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2007年06月21日

やっぱりこれはシンドロームだった

筆者は、携帯電話をマナーモードに設定(着信音の代わりにバイブレーターが振動するように設定)した時に、不思議な経験を何回かしました。

バイブレーターが振動していないのに、振動したような気がして携帯電話を手にしたら、電話もメールも何も届いていなかったという経験です。

このような経験は自分だけかと思っていたら、どうやらそうではないらしいことが分かりました。

米のニュースサイトUSATODAY.comの記事によると、携帯電話が実際には振動していないのに、振動しているかのような感覚に陥ることを「phantom vibration syndrome」と呼ぶそうです。

「phantom」とは幻とか幽霊の意味があります。

携帯電話ユーザーが振動に用心深くなっている時に、この体験に襲われる可能性が高いそうで、ユーザーが振動する感覚を規則正しく経験することで、脳がその感覚を学習してしまうからだそうです。

振動を検出することを学ぶことは、知覚の学習プロセスの一部だそうです。

つまり、携帯電話が振動することに反応することを、脳が習慣として学習することによって、振動する感覚に過敏になった結果、実際に振動していないにもかかわらず、携帯電話が振動しているかのように感じることが起きるというわけ。

やっぱりこれはシンドローム(病気)だったのか。

高度に発達した社会のインフラに肉体が否応なく反応するのも悲しい...

q.f. GIGAZINE

投稿者 messiah : 2007年06月21日 17:23

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