いて身寄りのない独り暮らしの人が、自分の“死”という事実を生前に関わりのあった人に知らせたいという欲求は理解できます。
その欲求実現のために、自分から能動的に自らの生死情報を発信していく。(発信できなければ死という判定になる。ここに問題がありそうだが...)そのあたりのニーズを狙った新手のサービスが登場したわけです。
人の死に対する観念や習慣の違う日本では、このようなサービスは成立しないかも知れません。しかし、元来サービスというのは、多くの人に幸せをもたらすものでないといけない。(と信じていますので)
一見奇異な感じのするサービスであっても、それが安心や満足といった幸せをもたらすものならば、日本でも受け入れられるかも知れないとい思います。
投稿者 messiah : 06:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月03日
ユーザーニーズ=シンプル+エレガント
「ボタンは製品を複雑にし、外観を損なう」と、アップルのCEOスティーブ・ジョブズ氏は頑なに主張しています。
確かにその言葉通り、アップル製品はパソコンもマウスもiPodもどれもこれもシンプルなユーザーインターフェイス(操作性)になっています。
それがジョブズ氏のポリシーです。
先日発売された携帯電話iPhoneに至っては、物理的なボタンがどこにも付いていません。
iPodだって、電源スイッチがどこにあるのか、パッと見ただけでは分からないくらいです。(これには後日談があって、iPodを投入した時、最も多かったテクニカルサポートへの質問は電源の入れ方についてのものでした)
さらにジョブズ氏が主張するのは“エレガント”でないといけない、というこだわりです。
彼には独特の審美眼があって、その感性のおもむくままにアップルのスタイルを築いてきました。
筆者は行ったことがありませんが、東京のAppleストアのエレベータには階数ボタンがないのです。
このエレベータは4階あるフロアすべてに止まるように作られているので階数ボタンは省略されているのです。(はじめは目的の階まですぐに行かないのでイライラした人もいたようですが、慣れると何の問題もないそうです。もっとも、4階しかないからということも関係ありますが)
ユーザーが使いもしない、覚えきれない機能や操作をテンコ盛りにしたのが現在のリモコンです。
一体、その中で常に使うボタンはいくつあるかを考えると、メーカーがユーザー本位で設計していないlことがよく分かります。
アップルは、その無意味なことにコストをかける製品作りのスキーム(枠組み)を撤廃した数少ない企業の1つで、それはジョブズ氏の信念が岩を貫いた結果と言えるでしょう。
その信念が多くのユーザーから評価されたことで、ますます自信を深めたアップルが今月、新しいiPodを市場に投入するようです。楽しみです。
投稿者 messiah : 06:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月02日
サービスの、過ぎたるは□□□□□□□□
「お金で買えないものなんてありますか?」
その昔、(誰か忘れたが)そんな事を公言して、金銭主義がマスコミを通じて世間に広まったことがありました。
物々交換の時代から、金(きん)を用いて欲しい物と交換する時代、そして、金の代わりに現在の代金(お金)が登場した歴史は古いのですが、それは形あるもの(商品)と交換することを前提としてできたシステムであると言えます。
ヨーロッパで起こった産業革命の19世紀から、国家の陣取り合戦がピークに達した20世紀の終わりまで、お金は少なくとも、形あるものとの交換が前提となっていたのです。
しかし、世界大戦終結による平和の到来(見かけだけでしたが)によって、物作りだけを経済活動の中心にすえてきた産業界に変化が起きます。
平和であること、すなわちそれは「衣食住足りる」ことですが、諺にあるように「礼節を知る」という方向には結びつかなかったのです。
マズローの欲求段階説が示したように、「衣食住」という基本的な(生理的な)欲求が満たされた次は、安全を確保する、面倒なことを代行する...などの利己主義サービスが登場したのです。
マズローの欲求段階説
- 生理的欲求
- 安全の欲求
- 親和(所属愛)の欲求
- 自我(自尊)の欲求
- 自己実現の欲求
サービス業は、物作りだけしかなかった産業の不足を補い、平和を前提とした人々の生活に潤いや安心、快適を提供する重要な役割を果たしてきました。
しかし、過ぎたるは。。。
顧客ニーズとか、カスタマーの利便とか、なんとかかんとか...称して、一線を越えたサービスが登場しています。(一線とは、道徳や人間として良識と考えていいでしょう)
「卒業論文代行」について過去のエントリーで書きました。それに対して、ブログの話題を集めたまとめサイトから“出たとこ勝@負ログ”にリンクが貼られていました。
この話題が、世間で注目を集めていることを意味します。
ところが、卒論だけではなかった!
便乗、アイデア拝借、何でもアリーの世界にはウンザリさせられました。
「読書感想文」から「自由研究」まで、夏休みの宿題を片づける「宿題代行業者」が既にいたのです。
インターネットでサービスを受け付け、算数の文章問題は1問500円、読書感想文は2万円で引き受けるほか、夏休みの宿題の定番である工作(5万円)や自由研究(2万円)なども請け負っており、これまで実際に「アリの研究」や「河川敷の水質調査」などを代行したといいます。
代行業者は東大、京大、阪大、有名私学など全国の名だたる大学生らを使っているようです。
誰がそんな仕事を依頼するのか?もちろん、子供の親なんです。「子供の宿題が期限に間に合わないから」という理由がほとんどらしい。
こんなアホな親の子供が、将来どうなるのか?末恐ろしい。(そんなアホな親を育てた親の顔も見たい)
夏休みはもちろん最大の需要期。宿題を代行する当事者の大学生の中には、月20万円ほど稼ぐ者もいるとか。
これに対して文部科学省は「家庭学習の習慣を身につけるのが宿題の本来のねらい。その趣旨からも、宿題を丸投げするのはおかしい」と述べていますが、おかしいのは文部科学省の方ではないでしょうか。
さっさと取り締まって、違反者には厳罰で臨む姿勢を表明すべきでしょう。
そして、結論。□□□□□は。。。及ばざるがごとし。
投稿者 messiah : 09:49 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月01日
エアコン設置しました
1週間前に購入したエアコンを設置してもらいました。
それにしても1週間前と今の気温は大違い。暑さがやわらぎ秋の到来を感じます。
設置にきた業者によると、エアコンの売れ行きもピークを越えたらしいです。
では、今日から涼しい冷房生活を送らせてもらいます。
朝から掃除をして少々疲れました。今日はここまで。
投稿者 messiah : 17:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月31日
庶民にとってはキビシーい秋
10月から輸入小麦が10%値上げされることになり、小麦を原料にしている商品が値上げを余儀なくされるようです。(農林水産省8/24発表)
その中で、チキンラーメンやカップヌードルなど麺製品を販売する日清食品が、1990年以来17年ぶりに一連の製品を値上げするとか。
原油高の影響で、包装材料や輸送費の上昇も経営を圧迫しているそうです。
ああ...そうすると、大阪名物のお好み焼きやたこ焼きも値上げか?
庶民にとってはキビシーい秋になりそうです。
投稿者 messiah : 09:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月30日
暑い夏の代償
長年使ってきたクーラー(エアコンではありません)が故障し、去る土曜日に大阪・日本橋の元電気街(といった方がいいでしょう)に、新しいエアコンを買いに行きました。
なんでも、大阪は過去最高の暑さだったようで、さすがにエアコンはよく売れているようでした。
購入したエアコンの取り付けは最短でも2日後になるので、結局1週間先に決めました。現時点ではまだ設置していないので蒸し暑い日々を送っています。
さあ、そんなことがあって、2日ばかりブログがお休みになりました。(というのはウソです)
実は(めったにないことですが)仕事がラッシュ状態になってブログをつける時間と肉体的余裕がなかったのでした。
もし万一、このブログを購読していただいている方で、「作者はもしかして病気でも?」とか「事故にでもあったのか?」といったご心配をおかけしたらお礼を申し上げます。
ご心配をおかけしました。
まあ、そんな人はいないか。では、これからもよろしくお願いします。
投稿者 messiah : 07:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月27日
近眼は夏生まれに多い
夏に生まれた人は、冬に生まれた人に比べて○○○。
さあ、何でしょう?
答えは、「強度の近眼になる確率が高い」。
発表したのは、イスラエル・テルアビブ大学の研究者です。
16~23歳のイスラエル人約30万人を対象に、近視と生まれ月の関係について調査を実施した結果、相関関係が判明したそうです。
調査によると、夏(6、7月)生まれに強度の近視が最も多く、最も少なかった冬(12、1月)生まれより、近視になる確率が24%高かったそうです。
この研究論文を執筆した教授によると「生後間もない時期に光に当たる時間が長いと、体内時計に関係するメラトニンというホルモンの分泌が抑制される。これに他の要因が重なると、眼球の前後直径が伸び、近視になると考えられる」と述べています。
冬生まれの筆者は近眼ですが、強度ではない。
最近は老眼傾向が混ざって、妙に遠近よく見えたりします。
身近にド近眼の方がいれば、誕生日を確認してこの理論の信憑性を確認してみましょう。
投稿者 messiah : 19:34 | コメント (2) | トラックバック
2007年08月26日
世界陸上で外人観光客の姿が目立つ大阪
大阪の中心に位置する繁華街ミナミ(道頓堀などがある)を歩くと、外人の観光客が目立ちます。
大阪はあまり外人を見かけない街ですが、陸上世界大会の影響でしょうか、やけに多い。
何となく久しぶりに街に活気が戻ってきたような気がしました。
この際だから、オリンピック招致に再チャレンジしたらどうかなあ。前回は盛り上がらないまま落選したけれど、オリンピックを開催すれば大阪の活気が戻る可能性は十分あります。
まあ、それはどこでも考えることか。
さて、その世界陸上が長居競技場(大阪市東住吉区)で昨日から始まりました。
初日の開会式前から男子マラソンがスタート。(ちょ、ちょっと早いのでは?)
花形種目は大会の最後にもってくるのが常道。そういう意味で、男子マラソンはちょっと寂しい立場なのかも?
競技はこれからですが、400m障害の為末選手の予選落ちなど、幸先はあまりよくない。
大発生したセミの声も静まったので、各国選手は競技に集中して、いい成績と国際交流を深めてほしいですね。
投稿者 messiah : 06:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月25日
時計の振り子は中央では止まらない
お隣の韓国では、一流大学志望の高校生が一日14~16時間も受験勉強をしているようです。
何故なら、一流大学を卒業すれば出世や結婚が順調になり、さらに海外大学の学位があれば経歴に一層箔が付くと考えられているからです。
かなり以前(数十年前)、日本にもそんな風潮がありました。(今はその正反対になっているような気がしますが)
学歴社会は先進国全般の基本的特徴ですが、先進国の仲間入りを果たそうとする国が必ず歩むプロセスと言えるでしょう。
“教育ママ”、“受験地獄”という言葉が、長い間使われていた時代を憶えている方ならわかるはずです。
ところで、その韓国では日本でおきなかった問題が発生しています。
学歴詐称問題
日本でも政治家で、有名大学を卒業したと偽って辞職に追い込まれた御仁がおりました。
しかし、お隣りはそんなレベルではないようです。
学歴詐称が指摘されたのは、ディスクジョッキー、仏教僧侶、女優、映画監督など多数。
美術界で一躍注目を浴びた陶磁器展のディレクターが、エール大学卒業を自称していたことも暴露されています。
著名人の学歴詐称が相次いで発覚していることを受けて、韓国大学協議会は学歴の信ぴょう性を調査する制度を確立する方針を表明しました。また、検察当局も学歴詐称専門のタスクフォースを開設すると発表しました。
地元メディアで学歴詐称を謝罪する著名人のニュースが伝えられるなか、多数の大学や企業、お見合いサービス業者は学歴調査に乗り出しているそうです。
高い教養と知識を身に付けるのは良いこと。しかし、その能力を判定する尺度として学歴、資格くらいしかないことが悲劇を生んでいます。(日本もよく似たものですが)
社会思想は柱時計の振り子に似ています。右に振れたら左に向かい、左に振れたら右に向かう。
学歴尊重の振り子が大きく振れて勢いをなくし、戻って反対方向に向かっているのが今の日本。
その右と左の中間で止まってくれないのが、悲しきかな“世の定め”なのです。
投稿者 messiah : 07:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月24日
女性兵士の死亡増加
イラクの首都バグダッドで先日、駐留米軍の女性兵士1人が死亡し、今月イラクで死亡した女性米兵が2005年6月以来最悪の4人に増えた...そうです。
今回、死亡したのは弱冠二十歳の技術兵でした。報道で、まだあどけなさの残る美しい女性の顔写真が掲載されていました。
米国防総省によると、2003年3月のイラク開戦以来、死亡した女性米兵は82人におよんでいます。
しかも今年に入ってからの死者数は16人と、年間ベースで過去最高だった05年の20人に近づいているとのこと。
・・・・・
うら若き乙女(おとめ)が何故死なねばならぬ。
それも戦線で。
こう言うと、古い保守的な男の戯言(たわごと)に聞こえるでしょうか?
しかし、このニュースを見て先ず思ったのはそのことです。
男ならいいというものでは決してない。しかし、かりにも女性が戦場で命を落とすような異常な光景は20世紀以前の戦場では考えられなかったし、今でも正直いって考えられない。
中には志願した女性もいたかも知れないが、女性を最前線に配置するような指揮だけはやめてほしい。
投稿者 messiah : 07:03 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月23日
世界最高峰の登山料金割引
世界最高峰のエベレスト(標高8850メートル)を管理するネパール観光省は、オフシーズンの登山料を割り引きする計画を発表しました。
エベレストの登山料は夏のハイシーズンで、7万ドル(約805万円)します。
ネパールの観光相は「秋は半額、冬は75%割り引きを検討している」とのこと。(秋は9月から11月、冬は12月から1月まで)
7万ドルですか!
しかし、高いのか安いのか登山の趣味がない筆者には分かりません。
ただ、頂上には酸素ボンベなどの残留品が放置されてゴミの世界になっているという話も聞きます。
持ち込んだ荷物やゴミを回収する妙案はないものでしょうか?
自然に風化してしまう材料を使うとか。。。
投稿者 messiah : 21:26 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月22日
産学共同開発はフルーティなお味?
「ブルーナイル」という発泡酒が登場しました。
この名前、筆者には心地いい響きとして聞こえます。
ブルー+ナイルという誰でも知っている単語を違和感なく結合したお見事なネーミング。
ビールのラベルカラーはもちろんブルー。
そして「ナイル」は、古代エジプト後期から広がり、パスタの原料にもなるデュラム小麦を使用しているところから「ナイル川」にちなんでつけています。
この発泡酒ですが、京大、早大、酒造大手の黄桜の共同開発によるもの。まもなく、両大学のレストランや黄桜の直営店などで販売されます。
もともとは、早大の古代エジプト研究をきっかけに始まった企画らしい。既に「ホワイトナイル」というビールも売り出されています。
ビール製造大手がむやみやたらに新商品を作って、似かよったネーミングで消費者が迷ってしまう状況を作って新商品投入が仇(あだ)になっている現状に、軽く一石を投じるかも知れません。
暑い夏の夜、仕事を終えてお風呂上りに、古代エジプトにまつわる発泡酒で夢をふくらませながら喉をうるおすのがシブい!という人は少なくないでしょうから。
因みに、お味はフルーティだそうです。
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月21日
卒論代行に見る問題解決アプローチの脆弱性
やれやれ..と溜息をつくような話題。昨今では枚挙にいとまがないのですが、やれやれでは済まない話がまたひとつ。。。
テレビ、新聞などでも取り上げられていますが、大学の卒論やレポートの執筆を有料で引き受ける代行業者の存在が明らかになり、そんな業者を可能にしてきた大学のあり方が問われる事態になっています。(ここ10年前から存在するようです。インターネットの普及と関係がありそうです)
価格ですが、卒論が500字2,500円以上、レポートが500字2,000円以上というのが相場?らしい。
また、読売新聞が取材したところによると、論文が2ヶ月で20万3千円から1週間で60万円まで。レポートが2週間1万300円から3日間3万円まで。スタッフは有名大学の大学院生とか。
因みに、Googleで「卒論代行」をキーワードで検索すると何と!356,000件も出現。
ところが順に見ていくと。。。業者のホームページは見当たらない。
いろいろ調べていると、Googleが代行業者のサイトが表示されないように“グーグル八分”にしていることがわかりました。
Googleは、卒論のコンサルティングやサポートではない代行の場合、それで単位を取れるのはフェアでないと考えた処置とのこと。
また、ヤフーでも丸投げされた卒論を書くビジネスには問題があると考えており、この手の業者の広告は受けない方向と。
問題(この場合は、卒論という課題)が発生した場合、自力で解決するよりもネットで検索して調べよ!というのが「最も効率的な方法」という観念が定着している世の中です。
それはそれで一理あって、客観的なデータ調査や技術的な問題を解決するには大変有効です。
しかし、ネットで調べることは調査テクニックを向上してはくれても、人の考える力を養成してはくれません。
数年前からネットでは、自分の持っている疑問を他人にアドバイスしてもらったり解答を求める有料(無料)のQ&Aサイトが流行しています。(消費者参加型メディアCGMと呼ばれています)
確かに、便利ではあるのですが、そこには問題を何でもお金で解決できるという極端な唯物的思想に陥る危険をはらんでいます。
人は楽をしたい。だからお金で解決できるのならそうする...ということで安易な道を選んでしまう。
落とし穴がまさにそこにある。効率のよい問題解決手段が全て一様な方法で得られないことを理解しておくべきでしょう。
自分の思考能力を低下させる-将来そして人生全般に受ける自己損失という代償が口を開けて待っているです。
投稿者 messiah : 07:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月20日
ダイエット成功者に賞金をだす町
先進国では肥満が社会問題化しています。
そのひとつイタリアは、国の人口の1割に近い約500万人が肥満だといわれています。
そんなわけで、イタリア北部の町バラッロではダイエットに成功した町民に賞金を贈る制度を導入しました。
1ヶ月で女性なら3Kg、男性なら4Kg減量した場合、50ユーロ(約8050円)の賞金を出すことになりました。
さらに、5ヶ月後にその体重を維持していた場合、100ユーロの追加賞金を交付するとのこと。
この町では1万ユーロ(約161万円)を予算に計上。
既に多くの町民が、医師や薬局による“肥満”証明を持参し、登録を始めたそうです。
そう言えば、アメリカも将来4人に1人が肥満になるという予測があります。
一方、日本をはじめとする(基本的には)菜食民族には肥満が少ないのですが、それを裏付けるデータがあります。
OECD加盟国の中で15歳以上の人が肥満である割合をランキングにしたものです。こちらをクリック
日本は韓国と共にうれしい最下位。
日本食の評価が高まっているのはこんなデータが裏づけとなっているのかも知れません。
投稿者 messiah : 07:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月19日
英米でよく使われる安易なパスワード
銀行のATMで使用するパスワードなら慎重に考えて決めるでしょうが、ネットでちょっとした情報を得るために作らなければならないパスワードの場合は安易に決めてしまうことがあります。
そうした使い捨てパスワードの人気?ベスト10が発表されています。
先ずは英国です。Top 10 Most Common Passwords
順位 | パスワード | % | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 123 | 3.784 | 安易さの堂々トップ。おまけに短い。 |
2 | password | 3.780 | 「パスワードを入力してください」に対して「パスワード」と入力する。発想はそれほど悪くないんだけど... |
3 | liverpool | 1.82 | 人気のサッカーチーム名 |
4 | letmein | 1.76 | 「ひらけごま」のようなかんじ |
5 | 123456 | 1.63 | もっと上位にきてもいいような安易さ |
6 | qwerty | 1.41 | キーボードの左上から横方向に順番に並べたもの |
7 | charlie | 1.39 | ポピュラーな人名 |
8 | monkey | 1.33 | 猿(説明不要) |
9 | arsenal | 1.11 | 有名なサッカーチーム名 |
10 | thomas | 0.99 | イギリスで子供につける名前の定番。機関車もあるが... |
次は米国です。Most Common Passwords
順位 | パスワード | 備考 |
---|---|---|
1 | password | 英国では2位 |
2 | 123456 | 英国では5位 |
3 | qwerty | 英国では6位 |
4 | abc123 | |
5 | letmein | 英国では4位 |
6 | monkey | |
7 | myspace 1 | |
8 | password 1 | |
9 | blink182 | |
10 | 自分の名前 |
英国と米国、同じ英語圏なのでよく似た結果です。
日本でも123456なんていうのは多いように思います。
ところで、これらのパスワードの何が問題かと言うと。。。
頭で考えたパスワードは忘れることが少ないのに対して、頭をほとんど使わない安易なパスワードは憶えられないということです。
投稿者 messiah : 06:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月18日
日本相撲協会は必死にファンサービス
大相撲の横綱・朝青龍が、夏巡業の休場届を出しながらモンゴルでサッカーをしたことに対して厳しい処分が下され、謹慎中の現状を巡ってマスコミが連日騒いでいます。
相撲人気がさらに低落する懸念がありましたが、危機感をつのらせた日本相撲協会は必死にファンサービスに努めているようです。
8/17に新潟市体育館であった巡業では、早朝から地元・妙高市出身の十両・霜鳳や人気の幕内・北桜らが会場入り口で観客を出迎え、気軽に写真撮影やサインに応じました。北桜は、自らのサインにドラえもんのイラストを入れるサービスぶりだったようです。
新大関・琴光喜や関脇・安馬がけいこで汗を流した後、館内におわび放送をしたり、白鵬の不知火型綱締め実演が土俵上で披露されました。
めったに見られない力士の姿に、約2300人の観客が沸きました。
8月3日から群馬県富岡市で始まった夏巡業ですが、17会場で予定され、新潟が14ヶ所目。どの会場も、おおむね主盛況だったようです。
しかし、こうしたサービスはもっと早くからやっておけば良かった。
確かに人気の低落は、日本人横綱が長期にわたって不在という要因が大きいでしょうが、もっとファンと力士を結びつける手段があるはずです。(ネットを利用したらいい。誰でも発想できる)
この事件をきっかけに、ファンを減らさない、否(いな)増やすために何をすればいいか大いに工夫してほしいものです。
投稿者 messiah : 12:20 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月17日
熱くなれるものがあれば幸せ
昨日は、1933年(昭和8年)7月25日に山形県山形市で記録された日本最高気温40.8度を、一日で2ヶ所で超えてしまうという暑い日でした。(埼玉県熊谷、岐阜県多治見)
山形市は74年間にわたり、"北国なのに日本一暑い"という上下のギャップを売りにして観光客にピーアールしてきましたが、ついにその首位の座を奪われてガッカリしているとか。
また、新しく日本一になった熊谷では、熱中症で病院に運ばれる人が続出して喜んでいられない状態です。
どこまで続く暑さかな。。。
ところで、中国ではこんな事件が。
中国人学生たちが、ハリー・ポッター・シリーズの最新作「ハリー・ポッターと死の秘宝」英語版が出版されたわずか数時間後にその中国語の翻訳を完成させたそうです。
中国語の正規の翻訳は10月に発売予定ですが、ファンはすでにさまざまな翻訳をネットからダウンロードしているようです。
夏休み中の学生たちは、書店が開くと同時に英語版を買い翻訳を始めたのそうです。
ネットに残されたメッセージによると、彼らはチームを組み、食事も満足にせず、24時間体制で翻訳を行ったとのこと。
同様な事件はフランスでもあり、この時には翻訳してネットに公開した若者が逮捕されました。
ところが、お国が変われば...逮捕されるどころか、英雄扱いのような中国。知的所有権に対する意識の極端な差が表れた事件です。
しかし一方で、
暑くても...暑くても...熱くなれるものがある。これは幸せなことだといえるでしょう。
投稿者 messiah : 08:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月16日
DVD規格争い ブルーレイディスクが優位に立つ
いつまでも次世代、次世代...なぁんて言っていると、次世代が来て去ってしまうかも知れません。
そんな感のある、次世代DVD規格を巡るソニー陣営と東芝陣営の争い。
もうニュースにはなりませんが、ここにきて優劣が見えてきたようです。
映画配給会社のワーナーブラザースとパラマウントピクチャーズがデータを公開したからです。
東芝陣営(HD DVD)とソニー陣営(BD)の両方を販売してきたワーナーブラザースとパラマウントピクチャーズは、最新作においてBDの占める割合が非常に高いことを公表しました。
ワーナーのプレスリリースで「BDの占める割合は65%」と公表しました。
ソニー陣営が、かなりの差をつけたというかんじです。
これでDVDはBDで決まりか?
投稿者 messiah : 13:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月15日
救いのない時代へ
昭和20年8月15日に日本は戦争に終止符を打ちました。
その日から62年が経過した今日、日本全体が高気圧に覆われて蒸し風呂の様相です。
38度、39度、瞬間的には40度という気温を記録する中、人々はじっと暑さが通り過ぎるのを待つしかありません。
終戦記念日に関連して戦争にまつわる番組や報道が目立ちます。
世界で最も軍事費を多く使っている国はアメリカで、2003年から2005年の軍事費総額が4500億ドル(約53兆円)。
2位の中国と3位のロシアがそれぞれ500億ドル(約6兆円)ですから、とてつもない差です。(日本は4位)
その一方、軍の経常収支はというと(予想通り)アメリカの赤字が群を抜いています。
莫大な投資をした結果、莫大な損失を生じているにも関わらず、さらに行動を停止しない。
ビジネスの世界ではありえないし、家庭や学校、その他いかなる経済活動においても考えられない不合理なことを、効率を重んじる大国が実践している。
そこには冷静な判断は微塵もない。意地とか威信とか利権とか、名誉とか...人間の我(が)の産物でしかないのは明らかです。
「救いのない時代」とは思いたくないが。。。
投稿者 messiah : 07:31 | コメント (0) | トラックバック
世界大戦が残した負の遺産
昭和20年8月15日に日本は戦争に終止符を打ちました。
その日から62年が経過した今日、日本全体が高気圧に覆われて蒸し風呂の様相です。
38度、39度、瞬間的には40度という気温を記録する中、人々はじっと暑さが通り過ぎるのを待つしかありません。
終戦記念日に関連して戦争にまつわる番組や報道が目立ちます。
世界で最も軍事費を多く使っている国はアメリカで、2003年から2005年の軍事費総額が4500億ドル(約53兆円)。
2位の中国と3位のロシアがそれぞれ500億ドル(約6兆円)ですから、とてつもない差です。(日本は4位)
その一方、軍の経常収支はというと(予想通り)アメリカの赤字が群を抜いています。
莫大な投資をした結果、莫大な損失を生じているにも関わらず、さらに行動を停止しない。
ビジネスの世界ではありえないし、家庭や学校、その他いかなる経済活動においても考えられない不合理なことを、効率を重んじる大国が実践している。
一度(戦争を)はじめたら、(不合理とわかっていても)途中で中止できない。名誉や威信という欲が何よりも強く作用し、保身の本能が働くから...
そんな個人の(為政者の)欲のために、何人も何千人も何万人もの生命が奪われる愚かさを自覚すべし、公に唱えるべし。
投稿者 messiah : 07:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月14日
平和と友好の祭典が単なる儀式に終わる
来年の北京五輪に出場するソフトボール女子日本代表は、北京の深刻な大気汚染などを懸念し、当初予定していた現地での直前合宿を取りやめるようです。(開幕直前まで国内で調整し、現地に入る予定)
日本ソフトボール協会によると「時差(1時間)も少ないし大気汚染や食事などを考えると今回は現地合宿は必要ないと判断した。欧州の出場国も日本で直前合宿する」と説明しています。
日本水泳連盟も中国での食の安全性への不安から、競泳陣の直前合宿を韓国の済州島で実施することを決めています。
中国に近い日本や韓国でぎりぎりまで最終調整して本番に臨む競技団体が今後増えそうです。
本来は“平和と友好の祭典”であるべきものが、形式だけのイベントに成り下がる怖れが大・・・、そんな異常な状況の下で、日本産の米が中国で飛ぶように売れています。
中国への輸出が約4年ぶりに再開された日本産の米ですが、その第1便のうち、北京で7月下旬から販売された新潟県産コシヒカリと宮城県産ひとめぼれの計約4000袋(1袋=2Kg)余りが約半月でほぼ完売しました。
中国産の普通の米と比べて約20倍の価格にも関わらず、高級志向の消費者に受け入れられたようですが、中国の市場開放主義導入によって突如出現した富裕層が買いあさったのではないかと思います。
安全が買えるのは一部の金持ちだけ。
矛盾を抱えて、次々と現われる綻びをその場その場で繕いながら、北京五輪への行進が続いていきます。
ところで日本産の米は、上海でも順調な売れ行きのため、日本側は第2便の輸出に向けた協議を中国側と早期に進めたい考えですが、おそらくここで政治的圧力がかかりそうですね。
投稿者 messiah : 08:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月13日
メールアドレスの長さの限界
アドレスは短い方が憶えやすいのでいい。
しかし、最近はスパムメール(出会い系が多い)が激増しているので、短い名前だと嗅ぎつけられて送り込まれてしまう。
この迷惑メールの処理が大変です。
ウィルス対策ソフトには迷惑メールを除去する機能を持つものが多いのですが、本当に迷惑メールだけを正確にはじいているのか不安です。
実際に迷惑の分類に入らない人のメールが来ないようなケースを数回経験しています。
そうなると最後は、誰も想像できないような、人工的に作り出せないような長い名前のアドレスをもつことしかない。
ところで、アドレスの長さはどのくらいまで長くできるの?ということになるのですが...
これが実は、インターネットに関する技術の標準を定める団体であるIETFによって定められています。
メールアドレスの長さは、ユーザー名は64文字まで、ドメイン名は255文字まで。(@の前が最大64文字、@の後が255文字)
ユーザー名やドメイン名などを含めた全体は 256文字までなのです。
携帯電話のメールアドレス場合は、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルとも@の前が最大30文字まで、ウィルコムは20文字までとなっています。
長いのはいいとしても、反対に本人が憶えられません。意味のある文章になっていないと使いづらい。
でも、意味のある文章だと他人が憶えることも容易になるし、こりゃあ難しい。
文字を入力して本人を認証する技術はそろそろ限界になっているようです。
投稿者 messiah : 09:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月12日
はやりのインターネットカフェを体験
我が家の洗濯機が故障しました。
十年以上使ってきた機械ですが、連日の猛暑で汗をかいた衣類を次々に洗っている途中に、悲鳴をあげたかのように止まってしまいました。
そこで、日本橋という大阪の電気街へ。(今は電気街の面影がないほど変貌。DVDや本、フィギュアを売る店が軒を連ねている)
夏休みということで人手はいつもより多かったのですが、電気街に来たというのに洗濯機を売っている店を探すのに苦労しました。(まじで)
地元大阪で唯一残っている(他の店は廃業か、商売変えした)の総合電機販売店に入って品定め。
他の店でもいろいろ見て比較検討しようと思っていたのが間違い。売っている店が本当に少ない!
結局、難波(なんば)という繁華街まで足を伸ばして、やっとありました。最初に入った店の別館でしたが...
そこから道具屋筋という大阪名物のお好み焼き、たこ焼きの器材や道具を売っている商店街をブラブラ。
人だかりが目に入ったので近づいてみると、テレビの取材で道具屋の店に人が集まっていました。
レポーターは、板東英ニ(ばんどう・えいじ)、間寛平(はざま・かんぺい)、それに久本朋子(雅美の妹)の3人。
携帯電話のカメラで、タレントを写そうとする人がいましたが、スタッフがそうさせまいと必死にガードしていました。
それから千日前(せんにちまえ)という繁華街の中心で食事をして、「まんが喫茶」で漫画を読もうと思い向かったのですが、既に店はなくなっていて代わりにあったのが、今流行りかどうか知りませんがインターネットカフェ。
インタネットができるだけでなく、漫画の本が読み放題ってわけです。
中に入ると、広い。そして暗い。さらに、静か。
まるで、隠れ家にきたようなムード。シャワールームも完備。
ここで3時間、漫画を自由に読んで、ドリンク飲み放題で500円。安いものです。
人の目を気にせずに自分だけの世界にひたれる。何度も行きたいとは思いませんが、静かに一人で時間を過ごすには悪くないと思いました。
時々行くていどならば、けっこう癒しになるかも知れません。(でも、そこに居座る人もいるらしい。本当は危険と隣り合わせかも知れない)
群集の中の孤独を楽しむ。(今までは映画館があったが)その雰囲気をネットカフェはもっているようです。
投稿者 messiah : 14:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月11日
「ハリー・ポッター」を仏語に訳した少年つかまる
ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの完結編(第7巻)をフランス語に訳し、インターネットで公開したという事件。
南仏エクサンプロバンスの高校生(16)の仕業だったようですが、この高校生は英語を得意し、7月21日の英語版出版の数日後に独力で仏語全訳を完成させ、ダウンロードできるようインターネットに公開したのです。
それを、仏語訳刊行を10月に予定している出版社が見つけて通報し、少年は逮捕されました。
捜査官が「ほとんどプロ級」と舌を巻くほどの出来栄えだそうです。
高校生に先を越された出版社は唖然としたことでしょう。
反対に少年の方は、その能力を世界中に知らしめた格好になり将来は明るい?
投稿者 messiah : 08:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月10日
アンビリーバボーな101歳 世界講演の旅へ
福岡市の「しいのみ学園」園長で福岡教育大名誉教授の曻地三郎(しょうち・さぶろう)氏は、まもなく101歳の誕生日を迎えます。(8/16)
曻地氏は、この度、成田空港から世界1周の講演旅行に出発します。
空き箱など家庭の不用品を生かした手作りおもちゃを携え、1ヶ月余りかけて米国やブラジル、欧州、中国など計9ヶ国を回り、創造性を育てる幼児教育の大切さを訴えるのが目的です。
今回、ワシントンでは幼児教育に関心を持つ次期大統領候補のヒラリー・クリントン上院議員とも面会するとか。
ロシアのモスクワ大学などで講演するほか、中国では曻地氏の支援で障害者教育の「しいのみクラス」が開設された吉林省長春市の小学校を訪れ、北京で映画「しいのみ学園」の中国語版上映会に参加する予定。
なんと!彼はこの世界講演に先立って、ロシア語や中国語を勉強していると云います。(ス・スゴ・・・)
福岡市内の記者会見では「人生は百歳からが本番。世界各国でエリート教育ばかり行われているが、自立していく気持ちを育てる幼児教育が必要だと伝えていきたい」と意欲を語っています。
百一歳になってここまでポジティブな人が現存するとは。。。
ただただ、敬服。彼の半分しか生きていない自分を見つめなおしてみたら...××になりました。
しかし、どこからともなく勇気が湧いてくるお話...また一からやりなおせばいい。時間はたくさんある。
投稿者 messiah : 07:20 | コメント (2) | トラックバック
2007年08月09日
全世界的に広がる蜘蛛の巣
マイクロソフトの世界占有率No.1ブラウザと言えば、Internet explorer(略してIE)です。
このIEをたった一行のHTMLコードでクラッシュさせることができるようです。
筆者も試してみました、確かにクラッシュしました。
<style>*{position:relative}</style><table><input></table>
この一行をHTMLファイルとして保存し、ブラウザで開くと左上にテキスト入力ボックスが表示されて、次の操作をしようとするとブラウザが固まります。(OSは落ちません。多分)
偶然なのでしょうが、この事実を発見した「ぼくはまちちゃん!」が自身のブログで公表すると、たちまち世界中に反響が...(悪事千里を走る?)
このような発見は、大きな権力(この場合はマイクロソフトという大組織)に対してゆさぶりをかける可能性を秘めているため、情報の早駆けを楽しむ人々によって、あっという間に波及していく。
最初にワールド・ワイド・ウェブ(全世界的に広がる蜘蛛の巣)と命名した人はエライ!
投稿者 messiah : 08:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月08日
サイレント・マジョリティの“正義の声”
昨晩、新聞で、タイ警察が遅刻などの規律を乱した警察官への罰則としてサンリオの「ハローキティ」の刺繍が入ったピンク色の腕章を付けることになったという記事がありました。
口頭で注意したり、文書を提出させたりしても規律を守らない警官が多いことに業を煮やした犯罪捜査局が、こんな腕章を付けたら恥ずかしくて二度と規律を破らないだろうと考えて実施したものです。
この記事を読んだ時に、著作権のことについて触れられていなかったので、その問題は解決済みなのかなあ、と思っていましたが甘かった。(筆者が)
規律を守らせるために、当のタイ警察が著作権を無視してキャラクターをパクッていたというお粗末な話です。(国際的規律を先に破っていた)
ところが一夜明けた今日のニュースの中で、タイ警察の犯罪捜査局は「ハローキティ」の腕章使用を中止することを決めたと。
犯罪捜査局などによると、腕章について新聞で報道されたことで、7日朝から「著作権の侵害ではないか」との問い合わせが相次ぎました。
同局では「局内の限定使用で問題はない」としていましたが、「警察が著作権侵害を疑われては都合が悪い」と、デザインを元に戻すことにしました。
知的所有権に対す感度というか、認識というか...アジアの国々は(日本を除いて)極端に低い。というか“ない”と言い切れる。
日本も十分ではないが、その比ではないですね。
しかし、マスコミやインターネットで報道されると、わずか1日で一国の公的組織の方向を転換させるほどのパワーがあるのはすごいこと。
サイレント・マジョリティの“正義の声”と言えるかもしれません。
※サイレント・マジョリティ(Silent Majority)とは...
「物言わぬ多数派」という意味で、積極的な発言行為をしない大多数の勢力のこと。
追伸ですが、規律を守らない警察官を大勢作り出した当局に問題があることを思い出したので...
投稿者 messiah : 12:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月07日
北京五輪入場券、日本への割り当ては2万枚
北京五輪の開幕まで残すところ1年となりました。
当然、日本からも見物のために大勢の観光客が動きます。
そして、競技を見るためには入場券が必要です。
その国別割り当てが決まっているのですが、日本は17万枚を中国に要求しているのに対して、なんとわずか2万枚という回答!?
北京五輪の入場券は700万枚強を販売し、そのうち国内向けが75%、海外向けが25%となっています。
過去の五輪に比べ国内向けの割合が高いのが特徴。
まあ、人口が人口だけにこれは仕方ないですが。。。
700万枚強の25%、約180万枚を世界各国に割り当てることになりますが、参加選手数に対して2万枚は少ないような気がします。
前回のアテネでは12万枚の割り当てがあり、応援団などを十分送りこめたのですが来年は勝手が違うことになりそうです。
国内の応援を背に受けて中国のメダル数は格段に伸びるでしょうし、国威も発揚することでしょう。
一方で、抗日感情を持つ国に乗り込み少数の応援で対抗するしかない日本は、けっこう辛い状況に置かれそうです。
投稿者 messiah : 07:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月06日
ニュースのないエントリー
ニュースは常にあります。
しかし、そのニュースに興味が持てなければ、このブログで取り上げることはありません。
ブログは自分の精神状態を図るバロメーターのようなものです。
あまり気乗りのしない時は、ずぅーとニュースに興味が持てない。
しかし、乗っている時は些細なニュースでもイマジネーションを総動員して、いっぱしの記事にできる。
そう考えると...どうも最近は夏バテ。(自分自身)
しばらくはガマン。
というわけで、ニュースのないエントリーで失礼。
投稿者 messiah : 08:39 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月05日
宇宙に日本食ブームがくる日も近い
宇宙ステーションで使われている食品は、アメリカが200、ロシアが100品目あるそうです。
一方、宇宙日本食と呼ばれるものが29品目あります。
味の素の卵スープ、日清食品のラーメン、ハウス食品のレトルトカレー、マルハグループのサバの味噌煮など...
無重力状態の宇宙ステーションでは、皿の上にのせて食べることができないので、粉っぽいもの、サラサラした水っぽいものはNGなのです。
たとえば、ラーメンなら、とろみのあるドロドロしたものになるし、卵スープの場合は容器の吸い口を通るように具を細かくカットしています。
寿司、天ぷら、丼ものといった伝統的な和食は保存性が難しいので、今のメニューにはありません。
これら「宇宙日本食」は、平成20年度後半に予定されている若田宇宙飛行士の長期滞在時から登場する予定です。
栄養のバランスがとれ、美味しいと評判の日本食は今、世界的なブーム。
宇宙に日本食ブームが訪れる日も近いことでしょう。
投稿者 messiah : 09:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月04日
その色にする意味
黒がブームのようです。
綿棒、歯ブラシ、トイレットパーパー、まな板、そして飛行機。
これまで白が当たり前とされてきたモノを、黒にした途端に売れ行きがグンとアップするものが続出。
黒には高級感があるので多少高くても採算がとれるようです。
もちろん、機能性を無視したものにユーザーはついてきません。
そこに必要なのは黒にする意味。
例えば、黒にすることで視認性、つまり見やすくなるといった...
気をてらったり、希少価値だけを全面に出していては話題だけで終わってしまいます。
1.ポルトガルのレノヴァ社が発売した真っ黒なトイレットペーパー。6個1890円という価格にもかかわらず、6月に日本で発売されると数日で完売。
2.東京と北九州を結ぶ航空会社、スターフライヤー。黒の機体と革張りシートで高級感を打ち出す。7月限定で同機の化粧室に黒いトイレットペーパーを採用すると乗客の反響は大きく、準備した300個はあっという間に姿を消した。
3.京セラの「黒いまな板」は、「従来のまな板では大根や豆腐など白い食材が見えにくい」という視覚障害者の声から生まれたヒット商品
4.ジャックスの歯ブラシ「フレッシュブラック」は、白金などの微粒子を練り込んだ黒の特殊毛を使うことで水だけでも歯垢(しこう)を効果的に除去できる
5.そして元祖といえば、黒い綿棒。平和メディクが業界初の黒い綿棒を発売したのは平成15年2月。今では年間約100万個を出荷する人気ぶり。
どんなデザインであってもまず機能がありき。
機能とデザインが溶けこんでいる姿がヒットの条件ですね。
投稿者 messiah : 11:20 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月03日
節電効果があがらないクール・ビズ
8/2内閣府がまとめた「クール・ビズに関する特別世論調査」によると。。。
クール・ビズを「詳しく知っている」、「聞いたことがある」と答えた人は合わせて91.2%にのぼり、この習慣に「非常に賛同する」、「ある程度賛同する」という回答も83.5%に達していることがわかりました。
ところが。。。
肝心の節電効果はさっぱり上がっていないこともわかりました。
クール・ビズが始まった平成17年以降に「冷房時の室温を高く設定した」と答えた人は13.5%、現在のオフィスなどの冷房温度設定が「28度」または「28度より高い」とした人も35.0%にとどまりました。
外回りの人(営業や外交員)と内勤の人では体感する温度差が極端に違います。
温度を設定するリモコンの誰が握っているかで節電効果は違ってくるでしょうし...
28度未満に設定できないようなエアコンを設置した事業所に、国が奨励金を出すような仕組みをつくるしかないか。
投稿者 messiah : 07:47 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月02日
今度は犠牲者がでないように
いろいろなことが起きています。
今日も含めて三日目になりますが、ブログ(エントリー)を投稿できません。
何のことか?
筆者はいつも早朝にブログを投稿するのですが、ここ最近エラーが出て朝は投稿できないのです。
今日もこんな時間(夜)になって投稿しようとしています。
そろそろ、ブログシステムを変えるときべきか。
サーバーのバックボーンが遅いのかも知れないが、ブログを投稿するだけのことでストレスがたまるのはいけません。
ところで、台風が来ています。今、大分県を通過中。
このまま日本海に抜けて行きそう。
今度は犠牲者がでないように、と祈ります。
投稿者 messiah : 20:48 | コメント (3) | トラックバック
2007年08月01日
慶応大学が仮想世界に進出
慶応大学がセカンドライフにキャンパスをつくるそうです。
名づけて、慶応義塾セカンドライフキャンパス。
過去の講義を動画にしたものを公開したり、仮想通貨(リンデンドル)を介した経済活動や参加者行動を研究するとのことです。
キャンパスは、電通がセカンドライフ内に持っている仮想都市空間「バーチャル東京」に8月下旬に設置される予定です。
最近では、野村證券や三越が出店していますが、それぞれ何のためにという目的ははっきりしていません。
あくまでも現業(リアルの世界の)を仮想世界の中で延長したようなものが多いようです。
仮想世界でないとできないことが見つかれば面白いのですが...(ビジネスモデルとなりうる)
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月31日
黒は地球を救えるか?
世界で最も多く閲覧されるウェブサイトがGoogleのページだとすれば、これは電力の無駄使いであると考えている人がいます。
Googleのホームページはご存知のように、Googleのロゴマークと検索窓とわずかな文字が表示されるシンプルなもの。
また、検索結果の画面も大部分が白く表示されます。
と言うことは、モニタにすればその白い部分を表示させるドットを、常に最大の力で白くしなければならない。つまり、電気を食う。
だから、Googleの背景色を黒に変えるとエネルギーが節約できるという議論が生まれました。
実際に、背景を黒にしたBlackleというサイトがあります。
Googleのページを表示すると74ワットの電力を消費するが、背景色が黒だと59ワットに抑えることができるそうで、Googleが背景を黒にしてしまえば年間に750メガワット時の電力を節約できるというのです。
一方で、米紙Wall Street Journalの主張では、液晶モニタでは全くこの差が出ないと懐疑的です。
黒は地球を救えるか?
投稿者 messiah : 07:46 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月30日
この夏、大阪のセミが倍増
大阪市立大学と同市立自然史博物館で蝉(せみ)の数を調査しているグループが、今夏はセミが去年の2倍以上発生すると予測しています。
グループは、蝉の抜け殻調査を14年前から実施しており、そのデータから今年は4年に1回の大発生の年に当たると推測しています。
蝉の数は毎年、交互に増減していて、4年に1回のわりで大発生していることが判明しています。
蝉の発生数になぜ規則性があるのかはまだ分からないのですが、蝉の幼虫が木の樹液を吸える根付近の“席”の数が決まっていて、ある年にたくさん占められれば、別の年は数が限られてくるためではないか」と推測しています。(大阪市立大学の沼田教授)
今年の発生数は約3万8600匹と推測されており、前年が約1万6000個だったため、発生数は2倍以上になる可能性があるといいます。
大音量を出すクマゼミが集まる大阪市東住吉区の長居公園では8月25日から世界陸上競技選手権大阪大会が開催されますが、外国選手たちはビックリするのでは?
投稿者 messiah : 12:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月29日
歴史のデジャブ 数十年前の自分を映す鏡
原料に中国製を使っていないことを宣言する、いわゆる“チャイナフリー”の小売店が米国で急増し、それに中国が強く反発して、両国の関係が悪化しています。
チャイナフリーのきっかけは、ペットフードに含まれていた有害物質によって多数のペットが死亡したことに端を発し、その後もいろんな製品から続々と有害物質が発見されて中国製品に対する不安が不信につながった結果です。
それにしても、オリンピックを目前にして米中両国の友好ムードが一向に良くなりません。
追い討ちをかけるようにして、政治に絡むややこしい問題がまた浮上してきました。
米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏は、中国がスーダンのダルフール紛争に対する姿勢を変えない限り、来年の北京五輪の芸術顧問を辞退するかもしれないと語ったそうです。
米国では、中国がスーダン政府によるダルフール地方の虐殺を黙認しているとの批判が強まっています。
スピルバーグ氏のスポークスマンは「数週間のうちに決断する。我々の主要な関心は虐殺をやめさせることにある」と語っています。
どうも、まずいなあ。。。
表向きは世界平和のための祭典、しかし実質は中国にとって国威発揚の手段である北京五輪は、欧米や日本から見ると、昔の世界大戦時代の帝国主義に通じるものを連想させます。
欧米も日本も、先の大戦で大量の死者を出して戦争にはさんざん懲りている。(ヨーロッパで戦争が起こることはもう考えられない)
しかし、中国を筆頭とする新興国の発展は正にこれからが本番。その過程で、かつて欧米や日本が経た同じ道をたどろうとしているかのように思います。
但し、スピードが格段に違います。
中国が猛烈な速度で先進国を追いかけていけるのは、科学技術や情報技術の急速な発展とインターネットという発信源があるからです。
しかし、ハード(形)をまねてもソフト(運用)がほとんど追随していないのが現状。その矛盾がいつ、どんな形で出てくるのか。
今や、世界の市場に物資を供給する国になっているだけに、その影響は計り知れないものがあります。
投稿者 messiah : 09:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月28日
肥満はあまねく、いたるところに?
このまま太り過ぎの増加が続けば、2015年にはアメリカの成人の75%が太り過ぎの状態に陥ってしまう。
ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームは、これまでに発表された米国政府の統計や体重などに関する論文を分析してこのように結論づけました。
研究チームが太り過ぎや肥満の基準に用いているのは、身長と体重から計算する体格指数(BMI)と呼ばれるもの。
そう言えば、このBMIという指標が、最近は生活習慣病の尺度のごとく幅を効かせています。
BMIが25以上を太りすぎ、30以上を肥満として、ともに心疾患や糖尿病、がんの発症率が高くなるとされています。
身長170cmの人なら、1.7×1.7×22=63.6kg。この22というのがBMIで、これが標準らしい。(男女でちがうはず)
筆者は、1年前には25くらいありましたが、今は23です。(腹八分の食事の効果かな?)
それにしても4人でゴルフに行ったら3人は肥満。「はあはあ、ぜいぜい」言いながらコースを回る...
あまり絵になりませんね、これは。
投稿者 messiah : 08:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月27日
最後まであきらめなかった老人
テレビを見る機会がうんと少なくなった筆者ですが、たまたま昨日NHKの番組を見ていて考えさせられることがありました。
既にニュースで知っている方もおられるでしょう。
80歳の老人が、自転車に(テントなどの)40Kgの荷物を載せて、日本全国一周に挑戦した物語。それを老人の日記と共に紹介するドキュメント番組でした。
老人は訪れたあちらこちらで若い人たちと交流しながら、様々な苦難を乗り越えていきます。
転倒して骨折したり、足が動かなくなったり...その日その日のことが日記に綴られているのですが、常に前向きで進んでいく。
ある宿舎で、未来に夢をもてなくなって悩んでいる青年らに、「勇気をもってあと一歩前に出てください」と語るシーンがありましたが、青年らがその時のことを振り返って「打ちのめされた気がした」と述べていました。
ご本人はその後、長崎県で肉体の限界が訪れたため妻に電話して「もう自転車はこげない。荷物を送るから受け取ってくれ」というのですが、再び気を取り直して自転車に乗り、出発点の長野を目指していくのです。
ネバーギブアップ。あきらめない人です。
出発地点まであと20Kmまで来た地点のトンネル内でトラックと衝突して亡くなるのが誠に残念なのですが、この老人の前向きさはどこから生まれてきたのか?
私の直感では、その方はけっして強靭な精神の持ち主とはいえないような気がします。
むしろ、一人の弱い人間のように思いましたが、日記には「朝、目が覚めたらその時から青春だ」といったことが書かれていて、驚かされました。
この方を突き動かす何か原動力があったはずですが、あきらめないことって大切なんですね。
と偉そうに言いながら、今日もどこかで何かをあきらめている自分を反省。
投稿者 messiah : 07:54 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月26日
ケイタイは縛らない 縛られる自分がいるだけ
子供にとっては楽しい玩具(おもちゃ)、大人にとっては自分を縛る鎖(くさり)。
その名は、携帯電話。
そんなわけで、大人の中から「携帯に縛られない暮らしを」という願望がめばえ、カナダで実現する方向になりました。
所は、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州のニューデンバー村。
この村は、ブリティッシュコロンビア州南東部の谷間に位置していて、かつては鉱山開発の拠点としてにぎわったこともありましたが、住民は現在わずか600人。
地元で携帯を使っている住民はいません。
村の経済開発担当は、携帯の騒音がない、静かな自然環境で暮らしたいと願っている人も多いはずと移住者の到来を期待しています。
ゆくゆくは、携帯電話の着信音、会話とは無縁な静かな環境の観光地を目指すそうです。
手始めに、電話会社が周辺地区に計画している携帯用の通信施設の建設計画を取り下げるよう要望しています。
但し、住民に高速のネット通信を提供する環境は整えているとか。
携帯電話は公私を問わず、住む環境を問わず、人々の生活に入り込んでいますから、脱ケイタイ志向も多いでしょう。
しかし一方、持ったことのある人は、その便利さを誰もが享受していることも事実です。
ケイタイが自分を縛るのではなく、ケイタイに縛られる自分を何とかしないとダメですね。
ニューデンバー村に移住しても、影でこっそり携帯を使ってしまう人にならないように。
投稿者 messiah : 07:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月25日
ウィキペディアンの逆襲
オンライン百科事典Wikipedia(ウィキペディア)の内容を充実させることに熱心なWikipedianと呼ばれる人たちがいます。(正式には執筆者・編集者)
権威ある大百科辞典として君臨してきた「エンサイクロペディア・ブリタニカ」は、Wikipediaの内容の信憑性を疑ってきました。
最近ではその正確性をめぐって、Wikipedia支持派とエンサイクロペディア・ブリタニカの間で、誤り指摘合戦が展開されてきました。
はじめは、エンサイクロペディア・ブリタニカが仕掛け、Wikipedia支持派が反論し、そのうち第三者が乗りだして判定をした結果、あまり大差がなかったのです。
両者引き分けの様相がありましたが、ここにきてWikipedianの逆襲が始まりました。
彼らはエンサイクロペディア・ブリタニカから見つけた大量の間違いを集めた記事をネットに公開しています。
ブリタニカの間違いには、クリントン元大統領の正式な名前から安全剃刀の発明者、さらには数学におけるNP問題の定義に至る様々な分野にまで及んでいます。
これらはWikipediaでは修正済みで、いくつかに関してはWikipedianからの通報を受けてブリタニカ側でも修正されたと言います。
誤りが修正されることは多いに結構。
購読者にとってプラスになるのは確実なので、ここは意地になって、相手の誤りを見つけて指摘しあってもらいましょう。
ただ...オンライン百科事典は一瞬で書き換わりますが、現物の百科事典はそうはいかない。
現物の百科事典は今後もなくならないだろうが、オンライン百科事典に主役の座を明渡す日は遠くないように思います。
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月24日
黒人か女性か アメリカ国民の選択肢
米紙ワシントン・ポストとABCテレビが発表した合同世論調査結果によると、黒人(アフリカ系米国人)が大統領に選出されることを容認すると答えた人は86%に上り、同様に女性大統領の容認は79%だったそうです。
次期米大統領選には、民主党から女性のヒラリー・クリントン、黒人のオバマ両上院議員が出馬しています。
男女の性差別、人種差別が薄れてきた結果かもしれませんが、それにも増して、長い間続いてきて疲弊した旧態依然の世の中に国民が飽き飽きしているような気がします。
どちらに転がっても、アメリカに新風が吹き、変化が起こる?
