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2005年07月17日

ビールをおいしく飲む極意(ゴクッい) みたいな。。。

梅雨明けを目前に控え猛暑が続く日本列島。ビールが最もおいしい季節です。

以下、毎日新聞から引用します。(7/15朝刊)

ビールをおいしく飲むには?

「冷蔵庫のドアポケ」、「光の当たる場所」、「繰り返し冷やす」、はダメ。

ビールが弱いのは光、振動、温度。店は明るくなくちゃ、と日本の消費者は思いがちだが、蛍光灯の光でもビールは傷む。特に瓶ビール。茶色の瓶が多いのは、光の波長の中でビールを傷める光をシャットアウトするため。光にさらされ劣化すると、「日光臭」という、ぬれた段ボールのような臭いになる。

振動はビールの分子の活動を促す。酸化が進み、濁りが出て味も落ちる。だから冷蔵庫のドアポケットに入れると、開閉ごとにビールは悲鳴を上げている。

そして温度。高温は振動と同じで分子の活動が進む。日の当たる店頭に箱積みされているようなものは「注意した方がいい」。一方、凍り付くような低温は、ビールの分子結合が崩れ、沈殿物が生じることもある。

冷えているビールを買い、常温で放置し、飲む際にまた冷やす、と繰り返すのも劣化の元。スーパーで買った瓶ビールで実験。自宅のベランダに半日放置したものを再度冷やし、グラスに注ぐ。天候は曇り。ただし暑かった。どれどれ……う~ん、古本のような、カサついたにおい?保管のよいものと比べて飲めば、違いは歴然だ。

製造、運搬、卸、小売店ともにビールの特質を知っていないと、結果的にまずいビールになる。

「ワインには気を使う人が最近は増えてきた。でもビールも同じ。鉄則は、飲む分だけ買う。飲む分だけ冷やす。店を選ぶ」

なるほど。ではキンキンに冷やしていいのはグラス?居酒屋で指のあとがつくほどグラスが冷えていると、サービス満点って気がします。

NPO日本ビアテイスター協会の小田良司理事長に聞くと「だめだめ!」。人間は嗅覚で味わう動物だ。ビールやグラスが冷えすぎていると、香りがわき上がってこない。ヨーロッパなどで常温のビールがあるのは、まさにビールを味わうため。だからおすすめのグラスは「口の広いもの。清涼飲料として飲みたいなら、細長いグラスでどうぞ」

◇プロが教える、注ぎ方のコツ

サッポロビールのビール製造責任者・長谷川真澄さんによると、

<1>きれいに洗い自然乾燥させたグラスをテーブルに置く。

<2>グラスの底の中心めがけ3分の1ほど注ぐ。

<3>大きな泡が消えるまで待ち、グラスの口まで注ぐ。

<4>大きな泡が消えたら、口から泡が2~3センチ盛り上がるところまで注ぐ。

<5>ビールと泡の比率が7対3ぐらいになったら出来上がり。

宴会ではグラスを傾けて注いでました。「それではいい泡が立ちません」と長谷川さん。「注ぎ足しもよくないです」。気が抜け温まったビールに新鮮なビールを足してもおいしくならない。

「最後に一つ、ビールをおいしくするコツをお教えしましょう」

思わず身を乗り出すと、「楽しい雰囲気で飲むことですよ」

筆者としては、テニスなどの運動をした後のビール(ビールでなくても)は分け隔てなくうまい。どちらかと言えば、無頓着な方です。

投稿者 messiah : 2005年07月17日 11:36

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