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2006年12月30日
百メートル走は9秒29まで短縮可能? 数学者が予測
百メートルは9秒29で走れるが、男子マラソンはもう限界。
ティルベルク大(ドイツ)の数学者、ジョン・アインマール教授は、陸上の各種世界記録の限界値の研究成果を発表し、男子百メートルでアサファ・パウエル(ジャマイカ)の持つ9秒77の記録は9秒29まで短縮できるとの見通しを示しました。
1,546人の男子選手と1,024人の女子選手の記録から計算された数字によれば、男子マラソンの世界最高記録はポール・テルガト(ケニア)の持つ2時間4分55秒からわずか49秒しか縮まらないといいます。
これに対し女子はポーラ・ラドクリフ(英国)の2時間15分25秒の記録をあと8分50秒も更新できるといいます。
この教授はこれまで、株価やダムの高さ、保険の損害賠償額など、さまざまな事象の限界値をはじき出してきた人だそうです。
但し、彼の研究を覆す数字が出現する可能性を教授は否定していません。
男子走り幅跳びで23年間世界記録を破られなかったボブ・ビーモン(米国)を引き合いに出し「1968年に8メートル90を跳ぶなんて、誰も予想しなかっただろう?」と話しています。
科学を超える選手が現れて、夢をあたえてくれることを願います。
投稿者 messiah : 2006年12月30日 13:52
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