後になって、「やっぱり白人男性に大統領を任せるしかない」となったら寂しいですから、風が吹くことを期待しましょ。
投稿者 messiah : 07:40 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月23日
航空機事故で助かる可能性
飛行機嫌いの人がいます。
筆者もその一人ですが、特に離陸の時のいやあな緊張感は何度経験しても慣れません。
しかし、ビジネスマンともなればイヤでも乗るはめになることでしょう。
最近になって航空機事故もけっこう起きています。
「いざ事故に遭遇した場合、飛行機のどのあたりの座席に座っているとより安全か?」について、米国家交通安全委員会はここ36年間の航空機事故のデータを分析しました。
その結果、「できるだけ後ろの方に座ったほうが助かる可能性が高い」という結論が出たようです。
データによると、後部座席に座った人は、前部座席に座った人に比べて40%近くも助かる可能性が高かったと言います。
でも、乗らなければ助かる可能性は“無限大”に近く高いと思いますね。
投稿者 messiah : 19:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月22日
あまりにも急激すぎたのかもしれない
「進化」というのは“戦い”の産物であると思っています。
唐突ですが、ダーウィンが提唱した「進化論」を支持する人が圧倒的に多い中、「科学的に考えて進化論は誤りで聖書の記述通り神に創造されたのが正しい」とする意見もあります。
筆者ごときの見識をもって真偽を正すつもりはないのですが、生命誕生から40億年経たとされる現在において、個々の種(生命体の種類)が、自分の生存を賭けて自己改良を繰り返してきた歴史であることは明らかです。
地球環境への順応、敵から身を守る、効率よく獲物をとる...生命進化の過程は、まさに“戦い”の歴史といっても過言でないでしょう。
その戦いを勝ち抜いた「ヒト」という種に、彼らの繁栄を決定づける「二足歩行」という進化が太古の昔に起ったのはよく知られています。
この進化のきっかけが、「エネルギー節約」だという説を裏付ける実験結果が、米国の研究者によって米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表されました。
米ワシントン大学とアリゾナ大学、カリフォルニア大学デイビス校の研究者らは、遺伝的にヒトに近いチンパンジー5頭に、酸素吸入量などを調べる機器を装着し、トレッドミル(ランニングマシーン)の上を歩かせエネルギー消費量を測定しました。
その結果、二足歩行時と四足歩行時における消費エネルギー量について、個体差が非常に大きなことが判明しました。
ある個体は、二足歩行時の方が四足歩行時よりも、より少ないエネルギーで済みましが、ある個体では二足歩行時と四足歩行時で、消費エネルギー量はほぼ同じでした。また、ある個体では、二足歩行の方が四足歩行よりも、より大きなエネルギーを必要としました。
一方、ヒトにも同様の実験を行ったところ、ヒトでは二足歩行時の消費エネルギー量が、四足歩行のチンパンジーの約4分の1と、二足歩行の方が効率がよかったのです。
この結果から、ヒトとチンパンジーの共通の祖先のうち、二足歩行の方が消費エネルギー量が少なくてすみ、より広範囲にエサを探すことが可能となり、繁殖機会が増え、そこから二足歩行する個体が増えたと述べています。
最終的には、二足歩行をするグループと、四足歩行のグループが別れて、別の種になったと考えられると推測しています。
効率化といっても、畢竟(ひっきょう)は生存を賭けた戦いの手段であると考えられます。
かつては、自分以外の種から身を守らなければいけなかった。(恐竜、爬虫類、猛獣etc.)
しかし、二足歩行が可能になって脳が進化し、手を使うようになって異常な速さで強くなったヒトに敵はいなくなった。
ところがいつの間にか、同じ種同士が自己主張をしあい、限られたパイをとりあって相手を滅ぼそうとしているのが現状です。
生命体には、戦うことが本能として刷り込まれているのだろうか。
戦いや争いを好まない人が世界にはもっと大勢いるはず。同じ仲間同士で共食いしないように自制し、他を尊重する心を大切にする“文明”はどこに行ったのだろうか?
ヒトが誕生し、「紀元」という時間軸で歴史が整理され、記録が残っている期間はたかだか2000年であり、生命誕生から現在に至るまでの2,000,000分の1という無限に小さな時間帯にすぎないことを知ると、その繁栄と衰退もまた極めて短いインターバルになることが懸念されます。
ヒトの進化は、あまりにも急激すぎたのかもしれない。
投稿者 messiah : 09:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月21日
フェイク・スティーブのブログ
カリスマと言えば、アップルのCEOスティーブ・ジョブズ氏。
Macintoshでパソコン業界に変革をもたらし、PixerでCGアニメの常識をひっくり返し、iPodをかかげて音楽業界を変えてしまった男。
すい臓ガンに冒されながら奇跡的に復活。
今度は、iPhoneで携帯電話業界に大きなイノベーションをもたらそうとしている。。。
IT業界で最も成功したのはビル・ゲイツではなく、この男になる可能性が高まってきました。
そんな世界から注目される男が、ひそかに個人ブログを公開している?
今、注目の男・スティーブ・ジョブズを名乗るブログが人気を集め、その正体探しがシリコンバレーではブームになっています。
ブログは昨年6月に始まったのですが、自ら「フェイク(偽)スティーブ」と名乗り、ジョブズ本人が書いていると見せかけるようなことはしていません。
しかし、匿名ブログながら内容がウイットに富み、またアップル社やシリコンバレーのハイテク業界の内情が生き生きと描かれているため、最近ではシリコンバレーの「必読ブログ」的存在にもなっています。
iPhoneが発売された6月29日には、「世界が変わった日」という書き込み。
アップル社員に語りかけるという趣向で「私はあなた方を裏切り、侮辱し、理由もなくクビにし、限界を超えてこき使った。だけどiPhoneの開発にかかわることができたのだから、いいじゃないか」と、唯我独尊ぶりで有名なジョブズをちゃかしています。
ブログの人気上昇とともに書き手の正体探しもヒートアップし、著名業界記者らが次々と名指しされては否定する騒ぎとなっています。
それでは、こちらをご覧になってあなたの目で確かめてください。
投稿者 messiah : 14:28 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月20日
明暗が分かれそうな競技
テレビのニュースで衝撃的な映像を見てしまいました。
先日行われた陸上ゴールデンリーグのローマ大会で、男子やり投げのテロ・ピトカマキ選手(フィンランド)が投じた“やり”が、男子走り幅跳びのサリム・スディリ選手(フランス)の脇腹に突き刺さるという衝撃のシーンです。
痛い!ではすまないだろうなあ...
スディリ選手の怪我は幸い軽傷で手術の必要はなかったようですが、それにしてもコワい話です。
9月にはイタリア・リッチオーネで世界マスターズ陸上競技選手権大会が開催されますが、同大会の当局者は安全のため、やり投げの競技場を他のレーストラックから離れた場所にすると発表しました。
それにしても。。。
やり投げの選手は他から隔離されたようなかんじで、これでモチベーションあがるのでしょうか。
競技に集中できる選手と、そうでない選手の間で明暗が分かれそうです。
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月19日
ウナギのピンチヒッター
ようやく明けたようです。ジメジメ・シトシトの時期が。
日差しが出て爽快なのもつかの間、これからまた延々と暑い日々が続いていきます。
感覚的には、1年の半分くらいが夏になっているような...
まあ、こうなったらウナギでも食べて精をつけるしかないか。
ところが、そのウナギが大変。
30日は「土用の丑(うし)」の日ですが、EUや台湾からウナギの稚魚が輸出規制されそうなうえに、中国がウナギ加工品の対日輸出を禁止するなど、えらいことになっています。
そんな中、注目されているのがアナゴ。
ウナギほど脂質が多くなく低カロリーで、ビタミンAやEが豊富なので夏バテ防止や美容にいいとされています。
但し、アナゴはウナギと同じく卵からの養殖が難しく、天然の稚魚を捕獲して成熟させる必要があり、養殖法はまだ確立されていません。
はたしてアナゴは、ウナギのピンチヒッターとなれるでしょうか。
投稿者 messiah : 07:47 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月18日
景気と自動車の色
中古車買い取り大手のガリバーインターナショナル社の調査によると、景気がいい時は黒色の自動車が売れるそうです。
2000年から2006年に同社が取り扱った中古乗用車を新車登録年別に分類し、各年の車体の色の比率をまとめた結果。。。
2006年に新車登録した車の場合、黒系が全体の27%、グレー・シルバー系が23%と、計50%を占めました。
一方これらの黒・グレー系の色は、バブル崩壊後に落ち込み、1995年には34%まで低下。その後、景気上昇と伴に人気を持ち直し、2000年以降に増加傾向が強まったそうです。
対照的に、赤、黄、青、緑の4色系の車の比率は1995年登録では47%あったが、その後減少し、2006年登録では21%まで落ち込んでいます。
ガリバーによると、「景気がいいと生活に余裕が生まれ、高級感漂う暗い色の車を求める傾向にあるようだ」と分析しています。
白や黒は色というより明るさ(明度)の両極ですから、だれが見ても飽きない色。
好景気で、商い(飽きない)ますます繁盛。今日もダジャレでしめましょ。
投稿者 messiah : 07:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月17日
意外に健闘した日本
なんだか分かりますか?この順位と数字。
- 米国 77.4
- 日本 72.7
- 韓国 67.2
- 英国 67.1
- オーストラリア 66.5
- 台湾 65.8
- スウェーデン 65.4
- デンマーク 64.9
- カナダ 64.6
- スイス 63.5
英Economist Groupの企業情報部門Economist Intelligence Unitが、世界60ヶ国以上のIT競争力を調査した結果です。
競争を促進するビジネス環境、ITスキルの提供力、革新の受容力、世界レベルのテクノロジ・インフラ、堅牢な法体制、バランスの取れた政府支援などを総合的に分析し100点満点で評価したものです。
意外に健闘した日本。
底力はある。自信をもたねば。
投稿者 messiah : 20:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月16日
IT企業の評価でグーグル圧勝
「もしあなたが自由に選べるとしたら、どの会社で働いてみたい?」
街角でインタビューをされたとします。
筆者なら「特にありませんね」とぶっきらぼうに答えるでしょう。
強いて言えば。。。パタゴニア
就職・転職情報サービスの日経HR社の調査によると、IT技術者が働いてみたいIT企業のトップはグーグルでした。(今年3月末から4月初旬にインターネットで調査し、IT技術者1173人から得られた回答から)
グーグルは将来性や先進性などに対する技術者の評価が他の企業を圧倒しました。
回答者の32.6%がグーグルを選び、2位の日本IBM(23.3%)や3位のマイクロソフト(22.8%)を大きく引き離しました。
グーグルは今が頂点かも知れないし、まだまだ伸びるかもしれない。
しかしそろそろ、将来グーグルのライバルとなる“何か”が“どこか”で芽生えているのではないでしょうか。歴史は繰り返すといいます...
投稿者 messiah : 09:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月15日
本当にエポックメイキングなもの
セカンドライフ、セカンドライフ、セカンドライフ・・・
また、セカンドライフか。
と思われることを承知の上で、本日の話題もセカンドライフ。
(お断りしておきますが、セカンドライフの回し者ではありません)
ただ、この仮想空間がインターネットが誕生して以来、あまりにもエポックメイキングなものだから書かずにおれないのです。
考えても見れば、これほどインターネット向きのものが他にあるでしょうか?
ホームページやオンラインショプはネットでなくても実現できる。(現に会社案内やカタログ通販がはるか前から存在する)
また、Yahoo!に代表されるポータル(玄関)サイトも、専門誌・情報誌の形で昔からあった情報媒体をネットという舞台に移しただけです。
ウェブサイトの99.9%が、過去から存在している情報提供スタイルをネットというステージに移して、ネット独自の機能を加味したものに過ぎない、と断言してしまいましょう。(異議を自ら包含しつつも)
そこに彗星のごとく現われたのが「仮想世界」「仮想空間」。
実体のつかめない、不気味な、どことなく怪しげな...異次元世界です。
人は怖いものを見たくない。しかし、怖いものほど見たくなるという不思議な本能を持つがゆえに、この異次元世界に引き寄せられていくのです。(怖いとわかっているお化け屋敷やジェットコースターが遊園地の定番になっていることからも明らか)
ところで、こういう仮想世界が、過去に現実世界で提供されたり、サービスとしてあったでしょうか?
もちろんありません。ありっこない。これはネットでしか実現できない。だから、エポックメイキング【epoch-making:ある分野に新しい時代を開くほど画期的な状態】なのです。
これは注目せざるを得ませんね。おっと、話のマクラが長くなりました。
昔から新人歌手の登竜門といえば、歌唱コンクールやテレビ番組でした。【※登竜門(とうりゅうもん):立身出世や成功のための関門となる舞台】
しかし、歌手のデビューが仮想世界で行われたとしたら・・・
背筋が寒くなると同時に、これから何が起きてどんな結末になるのか?興味深々ではないでしょうか。
お化け屋敷やジェットコースターとは異なり、仮想世界では結末が誰にもわからない。そんなところに一層、人を引き寄せる魔性の何かがあるのです。
トランスコスモス傘下のネットベンチャー・ウェブスタージャパンは、ビクターエンターテインメントからメジャーデビューする歌手KEIの宣伝活動をセカンドライフ上で実施すると発表しました。
KEIという歌手は、ビクターエンターテインメントに所属する実在の歌手です。
KEIは現実世界でのコンサートなどは一切行わず、セカンドライフ上でアバターと呼ばれる分身を使った歌手活動を行い、CDやネット上での楽曲販売につなげていく予定だそうです。
セカンドライフ利用者は、サイト内で行われるKEIのコンサートや、さまざまなイベントに無料で参加できます。ファンとの交流会なども検討されています。
ウェブスターは今後、アップルのオンライン楽曲販売サイト「アイチューンズ・ストア」に利用者を誘導する仕掛けなども構築していく計画とのこと。
素顔見たさに現実世界でマスコミ等が歌手KEIを追いかけてくれれば、ただでプロモーションできる可能性もある。(一粒で二度おいしい)
これこそネットでしかできない技です。
仮想世界にはネットだけのメリットを享受する要素が本質から備わっていると思います。
今はアイデア一本勝負の時期。大中小関係なく同じ土俵で相撲がとれる。
事業拡大を考えている方は、今からでも遅くない。参加し研究しておくべきでは?
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月14日
中小企業こそ、挑戦してみるべき
これまで何度も紹介してきたネット上の仮想空間サービス「セカンドライフ」に、野村證券が金融機関としては初めて出店するそうです。
仮想店舗内ではアバター(仮想空間での分身)がタッチパネルを操作して、投資情報や商品に関する情報を入手できるほか、疑似投資セミナーも開催する予定です。
また、「セカンドライフ」を運営する米リンデン・ラボは7/13、セカンドライフ日本語版の試験提供を始めました。
利用者が最初に訪れる「オリエンテーションアイランド」(生活のイロハを案内する)の表示や操作画面などの言語を日本語化。
これまでは全て英語表記でしたが、日本語にすることで日本人の利用者拡大を狙っています。
リンデン・ラボ社によると、現在の「セカンドライフ」の利用者数は全世界で約800万人。そのうち日本人は約17万人とのこと。
一時、この仮想空間内でいろいろな問題が起きました。
しかし、ここ最近は、大手企業の進出が相次いでおり、コストをあまりかけないで店舗を増やし、企業の広告塔として利用する動きが活発になっています。
大企業は余剰資金を利用して自分たちのオリジナルな支店・出張所を出していますが、本来は大企業よりも中小企業が広報の一環として活用すべきものだと思います。
ここで(仮想空間で)土地を購入して建物を建設するコストは、現実世界とは比較にならないほど小さい。
中小企業こそ、セカンドライフに支店開設!挑戦してみるべきではないでしょうか。
投稿者 messiah : 08:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月13日
「ビリーズ・ブート・キャンプ」が人気
「ビリーズ・ブート・キャンプ」とやらが話題になっています。
新聞によると、任天堂が「ビリーズ・ブート・キャンプ」を想定したようなゲームソフトと器具を出すとか。
日本でもさまざまな減量法が登場し、結局「楽にやせられる方法はない」と多くの人が気付き始めたところに、この「ビリーズ・ブート・キャンプ」が彗星のごとく登場したようです。
速射砲のように繰り出されるビリー氏のトークも欠かせない魅力だそうです。
とにかくDVDを買ってみるしか理解しようがない。(どうしよう?)
ところが、オンライン百科事典Wikipediaには既に登録されています。
同サイトの説明では、ビデオの映像に従って運動し、7日間でダイエットプログラムを消化するという、短期集中型のエクササイズ、とあります。
普段、運動から遠ざかっている人には過酷である反面、正しく実行できれば激しい有酸素運動により、エクササイズ効果を期待できるプログラムのようです。
米軍の新人向け基礎訓練である「ブートキャンプ」からとった名称とのこと。
なにが流行るかまったくわからない世の中です。
そのうち、二匹目のドジョーならぬ“ブートキャンプ”が出てきそうな予感がします。
投稿者 messiah : 12:46 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月12日
「カラオケバー」を禁止した国
この国でなければ、ビックリするところですが。。。
この国ならばありそうな話。
韓国の対北朝鮮援助団体「グッドフレンズ」は、北朝鮮当局が外国文化の流入を阻止するため「カラオケバー」の閉鎖を決めたと発表しました。
北朝鮮の人民保安省は、カラオケバーの閉鎖は反社会主義の思想的な広がりを防ぐための措置、と述べているそうです。
北朝鮮は過去にも外国文化の浸透を警戒する措置を講じており、韓国の大衆文化への接触を禁止しています。脱北者によると、韓国文化は北朝鮮住民に人気で、テレビドラマや映画のディスクの密輸が多いといいます。
異国文化を排斥して、ますます孤立する国...何処に行こうとしているのか?
投稿者 messiah : 20:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月11日
いまどきの話題20選
-
グーグル検索で急上昇のトップ10
- MAZDA
- 華原朋美
- 渡辺二郎
- 羽賀研二
- iPhone
- 吉川銀二
- 裕木奈江
- 金田久美子(高校生ゴルファー)
- 大塚ちひろ
- 小池百合子
-
ブログで話題のトップ10
- サムライうさぎ(漫画)
- iPhone
- E-510(一眼レフカメラ)
- スカイプ
- skype
- MovableType
- W54T、jquery
- brandnew J(インターネットラジオサービス)
- X01T(スマートフォン)
世相を反映してますね。あまり明るい世相ではないのが残念ですが。。。
投稿者 messiah : 07:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月10日
“無題”ということにしておきます
健康だけは自信あり。
と思っていた筆者でしたが"寄る年波"に勝てず、先日のことですが精密検査を受けました。
昔は胃カメラと言い(今でも言うが)、口からカメラを飲み込むという恐ろしい検査です。
筆者の場合は、大腸も合わせて検査しました。
世が世なら逃げ出してしまうところですが、近代医学の発達のおかげで無事に終えることができました。
しかも、ウトウトとしている間に検査は終わってしまい、目覚めたら全て完了していました。
そして、今日はその検査結果を聞くために医院を訪問したのでした。
ポリープの小さいのがあったのですが、内視鏡手術で除去し、組織を調べたら良性と分かって"一件落着"。
これで消化器の健康は保証された。気分爽快!
あれ?
今日のようなエントリーを、普通は「ブログ」というのかも知れないなあ。
投稿者 messiah : 20:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月09日
キシリトールは犬には有害?
ペットは、高校生の頃に金魚を飼育していたことがありますが、その後まったく縁がありません。
金魚は水槽の中。ある意味で人間とは異次元の世界の生き物。
だから、人間と次元を同じくする犬や猫などのペットを飼っている人が、どんな気持ちで生き物と交流しているのか、よくわからないのが本音です。
そう言えば、金魚を飼っていたが飼育が面倒になって最終的には死んでしまった悲しい思い出があり、それからというもの、生き物は中途半端な気持ちで飼ってはいけないと思ってきました。
それは今でも変わらないのですが、改めて“中途半端でない気持ち”でペットを飼おうというきっかけがないのが現状です。(いつかもっと年老いたときに飼っているかも知れません)
さて、ペットとしてもっとも多いのがおそらく犬でしょうか。(猫かも知れませんが)
筆者は口臭と眠気防止のためにガムを愛用しています。その中にはキシリトールという物質が含まれたものが多い。
このキシリトールなる物質ですが、低カロリーで虫歯の原因になりにくいとされ、人間用の食品では砂糖の代わりに広く使われている甘味料です。
ところが、アメリカ獣医学協会がキシリトールは犬には有害となる危険性を指摘しました。
愛犬家には常識かもしれませんが、犬で有害なら人間にも...と思ってしまいます。
キシリトールを人間が摂取しても血糖値を急に上昇させることはないが、同協会などが昨年10月に行った発表によると、犬がキシリトールを摂取すると逆に強力なインスリン分泌作用が働き、血糖値が急激に低下するとのこと。
30分ほどで元気がなくなり、ふらつき、虚脱などの症状が表れ、ときには生命の危険もある。「犬の体重10キロあたりキシリトール1グラムの摂取で治療が必要になる」と述べています。
愛犬家は要注意です。但し、キシリトールは人間の体によくないという結論が出たわけではありません。
人間には害はないからといって、それを別の生き物にそのまま応用することに問題があるように思います。
投稿者 messiah : 07:27 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月08日
グーグルの囲い込み戦略 日本でも進行中
グーグルは、世界の教育機関(大学、大学院など)をターゲットにして、将来のユーザーの青田買いを始めているようです。
企業が長く繁栄するには、現在のカスタマーが時間と共に移り変わり、次世代・次々世代へと変遷する過程を考えて長期計画を立てる必要があります。
インターネットであれば、次世代・次々世代にあたるのが現在の学生たちということになります。
吸収力や好奇心が強く、初期に学んだ事や学んだ環境が価値判断のベースになるとすれば、彼らにグーグル製品を早い時期から使い慣れさせておくという戦略です。
そのための初期投資は惜しまない。
グーグルだけがやっているわけではありませんが、既に彼らは十年後の世界を想定して動いているように思えます。
そういったアプローチの中で、慶応大学はグーグルと提携し、学内図書館に所蔵する古書約12万冊を電子データ化し、インターネットで公開することを決めました。
データ化するのは、室町時代から江戸時代にかけて作られた御伽草子(おとぎぞうし)など和装本9万冊と、明治から昭和初期の文献3万冊です。
著作権保護期間が終わったこれらの本を撮影し、文字の読み取り処理をしてデータ化します。
作業はグーグルが担当。8月から開始して作業を終えたものから順次公開していく予定です。
一般のネットユーザーには、そこに行かなければ入手できなかった情報、もっと言えばその存在すら知らなかった情報をどこにいても見れる、という利便が提供されます。
グーグルはスキャニングという投資を行う代わりに、慶応大学との関係強化を図ることができて、グーグルが開発するサービスの実証実験をする場が得られるわけです。
それが学生の標準ツールとなれば、次々にグーグルを標準とするユーザが作られて行く...
現実にはそううまくいかないと思いますが、ちょっとこわい気もします。
投稿者 messiah : 09:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月07日
ビル・ゲイツを歴史的に超える第一歩
発売開始から3日間でアップルが売ったiPhoneは70万台になり、売上は3億5000万ドル(約428億)以上、その利益は2億ドル(約245億円)以上になると、アナリストが分析しています。
アップルが用意していた小売店用のiPhoneはすでに半分以上なくなっており、アップルの直営164店舗中95店舗とAT&Tの小売店1800店でも在庫がほぼ空になったとのことです。
出足好調。
ネットでも概ね好意的な評価が流れています。
これが成功すれば、スティーブ・ジョブズは、事業推進途中で引退したビル・ゲイツの存在を歴史的に超えるでしょうね。
投稿者 messiah : 11:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月06日
「女性はおしゃべり」は間違い?
女性は“おしゃべり”だと考えている男性諸君!
それ、間違いです。
米国アリゾナ大学などの研究チームが7/6付の科学誌「サイエンス」に発表した調査結果では、アメリカとメキシコの大学生計約400人を対象にした調査で、日常生活で発する言葉の数は男女でほとんど差がないことが分かりました。
研究チームは、一日中装着していても気にならない小型のデジタル録音装置を開発。
1998年から2004年にかけ、17歳から29歳の大学生の女性210人、男性186人の日常会話を、2日間から10日間録音し、男女それぞれが1日に発する単語の数を計測しました。
その結果、女性は1日平均16215語、男性は15669語を発していましたが、これは統計学的に意味のある差ではなく、むしろ個人的な差異が大きいことが分かりました。
とは言うものの...
今回の検査対象は大学生のみ。もっと年齢が上の層でも実験してほしいと思います。
いわゆる“大阪のおばちゃん”といった方に録音機を取り付けてもらい、同じ条件で“大阪のおっちゃん”と比べてみたらどうでしょうか。
結論はそれから...ということで。
投稿者 messiah : 08:15 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月05日
栄枯盛衰というにはまだ早すぎる
蒸し蒸しする毎日が続いています。
今年は空梅雨か、と思っていたのが1週間ほど前。
突然、連日の雨模様に変わりましたが、気象庁は「梅雨入り」をまだ宣言していません。(していたらすみません)
雨が降った、やんだ、という現象でうかつに宣言しては、後から矢が飛んでくるからでしょうか。
異常気象が恒例行事になっている昨今の地球では「予報」はあてにならないし、参考意見として割り切ってあげればと思います。(気象庁のプレッシャーも軽くなる)
それでも70%以上は当たっているのですから。
さて、天気予報は70%ですが、こちらの方は“大どんでん返し”があったようです。
ゲーム機の競争で、ソニーが7割のシェアを占めていた米国市場で、任天堂のWiiの売り上げがPS3を上回り、業界に大きな衝撃を与えています。(1月の統計)
ゲーム情報誌大手・エンターブレインが発表した2007年上半期(1~6月)の国内ゲーム市場統計によると、家庭用ゲーム機では据え置き型、携帯型とも任天堂がソニーを圧倒しました。
据え置き型の国内販売台数は、任天堂「Wii(ウィー)」が177万台に達し、50万台のソニーの「プレイステーション(PS3)」に圧勝しました。
携帯型でも「ニンテンドーDS」が372万台だったのに対し、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」は102万台にとどまり、据え置き型、携帯型とも任天堂の販売台数がソニーの3倍強と大きく突き放した格好です。
あれほど強かったソニーがどうして?
栄枯盛衰というにはまだ早すぎるから、ソニーの巻き返しに期待しましょう。(因みにわが家はDSです)
投稿者 messiah : 08:22 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月04日
ネットでの評判は第二の履歴書
就職活動を何回か経験したことがある筆者ですが、履歴書や職務経歴書を相手の会社に先ず送って、それから書類選考となります。
その時点で、採用する側にとっては、応募者の資格や職歴から“何ができるのか”というデータを得るだけです。
しかし、組織の中で共に働くことになる以上は応募者の人物、性格などを知っておきたい。
ということで、書類選考でOKになった次の段階として「面接」に進むことになります。
ところが、1度会って採用か否かを決めるのはかなり難しい問題があります。
人は、初対面では誰でも「よそいき」の顔で来るので、人物や性格やその人の評判まではわからないからです。
求職活動、募集活動では、こういうことが長い間続いてきた。採用したらガッカリということも多いものです。
しかし、ネット社会、とりわけ自分の意見を簡単に発信できる時代になって様相が変わってきました。
今、インターネット上の情報は、就職や大学入学時の重要な判断材料になっているのです。
大学の入学審査担当者は願書以外に情報が欲しい志願者がいると、その名前やメールアドレスを検索します。
就職や大学入学を考えている人は、ネット上で自分に関してどんな情報が流れているか知っておくべきということです。
ネット上の良い評判は評価の対象になります。
ブログを書いている人は、その内容を求人相手にチェックされることを覚悟しておく必要があります。
匿名ならば問題はないでしょうが、本名を公開している人は、あまり角(かど)の立ったことを書くと...
でもそれはそれで、正しいと信じているならけっこうですが。
投稿者 messiah : 08:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月03日
吉野家 前年同期比667.4%増!
牛丼。
大好きでもないが急いで昼食を済ませなければいけない場合に、時々食べに行きます。
主に吉野家に行くことが多いのですが、「牛丼大盛り、つゆだくで...」という注文の仕方をしている人が多いので、自分も「つゆだく」で注文したら、牛丼のおつゆ(だし)がご飯いっぱいにかかったものが出てきました。
(値段は同じなので)何か得をしたような気になって、次も「つゆだく」で注文する。そんな人が増えているのではないかと思います。
さて、その吉野家。今年3-5月期の第1四半期連結決算で、主力の牛丼関連事業の営業利益が前年同期比667.4%増の27億2200万円と、ほぼ8倍となったとのこと。
同社は今年3月から、それまで1日4時間の限定販売だった牛丼の販売時間を、午前11時から深夜0時までの13時間に拡大。
5月には全商品を50円値引きするセールも実施して販売を伸ばし、牛丼関連事業の売上高がほぼ4割増えたそうです。
先手を打つのが得意の吉野家ディー・アンド・シーがこの業界では頭一つ飛びぬけた、ようです。
気のせいかも知れないが、他の牛丼店と比べて店員さんの動きがキビキビ、勢いを感じます。
投稿者 messiah : 07:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月02日
嘘か誠か?元社員が明かすグーグルの職場環境と待遇
IT業界で働くことを志す人たちにとっては米・グーグル社は憧れの存在です。
会社がどんどん発展し、有名になり、仕事は楽しそうだし、給料もいいはずだし、何と言っても自由な風土がある。
誰もがそう信じていますし、おそらくそんなに的外れな話ではないでしょう。
ところが、グーグルで働いていて今はマイクロソフトに移ったある人物が、「われわれがよく耳にする様子とはいくぶん違って、それほどよいところでもない」と暴露しています。
幻想的なラバランプ、有機食材を使ったディナー、無料のシャトルバスを用意している企業では、過酷な長時間労働が従業員を待ち受けており、自由な社風だとするオフィス生活を楽しむ余裕などなく、給料はマイクロソフトより安いというのです。
彼は、新興企業を立ち上げるためにマイクロソフトを去り、その企業がグーグルに買収されると、しばらくグーグルで働いた後、 マイクロソフトに戻ったという人です。
彼の場合は、いわゆる“はえぬき”ではないので待遇が悪かったのかも知れません。
この話はマイクロソフトの社内メールに書かれ、そこからブログに掲載されました。
それによると、
- 「従業員は基本的に、毎日午前10時から午後6時までは社内にいる。けれども、ほとんど全員、1日24時間365日メールで連絡が取れる状態にあり、たいていの人は夜、家に帰ってからもずっと仕事をしている」
- 「(全体の20%の時間は自分の好きな開発に取り組めると言うけれど)20%プロジェクトを持っている人はほとんどいない。たいていのマネージャーは、そんなものを始めようなんて気にはさせてくれない」
- 「ガラス張りのオフィスの人もいるし、オープンスペースが自分のオフィスの人もいる。個室をもらっている人もいれば、デスクが文字通り廊下にある人もいる。それは、他にもうスペースの余裕がないからだ」
- 「大学新卒で採用された人は、まるで大学に入学したときのように、Googleが何もかも面倒を見てくれる。もちろん、Googleが何もかもやってくれるなら、退職するなんてことは考えにくくなる。転職するとなると、あれもこれも必要になるし、自分で何もかもやらなければならないからだ」
- 「Googleは、前職での経験にはいっさい価値を認めていない。Googleが非常に重要視するのは、とにかく学位、それも特にスタンフォード大学の学位だ」
- 「Googleの給料は実際のところ、Microsoftより少ない」
- 「実のところ、Googleの健康保険はMicrosoftほどよくない」
と、こんな具合に述べているのです。
また、ブログの中で、午前8時30分までに無料の朝食を出せば、多くの従業員が朝早くオフィスに出勤してくるだろうとも述べ、朝早くに出社させるための釣りエサのような表現をしています。
何処まで本当かはわかりませんが、グーグルも大きくなればなるほど組織の柔軟性や自由度が薄れてくるのは当然です。
でも、もしこれが全部事実だとしても、「これまでの業績に水を差すほどのものではない」というかんじです。
投稿者 messiah : 08:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月01日
ごくろうさん Me君!
事務所の机の上が散らかっていたので、掃除を兼ねて整理しました。
パソコン2台、プリンタ、スキャナ、モデム、ハブ、IP電話などの機器の電源コードや接続ケーブルが机の裏側でごちゃごちゃに絡んでいました。
そして、ここ1年以上ほとんど使っていなかったWindows Meパソコンを片付けることにしました。
今から約3年前の2004年5月、Weblog(ウェブログ)という新しいシステムを、偶然ネットサーフィン中に発見して一気に興味を持ちました。
その後、某テレビ局にWeblogを活用した事業提案書を出しました。
「テレビを使った新しいビジネスモデルの事業詳細」というタイトルでした。
これは2次選考で落とされましたが、今読み返してもなかなか良く出来ている!(自画自賛)
世が世なら脚光を浴びていたかも?(おっ、公開してみるか)
それから1年後にライブドアがニッポン放送に敵対的買収をしかけたので、某テレビ局も冷や汗をかいたはず。
そして、Blogという言い方が主流になったWeblogをやってみようと思い立ち、講習会に行ったりサーバーの勉強を始めたのが2004年7月。
それから、自宅サーバーを構築し、そこにブログを設置し、記事を投稿するまでの悪戦苦闘の様子を5ヶ月近くかけて記録していったのです。
そして2004年12月に「ブログ奮戦記」として公開しました。
その時にサーバーとして活躍したのが、先に述べたWindows Meパソコンでした。
そのパソコンともお別れの時がきました。
これからデータのバックアップをとります。ごくろうさん Me君!
投稿者 messiah : 11:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月30日
電話番号を覚えられなくなった現代人
「電話番号を覚える機会が減った」と感じた回答者が92.8%。
「ここ数年で電話番号を覚えられなくなった」と感じた回答者が80.5%。
NTT番号情報の調査結果です。
電話番号が覚えられなくなったと感じる理由(複数回答)
- 「最近の電話にメモリがあるため」 78.0%
- 「覚える必要性にかられないため」 53.1%
- 「年齢を重ねることによる記憶力の低下」 36.6%
「電話番号がわからなくて(あるいは忘れてしまって)困ったことがある」 51.3%。
それはどのようなときかという質問には、
「携帯電話の充電が切れたとき」 72.2%
この調査は、全国の10代~60代の男女計400人を対象として、2007年6月にインターネット上でアンケートを行なったものです。
最近、身近の方で携帯電話の故障で大切なデータが消えるという被害にあわれた方がおられます。
水没したとか、落としたとかなら自分を責めればすみますが、本体の故障だったようで大変お気の毒。
私自身思わず、「バックアップとっておかねば!」と3年ぶりにバックアップした次第です。
でも、文明の利器(携帯電話)に何もかも情報を詰め込んで、いざとなった時に“文明の危機”を招かないようにしたいものです。(おや?このダジャレ、誰かに似ているなあ)
投稿者 messiah : 16:37 | コメント (2) | トラックバック
2007年06月29日
アップルの携帯電話 今日発売
今日6/29は、アップルの携帯電話iPhone(アイフォン)がアメリカ国内で発売されます。
発表されたのは昨年末だったので、アップルファンにとっては、この半年は長かったことでしょう。
どんな機能があるのか、どんなデザインなのか、操作性はどうなのか、などは発表済みなのですが、やはり使ってみないと評価はできません。
特に操作性には注目が集まります。
操作性で定評のある、あのiPodを作ったアップルですから、かなりのものだろうと思います。
これからユーザーに使われて評価されて、その情報が続々とネット上に流れていくことでしょう。
ドコモの株主総会で、エライさんが「iPhone」を扱いたいような話をしていましたね。
iPhoneの評価が上々であれば、日本の携帯キャリア各社はこぞってアップルに日参するのではないかと思います。
投稿者 messiah : 08:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月28日
刑務所の屋根でいびきをかいて捕まった受刑者
ロイターによると、インド東部のコルカタの刑務所で、獄内から姿を約24時間消し、行方を追っていた19歳の男性受刑者が施設の「屋上」でいびきをかいて寝ているところを見つけられ、取り押さえたとのこと。
強盗、窃盗で6月初旬に禁固刑を受けた男で、屋根上での睡眠については「刑務所の単調な生活に飽きた」ためと白状しています。
刑務所内の至る所を捜したが発見出来なかったのですが、刑務官が建物の上で大きないびきを聞き、確認のため上ってみると男が寝ていたそうです。
男は起こされて、ライフル銃を突き付ける複数の刑務官の姿にビックリしていたといいます。
イビキをかきながら、どんな夢をみていたんでしょうか?
投稿者 messiah : 13:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月27日
電子レンジでのポップコーン調理に禁止命令?
No weapons, no animals, no loitering, no alcohol, no lying down, no smoking, no music, no fighting, no trespassing.
シアトル市役所の規則では、武器、動物、ダラダラ動くこと、アルコール、寝そべること、喫煙、音楽、争い、人の邪魔をすることを禁じています。
ウーン...なんでしょうか、これは?
事件や事故などの問題が発生する都度、思いつきで並べていっただけの規則のような気がします。
そして、この不思議な規則に、さらにポップコーンが加わるかも知れないというお話です。
シアトルで、電子レンジで調理を行うポップコーンが燃え上がり、3年の内に8回も緊急避難するという事件が起きているそうです。
シアトル市は将来的に重大な問題であるとし、市職員全員に「このままだと電子レンジ用ポップコーンを禁止することになる」と通達しました。
これに対して、シアトル市議会職員からは「もしそんな規則ができたら電子レンジ用ポップコーンを取引する闇市場が形成され、人々は会社に電子レンジを隠し持ち、不法な調理を行うようになる」と言い出して騒ぎになっているとか。
こんな事件がニュースになる。。。
平和の一言に尽きますねぇ。
投稿者 messiah : 08:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月26日
ニュートンの予言 2060年に世界が終わる?
「万有引力」で有名な物理学者、アイザック・ニュートン。
彼が、「早ければ2060年に世界の終末が来る」と予言していたことがわかりました。
これは1700年代初頭に書かれ、1936年にロンドンのオークションでユダヤ人学者が落札。1969年以降はエルサレムのヘブライ大図書館が保管していた文書から明らかになりました。
ニュートンは旧約聖書のダニエル書の暗号めいた表現から「2060年」を割り出し、「その後に世界の終わりが来るかもしれないが、それ以前に終わる理由は見いだせない」などと書いているそうです。
ニュートンは、「終末の日をめぐるさまざまな憶測を決着させようと予測した」と述べており、別の文書では、終末の日々には「邪悪な国家の滅亡、すべてのトラブルの解決」などがあるだろうと予言していたそうです。
歴史に残る物理学者が、科学的な根拠のない“予言”をしていたとは驚きですが、ニュートンも人間。
人心を収めるための方便だったのでしょうか?
投稿者 messiah : 08:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月25日
職場でのブログ閲覧 意外と少ない
社員の4割にあたる人が、職場からブログにアクセスした経験がある。
セキュリティ対策会社のクリアスウィフトがそんな調査結果をまとめました。
ミクシィなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスやユーチューブなど動画共有サイトの利用経験者もそれぞれ2割程度おり、職場における情報管理が不十分な実態が明らかになったとか。
でもねえ。。。
それを管理するのにコストと時間をかけるよりも、本業に力を入れた方がいいのではないか...と。
投稿者 messiah : 12:58 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月24日
67年間 無事故、無違反の無免許ドライバー
筆者は、毎日ブログを投稿しています。
その日のエントリー(記事)は、(ほとんどの場合)その日にニュース等を調べて、出来るだけありふれた話題は避けて(といっても自分の興味ある話題が中心になりますが)出来るだけユニークな視点から文章を組み立てて投稿しているつもりです。
最近は仕事に忙殺されて、ちょっとばかり手を抜くこともあったので、これを多いに反省して文章を打っています。
速い時は30分で、長くかかる場合は1時間以上費やすこともあります。
中味の濃さ(充実しているか否か)が時間と比例するとは限りませんが、やはり時間をかけたものは自己満足度は高い。
ところが今日のエントリーは、あまり時間をかけずにけっこう面白いニュースを発見したので楽チン!
オランダで6/20、84歳の男性が交通検査にひっかかり、無免許で67年間運転していた事実を認めたそうです。
しかも。。。 調べによると、これまで無事故で、速度違反などで検挙されたことは一度もない優良ドライバーだったことが分かりました。 取り調べに対し男性は、車を解体することを約束したといいます。男性が処罰されるのかは不明。 |
発見されたから話題になった、というお話。
発見されなかったら、おじいちゃんの自慢話として代々語り継がれたことでしょう。
投稿者 messiah : 12:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月23日
老舗百貨店が「セカンドライフ」に進出
仮想世界「セカンドライフ」への進出が相次いでいます。
老舗の百貨店・三越は、7/19に「三越セカンドライフ店」を出店します。
日本の百貨店では初めてとか。
三越は、セカンドライフの日本語エリアに同社の前身である越後屋呉服店をイメージした約1万平方メートル相当の店舗を作り、来店客には、アバター(分身キャラクター)が身に付ける越後屋印の陣笠や扇子、法被(はっぴ)などを無料配布する計画です。
セカンドライフは、アバターを通じて他人と会話したり、仮想通貨「リンデンドル」を使って、モノを売買することができます。
三越は当面、リンデンドルを使った物販はしませんが、今後検討していく予定。
初年度の来場者は12万人と見込み、セカンドライフ経由のオンラインショップでの売り上げ目標を4000万円としています。
お堅いイメージの強い百貨店が、得たいの知れぬ世界に進出するからには、相当の準備をしての上のことでしょう。
成功すれば、次々と他の百貨店や小売店が参入してくるかも。
投稿者 messiah : 13:58 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月22日
日本発? 「セカンドライフ」で株主総会
株主総会の季節です。
業績の良し悪しで各社悲喜こもごも。
普段は会社では“お上”の社長が、この日だけは株主からの質問に「手に汗握り」「冷や汗をかく」のです。
業績の芳しくない企業の社長にとっては一年で一番長い一日かも。
さて、その株主総会を仮想世界「セカンドライフ」で行う企業が登場しました。(といっても...実際の総会は行われますが)
デジタルメディア事業などを展開するインプレスホールディングスは、6月23日に開催する第15期定時株主総会の模様を、3Dバーチャルコミュニティ「セカンドライフ」でライブ中継する予定です。
「セカンドライフ」のアカウントを持つユーザーであれば、誰でも参加できます。
ライブ中継されるのは、第15期定時株主総会と株主懇親会の模様で、「セカンドライフ」のインプレス島内に設けられた株主総会会場で視聴できます。
また、開催に先立って登壇する役員への質問も受け付けています。
「セカンドライフ」を巡る企業活動は、現時点では話題提供というレベルの域を超えていません。
そこに参加するのは簡単だが、不用意に行動に出ると何が起こるかわからない。
だから、様子を見ている。。。そのな状況でしょうか。
投稿者 messiah : 08:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月21日
やっぱりこれはシンドロームだった
筆者は、携帯電話をマナーモードに設定(着信音の代わりにバイブレーターが振動するように設定)した時に、不思議な経験を何回かしました。
バイブレーターが振動していないのに、振動したような気がして携帯電話を手にしたら、電話もメールも何も届いていなかったという経験です。
このような経験は自分だけかと思っていたら、どうやらそうではないらしいことが分かりました。
米のニュースサイトUSATODAY.comの記事によると、携帯電話が実際には振動していないのに、振動しているかのような感覚に陥ることを「phantom vibration syndrome」と呼ぶそうです。
「phantom」とは幻とか幽霊の意味があります。
携帯電話ユーザーが振動に用心深くなっている時に、この体験に襲われる可能性が高いそうで、ユーザーが振動する感覚を規則正しく経験することで、脳がその感覚を学習してしまうからだそうです。
振動を検出することを学ぶことは、知覚の学習プロセスの一部だそうです。
つまり、携帯電話が振動することに反応することを、脳が習慣として学習することによって、振動する感覚に過敏になった結果、実際に振動していないにもかかわらず、携帯電話が振動しているかのように感じることが起きるというわけ。
やっぱりこれはシンドローム(病気)だったのか。
高度に発達した社会のインフラに肉体が否応なく反応するのも悲しい...
投稿者 messiah : 17:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月20日
YouTube日本語版がリリース
YouTubeの日本語版がリリースされました。
日本語版開設は、米国以外のアクセスが多い国のユーザーの利便性向上のためで、ブラジル、英国、フランスなどに続いて9番目だとか。
さっそく覗いてみようと、http://www.youtube.co.jp/にアクセスしたら確かに日本語になっている。
でも、なんだかデザインとか色使いがYouTubeらしくないなと、よく見るとそれは「YYTube」という名前の動画投稿サイトでした。
紛らわしいですが、それが狙いではないかと思います。
YouTubeを見ようとアドレス欄にURLを入力したら、それがすぐに別物と分かるとはいえ、少なくともアクセスはされますから「YYTube」はそこからユーザーを増やすことが可能です。
典型的な「他人の褌で」というヤツです。(はやばやとドメインを取得した先見の明は買うが...)
本物のYouTube日本語版はhttp://www.youtube.com/にアクセスして、右上にある言語の選択から「日本語」を選びます。
投稿者 messiah : 08:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月19日
世界で4番目に下がった東京
世界の143都市での生活費を比較すると、モスクワが最も高くなることが明らかになりました。
モスクワは昨年の調査でも首位を占め、昨年3位だった東京は4位に下がったそうです。
調査したのは、米・人事コンサルティング会社マーサー。
同社の調査では、毎年、海外駐在員を送り出す企業などに情報を提供するため、各都市で1年間にかかる家賃や交通費、食費、娯楽費など200項目を調査しています。(ニューヨークを100とした指数に換算し順位を算出)
今回の結果では、モスクワに次いで生活費の高い都市はロンドン。
3位にはソウル、5位には香港が入りました。
項目別にみると、寝室2部屋の家具なしアパートの家賃は東京が世界一とか。
一番安いヨハネスブルクとは4倍以上の開きがありました。
文明都市は、どこへ行っても相変わらず住みにくいようです。
投稿者 messiah : 12:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月18日
発想の原点が違う企業
勢いのある企業は違う。
何をやってもいい方にいい方に...行くようです。
これは米アップル社の話です。
6月14日、サンフランシスコでアップル主催の「Worldwide Developers Conference2007」(世界開発者会議2007)が開催されました。
このイベントは例年、プロシューマ向けのハードウェア・ソフトウェアや次期Mac OS Xの概要などが発表されることが多いため、デベロッパーのみならず全Macユーザが注目するイベントです。
その初日にスティーブ・ジョブズCEOが、例の殺し文句「One more thing...」(あとひとつあるんだが...)と言って紹介したのが同社のMac専用に開発されたインターネット閲覧ソフトの「Safari」(サファリ)のWindows版です。
アップルは、SafariのWindows版はWindowsで最速のブラウザだと主張しています。
ベンチマークテストによる計測でInternet Explorer7との比較で最大2倍、Firefox2との比較で1.6倍速いと発表しています。
その「Safari3 for Windows」パブリックβ版が、公開から2日で100万ダウンロードを超えたとアップルは発表しました。
その中の一人は筆者です。
実は、筆者はVistaでもなくXPでもない。もっと旧式のWindows 2000を使っています。(使用暦は7年目から8年目に入ろうとしています)
この旧式OSに強引にインストールしてみたのですが、(文字化けが起こるのは仕方ないとして)遅いがちゃんと動きました。(仕様ではVistaかXPで動くことになっている)
そのOSはあたかもiTunes Storeのようなインターフェイスで、Windowsをターゲットにしたどのブラウザとも本質的に違う。
この会社、そもそもの発想というヤツが他とは違うようです。
日本語版が登場するのが楽しみです。(Win2000でも動きますように)
投稿者 messiah : 13:26 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月17日
海賊版で見るのが正解の映画
先々週だったかな?ディズニーの大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン(ワールド・エンド)」を封切りと同時に鑑賞しました。
この映画は、ディズニーランドにある「カリブの海賊」がモデルになったもの。
主役の海賊ジャック・スパロウ船長を演じる俳優ジョニー・ディップの名演技が光る秀作です。
映画には、中国人の海賊の親分が登場します。
香港出身の俳優チョウ・ユンファが演じる海賊のサオ・フェンです。
中国の映画雑誌ポピュラー・シネマは、「チョウが演じる海賊はハゲ。顔には深い傷跡があり、長いあごひげに長い爪。これはまさしくハリウッドが伝統的に中国人を悪者扱いしているからこそのイメージだ」と評しています。
そして中国の検閲当局は、彼が登場するシーンを半分の約10分にカットしました。
シンガポールが海賊の国であるかのように誤解を招くという理由で、「ようこそ、シンガポールへ」というチョウの台詞もカット。
すべては中国の映画検閲における規則に従い、中国の実情を踏まえての判断であるとのことです。
ここまでは、「ああ、やっぱりかあ。中国らしいなあ」という程度のお話。。。
しかし、この話には落語のように最後にオチ(サゲ)があります。
「映画館で上映される映画の一部をカットしたところで、中国ではあまり意味がないでしょうね」
「ホー どうして?」
「だって、ノーカットの海賊版がわずか1ドルで売られているんだもの」
「おやまあ! カリブの海賊だけに、海賊版で見るのが正解ってわけか」
お後がよろしいようで...♪
投稿者 messiah : 08:46 | コメント (2) | トラックバック
2007年06月16日
グーグルOSの開発に拍車がかかる?
Windows Vista(ビスタ)がリリースされて約半年。
このOSには標準でデスクトップ検索機能が搭載されています。
「デスクトップ検索」とは、パソコンの記憶装置の中を検索する機能です。検索結果は、まるでインターネットで検索したように表示されます。
この機能はグーグルが(確か)一番早い時期に開発していて、これまでWindows XPなどのマイクロソフトOSで動くパソコンに組み込んで使われています。
もちろん、Vistaに組み込んで使えるようになっています。
ところが、グーグルによると「MicrosoftはVista に自社のデスクトップ検索機能を『強固に関連づけた』ため、Googleデスクトップ検索でハードディスク内の検索を行なうことが、実質的にはできなくなっている」と主張しています。
グーグルは、 マイクロソフトがかつてネットスケープに対して行ったのと同様の反競争的行為を行なっていると言うのです。
ジリ貧のマイクロソフトがグーグルに対抗できるとすれば、マイクロソフトが自由にできるOS上で、にっくきライバルを排除することです。
自分の作ったOSの中で自分の作った検索機能を『強固に関連づけた』としても文句のいいようがない。
これはマイクロソフトに軍配が上がるように思います。
グーグルとすれば、自由にできない最後の砦(とりで)が基本ソフト(OS)。
今後...グーグルは(開発中と噂されている)グーグル独自OSの開発を加速していくのではないかなあ。
投稿者 messiah : 10:07 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月14日
別の見方をすると。。。
1年前には大変な話題になっていた「Web2.0」。
その後、たくさんの「Web2.0」関連本が発刊されました。
現在でも、少し規模の大きい書店には「Web2.0」コーナーが設置されています。
さて、解釈が難しいと言われながらネコもシャクシもその言葉を連呼していた去年の今頃が懐かしい。
では、その「Web2.0」は、今どのように活用されたり、導入されているのかという調査が、「インターネット白書2007」の中で発表されています。(インプレスR&Dの調査)
結論から言うと、多くの企業で具体的な利用計画がないという実態が明らかになりました。
白書によると、企業のウェブ担当者に自社で導入済みのウェブ2.0技術を尋ねたところ、「社内ブログ」が11.9%でトップ。
「メンバー全員が参加可能なオンラインコミュニティ」(10.4%)、ブログやサイトの更新情報を配信する「RSS」(9.8%)、複数のサービスを組み合わせる「マッシュアップ」(4.7%)と続きました。
しかし、これらのすべての技術で「今後利用予定がない」が回答の半数を超えたそうです。
導入の障壁や課題を聞いたところ、「経営陣の理解」(22.6%)、「ITスタッフの技術や理解」(22.1%)などが挙がっているとか。
伝統的日本型経営の壁は厚いということか。
裏を返せば、理解のある経営陣がいる企業に大いに勝機ありということです。
投稿者 messiah : 08:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月13日
眼下に敵なし トヨタが自動車販売で世界一に
前々から時間の問題と言われていましたが、とうとうその時がきたようです。
ほとんどニュース性に欠けてますが、それでも一応ニュースです。
自動車メーカーのトヨタが昨年、世界で計880万8000台を販売し、米ゼネラル・モーターズ(GM)の869万9860台を抜いて、販売台数で世界一になったことがわかりました。
昨年に発生したものはとてもニュースとは言えないが、判明したのが最近だから、まあ...ニュースですね。
この調査結果は、自動車業界誌オートモーティブ・ニューズが6/11伝えたものです。
同誌によると、GMの販売台数は2007年第1四半期、トヨタと比べて9万台少なかったそうです。
トヨタは今年、934万台の販売を見込んでおり、GMの予想920万台を上回るのは確実とされています。
右肩上がりにも限界がくるでしょうが、GMなどの老舗メーカーが落としたシェアを拾って、しばらくはトヨタ独り勝ちの様相です。
そんな敵なしのトヨタに対抗するのは旧来の自動車メーカーではなく、バイオエタノールを開発する産業だったりして。。。?
投稿者 messiah : 06:28 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月12日
「社員をサーフィンに行かせよう」の真の意味
筆者が注目している企業があります。
世の中にはこんな会社もあったのか!という驚きも含めて。
そもそもの発想が違うというか、ぜひ参考にしたいと思っています。
それは“パタゴニア”という会社です。(知りませんよね)
パタゴニア?
おそらく、南米の国のことを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
しかし、会社としてのパタゴニアはカリフォルニアに本社を置く年商250億円ほどの中規模な会社です。
ところがこの会社、その経営理念と環境への取り組みへの評価が著しく高く、米フォーブス誌による「働きやすい企業ベスト100」や米ワーキング・マザー誌による「働く母親のためのベスト企業100」では毎年のようにランキングに入り、今年の米フォーチュン誌4月2日号では「The Coolest Companies On The Planet(最もかっこいい企業)」というタイトルの記事で大きく紹介されたのです。
さて、このパタゴニアの創業者イヴォン・シュイナード氏が、その経営理念を15年の歳月をかけてまとめた著書の日本語版が発売されました。(東洋経済新報社)
タイトルは「社員をサーフィンに行かせよう」
イヴォン氏が「社員をサーフィンに行かせよう」と言うのには、企業経営上の確固たる狙いがあるそうです。著書から抜粋すると、
「責任感」:今サーフィンに行っていいかどうかなど、上司にいちいちお伺いを立てなくとも、社員一人一人が責任を持って仕事の進め方の中で判断ができる組織を作る。
「効率性」:午後にいい波がくるとわかれば、仕事を効率的に進めることを考える。
「融通をきかせる」:いい波、あるいはいい雪がいつ降っても出かけられるように、日頃から生活や仕事のスタイルをフレキシブルにする。
「協調性」:周囲がお互いの仕事を知り、信頼し合っていれば、誰かがサーフィンに行ったとしても、病気になっても、あるいは育児休暇で休んだとしても機能する。
「真剣なアスリート」:パタゴニアはアウトドア製品を開発・製造、販売している会社であり、誰よりも自然やアウトドアスポーツに対する深い経験と知識を持っているアスリートを採用できる。
パタゴニアという会社がユニークなのは、創業者であるイヴォン氏が企業経営を、地球を守るための「実験」だと位置づけている点です。
毎年売り上げの1%もしくは税引き前利益の10%どちらか大きい額を環境保護団体に寄付し、世界で初めてフリース衣料をペットボトルから再生し、また、企業による環境への取り組みを加速させるための企業同盟組織「1% for The Planet(地球のための1%)」を創設するといったことを実現してきました。
こういった具体的な取り組みは「言葉よりも行動を」という企業理念により次々と実現されているようです。
すごい創業者です。そして、すごい企業です。
21世紀が「環境を守る世紀」になるとすれば、彼らのような企業がリーディングカンパニーとなるでしょう。
投稿者 messiah : 07:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月11日
トラックバックとはこんなものです。
一昨日のエントリーに登場したyosukeさんから、トラックバックについて説明を求められましたので、ごく簡単に解説。
解説というよりも実演。実際にトラックバックしてみましょう。このエントリー(記事)はトラックバックというテーマです。
だから、yosukeさんの6/11のエントリーと同じテーマだからトラックバックしてもいい。(けっこう強引だが、基本的にはテーマが違うエントリーにトラックバックしてはいけない。トラックバックスパムと非難されます)
それでは、行きますよ!
