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2006年03月16日

携帯電話の形状にイノベーションの訪れ

初めは、「ストレート型」から出発しました。

今では「折りたたみ型」がほとんどです。

言うまでもなく、携帯電話の形状のことです。

「折りたたみ型」は携帯電話の標準スタイルとして長く定着してきました。

「小型であっても操作がしやすくないといけない」というテーマを追求した結果の究極とも言える形状なのでしょう。

ディスプレイと操作ボタンに余裕を持たせるために上下に分離しているが、携帯する時は折りたたんで1つになるという合理的な形です。(さらにボタンの誤操作防止や液晶部の保護などのメリットも加わります)

しかし、究極の形状といっても永遠のものではありません。

究極の意味を塗り替えてしまうのは、いつの時代でも”イノベーション”です。

というわけで、写真のような携帯電話が登場するのです。

ボーダフォン1
q.f. nikkeibp.jp
この携帯電話は、ボーダフォン。地上デジタル放送のワンセグ放送に対応した第3世代携帯電話機です。

本体を開いた状態で画面だけを横向きに90度回転させて、ワイド放送を視聴できる構造です。(折りたたみ時の大きさは縦105mm、横49mm、厚さ27mm)

サッカー・ワールドカップの開催時期に合わせて、6月をめどに発売する予定です。

ボーダフォン2
q.f. nikkeibp.jp
テレビを視聴するには、現在の携帯電話のディスプレイ画面は縦型でいささか窮屈。

そこで、こんな形状となったわけですが、イノベーションの訪れをひしひしと感じます。

今後、携帯本体のサイズは変わらないが、ディスプレイ画面を大きく確保する工夫と形状がどんどん競って出てくるでしょう。(楽しみ)

投稿者 messiah : 2006年03月16日 10:34

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