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2006年03月10日
いざとなったらどうする? 水に浸かったパソコンを救え
数年前、新潟だったかどこかで水害によってコンピュータが水に浸かってしまい、長年蓄積していたハードディスク内のデータが全部「パー」になったという事件が起きました。
その時は、天災なのだから仕方がないと、被害にあった人も、コンピュータを販売した会社も納得してあきらめたものでした。
それにしても被害にあった人にとっては痛恨の事件。携帯電話が水に浸かったどころの騒ぎではありません。
しかし、「どうしても取り戻さなければいけないデータが入っている」のならば、最後の一手があるのです。
株式会社ワイ・イー・データのオントラック事業部は、データ復旧ビジネスで世界トップの実績を誇る会社です。
そのオントラック事業部が、ハードディスク(ドライブ)が「水没」した時の行動原則をウェブサイトに掲載しています。
- どのような状態になっていても、「中のデータはもう復旧できないだろう」などとあきらめない。
- できる限り早く、そのドライブを専門のデータ復旧会社に送る。
- サーバーやハードディスクを分解したり、振ったりしない。
- 水没したハードディスクの蓋を開けたり、ドライヤー等で暖めるなどして、中を乾かそうとしない。
- ドライブに凍結乾燥を試みない。
- 一旦水没した装置を、動作させない。(乾くまで待ってから動かしてみる、というのは一番やってはならないこと)
- ドライブを自分で清掃しようとせず、完全に乾く前にデータ復旧会社に送る。
- 物理的に壊れたり、あるいは水没したドライブには、市販のデータ修復プログラムを使用しない。
つまり、余計な事は一切せずに、速やかにデータ復旧会社にドライブを送るべし、なのです。
そして、ドライブを送る時の注意点として、
- 先ず、湿ったタオルでドライブをくるみ、ポリ袋に入れる。
- これを、丈夫な箱の中に垂直に立てて入れ、天地無用で送付する。(ヘッドと反対側に水を集めるため、できればヘッドのある側を上にする)
これだけ知っていれば、もう水は怖くない?
同社のウェブサイトで、「あり得ない!?空恐ろしいおかしなデータ復旧事件」をご覧になれますので、よろしければアクセスしてください。(こちらから)
投稿者 messiah : 2006年03月10日 09:19
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