あっ、言い忘れてましたが、トラックバックの仕組みを考えたのはブログツール「Movable Type」(ムーバブルタイプ)を創ったSix Apartの創業者です。
さらに、参考までに言うと、「Movable Type」は、グーテンベルクの発明した活版印刷の活字のことらしい。
では、行きます。
投稿者 messiah : 19:36 | コメント (3) | トラックバック
成功の裏に隠された意外な事実
スタンフォード大学の技術移転事務所でシニアアソシエイトを務めるLuis Mejia氏によって意外な事実が明らかに。。。
1990年代中頃のある日、同大学のLarry Page氏がオフィスにやってきて、自分の発明をライセンスし、自分が博士号を取得する間、ロイヤリティ収入を得たいと相談にやってきました。
しかし、ライセンスは難しいことがわかったのです。
利用を申し出た企業はたった1社だけで、その金額も低かったのです。
そこで、「彼ら(Larry Page氏ともう一人のパートナーSergey Brin氏)はこれに失意を抱き、会社を立ち上げることになった」とMejia氏は語ります。
こうしてGoogleが誕生します。しかし、その当時は2人にはビジネスプランも資金もなかったのです。
技術移転事務所は特許の利用を発案者の2人に認可することに合意しました。
形式上は、教授と生徒の研究の成果物を所有しているのは大学だが、大学側はそれを発案者にライセンスするという形をとったのです。
大学は2人が設立する企業の株式を購入してビジネスを支援します。
しかし、この双方の取引がやがて大成功を収めます。
もし、あの時、ライセンスが出来ていたら...今のGoogleはないかも知れない?
投稿者 messiah : 06:36 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月10日
「100人の一歩を進めよう」 あるブロガーの誕生
仕事が一段落して、しばらくはノンビリしようと思っていたのですが...これを佐賀というのでしょう。
あ、ちがうちがう、性(さが)の間違いでした。
筆者の持って生まれた悪癖の1つなのですが、1年365日いつも落ち着いていられない。
バタバタ、セカセカ、右往左往...(アホなやつです)
このブログもずいぶん長い間、デザインひとつ変えていないですねえ。(2年ほど前は毎日いじっていたというのに)
エントリーを機械的に投稿するだけ。(こりゃあマズい!)
さあ、そんな膠着状態の中で唯一明るいお話をしましょう。
「出たとこ勝@負ログ」に時々(というかけっこう頻繁に)コメントしてくださるyosukeさんという方がいらっしゃいます。
私は最近まで“ヨースケさん”と呼んでいましたが、後になって“ヨスケさん”だとわかりました。
直接お話できていればこんなギャップははじめからないのですが、あたらめて、ネット上を行き交う「文言」は表現の断面にしか過ぎないなと感じました。
押し花を見て、その花の生きていた姿を想像しているようなものです。
さて、(←といって話題を転換。この「さて」って言葉、便利ですね)
そのyosukeさんから先日、「自分のブログを開設することが出来ました」というコメントをいただきました。
ところが、それからまた忙しくなったので、気になりながらも訪問せずにそのままにしていました。
で、やっと今日になって拝見させてもらったところ、有難いことに「出たとこ勝@負ログ」を記事の中で紹介してリンクまで貼っていただいておりました。
最近わかったのですが、筆者の故郷にも近い場所です。(ご縁かも?)
ということで、(←といって強引にエンディングに持っていくのに便利な言葉、助かります)
見事、ブログ「パソコンサポート日誌」を構築され、かたわら「100人の一歩を進めよう」で自然生活にいそしまれているyosukeさん、おめでとうございます。
これからもよろしくお願いします。(←なんという平凡な括り方でしょう!)
投稿者 messiah : 08:19 | コメント (2) | トラックバック
2007年06月09日
ひたすら不思議! タクシーに5億円の忘れ物
電車の中にカバンや傘などを置き忘れて、右往左往した経験があります。
そして、ほとんどの場合、戻ってこない。
それがタクシーならどうでしょうか?
自分の乗ったタクシーに忘れ物をした。でも、そのタクシーに関する情報は何もわからない。
しかし、そんな場合でも、意外に戻ってくるようです。
傘程度であればいいのですが、大金となれば血の気がひきます。
そして、先日そんな経験をした日本人がいます。
6/7、商用でバンコクを訪れていた日本人男性ら3人がタクシーの中に5億円超の小切手を置き忘れたそうです。
ご!ご・・・おく円?チョー
ですか -_-;
日本人男性はその日、ビジネスパートナーのシンガポール人らとタクシーに乗ったのですが、降りる時に小切手の入ったファイルを置き忘れました。
あわてて警察に連絡。
警察は、この時、ラジオ放送局に協力を依頼。
依頼を受けたラジオ放送局がこの情報を流すと、午後になって3人を乗せたという運転手から連絡が入り、置き忘れたファイルはラジオ局を通じて翌日、男性らに返されたそうです。
小切手はタイ国内での事業への投資資金で、男性らは謝礼として運転手に3000バーツ(約1万1000円)を渡したとのこと。
運転手は「忘れ物はいつも届けている。運転手は誠実でなくちゃ」と述べたとか。
正直な運転手さんが世の中にいるということが分かってよかったのですが、
それにしても。。。
何でそんな、五億円超の小切手を置き忘れるの?
ひたすら不思議!
投稿者 messiah : 12:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月08日
億万長者の卒業式
あの世界一の金持ちであるマイクロソフト会長のビツ・ゲイツ氏が32年ぶりに大学を卒業したそうです。
1973年にハーバード大学に入学したビル・ゲイツ氏でしたが、在学中に立ち上げたマイクロソフト社の事業に専念するために大学を中退していたのです。
ハーバード大学はそんなビル・ゲイツ氏に名誉学位を授与して卒業させたそうです。
本人も上機嫌だったそうです。
思えば、大学をまともに出ていない人がどんどん成功したりする時代でしたね。その頃は...
投稿者 messiah : 22:20 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月07日
その高度な技術を社会のために生かしたら?
専門家もだまされた。というのが下のフィッシングサイトです。
ハーバード大学でコンピュータ・セキュリティの研究を行うRachna Dhamijaさんは、様々な職種・年齢の22人を集め、用意した19個のウェブサイトについて、それがフィッシングサイトであるか否かを判定してもらうという実験を行いました。
その結果、9割の人が見破れなかったのがこのBank of westのフィッシングサイトです。
このサイトの「だまし」の仕掛けは、URLのwestの“w”の文字を“v”を2つ並べることによって「w」に見せかけている点です。
つまり、 "bankofthevvest.com"を "bankofthewest.com"と見まちがいさせて、安心させるという実に巧妙なトリックです。
「URLを確認すること」を主なフィッシング対策としていた人が、これを本物のサイトであると勘違いしたそうです。
しかも、そのうち1人は実際の Bank of the West のアカウント保持者であり「ブラウザの南京錠アイコン」や「"https://" で始まる URL」といった基本的なフィッシング対策の知識を持っているにも関わらずです。
しかし、もう1つ理由があります。
多くの人がサイトの見た目にだまされたのです。中でも2人の被験者は、トップページの熊の映像がアニメーションしていることに注目し、「こんなキレイなサイトならばフィッシングであるはずは無い」という先入観が働いたといいます。
見た目にだまされるな、ということです。
でも、こんな高度な制作技術があるなら、フィッシングサイト作りで危ない橋をわたらなくても職はいっぱいあるだろうにね。
投稿者 messiah : 08:05 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月06日
玄関前を掃除しただけでは街は美化しない
「美しい国へ」をスローガンに掲げたのは安部首相。
その方策の一環でしょうか、総務省は6/4から「インターネット美化運動」を展開しています。
首相に言わせると、「美しいインターネットへ」ということになります。
総務省によると、「自分の家の前を掃除すれば街中がきれいになるのと同じで、ネットの安全確保には自分のパソコンの対策が不可欠」と述べています。
具体的には次のような原則を掲げて啓蒙活動を行っていくようです。
- ウイルスソフトの導入
- ファイアウォール利用
- 脆弱(ぜいじゃく)性補強
ところが、情報を発信する大元が「歩道」や「公共の場」にゴミをちらかし続けているのでは美化運動にも限界があります。
自分の玄関前にはゴミはないが、一歩、歩道に出ると至るところにゴミあり、地雷まであるという状況はいつまでも変わらないでしょう。
歩道をパトロールする警察を組織しないと解決しないでしょうが、そうなると健全な善意ある市民までも監視カメラにさらされるという束縛された社会になってしまいます。
自由を原則としながら、公共の場は適度な監視を行うシステムが必要になります。
投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月05日
「セカンドライフ」にも公職選挙法の規制
昨日のエントリーに登場した仮想社会「セカンドライフ」で演説会を開いたという民主党の鈴木寛(かん)参議院議員の続報。
新しい試みが大好きな筆者ですので、この鈴木議員の試みに拍手喝采!世界でもあまり例がないのでは?と思っていました。
が。。。
大外れでした。
先日のフランス大統領選で主要4陣営が「セカンドライフ」内に仮想選挙事務所を開設するなど、欧米ではすでに積極的な政治利用が始まっているのです。
悔しいけれど、先端技術やサービスの活用について、日本はいつも後手です。
鈴木寛事務所では、「セカンドライフ」での活動を「通産省~慶応大助教授時代を通してサイバーコミュニティーを研究してきた鈴木議員の、3次元仮想世界で社会活動を行うための実証実験」と位置づけています。(これは只者ではない!)
しかし残念のことに、公職選挙法とやらの定めで、鈴木事務所では「セカンドライフ」での活動・更新を参議院議員選挙の公示日にあたる7月5日以降は一切停止するとのことです。
万全を期すため、事務所内へ立ち入りできなくすることも検討しています。
投稿者 messiah : 08:05 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月04日
日本初! セカンドライフで演説をした国会議員
こう言うと失礼でしょうが、筆者は政治家に対して保守的な人種である、というイメージを持っています。
ついでに言うと、テクノロジーにもオンチな人が多いのではないでしょうか。(もちろん、そうでない方も少なくないのは知っています)
ところが、保守的なイメージとは正反対の先進の政治家が日本にもいました。
民主党の鈴木寛参議院議員(東京選挙区)です。
彼はネット上の3D仮想社会「セカンドライフ」内で、日本の国会議員としては初の演説会を行いました。
これは進んでいる!
鈴木議員は、トレードマークのオレンジ色のネクタイを締めたアバター(仮想キャラクター)として登場。
腕を広げるなど、アバターらしさを生かしたジェスチャーを交えながら、ストリーミング音声とスライドを用いて演説し、教育問題を主軸として持論を展開し、多くの聴講者を集めたそうです。
セカンドライフ自体が旬なだけに、今なら興味深々で演説を聞いてくれるでしょうね。
但し、これが政治家一流の一過性のパフォーマンスでないことを願っています。
投稿者 messiah : 05:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月03日
グーグルはマイクロソフトと同じような運命にある?
検索エンジン最大手、というよりも世界のIT業界を牽引する“巨人”と呼べる存在となった米グーグル社。
そのグーグルの基本ポリシーが「世界に存在する情報という情報をくまなく集めて、世界中に配信、提供する」というもの。
これまでは多くの人が、そのポリシーの雄大さに感動し、賛同し、そして賞賛してきました。
ところが、この考えに疑問符がつくような出来事が起こっています。
ネット上の地図をクリックすると、その場所の周囲360度の風景が映し出される「ストリート・ビュー」という新サービスがそれです。
「ストリート・ビュー」は、グーグルの地図サービスと連動した機能で、5月末に提供が始まり、現在サンフランシスコやニューヨークなどの特定の都市を対象に展開しています。
ところが、利用者がこのサービスで街角を精査してみると、かなりヤバい場面や、プライバシーの侵害すれすれの場面が次々に見つかっているのです。
例えば、サンフランシスコ中心部では、ビキニ姿で日光浴を楽しむ若い女性の姿が映されていました。
また、柵を乗り越えてアパートに入ろうとしている男が写っていました。
ネット上では、このサービスで映し出された風景から面白い場面を拾い出したブログなどが始まり、人気を集めています。
画像は、グーグルの撮影隊によって撮影されたもので、プライバシー侵害との批判を避けるため、公共の道路からの撮影に限定しているのですが。。。
いくら公共の場といっても、芝生で日光浴している姿や、アダルトショップに出入りする姿を全世界に公開されてもいいのか...という疑問が利用者から噴き出してきたのです。
そして、グーグルが巨大になる(グーグルのサービスが日常生活に入り込んでくる)につれて、グーグルの基本ポリシーは人々を本当に幸福にするのだろうか、いやむしろプライバシー侵害などのマイナスに作用するのではないか?という疑問符が付きだしたのです。
巨大化して影響力が大きくなりすぎた。
その結果、分割の危機にさらされたマイクロソフトと同じような運命が彼らを待っているのだろうか?
未来は常に予測不可能です。
投稿者 messiah : 09:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月02日
日本語のアドレスが増加
通常はアルファベットを使用するインターネットのアドレスで、漢字やひらがななど日本語で表記する「日本語アドレス」の登録数が増加しています。
国際的には通用しないが、日本人ならアドレスを見れば一目で企業名などが分かるメリットがあり、累計登録数は3年間で約3倍になりました。
今後、対応可能なソフトを搭載したパソコンや携帯電話が増える見込みで、日本語アドレスの普及はさらに進むといわれています。
「http://総務省.jp/」「http://早稲田大学.jp/」などが実在しますが、基本的に日本語はコンピュータ処理に向かないと思っている筆者はあまりお奨めしません。
http://出たとこ勝@負ログ.jpはどうもしっくりきません。
投稿者 messiah : 16:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年06月01日
世界初 セカンドライフに大使館ができた
北欧の国スウェーデンが、インターネット上の仮想社会「セカンドライフ」に大使館を開設しました。
国がセカンドライフに大使館を開いたのは、もちろん初めて。(進んでいる...)
大使館開設式には、スウェーデンのカール・ビルト外相が、「アバター」と呼ばれる分身を使って出席。
「新しく開設した大使館では、スウェーデンに興味のある皆さんに、さまざまな情報を提供していく」と述べました。
セカンドライフ・スウェーデン大使館には、第二次世界大戦末期のハンガリーでユダヤ人の救出に尽力した外交官ラウル・ワレンバーグの部屋を「再現」しています。
また、スウェーデンに関する展覧会を開き、アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」を通じてラジオ・ニュースも聞けるようになっています。
現実の大使館は首都に集まっている場合が多いので、おいそれと行けないし、行く機会そのものがまずない。
しかし、ネットなら訪問するのはいたって簡単。
普段はめったに訪問できない場所や施設を仮想社会に構築するのは、「見てもらう」、「知ってもらう」という意味で宣伝効果があります。
これはいい使いみちかも。
投稿者 messiah : 07:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月31日
タイムマシン経営は過去となりけり
黒船苦戦---
世界最大のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)Myspace(マイスペース)が日本に上陸して半年経過しました。
以前、このブログのエントリーで国産SNS(mixiなど)にとって大きな脅威になると書いたのですが、現時点ではちょっと外れたかな。
当初は「国内最大のSNSになる」という目標を掲げていたMyspaceですが、mixiの首位の座はまったく揺るいでいません。(mixiは業績を順調に上げています)
MySpace日本版は、米News Corp.グループとソフトバンクが折半出資して設立し、サイトに登録したアーティストの活動を支援したり、映画・アニメ関連コンテンツを拡充するなどしてサイトの魅力を高め、ユーザーを拡大していこうとしています。
ソフトバンク社長のお家芸「タイムマシン経営」も時代とともに効果が薄れてきたようで、そろそろ年貢の納め時かな?
でも、このシェア獲得競争はまだまだこれから。
mixiも“うかうか”はしていられないはずです。
投稿者 messiah : 06:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月30日
世界一評判の高い観光客
世界の観光客の評判に関するアンケート調査で、日本人が最良の評価を得たそうです。
欧州のホテル経営者1万5000人を対象にした調査で、日本人は35%の支持票を獲得しました。
礼儀正しく、きれい好きな点が特に共感を呼んだとのこと。
2位は米国人、3位はスイス人。
スイス人は落ち着きと思いやりがあるところが評価されました。
英国人は、粗野な振る舞い、騒々しい、チップを惜しむなどの点で、下から5番目の評価。
評判の悪い観光客は、フランス人、インド人、中国人、ロシア人の順でした。
フランス人がどうして?
投稿者 messiah : 20:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月29日
ZARDのボーカリストの死
ここ2ヶ月ほどずっと忙しくて、ブログの記事を適当に見繕って書いたこともありました。(もちろん、たまにですよ)
書くこと自体は日課になっていて、何の苦痛もないのですが内容が問題です。
自分の意見が占めるウェイトが低い時が多かったように思います。(反省中です)
もうしばらく、こんな状態が続くかも知れません。6月になったら気持ちを切り換えて臨みますので...
ところが、「だんだん力が抜けて読みやすくなっている」という先輩からの感想を頂いたりして、何とも言えない気分になっています。(人、それぞれか?)
さて、昨日は農林水産大臣の自殺事件がありました。
驚きましたが、それ以上に驚いたのが音楽グループZARD(ザード)の女性ボーカリストの事故死です。
ポカリスエットのCMでおなじみの、明るく、爽やかな歌を提供していた方。。。40歳の終焉は早すぎます。
筆者もファンでした。ご冥福をお祈りします。
投稿者 messiah : 06:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月28日
普及が進む電子申告
ここ数年、確定申告というのをやっています。
そんなわけで毎1月終わりごろになると、税務署から「これ、本年分の申告書だよ」といわんばかりに申告書が送られてきていました。
それが今年は2月になっても待てど暮らせど来ない。(まあ、申告書の到着を待ちながら暮らしているわけではないですけれど...)
すると、それに代わって薄っぺらな手紙が届き、申告はコンピュータでやりましょう!というお奨め。
そこで、国税庁のホームページにアクセスして入力をしてみたが、わりとわかりにくいのです。
一回やればそうでもないのでしょうが。(初物にはいつも苦戦しております)
結局、入力した内容をプリンタに出力した“申告書”を税務署に届ける、という中途半端な処置になってしまいました。(コンピュータへの入力だけで全て完了しなかったのです)
しかし、イータックスというシステムを利用すればそれが出来るそうです。(今回は面倒なのでパスした)
この「電子申告・納税システム」(イータックス)の利用が広がり始め、2004年の導入以来、低迷していた利用率が、2006年度は前年度の8倍の3.1%まで伸びたそうです。
イータックスは、インターネットを通じて所得税・法人税などの申告や各種書類の提出、税金納付などをする仕組み。
情報漏れを防ぐため、電子署名をつけてデータを送受信します。税務署に足を運んだり、書類を郵送したりする手間が省け、国税当局にとっても事務コストを減らせる利点があります。
来年はイータックスでスマートに申告。。。出来たらいいなあ。
投稿者 messiah : 09:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月27日
大相撲はどこへゆくのだろう?
昨日に続き大相撲の話を。
大関白鵬が2場所連続優勝を決め、第69代横綱への昇進を確実にしました。
それは大変めでたいことなのですが、相撲協会は一方で、大関の後継者不在に頭を悩ましています。
残された大関陣にはあまり期待がもてず(こう言うとファンからは叱られるでしょうが)、後を埋めてくれそうな若手の候補が育っていないからです。
栃東は引退。
魁皇(34)、千代大海(31)は今場所勝ち越したとはいえ、かど番を繰り返して優勝争いに加わる力はもはやない。
琴欧洲も一時の勢いが影をひそめている。
大関の候補者が見当たらない!
師匠がいないと手を抜く力士が多いそうで、けいこ量が昔と比べて圧倒的に減っているようです。(特に日本人力士の)
これじゃあ、いけません。
万一、日本人力士のいない千秋楽の「三役揃い踏み」が実現する...なんてことになったら、もう相撲は見ませんよ(笑)
投稿者 messiah : 09:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月26日
行司さんはつらいよ
大相撲は白鵬の優勝が確実となり、久しぶりに新しい横綱が生まれそうです。
筆者は、子供の頃から相撲好きで、特に“北玉時代”を創った横綱・玉の海のファンでした。
玉の海の四股を踏む姿の美しさは最高でした。
上げた足が、(大リーグボール2号を投げる時の星飛雄馬のように)まっすぐ上に向いて、両足が1本の直線になっていました。
しかし、現役中に急逝してしまい本当に残念でした。(玉の海についてはこちらを)
さて、大相撲の行司軍配の話を。。。
協会の規定により、行司はたとえ「同体だ」と判断したとしても、東方か西方のいずれかに軍配を上げなければならないことになっているそうです。
そして、審判委員や控え力士から物言いがつけられた場合、行司は拒否できないそうで、物言い後に土俵上で行われる審判委員との協議に参加はできるものの、判定は審判委員に一任しなければならないらしい。
判定が覆されることを「行司軍配差し違え」といい、差し違えは行司にとって大きな屈辱。
立行司が軍配を差し違えた場合は、その日のうちに審判長や理事長に口頭で進退をうかがうことが慣例となっているそうです。
なんとも...ストレスのたまる仕事ではありませんか。
行司さん、ごくろうさま。。。です。
投稿者 messiah : 09:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月25日
名物コースターにもあった傷
東京に住んでいた頃二度ほど、浅草の遊園地「花やしき」に遊びに行って、1回だけジェットコースターに乗ったことがあります。
ご承知の方も多いと思いますが、このジェットコースターがすごい。
なんと、民家の間を抜けて急降下していくのです。視線の左右に屋根瓦が飛び込んでくるような錯覚を憶えたような、いないような...(その後、どうなったかなあ。あのコースター)
もし昔のままだとしたら、今ならちょっと乗るのをためらうでしょうね。
なんと言っても、エキスポランド遊園地のジェットコースーター死亡事故の記憶が生々しいですから。
あの事故を受けて緊急点検した結果、「花やしき」のローラーコースターの車輪に摩耗があり、亀裂があったことがわかりました。
同社の運営企画担当者は「安全のために少しの傷でも見つかれば交換しているが、傷があったこと自体を問題視されるのは残念」と話しているそうです。
しかし、そうは言っても危険性は否定できないのです。事故が起きないと動かない体質は、古今東西みな同じですね。
不具合が見つかったのは平成3年3月に設置された「でんでんむし」と「ガリオン」の2基のコースター。
車軸とハブを溶接する部分に傷が入っているのが見つかりましたが、改修作業をして現在は運行を再開しているとのこと。
二度と事故が起きないように祈るばかりです。
投稿者 messiah : 08:24 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月24日
ソニーが自由に曲がる画面を開発
とうとう出ました。
出る出るといってましたが。
そう。曲がる画面です。
自由自在に。
ソニーは、プラスチックフィルム上に超薄型ディスプレー「有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)」を形成する技術を開発したと発表しました。
柔軟に曲がるフルカラーの画面表示が可能になり、「将来は腕時計のように腕に巻きつける薄型テレビも夢ではない」(ソニー)とのこと。
そんな画面ができると、全く新しい生活様式が生まれそうです。
早く実用化してほしいもの。。。ガンバレ
投稿者 messiah : 20:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月23日
56%対44%の争い
“規格争い”と聞いて思い出すのが「VHS対ベータマックス」のビデオ規格の争い。
そして、今も続くDVD規格の争い。
ソニーなどが推進する「ブルーレイ・ディスク(BD)」と東芝などが推す「HD-DVD」の規格争いは、勝敗のカギを握る米大手映画スタジオを巻き込んで激しいシェア争いをしています。
米専門誌によると、次世代DVDが発売された昨年4月以降、今年3月までの映画ソフトの市場シェアは、BDが56%、HD-DVDが44%という状況です。
BDが押し切るか、HD-DVDが押し返すか。
ハッケヨーイ。のこった、のこった。。。
投稿者 messiah : 21:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月22日
それでも私はゴリラが好き!
犬がちょっと苦手な筆者ですが。。。といっても大型犬とか番犬です。
犬がダメだから猫が好きになる。(コーヒーが飲めないから紅茶党になるのとほぼ同じ)
しかし、世間にはこよなく動物を愛する人がいます。例え噛み付かれたとしても...
18日にオランダ・ロッテルダムの動物園でオスのゴリラが脱走して暴れ、入園客など4人が負傷する事故が起きました。
被害にあった57歳の女性がいますが、「それでもやっぱりゴリラが好き」と語っているそうです。
事故当時の様子については、「アフリカ区域で小さなサルを見ていたら、背後に鼓動を感じた。振り返ると、そこにボキートがいた。逃げる場所はどこになかった。ボキートはわたしをつかむと、体の上に全体重をかけて座り込み、噛みつき始めた。もう、ただたただ、『神さま、死んでしまう、死んでしまう』と思うしかできなかった」と語っています。
腕と手首を骨折して入院中の女性は、病院のベッドの上から「ほとんど毎日、夫と一緒に動物園にいっている。いつも(ゴリラの)ボキートを見ていた。あの子がベルリンからやってきた4歳のときのビデオや写真もある。ダーリンに似ているかな」...とゴリラを少しも恨んでいない様子。
それでも私はゴリラが好き!
この気持ち、ボキートに伝わるかな?
投稿者 messiah : 07:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月21日
ハリーポッター完結編まもなく発刊
人気ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズも7月に完結編「Harry Potter and the Deathly Hallows」(ハリー・ポッターと死の秘法=仮題)が出ます。
原作者のローリングさんは自身のウェブサイトで「ハリーと一緒に成長してきた読者に、展開を知ることなく最後の冒険を楽しんでほしい」と述べて、ストーリーを明かさないでほしいと訴えています。
ハリー・ポッターの有力ファンサイトの1つは先月28日、完結編の内容漏えいとみられる電子メールを受信したことを明らかにしました。
ローリングさんのコメントは、こうした事前の「ネタバレ」に対応したもの。
ローリングさんは完結編で、主要登場人物2人が死ぬことを既に公表していますが、内容をリークする心ない人々の行為が「読書の楽しみを減少させるだけ」と述べています。
楽しみはそっとおいておきましょうや。ネッ!
投稿者 messiah : 21:17 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月20日
フッ素は本当に虫歯に効くのか?
新潟県は全国で最も虫歯の人が少ない。
但し、12歳(中一)の学生の話。
昭和55年から年々減り続けて、全国で初めて虫歯の数が1本を下回る0.99本になりました。
新潟県はこれまで、県歯科医師会や県教育委員会などと提携して、虫歯予防対策として小中学校や保育所でフッ素洗口の実施を積極的に推進してきました。
フッ素洗口の費用は年間1人当たり200円。
実施している人は虫歯になりにくいため、歯科医にかかる回数も減り、フッ素洗口していない人より歯科治療費の差が年間約4,500円となったそうです。
県は今後、成人の虫歯予防対策などに取り組むとのこと。
しかし、その一方で、フッ素洗口に疑念を投げかけるサイトがあり、読んでみましたが「結局どっちなんだ?」という疑問が残りました。
新潟県で虫歯の子供が減少するという効果があったことは事実なのですが、それがフッ素洗口が直接の原因かどうかは、まだ断定できないようです。
投稿者 messiah : 14:11 | コメント (3) | トラックバック
2007年05月19日
喫煙シーンが銀幕からなくなる時代へ
「ハードボイルドにはタバコをカッコよく吸うシーンが似合う」
往年の名作映画に登場する男性俳優たちはカッコよく紫煙をくゆらせていました。
ところで、映画には「R指定」、「PG指定」というのがあります。
これは、暴力シーンや性描写など、映画の内容に応じて鑑賞できる観客の年齢を制限する規定のことで、Restricted(制限される)の頭文字です。
「PG」は、Parental Guidance(保護者の指導、つまり同伴が必要)という意味です。
さて、米映画協会は、俳優らがタバコを吸うシーンについて、新たに映画の年齢制限区分の判断材料とする新基準をスタートさせました。
喫煙場面が多く含まれている映画は、「R」指定にされるそうです。
新基準では、すべての喫煙シーンが指定判断の対象となり、喫煙を美化するような描写や、歴史的背景やストーリー上必然性がないのに喫煙場面が多く含まれていたりすれば、厳しい判断が加えられるようです。
米国では喫煙への風当たりが強いこともあり、すでに映画への登場頻度は減りつつあります。
ということは,,,タバコを吸うシーンのないハードボイル映画が出てくる。そしてもう後戻りはしない時代になっていくのでしょう。
投稿者 messiah : 15:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月18日
くよくよ悩む男性は早く死ぬ
「くよくよすることは体の負担となり、悩みがちの人は寿命も短い」という研究結果が発表されました。
カルガリー大学の心理学者の研究では、同じストレスを与えても、くよくよする人は血圧、心拍数が正常に戻るのに時間がかかる。ストレスホルモンのコルチゾールが多く分泌され、免疫システムも阻害されるのだそうです。
男性について言えば、くよくよ思い悩む人は早く死ぬという報告があります。
パデュー大学の研究者が、40~90歳の男性1600人を対象に、くよくよする人とそうでない人に分け、17年間追跡調査したところ、くよくよする人の生存率はそうでない人が75~85%だったのに比べて50%程度だったことがわかりました。
ところが女性の場合は、はっきりした傾向は出ていません。
エール大学の心理学者によると、「くよくよする場合、女性は悲しみや心配という気持ちであることが多いが、男性は怒りへと向かう。この違いではないか」とみています。
仕事場での緊張からくるストレスが慢性的に蓄積する男性と、それをうまく分散できる能力と環境をもった女性との差があるような気がします。
くよくよする男性諸君!長生きしたければ女性を良く観察して見習うベシ。
投稿者 messiah : 01:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月17日
アマゾンの次の標的 音楽配信へのアプローチ
インターネット上の小売最大手、米アマゾン・ドット・コムは、年内に音楽配信サービスに参入すると発表しました。
この世界では、携帯音楽プレーヤーiPodと音楽配信ソフトiTunesを有するアップルの独壇場といっていいのですが、アマゾンが業容拡大していく上で避けられないフィールドなのかも知れません。
ところで、音楽には「著作権」という特殊な付属物があり、これを合法的に処理する仕組みが「DRM」と呼ぶコピー防止技術です。(デジタル著作権管理:Digital Rights Management)
DRMは基本的には、デジタルデータを暗号化して記録し、特定のソフトウェアあるいはハードウェアでしか再生できないようにすることで第三者による複製や再利用を難しくする技術です。
しかし、アマゾンはこのDRMを使わずに楽曲を販売するとのことです。(因みに、アップルは今月からDRMなしで楽曲を販売するようです)
DRMなしの楽曲は様々なメーカーの携帯音楽プレーヤーで自由に再生できるのが特徴。
アマゾンによると、同社のサービスはアップルの「iPod」やマイクロソフトの「ズーン」などに対応し、楽曲をCDに取り込むこともできるそうです。
これで音楽の世界がまた大きく変わることでしょう。ユーザーにとっては有難い話です。
投稿者 messiah : 02:53 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月16日
えっ! ヤフーがネットオークションから撤退?
ヤフーが、6月中にネットオークション事業から撤退します。
オークションと言えばヤフー。ヤフーと言えばオークション。
そのヤフーが撤退?ありえない...
いえ、本当です。
但し、アメリカとカナダのお話です。
インターネットが本格的に普及した1990年代後半から、この業界をリードしてきたヤフーですが、グーグルの台頭や市場の成熟化に伴い大きな転機を迎えています。
「ヤフオク」という言葉がネットオークションの代名詞となっている日本とは異なり、米ネットオークション市場でのヤフーは壊滅状態です。
1998年にオークションサービスを開始しましたが、たちまちイーベイに大きく水をあけられ、そのままの状況が続いてきました。
調査会社の調べによると、5月5日までの1週間で、同国内のネットオークション利用者の約95%がイーベイを利用していたのに対し、ヤフーのオークションを利用したのは0.2%以下という状況でした。
今年の第1四半期決算では前年同期比11%の減益となるなど、ヤフーの業績の伸びが目にみえて鈍っています。
昨年11月のこと。同社の主要事業を統括する上級副社長が社内の幹部あてに、組織の疲弊や責任の欠如などを指摘し、「われわれは取り残される恐怖から、(ネット上の)全てをやろうとしてしまうため、明確な将来展望を持っていない」と自社を批判しました。
そして、大胆な人員削減などともに「われわれが何であり、何でないかを明確に定義する」ことなどを強く訴えた電子メールが、ウォールストリート・ジャーナル紙に掲載されて一般に流出したのです。
これに対して、経営トップは不快感と怒りをあらわにしました。
この電子メールは、ヤフー社内に広がっている危機感を証明するとともに、拡大しすぎた事業を削減し高収益体質を取り戻そうと焦っている同社の現状を浮き彫りにしました。
一方、米ヤフーの資本が入ってはいますが、ソフトバンクを筆頭株主とする別企業として歩んでいる日本のヤフーは、今年3月期決算でも大幅な増収増益を記録し安定しています。
しかし、“ご本家”が厳しい状況の下で、日本ヤフーがこの好調を維持し続けられるのか、注目されています。
投稿者 messiah : 07:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月15日
1円を笑うものは1円に泣く
米ニューヨーク市にある中華料理店が1セント硬貨(ペニー)の受け取りを拒否して、社会に波紋を広げています。
事の発端は、4月23日深夜、同市ブロンクス地区の店で黒人の地元消防副隊長のジョーンズ氏が鶏の空揚げを買おうとした際、代金の2ドル75セントを支払うため1ドル札2枚、25セント硬貨2枚、10セント硬貨1枚、5セント硬貨1枚とペニー10枚をカウンターに置いたところ、中国系店員から「ペニー3、4枚だったら受け取れるが、10枚は駄目」と拒否され、空揚げを持ち帰れなかったこと起こりました。
ジョーンズ氏は「貧しい者の排除につながる」と、州議会(上院)の黒人議員、ルベン・ディアス氏に訴え、同議員は早速、州法案作成にとりかかったそうです。
州法案は「あらゆる合法的通貨を受け取らねばならない」と規定。違反すれば500ドル以下の罰金か30日以内の禁固を科す内容。
くだんの中華料理店にはマスコミが押し寄せ、店の前でジョーンズ氏がインタビューに答える様子が伝えれて大騒ぎ。。。
店側は「受け取りを強く拒否する気はなかった」と困惑しているそうです。
1セントを笑うものは1セントに泣く
投稿者 messiah : 21:06 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月14日
「元気が出るまち」は親子の会話促進から
政府は「元気が出るまち」をコンセプトに、先導的な街づくりへの取り組みを財政支援するそうです。
観光資源や特産物の開発、アジアとの交流促進事業などの担い手に1件当たり数百万円を交付し、これまでの公共事業中心からソフト面を重視した民間主導の街づくりへの転換を促すとのこと。
6月中に対象事業を選定するどうです。
応募できるのは、地方自治体か自治体の推薦を受けた非営利組織(NPO)団体など。
テーマは限定せず、
- シニア層や学生の積極的な社会参加
- 中心部で空き家になった「町家」の入居者を探す仕組みづくり
- 住民連携による防犯パトロール
などを例として示しています。
さて、筆者も考えました。名づけて「親子交換生活」。
親子関係・人間関係が希薄になり、社会人として必要な道徳が失われがちな時代ですから。。。
教育方針の一致している親同士が、互いの子供をしばらくの間、相手の親に預けあって教育してもらう。(子供に説教するのが目的ではなく、食事時などに親の体験談などをする)
他人だと緊張感も生まれ、言うことを聞きやすい。そんな体験をきっかけに、家に戻った時、「あそこはこうだった、ああだった」と親子の会話が促進できればいいと思います。
そんな取り組みをやってほしいな。
投稿者 messiah : 06:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月13日
「知的所有権」という観念が薄い国
先日テレビで、アメリカのディズニーランドをほぼ完全に真似した北京の中国国営遊園地「石景山遊楽園」が紹介されていました。
シンデレラ城はもちろんのこと、ミッキーマウス、白雪姫、プーさんなどのキャラクターも全てディズニーのパクリ。(こんなん、あり?と目が点に...)
そのうち、訴えられるのでは?と思っていたらやっぱり。。。
米ウォルト・ディズニー社は、著作権侵害の疑いで本件を北京市版権局に通報しました。
同遊園地は「ディズニーランドは遠すぎる。石景山遊楽園に行こう!」をキャッチフレーズに、労働節連休(5月1~7日)の期間中、シンデレラ城などディズニーランドに酷似したアトラクションを園内に設置。
ミッキーマウスなどに酷似したキャラクターの着ぐるみが練り歩き、親子連れらと記念写真の撮影に応じるなど、ディズニーランドをそっくり真似た方法で集客を図っていました。(因みに、国営です)
このパクリの事実は、日本で放送されたテレビ番組がネタ元かどうかは知りませんが、米メディアなどが「著作権を侵害している」と報じたことからディズニーが動いたようです。
遊園地側は「積極的に模倣したわけではない」「極力そうならないよう避けている」と反論しながら、その一方で、連休明けに白雪姫と7人の小人を真似たアトラクションを解体するなど、証拠隠滅を図った疑いも持たれています。
それにしても...遊園地とは言え、「国営」ですからね。
国自体に「著作権」、「知的所有権」という観念が希薄なことは明らかです。北京五輪で何か摩擦が起こりそうな予感が。。。
投稿者 messiah : 06:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月12日
濃口から薄口へ ネット民族に変化の兆し?
現代病のひとつに“mixi疲れ”があります。
SNSでの友人との濃いコミュニケーションや、他人に読ませることを前提としたブログ執筆を負担と感じているユーザーが陥るシンドロームです。
「じゃあ、SNSやめれば?」と思うのですがそれができない。
つながりを切ったら、せかっく築いた人間関係を全てを失ってしまうような脅迫観念があったりしますから。
原因の一つは、サービス提供側が互いに“濃い”コミュニケーションを取ってもらおうと、どんどん機能を拡張してきたからです。
つまり、“濃口しょうゆ型”サービスしかなかったわけです。
しかし、“濃口しょうゆ型”コミュニケーションへの反動からか、シンプルで緩いつながりの“薄口しょうゆ型”コミュニケーションが台頭してきています。
米国発の「Twitter」に代表されるミニブログです。
ブログほどのカスタマイズ性がない代わりに、容易に始められるのが特徴で、「一般の主婦が、『いま洗濯物を干したところ』とか、1日の出来事をシンプルにリポートする」だけ。
「今何をしている」程度のことなら1行で書けるし、コメントも軽いツッコミでOK。そんなところが人気の原因のようです。
濃口から薄口へのネット民族大移動はあるのでしょうか?(要観察)
投稿者 messiah : 06:39 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月11日
日本一長い駅名の王座交代
観光客を少しでも多く呼ぶために、日本一の○○というキャッチフレーズが作られたりします。
例えば、「日本一長い名前の駅」といったふうに。。。
その日本一長い駅名が6年ぶりに入れ替わるそうです。
5月21日に日本一長い駅名を改名するのは、一畑電鉄(島根県出雲市)の「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」(松江市)。
以前は『古江』という駅名だったが、美術館オープンに合わせて、2001年4月に改名しました。
駅名の表示板には「日本一長い駅名です」と書き込まれています。
しかし、当の美術館が今年3月末で閉鎖。お客さまに混乱を与えないようにするため、21日から「松江イングリッシュガーデン前駅」に変更されます。(それでも長めですね)
この結果、南阿蘇鉄道(熊本県高森町)が1992年4月に開設した「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」が1位となるそうです。<憶えられません>
因みに、日本一短い駅名は津(つ)駅です。
投稿者 messiah : 22:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月10日
往年の超能力者 訴えられる
今から30年以上前に日本で「超能力ブーム」を起こした男性がいます。彼の名はユリ・ゲラー。
彼は目の前でスプーンを曲げてしまうのです。(しかしそれは、巧妙なトリックだったことが後で判明しています)
そのユリ・ゲラー氏が、市民団体の電子フロンティア財団に訴えられました。
同財団は、ユリ・ゲラー氏が、彼に批判的なビデオをYouTubeに投稿した人の言論を封じようとしたと主張しています。
ユリ・ゲラー氏のパフォーマンスを検証するテレビ番組「Secrets of the Psychics」がYouTubeに投稿されていたのに対して、ユリ・ゲラー氏はこのビデオが著作権を侵害したとしてYouTubeに削除を要請したのです。
これを受けて同財団は、「ユリ・ゲラー氏は人々が彼の超能力に疑問を持つのが嫌なのかもしれない。だが、法の乱用により批判を抑えつけることは許されない」と訴訟にふみきった模様です。
往年のスター...いや超能力者は、今でもまだ“超能力者”の肩書きに執着しているようです。
投稿者 messiah : 04:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月09日
電気を食う、何の役にもたたない、“ただ”の箱
筆者のデスクには、Windows Meのノートパソコンが置かれています。
但し、ここ1年以上、ほとんど使っていません。
このPCは、ブログをはじめたばかりの2004年に最初のエントリーとなった「ブログ奮戦記」で登場するWebサーバーです。(ブログ奮戦記へのリンクは右サイドバーのカテゴリーの中にあります)
しかし、時が流れ。。。そのサーバーもほとんど使わなくなりました。
独立行政法人「情報処理推進機構(IPA)」は、2007年4月のコンピュータウイルス・不正アクセスの動向をまとめて公開しました。
併せて、Windows98/Meのように、ベンダーによるサポートが終了したプラットフォームがいまだに一部で利用されている事実を指摘しています。
こうしたOSはセキュリティ上の危険性が極めて高いことから、できる限り使用を止めるよう呼び掛けています。
2006年度にIPAに相談を寄せたユーザーをプラットフォーム別に見ると、85.1%がWindowsXP/Vistaだったが、次に多いのがWindows98/Meで9.8%の割合に上りました。以下、Windows2000が3.5%、MacOSが1.3%、Linuxが0.1%となっています。
IPA では、ベンダーによるサポートが終了したOSを利用し続けると、主に3つの問題が生じると指摘しています。
1つは、新たに脆弱性が発見されても製造元から修正プログラムは配布されず、PCが脆弱性だらけになってしまうこと。
2つめは、その上で動作するアプリケーションソフトのサポートも終了することで、結果として、ウイルス対策ソフトの継続的な更新が望めなくなること。
3つめは、トラブル発生時の問い合わせ対応が提供されないこと。
こうしたPCをネットワークに接続してしまうと、自らがウイルス感染をはじめとするさまざまな被害を受けるだけでなく、他のPCに対する攻撃の踏み台として悪用される可能性があるのです。
IPA では、「このようなPCをインターネットに接続することは他の人にも迷惑をかけることを認識してほしい」と述べ、できることならばサポートが終了したOS は使用しないことが望ましいとしています。
また、どうしても使いたい場合は、「インターネットはもとより社内や家庭のネットワークにも接続しない状態」での利用を勧めています。
オー!これは大変なことになりました。
古いOSを使っておられるユーザーは、今すぐネットワークケーブルを外しましょう!
そうすると、電気を食う、何の役にもたたない、“ただ”の箱の誕生です。
投稿者 messiah : 07:44 | コメント (2) | トラックバック
2007年05月08日
世界一早足なのはシンガポール
かなり以前に、大阪の人は歩く速度が日本一速いと聞いたことがあります。(いや、世界一だったかも)
しかし、現在はシンガポールが世界一らしい。
英ハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン教授は、英国の公的な国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルと協力して歩行者の歩く速度を調査しました。
各都市で、歩行者数の多い平坦な広い道を選んで、18メートルの距離を歩く速度を測定したそうです。
その結果、シンガポールが10秒55で最も速かったとのこと。
以下、次のような結果でした。
- シンガポール 10秒55
- コペンハーゲン 10秒82
- マドリード 10秒89
- 広東省広州 10秒94
- ダブリン 11秒03
- クリチバ 11秒13
- ベルリン 11秒16
- ニューヨーク 12秒00
- ユトレヒト 12秒04
- ウィーン 12秒06
おやおや、大阪を含めて日本の都市がない、ない、ない。
日本は東京の19位が最高でした。
ロバート・レヴァイン教授が10年前に実施した同様の調査結果と比べると、歩く速度は全体的に10%ほど、速くなっており、特にシンガポールでは30%、広州では20%も速くなっていたといいます。
日本人の生活のペースも時とともに変化しているようです。
投稿者 messiah : 21:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月07日
私の価値は50ドルか?!#
オークションサイトと言えば、日本では「ヤフーオークション」が有名ですが、世界に目を移すと「イーベイ」です。
その「イーベイ」が一部出資しているブラジルを拠点とするオークションサイト「メルカド・リブレ」でとんでもないものが出品されました。
過去には「人間の赤ちゃん」という罰(ばち)当たりなものもありましたが、今回は「自分の妻」をオークションに出品したというからこれも驚きです。
それも50ドル(約6,000円)で入札したという話です。
出品した男(亭主)は、「お金に困っているため妻を売る」と述べ、現在35歳とされる妻の主婦および伴侶としての資質について説明していたといいます。
これに対してブラジル政府当局は、人間や人間の臓器、血液、骨、皮膚の売買を禁止している法律に違反すると判断して出品ページを削除させました。
オークションには100万近くの品物が出品されているので、こういった法律違反はなかなかチェックが難しいそうです。
しかし、削除するだけでは抑止にならなりません。
運営側も、こんな愚かな行為ができないようにチェックする方法を真剣に考えないといけません。
投稿者 messiah : 08:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月06日
マイクロソフトとヤフー 合併は見送り
マイクロソフトとヤフーの合併話に進展がありました。
但し、進展なしで終了という意味での進展。
米ウォールストリート・ジャーナル紙は5/4夕刻、ソフトウェア最大手マイクロソフトとインターネット検索大手ヤフーが進めていた合併交渉について、関係者の話として「もはや動きがない」と報じ、交渉が事実上進展がないまま終了したことを伝えました。
同紙は同日の午前、両社の合併交渉入りを報じたばかりでした。
スクープをねらったが結果は1年前と同じく、物別れとなりました。
両社ともに苦しい状況ではあるが、相手に妥協してまで合併するほど落ちぶれているわけではありません。
いわば、敵の敵は友のような間柄。(共通の敵はグーグル)
条件で折り合いがつくまでにはまだ少々時間がかかるようです。(両社とも、お尻に火がつくまでは)
というわけで、筆者のこの予想(両社の合併)はもう少し先の楽しみとしてとっておきましょう。
投稿者 messiah : 02:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月05日
もう逆転ホームランを打つしかない
たまには当たることもある。私の予想。
「年内にマイクロソフトはヤフーを買収する?」と、このブログで大胆な予想をしていましたが、現実化しそうです。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル、ニューヨーク・ポストなど複数のメディアが伝えるところによると、マイクロソフトとヤフーが合併を含む提携交渉を進めていることが昨日明らかになりました。
実現すれば、ネット検索サービスでシェアが約4割と一大勢力となり、グーグルの独走に待ったをかけられる可能性もあります。
報道によると、交渉は初期の段階にあり決裂する可能性もあるとか。
合併ではなく、マイクロソフトがネット事業をヤフーと統合し、ヤフーに出資する方式なども検討されているといいます。
マイクロソフトのネット事業とヤフーの売上高を単純合計すると年間で90億ドル(約1兆円)弱となり、約100億ドルのグーグルと肩を並べることになります。
二番手と三番手が片寄せあって一番手を追いかける...という産業発展の初期段階によくある構図です。
交渉は決裂しても継続されると思います。両社にとって他の選択肢はないからです。
両社は、1年前にも合併などについて交渉していますので、今回の合併話は予見できないことではなかった。
両社は今、ツーアウト満塁の場面で「もう逆転ホームランを打つしかない」という最後のバッターボックスに入ろうとしています。
投稿者 messiah : 05:15 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月04日
アメリカ西海岸は動物天国
動物保護団体の全米人道協会が、全米の大都市を対象とした「動物にやさしい都市」の調査結果を発表しました。
全米人道協会は全米の25都市について、動物に関する条例、人口あたりのベジタリアン・レストランや毛皮店の数、野生動物保護当局者数などを調査。
その結果、カリフォルニア州サンフランシスコを米国で「最も動物にやさしい街」に選んだそうです。
また、西海岸の都市は他の地域に比べて動物にやさしいことも判明。
動物が住みやすい場所は、同じ動物である"人間"にとっても住みやすいかも。
投稿者 messiah : 09:39 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月03日
マイクロソフトのたどる道
グーグル社はオフィスアプリケーション「Google Apps」を本格展開し、マイクロソフトの「Microsoft Office」を駆逐しようとしています。
一部の人たちの中には真剣に、「Microsoft Office」が「Google Apps」に取って代わられ、「マイクロソフトは死ぬ」と信じているようです。
はたして、世界に君臨するソフトウェアの巨人が、そんなにあっさりと滅んでしまうのでしょうか。
米調査会社ガートナーによると、「グーグルがマイクロソフトを殺すことはない」そうです。
理由は、
- 企業にとって「Microsoft Office」は標準であり、その他の選択肢がない。
- 企業内で使うソフトウェアを決める上級社員が、パッケージソフトウェア以外のソフトウェアの提供形態を知らない可能性がある。
- 大きな組織のIT部門はまだ技術が無料であることに疑いを持っている。
- パッケージソフトを売らなくても、(サポート収入などで)しばらくは生存できる。
からだそうです。
マイクロソフトは、その存在を薄くしながらもしばらくは過去の遺産で食いつないでいける、と言っています。
確かにそれはごもっとも。
ただし、未来永劫、その出発の原点ともいえる“業界のイノベーター(革命者)”には戻れないかも知れません。
投稿者 messiah : 09:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月02日
視聴率のためなら何でもあり 変わらぬテレビ局の姿勢
先日テレビを見ていたら、プリンセス・テンコー(二代目・引田天功)のマジックを、いろんな角度から高精度カメラで追跡して、いわゆる“種明かし”をしている番組がありました。
マジック(あるいはイリュージョン)にはタネがあり、彼らマジッシャンにとってそれは超のつく企業秘密のはず。なのにどうして公開するの?(後で後悔しないかしら)
と思っていたら、そんな番組がどんどん増えてきました。
テレビ局に協力しているマジッシャンが一部いるようですが、視聴率を稼ぎたいテレビ局と知名度を上げたいマジッシャンの利害が一致したというかんじです。が、どうもまずいなあ。
そうこうするうちに、テレビ番組で手品の種を暴露されて損害を受けたとして、プロやアマの手品師49人が、日本テレビとテレビ朝日に慰謝料など計約198万円の賠償などを求める訴えを東京地裁に起こしたました。(5/1)
たばこが貫通するように見せる「シガレットスルー」や、端をかみ切った硬貨を元に戻す「バイツアウト」に使われるギミックコイン(手品用に一部加工したコイン)の仕組みをテレビ局のキャスターが実演するなどして明かしたそうです。
原告らは、「手品の種は手品師全体の共有財産」としたうえで、ギミックコインの存在や仕組みが暴露されることで、トリックの価値自体がなくなると主張。
ギミックコインの購入価格の約7割が、トリックの価値にあたると主張し、精神的苦痛に対する慰謝料も要求しています。
テレビの力は依然として何ものよりも大きい。
視聴率のためなら何でもありの姿勢。。。もうそろそろ変えて欲しいですね。
投稿者 messiah : 08:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月01日
調査委員会からの報告
4月28日から30日にかけて、このブログにアクセスすると「ID」や「パスワード」を要求する無愛想な画面が表示されて「それ以上先に進めない」、「中に入れない」という苦情が数多く寄せられました。
「何を考えとるじゃ!」というご叱責から、「狭き門になったんですね」というじんわりとした皮肉まで数々...
当ブログの管理人として筆者は、その件について真相を究明し、読者の皆様に報告する義務があります。
そこで早速、「認証画面突然表示原因調査委員会」を設置して調査に乗り出したのです。
すると、驚くべき事実が。。。
というわけで、調査委員会からの報告をお届けしました。ご理解いただけましたでしょうか。
えっ、理解できん?(という方だけ続きをどうぞ)
みなさま、たいへんご迷惑をおかけしました。
ある実験をやっていて、認証画面を表示させて遊んでいたのですが
外すのをすっかり忘れていました。ただそれだけのことです。
以後、十分に気をつけますのでお許しを。。。
尚、この件を気づかせてくださったのは、当ブログのオフィシャルコメンテーターの“サンサンてるよ”さんです。
サンサンてるよさんには、あらためて深くお礼を申し上げます。
創作落語作家・サンサンてるよさんのホームページはこちら。または、こちら。ぜひご訪問ください。
投稿者 messiah : 03:36 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月30日
小説「坂の上の雲」がミュージアムとしてオープン
司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」の主人公で軍人の秋山好古(よしふる)・真之(さねゆき)兄弟や俳人・正岡子規の出身地である愛媛県松山市に、小説の魅力を伝える「坂の上の雲ミュージアム」がオープンしたそうです。
18歳頃から司馬遼の小説が好きだった筆者が、まだ読んでいなかったのが「坂の上の雲」でした。
7年前になりますが、たまたまテレビで紹介していたのがきっかけで、書店で買って読みました。
明治時代の話なので、幕末以前の話が多い司馬氏にしては珍しいテーマだったと思います。(昭和時代も書いていますが筆者は読んでいません)
テンポのよさ、歯切れのよさを得意とする司馬氏にしては、この小説は、どこかゆっくりと時間をかけて時代の背景にあるものをとらえようとするような小説でした。
国家の存亡をかけた日露戦争の時代を描いているので、どうしても沈滞した暗いムードが漂う物語、と思いきや、そうではありません。
秋山兄弟が、正岡子規が...生き生きと活写されて当時の貧しいが明るく雑草のようにたくましい人間像が貫かれているのです。読み終わると、なんだが元気になってしまうという不思議な小説です。
さて、この「坂の上の雲ミュージアム」ですが、設計は「司馬遼太郎記念館」(大阪府東大阪市)のデザインを手掛けた建築家、安藤忠雄氏が担当。
初年度は「子規と真之」をテーマに、二人の松山での暮らしぶりや東京での学生生活、日露戦争にかかわっていく様子をグラフィックパネルなどで振り返ります。
真之の直筆の手紙や、産経新聞に連載された全1296回の作品のパネル、当時の資料のレプリカなど計約250点も展示しているとのこと。
過去に五度、松山の地を訪れたことがありますが、「坂の上の雲ミュージアム」ぜひ見たいものです。
投稿者 messiah : 05:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月29日
退屈なサイトに100万回を超えるアクセス
ゆっくりと熟成する“ひとかたまり”のチェダーチーズを、24時間見守ることができます――。
英国のチーズ製造業者がウェブ上で公開している映像が、世界中から注目を集め、このほどアクセス100万回を突破したそうです。
チーズは12月末の熟成開始から、今日で128日目を迎えています。(熟成が完了するまで、約1年かかる)
棚に置かれたチーズのアップが延々と映し出されているのですが、なんでそんなものにアクセスが集まるのでしょう?
