« おせち料理を作る 残ってほしい伝統 | HOME | これからは“ゆとり”ある休日生活ができます? »
2006年12月19日
“北極”という名のあたたかい町
名前はサンタクロース。住所は北極。
北極は、英語で「The North Pole」といいますが、同名の町がアラスカ州の内陸部、フェアバンクス近郊にあります。
ノースポールは人口わずか1,600人の小さな町。
しかしここは、世界中の子供から「サンタが住んでいる町」として認知されているのです。
クリスマスが近づくと、この町は突然活気づきます。
世界中の子供たちからサンタ宛に手紙が届くからです。
サンタへの手紙は毎年11月下旬ごろから増え始め、ピーク時には1日約6,000通も殺到します。
昨年は、世界26ヶ国から合計120,000通が送られ、さらに差出人不明の手紙も数千通に上ったといいます。
大半は「北極のサンタ様」に宛てた手紙ですが、中には「サンタ様」とだけ書かれていたり、切手が貼られていなかったりするケースもあります。
しかし、フェアバンクスの中央郵便局は、こうした手紙も「特例として」同町まで配達しているそうです。(エライ!)
町では数十人のボランティアが手紙を開封し、差出人が明記されていたら事前に印刷しておいた返事を発送します。封筒には、サンタの顔をデザインしたノースポールの消印が押されます。
ボランティアの1人は「サンタは神秘的な存在にしておきたいから、(サンタの助手とされる妖精)エルフからの返事ということにしている」と説明しています。
このボランティアの方によると、過去10年間に「ありとあらゆる願い事を読んだ」といいます。
最新のおもちゃを欲しがる子もいれば、奇跡を望む子もいます。
イラクで戦死した父親を「クリスマスだけ帰して」と願う手紙もあったそうです。
3年前には、匿名の差出人から切手のない封筒で、1000ドルの郵便為替と「サンタなら有効に使ってくれるでしょう」とのメッセージが届いたそうです。
このお金は、返信用の切手代として活用したそうです。
但し、子供たちへの返事では「何も約束しない」のが鉄則だそうです。
それってワカルなあ~。
投稿者 messiah : 2006年12月19日 08:56
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://go1by1.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/856
コメント
ご無沙汰しております。今年もサンサンてるよの教養度アップにご協力くださり誠にありがとうございました。アラスカにこんな夢の街があったなんて知りませんでした。来年は手紙を出そうかな・・日本の郵便局なら「宛名不完全のため・・」とか書いて舞い戻ってこないでしょうか?オーロラも温泉もあるんですね。フェアバンクスって・・一度訪れてみたいものです。
サンタの助手がエルフというのも初耳。やっぱりねえ、サンタさんひとりでは忙し過ぎると思うてましたの。
投稿者 サンサンてるよ : 2006年12月20日 12:05
本当にご無沙汰です。サンサンてるよさん
私もこの記事を書くまでは、サンタに助手がいるとは知りませんでした。
お釈迦さんとその弟子の話がありましたね。
(出家とその弟子だったかな?)
サンタとその弟子エルフが、クリスマスの日にプレゼントを持って世界中をうろうろ、あっちこっちを引っ張りまわされたあげく...
「サンタだけにマイッタ。サンタクローシマス」という下げ。
こんなん、いかがですか。
ちょっとダメですかね?
投稿者 でたとこ : 2006年12月21日 12:53
わあ、おもしろそう!クリスマス落語って今まであまり聞いたことないですものね。来年のクリスマスまでには完成していることを目標に一度考えてみますね。
投稿者 サンサンてるよ : 2006年12月21日 16:05