« 間もなく公開される「Origami」の正体 | HOME | いざとなったらどうする? 水に浸かったパソコンを救え »

2006年03月09日

「逃亡花嫁」に見るアメリカ人の徹底ぶり

逃亡花嫁
q.f. CNN.co.jp
米ジョージア州に住む女性ジェニファー・ウィルバンクスさん(32)は、結婚式を4日後に控えた昨年4月26日、ジョギング中に失踪し、家族や友人、地域住民ら150人以上が協力して行方を探しました。

さらに、誘拐事件の可能性もあるとして、警察も捜査に動き出したのでした。

しかし、ウィルバンクスさんのフィアンセが4月29日に、本人から「誘拐された」との連絡を受けたことから大騒ぎとなり、翌30日に彼女はニューメキシコ州で保護されたのでしたが、その後の調べで、誘拐されたというのは、狂言だったことが発覚したのです。

その後、ウィルバンクスさんは謝罪文を発表し、騒ぎを起こしたことを陳謝。招待客600人もの盛大な結婚式に怖じ気づいたり、フィアンセと別れたかったわけではないと釈明したのでした。

警察に嘘の被害届を出したとして、2年間の保護観察と120時間の地域奉仕労働を言い渡された彼女、世間では「逃亡花嫁」として一躍有名になっていきます。

彼女を題材にした、いわゆる”逃亡花嫁グッズ”が作られて人気を呼びます。

これまでに、ウェディングドレス姿で逃げようとする女性が描かれたハバネロ・ソースや、大きさ約30センチのフィギュアなどが販売されています。

さらに、さらに、。。。

今年3/5、ジョージア州で開催されたアイスホッケー・マイナーリーグの試合前に、彼女を模した首振り人形が配られ、わずか10分で1000体の人形が消えてしまったそうです。

その人形ですが、ベールをかぶり、地元チームのトレーナーを着て、左手にはブーケ、足には「アディダス」の代わりに「アディオス(スペイン語でさよならの意)」と書かれたスニーカー姿で、「本人に少し似ている逃亡花嫁ですが、意図的ではなく、まったくの偶然です」との説明書きまでがついていたそうです。

この人形を入手するため、多くの人々が開場の3時間以上前から行列を作ったそう...

人形を配布した翌日3/6夜には、20体以上がインターネット競売大手のイーベイに出品されていたというから、エライ人気です。

皮肉もここまで徹底してやられると、もう...頭が下がったり?

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 2006年03月09日 09:17

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://go1by1.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/510

コメント

こんばんは。

あんまりこのグッズを欲しいとは思いませんが、
(かわいくないもの)
こういうものに目を付ける、その商売魂が好きですね。

他人を心配させての狂言は良くないですが、
現実から失踪したくなる気持ちもわからなくはないですね...

投稿者 ちっきょ : 2006年03月10日 21:05

ちっきょさん いつもありがとう。
「現実から失踪したくなる気持ち」わかりますねぇ。
私なども常に現実から失踪しております。
反省、反省の日々であります。

投稿者 でたとこ : 2006年03月11日 08:42

コメントしてください




保存しますか?


▲TOP   ■HOME