しかし、そこには製造元・ウェストカントリー・ファームハウス・チーズメーカーズ社の(長っ!)のメッセージが「無言」で発信されていました。
「完璧なチェダーチーズを作るのにどれだけの時間がかかるか、世界中の人々に分かっていただく」というメッセージです。
嘘か誠か、2007年度の“もっとも退屈なサイト”も視野に入れているようです。
おまけに、チーズのニックネームを応募したり、オリジナルのスクリーンセーバーをダウンロードしたりすることもできて、なかなかいいですね。
投稿者 messiah : 08:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月28日
中国にあるのが意外な“女性のための町”
北京五輪は、来年8月8日の開幕です。
中国はこのオリンピックを成功させて、国際社会の中で確固たる地位を築こうとしています。
目標を持っている国は、良し悪しは別として、活動力が生まれます。
活動力はアイデアを生む。
...というわけで、中国は今までにない企画を国内で募っています。
そのひとつが、世界初の“女性のための町”です。
重慶市の一角にあるShuangQiaoには、2.3平方キロメートルの“女性のための町”があり、ここでは女性が全てを決め、男性がそれに従うというルールが守られているそうです。
“女性のための町”のモットーは「女性は常に正しい。男性は女性の命令を決して断ることはできない」というもので、これは確かにユニークです。
但し、筆者はあまり住みたくありませんね。「平等」がよろしいんじゃないですか?
根深い人権問題を抱える中国だから意外性はありますが、これも五輪に向けたプロパガンダの一種かも知れません。
女性観光客は、一度この町に入れば、宿泊するホテルや買い物する店など全てを決定することができるのです。
そして、女性の命令を無視した男性は、ひざまずいて反省し、さらにレストランで皿洗いなどのお仕置きが待っているとか。
やりすぎだあ~!
投稿者 messiah : 19:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月27日
ビジョナリーカンパニーとして完全復活したアップル
米アップル社は、2007年1~3月期決算を発表しました。
それによると、携帯プレーヤーiPod(アイポッド)の販売増が貢献して、売上高は前年同期比20.8%増の52億6400万ドル(約6240億円)、最終利益は87.8%増の7億7000万ドルと大幅な増収増益となりました。
iPodの出荷台数が24%増の10,549,000台と好調で、累計では1億台を突破。
パソコン(マッキントッシュ)も36%増で、151万7000台を出荷しました。
同社は、1990年代後半に業績が悪化した時期があります。その頃は「もうアップルはおしまいだ」と思ったものです。
しかし、奇跡が起きました。(何が起きたのか?はいづれご紹介します)
基本理念を持って成長する企業...
しかし、基本理念をただ守るだけではなく、常に先進のアイデアを求めてそれが基本理念に合致するかを判断し、有益と見たら挑戦する。
経済用語で“ビジョナリーカンパニー”と言います。
今の彼らは、世界でもトップクラスのビジョナリーカンパニーといえるでしょう。
投稿者 messiah : 06:05 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月26日
過去のものとなったメンタリティ
日本青少年研究所が日米中韓四ヶ国の高校生にアンケートしたところによると、意欲に関する質問で「偉くなりたい」と回答したのは8%で、他の国に比べ際立ってに低かったことがわかりました。
その理由は「時間がなくなる」、「責任が重くなる」ということのようです。
調査は2006年10月から12月にかけて、各国の高校生それぞれ1,100~1,700人程度に、職業観や生活についての意識などを聞いたものです。
そして、意欲に関する項目では「偉くなりたいか」と質問。
「強くそう思う」と回答したのは中国34.4%、韓国22.9%、米22.3%の順で、わが日本は「まあそう思う」を加えても44.1%にとどまりました。
経済成長と豊かな暮らしを国全体として実現してしまった結果、若者にとって「向上心」とか「ハングリー精神」という言葉は過去のものになってしまったようです。
投稿者 messiah : 06:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月25日
甘い香りの漂うパドック
コロッケなどを揚げて売っているお店が、長年変えていなかった商品価格を値上げせざるを得ない状況に追い込まれ、どんどん値上げに踏み切っているそうです。(NHKの番組から)
原因は油の高騰。コロッケ屋さんだけでなく油を使う商売は全部同じ状況に立たされています。
そして驚いたのが、人間が食する油は減り、それが自動車の燃料に回されつつあるという事実です。
「バイオエタノール」というヤツです。これを扱うビジネスが大変な急成長を遂げています。
バイオエタノールは、サトウキビや大麦、トウモロコシ、大豆などの植物資源からグルコースなどを発酵させて作られたエタノールのことで、地球温暖化対策の切り札として現在最も注目されています。(エタノールはアルコールの一種でエチルアルコールとも呼ばれている)
バイオエタノールを自動車の燃料に利用すれば、有害な二酸化炭素などの排出量削減が期待できるところから、その材料となるサトウキビ、菜種などが大量に必要となっているのです。
自動車に食わせる油のために、人間の食う油が減り庶民の台所を直撃です。
一方、「燃料の無駄遣い」とやり玉に挙がっているモータースポーツ界でも、環境保護対策が進んでいるようです。
4/21に行なわれた米国最高峰のレース、インディカーシリーズ。
そのパドックは、これまでの排ガスの臭いから、カルメラ焼きのような甘い香りがほんのりただよう臭いに変わったそうです。
これも環境保護対策。
一昨年までは100%メタノールを使用していましたが、昨年はメタノール90%・バイオエタノール10%の混合燃料に移行。
そして、今季は100%バイオエタノール(実際には、誤飲防止のためガソリンを2%混合)となったそうです。
甘い香りの漂うパドックにずっといると辛いものがたべたくなりそう。。。
投稿者 messiah : 06:15 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月24日
Vistaの販売低調 次世代OSに必要な要件とは?
マイクロソフト日本法人は4/23、Windows Vista(ウィンドウズ・ビスタ)の販売について、「期待を下回っている」と現時点での苦戦を認めました。
苦戦は発売前から予想されていましたが、マイクロソフトご本人の口から事実が語られました。
冬のパソコン商戦が低調だったことなどを理由に挙げ、「夏に向けてリバウンドできる」と中長期的には楽観的な見方を強調しています。
Windows Vistaは1月末の一般向け発売から3月までに、全世界で3,500万本超(製品使用権ベース)を販売したとみられています。
しかし、リバウンドは考えられないです。
Windows Vistaでないといけない理由が一般のユーザーには何もないからです。
筆者は近いうちに、Windows Vista版・自作パソコンを作ろうと考えていますが、それでも、コストが嵩む(かさ)ようならXPでいいかという程度の関心です。(コストが嵩むのは間違いない)
これは、GUI(グラフィカル・ユーザーインターフェイス)が誕生してから30年くらい経過して、現在の操作方式にはもう慣れきって少々の操作性や見栄えの良さには興味を起こさなくなったのが1つの原因だと思います。
“デスクトップ”という基本画面と、“マウス”という入力装置が初めて使われた時の衝撃に匹敵するものがないのです。(この方式がどれくらい長く続いて現在に至っているか)
はじめてGUIを実現したとされるゼロックス・パロアルト研究所に、スティーブ・ジョブズ氏(現アップルCEO)が訪れたのが1979年。そこで彼はカルチャーショックを受けます。
これまでのコンピュータは黒い画面に白い文字しか表示できなかったのです。もちろん入力はキーボードのみ。
それがマウスという不思議な装置でアイコンという絵文字をクリックして操作した。ビックリ仰天したことでしょう。(その時の衝撃が、後にマッキントッシュの素地となる)
あれから30年ほど経ちましたが。。。
基本的には同じ。
だから、この方式の限界が来ていると考えていい。
次世代OSを謳うなら、現在の方式から根本的に脱却したものでないと「次世代」が泣くことになるでしょう。
投稿者 messiah : 06:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月23日
“公開”先に立たず
SNSの日記で反社会的行動を告白して、重大な結果を招くケースが相次いでいる?といいます。
mixi(ミクシィ)で実名を公表していた福岡県の25歳の男性が、日記に「違反を地元の警察官に見逃してもらった」と書き込みました。
飲酒運転・ヘルメット未着用・無免許運転の3つの違反をしておきながら、地元の警察官に見逃してもらった、と告白したのです。
男性の日記は、mixiユーザーであれば誰でも見られる設定になっていたため、コメント欄などで、この男性の反社会的行為を非難する声が相次ぎました。
ところが、この男、どっかおかしいんですね。
「あのね、通報するってよく書いて有るけど。 飲酒運転と無免許運転は現行犯じゃないと捕まえれないよ。 後、反省するぐらいなら最初からしません。 でしょ馬鹿アキバ系の皆さん」
と、完全に開き直った発言をしたのです。
これが災いして、男性が住む隣町に、男性の日記の書き込みを非難するメールが届きます。
メールには、日記の内容はもちろん、この男性の勤務先や、男性が地元の消防団に所属していたことが明記されていました。
これを受けてその隣町は、メールの内容を勤務先と男性の住む市に連絡。
同市はさらに警察に連絡し、事態は拡大していきました。
男性は警察の事情聴取を受け、「冗談のつもりだった」と日記を書いたことを認めたため、厳重注意を受けたのです。
しかし、事それでは治まらなかった。
男性の勤務先は、その連絡を受け、すぐに懲戒委員会を開催し、男性を解雇することを決めました。
「懲戒解雇」よりは軽い「諭旨解雇」ですが、退職金は出ません。
この男性はすでにmixiを退会していますが、今ごろ自分の愚かさを反省しているでしょうか。
投稿者 messiah : 06:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月22日
ブランド評価プロジェクトの結果発表
日経BPマーケテング社が主催する、国内で使用されているブランドを消費者とビジネスパーソンが評価する日本最大規模のブランド評価プロジェクト「ブランド・ジャパン2007」の結果が発表されました。
コンシューマ市場(消費者による評価)
- TOYOTA トヨタ自動車
- Google グーグル
- Panasonic パナソニック
- Canon キャノン
- SONY ソニー
- Disney ディズニー
- Nintendo 任天堂
- NINTENDO DS ニンテンドーDS
- Windows ウィンドウズ
- National ナショナル
ビジネス市場(ビジネスパーソンによる評価)
- TOYOTA トヨタ自動車
- HONDA 本田技研工業
- SONY ソニー
- 松下電器産業
- 松下電工
- SUNTORY サントリー
- SHARP シャープ
- Canon キャノン
- Nintendo 任天堂
- KIRIN キリンビール
結局ベスト10までは、消費者もビジネスパーソンも大きな差はない。
消費者の評価で第2位のGoogleが、ビジネスパーソンでは17位というのが不思議ですが、もっと不思議なのはビジネスパーソンの22位に出てくる「JAPANET TAKATA ジャパネットたかた」です。
消費者の評価は、「フレンドリー」「コンビニエント」「アウトスタンディング」「イノベーティブ」という4指標から総合力を算出。
ビジネスパーソンの評価は、「先見力」「人材力」「信用力」「親和力」「活力」「その他イメージ」から総合力を算出しています。
企業規模からすると他のどれよりも小さい「JAPANET TAKATA ジャパネットたかた」の評価が高いのはテレビの力なのでしょうか。
投稿者 messiah : 02:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月21日
胴体着陸成功の直後
新聞の朝刊に掲載されていた写真をご紹介。(少し粗いが)
このブログでも取り上げた大阪発・高知行きの全日空機の胴体着陸直後のものです。(3/13)
ここに写っているのは、一度は死を覚悟した人たちです。
無事生還できてホッとした様子が伝わってきます。
笑いながら携帯から連絡する人、同じく携帯カメラでその場の様子を撮影する人...
この写真は、乗客の一人が撮影したものです。
投稿者 messiah : 09:22 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月20日
産みの親より育ての親
ベルギーのアントワープ動物園のチンパンジーの檻には、「チンパンジーと見つめ合わないで」との注意書きがあるそうです。
そこには、「もしもチンパンジーが接触しようとしてきたら、よそを向くか、一歩下がってください。チンパンジーのうち数頭が自分たちの仲間よりも、人間に興味を持っています」と書かれています。
しかし、そう言われてもねぇ。。。
実は、ここで飼育されているオスのチンパンジー「チーター」は人間の手で育てられたため、チンパンジーよりも人間に親近感を持っているらしいのです。
そのため、一緒に飼育されている他のチンパンジー7頭との結びつきを強めるため、なるべく「人間との見つめ合い」を減らしたい、ということで来場者にお願いする形で注意書きを出したそうです。
産みの親(チンパンジー)より育ての親(人間)ってことですね。
投稿者 messiah : 06:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月19日
仁義なきレースの始まりか?
Googleは、既に発表している統合オフィスソフト“Google Apps”に新しくプレゼンテーションソフトを追加すると発表しました。
Google Appsは、ワードプロセッサ、表計算、電子メール、カレンダー、チャット、Webページ作成、スタートページから構成されるWeb統合オフィスソフトです。
これと対比されるのが、世界で標準となっているMicrosoftの“Office”です。
Officeには、これもデファクトスタンダード(事実上の標準)となっている“PowerPoint”というプレゼンテーションソフトが含まれていて、Google Appsにはこの機能を持ったソフトはありませんでした。
しかし、唯一の穴だったプレゼンソフトを揃えることで表面的には「あの機能がないからだめ」と言われるものはなくなりました。
Web(Google)とデスクトップ(Microsoft)の両雄は、正面から競争するスターラインについたようです。
ウォ-ミングアップ十分で伸び盛りのランナー・Googleが、練習不足のゴールドメダリスト・Microsoftに挑戦状をたたきつけました。
仁義なきレースの始まりでしょうか?
投稿者 messiah : 07:39 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月18日
“天に意志がある”としか思えない
昨日のエントリーは、ほのぼのとしたラッコのムービーが好評でした。
人間以外の動物は本能に基づいて行動しています。だから、あのラッコの生態は生命の“ありのまま”の姿だと言えるでしょう。
それに比べて、人間という生き物は。。。
出たとこ勝@負ログには、これまで“事件”を扱ったエントリーはほとんどありません。(ライブドア、村上ファンドくらいです)
昨日起きた長崎市長暗殺事件、アメリカの大学で起きた銃乱射無差別殺戮事件。
いったいどの部位に。。。こんなおぞましい事をしようとする心理が生まれるのか、犯人の脳を解剖して調べたいくらいです。(私には医学知識はないので調べられませんが)
バージニア工科大学での銃乱射事件で亡くなった犠牲者の一人にイスラエル人のリビウ・リブレスク教授(76)がいました。
彼は、第2次大戦中のナチスドイツのユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の生き残りでした。
リブレスク教授は、教室の中に容疑者が入ろうとした時に、撃たれながらも手でドアを押さえ続け、学生たちを避難させたそうです。
テルアビブ在住の同教授の息子、ジョーさんによると、助かった複数の学生たちが、教授の妻マルレナさん宛に、その時の状況を電子メールで伝えてきたといいます。
リブレスク教授はルーマニア生まれ。ナチスドイツの占領下で、ユダヤ人迫害を逃れました。
ブカレストで流体力学の博士号を取った後、1978年にイスラエルに移住。航空工学の権威で、1985年に研究休暇を過ごしたバージニアが気に入り、工科大の教授に就任していました。
自分を犠牲にして人命を救うという心理。これもまた、同じ人間から生まれたものです。
司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」のラストに、坂本竜馬が暗殺された後に、こう結んでいます。
「天に意志がある、としかこの若者の場合思えない」
「天がこの国の混乱をおさめるために遣わし、その使命が終わると惜しげもなく天に召し返した」
リブレスク教授の場合も「天に意志があった」のかも知れません。
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (2) | トラックバック
2007年04月17日
手をつないで水に浮かぶラッコ
世界中から400万アクセスがあったという話題のムービーです。
場所は、バンクーバーの水族館。
仲良く手をつないで浮かんでいる二匹のラッコ。
ところが、途中で手が離れてしまいます。
その後、どうなったでしょうか。
心がいやされました。ハイ
投稿者 messiah : 07:03 | コメント (2) | トラックバック
2007年04月16日
距離をおいてみて 初めて見えるもの
距離をおいてみて、初めて見えてくるものがありませんか?
仕事などの理由で、愛し合っている男女が遠く離ればなれになってしまった。
しかし、互いに変わらぬ愛を育てていこうとする。
そして...逢いたい気持ちがいっそう深くつのっていく二人。
離れてみて初めて、分かることがある。
距離をおいてみて、初めて見えるものがある。
.....。
朝っぱらから、何を戯言(たわごと)を言ってるのか!
というお叱りの声が聞こえてきたので、この辺にしておきますが。。。
↓の写真は間違いなく、自信を持って、こう言えます。
「距離をおいてみて、初めて見えるものがある」
では、お試しください。
- ↓の写真をよく見る。
- 写真から目を離さないで目を水平に遠ざける。
- 少しずつ少しずつ後ずさりするように目を離していく。
さあ、そこに見えるものとは?
投稿者 messiah : 06:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月15日
中国を動かした初老の米国女優
2003年、スーダン西部ダルフール地方の黒人住民がアラブ系中心の政府に反発し武装決起しました。
この時、政府が支援するアラブ系民兵組織が住民を迫害。
国連によると、20万人以あ上が死亡し、200万人以上が避難民となりました。
「世界最悪の人道危機」といわれ、国連安保理はスーダン政府に対して人権侵害行為をやめさせるよう要求しています。
これがダルフール紛争と言われる事件です。
さて、数々のヒット作を生み出した映画監督スィーブン・スピルバーグ氏は、この「ダルフール紛争」に関して中国の胡国家主席に1通の手紙を送りました。
スピルバーグ氏は北京五輪の芸術顧問を担当していて、国際的なイメージを改善しようと躍起の中国からすると影響力のある人物なのです。
中国は石油資源確保という目的のために「ダルフール紛争」には目をつぶってスーダン政府を支援してきました。
“スピルバーグの手紙”は、ダルフールの住民虐殺を非難し、中国政府に虐殺を終わらせるようスーダン政府に影響力を発揮するように要請した内容でした。
この手紙の直後、中国政府は外務次官補をスーダンに派遣して、難民キャンプを視察させる異例の対応を取りました。
さらに外務次官補は、スーダンのオマル・バシル大統領と会談。欧米が求める国連部隊の受け入れを拒否している大統領に対し、柔軟姿勢に転じて国連部隊を受け入れるよう要請したそうです。
しかし、話はこれで終わりません。
あの“中国”を動かしたスィーブン・スピルバーグ氏はエライ!ということになりそうですが。。。
実は、彼を突き動かした存在があります。米国の女優ミア・ファローさん(62)。
国連児童基金(ユニセフ)の親善大使を務めるファローさんは「“ジェノサイド(大虐殺)”五輪」と題して、3月28日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル紙に寄稿。
中国とスーダンの深い関係を指摘した上で、ダルフール紛争と北京五輪を結びつけて論評しました。
ファローさんは、中国が支援するスーダン政府によって住民虐殺などのダルフールの“悪夢”がもたらされていると批判し、北京五輪に協力するスピルバーグ氏にその矛先を向けたのでした。
スピルバーグ氏をベルリン五輪(1936年)の記録映画を撮った女流映画監督レニ・リーフェンシュタールになぞらえて批判。(リーフェンシュタールはこの記録映画でナチスの宣伝を行ったと非難された)
この寄稿の4日後、スピルバーグ氏は胡主席に手紙を送ったのでした。
ファローさんの批判をかわす意味でか、それとも本当に同意してかはわかりませんが。
周辺の国から何を言われても聞く耳を持たない独善的巨大国家を、たった一人の個人の執念が動かしたのはすごい。
巨大国家は、構造的弱点を一人の初老の女優に衝かれてしまったようです。
投稿者 messiah : 10:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月14日
年内にマイクロソフトはヤフーを買収する?
調査会社ヒットワイズによると、3月の米国でのウェブ検索市場のシェアは、グーグルが64.1%でした。(2位ヤフーは約21.3%、3位マイクロソフトは9.2%)
他を圧倒する強さです。もう、検索市場での勝敗はとっくに決していましたが、独り勝ちです。
そして、YouTubeを買収(16.5億ドル)した時を2倍近く上回る31億ドル(3700億円)で、またも大型買収を成功させました。
買収されたのは、インターネット広告配信会社大手のダブルクリック。
ダブルクリックは1996年に創業され、ウェブサイトの一角に貼り付ける「ディスプレイ広告」の配信・管理業務を行っています。
この買収によって、グーグルはディスプレイ広告分野を強化できます。ダブルクリックが持つ広告代理店や大口広告主との取引関係をグーグルの広告収入拡大に役立てる考えです。
はじめは、身売りを考えていたダブルクリックとマイクロソフトが20億ドルで交渉していたのですが、後から割り込んできたグーグルがピョンと釣り上げてしまった。
もしグーグルとダブルクリックが一緒になれば、マイクロソフトはますます苦戦を強いられることになり、新しいパートナーを探すにしてもヤフーしか選択肢がなくなるという指摘があります。
しかし。。。それなら、それで行くしかない。
...というわけで、年内にマイクロソフトはヤフーを買収する?
少なくとも業務提携して、グーグルに対抗していくしかないでしょう。
投稿者 messiah : 17:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月13日
意外に集まらなかった上場企業の社員募集
巨大掲示板「2ちゃんねる」にスレッドを立てて正社員を募集していた東証一部上場のドワンゴ社ですが、本当に3人の“2ちゃんねらー”を正社員として採用しました。
ドワンゴ社は、2ちゃんねる上で「中卒か高卒、大学在学中なら卒業の意志がないこと」という奇妙な条件で正社員を募集していましたが、冗談かと思っていた人も多かったようです。
しかし、今回の採用により「決してしゃれではないことを示したい」と同社は語っています。
但し、応募資格の一部を緩和しました。
「17~22歳」としていた年齢条件に「0x17~0x22歳」を追加して大幅にハードルを下げたようです。
さらに、「日本語で十分コミュニケーションが取れる方」を、「日本語でなんとかコミュニケーションが取れる方」に変更しました。
学歴を「中卒または高卒の方のみ。大学在籍者の場合は卒業の意志のない方」に限定するのは変わっていません。
しかし。。。おいおい!そんなにハードルを下げて大丈夫なの?と思ったりします。
同社は、「ドワンゴはいわばネット社会そのものから出現したネット企業。2ちゃんねる管理人の考え方、行動のすべてに賛同するものではないが、2ちゃんねるの存在すべてを否定することは到底できない。ネット社会から発した営利企業として、他社に先駆けて2ちゃんねるとの関わりによって生まれるビジネスチャンスを積極的に追求したい」と説明しています。
しかし、一部上場企業がこんな破格の条件をつければ応募殺到が予想されていたのですが...
意外にも、予定していた10名の定員にすら達しなかった。そこで引き続き追加募集しています。
自由放題の発言や表現で世間と一線を画す“2ちゃんねらー”たちも現実社会に関わりを持つとなると、普通のありふれた市民に戻ってしまうのか。
発言や表現が突飛だったり独創的だったりしても、本当にオリジナリティを持っている人はウンと少ないのでしょう。
独創的で個性あふれる人材が応募に殺到する状況を想定していたドワンゴ社にとっては、残念な結果だったに違いありません。
「2ちゃんねる」というネット空間は、人々の独創性や個性の発露の場というよりも、実社会で溜め込んだストレスを発散する場ということではないでしょうか。
裏を返せば、誰だって、発散できる環境におかれたら独創的で個性的になれるんだな、と思います。
投稿者 messiah : 06:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月12日
温暖化は地球だけではない 熱い熱い携帯電話市場
au by KDDIが圧勝したそうです。
電気通信事業者協会の発表によると、携帯電話・PHS各社の平成18年度の契約数で、KDDIが全純増数(新規契約数-解約数)の半数を獲得して他社を圧倒しました。
昨年10月から始まった番号ポータビリティ(番号継続)制度商戦で独り勝ちをおさめました。
NTTドコモとソフトバンクは、転出が転入を上回りましたが、その減少分がそっくりKDDIの利用者となった形です。
ソフトバンクは今年はじめに打ち出した月額基本料980円の「ホワイトプラン」が大学のサークルや中小企業などが“2台目”として契約するケースが多く、2ヶ月半で300万契約を突破したそうです。
また、データ通信に軸足を置いたウィルコムは着実に加入者を増やし、452万契約とPHS市場に勢いを取り戻しました。
そうなると。。。
Docomoの独占が少しずつ崩れてきている、と言えます。(それでも過半数は抑えていますが)
3月末からはイー・モバイルが参入して新たなライバルが増え、携帯市場は熱い熱い...温暖化現象に拍車がかかってきました。
投稿者 messiah : 07:16 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月11日
情報化社会の孤島に運命のビラは届くか
太平洋戦争の終盤、アメリカは日本本土を空襲した際に、日本国民に"降伏"を促す目的で大量のビラを空からまきました。「あなたがたはもう降伏するしかない」ということを直接市民に訴えたのです。
インターネットが世界を駆け巡る時代になっても情報の伝達手段としてビラや号外を空からまくのは、即効性はうすいが繰り返し行うことで、長期的に見ると効果があがるかも知れません。
そんなことを思ったのは、4/10日本から北朝鮮に大型の風船が飛ばされたニュースからです。
北朝鮮による拉致被害者を調べている「特定失踪(しっそう)者問題調査会」は昨日、韓国の市民団体と協力して、南北の軍事境界線に近い江原道鉄原で、同会のビラ1万枚を9個の大型風船に入れて北朝鮮側へ飛ばしたのです。
ビラはビニール製で大きさは十数センチ四方。
片面には北朝鮮に拉致された人々へのメッセージを印刷、同会が北朝鮮に向けて毎日1時間、短波ラジオ放送「しおかぜ」を行っていることを伝え、聴取を呼びかけています。
裏面には、北朝鮮の人々や幹部への訴えが印刷され、拉致被害者に関する情報の提供に対して1000ドル(約11万9000円)、情報の価値によっては1万ドル以上を支払うとして同会の連絡先を記しています。
同会の荒木代表は「北朝鮮脱出者(脱北者)の中には北朝鮮でビラを見たという人もおり、北朝鮮から韓国側に抗議もきている。今後も「しおかぜ」とビラで訴えを続けたい」と語っています。
この試みは素晴らしいが、継続できるかという点がポイントです。
風の方向などの自然条件に大きく左右され忍耐が必要になりますが、頑張ってほしいと思います。
投稿者 messiah : 06:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月10日
21世紀のイノベーションを体験している“今”
子供からお年寄りにいたるまで世界的に有名になった。
そう言っても過言でないのが、アップル社の携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)。
アップル社は4/9、iPodの累計販売台数が世界で1億台を突破したと発表しました。
発売から5年半で1億台を突破したとのことで、ソニーの「ウォークマン」シリーズが1億台を突破するのに1979年の発売から13年半かかったことから、アップルは「音楽プレーヤーとして歴史上最速ペース」であるとしています。
iPodは、インターネット音楽配信サイト「iTunesストア」との連係が完全にとれており、これまでに25億曲以上の楽曲を販売しています。
もしかすると100年後の地球で、“21世紀のベストヒット商品”の1つとして語り継がれているかも知れません。
しかし、単なるベストヒットという意味だけでは語り尽くせないものがあります。音楽業界を根本から揺るがした“イノベーション”そのものではないでしょうか、これって。
とにかく。。。大変なものが誕生した時代を経験できたことは幸せです。
投稿者 messiah : 06:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月09日
これだけは卒業できない…と思うものは?
昨日に続いて、ネット調査会社・インターワイヤードが「これだけは卒業できない…と思うものは?」について実施したアンケート結果から。
男性と女性ではやはり異なります。
女性
- 甘いもの、スイーツ類 249人
- たばこ 214人
- お菓子 169人
- まんが 155人
- アルコール 147人
- ゲーム 88人
- 間食 83人
- ダイエット 66人
- 食べること、食欲 57人
- 親としての自分 49人
- インターネット 42人
- ファン、追っかけ 42人
- アニメ 40人
- 親離れ 28人
- ぬいぐるみ 27人
- 恋愛 27人
- ライブ、コンサート 27人
- パソコン 24人
- 育児、子育て 24人
- キャラクターグッズ集め 24人
甘いものは女性のライフラインのようです。それでは今日はこの辺で...
えっ、男はどうなっているのかって?
(仕方ないので)ベスト5だけ紹介しておきましょう。
男性
- アルコール 242人
- たばこ 228人
- ゲーム 102人
- ギャンブル 93人
- 異性に対する関心 79人
因みに男性の「甘いもの」は13位です。
投稿者 messiah : 06:49 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月08日
「外国人には理解できまい」と思う日本の文化・風習は?
ネット調査会社・インターワイヤードは「外国人には理解できまい」と思う日本の文化・風習についてアンケートを実施。その結果を発表しました。
この調査は2/1~2/8の間、インターワイヤードのネットリサーチサービス「ディムスドライブ」上で実施し、5,308人から有効回答を得たものです。
順位 | 内容 | 票数 |
---|---|---|
1 | お歳暮・お中元 | 319 |
2 | 遠慮・謙遜 | 189 |
3 | 正座 | 186 |
4 | 節分・豆まき | 161 |
5 | 宗教観 | 159 |
6 | おじぎ | 145 |
7 | 家では靴を脱ぐ | 141 |
8 | 納豆を食べる | 138 |
9 | 風呂・湯船に浸かる | 92 |
10 | わび・さび | 85 |
11 | 銭湯 | 75 |
12 | 茶道 | 70 |
13 | 初詣で | 65 |
14 | (麺類などを)音を立てて食べる | 62 |
15 | あいまいさ | 62 |
16 | 贈り物で「つまらないものですが」と言う | 53 |
17 | 本音と建前 | 53 |
18 | 正月行事 | 47 |
19 | お年玉 | 44 |
20 | 根回し | 38 |
ここにはありませんが筆者は、“恥を知る”という武士道からくる精神論があってもおかしくないと思っているんですが。。。
君辱めらるれば臣死す(きみはずかしめらるればしんしす)主君が辱めを受けたなら、臣たる者は身命をなげうってその恥をすすがなくてはならないということ。
いわゆる、赤穂浪士の生き様の世界です。忠臣蔵が美化され、現代にまで伝えられ、そしてまた人気が高いのは、その背景にある“恥の文化”が日本人のDNAに刷り込まれているからでは?
投稿者 messiah : 18:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月06日
効率の悪さを競うコンテスト
効率の悪さを競うコンテストがあります。
ルーブ・ゴールドバーグ・マシン (Rube Goldberg machines) と呼ばれています。
アメリカの漫画家ルーブ・ゴールドバーグ氏が発案した表現手法で、普通にやれば簡単にできることを、手の込んだからくりを多数用いて、それらが次々と連鎖していく事で実現します。
先日、ミシガン州のフェリス州立大学の学生チームは、1杯のオレンジジュースを作るのに345もの工程を必要とするマシンを開発し、効率の悪さで新記録を達成しました。
学生らは、スリンキー、ボードゲームの「Operation」、びっくり箱、ドミノ、先に馬のついた棒のおもちゃなど、さまざまな道具を使ってマシンを作り上げました。(このマシンを製作するのに3000時間を費やした)
効率の悪さを競うために、こんなに時間をかけるとは...いよいよ効率が悪い。
しかし、効率を最優先してきた現代人(とりわけ日本人)だからこそ、熱中して取り組めるのか知れません。
何かにつけ効率の悪い私にとっては、興味をそそるお話です。
投稿者 messiah : 06:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月05日
動き始めたWeb初のキラーアプリケーション
日本大学は、グーグル社が提供するWebアプリケーションサービス「Google Apps Education Edition」を採用しました。
当初は7学部約3万人の学生に提供しますが、最終的には全学部の学生約10万人が使えるようにする計画です。
「Google Apps Education Edition」は、グーグル社が2月に発表したWebベースのアプリケーションサービス「Google Apps」の教育機関向けバージョンです。
Webブラウザ上から電子メール、スケジュール管理、ワープロおよび表計算、メッセンジャーといった機能が利用できます。
これは、マイクロソフト社のドル箱「Microsoft Office(オフィス)」に対抗する製品で、グーグル社がマイクロソフトの牙城を崩すための切り札としてリリースしたばかりです。
現時点では、機能の豊富さでは一歩か二歩「Office」に劣るものの、シンプルな操作性で使い勝手はむしろ上かも知れない。そしてコストは圧倒的に安い。(十分の一くらい?)
昔、国産の使い勝手のいいワープロソフトがありました。(今でもあるが)
しかし、PCのOS(基本ソフト)を制したマイクロソフト社は、その優位な立場を利用してワープロの標準をWord(ワード)に置き換えることに成功しました。
今度は反対に、Webを制したグーグル社が、その優位な立場を利用して、事務系・ビジネス系ソフトの標準を「Google Apps」に置き換えようとしています。
時間はかかるかも知れないが、いつかそれほど遠い将来ではなく、その日は確実に来ると思われます。
ユーザーは少しでも使いやすく、安く、安心できるものに心を動かされ流れていくものです。
「Google Apps」は、Microsoft Officeを舞台中央か引きずり下ろし、過去の遺物に追いやってしまう、Web初の“キラーアプリケーション”になりそうな予感が...。
投稿者 messiah : 07:25 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月04日
パソコンと携帯電話のネット利用は異質
PCと携帯、サイズが違うだけでどちらも同じように使われると思っていたら。。。間違いでした。
例えばPCであれば、サイトの中に多くの場合、「検索」という表示のボタンがあります。
ところが、携帯の場合は「検索」という表記はNGなんだそうです。
「Go!」と表記しないといけない。また、その近くに動きのある絵文字などを付加するとクリックされやすいのです。なぁーんでか?
そう言えば、今まで気がつかなかったのですが、「検索」という言葉はちょっと堅苦しい気もします。
しかし「Go!」だとちょっと軽いし。。。
これはどうやらユーザーの年代層と関係がありそうです。PCは二十代から年配まで幅広く使われているの対して、携帯で遊ぶユーザーの多くは十代。(せいぜい二十代)
そうりゃそうだなあ...筆者も通話とメール以外では携帯使わないもんなあ...
決定的なのは、携帯で検索(Go!)する時のキーワードで最も多いのが、「つまんない」と「暇」というキーワードということです。(PCでそんな検索キーワードはあまりないでしょう)
(十代だけではないが)時間をもてあましている人が、時間をつぶすために何か面白いことがないかを探す、携帯はそのための便利な道具になっているわけです。
それから、「無料」という言葉や★マークのついたタイトルがクリックされやすいようです。
どうも、PCと携帯が基本的には同質なものと考えていた無知な筆者でしたが、考えを改めることにしました。
この世界では、道具を使いこなしている十代の人の力を借りないと、いいビジネスアイデアがでてこないかも。
投稿者 messiah : 06:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月03日
失敗したら誉める監督
「失敗をおそれるな」といいますが、そう言っておきながら...失敗した部下を容赦なく叱り飛ばしている上司がいます。
失敗する原因は、能力がないか、真剣にやっていないか、未熟かの三通りが考えられます。
この中で最後の「未熟」な場合に、上司は特に注意が必要です。
例えば、新人(新入生、新入社員など)が失敗したとき。
頭ごなしに叱る人はいないと思いますが、大抵の場合「あ~あ やってしまったか」という表情をして何の教訓も残さないのが普通です。
さて話は変わりますが、甲子園の高校野球も決勝戦まできました。
強豪を退けてここまで勝ち上がってきた大垣日大高校(岐阜)の阪口監督は、選手がミスをしてもいつもニコニコ微笑んでいます。おまけに...
「勝つんじゃないぞ」
「あすの朝、帰りのバスを呼んであるから。徹底的に打たれろ」
...などと、あべこべの事を言ったりして。
阪口監督は昔、強豪・東邦高校監督で「鬼の坂口」と呼ばれるほど厳しい人でした。
それが180度変身して、しかもここまでキッチリと結果を出しています。(仮に決勝で敗れても、その評価が変わることはありません)
この変身ぶりはどこから生まれたんだろう?
ご本人は「無名高校の子供たちにまず、野球を好きになってもらいたかった」と言います。
なるほど!
東邦高校監時代は、勝つことを義務付けられていた。だから重圧がかかっていた。
いつでも一生懸命に勝とうとした。だから、失敗した選手は許せなかった。また、叱ることで自分の欲求不満もはらせた。
そういう世界もありでしょう。
しかし、大垣日大では事情が全く違う。重圧はない。勝つことよりも野球を楽しむことを自分が知った。選手にも楽しんでもらわないといけない。
未熟な人が一生懸命にやっている場合、一番大切なことは、その人を緊張という縛りから解いてあげること、リラックスさせるためにあらゆる手段を尽くすことです。
阪口監督は、スマイル、バンザイ、ガッツポーズでそれを実現しています。
この人、名監督です。
多分、元中日・阪神監督の星野さんが高校野球監督になったら、同じようにするような気がします。
“勝つこと”と“楽しむこと”、本来相反する2つの要素を見事に融合する力を彼らに感じます。
投稿者 messiah : 09:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年04月02日
「ダレル・ロイヤルの手紙」にでてくる敗北男
日本で最もアクセスの多いブログとされているGIGAZINEを見ていたら、思わず身を乗り出して読んでしまったエントリー(記事)があります。
力が萎えている時には、いつの間にか力が湧くような話です。
「ダレル・ロイヤルの手紙」というのがそうなんですが、それって何ですか?と思って読んでいくと謎だらけで、最後に驚きの結末が待っているというお決まりのシナリオです。
しかし、「わっちゃいるけど、やめられない」
では、いきます。
この手紙は1960年代、テキサス大学のアメフトの名コーチであったダレル・ロイヤル氏が、夏休みで帰省中の選手達に闘争心とフットボールへの情熱を訴えた手紙で、カレッジ・フットボールの真髄が溢れる名文として伝わっています。
その手紙の冒頭は、「打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである」というくだりで始まります。
「ここに、人生で数多くの敗北を経験しながらも、その敗北から、はいあがる勇気を持ち続けた偉大な男の歴史を紹介しよう」
1832年 失業
1832年 州議選に落選
1833年 事業倒産
1834年 州議会議員に当選
1835年 婚約者死亡
1836年 神経衰弱罹病
1838年 州議会議長落選
1845年 下院議員指名投票で敗北
1846年 下院議員当選
1848年 下院議員再選ならず
1849年 国土庁調査官を拒否される
1854年 上院議員落選
1856年 副大統領指名投票で敗北
1858年 上院議員、再度落選
紆余曲折を経て1860年に、彼は念願のものを手にしますが、決してその後も順風ではない。むしろ試練続き...
「人生山あり谷あり」と言いますが、谷ばっかりにはまっていると思っている人は普通なら世を恨んでしまうところでしょうが、彼は恨まない。
ダレル・ロイヤル氏は、この偉大な敗北男を引用した上で、学生達にハッパをかけます。
「諸君も三軍でシーズンをむかえ、六軍に落ちる事があるかもしれない。一軍で始まり、四軍となるかもしれない」
「諸君が常に自問自答すべき事は、打ちのめされた後、自分は何をしようとしているのか、という事である。不平を言って情けなく思うだけか、それとも闘志を燃やし再び立ち向かっていくのか、ということである」
「今秋、競技場でプレーする諸君の誰もが、必ず一度や二度の屈辱を味わうだろう。今まで打ちのめされた事がない選手など、かつて存在したことはない」
「ただし、一流選手はあらゆる努力を払い、速やかに立ち上がろうと努める。並の選手は立ち上がるのが少しばかり遅い。そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである」
そんなに大したことを言っているわけじゃないと思う人もいるでしょう。
そんな方は、おそらく順調なコンディションの下で日々充実しているのではないでしょうか。
この手紙に心をゆすぶられた方は、“谷の底でもがいている”人が多いかもしれません。
そして、何も感じない方は。。。
この敗北男の伝記を、書店で買って読んでみてはいかがでしょうか?
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2007年04月01日
米海兵隊 今日から“入れ墨”が禁止に
Family Research Council |
ポパイは、水兵のセーラー服姿でいつも口にパイプをたくわえています。
ひしゃげた顔の小男で両腕には錨(いかり)の形の入れ墨をしています。
普段は温厚でお人好しのポパイ。恋人オリーブを横取りしようとする大男のブルートといつも喧嘩になりますが簡単にやられてしまいます。
そして、物語が終盤に近づいていよいよオリーブに危機がせまると、缶詰に入ったほうれん草を食べて超人的なパワーを生み出し、ブルートをやっつける、というのが話のお決まりのパターン。
(水戸黄門といっしょで)結末がどうなるかはわかっちゃいるけれど、小さくて弱いものが大きくて強いものをやっつけるのはみんなスカッとするのです。
さて、そのポパイのシンボルと言えるのが、腕に刻まれた錨の入れ墨。
水兵などの荒々しい男の象徴として扱われてきました。(日本では極道か)
最近では肉体を飾るデコレーションのような感覚で彫る人が増えています。(あのベッカム様まで首の後ろに...)
アメリカ海兵隊には、入れ墨をしている兵士が多くいますが、4月1日から「入れ墨禁止」となりました。(エイプリプフールのネタではありません)
米海兵隊は、頭や首への入れ墨、あるいは半袖、Tシャツなどを着た時に人目に触れる腕の入れ墨を新たに彫ることを禁止しました。
実施は今日からで、秩序、規律、士気にかかわるものや海兵隊のイメージを損なうものを排除するのが目的です。
禁止される入れ墨の中には、性的に下品、人種差別絡み、野卑、反米的・反社会的、過激派絡み―のものも含まれます。
既に入れ墨を彫った隊員はそのままで構わないが、日付入りの写真などを添えて文書で報告するよう求めています。
海兵隊司令官は声明で、「隊に対する誇りや倒れた同僚への思いを込めたものなど、入れ墨の多くはすばらしいものだが、行き過ぎた入れ墨は、われわれの伝統的価値を表したものとは言えないと思う」と指摘しています。
入れ墨を彫ることで「自分を自分以上に誇示できる」、「行動に自信がつく」という心理は存在するでしょう。
その気持ちが全くわからないわけではないが。。。
本当に「自分に自信をつける」のに形あるモノを頼ってはいけない。あくまで心の中で葛藤して勝ち得たものが“本物の自信”なのです。
ポパイは普段はおとなしくて、勇気もないし、自分に自信がない。
しかし、愛するオリーブを助けるときは、(ほうれん草がトリガーとなって)自分の心の中で戦いを決意するのです。決して、入れ墨に頼ってはいません。
投稿者 messiah : 08:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月31日
勝負の世界に生きる者しかわからない
長い間、クラブを握っていません。だから、選手の名前もよく知りません。ましてや、外国人選手は...
なのに、この話を知ったとき、エントリーとして取り上げたくなりました。不思議な話なんです。
プロゴルファーのポール・ブロードハースト選手(英)が、欧州ツアー史上6人目の記録に挑もうとしています。
3/29に開幕した欧州ツアー「07EPGA ポルトガル・オープン」に、大会3連覇をかけて参戦しているブロードハースト選手ですが、これまで同一大会3連覇を達成した選手は同ツアーでは5人しかいません。
それもアーニー・エルス(南ア)、ニック・ファルド(英)、タイガー・ウッズ(米)、イアン・ウーズナム(ウェールズ)といったメジャータイトル保持者4人と、欧州ツアー賞金王を8回経験しているコリン・モンゴメリー(スコットランド)というそうそうたるメンバーです。
ツアー通算6勝のブロードハースト選手がこれに肩を並べれば、大きな自信になることは間違いない。それだけに、重圧と戦いながら偉業に立ち向かっています。
そして、不思議な話というのは今から2年前のことです。
ブロードハースト選手はポルトガル・オープンで、最終日序盤でつまづき首位争いから脱落したように見えました。
ところが、11番で見知らぬ老人から一言かけられた直後からバーディラッシュの猛チャージが始まり、2位と1打差でタイトルをものにしました。
その老人は、11番のティーで落ち込んで広告の看板を眺めていたブロードハースト選手に近づいてきてこう言いました。
『あなたは優勝できる』と。
「あの時、私は首位と4打差だった。だからとても勝てるなんて思ってなかった。でも老人は『信じなさい。あなたは優勝する』と言ったんだ」
「私が優勝すると、彼は近づいてきてこう叫んだ。『そう言ったでしょう、そう言ったでしょう』」
3連覇に挑むブロードハースト選手は、「だからあの人を探しているんだ。また11番に立っているんじゃないかと思ってね」
ブロードハースト選手は、なぜそれほどまで老人に会いたいのか。
それは、勝負の世界に生きる者でしかわからない。
投稿者 messiah : 11:14 | コメント (2) | トラックバック
2007年03月30日
誰が先に実行するかで決まる
仮想世界、仮想コミュニティが増えてきました。
既に400万人の会員を有して、世界中の著名な企業が仮想支店を出店したりイベントを開催したりと、にぎわっているのが、米リンデンラボ社のSecond Life(セカンドライフ)です。
Second Lifeは、3次元のコンピュータグラフィックス空間が舞台で、その中に自分の分身となる人形(アバター)を作って、社会生活を営む世界です。(ゲームのように目的は決まっていない)
それのどこが面白いのか?という方もおられるでしょうが、これだけは体験してみないとわからないのす。(まもなく日本語版が登場します)
出店している企業も、現在のところは“そこで何をすれば効果的なのか”を手探りしている状況です。
さて、そのSecond Lifeに続けとばかり、同様なサービスが登場しています。
ベンチャー企業のスプリューム(東京都港区)も新サービスの試行版の提供を発表しました。
スプリュームが発表したサービス「スプリューム」は、インターネット上の仮想空間で、参加者が自分の管理するサーバーに仮想の「土地」をどんどん広げていけるという拡張性が売りです。
参加者が増えれば、仮想世界も無限に広がる仕組みで、企業が自社で「土地」を作って店舗を構えるなどの進出も期待しているといいます。
同社社長は、2000年ごろから研究を進めてきたと強調。今後のインターネット界の動向について「ウェブ自体が3D仮想空間に変わり、3D空間がコミュニケーション機能を持ってくる」と予測しています。
そうだとすれば、昨年秋にSecond Lifeが登場した時は、「先を越されたか!」と悔しい思いをしたことでしょう。
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、家庭用ゲーム機PS3専用の仮想空間サービスHome(ホーム)を今秋に開始します。
PS3の高い情報処理能力を生かした美しい画像が期待され、ゲームソフト会社のビジネス参入も想定されています。
多分...他にも同様のことを考え、開発している人や企業があるように思います。
世界の中で、自分しか思いついていないアイデアなんてあるわけない。
結局、誰が先に実行するかで発明者が決まるのです。
政治力に長けたエジソンみたいな人が有利かも。
投稿者 messiah : 08:20 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月29日
ビジネスモデルの価値はコンテンツで決まる
MySpace
YouTube
Facebook※
Second Life
この4つの名前を全部知っている方は、かなりのIT情報通です。
このブログに何度も登場していますのでそれぞれの説明は割愛します。(でもFacebookは初めてでした。脚注をご参照ください)
3月初旬、ロンドンビジネススクールで行われた経営戦略ゲームで、この4つのサービスのうち、どのビジネスモデルが最も成功を収めるだろうかというシミュレーションが行われました。
審査では、MySpaceと YouTubeについては違法行為や好ましくないコンテンツを標的とした訴訟や政府の規制を受けやすいと結論づけています。
また、著作権権侵害訴訟は、この2つのサービスを少なくとも大きく妨害し、場合によっては土台そのものを揺るがすものだとしています。
にも関わらず。。。
MySpaceチームの学生は、MySpaceが数あるソーシャルネットワーキングサイトの中で最も有効なビジネス戦略を持っていると主張し、審査員を務める専門家たちを見事に納得させたのです。
MySpaceチームは、かなりの大差でこのゲームに勝ちました。彼らは“コンテンツ”こそ最大の価値だとする、非常に説得力のある主張を展開したそうです。
YouTubeチームとFacebookチームは、ほぼ同ポイント。
仮想コミュニティのSecond Lifeチームは最下位に終わりました。(意外!)
審査員によると、YouTubeは利益を生む戦略を考える必要があり、Facebookは利用者の年齢が上がって次々と大学から卒業してしまうという「成長に伴う危機」に直面するおそれがあるといいます。
また、Second Lifeは今のところユーザー数が比較的少なく大規模サービスに成長することはおそらく難しいだろうとのこと。
ところで、こうした経営戦略ゲームは単なる頭の体操ではないらしい。
2005年に行われた検索エンジンの覇者を予測する戦略ゲームではグーグルが勝者となったし、アップルが「iTV」を発表すると予測した戦略ゲームもあった。(これは的中!)
多いに参考になります。
※Facebookについて
北米の大学生向けに特化したことで高い人気を獲得したソーシャルネットワーキングサービス。登録ユーザ数は2006年時点で900万人となっている。
創設者のMark Zuckerberg氏は、ハーバード大学在学中の2004年、ハーバード大学の学生向けのSNSとしてFacebookの運営を開始。 運用開始後数週間でハーバード大学の学部生の半数以上を獲得し、その後全米の大学に対してサービスを拡大していく。
Facebookは大学生限定のSNSとして急成長し、かなりの割合の割合の学生が加入し、社会現象として話題となる。学生の情報共有やコミュニケーション、人脈を維持・拡張するためのツールとして学習や研究、就職活動など学生生活のあらゆる面に活用されている。
投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月28日
まったく別の人生を歩み始めた二人のライバル
世界一の金持ちは、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏だと言われています。(世界一の富豪の座に13年連続君臨。推定資産は560億ドル)
そのゲイツさんも今や引退同然の身。この後の長い人生をどう過ごすのでしょうかね。(いらぬオセッカイか)
一方、ゲイツさんの宿命のライバルだった(過去形)のが現アップル社CEOのスティーブ・ジョブ氏。
この人の伝記を読みましたが、かなり自己中心的でカリスマ性の強いわがままな男のようです。
しかし、ある年齢を経て、またある契機を経て、その個性の強さが徐々に質の高いリーダーシップに昇華されていきます。
そして現在、世界で最も価値のあるCEOと認められたのです。
米国の投資家向け専門誌 Barron's Magazine誌が毎年公表する有力CEOリストで堂々の1位!
彼の価値は、金額にすると最大200億ドルに相当するそうです。
同誌の予想によると、ジョブス氏がもしアップルを去ることになれば(自主的であれ何であれ)、アップルの株式市場価値は160億ドル下落するそうです。(アップルの時価総額は約820億ドル)
超お金持ちで悠悠自適のゲイツさんと、お金持ちだけれど現役バリバリのジョブズさん。
二人のライバルはまったく別の人生を歩み始めました。
投稿者 messiah : 08:35 | コメント (2) | トラックバック
2007年03月27日
紅白を上回った?
先日の世界フィギュアでは日本が金、銀メダルを独占。
フジテレビ系「世界フィギュアスケート選手権2007東京」の、24日午後9時から放送の「女子フリー」の平均視聴率が38.1%という高視聴率を記録したそうです。
瞬間最高視聴率は、安藤美姫選手の金メダルが決まった直後で50.8%。
すげ、紅白を上回った?
また、安藤選手や浅田真央選手の地元である名古屋地区の平均視聴率は43.0%で瞬間最高は56.6%。
よかった。よかった。
まとめになっていない^^;
投稿者 messiah : 07:58 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月26日
大相撲千秋楽 2つの引き技のもつ意味
昨日の大相撲千秋楽の結び、横綱・朝青龍と大関・千代大海の一番は、1秒もかからない速さで朝青龍がはたいて勝ちました。
場内はシーン。唖然とした様子でした。
しかし、朝青龍と白鵬との優勝決定戦が残っている。そっちの方で大相撲を期待したい。だから誰もブーイングは出しませんでした。
中継していた解説者は、「横綱には引いてほしくないですねえ」とか「真正面から受けて立ってほしかった」とか言っていました。
しかし、筆者は朝青龍の「はたきこみ」の勝利に、勝負師の執念を見ました。(ちょっとオーバーか?)
力士の最終目標は優勝。優勝するためには白鵬を倒さねばならない。
しかし白鵬は、朝青龍の総力をもってしても倒すのは容易ではない。
相性がいいとは言え、千代大海との相撲で息がわずかでも上がるようだと後からの決定戦で勝ち目が薄い、と読んだのでしょう。
千代大海の仕切りを見て、勝ち越しがかかった一番とあれば自分の相撲をとるしかない。これは突っ込んでくるな、と読みきってはたいた。見事!
あの一番は、あれで大正解だと思います。勝負師としては。(横綱としては知りませんが)
しかし、その後の優勝決定戦で大きなチョンボをしてしまった。
横綱ではありません。白鵬がです。
白鵬は横綱に挑戦する立場。引き技を使う必要はないどころか、使ってはいけなかった。
実力があるのだから正々堂々と勝負して決着をつければ、負けても次期横綱としてファンもうれしいし、協会も期待するだろうに。
あっけなく土俵に手をついてしまった横綱・朝青龍は、白鵬に向かってニヤッと笑いました。
自分が千代大海をはめた引き技で、今度は自分がはめられて苦笑い、というのは間違いです!(またまたブロードバンドのCM調で失礼)
あの薄笑いは、白鵬に対して「逃げたな。まだ俺がこわいということだな。これからは徹底的に俺が壁になってやる」という、闘争心と意地を包み隠す笑いでした。
白鵬の“はたきこみ”は、目標を失っていた横綱の闘争心に火をつけたと言えます。
投稿者 messiah : 20:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月25日
岐路に立つ日本の古典的SNS
ソーシャル・ネットワーキングサービス(略してSNS)、筆者はその存在をちょうど3年前に知ったのですが、まさかこれほど大きな社会現象になるとは予想できませんでした。
友達が友達を招待する。その友達が次の友達を招待する...
こうやって友達つながりで出来ていく人的ネットワークは、不特定多数の人がひしめき合う巨大ネットワークに比べてより安心してコミュニティを形成できる。
これが米国で誕生したSNSのはじまりの姿でした。
時は2002年。スタンフォード大学の卒業生が始めたFriendster(フレンドスター)や、Googleの元社員が開発したOrkut(オーカット)がそのルーツです。(厳密には、1997年から開始されたsix degrees.comが元祖といえるのかも)
2004年。日本ではほぼ同時期にmixi(ミクシィ)とGREE(グリー)がスタートします。
SNSの基本は招待制にあります。
しかし、世界最大のSNS・MySpace(マイスペース)の登場でその枠組みが変化してきています。
MySpaceは、2003年にカリフォルニア大学バークレー校とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の卒業生、南カリフォルニア大学経営大学院出身の男性ほかプログラマー数名が創立しました。
彼らは、アメリカの若者文化の中で大きな比重を占める音楽を中心にすえ、その周りに集まるユーザーが熱狂するようなコミュニティ作りを工夫してきました。
サイトの維持・支援集めのために、これまで多くのパーティーを全米各地(ハリウッド、ジャクソンビル、マイアミ、オーランド、ニューヨーク、シカゴ、ボストン、サンフランシスコ、シアトル、ハワイなど)で開催し、現地のバンドやミュージシャンなどにMySpace にページを作ってもらうよう勧誘してきたのです。
MySpaceは公式発表によると米国の会員数だけで6000万人。2006年11月現在の総ユーザー数は1億2000万人です。(日本人口がスッポリ収まります)
現在でも月に600万人のペースでユーザーを増やし続けていて、マドンナ、U2、ビヨンセ、マライア・キャリーなど300万のアーティストが参加しており、若者に人気が高いのです。
最近になってSNSに2つの流れができています。
1つは、従来の招待制を基本とする古典的SNS。もう1つは、MySpaceやSecondLifeに代表される招待なしで誰でも参加できるオープン型SNSです。
心を許せる者どうしで安心して交流したいのなら前者(古典的)、自由で未知なる刺激を求めるなら後者(オープン型)ということになりますが、そう単純なものでもありません。
既に800万人ともいわれているmixiの世界で、はたして友達つながりで800万人の友達が間接的にできたと喜んでいるユーザーがいるでしょうか。ここまで大きくなると、あまりオープン型と変わらない状況になっているのです。
mixiの会員数は頭打ちになっています。現行サービスで達成できる規模のそろそろ頂上に達したようです。
しかし、もしmixiが方向転換して招待制をやめてオープン制を導入すれば、門外にいるその他多くの人々を誘発して、再び増加に転じることは疑いもありません。
その代わりに、昨年日本に上陸したMySpaceという巨大な黒船と同じ土俵での競争を強いられます。
といって...現状の招待制を維持すれば、いくら新しいサービスを次々投入しても、よほどの革新的サービスでない限り今までのような発展は望めません。
日本のSNSは今、正に岐路にあります。ここで選択をあやまれば明日がありません。
そこで、こんなのはどうですか?
