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2006年12月31日

車が売れない時代が忍び寄っている

日本自動車販売協会連合会と三菱総合研究所の調査によると、乗用車の国内保有台数が平成29年の6,018万台をピークに減少する見通しであることを発表しました。

人口減少に加え、運転しなくなる高齢者の増加が大きな原因とのこと。

乗用車の保有台数は、昭和47年に1,000万台を超え、平成元年には3,000万台を突破しました。

平成12年に5,000万台に達して以降も右肩上がりの成長が続き、自動車産業は日本経済の牽引役となってきました。

自販連と三菱総研によると「公共交通機関が発達し、駐車場などの維持費がかさむ都市部から減少が始まる」と分析しています。

複数保有する世帯が多い地方では減少ペースが緩いが「人口減少の激しい地域から順次、保有台数も減少していく」とみています。

自動車メーカーは中国やロシア、インドなど有望市場への取り組みを強化。

平成17年度は海外生産が初めて国内生産を上回り、国内市場の縮小が進行中。

高度成長のシンボルであった自動車業界はゆるやかに激動の時代へ向かっているようです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 2006年12月31日 08:42

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