« 「効率」と「スピード」だけではいけない時代の予感 | HOME | 次世代メディア「ブログ」で選挙動向を探る様々な試み »

2005年08月16日

良し悪しは別として、目標を持っているか否かの差

朝夕に心持ち涼しさを感じる日々が到来し、エアコンを長時間かけなくてもなんとか眠れるようになりました。

政治の世界では対照的に、これからが暑い・熱い選挙戦本番です。

さて以前のエントリーで、政治ネタは面白くないと言っておきながらではありますが...

毎日新聞が実施した全国世論調査(電話)で、小泉首相が郵政民営化関連法案に反対票を投じた自民党前職の公認を認めず、反対派の選挙区に対立候補を擁立する手法を取っていることへの評価を調べたところ、「評価する」が50%で、「評価しない」の43%を上回ったようです。

また、自民党支持層で「評価する」と答えたのは71%で、「評価しない」の23%を大きく上回ったとのこと。

衆議院選後に期待する政権の枠組みをたずねたところ、「自民党を軸にした政権を望む」と答えた人が51%で、「民主党を軸にした政権を望む」は35%という結果。

こうした数字からは、小泉首相に対抗する勢力が見当たらない、また対抗する勢力が結集されていないことが浮き彫りになっています。

これを小泉首相の強運と見るか、政局判断の鋭さと見るかは意見が分かれるでしょうが...

いづれにせよ、「郵政民営化」という目標を持った人(小泉首相)と、スローガンを持たない(あるいは希薄な、あるいはアピール不足な)人たち(民営化反対派、野党)を比較した時に、このような評価の差となって表れている気がします。

投稿者 messiah : 2005年08月16日 09:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://go1by1.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/252

コメント

コメントしてください




保存しますか?


▲TOP   ■HOME