« ランチにはスシが格好いい | HOME | 本当に焼いたインスタント焼きそばが発売されます »
2006年08月25日
ハンカチ業界に涼風をもたらした甲子園の王子
高校野球も終わりましたが、優勝した早稲田実業の斎藤投手を「ハンカチ王子」と呼んでマスコミが話題作りに躍起です。
百貨店・スーパーには、斎藤投手が試合中に汗を拭っていた「あれと同じものが欲しい」、「どこの製品か」という問い合わせが殺到し、メーカー探しが始まりました。
そして...製造元はニシオ株式会社と判明しました。
ニシオ株式会社は大阪にある従業員数100人のハンカチメーカーですが、例のハンカチの件でマスコミからの取材は殺到するは、電話は鳴りやまないは...でパニック状態とか。
斎藤投手が使っていた青いハンカチは同社のオリジナル商品で、元来は香典返しやギフト用のものでしたが、平成13年で販売が終了しており現在庫はゼロ。(ハンカチは中国製で約5万枚製造された)
再販の予定もなく、同社社員は「話題になるのはいいのですが、現在は市販されていないので大変心苦しい」と困惑気味だそうです。
簡単に手に入らないとなると、突然、俄然...価値が出てくるのです。熱いファンによって。。。
インターネットのヤフーオークションでは24日午前、斎藤選手が使っていたのと同じ青いハンカチが中古ですが最高値で6250円(定価400円)をつけています。
この先、甲子園に出場するような好投手にハンカチをどんどん贈るハンカチメーカーが続出する“おそれ”があったりします。
ジャスダック上場のハンカチメーカー「川辺」(本社・東京)の株は先週末216円から、24日は263円まで47円も上昇しています。
ハンカチ業界の皆さんへ...
しばらくは、東京に足を向けて寝てはいけない!でしょうね、きっと。
q.f. iza |
投稿者 messiah : 2006年08月25日 08:57
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://go1by1.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/719