招待制を維持しながら、日本文化を愛する日本人を味方につけて黒船に対抗するという手があります。しかし、幸か不幸か(この場合は不幸)SNSのオーナーは皆一様に若い。(三十代前半)
若いがゆえに、自分がその年になってみないとわからない世界、つまり団塊などの世代の大きな市場を無視している可能性があるのです。
それは、どこかのブロードバンドのCMではないが「間違いです」。
人生経験豊富でインターネットに抵抗なく接している人たち、おそらく1000万人規模のポテンシャル(潜在需要)があるはずです。(団塊世代だけで700万人)
SNSの若い経営者は、積極的に年寄りの気持ちを理解できる年寄りを登用して、きたる高齢化社会にも適応できる新しいスタイルのSNSを構築していってほしいと思うのです。(私も入りたい ^_^;)
投稿者 messiah : 08:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月24日
長期的にみて考えてほしい
先日、未曾有の(800万件超)個人情報流出事件を起こした大日本印刷ですが、ちょっと腑(ふ)に落ちない話になっています。
同社は、財団法人・日本情報処理開発協会が認定するプライバシーマーク(Pマーク)の資格を持っています。
ホームページで時々見かけるあのブルーのマークです。
この資格は個人情報を厳重に扱っている企業だけに交付されるものなので、普通なら大日本印刷が資格を剥奪されても不思議ではありません。
ところが「金融機関、電話会社や自治体が、あて名印刷など個人情報を取り扱う業務を外部委託する際、委託先選定の条件にPマーク取得を含めているケースが多い」ということで、大日本印刷のシェアが大きいために資格取り消しを見送ったというのです。(協会からの改善要請にとどまっている)
もし大日本印刷から資格を剥奪すると、金融機関をはじめ多くの組織で、あて名印刷を依頼するところが大幅に限定され、業務に支障がでるからということです。(でもネ...大日本印刷だけが印刷会社ではありませんよ)
影響力があるから、混乱がおきるから...という理由で許される。日本情報処理開発協会は極めて不愉快な裁定を下してしまいました。
何のための認定制度なのか?ということになってしまう。
「個人情報保護の意識を広める」という本来の目的を封印し、国や自治体の都合を優先させるのは、さすがにまずい。
大日本印刷は、自ら進んで協会に資格を返上してほしい。その方が、長期的にみて同社の信頼の低下を最小限に食い止めます。
投稿者 messiah : 10:48 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月23日
ルールは世に連れ“人生ゲーム”
昔から「人生ゲーム」というのがあります。
筆者の幼少の頃にはすでにありました。小学校の頃に、ゲーム用の紙幣を手にして遊んだ記憶があります。
ゲームの開発元は米ハズブロ社ですが、時代の変化とともにゲームのルールも変わってきているようです。(日本版はタカラトミー社が販売)
今回新しく発売する人生ゲームは、紙幣にかわっておもちゃのVISAカードで支払い、大金持ちになるかどうかではなく、人生の様々な達成感をポイントに変換して勝敗を決めるのだそうです。
名づけて「人生ゲーム 紆余曲折(うよきょくせつ)」。(米国での発売は8月)
そう言えばちょっと前に、“ホリエモン”のちょっと変わった価値観をベースにした人生ゲームがありましたね。
それとは対極的なゲームになっているようです。
ゲームは、カード支払いを読み取り、人生ポイントを蓄積して、サイコロの役も果たす機械「ライフポッド」を中心に展開します。
参加者は「生きる=冒険」、「愛する=家族」、「学ぶ=大学」、「稼ぐ=キャリア」の4つのコースに分かれて人生航路にこぎ出します。
旅行に出かけることも、冒険も、稼いだお金も、人生ポイントに変換され、ポイントの多さで勝者が決まるようです。
ハズブロ社のゲーム広報担当は「人生ゲームは実社会に合わせて変化してきた。今日のライフスタイルに合わせて支払いをカードにし、成功が必ずしもお金では測れないという価値観の多様化も考慮した」と話しています。
いづれ日本版も登場するようですが、子供にはちょっと難しいかも。対象年齢は“おとな”ではないでしょうか。
投稿者 messiah : 07:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月22日
英単語として収録されたWiki(ウィキ)
オンライン百科事典Wikipedia(ウィキペディア)の存在が知られるようになってから、Wiki(ウィキ)という言葉が認知されつつあります。
軽快で印象に残る響きがありますが、もとはハワイ語で「素早い」という意味です。
「Wiki Wiki」というかんじで使うようで、日本語ならさしずめ「シュッ シュッ」みたいなところでしょうか。
さてそのWikiですが、このほどオンライン・オックスフォード英語辞典(OED)に登録され、晴れて英単語になりました。
但し、オックスフォード辞典に掲載されているWikiは、「アクセスした人が自由に内容を書き換えたりできるウェブサイト」という意味で紹介されており、本来の意味とはかなり違うものとなっています。
Wikiが英単語として新しい意味を持つことになった原因は、ウェブサイト上でのコメント、および編集作業がより“素早く”行えるようになったからだと編集者は説明しています。
Googleに続いてWiki...次に固有名詞が普通名詞になるのは何でしょうね。
投稿者 messiah : 06:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月21日
エルニーニョ現象がもたらした最も暖かい冬
米海洋大気局(NOAA)が発表した報告書によると、昨年12月から今年2月までの平均気温は、1880年の観測開始以来、最も高かったそうです。
それはわかりますが、それにしても春になってからの寒さは普通ではありません。(残暑ならぬ残寒です)
気温が高かった理由として、NOAAの研究者はエルニーニョ現象を挙げています。
「エルニーニョ」という言葉は有名になりましたが、内容はすぐに忘れてしまう。(私だけか?)
これには2つ意味があるといいます。
1つはスペイン語で「男の子」(イエス・キリスト)という意味。
もう1つが、みなさんご存知の、東太平洋赤道上で海水の温度が上昇する現象。
ところが、この2つを結びつけるものがないのです。
ガラパゴス海域からぺルー沖にかけて、海面温度が数年に一度大規模に上昇する現象が、12月から3月かけて、特にクリスマスのバナナの収穫時期によく起こるので、神への感謝の気持ちを表して、スペイン語で「神の子」を意味するエルニーニョと名付けられた、らしいのです。
しかし、エルニーニョでないといけないのか。ロナウジーニョではいけないのか。
ウーンよくわからん。沈思黙考・・・・・zzzzzzZZZ
そのうちに、言葉だけ記憶していて内容を忘れてしまいそうな気がします。
こうやって書いておけば憶えているかも?いや、やっぱり忘れそう。。。
投稿者 messiah : 07:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月20日
楽天市場に登場したポルシェがもらえる焼き鳥屋さん
いつも訪問する情報サイトで知ったのですが、焼き鳥を買うとポルシェがもれなく当たる!という商品が登場しました。
楽天市場に出店している店ですから、まあ信用していいと思います。
そして、訪問すると。。。
確かにポルシェ(中古ですが)の写真がバアーンと!
焼き鳥は35,000本が1セットになっていて、お値段は4,200,000円です。
真空冷蔵パックして届けてくれます。(味付けは塩、たれ、おまかせから選べます)
納期3ヶ月。先着1名限り。今すぐ焼き鳥を買ってポルシェをもらおう!
...と宣伝していますが。。。
現時点で、まだ買い手は出ていないようです。
ポルシェは欲しいけれど、焼き鳥の使いみち...悩みますね。賞味期限もあるしぃ -_-;
投稿者 messiah : 06:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月19日
2007年 携帯電話市場は大波乱の幕開け
今年1月に、アップルコンピュータ社(現アップル社)がiPod機能つき携帯電話iPhone(アイフォン)を販売すると発表して大きな話題を呼びました。
その発表はMac Worldというアップル社のプライベートショーでありましたが、同時期に重なって開催されていた国際家電見本市(ICES)がかすむほど注目を集めました。
たかが携帯電話の発表でどうしてそんなに騒ぐのか、不思議に思われるかも知れません。
しかし、iPodで世界の音楽配信市場を牛耳ったアップル。「彼らは次に何をやるか?」いつも注目される企業になったわけです。
同じような意味で、つい最近噂になったのが、あの世界が注目する企業が携帯電話市場に参入するという話です。
そして、どうやら本当のようです。
検索エンジンのガリバー、米グーグル社は、同社が携帯電話市場に参入するという風評に対してこれまでコメントを避けてきました。
しかし最近になってグーグル社は、同社がサムスン電子と共同開発で「Google phone」と呼ぶ携帯電話を開発中で、携帯電話事業への参入に向けて準備していることを認めました。
これもちょっとサプライズですね。(世界の携帯会社にとっても)
グーグル社とサムスン電子は2007年1月、サムスン電子製の携帯電話の一部に「Google Search」、「Google Maps」、「Gmail」のモバイル版をバンドル(はじめからくっつけて販売)することで提携したと発表していますが、それが端末の開発にまで進展していたようです。(なぜAU by KDDIではなかったのでしょうか?)
さらにグーグル社は、ハンドヘルド機器メーカーDangerの創設者を2005年にグーグルに招聘したり、モバイル向けアプリケーション開発企業 Reqwirelessを買収したり、携帯機器で2Dグラフィックス処理を行うSkiaという企業も買収しています。
これは大変!
アップル、グーグルというIT勝ち組の相次ぐ進出に、携帯電話市場は大波乱の幕開けになりそうです。
投稿者 messiah : 07:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月18日
最後の砦もけむりと消えていく。。。
賭け事の場に煙草(たばこ)は相性がいいと思います。(そんな相性はいらないと言われそうですが。。。)
例えば、麻雀(マージャン)を禁煙ルームでやるなんて筆者は考えられません。(そんな雀荘ありますかね?...ところが調べてみたらありました)
後1つで牌(ぱい)が揃う時に、みんなに「俺は後1つで上がるぞ」という事実をオープンにして自分の望む牌がくるのを待つのが「リーチ」。このリーチをかけた直後に一服吸う人が多い。
おそらくその瞬間に、これで「後は運次第」と強気になると同時に、もうアレコレ考えなくてもいい、という心の安定感が生まれるのではないかと思います。そんな状況の時に脳は、無意識に「ニコチンを取り込んでリラックスしろ!」と身体に要求するのです。
また、パチンコやスロットマシンにも煙草は相性がいい。(禁煙のパチンコ屋さんありますか?...こちらも調べてみたらありました)
しかし、いづれの賭け事にしても禁煙席はごく少数です。
一方で喫煙できる公共の場は、どんどんなくなっています。
家の中では奥さんや子供の手前、吸えない。。。どうしても喫煙したい人は、賭け事の場に逃げ込むしかないのが現状でしょう。
そして、世界的にも禁煙ブームが到来!
愛煙家の最後の砦ともいえるカジノでも禁煙の動きが広がっています。
これまでカジノは特例として喫煙が認められてきたのですが、アメリカ東海岸のギャンブルリゾート、アトランティックシティーでは4月に11のカジノが禁煙となります。
ニュージャージー州の州議会では、すでにカジノを完全禁煙とする法案が審議されています。
カジノを禁煙の例外でなくする動きはコロラド州で下院が法案を可決しています。
ロードアイランド州でも法案が提出され、ペンシルベニア、イリノイ州で検討されている禁煙法では、カジノは例外とされていません。
ただし、カジノと言えば真っ先に思い浮かべるラスベガスのあるネバダ州は例外となっているそうです。
カジノ協会の代表は「完全禁煙で競争力が衰える」と心配していますが、アトランティックシティーのカジノで26年間勤務し、肺がんと診断された非喫煙者の人は「煙にさらされる従業員のことを考えてほしい」と怒っているとか。
ここまでくれば...煙草に別れを告げて、煙なしでも人生をエンジョイできるゾーンに飛び込んで生きるしかない!特にお若い方は先が長いですから。
あ、もちろんそうでない方も!長生きしてほしいから...
投稿者 messiah : 09:32 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月17日
Googleにも穴はある
勝ち組の代表とされるGoogle社にも弱点があるらしい。
日本に400万あるブログの中でアクセス数1位(1ヶ月のユニークユーザー約622万)を自負するブログ“GIGAZINE”によると、全自動化できないサービスには弱いというのです。
日本には「人力検索はてな」や「質問するならOkwave」、「教えて!goo」などのQ&Aサイトがありますが、かつてGoogle社も同様なサービスに本格的に取り組んでいたのです。
しかし、上手くいかずサービスを中止してしまいました。
向かうところ敵なしかと思いきや、彼等にも穴はあるのです。
Google Answersというサービスがそれです。
検索してもわからないようなものすごくマニアックな質問が可能で、Googleが認定した調査スペシャリスト「リサーチャー」たちがあらゆる場所から情報を検索、さらに持てる限りの知識で回答してくれるというサービスでした。
ジャンルも「アート・エンターテイメント」「教育・ニュース」「ビジネスとお金」「政治と社会」「コンピュータ」「科学」「生活」「スポーツ・レジャー」「健康」と幅広かったのです。
どうして失敗したのか?
サービスは無料であるべきというGoogleの基本理念から外れて有料でスタートしたこと、人間の質問に機械ではなく人間が答える、これは全自動化はできない。そのあたりが敗北の原因のようです。
Yahoo!は、Googleの失敗を分析して「Yahoo! Answers」というサービスで成功を収めています。
それぞれ得意分野があるようですね
Googleに独走を許したくないライバル企業は、Googleの弱点を自分たちの強みにすることで生き残りを図っていくのではないでしょうか。
投稿者 messiah : 10:17 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月16日
この世で無理なら、せめてあの世で
米メジャーリーグのシカゴ・カブスはナショナルリーグ中地区に所属するメジャーでも屈指の人気チーム。
2005年にワールドチャンピオンに輝いた同じシカゴを本拠地とするシカゴ・ホワイトソックスよりも人気面では上だそうです。
リーグ優勝16回を誇る強豪チームですが、1908年以来、ワールドシリーズは100年近く制していません。
そこに目をつけたのかどうかは知りませんが、棺桶・骨壺メーカーが新しいアイデア商品を考えました。
イターナル・イメージ社は今年9月から、ひいきチームの名前で装飾した骨壺を販売します。(棺桶も計画中とのこと)
選べるのはカブス、ニューヨーク・ヤンキース、フィラデルフィア・フィリーズなど8チームで、骨壺はホームベースの形をした台に置かれ、上には野球のボールをのせることができるようになっています。
「この世で無理なら、せめてあの世で、ワールドシリース優勝の喜びを味わおう」という人がいっぱいいて、予約が殺到しているとか。
日本と米国の死生観の違いを感じます。
投稿者 messiah : 07:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月14日
プロフェッショナルの条件
数ヶ月前にNHKの番組だと記憶していますが、様々な分野で活躍するプロフェッショナルな人を紹介するドキュメンタリーを見て感心したことがありました。
主人公は料理家。客をもてなすための究極のメニューを考えているのですが、いつも迷ってばかり。ついには心労と持病で体を悪くしてしまう。
ある時、海外の名だたる美食家から「友人を連れて来日するので、あなたの自慢の料理を食べさせてほしい」と言われてまたアレコレと悩む。
考えに考えたあげく、その美食家に以前に出して好評だったメニューを作ろうと決意するが、いろんなアクシデントがあってうまくいかない。
逃げたい気持ちになる・・・
しかし、また気持ちをとりなおしてコツコツやりはじめる。
そんなストーリーで番組は主人公を追いかけていきます。精神も肉体も疲れはてているが気力を振り絞って目標に近づこうとする生き様が鮮烈でした。
最後は、美食家の友人を満足させる料理を提供できます。
番組の最後で、NHKの取材者から「プロとは何ですか?」と質問されるのですが、筆者はその時の回答が妙に好きになってしまい脳裏から離れません。
「あなたにとってプロとは何ですか?」
暫く沈黙があって、料理家は答えます。
「プロというのは“結果”を出さなければいけないんです。」
「・・・・・・」 また、しばらく沈黙の時が流れます。
「結果が出るまで」
「あきらめないのが“プロ”なんです」
こんな明快なプロの定義があったでしょうか。(目から鱗が落ちました)
昨日、高知空港で大事件が起きました。
大阪発・高知行きの全日空機が着陸寸前に前輪が下りないことに気づき、大変な努力のはてに一人のけが人も出さずに無事、高知空港に着陸しました。
こういうニュースで先ずマスコミがトップに書くのは、危機管理やメーカー責任の問題です。
それはその通りなのですが、それよりも大変な努力で乗客の命を守った機長や乗務員の功労をまっさきに賞賛してあげなくてはいけません。
航空機(カナダ・ボンバルディア社製プロペラ機)の前輪が下りない!緊急時の手動操作も効かない!!
一般の人なら(もし私なら)、動転してパニくってしまう状況にありながら。。。
急旋回して遠心力で車輪のハッチを開く試みをしたり、後輪だけで着陸、すぐ離陸して接地の衝撃でハッチを開こうとしたり、様々な試みをしているのですが...どれもうまくいかない。
乗客が精神的に異常な状態になると乗務員の処置にも影響が出ると判断して、常に状況をアナウンスして安心させることに努めています。
そして万策尽きて、燃料を使い切る寸前まで上空を旋回して、最後の手段に賭けたのです。
結果はご承知の通り。最悪の状況を最良の結果に導いた。一人の怪我人も出さなかった。
この事件を知って、あの料理家の言葉が何となく浮かんできました。
「プロは結果がでるまであきらめない」
胴体着陸成功!機体が地上に接地して停まった瞬間に、機内から拍手が起きました。
それが、本物の「プロフェッショナル」に対する賛美の拍手だったことは言うまでもありません。
投稿者 messiah : 07:41 | コメント (2) | トラックバック
2007年03月13日
新しいビジネスモデルとなるか? 「セカンド・ライフ」という不思議な世界
昨年末から、あるテーマの情報をせっせと集めています。
それは仮想世界「セカンド・ライフ」に関するものです。
「セカンド・ライフ」という言葉からは、現役を引退した第二の人生を連想するかもしれませんが、そうではありません。
「もう一つ、別の世界」という意味で受け止めた方が正解でしょう。
これまでのインターネットビジネスの基本は、広告による収入です。(巨大な利益をあげているサービスは)
それ対して、別の方向性を模索しているのが「セカンド・ライフ」です。
セカンド・ライフは、ユーザーがアバターと呼ばれる自分の分身を、ネットワーク上の3次元コンピュータグラフィックスの中に参加させることのできるインターネット上の仮想世界です。
Linden Labという企業が運営していて、「セカンド・ライフ」の中で友達を作ったり、洋服や建築物を作成したり、それぞれ自分に合った目的を見つけて活動することができるのです。
ユーザーがもう1つの人生を歩むための場となっていることから、ある種のコミュニティサービスであると言えます。
この奇妙なサービスに世界各国の先進企業がこぞって参加しているというのが「セカンド・ライフ」の不思議さであり、このサービスを一躍有名にしたのです。
例えば世界最大のコンピュータメーカーDellは昨年11月、同社製品の注文を受け付けるための店舗を「セカンド・ライフ」の中に開店しました。
IBMは今後の重要課題としてバーチャルリアリティなどの視覚的インターフェースへの取り組みを挙げ、「セカンド・ライフ」内にデジタル店舗の開設を発表しています。
ニュース配信のロイターは昨年10月に、「セカンド・ライフ」内に支局を開設してニュースを配信しています。
IT情報メディアのCNETは、「セカンド・ライフ」内の仮想オフィスに著名人を招いて公開インタビューを開催したりしています。
他にも、トヨタ自動車やホテルチェーンのStarwood Hotels、スポーツ用品のAdidas Reebokなども進出し、それぞれの仮想製品やサービスを住民に使ってもらうことで、自社のブランディングやマーケティングに役立てようとしています。
その後もセカンドライフに仮想オフィスや店舗をおく実世界の企業は後を絶ちません。
この仮想世界が今後、新しいビジネスモデルを創造していくかどうかに注目しています。
投稿者 messiah : 07:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月12日
電子メールの署名はTPOで使い分ける
電子メールを送る時に“署名”を文末につけている方が多いと思います。
筆者も電子メールを始めたばかりの頃(云十年前)は、名前、〒、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、ホームページURLなどを並べていました。
それに比べて本文は短め。だから、本文よりもボリュームがある、というケースも多かったのです。
さて、この電子メールの“署名”ですが、やたらと長いものが目立つようになってきて、読み手の邪魔になるだけだと批判する人がいます。
そこに現われたのが、電子メールのマナーを教える人たちです。
彼らは「文末の長い署名などだれも読まない」といいます。
企業向けの作法専門家の一人は「送る相手によって署名に盛り込む情報を選ぶべきだ」と話します。
テキサス大学オースティン校のスローガンの入った署名は、同校の学生やOB宛ならよいが、フットボールのライバル、オクラホマ大学が好きな人宛なら逆効果である、ということです。
署名は最大でも5、6行にとどめるのが理想と言っています。
会社のロゴは入れてもよいが、クリックすると会社のCM映像が出てくるのはやりすぎだ、とも言っています。
その一方で、「書き込まないのは土地を遊ばせておくようなもの」という意見もあったりして賛否両論です。
筆者は最近、長い署名をやめて自分の姓名だけにしています。但し、メールを頻繁にやりとりする相手に対してです。
はじめてメールする相手の場合は、肩書きからすべて入れます。自分が何者かを明らかにしないと、多少は安心して読んでいただけませんから。。。
TPO(Time Place Object)ということでしょう。要するに...
投稿者 messiah : 07:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月11日
遅くてはいけない 焦ってはもっといけない
世界を二分する二つの航空機メーカー、エアバス社とボーイング社。
両社は宿命のライバルと言えるでしょうが、それは基本コンセプトが正反対であることによります。
将来ビジョンが対極にあるのです。(詳細は拙エントリーで)
手短かに言うと、エアバス社は人口が集中する地域の需要増加を見込んで機体の超大型化を指向する戦略。それに対してボーイング社は、小回りのきく直行便の旅客需要が増加すると見込んで燃料効率重視を指向する戦略。
その両社のコンセプトの優劣を決める戦いの火蓋(ひぶた)が切られてから、およそ2年ほど経過しましたが、その後どうなったでしょうか?
まだ決着がついたわけではないのですが、エアバスは苦境に立たされています。
欧州の航空宇宙関連企業・EADSは、傘下のエアバスの昨年の決算を発表し、5億7,200万ユーロ(約890億円)の赤字に転落したと報告しました。(2007.3.9)
原因は、エアバスが開発・生産している次世代超大型旅客機A380の引き渡し遅延に伴う収入減やユーロ高です。
EADSの財務担当首脳は、エアバスの収支決算は2007年も赤字になる可能性があるとの厳しい見方を示しました。
エアバスは最近、欧州内の生産拠点の縮小、売却、従業員約1万人の人員削減などのリストラ策を発表していて、財政悪化は、新たな中距離用A350型の開発計画も足踏みさせているとのこと。
つまり、コンセプトの優劣を決する以前の問題でエアバスが負けそうな状況になっています。
あんなことがなければ。。。エアバス関係者からはそんな嘆き、呻き(うめき)が聞こえてきそうです。
もし、A380の引渡しが順調にいき、ユーロ安になっていれば...状勢は180度異なっていた。ボーイングの先手をとって発展途上国の大部分を制圧できていた...。
しかしよく考えてみると、引渡し遅延が生じたのは“無理な”計画があったからだと判断すべきです。
ボーイングは、人口の多い新興市場をダイレクトに狙っていたのではなく、とにかく、乗り継ぎなしでワンストップで目的地と結べるネットワークを考えているのですから、あわてる必要はなかったように思います。
一つのミスが次に続く計画に影響を与えているエアバスと、労せずして相手のミスで悠々と勝利に近づいたボーイング。勝負の行方は少し見えてきた感があります。
「相手のミスは自分のプロフィットとなる」というゼロサムゲームの論理です。
遅くてはいけない。しかし、焦ってはもっといけない。教訓となる話です。
投稿者 messiah : 10:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月10日
子供の教育の基本は“家庭”にある
知り合いに変なオジサンがいて、その人から最近聞いて驚いた話があります。
子供が病気で学校を休んだ。その親が学校に対して「休んだ日数分だけ給食代を返せ」と言ったとか。
そのオジサンは話を誇張するような人物ではないので、事実です。
この話には、現代を象徴する2つのポイントがあります。
- 日本古来の伝統である“恥の文化”を親から教わらなかった人種が存在する。そういう人種が今、子を持つ親の時代になっていること。
- 勝ちか負けか、1つのパイを獲ったり奪われたりするゼロサムゲーム(こちらをご参照)で育った子供は大きくなった時、何事も自分中心でしか考えられなくなる。
このような親がごく少数の特殊ケースであることを願いたいが、おそらくそうでもないのでしょう。
上記2つに共通するのが「親の躾(しつけ)」の大切さです。
ところが、愕然とする調査結果が出てきました。
財団法人「日本青少年研究所」は昨年10~11月、東京・北京・ソウルの3都市の小学4~6年生を対象に、各学校で書面形式で生活習慣を調査し計5,249人から回答を得ました。
その中の“親の躾に関する設問”で、23項目中21項目で日本は最もレベルが低いことが判りました。
次のような常識レベルのことを日本の親は子供に教えていないのです。
- 先生・親の言うことをよく聞きなさい
- よく勉強すれば、将来いい仕事がある
- 好き嫌いしないで全部食べなさい
- 嘘(うそ)をついてはいけない
- 友達と仲良くしなさい
ある学者はこう分析しています。「親から躾をきちんと受けていない“団塊の世代ジュニア”が親になり、子供に何を伝えればいいのかが分からなくなっているのではないか」
「学力は重視するが、人格形成はおろそかになっている。子供のうちにきちんと躾をしないと、将来の自立を妨げることになりかねない。親だけでなく、社会全体でしつけていく視点も必要だ」
筆者は、子供の教育の基本は“家庭にある”という考えです。
学校が、教育委員会が、文部科学省が、国が...どれだけ頑張ろうが、家庭教育ぬきの改革は絵空事です。
社会の一員としてはたすべき義務や責任を教え込むのは、子供が幼い時が絶好機であり、それはまた子を持つ親の責任でもあるのです。
投稿者 messiah : 12:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月09日
ビジネスマンにおすすめ 純金の名刺で自分を売り込め
目立ちたい!
強烈なインパクトを与えたい!
優越感を味わいたい!
そんな自己主張の強い方はぜひ、というのが純金の名刺。
アイデアとしては平凡ですが、それをビジネスにしようとするとある種の決断(強い意志)が必要です。
決断なさったのは三菱マテリアル社。(昔のむかし、三菱金属と名乗っていた)
純度99.99%で1枚1万円也!
同社広報によると、「通常の名刺とほとんど変わりません。感触は同じです。大きな違いはこちらは純金製ということです」。
うーん...補足しようがない。そのまんまですね。商品もコメントも。
重さは1グラム。これは1円玉と同じ重さですから、この名刺-かなり薄いはず。。。と調べたら厚さ14ミクロン!
東京工業品取引所では1グラム=2,445円で取引されていますので利益率はまあまあいいですね。
三菱マテリアル社によると、「昇進や定年退職などの節目に贈ってほしい」とのことですが、筆者に言わせると“それだけではもったいない”。
自分を売り込みたいビジネスマンや起業家こそ、この手の強力な広告宣伝ツールを利用しない手はないのです。
100枚注文しても100万円。安いものです(...でもないか)。
三菱マテリアルさんから頼まれたわけではないが、
興味のある方のために問い合わせ先を紹介。
三菱マテリアル・三田工場・純金カード係 電話0120-171-556
だそうです。
1枚から作ってくれるとけっこういいような気が。。。
投稿者 messiah : 07:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月06日
携帯としっよにマナーも入れる袋
私たちの日常生活に欠かせない存在となった携帯電話。
とても便利であり楽しい道具ですが、その一方で、自分を縛る鎖にもなる二面性を持っています。
ほとんどの方は携帯電話の電源はONにしたまま使っているはずです。(稀に、自分が電話する時だけ電源を入れる人もいます)
ところが着信があった時に映画館、電車、会議室などの公共の場では、周りの静けさを破ってしまうおそれがあります。(ちょっとバツが悪いことが多い)
そこで、こういった場所に入る前に電源をOFFにしたりすると、その場所から離れた時に電源をONにするのを忘れて、大事な連絡が受け取れなかったという経験がある方もおられるでしょう。
とにかく、ちょっとした操作(電源ボタンを数秒押す)で済んでしまうものは、ちょっとした操作がゆえに元に戻すことを忘れがちになります。
そんな方には“西陣織り”はいかがですか?
...と、唐突に話題を振り向けてしまいましたが、携帯電話の電磁波を遮断できる織物を開発した西陣織の老舗があります。
中彦(京都市上京区)は、西陣伝統の金銀糸(きんぎんし)の技術を応用し、地元メーカーなどと共同開発した特殊な銀糸を用いた巾着袋のサンプル出荷を始めました。
携帯電話を巾着袋に入れることにより、電磁波をカット(つまり電源OFF)し、取り出せば通話が可能(つまり電源ON)になるわけです。
ちょっとした操作であってもそれが一連の操作の中で行われるのがいいところです。
使うためには取り出す必要がある。取り出せば電源ONと同じ状態になる、ってわけです。
お出かけの時に1枚持っていけば安心。
けっこう売れそうですが。
投稿者 messiah : 07:47 | コメント (4) | トラックバック
2007年03月05日
科学で解明できないミラクル
世界中の知恵をもってしても解決策が出なかった。
-それは「しゃっくりを止める方法」です。
ネットで調べると「こうすれば止まる」という話はたくさん出てきますが、決定的な解決方法は見当たりません。
フロリダ州セントピーターズバーグに住むジェニファー・ミーさん(15)は、今年1月23日から、しゃっくりが止まらない現象に苦しんでいました。
1分間に約50回発生し、血液検査やCTスキャンでも原因が解明できず、薬を始め様々な「言い伝え」も試しましたが、まったく効かなかったのです。
困った母親が地元紙に事情を知らせ、しゃっくりを止めるための「良案」を募っていました。
この事がネットのニュースで紹介されてから、「ああすればいい」、「こうすればいい」といったアドバイスが世界から寄せられたようですが、どれも無効。
ところが、2月28日の午後5時すぎに、突然止まったようです。
どうしてなのか?何がきっかけなのか?一切わかっていません。
止まるのを待つのが唯一の解決策か。
科学で解明できないミラクルの1つ。日常生活の中で他にもまだまだありそうです。
投稿者 messiah : 07:42 | コメント (2) | トラックバック
2007年03月02日
男性78.56歳、女性85.52歳
厚生労働省がまとめた「完全生命表」によると、平成17年の日本人の平均寿命は、男性78.56歳、女性85.52歳ということです。
一方、ここ5年間で男性は0.84歳、女性は0.92歳延びています。
「完全生命表」というのは、各年齢ごとの男女の死因や死亡件数などから、死亡状況が変化しないと仮定したときの平均余命を推計したもの。
0歳の平均余命が平均寿命となります。
男は80歳まで生きられないのかあ・・・
“やりのこし”がないようにしないと。。。
投稿者 messiah : 07:17 | コメント (0) | トラックバック
2007年03月01日
もう、やめるっきゃない!
家庭内で別の部屋や換気扇の下でたばこを吸っても、3歳児の尿からたばこのニコチンに由来する受動喫煙の指標となるコチニンが検出されたそうです。
受動喫煙による影響は、さまざまな障害となって子供に現れます。
静岡市保健衛生部によると、たばこの副流煙(火元からの煙)を子供に吸わせると、
- 知能の発達が劣る
- 身長の伸びが悪くなる
- 赤ちゃんの突然死の原因になる
- ぜんそく、呼吸器疾患、中耳炎などの原因になる
- 虫歯が増える
- 学校欠席、病気入院が増える
- 成人後、肺がんにかかりやすくなる
もう、やめるっきゃない!(愛煙家の方々、がんばってやめましょう)
投稿者 messiah : 07:20 | コメント (2) | トラックバック
2007年02月28日
葬儀の世界にもリサイクル
リサイクルされた紙や段ボールを使用した環境に優しい(?)棺桶を考案したオーストラリアの葬儀社があります。
同葬儀社によると「棺桶の素材の90%に、オーストラリアで毎年リサイクルされる160万トンの紙や段ボールを使用。さらに天然接着剤を使用することで火葬や埋葬される場合でも環境を汚染する有害物質を出しません」と言っています。
この棺桶は、シドニーの葬儀場で提供される予定になっており、人々からの要望によって製作したものだといいます。
外観も普通の棺桶と変わりなく、値段もほぼ同程度のようです。
“よしあし”は別として、葬儀の世界でも様々な多様性が生まれ、変化の時代が到来しているような気がします。
投稿者 messiah : 07:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月27日
一日が長~~~くなります
都教育委員会は、夜ふかしや朝食を抜く子供の生活習慣を改善するため、啓発テキストとDVD「そうだ、やっぱり早起き・早寝!」を作成して、公立小学校の入学説明会でDVDを上映するとともに、児童の全保護者約10万人にテキストを配布するそうです。
DVDは約18分にまとめられ、夜ふかしなどで生活リズムが乱れると、成長ホルモンの分泌が不十分になり、脳や体の成長に悪影響があることを専門家が解説しています。
また、マウスを使った動物実験で、攻撃的になることも紹介しています。
啓発テキストは、親子が楽しく生活習慣の改善にチャレンジできるように子供の生活リズムのチェックから始まり、早起き・早寝の大切さを科学的に説明しています。
話は変わりますが最近になって、早起きをして、会社に行く前に専門的な勉強や茶道などを学ぶ若者が増えているとテレビで報じていました。
早起きをして何かをすることによって、頭と身体が早くから目覚めて、後での仕事の能率がよくなるといいます。
早起きは三文の得
というのは真理かも知れません。しかし、例外もあります。
筆者もだいたい朝は5時に起きて(といいながら6時近くまで寝ていることも多いが)、早朝からネットサーフィンをしていますが、そのおかげで。。。午後になると眠くてネムクテ Z Z Z z z z z z...
!
いやいや...これは気がたるんでいるからでしょう。
早起きはいいことです。一日が長~~~くなります。
投稿者 messiah : 07:17 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月25日
龍虎激突のゴングが鳴った
時価総額18兆円企業が、時価総額30兆円企業に満を持して宣戦布告しました。
前者は"いま"飛ぶ鳥を落とすグーグル、後者は"かつて"飛ぶ鳥を落としたマイクロソフトのことです。
新旧交代を賭けた龍虎激突のゴングが鳴りました。
グーグルとマイクロソフトはこれまで互いにぶつかり合う場面もありましたが、正面衝突は避けて互いに様子を見合ってきました。(ジャブの出し合い)
仕掛けるとすればグーグルが先であることは明らかでしたが、マイクロソフトの巨大な財力やPCへの影響力に対しては、グーグルといえども完全なコンディションで挑む必要がありました。
そして"その条件"が整ったのでしょう。ついに仕掛けました。ストレートパンチを繰り出したのです。
グーグルは、マイクロソフトのドル箱であるMicrosoft Officeに対して刺客を送り込みました。
グーグルは家庭から企業まであらゆるユーザー向けに、Google Docs and Spreadsheets、Google Calendar、Gmail、Google Talk、Webページ作成ツールのGoogle Page Creator、Start Pageの各アプリケーションをひとまとめにしたセット製品「Google apps」をリリースします。
例えば、Google Docs and Spreadsheetsは基本的なワープロと表計算機能を組み合わせ、複数のユーザーが1つの文書を作成できるようになっています。これはMicrosoft Word、Excelへの刺客です。
GmailとGoogle Calendarは、Microsoft Outlookの機能をほとんどカバーしたものです。
しかし、Google AppsにはMicrosoft Officeのようなフル機能はありません。
特にPowerPointに対応する機能はないのです。しかしそれ以外は、基本的な日常業務をこなす上で、Google Appsはほとんどのユーザーに必要な機能を提供しています。
Google Appsは1アカウント当たり年間50ドル。
一方、Microsoft Office Professional 2007にアップグレードすれば最低でも329.95ドルかかります。
この強烈な先制パンチに対して、マイクロソフトは顔面をガードできるのでしょうか?
投稿者 messiah : 20:29 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月24日
結婚式に招待しないでください
毎週末ごとに結婚式に招待され、お祝いに駆け付けるのに疲れ果てた夫婦が、南米アルゼンチンの全国紙に「結婚式に招待しないで」と訴える新聞広告を出したそうです。
広告主は「私たちの予定はもういっぱいで、前もって私どもの願いを理解してもらいたい」との書き出しで、招待を受けても出席出来ないと訴えているのですが。。。
結婚式に招待されて出席したのはもう何年も昔...、絶えて久しい筆者から見ると不思議すぎる話です。
「そう言えば最近、結婚式(というよりも披露宴)をしない人が増えたなあ」と感じます。
若者が親戚付き合いなどを重視しなくなったこと、費用のかかる宴会を省く合理主義が発達したことからきているのでしょうか?
おまけに少子化で、結婚式(披露宴)の需要が減ってホテルや専門会館などは大変でしょうね。
さて話を戻しますが、このアルゼンチンに住む夫婦...
数十人のいとこの子どもたちや友人、自身の弁護士事務所の顧客などから、毎週毎週、山の様な招待状が届くというのです。
アルゼンチンの結婚式は長時間にわたることで知られており、彼らは週末のほとんどを結婚式の出席に時間を取られているらしいのです。
最近では郊外での結婚式が流行。移動時間も含めると、拘束時間は12時間にも及ぶとか。
ふう。。。(お疲れさん)
それにしても、どうしてそんな多くの人が招待状を出すのか?。謎ですねえ。
よほど人望のある人か、権威ある人なのでしょう。
投稿者 messiah : 17:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月23日
信頼性は時間軸とともに変わる
インターネットでホームページなどを閲覧していて、「この言葉の意味がわからん」という時には、てっとりばやく検索を利用しています。
“〇〇とは”といった入力をするとほとんどの場合、検索結果が大量に表示されます。
しかし、本当に知りたいことは1つなので大量に出てきても元来は意味がないのです。
そこが現状の検索エンジンの限界なのですが、仕方ないので検索で上位に表示されたものをいくつかピックアップしています。
そんな中で、ほとんどと言っていいくらいに上位に出てくるのが、オンライン百科事典Wikipedia(ウィキペディア)上に掲載された情報です。
情報というのは、検索の上位にくるから信頼できるとは限らない。それを裏付けるような事件が起こりました。
米バーモント州のミドルベリー大学・史学部で、日本史の講義をもつニール・ウォーターズ教授が昨年12月の学期末テストで、二十数人のクラスで数人が島原の乱について「イエズス会が反乱勢力を支援した」と記述したことに気づきました。
「イエズス会が九州でおおっぴらに活動できる状態になかった」と不思議に思って間違いのもとをたどったところ、Wikipedia(英語版)の「島原の乱」の項目に行き着いたのです。
Wikipediaに基づいて答案を書いたと思われる例は以前からあったそうで、「大変便利で、調べごとの導入に使うことに全く異存はないが、一部の学生は書いてあることをそのまま信じてしまう」と教授は言っています。
同大史学部では1月、「学生は自らの提供する情報の正確さに責任をもつべきで、Wikipediaや同様の情報源を誤りの言い逃れにできない」として引用禁止を通知したそうです。
学生の多くは納得しましたが、「教員が知識を限定しようとしている」という不満の声も出たようです。
この事件をニューヨーク・タイムズ紙が取り上げ、Wikipedia上の「島原の乱」は即日、内容が修正されました。
Wikipediaの創始者のジミー・ウェルズ氏は「慈善的に人間の知識を集める事業であり、ブリタニカと同様以上の質をめざして努力している。ただ、百科事典の引用は学術研究の文書には適切でないと言い続けてきた」と話しています。
負の面だけで見ると、「烏合(うごう)の衆(しゅう)が作るものは信用できない」という偏った見方が生まれます。
しかし、正の面で考えると、間違いは即座に訂正される-その即時性は評価に値します。これがオンラインの、集合知の良さなのです。
この事件が、権威ある“オフライン”の百科事典で起きていたらどうなったか?容易に想像がつくと思います。
「Wikipediaの信頼性は時間軸とともに変わる」それを理解して利用すべきです。
投稿者 messiah : 07:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月22日
ドラッグするだけで検索ができるツール
これはいい!と直感的に言えるものはヒットする可能性が高いように思います。
今日は、筆者が「これはいい」と素直に感じたインターネットツールをご紹介します。
但し、リリースされたばかりで深く使い込んでいないので最終的な評価ではありません。
そのツールは「DOCODEMO SAGOOL IE版」(ドコデモサグールIE版)です。
その名前を聞いただけで、大方の目的がわかるところが非常に優れています。
DOCODEMO SAGOOL IE版は、Webページ内の調べたい言葉を“ドラッグするだけ”で検索ができるツールバーです。
つまり、入力の手間が省けて知りたい言葉の意味をすぐに調べることができるというわけです。
これは、ありそうでなかった「オンデマンドツール」です。
Webサイトと動画の検索に対応していて、検索結果はページ上に別ウィンドウで表示する他に、ブラウザのサイドバーで表示することも可能。
また、通常のテキスト入力でも検索できるように検索窓も備えています。
この検索エンジンSAGOOLですが、Webサイトへのリンク数が重視される(Googleなど)従来の検索エンジンでは抽出しにくい「人の主観・興味を反映した」検索結果が得られるというのです。
ツールバーは、既にFirefox版がリリースされています。
宣伝のつもりではありませんが、これは試してみる価値がありそうです。(こちらから)
投稿者 messiah : 07:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月21日
2ちゃんねる上で求人募集することの意味
東証1部上場の株式会社ドワンゴ(ネットワークエンターテインメントコンテンツ開発)が、巨大掲示板“2ちゃんねる”で求人広告をはじめています。
2ちゃんねる管理人の承認の下、スレッドを立てて。
(※ スレッドには2つの意味があります。1つはソフトウェアの実行単位。もう1つは、掲示板などで1つの話題に属する複数の記事をまとめたもの。今回は後者の方です)
募集要項がユニークです。
【正社員募集】ドワンゴ大卒未満限定で技術者採用【学歴重視】
◆株式会社ドワンゴ(東証一部上場:証券コード3715)
◆急募
◆技術者
◆学歴重視
◆未経験者優遇
■仕事内容■
□ネットワーク(web)系のソフトウェア開発、またはサービス企画
■応募資格■
□年齢制限あり。17歳から22歳まで
□学歴制限あり。中卒または高卒の方のみ。大学在籍者の場合は卒業の意志のない方に限らせていただきます。
□プログラム開発の能力がある方。JAVA,PHP,C++,ActionScriptのどれかでがんばっていること。
□日本語で十分にコミュニケーションがとれる方。
■募集期間
2月吉日~3月31日まで。
■募集人数
10名程度
ドワンゴ社の“学歴重視”はこれまでの常識とは180度違いますが、能力重視という事の裏返しなのでしょう。
それにしても2ちゃんねるで人を募集するとは発想が大胆です。(無茶とも言える?)
この試みが成功すれば、他の企業からの広告を含めた2ちゃんねる利用が増える可能性があります。(2チャンネルにとっては収益増となりホクホク?)
ドワンゴ社の知名度が一気に上がる可能性もあります。(ネットビジネスはパイオニアであることに意味がある)
そうなれば元は取れる、と読んだのでしょうか?
投稿者 messiah : 07:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月20日
シャットダウンデーまで後、1ヶ月
丸一日、コンピュータと接っすることなく過ごせますか?
できる(5132) 対 できない(699) <2007.2.20 7:32現在>
できるという人が、できない人の7倍強に達しています。
今、2007年3月24日を“シャットダウンデー”と呼んで、「コンピュータから離れた一日を送ろう」という運動が話題になっています。
考えてみると誰でも思いつきそうなことなのですが、はじめに行動を起こすことでニュースになり、マスコミが動いてウワサ千里を走る。。。雪だるまのように話題が膨らむ?...可能性もあります。
IT系情報サイトでこの話題がポツポツと出ていますので、やがて新聞でも扱うようになると思います。
目的はよくわからないが、「面白いこと」をやりたいという気持ちが最初にあって、それを行動に起こす。うまくいけば大衆はすぐに反応する。(あきるのも早いが)
“可能性”という、未知でいてかつ誰にも公平なところに、ネットが人々を引き寄せる魅力があるのでしょう。
あなたは“できる”派ですか?
筆者はできません!
投稿者 messiah : 07:28 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月19日
東京マラソンの完走者リスト
昨日は小雨の中、アジア最大級の都市型マラソン「東京マラソン」が行われました。
テレビや新聞の報道を目にする限り、すごい規模のランナーがいる、つまり走るのが好きな人が世の中には多いということがわかりました。
老若男女という言葉が当てはまります。
大都市の交通を強制的にマヒさせたにも関わらず、混乱はほとんどなかったし(日曜日だしね)、文句を言う人もあまりいなかった(あれだけ多くの人が自由に走っている姿を見たら文句を言うくらいなら家に帰って寝る)ところから日本人は成熟した民族なのだろうと思いました。
さて、その東京マラソンの感想、ではなく完走者のリストがネットで公開されています。
2万何千人もいれば、一人や二人、知っている人がいるかも。
...といわけで暇な時にダラダラと眺めてみてはいかがでしょう。
投稿者 messiah : 07:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月18日
戦争している場合ではない
今年1月の世界の陸地での平均気温は平年より1.9℃高く、1880年の観測開始以来最高を記録した模様です。
1月の平均気温は2002年に平年を1.4℃余り上回って観測史上最高を記録したばかりですが、今年はこれを大幅に更新する暖かさとなりました。
暖冬傾向は南半球より北半球、海上より陸上で目立ち、北半球の陸上だけに注目すると、平年より2.3℃も高かったようです。
日本だけではなく、世界的な暖冬が起こっています。
この世界的に広がる異常気象に対して、各国の指導者たちは真剣に、抜本的な対策を立てようとしていない気がします。
戦争している場合ではないよ。ホントに...
投稿者 messiah : 15:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月17日
1年4ヶ月と5日間の使い道
米国の配管工事大手ロト・ルーターという会社が、“究極”のトイレを設計してウェブ上で懸賞に応募した人の中から抽選でプレゼントするそうです。
このトイレですが、右を向けば20インチの薄型テレビ、背後にはDVDプレーヤーと家庭用ゲーム機「Xbox(エックスボックス)360」。
左手のノート型パソコンは、ロボットアームで位置を調節できるようになっており、そのわきに設置された冷蔵庫を開けて飲み物を選び、トイレットペーパー・ホルダーの後ろに取り付けられた携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)のスピーカーから好きな音楽を流せるそうです。
さらに、前方のエクササイズ用ペダルで体力づくりにも挑戦でき、緊急時のために呼び出しボタンも装備されているといいます。
こんなトイレなら、いつまでも入っていたい。
トイレとは、駆け込むだけの場所ではない。
人間が一生のうちトイレで過ごす時間は、平均1万1862時間。
これは1年4ヶ月と5日間に相当するそうです。
こんなに多くの時間、何かいい使い道ないでしょうか?
...という疑問に対する1つの答えとして面白いかも。
投稿者 messiah : 20:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月16日
オンライン百科事典の運営 赤信号か?
オンライン百科事典Wikipedia(ウィキペディア)を運営する非営利団体ウィキメディア財団理事長フロランス・デヴォアール氏が先日衝撃的な発表をしました。
現在Wikipediaは運営コストを広告収入ではなく、ユーザーの寄付に依存しています。
しかし、このまま寄付が順調に伸びなかった場合、あと3ヶ月から4ヶ月以内に資金不足からサーバーが維持できなくなり、Wikipediaは閉鎖するかもしれないというのです。
筆者も毎日利用していて、なくてはならない道具となっているので「それは困る」のですが。。。
気になる運営コストですが、少なくとも3ヶ月で87万5000ドル(約1億円)を集めなくてはならず、6ヶ月では165万ドル(約2億円)を集めなくてはならないそうです。
広告に頼らない中立性の高い貴重なビジネスモデルだし、集合知の権化のようなコンテンツが消えてしまうのは惜しい。
どこかで活路を見い出してほしい。閉鎖しないように願っています。(それより、寄付しなけりゃ)
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (2) | トラックバック
2007年02月15日
元気な時に見てください
毎日けっこう充実しているが、それでも時々朝起きるが辛い。
仕事で乗っているときが多いが、たまに乗れない時がある。
そんな日々を過ごしております。(How about you?)
そんな時に、疲れているのは自分だけではないんだ、と実感させてくれるのがこのサイトです。
シンガポールの求人情報会社が、「あなたの仕事がいかに大変なのか」を教えてくれるウェブサイトを公開しています。
自分の写真をサイトにアップロードした後、いくつかの選択肢問題に回答すると、写真の顔がデジタル加工され、肌色が悪くなったり、しわがでてきたり、さらには髪の毛が薄くなったりするのです。
「私の職場をたとえると、脇の下の臭い、悪臭のする靴下。地獄です」などとコメントまで出てきます。
アクセスはこちら、キャリアビルダードットコムから。
加工後の写真やプロフィールは上司や友人にメールすることもできて、サービスとしては穴がない?
ちょっとコワい。でも、怖いけれど見たい。“怖いもの見たさ”という人類普遍の心理を巧みに利用しています。
但し。。。
元気な時に見てください。
投稿者 messiah : 07:13 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月14日
“こちふかば”の子孫はレゲエ歌手
菅原道真の子孫と言われている女性レゲエ歌手Metis(メティス)が東京・文京区の湯島天満宮で“合格祈願ライブ”を行いました。
Metisは1月24日、シングル「梅は咲いたか 桜はまだかいな」をリリース。
この曲はレゲエの本場ジャマイカでレコーディングしたそうです。(こちらで視聴できます)
道真公の末裔が歌う受験生応援歌ということで話題を呼んでいます。
そのMetisが道真公の子孫だと祖母から聞いたのは今年1月。
家系図は出身地の広島に原爆が投下された際になくなったということで、真偽は定かではありませんが...
ちなみにレゲエ(reggae)は、1960年代からジャマイカで発展したアメリカのリズム&ブルースなどの影響を受けた大衆音楽です。
投稿者 messiah : 07:41 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月13日
テントの強制撤去にパリで火の手が
緑が比較的少ないと言われる大阪市で、まとまった緑がある数少ない場所の1つに長居公園があります。(大阪市東住吉区)
大阪国際女子マラソンでは、この公園にある長居陸上競技場がスタートとゴール地点として使われています。
さて、数少ない緑のある広い公園に集まってきて、青いビニールシートで仮設住居(テント)を作っていたホームレスの方々に不運が訪れました。
1週間前に、大阪市がこれらテントの強制撤去に踏み切ったのです。
これに対して意外なところから火の手があがりました。
長居公園でホームレスのテントが強制撤去されたことに抗議するため、パリの市民団体メンバーやパリ在住の日本人ら約20人が12日、大阪市パリ事務所を訪れ、同事務所の一室を一時占拠して、窓から「大阪の野宿者と連帯を」と記した横断幕を掲げるなどしました。
フランスでは現在、ホームレスの住宅確保が重要な社会テーマとして関心を集めているのです。
事務所を一時占拠した人らは「野宿者の排除を二度と行わないでください」と日本語とフランス語で書かれた抗議文を同事務所に渡し、同事務所は抗議文を大阪市に送ると約束したそうですが「企業誘致が事務所の役割」などとして話し合いには応じず、最後は地元警察が退去を求めて騒動はおさまったようです。
この一報を受けた大阪市の関係者は「まさかパリで抗議行動が起きるとは」と絶句。
そんなアホなあ...
投稿者 messiah : 07:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月12日
“渡る世間は鬼”ばかりでもない
つい最近、ニューヨークのタクシー運転手が、ダイヤモンド31個が入った袋がトランク内に置き忘れられているのに気付き、持ち主の女性を探し回って返却したそうです。
ニューヨーク、タクシー、ダイアモンド...
とくれば、戻ってくるのには絶望の条件が揃っています。
置き忘れたのは宝石商の女性で、親切な運転手に100ドル(約12,000円)の謝礼を渡したそうです。
わりと「しみったれ?」ていますね。(せめて1,000ドルくらいは出してやれぇ)
運転手のオスマン氏はバングラデシュ生まれで、女性を降ろした数時間後に忘れ物に気付いたそうで、すぐに電話などを通じて女性の居場所を探り当てました。
彼はこう言います。
「人生を楽しんでいるし、満足している。金持ちになるために他人のお金をとりたくない」
「車内に遺失物を見付けたら持ち主に返す。そういう自分を誇りに思う」
“渡る紐育(ニューヨーク)にも仏”がいたようです。
投稿者 messiah : 09:46 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月11日
ネットで売れるための条件
王子ネピアが1箱1,500円の超高級ティッシュペーパー「ネピア超鼻セレブ」2個セット(3,000円)を3,000セット限定でインターネットで発売したところ、注文が殺到!即日完売となりました。
通常だと。。。
立地条件のいいブランド志向の店舗にでも置かれていない限り、いつまでも売れないで残ってしまっただろうと想像します。
実店舗にやってくるお客さんと、ネットで買い物をするお客さんでは量的な規模が違う。というよりも、そもそも次元が違います。(実店舗は見ることが目的、ネットは買うことが目的)
高級なものを買うことに価値を見出している人は、実店舗がカバーしている地域では非常に少なくても、地理的、時間的制約のない巨大なネットワールドには数多くいるのです。
さて、その超高級ティッシュですが、柔らかい上質な紙を3枚重ねにして香料を染み込ませて保湿成分を配合し、鼻にやさしいのが特長だそうです。
しかし、あっという間に売れたのは新聞やテレビの番組が取り上げたのがきっかけのようです。
当たり前のことですが、商品の存在を広く知らしめてこそ、ネットの本領が発揮できるということです。
投稿者 messiah : 08:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月09日
感動と興奮がつくるアメリカンドリーム
動画共有サイトYouTubeの創業者の2人が、Googleへの身売りで計6億7000万ドル(約810億円)相当のGoogle株を取得していたことが、Googleが米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で明らかになりました。
Googleは昨年秋にYouTubeを16億5000万ドルで買収、株式交換方式だったためYouTube株主にGoogle株が支給されました。
YouTube共同創業者のチャド・ハーレー氏は3億4500万ドル相当、同じくスティーブ・チェン氏は3億2600万ドル相当の株式をそれぞれ取得した計算になります。
シリコンバレーが生みだした数あるサクセスストーリーの中でも、特筆すべきスピードとスケールと言えるでしょう。
こうした成功はそんなに度々起こるわけではないが、アメリカが発信源になって世界中の起業家や若者たちを感動させ興奮させるのです。
今も世界のどこかで、第2のYouTubeやGoogleを目指して、次世代の成功者たちが黙々と開発をしていることでしょう。
投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月08日
「義理」にはなくて「本命」にあるもの
もうすぐやってきます。
筆者には興味も、縁もないイヤ~~な“あの日”が。。。
しかし、そう言いながらネタだけは仕入れています。
というわけで、(何のことかサッパリわからない話で恐れ入ります)
こんなデータがありますので、男性諸氏は参考にしてください。
- 本命チョコの人気ランキング
- ゴディバ
- ロイズ
- ピエールマルコリーニ
- デメル
- モロゾフ
そして、これもぜひ参考にしてください。
- 義理チョコの人気ランキング
- モロゾフ
- ロイズ
- ゴディバ
- メリーチョコレート
- 明治製菓、森永製菓
インターネット調査会社のマクロミルが、全国の20~30代の女性会社員(公務員含む)515人に行った調査結果です。
「義理」にはなくて「本命」にある、“ピエールマルコリーニ”や“デメル”をもらえたら...ひょっとして?
