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2007年07月26日
ケイタイは縛らない 縛られる自分がいるだけ
子供にとっては楽しい玩具(おもちゃ)、大人にとっては自分を縛る鎖(くさり)。
その名は、携帯電話。
そんなわけで、大人の中から「携帯に縛られない暮らしを」という願望がめばえ、カナダで実現する方向になりました。
所は、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州のニューデンバー村。
この村は、ブリティッシュコロンビア州南東部の谷間に位置していて、かつては鉱山開発の拠点としてにぎわったこともありましたが、住民は現在わずか600人。
地元で携帯を使っている住民はいません。
村の経済開発担当は、携帯の騒音がない、静かな自然環境で暮らしたいと願っている人も多いはずと移住者の到来を期待しています。
ゆくゆくは、携帯電話の着信音、会話とは無縁な静かな環境の観光地を目指すそうです。
手始めに、電話会社が周辺地区に計画している携帯用の通信施設の建設計画を取り下げるよう要望しています。
但し、住民に高速のネット通信を提供する環境は整えているとか。
携帯電話は公私を問わず、住む環境を問わず、人々の生活に入り込んでいますから、脱ケイタイ志向も多いでしょう。
しかし一方、持ったことのある人は、その便利さを誰もが享受していることも事実です。
ケイタイが自分を縛るのではなく、ケイタイに縛られる自分を何とかしないとダメですね。
ニューデンバー村に移住しても、影でこっそり携帯を使ってしまう人にならないように。
投稿者 messiah : 2007年07月26日 07:34
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