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2006年02月28日

文脈を制する者はマーケットを制する

自然言語認識エンジンを開発しているベンチャー企業・C2cube(シーツーキューブ)社は、ブログのエントリー(記事)を構文解析し、任意のキーワードがブログ上でポジティブに語られているのか、もしくはネガティブに語られているのかを判断するリアルタイムブログ評判検索サービス「BuzzTunes」のベータ版を試験的に公開しました。

独自のアルゴリズムにより、ブログの好感度数を10段階に分けてリアルタイムに評価を算出するそうです。

検索結果のページでは、ブログの記事を「ポジティブ記事一覧」と「ネガティブ記事一覧」に分けて表示。

それによって、ブログ上での意見を簡単に対比できるといいます。

また、音楽、テレビ番組、映画などのジャンルごとにブログにおける好感度ランキングも掲載します。

対象となるのは国内の主要ブログサービスを利用した約30万件のブログ。

今後はインフラ設備の充実と構造化能力の改善を図り、6月の正式版開始時には約200万件のブログサイトを対象とする予定だとか。

企業などが客観的な第三者を装って、ブログで自社製品を高く評価する行為、いわゆる「やらせブログ」というのがありますが、その対策として、記事を書いたブロガーの人気度(信頼度)も考慮に入れて計算を行っているとのことです。

「文脈を制する者はマーケットを制する」時代が到来するかも知れません。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 2006年02月28日 09:53

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