投稿者 messiah : 07:32 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月07日
重なった2つの和解
YouTubeの経営者が2/6来日し、国内の権利者団体など23の事業者・団体の代表と初会談しました。
来日したのは、YouTubeのチャド・ハーリー最高経営責任者(CEO)とスティーブ・チェン最高技術責任者(CTO)、Googleのデビット・ウン副社長(コンテンツ提携担当)。
それぞれ初来日だったとのことで、日本の権利団体代表者らと2時間にわたって会談しました。
結果は。。。
YouTube側も著作権を重視しており、Googleの協力を得て著作権侵害を防止する技術を開発するなど、問題解決に向けて努力するということで円満解決の方向には進んだようです。
さて、もうひとつ。
米Apple Inc.と、ビートルズの商業的利益を守る英Apple Corpsが、りんごのロゴとAppleの社名をめぐって約30年にわたって繰り広げてきた商標紛争が和解したようです。
今回の和解により、Apple Inc.は“Apple”の社名とロゴを所有し、それと引き替えに商標の一部をApple Corpsにライセンスし、使用継続を認めることになったようです。
ビートルズの曲をオンラインで購入できる可能性がでてきました。
2つの和解が1日に重なるのも珍しいですね。
投稿者 messiah : 07:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月06日
仮想商店街 群雄割拠の時代へ
インターネット書籍販売最大手のアマゾン・ドットコムが、サイト上で小売店などに場所を貸して商品を販売する「仮想商店街」事業に参入することが判明したのが昨年7月。(こちらのエントリーをご参照)
当初は年内に実施するとのことでしたが(少し遅れたとは言え)ほぼ予定通りに動き出しました。
日本の仮想商店街事業では、楽天やヤフーが先行していますが、ネットショッピング市場は今後も急速な成長が期待されており、アマゾンは高いブランド力を武器に新規参入し、市場を開拓しようとしています。
但し、どのようなビジネスモデルになるかに注目が集まっています。
楽天やヤフーの場合は、ネット上に出店した企業が商品を販売します。
楽天やヤフーは場所を貸し出すだけで、自らが商品を仕入れる必要はないのです。彼らは出店企業から店舗開設費用や販売手数料を受け取ることで収益を得ています。
自ら在庫を抱えるリスクがなく、食品など鮮度が重視される商品でも取り扱えるなどのメリットがあります。
これに対してアマゾンは、現在ネット上で書籍以外にCDや家電など幅広い商品を販売していますが、基本的には商品を自社で購入して(仕入れて)、ネットで販売するビジネスモデルを採用しています。
このモデルが継承されるのでしょうか?
ロングテール、ワンストップショップ、ウェブサービスなどを駆使して「Web2.0」企業の旗頭になったアマゾンですが、この世界では後発だけに他社とは違う何か仕掛けを用意しているような気がします。
ネットビジネスの中核となる“仮想商店街”は群雄割拠の時代に突入します。
投稿者 messiah : 07:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月05日
マイクロソフト最後のOSの苦しい船出
マイクロソフト社の新しいOS「Windows Vista」(ウィンドウズ・ビスタ)が、1月30日に世界70ヶ国で一斉発売されました。
マスコミはこの話題が、かつてのWindows95とは比較にならないほど静かで、どちらかというと盛り上がっていないことを伝えています。
しかし一方で、海賊版市場(と呼ぶと叱られるかも)は盛り上がっているようです。
ブラジル・サンパウロの電気街では、最上位版の「アルティメット」の海賊版が、正規なら380ドル(約4万5600円)のところ、720円程度で販売されています。
また、海賊版が氾濫する中国では、北京で英語バージョンの海賊版が840円ほどで販売されています。
出回っているのはマイクロソフトが2006年8月に限定リリースしたベータ(試作)版を違法コピーしたもので、完成品の海賊版は2月中に闇市場に登場すると見られています。(価格は交渉次第で、なんと160~480円で売買されるといいます)
ソフトウェアの権利保護活動を行なう非営利団体「ビジネス・ソフトウェア・アライアンス」の試算によると、2005年時点で全世界のパソコンに入っているソフトの35%が違法コピーとのこと。
海賊版による同年の販売損失額は、世界で約342億9700万ドル(約4兆1156億4000万円)に達しているそうです。
筆者の経験では、比較的ましな日本ですらソフトの違法コピーは多いと思います。
かつてはソフトウェアの価値を認めない人が多かった。(唯物的な発想で)
その後長い時間をかけて、ようやくそれが理解されだした矢先に、Web上で無償でソフトを使える時代になってしまった。
そして、「ソフトは無料で使えるもの」という考えが一般に根付いてしまっているのが現状です。
マイクロソフトのようなパッケージされたソフトを販売することが困難になる時代に来ています。
筆者の予測では、「Windows Vista」はマイクロソフト社が出す最後のOSになると思います。
投稿者 messiah : 07:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月04日
渦中の人 そのまんま東
オンライン百科事典Wikipediaによると、たけし軍団メンバーの名前を全員変更する宴席で、東国原英夫(ひがしこくばる・ひでお)氏は、自分だけ名前を特に与えられずにイライラしていました。
我慢できなくなった彼は、「師匠。私は名前はどうなるのでしょうか?」と聞いたところ、師匠のビートたけし氏が「お前はそのまんま、“東”だよ」と最初に言ったものの、途中でいたずらっ気を起こし、「だから“そのまんま東”だよ」と言い直して、これが芸名となったそうです。
その人は今、宮崎県知事。渦中の人となっています。
お笑い芸人時代のとぼけた表情はどこかに消えてしまって、ちょっとつまらない。(真面目に取り組んでいる姿勢がいいという人もいる)
2004年に結成した東京都八王子市出身のヒップホップグループFUNKY MONKEY BABYS(ファンキーモンキーベイビーズ)は、シングルのジャケットとプロモーションビデオにお笑い芸人を載せることで話題を呼んでいます。
YouTubeにアップされているプロモーションビデオ「そのまんま東へ」には、芸人時代の彼の“とぼけた”表情が。なつかしかったので衝動的にこちらに掲載。
投稿者 messiah : 07:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月03日
“みんな”の地球環境を破壊する愚かな行為
日本時間の1月12日午前7時28分、中国は高度約850キロの宇宙空間で、弾道ミサイルにより老朽化した自国の人工衛星を破壊する実験を行いましたが、破壊した衛星の破片が周辺の人工衛星に衝突するなど、悪影響を及ぼす危険性が懸念されています。
“デブリ”と呼ばれる破片は、現在衛星の軌道上を回っており、追跡可能なものだけで500個以上あります。
このデブリと国際宇宙ステーションが激突する可能性が非常に高いということをシミュレーションしたムービーがagiというサイトで公開されています。(click hereをクリックすると再生されます。)
デブリが地上に全部墜落するには10年かかると言われています。
また、追跡不可能なほど小さい破片は無数に存在しており、そのうちのどれかひとつでも容易に宇宙服に穴を開け、衛星の太陽電池パネル程度ならあっという間に破壊してしまうらしいのです。
ミサイルの発射実験という利己目的のために、われわれ“みんな”の地球環境を破壊する愚かな行為は世界中から非難されるべきです。
投稿者 messiah : 16:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月02日
「節分」や「鬼」を一言で説明できるか?
節分の日(2/3)は、全国何処へ行っても「鬼は外、福は内」です。(おそらく)
筆者も長年、繰り返しこの日を経験してきましたが、なぜ鬼なのか豆なのか太巻き(恵方巻)なのか、あまり考えたことがありません。
ブログというのはそんな時に便利なもので、節分をテーマに取り上げる以上は、調べて検証しておかなければいけない。
調べるということは記憶することにもつながるので、知識が1つ増える。(但し筆者は、その多くをすぐに忘れてしまいます)
...というわけで、節分とは何で、鬼は何処から来たか?
こんなテーマは調べればどなたでも分かることなのですが、あえて「出たとこ流」で、できるだけ簡潔に説明しておきます。
“節分”とは文字通り、季“節”を“分”けるという意味です。おわり
もう一言。冬から春になる時期を一年の変わり目(境)と考えてつくられた日です。(立春の前日にあたるので、年の変わり目である大晦日に似ている)
このくらいの知識で、とりあえずは大丈夫じゃないでしょうか。
さて「鬼」ですが、こっちの方は一言で説明するのは無理です。
日本で最初に厄よけ祈願の節分行事を行ったのが壬生(みぶ)寺というお寺。
そこは御所から見て裏鬼門の方角にありました。(鬼門は北東で、鬼が出入りする方角とされており、裏鬼門は鬼門とは反対の南西の方角を指し、どちらも忌み嫌われるそうです)
鬼は古来、厄(わざわい)をもたらすものとされてきたため、裏鬼門を守るという意味があって節分という行事が始まったと言われています。(900年ほど前の白河天皇の時代から)
鬼の方はちょっと長くなりました。簡潔に説明するのは難しいですね。
投稿者 messiah : 07:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年02月01日
諸刃の刃(もろはのやいば)の利用価値
名前を聞いて思い浮かぶのは「白虎隊」(びゃっこたい)と言う人が多いと思うのが“会津若松”です。
筆者は残念ながらこの地を訪れたことがないので、やはり白虎隊しか思い浮かびません。
...いやいや、他にもありました。今思い出しました。
「本当に持ちやすい汁椀を作りたい」と考えた太陽漆器という会社とか、
日本の伝統工芸である漆工芸と最新の素材や技術を融合させた坂本乙造商店とか、
いくつかの“会津若松”が筆者のブログに登場しています。
さて、その福島県会津若松市の公式サイト「いにし映像博物館」において、YouTube(ユーチューブ)を利用した記録映像の公開が開始されたようです。
現在は昭和39年頃に鶴ヶ城を再建した際に作成されたと見られる記録映像が公開されており、今後は月に一本づつ公開を行っていくとのことです。
著作権無視が横行するYouTubeに抵抗のある人も多いのですが、その情報伝達力には計り知れない利用価値があります。(逆にリスクもある)
諸刃の刃(もろはのやいば)だからこそ、人々の関心を引くのでしょう。
投稿者 messiah : 07:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月31日
ソフトバンクは早く“過去の成功体験”を捨てるべし
ソフトバンクモバイルの携帯電話で、「持ち帰り価格¥0」と表示された機種を買った消費者から「解約したら多額の電話機代を請求された」という苦情が、各地の消費者相談窓口に寄せられているそうです。
実際は分割払いで数万円の携帯電話を買う契約なのに、通話代の割引額を引くと月々の電話機代が0~数百円程度になるため、消費者が高額の買い物をしていることに気づかないのが原因のようです。
ソフトバンクモバイル広報部によると、無料で持ち帰れる携帯電話は12、18、24回の分割払いなどで買ってもらう契約で、電話機代を完済する前に解約すると、残金の支払いが必要になるとのこと。
携帯電話市場に新規参入したソフトバンクは、「予想外割」(よそうがいわり)やホワイトプランなどの激安価格プランを矢継ぎ早に出して仕掛けてきました。(孫社長の得意技)
しかし、そのいづれもが空振りまたはファールチップ程度の結果...。
そしてここにきて、とうとう“ボーク”をとられてしまいました。
バッターアウト!!
と宣告される前に、「価格破壊」という過去の成功体験は捨て去って、1から出直さないとエライことになります。
投稿者 messiah : 07:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月30日
“現金のばらまき”が許される国もある
「10万ユーロあったら何をしますか?」という地元ラジオ局主催のアイデアコンテストがドイツで開かれました。
優勝したのは、「市庁舎の窓からお金をばらまく」というアイデアを出したトラック・ドライバー。
そして公約?通り、75,000ユーロ(約1,177万円)を全て5ユーロ紙幣に両替して、クレーンの上からばらまいたそうです。(残りの25,000ユーロは貯金した)
さすがに市庁舎からばらまくのは、市が認めなかったようです。
地元警察は、地上で紙幣を受け取る人数を規制、1グループ10名までとしました。
当日の気温はマイナス12℃でしたが、会場には2,500人が集まり、抽選で14グループが選出されました。
主催者によると「殴り合いなどは発生しませんでした。皆さん寒さに震えていました」とのこと。
“人がお金をばらまき、人がそれを拾い集める”光景。。。
想像しただけでもゾッとします。
日本では「後々の事」を考えると、とても出来ない話です。
投稿者 messiah : 07:56 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月29日
悲劇の聖人・バレンタインがよみがえる季節
紀元3世紀のローマ皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、若者の結婚を禁じていました。
インテラムナ(イタリア中部にある町。現在のテラモ)のキリスト教司祭であるバレンチノ(英語読みではバレンタイン)は、かわいそうな兵士たちをみかねて、内緒で結婚をさせていました。
それを知った皇帝は、バレンタインにローマ国教への改宗を迫ったのですが、承諾しなかったためバレンタインは投獄され、処刑されてしまいます。
そのバレンタインが処刑された日が、2月14日。
何とも悲しい話ではありませんか。バレンタインデーの由来としては...
ところが、まだ話は続きます。
殉教したバレンタインは後に、勢力を増したキリスト教により“聖人”として認定されます。
ここに偶然が重なります。(本当かな?と思ったりしますが)
それから約200年後、ローマでは毎年2月14日に未婚の女性たちの名前が書かれた紙を集め、翌日に未婚の男性がその紙を引き、紙に書かれた名前の女性と1年間付き合うという祭りが誕生していました。(ルペルカーリア祭)
ところがこの祭りは風紀が乱れるとして、当時の教皇ゲラシウス一世は、祭を禁じます。
その代わりに、違った方法のくじ引きを始めたのです。それは、女性の代わりに聖人の名前を引かせ、1年間の間、その聖人の人生にならった生き方をするように励ますというものです。
そして2月14日を、キリスト教の聖人を奉る行事に変更し、約200年前に殉教した聖人・バレンタインを行事の守護聖人としたのです。
もっと単純な由来かと思っていたら、さにあらん!かなり複雑なお話ですね。
そして日本では、神戸モロゾフ洋菓子店が1936年に国内英字雑誌に「バレンタインチョコレート」の広告を出し、1958年に伊勢丹新宿本店でメリーチョコレートカムパニーが「バレンタインセール」というキャンペーンを行ったのがきっかけで、その後、日本国内にも浸透していったのです。
さて、そのきっかけを作ったメリーチョコレート社が、「第10回バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」発表というのをやっています。
団塊の夫に お疲れ チョコ渡す
チョコもらい 離婚ないなと ほっとする
好きなチョコ 買えばとカネを 渡す妻
もうすぐ2月。
筆者には興味も、縁もない行事ですが、“もらう”と何故か頬がゆるんだりします。(頬がたるんでいる?)
投稿者 messiah : 11:18 | コメント (2) | トラックバック
2007年01月28日
牛乳瓶に貼られた恋人募集ステッカー
イギリスのキャロン・ウェン社のミルク商品には必ず貼られています。
「Fancy a Farmer?」と呼ばれるステッカーが。→こちら
ステッカーには、恋人募集中のウェールズ地方に住む酪農家の顔写真が載っているのです。
また、酪農家だけでなく地方在住で恋人を探している人たちの顔写真も紹介されています。
恋人探しを扱うウェブサイトPishynWales.comには「ウェールズ地方はとても住みよいところです。そこには言葉を失うほどの美しい景色があります……でも、恋人を見つけるのが困難な場所なのです」と書かれているそうです。
「Fancy a Farmer?」は、直訳すると「酪農家はお気に入り?」となりますが、「この人はタイプ?」と言うくらいの意味だそうです。
投稿者 messiah : 10:23 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月27日
次世代DVD規格争い 「もう、どうでもいい」
世の中を二分しているもの(いわゆる二大勢力)は色々ありますが、次世代DVD規格をめぐっては、かなり前から勢力争いが繰り広げられています。
そのDVD規格ですが、平成18年の次世代DVD対応機(ゲーム機を除く)の国内販売で、ソニーや松下電器産業などが提唱するブルーレイ・ディスク(BD)が、東芝が推進する別規格のHD DVDに圧勝したことが分かりました。
市場調査会社によると、BDのシェアは77.7%と、HDの22.3%を大きく上回りました。
東芝は次世代規格の主導権争いを優位に進めるため、3月にプレーヤー、7月にレコーダーを先行発売。
しかし、プレーヤーが主流の米国に対し、日本はテレビ録画用のレコーダーが需要の中心のため、プレーヤー販売が伸び悩んだ模様です。
レコーダーも発売時価格が約40万円と高額で、2社で4機種をそろえ価格も24万~30万円に抑えたBD陣営に敗れました。
この規格争いは長い間続いていますが、ユーザーとしては早く決着をつけてほしい。
「どっちでもいいから...」という感じです。
投稿者 messiah : 09:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月26日
あなたはもしかしてDHMOな人?
地球上に64億もの人間が存在すると言われます。
地球史において、これほど多くの個体が繁栄を遂げている例はありません。
膨大な数の人間がいると、とんでもない発想をする人も現れてきます。
DHMOを考えた人も、その一人でしょう。
DHMO(ディー・エイチ・エム・オー)とは、Dihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド、日本語で一酸化二水素)のことで、オンライン百科事典にも詳しく掲載されています。
「人間はいかにだまされやすいか?」
...という調査に用いられたことがきっかけで世界中に広まりました。
「DHMOは、水酸の一種であり、常温で液体の物質である」
「DHMOは、溶媒や冷却剤などによく用いられる」
などのように化学物質として解説し、さらに毒性や性質について否定的かつ感情的な言葉で説明を加えていきます。
その後、「この物質は法で規制すべきか」と聞き手に質問をすると、大半の人が賛成してしまい、逆にDHMOが実は“水”であることを見抜いた聞き手はわずかしかいなかったのです。
水だけではなく、こんなのもあります。(八百科事典)
炭素、酸素と水素からなる糖類の一種で、非常にカロリーが高く、生物の生命活動(特に脳や神経系統)の効率の良いカロリー源となりうるが、その一方で虫歯や成人病(糖尿病など)を誘発させるため、危険な化合物であると目されている。しかしそのリスクをおしてなお一般に蔓延しているため、覚醒剤やヘロイン・コカイン以上に依存性のある化合物(薬物)だと考えられている。真に危険な薬物だが今のところこれを規制する法律は世界中どこにも施行されていない。(これは、砂糖のことです)
こんなふうに、もっと的確に手短に説明できることを、ことさら、難解に複雑に説明して人を混乱させることがDHMOなのです。
あなたの周りにもきっと“DHMOな人”がいるはずです。
投稿者 messiah : 07:26 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月25日
マイクロソフト 土俵外で無用な黒星
昨年夏のことですが、オンライン百科事典Wikipedia(ウィキペディア)の“楽天証券”の項目に、楽天証券のIPアドレスを持ったコンピュータから「楽天証券に不利益な情報」が削除されていたことが発覚して、同社は非難を浴びました。
そして今度は、あのマイクロソフト。
マイクロソフトは「オープンソースの文書フォーマットとマイクロソフトが推進する競合フォーマットに関連して不正確な記述がある」として、その記述のあるWikipediaの項目を修正するように第三者に委託し、そのためにかかった時間に応じて報酬を支払うとそのライターに持ち掛けていたのです。
楽天証券と違って第三者を使うあたりは少し利巧のようですが、結局バレてしまえばもっと印象が悪い。
「おバカさんねぇ。IPアドレスを残すなんて」ならば笑い話にすり変えられますが、今回のように間接的に仕掛けた場合、同社のイメージダウンは避けられません。
...ということでWindows Vistaがまもなく日本でも発売される大事な時期に、土俵外で無用な黒星をきっしたのであります。
これでは、先が思いやられます。
投稿者 messiah : 07:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月24日
“もののけ姫”の山神の如く
サッカーのスーパースター、ロナウド選手(レアル・マドリード)の元妻が、スペインのビーチで恋人と抱き合っている映像が昨年9月頃から動画投稿サイト・YouTube(ユーチューブ)に投稿され、元妻はYouTubeを相手取り、映像の削除と損害賠償を求めて提訴していました。
この元妻はブラジルのスーパーモデルです。
1日に1億本もの閲覧があるYouTubeの影響力を考えると、そこで盗撮映像を見せるのは著しい人権侵害だとする判決が下されたのですが。。。
何と!
あっけなく、くつがえってしまいました。
覆したのはYouTubeユーザーです。
サンパウロ州最高裁は、YouTubeとブラジル国内のプロバイダーに、映像が完全に削除されるまではブラジル国内で映像にアクセスできなくするように命じたのです。そして、プロバイダー各社はYouTubeへのアクセスを止める措置を講じました。(これが勇み足となった)
判決では、問題の映像へのアクセスだけを止めるよう求めていましたが、技術的に特定の画像だけをブロックすることは困難なので、実際にはYouTube全体へのアクセスが停止してしまったのです。
これに対して、利用者からの抗議がプロバイダー各社に殺到。さらに、国際的にも批判が上がり始め、裁判所は決定変更に追い込まれ、先日、閲覧禁止措置を解除しました。
YouTubeの影響力は、司法の力にも勝った(まさった)?!
宮崎駿監督の“もののけ姫”に出てくる巨大な山神みたいに、企業の枠やコントロールを超えて、それ自体が一人歩きしているかに見えます。
ところで。。。どこに行くのだろう.....?
投稿者 messiah : 07:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月23日
誰よりも速く先駆けた者に“微笑む”
1/21放送のNHKテレビ番組「グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」を見ていると、ある検索エンジン対策のコンサルタントがセミナーを受講してる人に向かってこんなことを言っていました。
『平家にあらずんば人にあらず』(ではなくて。。。)
『Google(グーグル)で検索して上位15番までに出てこなければ、あなたの会社は存在しないのも同然だ』
その強烈な言葉に呆然とする受講者たちの表情が、テレビ画面に映し出されていました。
番組では、Googleの検索で自社のホームページが検索結果の上位に出なくなり、倒産寸前の会社が登場していました。(コワイですねぇ)
Googleの検索で上位に表示されるための調査行動をSEM(検索エンジンマーケティング)といい、インターネット上でビジネス展開する会社には不可欠な要件と言われています。
しかし、SEMにはそれなりに費用がかかるし、Googleの検索結果に広告を出す(リスティング広告)も安価とは言えません。
そんな時、面白いニュースを発見しました。
地方の小さな放送局がだれもやっていない(ある意味、やりたくない)ことをやり始めました。(こういうのを“パイオニア”というのでしょう)
昨年、世界で最も話題を集めた動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)に、自局制作のニュース番組などを投稿する米ローカルテレビ局が登場しました。
米大手TVネットワークのCBSやNBCは、YouTube側との合意を経て一部番組を同サイトで公開していますが、このローカル局は広告収入などの見返りなしで番組を投稿しているのです。
カリフォルニア州南部のテメキュラにある「KZSW TV」という放送局がそれ。
昨年12月以来、これまで約1ヶ月で40本あまりのビデオを投稿しました。
米国内でも同局の動きはほとんど知られていなかったのですが、今月中旬に地元紙が取り上げたことをきっかけに、ネット社会の動向を扱うサイトやブログなどを通じて「地方のテレビ局としては世界で初めての例」と、関心が一気に高まっています。
誰にも可能だが、それを誰よりも速く先駆けてやった者にのみ「幸運の女神」が微笑むということがあります。
そこには“勇気”という要素が必要ですが。。。(それにプラス、開き直りも)
投稿者 messiah : 08:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月22日
日本発の新しい文化 地球の裏側に伝わる
問題:日本から見て、地球の真裏側はどこでしょう?
その答えは後のお楽しみとして、現在夏真っ盛りの南米チリの経済省と経済団体は1/18、エネルギー消費を減らすため日本の「クールビズ」を見習い、夏場はネクタイとジャケットを着用しないで冷房を弱めようと呼び掛けています。
おお!久しぶりに“日本発”が出てきました。(うれしいですね)
チリでの掛け声は「ベラノ・シン・コルバタ(夏はノーネクタイで)」だそうです。
ネクタイを外して記者会見したチリ製造業協会のフィリピ会長は「日本は夏に軽装することで、電力消費と二酸化炭素の排出を大幅に削減した」と紹介しました。
..ということで、クールビズを考えた人はエラい!
さて、日本の真裏側はどこか?
ネットではブラジルのサンパウロという説、チリのサンティアゴという説に分かれております。
暇なときに地球儀で調べてみましょうかね。
投稿者 messiah : 07:39 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月21日
アップル社のiPod 2007年中に累計で1億台に
先日、アップルコンピュータ社が社名を“アップル”に変更して、ホームエレクトロニクス市場への本格参入を内外に明示しました。
サンフランシスコで行われてたマックワールドで世界中をしびれさせたのがアップルの携帯電話iPhone(アイフォン)です。
しかし、この携帯電話(正確にはスマートフォン)は、アジアで販売されるのが早くても2008年という先の話。しかも日本での販売は未定なのです。(日本の携帯電話と通信方式が異なるなど問題がたくさんある)
そう言えば、ソフトバンクの孫社長がマックワールドのiPhoneの発表会場で、スティ-ブ・ジョブズ氏の基調講演を聴いていました。講演後にジョブズ氏にコンタクトしたかも知れません。
ソフトバンクは、先日発表した通話料・月額980円ポッキリという「ホワイトプラン」に、実は表面に表れないカラクリがあると指摘されていますが、最近は“やること・なすこと”が裏目、裏目に出ています。
ソフトバンクとしては、何が何でもiPhoneを国内で独占販売し、アップル人気にあやかって日本での携帯市場のシェアを挽回したいところでしょう。(孫氏がマックワールド会場にいたのはごく自然な話とも言える)
さてそのiPhoneですが、日本発売が1年以上も先となると、その発売される頃には現在のiPhoneの姿・形やサービス体系は大きく様変わりしているように思われます。
ですから、日本でiPhoneが欲しいと心待ちにしている人は、1年以上待ってより優れた進化したiPhoneを手に入れるか、我慢できないなら売っている国に行くしかありません。
さて、社名から“コンピュータ”を取ったアップル社の躍進の原動力となっているのが携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)です。
アップル社が1/17に発表した2006年10~12月期決算によると、iPodの出荷台数が前年同期比50%増の2106万6000台となり、四半期として初めて2000万台を突破しました。
最終利益は77.7%増の10億400万ドル(約1200億円)と過去最高となりました。
2002年に発売したiPodは、2006年9月までに6800万台を販売しており、2007年中に累計で1億台を超えそうな勢いです。
こんな数字になることを、iPodが発売されたときに予測できた人は世界中さがしても皆無でしょう。
投稿者 messiah : 07:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月20日
世界終末時計の針が2分進む
オンライン百科事典「ウィキペディア」によると、核戦争による地球(人類)の滅亡を「世の終わり」(終末)になぞらえて、その終末(午前零時に設定)までの残り時間を象徴的に示す時計“世界終末時計”(Doomsday Clock)というのがあるそうです。
この時計、原爆投下から2年後の1947年にアメリカの科学誌「原子力科学者会報」の表紙に初めて掲載されたもので実物はシカゴ大学にあり、同誌によって管理されています(何分前を指しているかが新年号の表紙に掲載される)。
1950年代のころの冷戦時と異なり、必ずしも核からの脅威のみで時計の針の動きが決められているわけではなく、世界の様々な紛争状況が考慮されて針が決定されるとのことです。
さて、その世界終末時計を管理する科学者が1/17、時計の針を2分進め、深夜、つまり人類の終わりまであと5分に近づけたそうです。
あと5分を切るところまで進められたのは、過去に4回しかなく、アメリカとソ連が水爆実験に成功した1953年(あと2分)、ソ連が核実験に成功した1949年(あと3分)、軍拡競争が始まった1981年(あと4分)、米ソ間の軍拡競争が激化した1984年(あと 3分)だけです。
では今回、何がここまで時計を進めさせたのかということですが、核の脅威の再燃、気候変動(地球温暖化)、そして一方では人間に大きな利益をもたらすかもしれないが、破滅的結果をもたらすかもしれない新興技術の脅威をあげています。
願わくば、こんな時計はなくなって欲しい。少なくとも針が未来永劫に停止したままでいてほしいものです。
投稿者 messiah : 13:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月19日
「携帯+GPS」の最も有効な使い方
昨年1~11月に全国の警察が受けた110番通報のうち、携帯電話など移動電話からの通報が全体の60.6%を占めたことが9日、警察庁のまとめでわかりました。
それに伴い、警察が発生場所の特定に手間取るケースも増えていることから、通報者の位置情報を瞬時に把握できるシステムが、4月から警視庁や大阪府警など6警察本部で導入されます。
携帯電話からの通報は毎年増え続けており、1997年に約187万件だったのが2005年は約554万件と、8年間で3倍に増加しました。
最近、犯罪がやたらに増えた実感がありましたが、数字でそれが裏付けられています。
どこからでも通報できるのが携帯電話のメリットですが、自分の今いる場所を通報者が正確に伝えられず、警察官の到着までに時間がかかる場合が多かったのです。
そこで警察庁は、各携帯電話会社と協力して携帯電話から110番通報があった際に、電波が経由した基地局の場所が警察の通信指令室に自動的に通知されるシステムを開発しました。
基地局がカバーするエリアは会社や地域によって異なるが、全地球測位システム(GPS)機能付きの機種であれば、数メートルの範囲まで絞り込みが可能だということです。
携帯電話もとGPSを組み合わせるとこんな有効な使い方ができるわけです。この仕組みを犯罪に逆利用されないように注意してシステム構築を進めっていってほしいと思います。
投稿者 messiah : 08:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月18日
SNSはターニングポイントを通過中
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のmixi(ミクシィ)で、昨年末からコミュニティの名前や内容が突然、以前とはまったく関係ないものに変わり混乱が起こっているそうです。
悪意あるユーザーがいて、はじめにコミュニティの掲示板に罵詈雑言や管理人の悪口などを書き込んで荒らします。
管理人が管理に疲れると、荒らしたユーザーの仲間と見られる別の悪意あるユーザーが「管理人を交代してあげる」などと持ちかけて管理人権限を取得。コミュニティ名や内容を、従来とはまったく関係ないものに変えてしまったり、掲示板を削除してしまったり、コミュニティそのものを削除してしまうようなのです。
乗っ取られたコミュニティの参加者は、掲示板で「前の姿に戻してほしい」と訴えたり、新しい管理人を責めるなどして抵抗しているほか、コミュニティを退会したり、別のコミュニティを作ってそこに避難したりしています。
mixiはこうした事態について「管理人が、悪意を持ってタイトルを変えたり、コミュニティを全く別のものに作り替えてしまう事実があることを確認していて、ユーザー同士で解決できない場合は、管理人がコミュニティの設立意図を継承してもらえるユーザーに管理権を渡すことができるように現在検討中」とコメントしています。
SNSはわずか2年で急速にユーザー数を拡大しました。
しかし、大きくなった集団には現実世界の法律のようなものが必要になってきています。
それにしても次から次へと。。。悪いヤツは後を絶ちません。
運営側も新しいサービスを提供するのと変わらないくらいの時間と労力を、一部の悪意あるユーザー対策のために費やしているのではないでしょうか。
縛りや制約がないと人は集まりやすい。されど、多く集まった後には、その中に含まれる規律を乱す者のために、本来不要な(不便な)ルールを作って規制しなければならない。
そうなると、集団内での自由度も下がり魅力も薄くなってきて、かつてのように人も集まりにくくなる。
今、SNSは、他の産業がたどった道を猛烈なスピードでトレースしているような気がします。
成長過程を経て早くも成熟期に入ったようにも見えます。
後から振り返ると、2007年がそのターニングポイントになっているかも知れません。
投稿者 messiah : 07:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月17日
縁起をかつぐ それは人類だけの本能
入試シーズンに入って、鹿児島市のJR喜入(きいれ)駅に、受験生らが押し寄せているといいます。
「喜び入る」という駅名が縁起が良いと、お守り代わりに切符を買うためです。
喜入駅の切符には「合格祈願」などのスタンプが押せるんです。
切符が売れ出したのは6年ほど前からで、今では切符に「合格祈願」や「商売繁盛」などのスタンプも押して販売しています。
駅には記念撮影用のパネルまで登場しました。
元日から8日までで、発券枚数は3000枚を超え、ほとんどが160円の入場券で、駅員は「年明けからスタンプを押し続けているとか。
それで思い出したのが。。。
古い話ですが、北海道帯広市にあった旧国鉄の愛国(あいこく)駅から幸福(こうふく)駅行きの切符を買い求めて、若いカップルが殺到したことがありましたね。(年がわかる)
しかし、この路線(広尾線)は1987年に廃線になってしまい、今は観光地として駅が保存されています。
この幸福駅をバックにして、結婚式をあげたカップルが記念写真を撮るのがむこうでは人気のようです。
縁起をかつぐ気持ちは、人類だけの本能のようなもの。そこから様々なセレモニーが誕生したように思います。
投稿者 messiah : 07:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月16日
悲鳴をあげる郵政公社 量は減れども処理しきれない?
すでにお正月から2週間経過しましたが、今年の元日(1日)に届いた年賀状が、例年と比べて少ないように思っていました。
そして、1月3日以降に届いた年賀状が例年より多かったので、「どうしてかな?」と思っていましたが原因がわかりました。
インターネット上では「元日に届く枚数が少ない」「三が日を過ぎて大量に届く」といった意見が盛んに飛び交い、日本郵政公社への苦情も昨年より増えるなど、配達が遅れ気味と感じた人が多ったようです。
今年の元日に配達された年賀状は19億1900万通で、前年に比べ1億3900万通(6.7%)減。
パソコンとプリンタで自作する人たちが増え、家庭で自作された大量の年賀状が大みそか近くになって集中投函され、仕分け・配達が追いつかないことが大きな原因のようです。
公社は「年賀状の発行枚数は減ってきているものの、一気に大量に出されると、物理的に処理できない」と説明しています。
右肩下がりのくせに滅茶苦茶いそがしい。公社の職員もモチベーション下がりますね。
来年の年賀状はお早めに。
投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月15日
時速6Km ついに走ったASIMO
HONDAの自立歩行ロボットASIMO(アシモ)を近くのデパートに買い物に行ったついでにイベント会場で見た時は、その歩き方が人間そっくりなのでビックリした覚えがあります。
でも、それから3年くらいは経ったでしょう。
先日、ラスベガスで開催されたCES(家電見本市)ではついに“走った”そうです。
ところで筆者は、CESを、最近できた展示会だとばかり思っていたら、大間違いでした。
39年前に出展社数200、来場者数17,500人で始まった展示会ですが、今や来場者数14万人を超えるアメリカ最大のトレードショーになっています。今年は第40回を迎え節目の年を祝う大会でした。
さて、今回登場したASIMOは、2005年12月に発表された「ASIMO2005」というヤツで、時速6キロメートルで走ることができるそうです。(駆け足くらいのイメージです)
人間の歩行速度が時速4キロくらいとすればその1.5倍ですから、確かに走っているといってもおかしくない。
尚、会場でASIMOはカニ歩き、片足立ち、ダンス、通常走行、旋回走行、さらに階段昇降といっぱいご披露して大きな歓声を浴びていたようです。
投稿者 messiah : 07:03 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月14日
院長のイスも“コインの目”次第
秋田大学医学部付属病院(秋田市)は、次期院長を脳神経外科学の溝井和夫教授(56)に内定したと発表しました。
院長には複数の人が立候補したので投票が行われました。
しかし、決選投票を3回繰り返したが決着がつかず、最後には硬貨を投げて裏表で決める「コイントス」に持ち込まれたそうです。
同大学によると、候補者3人に対して医学科の教授35人が投票して選ぶ予定でした。
ところが誰も過半数を取ることができず、上位2人による決選投票を3回実施したのですが、いずれも同数でした。
困り果てた教授らは、苦肉の策として「コイントスによる抽選」の実施を多数決で決めたとのことです。
院長のイスも“コインの目”次第。。。というお話でした。
投稿者 messiah : 08:40 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月13日
巨大掲示板2チャンネル閉鎖か?
2チャンネルのトップページをご覧いただくとわかりますが、同サイトのシンボルマークとも言える“壷”の上に「賠償金滞納処分差押物件」という赤紙が貼られています。
赤紙の右横には「この壷を損壊し、または無効にした者は刑法第96条により処罰されます」という但し書きが。
もちろん、これは2チャンネル管理人の強烈な皮肉なのですが、巷では2チャンネルのドメインが近々差し押さえられる可能性があるというウワサが...。
IT系の情報サイトの多くがこの話題を取り上げています。
過去にも閉鎖騒ぎがあったようですが、結局何事も起こらなかったので今回も「またか...」と達観する意見もあれば、仮差押となった経緯を詳細に解説して「今度は本当に...」という意見もあり、錯綜しています。
事の発端は、ある男性が2チャンネル上で自分や家族の実名、住所を晒され「人間の屑」「ネットストーカー」などと誹謗中傷されたため、昨年8月、2チャンネル管理人を相手取り、東京地裁に書き込み者の情報開示を求める申し立てをしました。
裁判は、同管理人が出廷してこないまま同年9月に情報開示を命じる仮処分が出たのですが、その後も何ら対応が得られないため、間接強制(※)で1日5万円ずつ制裁金を科すこととなったそうです。
(※ 間接強制とは、債務者に対して一定の期間内に債務の履行をすべきことを求め、その期間内に履行しない時は、一定額の金銭の支払いを命じることにより心理的圧迫を加えて、債務者に自発的に債務の履行を促す執行方法)
しかし、それでも同管理人の法廷無視は続き、決定から100日を経て債権は500万円に膨れあがったのです。
今後、同管理人がこれまでと同様に出廷しない場合、早ければ再来週にも強制執行が始まるとのことです。
東京地裁は「値段がつくものは差し押さえ可能」と判断しており、「日本国内では前代未聞」(ドメイン登録機関)とされるドメインの仮差し押さえも行われる可能性があるといいます。
しかし、2チャンルのドメインは海外のレジストラ(ドメインの登録申請を受け付ける組織)で取得している。それをどうやって差し押さえられるのかと疑問を呈している人もいます。
この騒ぎの行方は?筆者にはまったく読めません。
ただ、ネットの深層世界ではしばらく、この話題で毎日明け暮れそうです。
投稿者 messiah : 11:07 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月12日
エチゼンクラゲが「海の恵み」に変身?
日本海沿岸で漁業を営む人にとっては悪魔の代名詞になったのが、昨年大量発生して、あちこちの漁場(りょうば)に被害をもたらしたエチゼンクラゲ。
越前地方(福井県)の人には迷惑なクラゲです。ヤツのおかげで越前はイメージダウンしかねない。(なんでも、エチゼンクラゲの"エチゼン"を別の名称にしてほしいと嘆願したとか)
しかし、そのエチゼンクラゲにも取り得があるそうです。
エチゼンクラゲは傘の直径が約1メートルにもなる巨大クラゲで、近年夏から秋にかけ、本州の日本海沿岸を中心に大量に漂着するようになっています。
定置網が破られたり、流されたりと深刻な被害が相次ぎ、漁業関係者を悩ませていますが、食用に加工するにも大きな設備投資がかかり、これまで相手にされていなかったのです。
こうした中、独立行政法人「水産大学校」(山口県下関市)は、「大量に家庭で消費され、資源生物になれば、駆除の問題は解決し、漁業関係者が利益を生み出すことも可能」と考え、研究会を設立して新たな食材としての可能性を探ることにしたそうです。
つまり、「災い転じて福と成す」ではないが、「エチゼンクラゲ転じて食材と成す」という可能性を探ろうという話です。
同大学校の教授によると、「エチゼンクラゲは水分が多く、匂いが強いが、低カロリーで美肌効果があるとされるコラーゲンを含む。血圧を下げる効果もあるため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策にも有効で、まさに現代人向けの健康食材」とのこと。
日本に漂着するのは年間約5億匹といわれ、加工すれば食用となる量は約100万トンになり、中国料理の食材として輸入されているクラゲ加工品の約100倍の量ということです。
同大学校の研究会では今後3年間かけ、一般家庭の食卓にどんなクラゲ料理が並んでいるかをマーケティング調査。日本人向けの料理法や流通経路の研究を進めるそうです。
しかし、あまりにも大量(5億匹?!)すぎて、その数を聞いただけでもう、満腹。ごちそうさん...
投稿者 messiah : 06:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月11日
右利き、左利きはなぜできるかに解明の手がかり
筆者は右利きですが、筆者の周りには左利きの人もいます。
しかし、右利きに比べると数はうんと少ないように思います。
さて、どうして右利き、左利きというのが出来るのだろうか?という、わりと単純なことがこれまで全く分かっていませんでした。
最近、理化学研究所の研究チームは、脳の左右の構造に違いがあるのは、それを構成する神経細胞の形成時期に差があるから、という研究成果を発表しました。
これは、なぜ右利きや左利きがあるのかという人間の脳の左右差を解明する手がかりになると期待されています。
研究チームは、左右で構造が異なり、意欲や気分などの制御にかかわっている「手綱核(たづなかく)」と呼ばれる脳の部位に注目。
大脳周辺(大脳辺縁系)にある手綱核の左右差がどう形作られたか、ゼブラフィッシュという魚の受精卵を使い調べました。(なぜゼブラフィッシュなのかは不明)
その結果、受精後に早くできた神経細胞は、主に左側の手綱核を、遅くできた神経細胞は右側を形作っていることを確認し、神経細胞ができる時期で左右の差が決定することを発見しました。
人間の場合、左脳で言語を、右脳で視覚を制御するなど、脳の働きに左右差があることは知られていますが、仮に今回の研究をそのまま当てはめると、言語をつかさどる左脳が右脳よりも早く形成されるということになります。
太古の昔、まだ今のような文明を築く以前の人間は、他の動物と同様に生存競争にさらされていました。
そして、直立歩行することによって声帯が発達した人間は、地球上で唯一"言葉"という特殊な武器を手に入れました。
左脳が右脳よりも先に神経細胞が出来るのは、その唯一の武器を早く使えるように、自然が仕組んだのかも知れません。
投稿者 messiah : 07:28 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月10日
アップルが抜いた“電化”の宝刀
「われわれはMacをつくり、iPodを作った。これにApple TVが加わり、iPhoneも仲間入りした。この中でコンピュータと呼べるのはMacだけだ」
「そこで本日、社名からComputerをなくすことを発表する。これからはApple Inc.と名乗ってゆく」
米国現地時間1/9の10:59、アップルコンピュータ社CEOのスティーブ・ジョブズ氏はそう語りました。
アップルのホームエレクトロニクス本格参入を意味するこの一言は、「Macworld Conference & Expo 2007」での基調講演で語られました。
情報はまだ少ないのですが、たまたま日程が重なったもう1つの注目イベント、世界最大級の家電見本市「Consumer Electronics Show(CES)」すら、話題をさらわれるのではないかという予感がします。
...そうです。大方の予想通りにアップルが携帯電話機能を持ったiPodを発表しました。というよりも、iPhoneという名称からして、iPod機能付きの携帯電話というべきです。
2メガピクセルカメラ、iPodを搭載して、厚さ11.6mmというのが魅力。(これなら携帯と呼べる。筆者の現在持っている携帯は厚さ28mmもあります)
顔を近づけると自動的にiPodから携帯電話に切り替わるセンサーを備えているらしい。
日本での発売は2008年から。
アメリカでは、通信事業者に5,800万人の契約者を擁するCingular Wirelessを選んだとのこと。
日本ではどうなるか?
いろいろ興味はつきませんが、今日はこの辺で。
投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月09日
「19×19」の九九?を学校で教えるインド
IT立国を目指すインドという国。世界の先端企業に優秀な人材が送り込まれています。
昔聞いた話では、数字の“0”を発明したのはインド人だったとか。(これはよく調べていませんのでご注意)
日本では掛け算の基本となる“九九”を、小学校低学年(もしくは幼稚園)で習いますが、インドでは二桁の九九(九九とは言えませんが)を学習しているというからすごい。
19×19なんてのは基本中の基本で、30×30までそらんじている人もいるそうです。
実は、この掛け算の暗唱方法にはちょっとしたコツがあるそうです。(メソッドと呼ばれている)
例えば、「17×15」(答えは255)の場合は、16の二乗から1を引くだけで済むのです。
暗記した掛け算や、この手の法則を駆使することで、多くの計算が素早く簡略化できるそうです。
まあこれは、やってみないと実感できません。今さらやろうという気が起こらない自分も情けないですけど...
インドの数学について東京理科大学・芳沢教授は、「論証を重視し粘り強く考えさせている。大学入試もほとんど証明問題で、マークシートが主流の日本とは違う」と指摘しています。
また「四則計算の場合、掛け算・割り算を先行させる法則を無視した計算式を多数示し、理解させた上で計算規則の必要性を説いている」と、法則の成り立ちを考えさせる指導法を評価しています。
芳沢教授は、インドの学習指導要領に「わが国が科学技術で重要な国になるつもりなら、この段階の数学教育を重視し、創造的にすべきだ」と言います。
要するに、詰め込み式の記憶ではなく、考えながら脳に刻み込んでいくような記憶が重要。
IT立国を目指すなら、日本もインドに多くのことを学ばなければいけないようです。
投稿者 messiah : 07:47 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月08日
敵対的買収は結果的に業績を下げる
ライブドア事件を契機にして「敵対的買収」という行為が現実問題として存在することを多くの人が認識させられました。
この問題もルーツはアメリカにあるようで、何でもかんでもアメリカからの輸入が多すぎますね。
日本独自の、日本発の、世界標準になるものを作らねば。。。(としみじみ思います)
さて、日本政策投資銀行が国内企業のM&A(合併・買収)の事例を調べたところ、資本関係のない企業を買収するより、子会社・関連会社(グループ企業)を買収した方が業績が向上することが分かりました。
日本では2005年以降、ライブドアや楽天、王子製紙など、敵対的買収を仕掛ける動きが目立っていますが、今回の調査結果は「敵対的買収は買収後の運営が難しく、業績向上につながりにくい」との見方を裏付けています。(普通に考えればそうですよね)
日本政策投資銀行は1980年から2004年までのM&A約500例について、統計手法を使って買収後の業績などを検証しました。
従業員のやる気を反映しやすい労働生産性(売上高に占める人件費などの比率)の買収前との比較をみると、上場しているグループ企業の買収では0.093%、非上場のグループ企業買収では0.057%、それぞれ改善していました。
一方、資本関係がない上場企業の買収では0.043%の改善にとどまり、資本関係がない非上場企業の買収では逆に0.018%悪化していました。
日本政策投資銀行によると「いきなり買収をしかけるのではなく、いったん資本参加して買収相手の強み、弱みを把握しておけば、買収後のリストラなどが円滑にでき、業績を向上させやすい。また、資本関係がない企業が買収に乗り出してくると、買収される企業の従業員は不安を感じ、結果として生産性低下に結びつくマイナス面もあるのだろう」と分析しています。
どう考えてもこういう結果が出ることは明らかです。
敵対的買収で成功するとすれば、「経営権を握っている人物の世間評価が悪く、しかも独裁的な経営を強行していて内外から反発を買っていたトップを首にして企業を買収した」といった場合に限られてくるのではないでしょうか。
投稿者 messiah : 17:08 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月07日
男らしい顔立ちは嫌われる?
学術誌「パーソナル・リレーションシップ」によると、“男らしい顔立ち”は暴力やいかさまを想起させ、他人によい印象を与えないとする研究結果が出ているそうです。
ミシガン大学の社会心理学者ダニエル・クルーガー氏は、男性の顔をデジタル加工してより男らしくしたものと、女性っぽくしたものとを、男女の学生854人にウェブ上で見せて感想を聞きました。(男らしさはあごを鋭角にし、まつげを濃くはっきりとさせ、くちびるを薄くすることで表現した)
すると、男らしい顔立ちは他人を威嚇する傾向があり、女性っぽい方がよき夫となり、子どもと遊ぶにもよさそうだという感想が多かったのです。
クルーガー氏は「人は他人を表面的な印象で判断しがちなものだ」と話しています。
しかし、テキサス大学オースティン校の心理学者デービッド・バス氏は、この研究について「即断はよくない。私は男らしい顔立ちでよい男をたくさん知っている。犯罪の研究もしているが、女性のような顔立ちで犯罪者となるものも多い」と話しています。
もし“男らしい顔立ちが嫌われる”なら、世の男性は多かれ少なかれ、女性から嫌われることになります。(そんなことになったら男女間で戦争が起こる?)
いくら、女性っぽい顔をしていても会ってみると太い声でしぐさは野性的な人はゴマンといっらしゃるように思います。
要するに、現実世界で“生”の人間(男なら女、女なら男)に接してみて、総合的に得られる印象で好きか、嫌いか、普通かが決まるもの。
ウェブ上で見たものは、履歴書に貼る証明写真のようなものです。(あれって現物とはずいぶん違いますよね)
「男が男らしい顔立ちでどこが悪い!」と一人つぶやいております。
投稿者 messiah : 10:02 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月05日
SNS日米戦争の幕開け近し
平成19年(2007年)の年賀状をみなさんから頂いたのですが、意外にも(実は本心は別だが)。。。
「ブログを見ています」
「頑張ってますね」
というコメントが賀状に添えられていて、恐縮している今日この頃です。
自分では「マイペースで淡々と続けるだけ」と割り切ったところがあるのですが、やはり「見ている人がいる」と思うと嬉しいものです。
励みになると同時に「もっと内容の濃いものを...」なぁんて欲が出たりします。
そうすると、かえってコテコテの噛みにくい(松の内が明けたお正月の餅)ものになりそうな気もしますので、ほどほどに行きたいと考えています。
温かいコメントに、この場を借りてお礼申し上げます。(そう言えば、筆者が今年出した年賀状。うっかり相手さんへのコメントを書き忘れておりました。味気ない賀状でスミマセンでした)
さて、ガラリと話が変わりますが、昨年はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の話題で明け暮れました。
日本では昨年、ダントツの会員数を保有するmixi(ミクシィ)が上場して、SNSなるものの存在を広く世間に知らしめました。
普通の産業分野(例えば、製造業とか)であれば、これでmixiもしばらくは、猪(いのしし)のように猛進していくと予想されるところですが。。。
この業界(IT)はなかなかそうはいきません。成長も速い代わりに変化も速いのです。
会員同士が安心してネット上で交流できるサービスSNS。昨年業界を席巻したのはmixiです。
ところがそのmixiに、株価の動向によってはネット大手による争奪戦が繰り広げられる可能性が取りざたされているのです。
「えっ?飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しているんではないの?」と耳を疑いたくなりますね。
mixiは2004年2月に設立され、わずか2年半で660万人もの会員を獲得。昨年9月に東証マザーズに上場し、295万円の初値を付け、時価総額は2,000億円に達したのです。
ところがその後、世界最大のSNSサイト・MySpace(マイスペース)を運営するルパート・マードック氏が率いるニューズ・コーポレーションとソフトバンクが提携し、MySpaceの日本版をスタートさせるなど強力なライバルが登場。
現在、mixiの株価は下落傾向にあり、時価総額も1,500億円強に減少しているのです。
そして、時価総額が大きすぎるというネックが解消されれば、買収を狙う企業が表れてもおかしくないと言うのです。
マードック氏は2005年に総額5億8,000万ドル(約670億円)を投じてMySpaceの運営会社を買収しています。日本にもその触手が伸びてくるかも...
純国産のSNSはmixiを筆頭にいくつかありますが、アメリカから来る巨大な黒船の襲来に対抗できるかどうかが2007年の大きな注目の1つです。
それに、アップルがもうすぐ新しい製品を発表するようですが、こちらも要注目!
忙しい年明けになりそうです。
投稿者 messiah : 11:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月04日
定年“70歳”の時代が目前に
「2007年問題」本番の年に突入したわけですが、さっそく動きがありました。
厚生労働省は平成19年度から、企業に定年を“70歳”まで引き上げるよう促す施策に着手します。
大企業などで定年と言えば“60歳”が相場でしたが、一気に10年も加算されることになります。
今年から、昭和22~24年生まれの“団塊の世代”約680万人が順次60歳に達し、むこう3年間で280万人が一斉に定年退職を迎えます。
この「2007年問題」に対応するため、厚労省は平成18年の改正高年齢者雇用安定法で、企業に65歳までの雇用を義務付けています。
しかし、人口減少社会に突入して、労働力人口がむこう10年間で200万人減る可能性を指摘されるなかで、平成24年には再び“団塊の世代”が65歳になって大量退職を迎えることになるのです。(2012年問題?)
厚労省は、労働力人口確保のために、意欲と能力のある高齢者が70歳まで働ける環境づくりを目指して、企業向けに支援アドバイザーを育成するほか、引き上げを実施する中小企業には奨励金を創設するそうです。
厚生労働省によると、中小企業向けには60歳から70歳に定年を引き上げるか、定年制廃止の場合に企業規模に応じ80万~160万円を奨励金を出してくれるとか。
定年が10年も伸びると、世の中ガラッと変わるかも知れません。
今まで60歳で引退していたのが、その年齢ではまだ働き盛りと言っても過言でない。
まだまだ出世競争が展開されて、結果的に役員さんはお年寄りばかり...
