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2007年02月10日

オリンピック参加選手のブログ解禁

国際オリンピック委員会(IOC)には「五輪憲章」というのがあって、取材証を保持しない選手や役員などの五輪参加者によるジャーナリスト活動を禁じています。

日本オリンピック委員会(JOC)はと言うと、IOCに右に倣え(ならえ)で、昨年2月のトリノ五輪では代表選手らによるブログ活動を事実上禁止していました。

しかし、2/7にスイスのローザンヌで開かれた理事会で、五輪参加選手による大会中のブログ(日記風サイト)活動を容認する方針を決めたそうです。

IOCは、「プライバシーに配慮する必要があるが、問題はないと思う」との立場を示しており、ガイドラインを作成するそうです。

この話で何となく思い出したのが昨年秋の衆議院選(ホラ、あの小泉劇場ですよ)。

その時に、選挙立候補者はブログを開設してネット上で自分を売り込もうとしました。

ブログのお陰で、政治家の行動をリアルタイムで知ることができ、建前よりも本音が伝わる面白いブログが多かったのです。

しかし、それが公職選挙法に抵触する怖れがあるとかなんとで、選挙の公示が始まるとブログの更新ができなくなり、せっかく国民の間で盛り上がっていた政治参加ムードに水を注したのでした。

その後「そんなのおかしいじゃないか」という声が多く起こって、ついに自民党も公職選挙法の改正も視野にいれた柔軟路線に転換しました。(次の参議院選ではブログは無条件に更新できるようになると思います)

表現や言論の自由を妨げることは、他にどんな理由があってできない、ということです。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2007年02月10日 17:28

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