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2006年07月29日

プーチン大統領が右腕に時計をする理由

プーチン大統領何でもないことでも、ある時ちょっと気になって以来、ずっと「?」を抱き続けるというような経験はありませんか?

昔、テレビドラマを見ていると、ある俳優が右腕に時計をはめていることに気がつき、「どうでもいい事だけれど、もし理由があるのなら知りたい」と思ったことがありました。

そして、自分でも右腕に時計をはめ変えてみて、どんなメリットがあるのかを試してみたのです。

しかし、その後二十年以上、筆者は左利きではないのに右腕に時計をはめることになってしまいました。

ところで、左利きでないのにロシアのプーチン大統領も、腕時計を右手首に巻いているそうです。

先日のサンクトペテルブルグG8サミット前、仏テレビ局がプーチン氏に「最近は有力者がみんな真似をして右手に腕時計をはめていますね」とインタビューしたのですが、彼はその理由を答えなかったそうです。

過去に遡って調べてみると、プーチン氏は2002年暮れの記者会見で同じ質問をされて「竜頭(リューズ)が手首に当たってこすれないように。それが秘密の全てさ」と説明しています。

確かに竜頭(ネジ回し式の小さな突起)は時計の右側に付いているので、当たり前と言えば当たり前...

しかし、旧ソ連KGB出身のプーチン氏のことだから何か他に理由があるのではないか、という憶測がマスコミなどで取り上げられています。

例えば...

「東洋武術ではエネルギーが集中するポイントが左手首にあり、大統領はそれを塞がないようにしている」(プーチン氏が柔道愛好家であることは有名)

「KGB下の秘密機関が腕時計を左手首にすると健康に悪いという研究結果を報告したから」

どうでもいいような事が、気になるとますます気になるという現象となっています。

とうとう、「クレムリン風」と名づけられた右手専用の腕時計まで発売されました。

ここで、筆者が何故、左から右に腕時計の位置を変えて、元に戻さなかったのかという秘密を打ち明けましょう。

左腕にはめていた時は、よくぶつけたのです。あっちこっちに...(おかげで、キズだらけでした。特にガラス面とか)

普通、右手は動かす範囲や勢いも強いのでぶつけたりする確率が高いだろうと思われがちなのですが、やってみると意外です。

動作範囲や移動速度が大きい分だけ、より神経を使って注意していることがわかったのです。

現在、使っている時計は右手にはめて12年経ちます。

ぶつけないように特に注意をしているわけではありませんが、右手自体に注意力が集まるからでしょう、一筋のキズもないから不思議です。

というわけで...プーチン氏も多くは語りませんが、きっと同じ体験を持っていることでしょう。

q.f. 朝日新聞7/29特派員メモから

投稿者 messiah : 2006年07月29日 10:06

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