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2005年07月05日
牛丼ビジネス 冬の時代を自力で脱出できるか?
牛丼の吉野家は先月、既存店の客数と売上高が2年7ヶ月ぶりに前年水準を上回ったそうです。
吉野家ディー・アンド・シーの発表によると、既存店売上高は前年同月比9.6%増加し、客数も0.7%ながら増加に転じたとのこと。
「新定番」と位置づける豚丼、豪州産牛肉を使う牛鉄鍋膳、豚生姜焼定食、牛焼肉定食などが好調で、客層が比較的年齢の高い男性層に広がったといいます。
米国産牛肉の輸入再開については先月、米国で2頭目の感染が確認されて、ますます不透明になってきています。
その状況を見越して吉野家は終に、牛丼だけに依存しない店作りに方針転換するようです。
大変ですが、ここで踏ん張れば環境変化に左右されにくい強い体力がつくはず。
牛丼ビジネスの冬の時代はまだ続きそうですが、牛丼ファンは事情を理解しているし、同時に牛丼の復活を辛抱強く待ってくれています。
牛丼屋さん、そんな庶民のためにも頑張れ!
投稿者 messiah : 2005年07月05日 11:21
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