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2006年12月25日

ハムストリングにストレッチはよくない?

運動する前や運動した後に、筋肉を伸ばす“ストレッチ”をすれば、筋肉がほぐれていいと聞いていました。

ところが、筋肉の部位によっては、このストレッチ運動は逆効果をもたらすようなのです。

太ももの裏側にハムストリングと呼ばれる筋肉があります。

ハムストリング(hamstring)は「・・・の活動力を奪う」という意味があるのです。

これは、家畜などを飼育する都合にその部分の筋肉を切り、動物の身動きを制限したことに由来します。

米プロフットボールNFLでは、アリゾナ・カージナルスのラリー・フィッツジェラルド選手が、ハムストリングの損傷で3試合欠場しました。

ワシントン・レッドスキンズのトロイ・ビンセント選手もその1人で、「痛みは突然やってきた」と言います。

今のところ原因不明。

しかも、回復には数週間から数ヶ月を要し、痛みを感じないからと復帰してまた痛めることが多いようです。

ピッツバーグ大学医療センターの専門家によると、ハムストリングの損傷は、試合の序盤と終盤に起こりやすく、筋肉のはりなどの予兆があり、他の筋肉の方が発達している選手がなりやすいなどの特徴があるそうです。

インディアナ大学スポーツ医療センターによると「ストレッチ信仰を捨てるためのデータ、証拠はいくらでもある。とくに(ハードルを飛ぶような格好で足を伸ばす)ハードラーズ・ストレッチはハムストリングに負担をかけるだけ」と断言しています。

筋肉は“伸ばせばいい”というものではない。

肝心なのは、運動前のウォームアップのようです。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2006年12月25日 07:13

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