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2005年02月11日

会社員人生の極意 これにあり

(管理職の座を争っている人たちは別として)会社員も50歳になると「後10年で俺も定年かあ。ここで失業するのはこわいから無難に勤めるしかないな」という人が激増します。「後10年しかないので一花咲かすぞ」と考える人はいません。そう思った途端に、40歳代まであれほどメラメラと燃え盛っていた心の炎がいつの間にか少しずつ勢いを落として、終にはショボショボと消失していくのです。そんな侘しい状況に陥らないための極意があります。

逆らわず 流されず

会社員はピラミッドに例えられる組織の中で生きています。(ピラミッドの高さや形状は様々ですが基本的にはどこでも同じ)そんな規制された組織の中で上司や経営側に逆らってばかりいると仕事を与えてもらえなくなります。基本的には上からの命令には「はい。わかりました」という答えを瞬時に返して速攻で取り組む気構えが必要です。

しかし、逆らわずではあるが、それと矛盾しないように流されないことが実は重要です。「流されず」とは自分で物を考えて行動し責任を持つところから生まれる誇りと自信をもって、例え上司から命令されたことでも「わかりました。しかし、ここはこういう問題もありますし、こうした方がいいと思うんですが、どうでしょう」と言える勇気と習慣を持つことです。

往々にして逆らわず、流されるになっていまいがちな会社員人生ですが、実力と人望で上に上がっていく人はこの2つのバランスの取りかたが上手なのです。私の考える会社員人生の極意、あなたはどう思われますか?

東レは今年から管理職以外の55歳以上のベテラン社員の士気向上のために報酬面での優遇措置を実施します。航空会社はベテランパイロットが引き続き就航できるように定年延長しました。大阪商工会議所は商品企画、市場調査で熟年の知恵を生かすためのコミュニティを今年中に発足させます。

長年にわたり培われた能力は例え50歳になろうが60歳になろうが、国や企業や社会にとって必要なものは必要なのです。能力のある熟年を埋もれさせないような社会の仕組み作りの進展を期待したいと思います。

投稿者 messiah : 2005年02月11日 07:56

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