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2006年08月09日

子供にしか聞こえない音の持つ可能性

大人と子供は物理的にどこが違うか、という答えの1つを見つけました。

大人は子供に比べて、年齢のせいで身体にガタがきているといった抽象論ではありません。

先に答えを出すと、それは音の聞き取り

子供には聞こえるが、大人には聞こえない音があるのです。

20代後半以上になると聴力が落ちるため、8,000Hz以上の高音は聴こえなくなります。

この特性を利用した着メロが開発され、それを搭載した携帯電話が韓国で発売されました。(そう言えば、1年前には蚊の嫌う周波数の音を出す携帯も韓国で出ていますね)

若者にしか聴こえない高周波の音は、もともと英国で発明されたもので名前は「Mosquito」、つまり「蚊」という意味です。

Mosquitoは、場所をわきまえず騒ぎたてる若者たちを追い払う目的で作られた音で、10代の若者にはその名の通り蚊の羽音のように不快な音として聴こえるのです。

但し、それが着信メロディとして提供されるようになると、若者たちは逆にこぞってダウンロードし始め、授業中に教師が音に気付かないのをいいことに電話を受けるなど、Mosquitoの効果を逆手にとった使い方が流行しています。

携帯でコミュニケーションすることが当たり前の現代の子供たち。(逆に現代の大人たちにとっては、理解しがたい未経験の世界)

大人には聴こえない周波数の音声を機械的に作り出すことが出来れば、子供同志で公然と秘密の会話が行われる、そんなSF映画のような世界が現出する可能性もあります。

q.f. MYCOM PC WEB

投稿者 messiah : 2006年08月09日 09:03

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