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2007年01月13日

巨大掲示板2チャンネル閉鎖か?

2チャンネルのトップページをご覧いただくとわかりますが、同サイトのシンボルマークとも言える“壷”の上に「賠償金滞納処分差押物件」という赤紙が貼られています。

赤紙の右横には「この壷を損壊し、または無効にした者は刑法第96条により処罰されます」という但し書きが。

もちろん、これは2チャンネル管理人の強烈な皮肉なのですが、巷では2チャンネルのドメインが近々差し押さえられる可能性があるというウワサが...。

IT系の情報サイトの多くがこの話題を取り上げています。

過去にも閉鎖騒ぎがあったようですが、結局何事も起こらなかったので今回も「またか...」と達観する意見もあれば、仮差押となった経緯を詳細に解説して「今度は本当に...」という意見もあり、錯綜しています。

事の発端は、ある男性が2チャンネル上で自分や家族の実名、住所を晒され「人間の屑」「ネットストーカー」などと誹謗中傷されたため、昨年8月、2チャンネル管理人を相手取り、東京地裁に書き込み者の情報開示を求める申し立てをしました。

裁判は、同管理人が出廷してこないまま同年9月に情報開示を命じる仮処分が出たのですが、その後も何ら対応が得られないため、間接強制(※)で1日5万円ずつ制裁金を科すこととなったそうです。

(※ 間接強制とは、債務者に対して一定の期間内に債務の履行をすべきことを求め、その期間内に履行しない時は、一定額の金銭の支払いを命じることにより心理的圧迫を加えて、債務者に自発的に債務の履行を促す執行方法)

しかし、それでも同管理人の法廷無視は続き、決定から100日を経て債権は500万円に膨れあがったのです。

今後、同管理人がこれまでと同様に出廷しない場合、早ければ再来週にも強制執行が始まるとのことです。

東京地裁は「値段がつくものは差し押さえ可能」と判断しており、「日本国内では前代未聞」(ドメイン登録機関)とされるドメインの仮差し押さえも行われる可能性があるといいます。

しかし、2チャンルのドメインは海外のレジストラ(ドメインの登録申請を受け付ける組織)で取得している。それをどうやって差し押さえられるのかと疑問を呈している人もいます。

この騒ぎの行方は?筆者にはまったく読めません。

ただ、ネットの深層世界ではしばらく、この話題で毎日明け暮れそうです。

q.f. ZAKZAK

投稿者 messiah : 2007年01月13日 11:07

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