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2005年03月16日

大阪人は非協力的?ゴミの分別方法を全区で統一

6年以上前、東京に住んでいた頃は燃えるゴミと燃えないゴミに分けて中身が透けて見える半透明の袋に入れてゴミを出していました。私はそれが全国共通ルールだと思いこんでいたので、大阪に戻った時、大阪市の分別方法の大雑把さに驚いたことがあります。大阪市は現在24区あり、その内13区では普通ゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミという3つのカテゴリーに分けてゴミを出しています。他の11区は「普通ゴミ」を「普通ゴミ」と「容器包装プラスチック」に分けて全部で4つのカテゴリーに分けてゴミを出しています。区によって方法が異なるのも何か変ですが、ようやく2005年4月1日から全区で4つのカテゴリーに分けてゴミを出すことに統一されました。が、...

ゴミ問題を担当する大阪市環境事業局によると、容器包装プラスチックごみの収集施設や職員人数の問題があって全24区一斉ではなく段階的に進めてきた、とのことです。

既にゴミの分別を4つのカテゴリーで実施している区は次の通りです。

 ・ 2001年から実施 福島区・此花区・住之江区・住吉区
 ・ 2003年から実施 西区・港区・大正区・西淀川区・旭区・城東区・鶴見区

しかし、大阪HotNewsによると、この分別については現段階での市民の理解はいまひとつで、関係者は協力の呼び掛けに躍起になっている。現時点でも分別は徹底されておらず、すでに実施している11区の市民の「協力率」も約4割にとどまるとのこと。

環境事業局は2、3年以内に協力率を6割程度に引き上げることを目指しており、担当者は「地域の人と協力しながら一人一人に広めていきたい」と意欲的だそうですが.....

新たに分別する容器包装プラスチックごみには弁当や菓子を包むフィルムやラップといった商品の中身を出した後に不用になるものも含まれます。


分別というのは面倒な作業です。しかし、これからは考えながらゴミを出す時代に突入します。これまで楽をしてきた市民にとって最初は面倒に思うでしょうが、でもこれ老化防止の役に立つかも知れません。

繁栄を極めた生物は、自らの排泄物の蓄積によって自らの生態系を破壊して最後に絶滅するといいます。しかし、反対に排泄物を逆利用してエネルギーに変換できれば永遠の繁栄が約束されることでしょう。

ゴミは人間が生み出した文明の排泄物です。これを逆利用して資源化しないと人間に明日はない、いつか絶滅する、と考えながらゴミを分別すると協力率が多分上がる。かも?

投稿者 messiah : 2005年03月16日 08:12

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