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2007年01月23日

誰よりも速く先駆けた者に“微笑む”

1/21放送のNHKテレビ番組「グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」を見ていると、ある検索エンジン対策のコンサルタントがセミナーを受講してる人に向かってこんなことを言っていました。

『平家にあらずんば人にあらず』(ではなくて。。。)

『Google(グーグル)で検索して上位15番までに出てこなければ、あなたの会社は存在しないのも同然だ』

その強烈な言葉に呆然とする受講者たちの表情が、テレビ画面に映し出されていました。

番組では、Googleの検索で自社のホームページが検索結果の上位に出なくなり、倒産寸前の会社が登場していました。(コワイですねぇ)

Googleの検索で上位に表示されるための調査行動をSEM(検索エンジンマーケティング)といい、インターネット上でビジネス展開する会社には不可欠な要件と言われています。

しかし、SEMにはそれなりに費用がかかるし、Googleの検索結果に広告を出す(リスティング広告)も安価とは言えません。

そんな時、面白いニュースを発見しました。

地方の小さな放送局がだれもやっていない(ある意味、やりたくない)ことをやり始めました。(こういうのを“パイオニア”というのでしょう)

昨年、世界で最も話題を集めた動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)に、自局制作のニュース番組などを投稿する米ローカルテレビ局が登場しました。

米大手TVネットワークのCBSやNBCは、YouTube側との合意を経て一部番組を同サイトで公開していますが、このローカル局は広告収入などの見返りなしで番組を投稿しているのです。

カリフォルニア州南部のテメキュラにある「KZSW TV」という放送局がそれ。

昨年12月以来、これまで約1ヶ月で40本あまりのビデオを投稿しました。

米国内でも同局の動きはほとんど知られていなかったのですが、今月中旬に地元紙が取り上げたことをきっかけに、ネット社会の動向を扱うサイトやブログなどを通じて「地方のテレビ局としては世界で初めての例」と、関心が一気に高まっています。

誰にも可能だが、それを誰よりも速く先駆けてやった者にのみ「幸運の女神」が微笑むということがあります。

そこには“勇気”という要素が必要ですが。。。(それにプラス、開き直りも)

q.f. iza

投稿者 messiah : 2007年01月23日 08:55

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