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2007年05月12日

濃口から薄口へ ネット民族に変化の兆し?

現代病のひとつに“mixi疲れ”があります。

SNSでの友人との濃いコミュニケーションや、他人に読ませることを前提としたブログ執筆を負担と感じているユーザーが陥るシンドロームです。

「じゃあ、SNSやめれば?」と思うのですがそれができない。

つながりを切ったら、せかっく築いた人間関係を全てを失ってしまうような脅迫観念があったりしますから。

原因の一つは、サービス提供側が互いに“濃い”コミュニケーションを取ってもらおうと、どんどん機能を拡張してきたからです。

つまり、“濃口しょうゆ型”サービスしかなかったわけです。

しかし、“濃口しょうゆ型”コミュニケーションへの反動からか、シンプルで緩いつながりの“薄口しょうゆ型”コミュニケーションが台頭してきています。

米国発の「Twitter」に代表されるミニブログです。

ブログほどのカスタマイズ性がない代わりに、容易に始められるのが特徴で、「一般の主婦が、『いま洗濯物を干したところ』とか、1日の出来事をシンプルにリポートする」だけ。

「今何をしている」程度のことなら1行で書けるし、コメントも軽いツッコミでOK。そんなところが人気の原因のようです。

濃口から薄口へのネット民族大移動はあるのでしょうか?(要観察)

q.f. iza

投稿者 messiah : 2007年05月12日 06:39

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