。。。いいことばかりではないような気もします。
投稿者 messiah : 09:57 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月03日
世界の数字をアジアが左右する時代
電子情報技術産業協会によると、携帯電話の加入件数が2008年には2006年と比べて約26%増の32億6000万件に達し、人口比で48%となって、計算上は全世界で2人に1人が加入していることになるそうです。
2006年の累計加入は前年比20.4%増の25億9000万件で人口比39.3%となる見込みです。
その増加率を牽引するのは、経済発展めざましい中国やインドなどアジア圏の国々です。
今後2年間も10%以上の伸びが予測され、特にアジア圏は2008年に約13億8000万件と、2006年比約37%増となり、世界の約4割の加入が集中するといいます。
中国、インドの巨大な人口が、世界経済の数字を簡単に左右する時代は近いようです。
しかし、経済成長と“その中で生きる人々の考え”がうまく調和していけるのか?どこかに不安を感じるのは私だけでしょうか。
投稿者 messiah : 07:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月02日
雪をネットオークションに出したら。。。
デンバーの地元テレビ局によると、コロラド州北部ラブランド在住の女性が「雪」をインターネット競売最大手のイーベイに出品しました。
悪天候が続き、庭に降り積もった雪を何とか処分しようと考えた結果です。
商品説明文には、「米国でも有数のスキー場、デンバーと同じ雪質」と説明されていたそうです。
出品した女性は、送料を節約するために落札者が直接、現地で雪をパッキングするのも可能、としています。
さらに、ショベルでかき出すのはもちろんのこと、ダンプカーの持ち込みも可能とか。
?
そんな都合のいい話に乗る人がいるのかな?と思いきや。。。
日本時間1/2の午後5時30分すぎの時点で、入札数は60を超えており、価格も38ドル(約4500円)に上がっているようです。
同じ雪に悩まされる豪雪地帯の人が聞いたらあきれかえってしまいそう。
投稿者 messiah : 19:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月01日
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
ブログを毎日書いていますが
命の続くかぎり(イヤ、それは無理か)
とにかく書けなくなるまで
書き続けていきます。
<言ってしまった...>
本年もよろしくお願いします。
でたとこ
投稿者 messiah : 11:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月31日
車が売れない時代が忍び寄っている
日本自動車販売協会連合会と三菱総合研究所の調査によると、乗用車の国内保有台数が平成29年の6,018万台をピークに減少する見通しであることを発表しました。
人口減少に加え、運転しなくなる高齢者の増加が大きな原因とのこと。
乗用車の保有台数は、昭和47年に1,000万台を超え、平成元年には3,000万台を突破しました。
平成12年に5,000万台に達して以降も右肩上がりの成長が続き、自動車産業は日本経済の牽引役となってきました。
自販連と三菱総研によると「公共交通機関が発達し、駐車場などの維持費がかさむ都市部から減少が始まる」と分析しています。
複数保有する世帯が多い地方では減少ペースが緩いが「人口減少の激しい地域から順次、保有台数も減少していく」とみています。
自動車メーカーは中国やロシア、インドなど有望市場への取り組みを強化。
平成17年度は海外生産が初めて国内生産を上回り、国内市場の縮小が進行中。
高度成長のシンボルであった自動車業界はゆるやかに激動の時代へ向かっているようです。
投稿者 messiah : 08:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月30日
百メートル走は9秒29まで短縮可能? 数学者が予測
百メートルは9秒29で走れるが、男子マラソンはもう限界。
ティルベルク大(ドイツ)の数学者、ジョン・アインマール教授は、陸上の各種世界記録の限界値の研究成果を発表し、男子百メートルでアサファ・パウエル(ジャマイカ)の持つ9秒77の記録は9秒29まで短縮できるとの見通しを示しました。
1,546人の男子選手と1,024人の女子選手の記録から計算された数字によれば、男子マラソンの世界最高記録はポール・テルガト(ケニア)の持つ2時間4分55秒からわずか49秒しか縮まらないといいます。
これに対し女子はポーラ・ラドクリフ(英国)の2時間15分25秒の記録をあと8分50秒も更新できるといいます。
この教授はこれまで、株価やダムの高さ、保険の損害賠償額など、さまざまな事象の限界値をはじき出してきた人だそうです。
但し、彼の研究を覆す数字が出現する可能性を教授は否定していません。
男子走り幅跳びで23年間世界記録を破られなかったボブ・ビーモン(米国)を引き合いに出し「1968年に8メートル90を跳ぶなんて、誰も予想しなかっただろう?」と話しています。
科学を超える選手が現れて、夢をあたえてくれることを願います。
投稿者 messiah : 13:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月29日
アメリカ産牛丼で業績回復の吉野家
牛丼はそれほど好きな方ではありませんが、最近けっこうよく食べている自分に気がつきました。
地理的な関係で、吉野家か松屋が多いのですが“てっとり早く”という時には便利です。(吉野家はアメリカ産、松屋はオーストラリア産牛肉)
その牛丼の老舗のひとつ、吉野家ディー・アンド・シーが昨日発表した2006年3~11月期の連結売上高は前年同期比8.5%増の986億円と、好調に推移しました。
前年は赤字だった純利益も、11億円の黒字を計上しました。
要因は、9月から11月まで計11日間、牛丼を限定販売したことにあります。(たった11日で?)
さらに12月以降は、毎日、時間にこそ制限はありますが牛丼を販売しています。
他の牛丼屋さんがアメリカ産牛肉の使用に慎重な中、先行販売していち早く、業績の回復を図る作戦のようです。
この試みによって、数字が改善されていくと。。。その先にあるものは?
2007年は、アメリカ産牛肉を使った牛丼が“デファクトスタンダード”になっているような気がしますね。
投稿者 messiah : 09:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月28日
2006年のEビジネス重大ニュース
年末になると、どうしてもこういう話題が多くなります。
「今年の重大ニュース」
インターワイヤード社は、同社の提供するネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」において、Eビジネス研究所と共同で実施した「2006年のEビジネス重大ニュース」のアンケート結果を発表しました。
調査は、全国の男女4,025人に対し、「2006年のEビジネスの重大ニュースを1つだけ挙げるとしたら何か」をインターネットを通じてアンケート調査したもの(11月30日から12月5日にかけて実施)
順位 | 内容 | 得票 |
---|---|---|
1 | ライブドア事件で堀江貴文前社長が逮捕される | 667 |
2 | ミクシィが東証マザーズに上場 | 275 |
3 | SNSが浸透 | 94 |
4 | インターネットトレードが定着 | 86 |
5 | ソフトバンクがボーダフォンを買収し携帯電話事業に参入 | 77 |
6 | Winnyなどを介した情報漏洩が相次ぐ | 66 |
7 | 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度が導入される | 57 |
8 | ブログが定着 | 52 |
9 | 「村上ファンド」の村上世彰氏が逮捕される | 38 |
10 | GoogleがYouTubeを買収 | 34 |
「ブログが定着」(8位)よりも「SNSが浸透」(3位)が上にきています。それだけSNSの普及率が高い1年だったと言えます。
1年後の重大ニュースには「SNSが浸透」から「SNSが定着」に変化しているかも知れません。
また、「村上ファンドの村上世彰氏が逮捕される」(9位)のどこがEビジネスなのかよくわかりません。
村上ファンドが仕掛けた企業は、IT以外が圧倒的に多いのに。
やっぱりライブドアとの関係が表面化し、ライブドア事件が衝撃的だったので、そのつながりからEビジネスの中に入ってきたのでしょう。
今年もいろいろありましたが、来年は明るいニュースが中心であることを祈りたいと思います。
投稿者 messiah : 07:06 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月27日
IQの高い子供は大人になっても太らない?
最近は「差別につながる」という理由かどうか知りませんが、知能指数(IQ)を学校等で測定することはやっていないようです。
筆者の時代(かなり古い)は、小学校でも中学校でもIQの測定をやっていました。
さて、そのIQが高い子供ですが、菜食主義者になる等、大人になると健康的な食生活をする傾向が強いという調査結果が出ています。
結果的に肥満やそれに伴う心臓疾患のリスクも低いそうなのです。
これは英サウサンプトン大学の調査で、10歳の時にIQテストを受けた8,200人の30歳の男女について、現在の食生活を調べたところからきたものです。
その結果、4.5%いた菜食主義者の多くが子供のころ、高いIQを示していました。
菜食主義者には肉類をまったく食べない人と、魚やチキンを時々食べる人が含まれていますが、この2つのグループでは、子どものころのIQに目立った差はなかったそうです。
研究者によると「菜食主義は、心臓疾患のリスクを低くするから、IQの高い子供は将来、健康的な大人になるといってよい」と言っています。
しかし、これに異論を唱える学者もいて、テキサス大学の臨床栄養学者は「両親も菜食主義者だったのかどうかなど、家庭環境が考慮されておらず、IQがどこまで関係しているのかあいまい」と指摘しています。
筆者も、IQだけで結論にもっていくのは少し強引かなと思いますが。
投稿者 messiah : 20:12 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月26日
犯罪捜査は“テレビのチカラ”から“ネットのチカラ”へ
筆者は以前に「奇跡の扉 TVのチカラ」というテレビ朝日の生放送番組をときどき見ていました。
この番組は、日本全国で発生した事件の被害者の家族や、失踪等で行方不明となっている人物の家族が、探して欲しい人を生放送でテレビの力を借りて呼びかけ捜索していく番組です。
事件解決や行方不明者発見の情報の鍵を握っているのはテレビを見ている視聴者の目撃情報であるというのがポイントです。
オンライン百科事典・ウィキペディアによると、番組ではこれまで(2005年3月6日現在)119件の事件・事故やその他の依頼を取り上げ、そのうちのおよそ3分の1にあたる43件を解決に導いたそうです。
そりゃあ、すごいわ。
と思っていたら今度はいつのまにか「ネットの力」が登場しました。
今年11月、カナダ・オンタリオ州ハミルトンの警察当局は、駐車場で男性を刺殺した男の映像をYouTube(ユーチューブ)に投稿しました。
映像には事件直前に駐車場の監視カメラに映った犯人の姿が鮮明にとらえられていました。
この映像にメディアが注目。閲覧回数が30,000回を超え、容疑者の男は逃走をあきらめ出頭してきたそうです。
YouTubeの閲覧数は1日あたり1億回に達しています。
毎日、1億人の目にさらされて、犯罪者も耐えられなかったようです。
大きなコストをかけて番組を制作しなければならないテレビと違って、こっちの方は映像を投稿するだけという手軽さ。
それでいて成果は即効的。とくれば言うことなし。
ネットのチカラ...計り知れません。
投稿者 messiah : 08:27 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月25日
ハムストリングにストレッチはよくない?
運動する前や運動した後に、筋肉を伸ばす“ストレッチ”をすれば、筋肉がほぐれていいと聞いていました。
ところが、筋肉の部位によっては、このストレッチ運動は逆効果をもたらすようなのです。
太ももの裏側にハムストリングと呼ばれる筋肉があります。
ハムストリング(hamstring)は「・・・の活動力を奪う」という意味があるのです。
これは、家畜などを飼育する都合にその部分の筋肉を切り、動物の身動きを制限したことに由来します。
米プロフットボールNFLでは、アリゾナ・カージナルスのラリー・フィッツジェラルド選手が、ハムストリングの損傷で3試合欠場しました。
ワシントン・レッドスキンズのトロイ・ビンセント選手もその1人で、「痛みは突然やってきた」と言います。
今のところ原因不明。
しかも、回復には数週間から数ヶ月を要し、痛みを感じないからと復帰してまた痛めることが多いようです。
ピッツバーグ大学医療センターの専門家によると、ハムストリングの損傷は、試合の序盤と終盤に起こりやすく、筋肉のはりなどの予兆があり、他の筋肉の方が発達している選手がなりやすいなどの特徴があるそうです。
インディアナ大学スポーツ医療センターによると「ストレッチ信仰を捨てるためのデータ、証拠はいくらでもある。とくに(ハードルを飛ぶような格好で足を伸ばす)ハードラーズ・ストレッチはハムストリングに負担をかけるだけ」と断言しています。
筋肉は“伸ばせばいい”というものではない。
肝心なのは、運動前のウォームアップのようです。
投稿者 messiah : 07:13 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月24日
サンタクロースと“物心”の関係
アメリカの民間調査会社がアメリカ国民を対象にサンタクロースに関する意識調査を行いました。
調査は成人1,000人を対象に電話で実施。
「あなたは何歳までサンタクロースの存在を信じていましたか?」というものです。
調査によると、子供の頃サンタが存在すると信じていた人は約86%いました。
そして、サンタが存在しないと考えるようになるのは平均8歳であることが分かったそうです。
尚、11歳以上で信じていた人も約15%いました。
なーるほどねえ。
「物心がつく」という言葉がありますが、サンタの存在を否定する現実的な視点を持つ8歳くらいのことを言うんではないでしょうか。
ちなみに、筆者が「物心がついた」のは...ウーン昔過ぎて憶えていません。
投稿者 messiah : 12:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月22日
任天堂に見そめられた「Line Rider」
10/28付エントリーで紹介したLine Rider(ライン・ライダー)という遊び。
マウスで引いた線がそのままコースになって、その線の上をキャラクターが手製のそりで走るというゲームです。
その時、密かにブームになっていると書いていたのですが、本格的にブームを招きそうな気配が今あります。
というのも、ついに任天堂のWii(ウィー)とニンテンドーDSのゲームとなって発売されるそうなのです。
このLine Rider、2006年9月23日の初公開以来、閲覧された回数は1,500万回以上、YouTubeで公開された動画は1万1,000本にもなるそうです。
単純な操作でいきいきとした動きを作れるところがいい!
ヒットの予感がプンプンと。。。
投稿者 messiah : 12:44 | コメント (2) | トラックバック
2006年12月21日
「セカンドライフ」という次なる世界
新しいものが生まれ、次々と新陳代謝を繰り広げるITの世界に、また新しいサービスが登場しました。
大流行し、社会現象になり、今や堂々たる市民権を得たブログ、SNS。
それに続けとばかりに新しいインターネットサービスが誕生し、多くのものは線香花火のように消えていきます。
そんな陽炎(かげろう)のように移ろいやすいネット界で、「Second Life(セカンドライフ)」という不思議なモノが最近話題になっています。(Google検索で4億件出てきます)
同ウェブサイトの説明によると、「Second Life」は住民が想像し、構築、所有する3Dデジタルワールドだということです。(うーん、何のことか?)
簡単に言いますと(といっても難しいのですが)、「Second Life」 は何万という住民が住む小規模な都市を舞台に日々新しいメンバーが参加して仮想世界を構築していく一種のオンラインゲームなのです。
その世界では独自の通貨があり、それを使って現実世界のような体験ができるというわけです。
SNS(ソーシャル・ネットワーキングサービス)とロールプレーイングゲームとアバター(分身)を足して、3で割ったような世界かも知れません。(参加してみないと分かりませんが)
その「Second Life」ですが、ここ数ヶ月はメディアの関心を集めたことと、企業の進出が相次いだこともあり、わずか8週間で新たに100万人のユーザーを獲得し、登録ユーザー数は200万人に達したそうです。
企業が、この仮想世界に進出して、支店を開設?
考えられない話ではありません。
この不思議なヤツ。これからどうなっていくのでしょう?
投稿者 messiah : 12:26 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月20日
これからは“ゆとり”ある休日生活ができます?
来年のことを言うと「鬼が笑う」そうですが、再来年(さらいねん)のことを言うと鬼はどうするんでしょうか?
2007年1月1日から祝日法が改正されます。
2007年から、4月29日が「昭和の日」(旧みどりの日)に、普通の日だった5月4日が「みどりの日」に変わります。
祝日法の第三条第二項に、「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする、という規定が設けられます。
分かりやすく言うと、これまで月曜日限定だった振替休日が、火曜日、水曜日にも繰り越されるようになったということです。
例えば、2007年は5月4日「みどりの日」が日曜日。
翌5日は祝日なので、繰り越して6日(火曜日)が休日になります。
2008年は5月3日「憲法記念日」が日曜日。
4日も5日も祝日なので、振替休日が6日(水曜日)まで繰り越しになるという計算です。
さらに2009年は、なんと!秋に5連休ができます。
9月21日の「敬老の日」と23日の「秋分の日」にはさまれた22日が休日となり、そこに土日が絡むからです。
秋の五連休はうれしいですね。
“ゆとり”教育は失敗しましたが、“ゆとり”ある休日生活は誰もが望んでいることでしょう。
レジャー産業にも追い風になるかも知れません。
投稿者 messiah : 07:17 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月19日
“北極”という名のあたたかい町
名前はサンタクロース。住所は北極。
北極は、英語で「The North Pole」といいますが、同名の町がアラスカ州の内陸部、フェアバンクス近郊にあります。
ノースポールは人口わずか1,600人の小さな町。
しかしここは、世界中の子供から「サンタが住んでいる町」として認知されているのです。
クリスマスが近づくと、この町は突然活気づきます。
世界中の子供たちからサンタ宛に手紙が届くからです。
サンタへの手紙は毎年11月下旬ごろから増え始め、ピーク時には1日約6,000通も殺到します。
昨年は、世界26ヶ国から合計120,000通が送られ、さらに差出人不明の手紙も数千通に上ったといいます。
大半は「北極のサンタ様」に宛てた手紙ですが、中には「サンタ様」とだけ書かれていたり、切手が貼られていなかったりするケースもあります。
しかし、フェアバンクスの中央郵便局は、こうした手紙も「特例として」同町まで配達しているそうです。(エライ!)
町では数十人のボランティアが手紙を開封し、差出人が明記されていたら事前に印刷しておいた返事を発送します。封筒には、サンタの顔をデザインしたノースポールの消印が押されます。
ボランティアの1人は「サンタは神秘的な存在にしておきたいから、(サンタの助手とされる妖精)エルフからの返事ということにしている」と説明しています。
このボランティアの方によると、過去10年間に「ありとあらゆる願い事を読んだ」といいます。
最新のおもちゃを欲しがる子もいれば、奇跡を望む子もいます。
イラクで戦死した父親を「クリスマスだけ帰して」と願う手紙もあったそうです。
3年前には、匿名の差出人から切手のない封筒で、1000ドルの郵便為替と「サンタなら有効に使ってくれるでしょう」とのメッセージが届いたそうです。
このお金は、返信用の切手代として活用したそうです。
但し、子供たちへの返事では「何も約束しない」のが鉄則だそうです。
それってワカルなあ~。
投稿者 messiah : 08:56 | コメント (3) | トラックバック
2006年12月18日
おせち料理を作る 残ってほしい伝統
お正月にホテルのレストランなどで行われる「おせちビュッフェ」が人気を集めています。
赤坂プリンスホテル(東京都千代田区)では、ピザやパスタと一緒に食べられる洋風おせちが登場。
トマトやホウレンソウをスパニッシュオムレツで巻いた洋風だて巻き、甘く煮ずにマヨネーズソースであえたサラダ仕立ての黒豆…など、目玉は定番おせちを洋食のシェフが独自にアレンジした料理です。
新浦安オリエンタルホテル(千葉県浦安市)の「おせちバイキング」は、元日午前7時に開店。
お雑煮や伝統的なおせち料理をはじめ、天ぷら、すしなど約80種類の和風のごちそうが並ぶそうです。
サンルートプラザ東京のおせち&和食ランチバイキングも、家でのんびり過ごしている地元の若いファミリーが、ちょっとしたお出かけで利用することが多いとのこと。
第一ホテル両国(東京都墨田区)は、地元に住むおじいちゃん、おばあちゃんが帰省した子や孫と一緒に訪れる姿が目立ち、10人前後の予約も少なくないといいます。
孫にお年玉を手渡す光景も見られ、お正月の家族の団欒の場として定着しつつあるそうです。
おせちは「作る」から「買う」、さらに「食べに行く」時代になる?
しかし、自称・時代遅れ人間の私は「作るという伝統が残ってほしい派」です。
おせちを作る母親の後姿を見て、家族の絆を子供に体感して育ってほしいと思うんですが、これってやっぱり“時代遅れ”でしょうか。
投稿者 messiah : 07:09 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月17日
インフルエンザ予防注射と合格祈願
近所のお医者さんで、インフルエンザの予防注射を打ってもらいました。
問診表を書いて体温を計測して...と、注射1本にも手続きがアレコレと多い世の中になりました。
医師が手にした注射器が小さい。小さいのは痛いという幼児体験がありますのでドキッとしました。
「少しチクッとします」と医師。
注射針は私の細腕に。。。ブスリと。
イタッ..........くない?(おかしい)
ほとんど痛みがないのです。
最近の注射器の針は細くなっていて、皮膚上の痛点よりも細いものまであるようです。
糖尿病の治療のためにインシュリンを毎日、注射で投与している人などには大変ありがたい技術です。
4/15付エントリーで紹介した、痛くない注射針で世界シェア100%の「岡野工業」(東京都墨田区)という会社などが頑張ってくれているお陰です。
ところで、注射を打ってもらった後に閃きました。(チカッと)
合格祈願の縁起かつぎ商品(主に菓子)が出回る季節ですが、「合格祈願注射」というのはどうでしょう。
注射を打つのは自分のためだけではありません。受験を控えたお子さんを持った親御さんならわかると思います。
受験生の子供にインフルエンザを移したら大変。だから、家族がみんなで協力して予防注射を打つケースが多いと思います。
それならば、注射を打つ+合格祈願をセットにして販売するという手があります。
注射を打ちにきた受験生の家族の方に、合格祈願の絵馬を差し上げ、注射後の腕に貼るシールに合格祈願シールを貼ってあげると喜ばれること請け合いです。(家族全員で受験生のために合格祈願するなんてうるわしい話ではありませんか)
全国の医師の皆様、アイデア料はいりませんで試してみたらどうです?
「気の利くお医者さん」ということで近所の評判になるし、あわよくばマスコミが取材にくるかも?
但し、売名の為にやってはいけません。あくまでも世のため人のため...をお忘れなく。
投稿者 messiah : 12:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月16日
書く=キーボードで入力する
「漢検DS」というゲームソフトがヒットしたゲームソフト会社・ロケットカンパニーがインターネットを通じて35~40歳の男女400人を対象に漢字に関する意識調査を行った結果、大人世代の85%が漢字力の低下を実感していることが分かりました。
漢字力低下の理由として、87.4%の人が「頻繁にパソコンを使用するため」と指摘し、加齢による記憶力の低下(41.9%)を大きく上回りました。
漢字力の低下は、手紙など手書きで漢字を書くときに実感する人が多く(94.7%)、4人に1人が子供に聞かれた漢字が読めなかった経験があったと回答しています。
筆者は漢字を読む方はまだ大丈夫ですが、紙に書く方は著しく弱くなりました。
字がミミズのように這ってしまいます。
現代人は、“書く”=“キーボードで入力する”、として使っています。
例えば、見積書を書く、提案書を書く、挨拶状を書く、招待状を書く、×××を書く・・・という時の“書く”は全て、パソコンのキーボードで入力することをさしています。
本来の“書く”は、筆記用具で紙の上に書くということをうっかり忘れてしまいそうです。
投稿者 messiah : 18:05 | コメント (2) | トラックバック
2006年12月15日
東大生の3割がニートやフリーターになる?
「よく勉強する半面、将来の進路などに思い悩み、不安や無気力に苦しむ学生が増えている」
東京大学が12/13公表した学生生活実態調査で、こんな東大生の姿が浮かび上がりました。
調査は昨秋、約3,500人の学生を対象に実施(回収率39%)しました。
83%の学生が進路や生き方に悩んでおり、自分がニートやフリーターになる恐れがあると感じている学生も28%に上ったそうです。
一方、睡眠時間は平成9年に比べ約30分減り、毎日の勉強時間は約1時間増加。
大学は、「東大生はよく勉強するのは歓迎すべきことだが、まじめすぎて悩みを深めているようだ」と心配しています。
投稿者 messiah : 13:02 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月14日
今日はヒマだなあ、と思ったら「アロマ企画」
掲示板やブログのコメントなどで、都合の悪い議論を中断させて、無理矢理その場から立ち去らせる嫌がらせの方法として、同じ言葉を繰り返す文字列を投稿する「荒らし」の手法があります。
しかし、この手の“いたずら”も、最近はあまり見かけなくなったようです。
そんな中で、繰り返し並べると歪んで見えたり、ちょっと変な錯覚に陥ったりする文字列をまとめているサイトがあります。(アロマ企画)
例えば、「アロマ企画」という文字列を繰り返し並べてみると、こんな感じです。
アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画
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この「まとめサイト」-とんでもないほどヒマな時に、ヒマをつぶし倒すにはいいかも。
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これも好きです。ちょっとシンメトリーで...
投稿者 messiah : 08:33 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月13日
身長が3センチ以上縮んだ人は要注意?
20年間で身長が3センチ以上縮んだ高齢者は、それ未満だった人に比べ、心臓病などで死亡する恐れが高いことが英国ロンドン大学などの研究でわかりました。
身長の縮みと死亡率との具体的な因果関係は明らかにされていませんが、研究チームは「身長の低下は骨密度に関係する。生活習慣などで骨が弱くなり、それが病気につながった可能性はある」としていて、近く米国内の科学会誌に発表するようです。
研究チームが調査対象としたのは、1978~1980年に、身長や生活習慣、疾病の有無などをチェックした40~59歳の男性4,213人。年齢が60~79歳になった20年後にも同様の項目を調べた上で、その健康状態をさらに2005年まで追跡しました。
そして、2004年までに確認された死者計760人について、「3センチ以上」「1センチ以下」といった具合に身長の縮み具合でグループ分けして、それぞれの死亡率を分析したところ、3センチ以上縮んだ人は、1センチ以下だった人に比べ、がん以外の心疾患、呼吸器疾患などで亡くなる割合が64%も高かったといいます。
一般に加齢とともに身長は縮むとされていますが、20年間にわたる今回の調査でも、平均1.67センチ縮んだことが確認されました。
それにしても。。。20年後に結果を出す研究とは...遠大ですなあ。
投稿者 messiah : 07:06 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月12日
西暦2007年 トヨタが世界の頂点に立つ
トヨタ自動車は、2007年の世界販売台数計画(グループ全体)を、2006年の見通しから約50万台増やし、940万台程度で予算を組んでいることが分かりました。
海外販売は依然として好調を維持しており、世界最大手の米ゼネラル・モーターズ社を抜く見通しです。
ゼネラル・モーターズ社は、2005年の世界販売が917万台でしたが、ガソリン高などで大型車が不振だったため、2006年、2007年ともに2005年を大きく上回るのは難しい情勢となっています。
トヨタは既に、2008年の世界販売台数が980万台になると発表しています。
2007年は、トヨタ自動車単独では約860万台の販売を予定。
海外が約440万台、国内が約420万台で、同社としては初めて海外が国内を上回る見通しです。
国内でも世界でも群を抜く独り勝ち企業。
しかも、期待と勢いで価値を高めている企業とちがって、社会基盤を形成する実業の世界での成功。
これは、「すごい!」としか言いようがないです。
投稿者 messiah : 07:27 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月11日
またこの話題。 受験シーズンの縁起かつぎ商品
年の瀬です。
そして、年が明けるとやってくるのが受験シーズン。
この話題は毎年やっていて、今年で3回目になりますが、またまたまた書きます。
早くもお菓子メーカーが合格にあやかった「験(げん)かつぎ商品」の売り込みに動きだしたようです。
定番は「キットカット=きっと勝つ」「カール=受験にうカール」などですが、来年は遠方にいる受験生に贈って喜ばれる地域限定商品や英会話学校とのコラボ商品などが登場。
江崎グリコは「駅前留学」で知られるNOVAとの共同企画商品を25日に発売します。
栗山米菓(新潟市)は、人気せんべいの合格祈願向け商品「開運ばかうけ稲荷(いなり)」「開運星たべよ」を来年1月までの期間限定で販売しています。
紙製の絵馬を付け、願い事を書いて送ると、同社の敷地内にある「ばかうけ稲荷」に奉納するのが売りになっています。昨年は1,800の絵馬が送られてきたといいます。
江崎グリコは、スナック菓子の「ポッキー」を「逆読みでキッポー(吉報)」と引っかけ、昨年、受験生応援商品を投入しましたが、今回は英語に役立つコンテンツを付け、同時に英語のリスニング問題に挑戦できるウェブサイトを開設し、実践的な応援に力を入れるそうです。
ハウス食品は、ポテトチップ「オー・ザック」に絵馬や合格印をデザインした「受カルビ焼肉」を加えました。
フルタ製菓(大阪市)は、チョコスナック「セコイヤチョコ」を文字って「成功イヤー!」のサブタイトルを付けたさくら風味商品を18日に発売します。
亀田製菓(新潟市)は、せんべい「合格するぞ!ハッピーターン」を1月上旬に全国発売します。
明治製菓は、スナック「カール」や「ハイレモン」、東ハトの「キャラメルコーン」など、ここ毎年人気の受験生応援商品を発売する予定です。
いろいろありますねぇ。
ところが意外なことに、縁起をかついで受験と関係ないのに買い求める人が多いとか。
「正月明けから2月のバレンタインデーまでの端境期をうめる商品となっているようです。
投稿者 messiah : 12:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月10日
バチカン vs コンゴ IPアドレスのデジタル格差
ネットワークにつながった機器(パソコンなど)はユニークな(唯一の)アドレスを持っています。
住所や番地のようなものですが、これを「IPアドレス」と呼んでいます。
同じ住所が複数あったら、郵便配達人がどっちの郵便受けに入れたらいいのか迷います。
というわけで、IPアドレスは世界中に広がったネットワーク機器に対して、重複しないように割り振られています。
さて、そのIPアドレスですが、現在、4,294,967,296(約42億)あるそうです。(もちろん時々刻々増えているのでこの数字は過去のものです)
国民一人当たりに換算した時、IPアドレスの数が最も多いのはバチカン市国で、一人当たり10.5個。
最も少ないのがコンゴ民主共和国で、1つのIPアドレスについて58,140人。
IPアドレスも格差が大きいですね。
投稿者 messiah : 13:05 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月09日
歓迎すべき増税もある
製薬会社ノバルティス ファーマの調査では、今年禁煙に挑戦した人のうち、7月の「たばこ増税」をきっかけに決心した人が6割にのぼったことが分かりました。
そういえば、筆者も7年前に禁煙しましたが、マイルドセブンが230円から250円に上がった時のことでした。(禁煙を決意したのは他にも理由があるんですが)
さて、調査の話に戻りますが、対象は20~50代の喫煙者7,091人。
そのうち1,209人が「2006年に禁煙に挑戦した」と回答しました。
禁煙に挑戦した人に「たばこ増税」の影響を尋ねたところ、「禁煙のきっかけとなった」が28%、「どちらかというと禁煙のきっかけとなった」が32%で、計60%が「値上がり」による影響を認めています。
経済的な理由で止められるのなら...ニコチン依存も比較的軽いのかも知れません。
増税によって、「健康を害する人」が減り、「迷惑を被る人」が減っていくのなら、こんな増税は歓迎すべきかも知れません。
愛煙家の方は、納得できないでしょうが...
投稿者 messiah : 10:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月08日
「ヒルズ族」なる幻影が引越していくヒルズ
2003年4月に開業。初年度の来場者が約4,400万人に達して、一大観光名所になると同時に、勝ち組IT企業の拠点としても注目されてきた六本木ヒルズ(東京都港区)に波乱が起きています。
ライブドア・村上ファンド事件以後、“引っ越し騒動”で揺れているのです。
今年1月に38階のライブドアが、6月には20階の村上ファンドが、相次いで証券取引法違反事件で東京地検の家宅捜索を受け、ブランドイメージに傷がつきました。
ネット業界では、「本業を軽視する企業の拠点というイメージが強い。会議にも使いたくない」(ネットベンチャー社長)との声まで出ているそうです。
そんな状況を受けてか、どうかはわかりませんが。。。
楽天は、来年7月に「品川シーサイドフォレスト」(品川区)に新たな事業拠点を設け、移転作業を始めることを明らかにしました。
また、ヤフーも来春に同じ港区に開業する「東京ミッドタウン」に本社機能を移転することを決めています。
楽天は「事業拡大にともなう増床」、ヤフーは「人員増に対応するための措置」と説明しています。
ただ、ヒルズから徒歩で10分程度の「東京ミッドタウン」には、ネット動画配信のUSENも本社を移転させる計画を進めており、ヒルズに代わる新たなIT拠点に躍り出る勢いです。
ブランドイメージはネット企業の生命線とも言えます。
「ヒルズ族」なるものが幻影と化した後に残るのは何か?
少し前なら、「将来は自分もヒルズに入れるような企業を立ち上げるぞ!」と意気込んでいたベンチャーも多かったはず。今は、その目標もシフトしなければならない。
あまりにも移り変わりのサイクルが短いこの時代に何を目標にすればいいのか?
悩みますね...
投稿者 messiah : 08:43 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月07日
本当に出るのか? “幻”のアップル携帯電話
アップルコンピュータ社が来年1月に待望のiPhoneの製造を開始し、「iTV」「iPod」の強化と共に発表するのは「ほぼ確実」だと、ウォール街のアナリストは伝えています。
そして、これら3つの新製品は1月9日に開催される「Macworld Expo」でデビューするだろうと自信をもって予測しています。
ついに。。。出るか!アップルの携帯電話...
これまでアップル社はiPhoneの憶測について何もコメントしていませんが、CEOのスティーブ・ジョブズ氏は9月12日にサンフランシスコでiTVについて話しています。
アナリストは、アップル社がiPod人気とデスクトップ・ノートPCにおけるMacの復活を足場にして勢力を伸ばす手段として、ますますホームエンターテインメントにシフトしてくるだろうと述べています。
アナリストの報告書の中では、約11種類のアップル製品について、それぞれの製品にリリースが「ほぼ確実」「可能性が高い」「拡大解釈」のラベルを付けています。
そして、これまで憶測ばかりが先行し“幻(まぼろし)”の製品になるかと思われたiPhoneについては、「ほぼ確実」のカテゴリーに分類されています。
報告書によると、アップル社は2~6カ月以内に約1,200万台のiPhoneを製造し、これらはMacworld Expoでデビューする可能性が高いと述べています。
また、「可能性が高い」カテゴリーでは「ストレート型フォームファクター」のiPhone、タッチスクリーンとワイヤレス機能搭載のiPod、キーボード搭載の2機種目のスマートフォン、iPhone向けの4Gあるいは8Gバイトのストレージ付きiSight、iPhoneへの複数のキャリアのサービス提供を挙げています。
さあ、来年が楽しみです。
投稿者 messiah : 09:12 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月06日
繁栄の隠れた部分に、地味な努力あり
他の追随を許さない。独り勝ちを続けるIT企業と言えば、グーグル。
何をやっても話題になり商売になっていく。
好循環が続いています。
しかし、外から見ると「順風満帆」ですが、何もかも“順調”というのは間違いのようです。
グーグル社は11月末に、有料Q&Aサービス「Google Answers」を終了すると発表しました。
Google Answersは、2.5ドルで質問をする権利が得られ、延べ800人以上という選ばれた専門家が回答者となる仕組みで、4年以上にわたりサービスが提供されていました。
日本でも、「OKWave」や「はてな」などが同じようなサービスを展開していますが、こっちの規模ははるか大きい。
このプロジェクトは創業者のラリー・ペイジ氏の発案で、小さなプロジェクトとしてスタートしました。
掲載された質問から、グーグル社が自社のビルで火事が発生していることを知ったというエピソードもあります。
グーグル社は、「ユーザーに提供する製品を開発するうえで、多くの材料を提供してくれる素晴らしい実験となった。検索体験を改善し、人々を結びつけて求める情報にたどりつけるようにする新しい方法を、引き続き探求していくつもりだ」と述べています。
しかし、それはどうも表向きのような気がします。
人力検索で有名な「はてな」のように、機械ではなく、人がアンサーするという仕組みは、現在の「情報整理の自動化」をとことん追及するグーグル社のコンセプトと融合しにくかったのではないか、と思います。
いづれにしても、グーグル社も成功ばかりでない。
将来的にも、絶対に大丈夫というわけではないから、(また、それを認識しているから)常に試行錯誤をしているのです。
繁栄の隠れた部分に、地味な努力あり(秀才たちの集まりといえども、やはり人間ですからね...)
投稿者 messiah : 08:11 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月05日
mixiは団塊世代バージョンを開発したら?
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も一般に定着してきました。
国内で独り勝ちしたのがmixi。上場して向かうところ敵なしか!
...と思いきや、本家アメリカから巨大なハリケーンのようなSNSが上陸してきました。
その“現代版の黒船”MySpace(マイスペース)ですが、どうやらmixiもウカウカできないようです。
「Myspaceに慣れたらmixiがつまらなく思えてきました」
という体験談がネットニュースにありました。それはこう言うことです。
当初は、全部英語なのを敬遠してMyspaceは殆どタッチせずに、専らmixiに入り浸っていた方がいました。
ところが、日本語版が出たの機会に、MySpaceにも乗り出し、自分のページをいろいろいじくり回し、写真や音楽を貼って、フレンド登録も積極的に送ってみたところ「これは、面白い!」となったそうです。
規模が世界レベルなのでいろいろな国のユーザーからメッセージが届くのです。
アメリカ、イギリスなどの英語圏の国はもとより、イスラエルからもメッセージが来て本当にビックリしたそうです。
Myspaceは元々、音楽が好きな人のためのSNSなので、メジャーなアーティストのページもあるのが特徴。
そして、一般ユーザーと同じようにフレンド登録できるのが魅力なのです。
コミュニティもMyspaceは多種多様。
何から何まで自分の好きなようにカスタマイズでき、さらに自分の好きなアーティストの楽曲も使用できるのが楽しくて仕方がなくなってきたそうです。
「難しくてもカスタマイズできる」MySpaceと、「みんなと同じページ構成に安心する」mixiの差、日本ではどちらに軍配が?
ただ、コミュニティの規模は面白さの大小とも関連するように思います。
国産はえぬきのSNS・mixiは、日本独自の顧客層(例えば、団塊世代)にターゲットした別バージョンmixiを開発したらどうかな?と思ったり...
投稿者 messiah : 13:10 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月03日
睡眠が「7時間以上8時間未満」が最も・・・
「眠ろうと思って酒を飲むことは、かえって不眠を誘発する」
日本大医学部社会医学講座の兼板講師はこんな研究結果を発表しました。
20歳以上の男女約25,000人分の睡眠やストレスに関するデータを解析した結果によると、1週間に1回以上寝酒をする習慣がある人は男性48%、女性18%。
寝酒をする人の割合が最も高いのは男性は55-59歳、女性は40-44歳でした。
「寝付けない」「夜間に目が覚める」「早朝に目が覚める」といった不眠の症状と、寝酒との関係を多変量解析と呼ばれる方法で調べたところ、「夜間に目が覚める」と寝酒との間に有意な関連があることが分かったのです。
さらに、うつ状態と睡眠時間との関連についても調査。
睡眠が「7時間以上8時間未満」が最もうつ状態の人の割合が低く、7時間より短くなればなるほど、8時間より長くなればなるほど、うつ状態の人の割合が高かったということです。
ということは・・・
現在、睡眠過少の筆者はうつの危険性あり?
投稿者 messiah : 20:16 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月02日
YouTubeでブレイクしたミュージシャン
アメリカのポップ・ロック・バンドOK Go(オーケー・ゴー)をはじめて知ったのは2週間ほど前でした。
ある人に紹介されて「OK Go」でインターネット検索すると...なんと!ヤマほど出てきました。(現在は2億5,900万件)
その中から、4人組がルームランナーを使って音楽に合わせて踊るビデオを見た時は。。。
笑いました!(OK Go - videoで見れます)
彼らが大ブレイクしたのは、ホームビデオで撮影した素人風プロモーションビデオが、動画共有サイトYouTube(ユーチューブ)に投稿されてからです。
ルームランナーを使ったビデオは当初、誰もが普通の投稿ビデオだと思って面白がっていたのです。
OK Goはシカゴ出身ですが、2001年のデビューアルバム「OK Go」はさっぱり売れなかった。
昨年、2枚目の「Oh No」を発売。そのプロモーションツアーで、何とか人々の目を引こうと、ステージでコミカルなダンスを披露することを計画したのです。
ボーカルのダミアン・クーラッシュの姉(ダンサー)が収録曲の1つ「ア・ミリオン・ウェイズ」に振りを付け、メンバー4人が猛練習しました。
その出来栄えを見るためにビデオ撮影したところ、(契約先の)キャピトル・レコーズが気に入り、DVD化されることになったのです。
さらに、ライブ会場で「レコード会社には内緒だよ」と偽ってそのDVDを配ると、翌日にはあちこちのソーシャル・ネットワーキング・サービスのサイトに公開されます。
ルームランナーを使った奇妙なダンスは、第2弾「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」から振り付けたもので、これがYouTubeで大ブレイク。
ピーク時には3週間で400万ヒットを集め、これに伴い「Oh No」の売れ行きも絶好調になりました。
但し、このOK Goの成功を見て、同じことをマネしてもダメです。
こういった奇策は、最初のパイオニアに1回だけ与えられたチャンスなのです。
投稿者 messiah : 11:12 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月30日
サンタクロース急募! ドイツの派遣会社の悩み
独ベルリンのHeinzelmaennchen社は、毎年12月24日にサンタクロースを5,000軒の家庭に派遣しています。(サンタクロース派遣会社というビジネスです)
あなたは、サンタが架空の人物であることをいつ頃知りましたか?
同社によると、2歳から7歳までの子どもたちは「サンタが実在する」と信じているのです。
同社が雇用するサンタの大多数は学生で、ドアの外で親たちから提供されたプレゼントが詰まった袋を子どもに渡すという簡単な仕事です。(1回当たり28ユーロ、およそ4,265円の報酬)
仕事は午後3時頃に始まり、午後9時頃までには終了します。
300人ほどのサンタたちが訪問するのは、平均10~12軒ですが、20軒まで行くやり手もいるそうです。
但し、サンタは45ユーロ(およそ6,855円)で衣装を購入し、収益の15%を派遣会社に渡さなければならないのです。(ビジネスの舞台裏は、夢もメルヘンもあったものじゃない)
素早い人なら、かなりの額を稼ぐことができるようで、ここでも競争が繰り広げられています。
サンタは20歳の学生から、28年目という「本物のあごひげ」を持った72歳の元大学教授まで様々なのですが、今年は300人の定員に対してまだ100人ほどしか集まっていないのです。
サンタクロース急募!
子供たちのために、(それが例えビジネスであったとしても)夢をあたえ続けてほしいものです。
がんばれ!サンタクロース派遣会社。
投稿者 messiah : 08:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月29日
我慢することを経験していない親たち
サントリー次世代研究所(大阪市)が現代の子供と親の意識や動向を把握しようと、首都圏の小学4年生から中学3年生までの子供がいる615家庭を対象に、小遣いやお金の使い道、ファッションやおしゃれへの関心、メディアやコミュニケーションについて、親子それぞれにアンケートを行いました。
この中で現代の世相を反映した調査結果がありました。
高額なものが欲しいときには、「両親に頼んで買ってもらう」が54.1%で、次いで「小遣いをためたり、貯金を下ろす」が46.1%、「あきらめて買わない」が41.7%、「祖父母らに頼んで買ってもらう」が26.9%という順でした。
一方、それに対して母親の回答は、「必要であれば買う」が19%、「誕生日やクリスマスなどのプレゼントとして買う」が56.9%で、買い与える親が8割近く占めました。
「とりあわない」(0.7%)、「買わない理由を話しあきらめさせる」(4.9%)など、断固買わないという家庭は少数でした。
化粧については、小学女子の30.5%、中学女子の39.8%が「した、しようとしたことがある」と答えています。
髪染めもそれぞれ12.8%、16.3%という結果。
子供が化粧や髪染めをしようとしたとき、親の対処として目立ったのは、「学校が休みのときだけならいい」という回答。
化粧では34.8%、髪染めでは21.7%を占めていました。
「絶対だめとしかった」という親は、それぞれ2.2%、4.3%と少数派でした。
同研究所によると、実際に調査してみて、親子が“横並び”だということを実感したそうです。
「化粧や髪染めなども、『絶対だめ』と自信を持って言い切る親は少なく、携帯電話も『みんな持っている』といわれると、なんと答えていいのかわからない」
「現代の親たちは、子供の前にはだかる『壁』になることを避け、子供の話によく耳を傾ける、理解ある親を志向しているように思う」と分析しています。
なるほど。。。
人生で最も重要なことの1つである「我慢する」を子供に教えるのを忘れている、もしくは自分が経験していないので理解できない親たちが増殖していった結果、子供が我慢を知らないまま大きくなっていく構図が読み取れます。(子供に罪はないのに)
ちょっと...寒~い気がしますね。
投稿者 messiah : 13:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月28日
時代を逆行するアルコール天国
今年も暖冬気味の気配ですが、お国が変われば様子も変わる。寒い所はとてつもなく寒い。
温帯という、1年に4つもの季節の変化を楽しめる国は、世界中探してもそう多くないでしょう。(日本に生まれてよかったということですね)
さて、日本よりはるか北にあるロシアという国。とんでもないほど寒いと聞いています。
そして、その酷寒を和らげるために、国民の多くはアルコール度数の強い酒を好むようになったと言われています。
しかし、そのロシアである異変が起きています。
偽ウォッカによる大量の死者が発生し、プーチン政権はアルコールの国家専売化に動き始めたのです。
ロシア北部のプスコフ州では、今年9月初めから1ヶ月間に500人近くが工業用アルコールを含んだ「偽ウォッカ」を飲み、中毒症状で入院、16人が死亡しました。
偽ウォッカによる中毒患者は、プスコフ州だけにとどまらずロシア全土に及びます。
今年は7月までに4,046人が死亡し、今秋に入ってさらに死者数が増える勢いをみせています。(昨年は35,900人、一昨年は42,715人がそれぞれ死亡しています)
偽ウォッカは、1リットル当たり40ルーブル(約172円)以下と本物の10分の1程度の値段で購入できるため、低所得者が好んで飲用しています。
市販の消毒用や化粧落とし用のアルコールをウォッカ代わりに飲む者もいるそうです。
これに対してロシア政府は、テレビやラジオ、新聞などの主要メディアを使って一斉に反アルコール・キャンペーンを始めましたが、アルコール飲用に寛容な伝統などもあり、ソ連時代からこれまでに導入された禁酒措置はいずれも失敗に終わっています。
そこで政府は、今回の事件を契機に、ソ連時代のようなアルコールの専売化を進め、管理を強化する方策を検討しているようです。
何か時代を逆行するような話で、ふっとアメリカの禁酒法時代を連想しました。
あの時は、アル・カポネとかが登場して、密造酒ビジネスで勢力を争うギャング同士のデスマッチがいたるところで起きました。
ロシアのアルコール産業界は、この政府の方針に猛反発しており、企業家たちも新たな「国営化」の動きと非難しています。
民間に出来ることは、民間にまかせましょうや。プーチンさん。(おや?どこかの元首相のフレーズに似ていますね)
投稿者 messiah : 08:23 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月27日
いじめは「なれ合い型」学級で発生しやすい
教師が教え子に友だち感覚で接する「なれ合い型」の学級で“いじめ”が生まれやすいことが河村茂雄・都留文科大教授(心理学)の調査でわかりました。
いじめは、加害者側の資質や教師の指導力不足に直接の原因が求められがちだが、河村教授は「主に教師と教え子の関係で決まる学級集団の全体的な特性に注目すべきだ」と訴えています。
河村教授は、全国の児童生徒約5万人を対象に、教師や同級生との関係などを問う「QUテスト」と呼ばれる心理テストを実施。
その分析の結果、学級の特性といじめとの相関性が判明したといいます。
学級の特性について、教授は「なれ合い型」と教師が厳しく指導する「管理型」に分類していますが、1998年と2006年を比べた場合、なれ合い型の学級は小学校で倍増して半数近くを占め、管理型は半減。
中学校では管理型が主流ですが、なれ合い型は倍近くに増えていました。
さらに、小学4~6年生(約5000人)を詳細にみると「長期間いじめを受けてつらい」という子供の所属学級は、約半数がなれ合い型で、管理型は3割強だったそうです。
教授によると、教師の教え子への接し方には、
(1)有無を言わせず従わせる指導タイプ
(2)子供の言い分を尊重する援助タイプ
があり、子供の満足度の高い学級の教師は状況に応じて両方を使い分けるが、(1)に偏ると管理型、(2)に偏るとなれ合い型になるといいます。
なれ合い型では、当初は教師と子供が良好な関係を保つかに見えるが、最低限のルールを示さないため学級はまとまりを欠き、子供同士の関係は不安定でけんかやいじめが生じやすいそうです。
教師の「〇〇してよ」という友だち口調の指示を誰も聞かなくなり、放置すれば学級が崩壊するといいます。
また、運動や勉強が得意だったり、けんかの強い子供が学級をまとめ、教師が頼りにするケースも多いのですが、その子供や取り巻きが特定の子供をいじめの標的にし、学級全体が同調した場合、なれ合ってきた教師が止めるのは困難で、助長や加担の恐れもあるという話です。
教授は「いじめた子や加担した教師を非難するだけでは解決しない。子供を暴走させ、教師も巻き込まれる『なれ合い』をどう回避し、いじめを生まない学級を作るか、教師たちが議論することが大切だ」と話しています。
これについて、筆者は若かりし頃、学習塾(といっても寺子屋のような)の講師をしていたのですが、生徒たち(小学校1年から6年まで)をまとめて教えていました。
その生徒たちとの初顔合わせの日(塾の初日)に、できるだけ優しく楽しい雰囲気で教えていこうと思っていましたが、2時間の授業が終わりかける頃になると、5年生のリーダー格が3、4年を引き込んで席を外し、私語はする、遊びだす、走り回り出す...という状況に遭遇したのでした。
そこで、筆者はどうしたか?
それをやってからは次の日から私語も少なくなり、最後まで席を立つ者も遊ぶ者もいなくなりました。(その時、上の立場から下の人に接するコツをつかんだような気がします)
どうしたか?
その場で生徒たちを強く叱ったのです。目くじらを立ててネ。(簡単でしょ)
しかし、そうして緊張感が一時出来ても、またそれが緩む時がくるのです。数日後に...
ですから、またその時にあらためて叱りました。
そのうち、叱る頻度というかインターバル(間隔)がだんだん長くなっていきました。
1年ほどすると、生徒たちが何をした時に叱ればいいか、叱らない方がいいかを私は体得していました。
一方、生徒たちも、何をしたら怒られるか、怒られないかをマスターしていたのです。
互いに分かり合えば、楽なんですけどね...
投稿者 messiah : 07:05 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月26日
変“漢”ミスコンテストの投票はじまる
パソコンで、「ドアは鎖かけてるから大丈夫」と入力したつもりが、漢字変換すると「ドアは腐りかけてるから大丈夫」。
そう、今年もまたやってきました。
財団法人日本漢字能力検定協会は、メールやパソコンの変換ミスで偶然できた変な言葉の中から、最も面白いグランプリ作品を選ぶ「変漢ミス」コンテストへのインターネット投票を呼びかけています。
対象は、昨年10月から今年9月までに同協会に寄せられた2079作品のうち、「月間変漢賞」と次点に輝いた22作品です。
例えばこんなのがあります。
(正)そんなに働いたならだいぶ疲れてるね→(誤)そんなに働いた奈良大仏枯れてるね
(正)話に困った司会者→(誤)歯無しに困った歯科医者
(正)10問目は難問だ→(誤)10匁は何文だ
(正)もうそうするしか方法がなかった→(誤)妄想するしか方法がなかった
(正)追記文に載っているから参照お願いします→(誤)つい気分に乗っているから三唱お願いします
(正)逢いたいのもう一度→(誤)会いたい飲もう一度
(正)それは会社の方針とのこと、正しいようです→(誤)それは会社の方針とのこと、但し異様です
ところで、昨年のグランプリは、
(正)今年から海外に住み始めました→(誤)今年から貝が胃に棲み始めました
でした。
投票は同協会のホームページから。
締め切りは12月14日で、同25日に同ホームページでグランプリの受賞作品が発表されます。
投稿者 messiah : 12:58 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月25日
プラス感情型の人は風邪をひきにくい?
風邪をひいている人、ひきかけている人を周りでよく見かける時期になりました。
さてその風邪ですが、「明るい性格の人は風邪をひきにくい」という研究結果がでたそうな。
米カーネギーメロン大学のシェルドン・コーエン博士らは、風邪の感染と精神状態との関係を調べるため、健康な成人193人を対象に本人の性格の特徴や自覚している健康状態を質問し、回答に応じてグループ分けをしました。
明るく活発で、おおらかな性格のグループは「プラス感情型」、気分が沈みがちで緊張感や敵意の強いグループは「マイナス感情型」と位置付けた上で対象者全員に、風邪ウイルスや風邪に似た症状を引き起こすインフルエンザウイルスを混入させた点鼻剤を投与しました。
そして6日間にわたり、のどの痛みや筋肉痛、くしゃみ、鼻づまりなどの自覚症状を報告してもらいました。
同時に、対象者から採取した鼻水などを毎日分析し、ウイルスに感染しているかどうかを追跡しました。
その結果、プラス感情型のグループは感染率が平均より低いことが判明。
さらに、このグループの人が感染した場合でも、報告された自覚症状は予想された基準より軽いケースが多かったそうです。
一方、マイナス感情型のグループでは感染率が平均を上回ることはなかったものの、症状が出て意気消沈するケースが目立ったようです。
プラス感情型の人は風邪をひきにくい?ようですね。
投稿者 messiah : 21:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月24日
迷惑メールにもあてはまった“パレートの法則”
全世界で送信される電子メールは1日に600億通と言われています。
世界人口が約64億ですから、その10倍。つまり、世界で1日に一人当たり10通のメールを送信していることになります。
仕事などで電子メールを日々利用している方なら、迷惑メール(スパムメール)を毎日大量に受信していて、それを一つ一つ消すのが日課という人も多いと思います。(筆者もその一人です)
但し、グーグルが提供するG-Mailのような強力なスパムフィルターを持つメールソフトなら比較的そんな被害は少ないようです。
また、インターネットセキュリティソフトやプロバイダーが提供する迷惑メール除去機能を使ってある程度ガードできるようです。
さて、そんな迷惑メールですが、世界の80%の迷惑メールは、わずか200人の人間によって送信されているらしいのです。
その中で最も有名なのはウクライナの男性「Alex」で、彼はロシアの犯罪組織と手を組み、ウィルスに感染させた大規模な数のPCを操ってスパムメールを送信させているとのことです。
ブラックリストに載った男たちのTOP10が顔写真入りでここに掲載されています。
「全体の80%は、ごく一部の200人から生み出されている」
ここにもパレートの法則に近い原理が働いていました。
投稿者 messiah : 07:33 | コメント (1) | トラックバック
2006年11月23日
伝統ある寺院が「電子おみくじ」でIT活用
清水寺(京都市)は、お守りに印刷した2次元バーコードを携帯カメラで読み取り、おみくじサイトにアクセスして運勢を占える「八福神お守り(電子おみくじ付き)」を11月17日に発売しました。(1枚1000円)
カード型のお守りに、八福神(七福神に多福の象徴「於福」を加えたもの)のイラストを印刷。
カメラ付き携帯でイラストを読み取ると、目では判別しにくい2次元バーコードを識別し、おみくじサイトのURLに接続します。
サイトで1~9までの数字から1つを選ぶと、清水寺のおみくじと同じ内容の「大吉」「吉」「凶」などの運勢と、「縁談」「待ち人」などが表示されるようになっています。
年間100万件のおみくじ配信を目指しているそうです。斬新とまでは言えませんが、若者をターゲットにした名案です。(ウワサが広がって若者のデートスポットになったりする)
寺院だけではありません。世の流れについていってこそ、世の人も近づきやすいと言えます。
そのためには、どんな分野であれ情報技術を積極的に活用する必要があるでしょう。
投稿者 messiah : 15:53 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月22日
世界のインターネットユーザーが10億人を超す
国連貿易開発会議が発表した2006年版情報経済報告によると、世界のインターネット利用者は2005年に前年比19.5%増の10億2061万人となり、初めて10億人を超えたそうです。
中国、インドを中心としたアジアの開発途上国がこの数字に大きく貢献しているようです。
日本は企業(従業員10人以上)のインターネット利用率が97.5%(2003年時点)で、世界一となりました。
中国のインターネット利用者は1億1,100万人で、米国の約2億人に次いで第2位。
日本は8529万人で3位。
4位は(ドイツを抜いて)71.4%増の急激な伸びで6000万人に達したインド。
5位はドイツで3750万人。
情報技術分野で発展著しいインドの足音が聞こえてきそうです。
投稿者 messiah : 08:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月21日
間違って押したエレベーターボタンのキャンセル方法
間違って押したエレベーターの行き先階ボタン。
バツが悪い時、ありますね。(同乗者がいる時など)
しかし、間違いをコソッとキャンセルする方法があります。
大抵の場合は、ボタンをダブルクリックするか、長押しするとキャンセルされるらしいのです。(やったことないので保証しません)
あるサイトで、それをメーカーごとに検証して掲載していました。
三菱 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
フジテック | >> キャンセルしたい[階数ボタン]を5連打 |
OTIS | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
松下 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
東芝 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
日立 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]を押し続ける |
「間違ってしまったのだから仕方ないジャン」というゆとりの心で、静観する方がいいような...
