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2007年05月13日

「知的所有権」という観念が薄い国

先日テレビで、アメリカのディズニーランドをほぼ完全に真似した北京の中国国営遊園地「石景山遊楽園」が紹介されていました。

シンデレラ城はもちろんのこと、ミッキーマウス、白雪姫、プーさんなどのキャラクターも全てディズニーのパクリ。(こんなん、あり?と目が点に...)

そのうち、訴えられるのでは?と思っていたらやっぱり。。。

米ウォルト・ディズニー社は、著作権侵害の疑いで本件を北京市版権局に通報しました。

同遊園地は「ディズニーランドは遠すぎる。石景山遊楽園に行こう!」をキャッチフレーズに、労働節連休(5月1~7日)の期間中、シンデレラ城などディズニーランドに酷似したアトラクションを園内に設置。

ミッキーマウスなどに酷似したキャラクターの着ぐるみが練り歩き、親子連れらと記念写真の撮影に応じるなど、ディズニーランドをそっくり真似た方法で集客を図っていました。(因みに、国営です)

このパクリの事実は、日本で放送されたテレビ番組がネタ元かどうかは知りませんが、米メディアなどが「著作権を侵害している」と報じたことからディズニーが動いたようです。

遊園地側は「積極的に模倣したわけではない」「極力そうならないよう避けている」と反論しながら、その一方で、連休明けに白雪姫と7人の小人を真似たアトラクションを解体するなど、証拠隠滅を図った疑いも持たれています。

それにしても...遊園地とは言え、「国営」ですからね。

国自体に「著作権」、「知的所有権」という観念が希薄なことは明らかです。北京五輪で何か摩擦が起こりそうな予感が。。。

q.f. 毎日新聞

投稿者 messiah : 2007年05月13日 06:18

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