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2007年11月13日
ニューヨークのハトがピンチに
日本では、平和のシンボルとされているのがハト。
確かに、コイツはおとなしい生き物です。
人間を筆頭に、命を奪うことに明け暮れている生命界で「これほど攻撃的でない動物があろうか」と言えます。
同族で争うこともない。大きな泣き声をあげることもない。他を威嚇することもない。
ただ、ひたすらエサを求めて集団で行動しています。
殺伐とした世界にウンザリしている人間たちは、そのハトの姿に心の癒しを求めているような気がします。
ところが、ニューヨークではそのハトが悪者になりかけている?
ニューヨーク市の市議会議員が先日、ハトに餌をやると罰金1000ドル(約11万円)が課せられるという法案を提案しました。
同議員は、ハトとその排泄物は深刻な伝染病の原因であると主張。
市内のハトの駆除をするつもりはないが、公衆衛生への危険に立ち向かう時であると述べています。
同法案の審議は年内にも始まる見通し。
でも、癒しとしての存在であるかぎりは、通ったとしてもこの法律は意味をなさないでしょう。
エサをあげたい人はいくらでもいるし、どこでも自由にそれができるから。
投稿者 messiah : 2007年11月13日 20:11
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