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2005年04月21日
ユビキタス社会を先取りしたコンビニエンスストア
イトーヨーカ堂とセブンイレブン、デニーズを含めたIYグループが持ち株会社制に移行することになりました。(セブン&アイ・ホールディングスの誕生)
セブンイレブンはイトーヨーカ堂の本業(総合スーパーマーケット事業)のサイドビジネスとして昭和48年に誕生し、その後成長を続けていきます。
現在、国内チェーン全店の売上は2兆4,408億円、営業利益が1,707億円(H.17.2期)にまで到達。親会社のイトーヨーカ堂の売上約1.47兆円を大きく上回り、営業利益にいたっては4倍強にまで...。
セブンイレブンのHPの「売上高推移・棒グラフ」は、時間を横軸にした理想的な右肩上がりのカーブとして表現されているのに対して、イトーヨーカ堂のHPの「業績推移・棒グラフ」は時間を縦軸にして右肩下がりの印象を極力排除するような意図が感じられ、両社の自信と勢いの差を実感させられます。(最高経営責任者は共に鈴木敏文氏)
コンビニ導入は鈴木氏の先見の明を褒めるべきかも知れませんが、一方で本業の衰退を招いたことも事実。(但し、総合スーパーはどこも全て苦戦しているので世の流れというべきか...)
小さな組織が小回りを利かして数多くいたるところに存在する、というコンビニの在り方は、ユビキタス社会の実現を先取りしています。
ユビキタスには「あまねく存在する」という意味がありますが、コンビニは正にそうでしょう。あまねく存在するものに個々の規模はむしろ不要だと言えます。
”サイドビジネス”だったものが”本業”を支えるという逆転の図式。正に変革の時代を予感させる話です。
投稿者 messiah : 2005年04月21日 10:28
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