(故障でもしたらいけませんから)
でも、こういうのは試してみたくなるのも事実。--ほどほどにね。
投稿者 messiah : 06:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月20日
生徒が自らの力でいじめを追放する試み
子供がいじめを苦にして自殺する悲しい事件の連鎖反応が起きていますが、最近は「ストップ自殺」ということでマスコミも地域の活動家も力を入れ初めています。
そんな中で、大阪府高槻市の市立第七中学校が、生徒を中心に校内からいじめを追放する取り組みを始めました。
先生や親ではなく、「生徒が中心になって」という点に意味がありそうで、これは期待できそうな予感がしました。
仕組みは簡単で、生徒会がメールやうわさでいじめの兆候を見つけ担任に相談するというシステムです。
実は、この中学校の生徒会がいじめ対策の取り組みを始めたのは2年前に遡ります。
先生に直接相談しにくい、いじめ問題や学校生活での不満をぶつける先がないという意見が生徒会で持ち上がったのがきっかけでした。
そこで、生徒会が校内に意見箱を設け、専用の電子メールアドレスも作成。
生徒が気軽に相談できる環境をつくった上で、生徒会のメンバーらがメールやうわさなどを通じて、いじめの兆候を聞きつけると、そのクラスの担任の教師に相談する体制を整えたのです。
さらに今年1月には、「優しい心を持って生活しよう」など3ヶ条からなる「いじめ撲滅宣言」を出して、いじめ対策を強化し、4月からは教師の目が届きにくいクラブ活動でのいじめをなくすため月に1回、生徒会主催の部長会議を開催しています。
生徒と生徒の間の問題だから、生徒が主体となって動き、先生がバックアップして解決を図ろうという試みですが、理にかなっていますね。
なんと!ウィーン大学(オーストリー)のいじめ研究の専門家が同校を見学にきたそうです。
これが成功例となり、全国に波及していくことを期待します。
投稿者 messiah : 08:48 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月19日
「オーストリア」から「オーストリー」へ
ヨーロッパにオーストリアという国がありますが、この国の日本語表記が10月に「オーストリー」に変更されました。
「南半球のオーストラリアと紛らわしい」ということですが、確かに時々間違えたりします。
というか、オーストリアにしてもオーストラリアにしても、国の名を呼ぶときに妙に慎重になって間違わないように言うクセがついています。
オーストリア大使館商務部のホームページによると...
残念ながら、日本ではヨーロッパに位置するオーストリアと南半球のオーストラリアが混同され続けております。この問題に対し、大使館では過去の文献などを参照し検討を行った結果、Österreichの日本語表音表記を「オーストリー」と変更する旨、ご連絡差し上げます。
暫くの間はオーストリアとの併記が行われますが、徐々に「オーストリー」の名前は日本の皆様の間に浸透し、定着していくことと存じます。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2006年10月
と記載されているので、教科書にも「オーストリー」と記載される日も遠からず...
今のうちから「オーストリー」と呼んで慣れておきましょう。
投稿者 messiah : 10:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月18日
ラジオ、テレビで「ジェームズ・ボンド」を募集
スパイアクション映画「007」シリーズに登場するジェームズ・ボンドが所属するMI6(英対外情報部)が、「007」最新作の英国封切り(11/16)に合わせて、若者を秘密諜報部員として勧誘しています。
MI6の現役諜報員2人が、自分の身元は明かさず「職員A」「職員B」とだけ名乗って音声も変更されて、11/15のBBCラジオ番組に出演しました。
この様子を放送したBBCテレビも、顔を隠したシルエット映像をテレビに流しました。
職員Aは「たえず外に出て情報源を探している。必要な情報を提供してくれる人物を特定して、われわれに協力する気になった段階から、関係を構築していくのが仕事だ」と語り、それが国家にとって重要な任務であることを強調したそうです。
MI6は100年近い歴史を持ちながら、1994年までは組織の存在すら公式に認められていませんでした。
同じ諜報機関でも、長官が常に公の場に現れ報道官もいる米中央情報局(CIA)とは違う徹底した秘密主義が取られてきたのです。
要員もオックスフォード、ケンブリッジなど名門大学の出身者を中心に同窓会網などを利用して勧誘していました。
しかし、冷戦終結に伴い人材難が深刻化。開かれた組織への変革を求められてきており、組織の存在も長官名も公表されるようになったのです。
そして、昨年10月にはMI6のウェブサイトまで開設しました。
職員Aは「伝統的な職員採用の手法も変わりつつある。今や、情報の世界で働く興味があれば、いつでも可能だ」と話しました。
そして職員Bは「アクションや冒険の場面も多い。テントの中で(中東地域の)部族の指導者と話をしていたかと思うと、24時間後には違う国で財界の大物と会っているかもしれない」とジェームズ・ボンド並みの仕事ぶりを語ったそうです。
ところで、秘密諜報部員もインターネットで情報収集しているのでしょうか?
投稿者 messiah : 17:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月17日
あなたは世界で云番目の金持ちです
Global Rich Listというサイトで年収を入力すると、世界におけるあなたの収入順位を表示してくれます。
計算方法は、世界銀行の研究に基づいて世界の人口を60億人、年収の平均値を5,000ドルとし、人口(順位)対収入のグラフにあてはめています。
基礎資料の古さ、計算方法の妥当性、現地通貨の実際の使い勝手の問題など色々疑問はありますが、自分の年収が明確に順位として示されること、おそらく大多数の人は予想外の上位にランクされるであろうことを考えるとなかなか面白い企画です。
因みに年収5,461,000円で世界の上位1%に相当するようです。
また、日本経団連によると、日本の2006年3月卒の大卒事務系の初任給は平均で203,960円。仮にボーナスなしでの年収となると2,447,520円。
これは世界で6億5298万4081位で、上位10.88%の位置に属していることになります。
「自分は世界から見たらどのあたりか?」と気になる方...
「安い給料でこきつかわれて」とぼやいている方...
一度チェックされては如何でしょう。
使い方は次の通りです。
1)Global Rich Listにアクセス
2)単位を「YEN」にして年収を入力し「Show me the money!」をクリック
3)画面がするすると移動し順位とパーセンテージが出てきます。赤い矢印で「YOU」と出てくるのが自分の位置です。
投稿者 messiah : 08:58 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月16日
耐久性+経費節約のコラボで寿命が延びた自動車
人間の寿命も延びましたが、自動車の寿命も延びているようです。
人間わずか50年...という時代から今は「人間すでに80年」を越えようとしています。
自動車検査登録協力会が発表した2006年3月末時点の自動車保有動向によると、軽自動車を除く自動車の平均使用年数は11.1年で、調査を始めた1974年以降で最長になりました。
10年前と比較すると1.83年伸びており、新車販売が振るわないのは、1台の車に長く乗る傾向が強いためと見られています。
自動車の平均年齢にあたる、新車登録からの平均経過年数(軽自動車を除く)は6.9年で、14年連続で高齢化が進んでいるそうです。
耐久性が向上し、そこに経費節約という動機が重なった結果なんでしょうね。
投稿者 messiah : 08:51 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月15日
オークションの抜け穴
ヤフーオークションにソニーのゲーム機・PS3が大量出品されています。
一時は販売価格の2倍ほどで取引されていたようですが、今では店頭価格とほぼ同じぐらいの落札価格に落ち着いているようです。
そんな中で、妙な落札テクニックが流行しているとのこと。
まず1円で入札しておいて、すぐに別のアカウントを使って1億円などの超高額で入札するというものです。
終了時間ぎりぎりで超高額の入札を取り消すと、その人は1円で落札できてしまうという理屈です。
でも。。。そんなこと、本当に出来てしまうのでしょうか?
投稿者 messiah : 08:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月14日
来る時が。。。来ました
数ヶ月前から不調だったのですが、とうとう。。。
原因不明ですが、ブログの記事(エントリー)が投稿ができない状態に陥りました。
当サイトをご訪問くださっているユーザー様にはご迷惑をおかけしますが、しばらくご辛抱をお願いします。
あれ?でも、このエントリーはどうやって投稿したかって?
急に調子よくなったのかな?
投稿者 messiah : 10:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月13日
表面に表れないグーグルの地味な努力
今をときめくグーグル社の幹部が自らの失敗談を告白しています。
プロダクト&ユーザエクスペリエンス担当ヴァイスプレジデントのMayer氏です。
Mayer氏は、グーグル社が検索に関するユーザーアンケート調査を行い、デフォルト(普通の状態)で何件の検索結果が表示されるとうれしいかを調査したことがあります。
アンケートでは、多くの人が検索結果は多ければ多いほど良いと回答しました。
そこで同社は、一部の検索に対して、結果を30件表示する実験を行ったのです。
しかし、検索結果を10件表示していた時より30件表示するときの方が、応答時間が平均0.5秒長くなってしまいました。
たったの0.5秒です。。。
しかし、その0.5秒の待ち時間に耐えられなくなったユーザーは検索を控えるようになってしまったといいます。
Mayer氏は「これは非常に残念な結果だった。表示する検索結果を変えてはいけないことは明らかだった」と述べています。
また、同社は地図提供サービスGoogle Mapsのページが100キロバイト以上にまで膨れ上がっていることに気づき、そのスリム化を図って容量を20~30%にまで圧縮した結果、好意的なユーザーの反応を得たといいます。
Mayer氏はこう言います。
「インターネットユーザーは、すぐに結果を得られないサイトからは去っていく。Web2.0アプリケーションの成功の鍵を握るのは、スピードである」
昔は「8秒」と言われていた。しかし今は、Webユーザーは3秒しか待ってくれない。
検索というサービスで、スピードと正確性の両方を高いレベルで実現したGoogleが市場を制覇するのは当たり前かも知れませんが、その水面下で地味な努力を行っているのです。
次なるターゲットは、オンライン百科事典「Wikipedia」の買収という噂がもっぱらのグーグル社ですが、乗りに乗っている今は何をやっても好循環が働らきます。
やがて同社にも、その循環が崩れる時が必ず訪れますが、それまでにはマイクロソフト社を量的にも質的に凌駕しているように思います。
投稿者 messiah : 07:14 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月12日
黒船になれなかった? MySpaceの日本上陸
SNSの世界最大手MySpace(マイスペ-ス)が、海外市場への進出を目論んでいます。
これまで米、英、豪、アイルランドといった英語圏でのみのサービスでしたが、この9月に独・仏の市場でそれぞれテスト版の運用を開始。
ドイツ市場では月間約250万のユニークユーザーを集め、またフランス市場でも約110万のユニークユーザーを集めることに成功しました。
そして、余勢を駆って日本市場にも殴りこんできました。(ソフトバンクとの業務提携という形で)
しかし、ドイツなどでは「MySpaceのデザインはひどい」という意見も多くあり、評価はまちまち。
その証拠に、ドイツではStudivz.net、フランスではSkyblogsといった、日本でいうmixiのような地元SNSがあり、それぞれ一歩も引いていないからです。(例えば、フランス市場で先行するSkyblogsは、8月のユニークユーザー数が約590万と、今のところMySpaceの約5~6倍の規模)
あのGoogleでさえ、アジア市場では苦戦していることを思えば、異文化の壁のようなものを越えるのは難しいような気がしますね。
アップルのiTunesが日本に進出した時は、黒船の来襲と言われて、既存の旧態依然とした仕組みをぶっ壊す期待と危機感がありました。(そして現に、いろんな旧態依然が壊れていった)
しかし、今回は黒船のような騒ぎはかけらもなく、ニュース性にすら乏しい状況です。
まあ、国内のSNS各社も、あわてずに静観していて大丈夫のような気がします。それこそ、マイペースで。
q.f. CNET Japan |
投稿者 messiah : 13:25 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月11日
mixi会員は増加の一途 されど株価は...
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)国内最大手のミクシィが発表した2006年9月中間期の単独決算は売上高が19億4700万円、純利益が4億4000万円でした。
さて、ミクシィについては昨日のエントリーでも触れましたが、会員(現在600万人)が増えるに従って、mixiのネットワーク内で様々な(予期もせぬ)事件、事態が発生し、ミクシィがけっこう振り回される事が多くなっています。(そのための対策コストも、時間的ロスを含めて計算すると少ないとは言えない)
そのミクシィですが、中間決算発表の席上で記者との間で次のようなやりとりがありました。
――SNS世界最大手のMySpace(マイスペース)が日本に上陸するが、影響は?
SNSというビジネスはネットワーク外部性があること、つまりコミュニケーションがとれる人数が多いほど、ユーザーが集まりやすい。当社の9月末の会員数は600万人に達し、日本国内では強みだ。「マイスペース」は脅威ではあるが、それによって特にぶれることはない。今まで以上に努力していくが、基本的には従来どおりユーザーが望むようなサービスを提供していく。
――今後のどういったサービスに注力していくのか。
まずはメディアとして力をつけていくことが必要だ。視聴数を増やし、クライアントにとって効果の高い広告を提供していきたい。ユーザーからの面白い動画が投稿される動画投稿サイトや、第1四半期からサービスを開始している音楽情報をユーザー間で共有する「mixi ミュージック」などを拡張していく。ミクシィをOSとしてとらえた場合、今後はそれに載せていくようなアプリケーションを考えていく段階だと思っている。
――会員数が多くなった分、変化への対応が遅いという指摘もあるが。
上場することで調達した64億円の資金の使途として、いろいろな企画を考えているところだ。当面は動画や音楽への取り組みなどを最大限努力していく。先日発表したが、12月4日に携帯電話でユーザーを招待をする機能をリリースし、メッセージがみれるようになる。携帯を強化することで会員数が増加すると思っている。
――ファイル交換ソフトによるファイル流出に伴って、ミクシィで個人情報が特定されてしまう事例があったが、今後実名の取り扱いをどうしていくのか。
確かに実名でSNSで登録すると、例えば高校時代の同級生などを検索できる面白さがある一方で、個人情報をさらすリスクがある。実名を公開するレベルを選択する機能を現在開発中であり、個人情報を管理する機能を強化していく。近日中には公開できると思う。
...ということでした。
最後の質問にあった実名の取り扱いについては、会員の登録名を公開する範囲を会員自身が選択できるようにすることを明らかにしました。
これまでは、登録した名前は会員全体に公開されていましたが、名前を公開する対象を、友人のみや会員全体などというように選択できるようになります。(12月上旬から導入予定)
ただ、同社の株価は上場以来低迷しています。。。
投稿者 messiah : 08:47 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月10日
ユーザーの振る舞いに振り回されるミクシィ
先日、日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)最大手mixiで、「他人のページに『足あと』を残さずに訪問できる裏技がある」といううわさが流れました。
しかし、この裏技を実行すると、他のユーザーが自分のページにアクセスできなくなってしまう不具合が起きることが判明。
原因はmixiのソフトのバグでしたが、一部ユーザーは実際に実行してしまい、一時パニックに。。。
運営元のミクシィは11/6未明にこの不具合を修正し、今は騒動は収まっています。
この情報が投稿された掲示板には、「本当だ」「すごい!」などというコメントが相次いで書き込まれ、信ぴょう性が高い情報であるかのように見せていました。
ところが、この設定を実際に行うと、すべてのユーザーから自分のアカウントにアクセスできなくなる不具合が発生。(mixiのバグ)
投稿を信じて設定を行ってしまったユーザーの一部はパニックに陥り、コミュニティの掲示板で対策について情報交換をはじめたのです。
しかし、掲示板上にも悪質なユーザーが出現。
修正法と称して、ドライブをフォーマットする方法や、ドライブ内の全ファイルを削除する方法などを紹介する悪質な書き込みやウィルスソフトのURLを「対策ページ」として貼り付けるなど、もう滅茶苦茶。
ミクシィは11/6にバグを修正し、裏技を実行したユーザーの不具合も解消。コミュニティに書き込まれた解決策については「有効な方法ではない」と警告しました。
現在、悪質な書き込みをしたユーザーのアカウントや、関連するコミュニティのトピックなどはほとんど削除されています。
招待された人だけが入会できるという仕組み、友達の友達は皆友達...そんなつながりが安心感を与えて拡大してきたSNSですが、世界最大手のMySpaceは招待なしで参加できる。
SNSは世界規模で会員獲得競争時代に突入しています。コミュニティに参加するためのハードル(条件)はゆるくなり、誰でも参加できるようになりました。
結局、世界中に張り巡らされたネットとどう違うのか?
SNS運営会社はその問いに答える明確なビジョンを打ち出す必要に迫られるかも。
投稿者 messiah : 07:41 | コメント (3) | トラックバック
2006年11月09日
未来に行けなくなったタイムマシン
平成8年に、ソフトバンクの孫社長と、米メディア大手のニューズ・コーポレーション会長ルパート・マードック氏が、テレビ朝日買収を目指して株式取得でコンビを組んだことがありました。(マスコミは騒然となったが、結局この目論見は失敗に終わった)
そして今回、この往年の名コンビが復活しました。
ニューズ・コーポレーションは11/7、ソフトバンクと提携してニューズ傘下のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)世界最大手MySpace(マイスペース)の日本語版サービスを同日始めたと正式発表しました。
両社は今月中旬、日本語版サービスの運営会社「マイスペース」を折半出資で設立する予定。準備金を含む資本金は11億8000万円。
しかし、既にこの事は予測されていました。
数週間前に日本語表示のMySapceが突然画面に出て、その後出なくなった事件があり、MySpaceの日本進出は広く知られていたのです。
だから、ご本人たち(このお二人)が期待していたほどのインパクトを外に向けて発することはできなかった。(1年前に発表していたらもう少しインパクトはあったでしょうが)
二人は共に並んで記者会見に臨み、マードック会長は「日本でもネット文化が発達しており多くの支持が集まると信じている」と述べ、孫社長は「消費者が自由に表現できるマイスペースは日本にこれまでなかったタイプのSNS」と説明しましたが、なぜか二人ともさえない表情に映りました。
国内では、570万人の会員をもつmixi(ミクシィ)の市場にどう対抗するか、アメリカNo.1が日本でもNo.1になれるという確たる方程式はありません。
携帯電話ポータビリティ制度による顧客争奪線の緒戦で失敗、その事業を支えると期待していたポータルサイト(Yahoo!)事業の将来に暗雲、株価の長期低迷...
ソフトバンクにとっては、厳しい状況がオンパレード。
何かV字回復のきっかけとなるものを模索しているようです。そこに、支配力のあるアメリカ産の事業を引っぱってきた。(これがタイムマシン経営)
しかし、未来に行って未来で発展している事業を現在に持ち帰るのではなく、過去に行ってしまったのかも?
そこには過去に発展していた事業があったので持ち帰った。
二人の表情の冴えなさは、そんな現状をどこかで感じているからかも知れません。
投稿者 messiah : 07:21 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月08日
インターネットユーザー層に大きな変化
調査会社ネットレイティングスによると、この数年間で、ウェブ利用者の性別・年齢構成に大きな変化があり、2001年まで20%を超えていた20歳代の構成比は、2006年3月に約12%と減少、30歳代も20歳代ほど顕著ではないものの、わずかながら減少していることがわかりました。
それに対して、40歳代以上の中高年齢層の比率が高まっており、特に60歳以上の比率は、2000年4月の3.6%から2006年3月の7.4%と倍増し、10歳代も着実な増加をみせているそうです。
ウェブ利用者の男女比率をみると、2000年まで6割を占めていた男性比率が、その後徐々に差が縮まり、2006年3月時点で、男性55.5%、女性45.5%となっています。
ネットレイティングス社では、20歳代のウェブ利用者比率減少の要因として、携帯電話端末の機能やサービス向上により、オンラインショッピングやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを携帯電話で利用するユーザーが増えたため、と分析しています。
若者の多くが手軽な携帯電話に引越し、代わって、団塊世代に代表されるシニアがPCに参入してきた、という感じですね。
投稿者 messiah : 12:46 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月07日
江戸時代からの警告 少食多齟の重要性
江戸時代に、尾張藩士で俳人でもあった横井也有(やゆう)という人が、健康の秘訣として後世に残した「健康十訓」というのがあります。
- 健康十訓
- 少肉多菜(肉を少なく、野菜を多く)
- 少塩多酢(塩を少なく、酢を多く)
- 少糖多果(砂糖を少なく、果物を多く)
- 少食多齟(小食にして、よく噛む)
- 少車多歩(車に乗るより、よく歩く)
- 少衣多浴(薄着にして、陽にあたる)
- 少煩多眠(思い悩まず、よく眠る)
- 少念多笑(怒らないで、よく笑う)
- 少欲多施(欲は少なく、他人につくす)
- 少言多行(口先よりも、行動本位で)
この中に「小食多齟(たそ)」というのがあり、よく噛んで食べることの重要さを先人は示唆していました。
ところが、この「噛む」行為の大切さが戦後の食生活の変化とともに見失われ、“多食少齟”になった弊害が、現代人の体を蝕んでいるようです。
筆者はこれまで多食多齟の方でしたが、最近は意識的に小食を心がけています。(エライエライ、ボクちゃんは)
京都大学再生医学研究所では、噛む力が現代人より弱くなるであろう未来人の顔をコンピュータで予測しています。
下顎(あご)が小さくなり、目つきにも変化が見られるなど、「咬(こう)筋」の能力低下が顔全体に及ぼす影響がうかがえるとのことです。
力強く食物を噛みしめていた「古代人の顔」と比べると、違いは一目瞭然とか。
「目の周辺の骨格も変わり、視力も低下するだろう。また、噛まないことで姿勢に悪影響が出るとのデータもあり、腰痛や肩こりで悩むかもしれない」と、悪いことばっかりです。
また、下顎が小さい子供が増えているそうです。下顎が小さくなることは、歯が生えるスペースが狭くなることを意味し、その結果、歯並びが悪くなる。
「これはいけませんネ。カ・カ・かまないと...」(セリフをかんでしまった)
逆に、噛むことの効能が続々と分かってきています。
噛むことで、骨格を作る以外にも、脳内で神経伝達物質のヒスタミンが放出されるのです。
ヒスタミンが満腹中枢を刺激し、満腹感を感じることができるのです。
つまり、噛まないと、なかなか満腹にならず、食べ過ぎてしまうということ。
また調査では、噛むことで、記憶力とかかわりのある脳内の海馬のほか、想像力をつかさどる右脳までが活発になることが分かってきています。
家庭での教育不足も問題なんです。
昔は「ちゃんと噛んで食べなさい」と親が指導していた。だが、今は家庭内でのそういった指導を親ができていない。(早く食べて塾へ行きなさい)
こう考えると、江戸時代の健康十訓は見事な分析です。座右の銘にしなくては。。。
q.f. iza |
投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月06日
101,435,253 この数字は何でしょう?
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)にある全てのサーバー情報(OS、サーバーソフト、最終更新日付、IPアドレス、ネットブロックのオーナー、アップタイム(※)の時系列グラフ)を公開しているNetcraftの発表によると、世界で現在、101,435,253個のサイトがあるそうです。(といっても時々刻々と増えているのでこの数字はもう過去のものですが)
※ アップタイムとは... 最後にコンピュータ(サーバー)が起動してから経過した時間 |
2004年5月には5000万サイトだったのですが、2年ほどで倍増した計算です。
2005年の1年間で増えたサイトの数は約1700万。2006年は、現段階で既に約2740万ほど追加で増えました。
増加要因はブログなどが影響しているそうです。
しかし、このような数字を知らされても(いつも思いますが)どうもピンとこないですね。
はたして、その数字が凄いのか?こんなものなのか?大したことないのか?
答えを言うと、どうやら凄い増加傾向のようなのです。日本の人口に近い数のウェブサイトが世界にあると思っておけばいいでしょう。
q.f. GIGAZINE |
投稿者 messiah : 07:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月05日
自分の墓の近くで死ぬのは幸せ?
オランダの新聞によると、死後に備え周到に用意していた自分の墓のそばで65歳の同国女性が死亡しました。
心臓発作が原因のようです。
女性は昨年、夫を失った後、自分の葬式や墓などを周到に準備。
一族の墓には自分の名前も刻み終えていたといいます。(但し、死亡年月日は空白でした)
女性は最期を迎えた際、遺書を入れたバッグも持っており、葬式の式次第にも注文。望みの音楽曲名も記入してあったといいます。
お気の毒というべきか、お墓の近くで死ねてよかったというべきか...
q.f. CNN.co.jp |
投稿者 messiah : 14:32 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月04日
携帯電話が水没した! そんな時どうする?
携帯電話を水没させた経験のある方は少なくないように思います。(筆者はありませんが)
トイレにポチャン!突然の雨でビッショリ!
そうすると、大抵の場合使えなくなります。
しかし、アドレス帳などのデータが消えてしまうと困る人のために、無駄かもしれないがもしかすると...ラッキー!となる方法をご紹介しましょう。(そう言えば以前に、PCが水没した時の処置についても書きましたネ)
- 『まず電池を抜く』
ショートするおそれがあるので、電池パックが水浸しになっているかどうかにかかわらず、何よりも先にする必要があるとのこと。 - 『水分をできる限り取りのぞく』
タオルやペーパータオルを使って、できる限り水を取りのぞきます。それから携帯電話内部に入り込んだ水分を抜くために3~6の方法を試すと良いとのこと。 - 『アルコールに浸す』
アルコールには吸湿性があるので、アルコールに浸して水分を取りのぞくという方法が有効かもしれないとのことです。また通常販売されているアルコール分 70%程度のものでなく、95%程度のものを使うと水分を取りのぞいた後、電話機内に残ったアルコールが揮発してくれるそうです。ちなみにアルコールを用いた場合、接着剤などが溶けてしまうおそれがあるとのこと。 - 『ボール一杯の生米の中に入れる』
炊く前の生米をボール一杯に入れて、その中に水没した携帯電話を入れておくと、吸湿してくれるそうです。 - 『携帯電話を温める』
電話内部に染み込んだ水分を蒸発させる方法として、ブラウン管テレビやCRTモニタの後ろの部分、熱を発している部分に2~3日放置しておくのが良いそうです。そうすれば適度な熱が湿気を蒸発させてくれるとのこと。 - 『エアコンの前に置く』
エアコンの風は基本的に乾燥しているので、温風でも冷風でもよく乾く可能性が高いそうです。 - 『2~3日待ってからバッテリを入れてチェックする』
3~6の方法を試した後、携帯電話のディスプレイの中が曇っていないなど、客観的に見て水分が抜けている状態になってから電池を入れてテストします。
- ※注意事項
- ショートして完全にだめになってしまうおそれがあることから、作業途中でバッテリを入れてはいけない。
- 液漏れが起きたりするおそれがあるので、バッテリを加熱してはいけない。
- 本体が溶けたり燃えたりするおそれがあることから、高熱で乾かそうとしない。
- アルコールで水分を取りのぞく場合、アルコールのにおいが完全に消えるまでバッテリを入れない。
- 水の中に溶け込んだミネラルによって部品が腐食する可能性があり、水分がすべて抜けたとしてもそれによってショートする可能性もある。
...ということらしいですが、サッサとお店に持っていく方が結果的には速い気がしないでも。。。
q.f. GIGAZINE |
投稿者 messiah : 07:19 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月03日
「ユーチューブ」が「ユーチューブ」を訴える
「ユーチューブ」が「ユーチューブ」を訴えたそうです。
訴えたのはutube.comで、訴えられたのはyoutube.com。
中古のチューブ製造マシンを販売するUniversal Tube社(ドメイン名utube.com)は、動画共有サイトYouTubeを探す数百万人のユーザーからのアクセスのうち、間違ってutubeと入力するユーザーが後を絶たないことから自社サイトがパンク状態になっているのです。
同社は、自社サイト「utube.com」のホスティング費用がここ2ヶ月で大きく跳ね上がり、さらにyoutube.comへのビジターでパンクすることがないように、サイトを5回も移動させなくてはならなかったようです。
同社によると、「われわれは10年前からサイトを運営している」とのこと。
この混乱は2~3ヶ月前から始まり、社員17人のUniversal Tubeのサイトには8月に6800万件のアクセスがあり、最も人気の高い製造業関連サイトの1つになってしまったのです。
ところが、10月初め、GoogleがYouTubeを16億5000万ドルで買収する計画を発表する直前、utube.comはダウンし、サイトが再び稼働するまでには数日かかりました。
米連邦地裁に提出された訴状は、YouTubeにyoutube.comの使用をやめるか、Universal Tubeが新ドメインを作成するコストを支払うよう要求しています。
それにしても間違いとは言え、一時は人気サイトに名を連ねて売上も上がっていたのではないかと思います。
もしサイトがパンクさえしなければ、むしろ、YouTube様様という結果になっていたかも知れません。
q.f. ITmedia |
投稿者 messiah : 07:50 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月02日
ドメイン名の取得のコツ
インターネットでは、アドレスを入力して目的のウェブサイトを呼び出します。このアドレス(正確にはURL)はご存知のようにhttp://で始る文字列です。
http://よりも右にある、例えばgo1by1.comのような文字列をドメイン名とかホスト名と呼んでいます。
このドメイン名は、同じものが2つあると二重のアクセスが起こって支障がでるので、絶対に重ならないように国際的に管理されています。
さて、そのドメイン名もゴルフ会員権のように売買されたりします。
その昔、マクドナルドさんという一般市民がインターネットが始った頃に登録していたドメインを、あるハンバーガーショップが大金で買い取ったことがあります。
マーケティングサービス会社米Seevast傘下のドメイン資産管理プロバイダーMoniker.comが10/27にフロリダ州ハリウッドで開催したオークションで、数々のドメインが競り落とされました。
Own.com - $115,000(約1360万円)
Workshops.com - $48,000(約568万円)
Cults.com - $45,000(約532万円)
Debug.com - $15,000(約177万円)
So.net - $13,000(約154万円)
SumoWrestling.com - $11,800(約140万円)
EmergencyClinics.com - $11,000(約130万円)
Firefighter.org - $6,500(約77万円)
Blogs.info - $6,000(約71万円)
Stereos.net - $5,900(約70万円)
最も高く売れたのは「Cameras.com」で150万ドル(約1.8億円)。名前の通りカメラのショッピングサイトが落としました。
そして、売れそうで売れなかったのが地獄。HELL.comです。
筆者はこのブログを開設する時に、独自ドメインを取得しました。その時の経験ではアルファベットの中に数字を挿入すると取りやすいということです。
出たとこ勝@負ログのドメインはgo1by1。これは正にその手口です。
例えば、go to campならばgo2campという表記にすれば、もしかすると取れるかも知れません。(キャンプ道具を販売するサイトなどで使えますね)
forを4に読み換えて使う手もあります。say for meならsay4meとか。。。
参考にしてください。(えっ?ならん...スミマセン)
q.f. GIGAZINE |
投稿者 messiah : 07:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月01日
母国の土に骨を埋めたい
今を去る1世紀以上前のことですが、多くのアイルランド人が飢饉・貧困・失業のためにやむを得ず祖国を離れ、その大部分が北アメリカに住みつき、現在ではおよそ4000万人のアメリカ人が、自分のルーツはアイルランドにあると主張しています。
全世界では、アイルランド移民の数は推定7000万人以上とも言われています。
ある時、北アイルランドのアントリム州出身の2人の男性が、1つのアイデアを思いつきました。
「母国の土に骨を埋めたい」と考えているアイルランド系アメリカ人を相手に土を販売するビジネスです。
「需要は、ただただ驚異的です」
「うまくいくとはわかっていましたが、これほどまでの熱烈な反響があるとは夢にも思いませんでした」
...という状況で、この土運びビジネスは今のところ大当たりしています。
この土は、0.75ポンド(約340g)あたり15ドル(1762円)で販売されます。
但し、需要だけで当てたわけではなく、彼らは米国の厳しい輸入規制を通るように、土の処理法に関する特許を取得しています。(土をアメリカ合衆国に輸出するには、口蹄疫などの病気や虫などが完全に除去されていなければならない)
既に、あるニューヨークの高齢ビジネスマンからの注文が入っていて、彼は西アイルランド出身で、10万ドル分の土を注文しました。
「私は永眠の地の候補地をふたつ考えていましたが、いま完全にアイルランドの土に埋まることに決めました……マンハッタンで」と語っているそうです。
都会は別として、土くらい豊富で入手が容易な天然資源はありません。アイルランドにあればタダ同然でも、海を越えるだけで価値が一気に上がる。
その価値を一気に高めているのは、ふるさとへの回帰を願う人間の本能でしょうか。
q.f. Excite |
投稿者 messiah : 07:08 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月31日
iPodから消える?あの象徴の形
秘密主義で知られるアップルコンピュータ社は、爆発的人気の携帯音楽プレーヤーiPodの思い切ったデザインの変更を考えているようです。
iPodのカッコよさを象徴するものと言えば、全ての操作を魔方陣のような1つの円形パネルに収容した「クリックホイール」です。
クリックホイールは、その使い勝手の良さでもユーザーから高く評価されています。
しかし、将来のiPodは、その機能の拡張と共に、もっとより多くのボタンを必要としていることは確かです。
そのため、クリックホイールもやがて(いつかは不明)消えていく方向にあるようです。
これは、同社が特許申請したiPodによく似たデバイスの図面から想像されるお話です。
この謎のデバイスには、ディスプレィの周りにタッチ入力方式のベゼルを装備し、これを利用してさまざまな機能が操作できるようになっています。
同社が米特許商標庁に提出した文書を見る限り、同社ではデバイスの脇にタッチ入力可能なベゼルを取り付けることを考えているようです。例えば、このベゼルの上で指をすべらせることで、音量を調節できるような...。
同社の提出文書によれば、このデバイスは、電話機やゲーム端末として利用できるほか、ナビゲーション機能も備えるといいます。
果たして、これが未来のiPodなのか、あるいは全く別の端末なのか?アップルのみぞ知る。
夢のある製品を秘密主義を貫いて作るから、ユーザーの期待と想像がどんどん膨らむ。うまい循環ができている不思議な会社です。
q.f. CNET Japan |
投稿者 messiah : 07:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月30日
ネガティブ・キャンペーンに利用されるYouTube
政治・選挙のツールとして、インターネットの活用が注目されてきましたが、アメリカでは日本の常識を越えたことが起きています。
米国の選挙では、対立候補のマイナス面を強調して宣伝する「ネガティブ・キャンペーン」が当たり前になっています。
11月7日に行われる米国の中間選挙の前哨戦では、あまりにも有名になった動画投稿サイトYouTubeを使った“対立候補のイメージダウン”作戦が堂々と行われています。
この戦術が最も“成功”している例の一つとされるモンタナ州上院選では、4選を目指す共和党現職のバーンズ議員が、同州の主要産業である農業関連のヒアリングで居眠りしたり、不用意な発言をしてしまった場面の動画が相次いで同サイトへアップされ、多いものは90,000回以上閲覧されています。
他にも要因はあるとはいえ、州内でのバーンズ議員の支持率は低下。
10月に入ってからの世論調査では、民主党新人のテスター候補が、バーンズ議員を7ポイント程度リードする展開になっており、選挙関係者の間では「一連の動画が、相当な影響を与えた」との見方が強くなっています。
これらの動画の投稿者は、YouTube上では匿名のハンドルネームを使っていますが、実際にはテスター候補陣営の職員であることは、同氏の陣営自らが明らかにしているそうです。
こうなるともう、仁義なき&恥を知らぬ戦いですね。
しかし、ネガティブ・キャンペーンは、多額の費用がかかるテレビCM制作などと比べるとはるかに安価、かつ容易に、相手へのダメージを与える手段なのです。
こうして選挙に勝った戦略的政治家が、民の幸せのために身命をかけて仕事ができるのでしょうか?
「ネガティブ」で勝利を得た者は、仕事にも「ネガティブ」だから、最後は民を裏切ることになりそう。。。
q.f. iza |
投稿者 messiah : 07:06 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月29日
曲がり角? 利用者数が大きく減った米国のSNS
米ウォールストリートジャーナル紙に「MySpace, ByeSpace?」という記事が掲載され、SNS(ソーシャル・ネットワーキングサービス)が成長産業から成熟産業に移行しつつあると報じています。
9月に、世界最大のSNSサイト・MySpace(マイスペース)、二番手のFacebook(フェイスブック)がともにユニークユーザー数が減少したことが背景にあります。
Nielsen/NetRatingsという有名な調査会社の調べなのですが、MySpaceは8月に4920万人だった利用者数が4720万人へと4%減少、Facebookも890万人から780万人へと12%も少なくなっているのです。
この数字の減少について同紙は、「(米国での)新年度が始まり学生の利用が減った」という季節的変動要因が影響しているものの、それ以外にもっと根本的な問題が作用していると述べています。
この記事には、「MySpaceが急激な成長フェーズから、成熟フェーズに移りつつある」ことを認めるMySpaceを傘下に収めるNews Corp.の幹部の言葉に続き、この事は、MySpaceが飽和状態に近づいていることを暗に示唆しているのかもしれない、と書かれています。
米国のSNSサイトは、あまりに巨大になりすぎたことによる弊害がでています。
例えば、MySpaceでは友人登録の仕組みを悪用したスパムが横行し、MySpaceでの「友達」の数が4000名にもふくれあがり、その大部分が赤の他人という状態になってしまったことに愛想を尽かし、同サービスから抜けたユーザーの例も多いとか。
その一方で、一部には「MySpaceの価値が数年後には100億ドル規模になる」という声もあったりして、評価の定まらぬ状況にあります。
今後、SNSのサービスが現在のような、SNS内で完結する閉じられた世界で推移する限り、利用者数は減りそうな気がします。(人間は飽きる動物なのです)
いづれ、日本のSNSにもこのような波がやってくる時が...来るでしょうね。
投稿者 messiah : 13:36 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月28日
ライン・ライダーで遊んでみよう!
マウスで引いた線がそのままコースになり、線の上をキャラクターが手製のそりで走る、というFlash(フラシュ)を使った遊びが、密かなブームらしいです。
Line Rider(ライン・ライダー)といいます。
筆者もやってみましたが、はじめは思い通りに走ってくれなくて、何度も線を書き直し。(真下に落下したり逆戻りしたり)
こりゃあ、思ったよりも奥がある。いつのまにか時間が経ってしまいました。
上手な人はいろんなコースを作ってそれを動画にしてYouTubeなどに投稿して遊んでいます。
興味のある方、「今日は何しようかなあ」というヒマな方は、Line Rider - beta by *fsk on deviantARTへアクセス。
Playを押すとスタート。次にContinueをクリック。真っ白なキャンバスが出現するので、えんぴつアイコンをクリックして、適当に線を引きます。それから再生ボタンをクリックすると、線の上を走ってくれます。ゴミ箱アイコンをクリックすると線が消えてやりなおし可能。
ハマっても、知りません。。。よ
q.f. GIGAZINE |
投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月27日
部下に嫌われる上司とは?
米国の人材開発コンサルタント会社が、少しでも良い上司の下で勤務できる環境作りの一助にするという目的でネット調査を実施し、「部下が最も困る上司の態度」のアンケート結果を発表しました。
部下を持っている管理職の方は、襟を正してお読みくださいネ。
調査は900人以上の勤め人を対象に、自分と現在の上司の欠点4つ、理想の上司に求める特質4つを、それぞれ25の選択肢から選ぶ方式で実施しました。
最も困る上司の態度として挙がったのは、
1)八方美人的な態度
2)マイクロマネジメント(部下に裁量権を与えない管理手法)
3)もめごとを無視する
4)傲慢(ごうまん)な態度
5)優柔不断
6)衝動的な態度
7)仕事を他人に任せられない
でした。
一方で、部下が上司に望む資質としては、
a)部下に対する信頼
b)正直、誠実
c)チーム作りの能力
d)指導力
e)ノーを言える
f)見識の広さ
g)忍耐力
h)決断力
が挙がりました。
さあ、あなたは何勝何敗でしたか?(私は...えーっと。自分のことは自分が一番わかっていない、かも知れないのでノーコメントにしておきます)
投稿者 messiah : 07:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月26日
「わが道」を行く人向けのモバイル
番号ポータブル制度が始まり、ソフトバンクが得意の価格破壊作戦に出た携帯電話業界ですが、子供向けの携帯電話「ディズニー・モバイル」が好調に売れています。
6月に売り出されたばかりで、具体的な数字は明らかにされていないが、アナリストによると、「家庭を意識した機能は他の追随を許さない」とのこと。
主な機能は、
・ 衛星利用測位システム(GPS)で携帯電話を持つ子供の居場所を常に確認できる。
・ 通話可能な時間、相手を制限できる。
・ 家庭からメッセージが届いた場合、それに返答しない限り、機能しない。
などです。
さすがにディズニー商品はデザインが可愛いの一言。大人の女性が持っていてもおかしくない。
番号ポータブル制度の顧客争奪合戦に巻き込まれたくない「わが道」を行く人には向いています。
投稿者 messiah : 09:17 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月25日
刑務所は安住の地?
ドイツの刑務所に服役中の男性受刑者(59)が、釈放が認められたにもかかわらずそれを拒否して、現在も牢獄生活を送っているそうです。
独ブランデンブルク州の法務当局によると、この男性は1972年当時、まだ共産主義体制だった東ドイツで殺人の罪で有罪となり、終身刑を言い渡され服役していましたが、1992年に釈放が認められました。
しかし彼は出所を断り、34年間に渡って現在も服役生活を送っているのです。
ドイツでは服役囚が刑期満了前に出所を命じられても、それに従う義務がないそうなんです。
「終身刑の服役囚が釈放を断った場合、我々はどうすることもできないと法務当局・広報担当は話しています。
現在の年齢からすると、刑務所に入ったのが25歳で、釈放が認められたのが45歳。
朝・昼・夜の三食が確保されて失業の心配もない刑務所は、彼にとっては安住の地なのかも知れません。
あるいは、いつでも出所できる自由と権利がある事からくる「心のゆとり」が成せる仕業かも?
q.f. Excite |
投稿者 messiah : 07:43 | コメント (5) | トラックバック
2006年10月24日
人命は個人の問題ではない
一ヶ月前ほど前から、ブログの投稿時にエラーが続出。最近は四苦八苦で投稿しています。サーバーに原因があるようですが、もう少し調べないと確かなことは言えない。...がその時間がない。
困ったなあ、という状況です。ま、それは兎も角...
生まれつき脳の病気がある赤ちゃんに必要な手術を両親が拒否したため、病院が児童相談所に「虐待通告」をし、児童相談所の請求を受けた大阪家裁が昨年「子の健全な発達を妨げ、生命に危険を生じさせる可能性が極めて高い」として親権停止の保全処分を命じていたことが分かりました。
手術は、同家裁が選任した親権代行者の同意で無事行われ、赤ちゃんはその後、請求取り下げで親権を回復した両親の元で順調に育っているといいます。
この両親は「宗教的な理由」で手術を拒否していたのですが、宗教以外にも重い障害があるなどさまざまな理由で親が子供の治療を拒否する例があるそうです。(今回の場合、人の血が輸血されることを禁じているのでしょうか?)
赤ちゃんは命拾いしました。その子は無事、人生を経験できることになりました。
しかし、宗教上の理由でわが子の手術を拒否した両親はどんな思いをしているでしょう。
わが子への愛情をとるか、宗教上の信義を優先するかで、迷ったと信じたい。
そして今は、病院のとったかなり荒っぽい措置(児童相談所への虐待通告)に対しても、内心は感謝している、と思いたいですね。
宗教は、つきつめれば個人のためにある。されど、人命は個人の問題ではない。
今回の病院の措置は正しいと思います。
q.f. Excite |
投稿者 messiah : 07:55 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月23日
成功体験に埋没したポータルの王者
ポータルサイトと言えば、最初に思い浮かぶのがYahoo!です。
「インターネット」という鉄道に乗って旅に出て、「ウェブ」という駅に到着したら、そこにドーンとそびえているのが「ポータルサイト」という、ショッピングセンターを兼ねた旅行案内所でした。
ネットの始まった頃は、そんな環境でスタートしたのです。
他に選択肢はありません。だから、旅行案内所を他に先駆けて作ったYahoo!は世界No.1のポータルサイトになったのです。
米国で人気の高いサービスをいち早く日本に輸入して、日本国内で独占的ビジネスに発展させる、いわゆる「タイムマシン経営」の好きなソフトバンク・孫(そん)氏は、そんなYahoo!に注目して日本に導入した人物です。
その目論見は成功。日本では、インターネットで旅に出た人は、Yahoo!旅行案内所で「どこを観光するか」「どこで買物するか」を全て決めていた(ネット初心者の間では今でもその傾向は残っています)
ところが、インターネット発祥の地・アメリカで異変が起きていたのです。
観光客と一緒に鉄道に乗り込んできて、駅に着く前に、「観光案内・無料相談」という新手の商売を始めたのがGoogleです。
駅についてから観光先を調べるよりも、鉄道に乗っている間に行き先が決まるので効率がいいし、しかも無料で丁寧に教えてくれますから、顧客はどんどん増えていきました。
反対に、駅の旅行案内所に足を運ぶ人は激減してしまいました。
それが如実に表れたのが、先日発表されたYahoo!とGoogleの7~9月期決算報告です。
Googleが10/19に発表した7~9月期決算の純利益は7億3,340万ドル(約870億円)と、前年同期に比べほぼ倍増しました。
検索連動型広告サービスを軸にしたオンライン広告が好調に推移したためで、売上高は26億9,000万ドルと、約7割も増えました。
株価は急伸し、時価総額は1,297億ドル(約15兆4,300億円)と、半導体最大手インテルを超えてしまいました。
対照的にYahoo!の7~9月期決算は、純利益が38%減の1億5,900万ドル(約187億円)と大幅な落ち込み。
売上高は19%増の15億8,000万ドルですが、伸び率は2004年1~3月期をピークにずっと下落が続いています。
同社の株価も低迷を続けており、急速に進むインターネットの構造変化と業界の再編に乗り遅れたことが背景にあるとメディアで指摘されています。
ニューヨーク・タイムズは「新たなライバルに浸食されつつあるYahoo!」という特集記事を掲載。
YouTube(ユーチューブ)の買収交渉を迅速に進めることができず、結局Googleにさらわれてしまった内幕などにふれながら、巨大化した同社の組織が官僚化し、意思決定に時間がかかりすぎていると問題点を指摘しています。
。。。が、
それもあるでしょうが、最大の要因はポータルサイトの将来性を過信していたこと。
かつての成功体験に埋没し、急変するウェブの構造変化を見誤ったからだと思います。
このまま、失速していくのか?起死回生の策を打てるのか?
Googleの独走に歯止めをかけられる唯一の企業だけに、あっさりと土俵を割らないでほしいものです。
q.f. iza |
投稿者 messiah : 07:45 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月22日
小学校で鬼ごっこができなくなる日
米マサチューセッツ州アトルボロ市内にあるウィレット小学校では、児童が休み時間に監督者がいない場所で、鬼ごっこやタッチフットボールなど身体接触がある遊びをすることを禁止したそうです。
少し前には、ワイオミング州シャイアンやワシントン州スポーケンの小学校でも、休み時間中の鬼ごっこが禁止され、南カリフォルニア郊外チャールストンでも、監督者がいない場所でのこうした遊びが禁止されたというから驚きです。
万が一児童が負傷した場合、学校側の責任が問われるというのが理由で、禁止を承認した小学校の校長は、「休み時間には事故が起きる可能性がある」とコメントしています。
子どもが鬼ごっこなどを通じて社会性を身につけると指摘する保護者もいれば、子どもの怪我が少なくなるとして、こうした遊びの禁止を歓迎している保護者もいるようです。
今も昔も、こどもが自由奔放なのは変りません。だから、遊びを禁止すること自体ほとんど意味がないように思います。
「責任が問われるから...」という前に、教育者としての責任を自覚してほしいものです。
q.f. CNN.co.jp |
投稿者 messiah : 10:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月20日
IE7は弱点とバグをどこまで克服したか?
マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長が約束してから1年半以上を経てInternet Explorer7(IE7)英語バージョンの正式版がリリースされました。(Microsoftのウェブサイトからダウンロード可能)
機能面については、他のブラウザに遅れをとっていた分野での改善が多く見られ、RSSフィード、タブのサポート、フィッシングサイト対策が備わっています。(でも、今のブラウザでは常識ですが)
調査会社OneStatが発表した最新の調査結果によると、マイクロソフトは、ライバルの「Firefox」に奪われていた市場シェアを取り戻しつつあるといいます。
IEのシェアは現在85.9%で、7月から2.8%増加。一方、Firefoxのシェアは11.5%で、7月からは1.4%減少しているとのこと。
筆者は約1ヶ月ほど前からIE7のβ版を使っています。(Firefoxと並行して)
IE6と比べると、格段に良くなりました。特にタブ機能です。これでIEも他のブラウザ並みになったかなという感想です。
しかし、タブをたくさん開いて作業をしていると、何らのエラーメッセージも残さずブラウザが突然消えるという現象を3回経験して、「まだこれでは使えないな」という印象でした。
調べものをしていて、タブを十数個開いている時に、突然死されてはたまりません。
が、今のところ辛抱強く使っています。
正式版でバグが改善されていればいいのですが。。。(期待しましょう)
q.f. CNET Japan |
投稿者 messiah : 07:28 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月19日
突然変異のように注目される時
社会党員でベルギーの南部ワロン地方の財務大臣を務めるミシェル・デールデン氏は、10/8の地方選挙で勝利した際に、テレビ番組のインタビューを受けました。
ところが、選挙の当選者インタビューでは終始にやにや笑って、ろれつが回らない様子。
この時の映像が、動画共有サイトYouTubeで430,000以上のヒット数を記録しています。
問題の映像はアップロードされてから一週間で、最もよく見られた動画トップ10に入ったそうです。
とちりながらも微笑みを絶やさないデールデン氏に対し、最後に司会者は「ミシェル・デールデンはいつも正しいお祝いの仕方を知っていますね」とコメント。
後で「酒を飲んでいたのか?」と聞かれたデールデン氏は「いつもと同じ程度だ」と答えたそうです。
よく見ると確かに、目の焦点がどこにあるのか...うつろですね。
過去にも、NHK教育番組で“歌のお姉さん”が個性的な絵を書く動画が投稿されて、それが口コミとして広まって日本から大変なアクセスがありました。(この一件で日本でもYouTubeが有名になった)
「こんなのどこが面白いの?」と思うようなものでも、時々突然変異のように注目される。そのメカニズムはよくわかりませんが、何が起こるかわからないデンジャラスでワクワクする楽しさはあります。
q.f. Excite |
投稿者 messiah : 07:32 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月18日
弱者と強者 ネットビジネスのスケール別戦略
ネットビジネスの収益はどこから生まれているのか?
例えば、グーグルはどうか、またヤフーはどうか...
...と考えていくと、共通するキーワードとして「広告」が挙がります。
有益で魅力的なサービス(情報提供)を快適なユーザー体験と共に無料で提供し、桁違いのアクセスを集める。
その膨大な数のユーザーが訪問するページに、タイムリーに広告を掲載することで、従来のマスコミ広告に匹敵する宣伝効果を上げることが可能になるわけです。(しかも、アクセス数やクリック数という具体的なデータまで把握できる)
しかし、これはグーグルのような大規模な先端企業だからできる技であり、資金力や人材面で遅れを取らざるえない中小のネット企業は同じことを真似してもうまく行きません。
例えば、大人数を収容できる多目的ホールで人気グループSMAPのコンサートを実施すれば、全国からファンがやって来る。
ホールの周辺には屋台のお店が並び、コンビニや商店街もお弁当やお茶を店頭に出して便乗売りします。(さらに、警備員が増強されるので警備会社にとっては有り難い特需となります)
つまり、世界規模の膨大なユーザー(SMAPファンに相当)が魅力あるコンテンツ=高速で正確な検索機能(SMAPの公演に相当)に惹かれて、全国からアクセスしてくるのです。(但し、ネットはホールと違い、収容人数は無限です)
そして、そのホールの中では飲食店やお土産店(検索連動型広告に相当)が立ち並び、商品が飛ぶように売れていきます。
また、ホールの外の飲食店や商店街など(検索結果で3ページ以内位に表示されたサイト)もおこぼれに預かってモノが売れるという結果になります。
では、規模のメリットを発揮できない中小のネット企業の場合はどうか?
残念ながら、彼らには多目的ホールを借り切る資金もコネもない。当然、人気スターを呼ぶことは出来ず公演は打てません。
でも、それで終わりではない。生きていかねばならない...弱者には弱者の戦略があるのです。
そこで、公園などの公共スペースを利用します。これは無料で使えるし、狭いけれどもストリートミュージシャンが演奏し歌うには十分の広さがあります。
そして、ミュージシャンの卵を連れてきて演奏させればどうでしょう?
その卵君に才能があり、人の注目を惹く魅力があれば、時間を決めて連日ミニ演奏会をすれば固定客が出来てくるものです。
ストリートミュージシャンは最初は1円も稼げない。(カンパは貰えるかも知れないが)しかし、固定客が増えたところで、主催者のあなたがすることは、さりげなく椅子(腰掛けられるものならタイヤでもいい)をおいて置けばいいのです。
立ちっ放しで演奏を聞くのはつらいが、腰を掛ければじっくりと聞けるから滞在時間が長くなります。じっくり聞かせて魅了できれば、固定客がまた増える。
腰を落ち着けて聞いてくれる固定客が増えたら、メニューを作って飲み物のオーダーをとればいい。実際には近くにある自動販売機まで代わりに買いに行くだけであるが...
ここで椅子に続いて快適さをお客さんに提供できた。固定客はさらに増えていく...
さて、そろそろ収益を上げる仕掛けが必要になります。
演奏時間帯が遅ければお腹も減る...屋台のラーメン屋さんと交渉して、特別なラーメンを限定販売してもらう...
さあ、そうなると噂を聞きつけてはるばる遠くからやってくる人も現れる。。。
と、まあ、こんなかんじですが、弱者の戦略は新規性がありユーザーが喜ぶサービスを次々と繰り出すことからスタートすると思います。