« あなたは世界で云番目の金持ちです | HOME | 「オーストリア」から「オーストリー」へ »

2006年11月18日

ラジオ、テレビで「ジェームズ・ボンド」を募集

スパイアクション映画「007」シリーズに登場するジェームズ・ボンドが所属するMI6(英対外情報部)が、「007」最新作の英国封切り(11/16)に合わせて、若者を秘密諜報部員として勧誘しています。

MI6の現役諜報員2人が、自分の身元は明かさず「職員A」「職員B」とだけ名乗って音声も変更されて、11/15のBBCラジオ番組に出演しました。

この様子を放送したBBCテレビも、顔を隠したシルエット映像をテレビに流しました。

職員Aは「たえず外に出て情報源を探している。必要な情報を提供してくれる人物を特定して、われわれに協力する気になった段階から、関係を構築していくのが仕事だ」と語り、それが国家にとって重要な任務であることを強調したそうです。

MI6は100年近い歴史を持ちながら、1994年までは組織の存在すら公式に認められていませんでした。

同じ諜報機関でも、長官が常に公の場に現れ報道官もいる米中央情報局(CIA)とは違う徹底した秘密主義が取られてきたのです。

要員もオックスフォード、ケンブリッジなど名門大学の出身者を中心に同窓会網などを利用して勧誘していました。

しかし、冷戦終結に伴い人材難が深刻化。開かれた組織への変革を求められてきており、組織の存在も長官名も公表されるようになったのです。

そして、昨年10月にはMI6のウェブサイトまで開設しました。

職員Aは「伝統的な職員採用の手法も変わりつつある。今や、情報の世界で働く興味があれば、いつでも可能だ」と話しました。

そして職員Bは「アクションや冒険の場面も多い。テントの中で(中東地域の)部族の指導者と話をしていたかと思うと、24時間後には違う国で財界の大物と会っているかもしれない」とジェームズ・ボンド並みの仕事ぶりを語ったそうです。

ところで、秘密諜報部員もインターネットで情報収集しているのでしょうか?

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2006年11月18日 17:01

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://go1by1.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/830

コメント

コメントしてください




保存しますか?


▲TOP   ■HOME