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2005年08月24日

【ワイドショー】 あの「ピアノマン」の驚きの正体とは!

ピアノマン
by X51.ORG
今年4月上旬に英国南東部ケント州の海岸近くで保護され、「ピアノマン」として世界的に話題になった身元不明の男性が、ドイツ人だと判明し、既に本国へ帰国していたことが分かりました。

政府関係者がAP通信に述べたところによると、この男性は名前は明らかにされていませんが、バイエルン地方出身で年齢は20歳。

ドイツ外務省もこの男性がドイツ人で、8/20に本国へ帰国したことを認めています。

一時期、テレビではワイドショーが連日のように取り上げて話題になっていました。

とうとう、その正体が...

彼は、海岸近くでずぶ濡れのところを保護されたが、言葉を発しないため身元がわからなかった。そこで、ピアノを上手に弾いたり、グランドピアノの絵を上手に描いたりするといった情報を手がかりに、全英失踪者救援協会(NMPH)などが、身元調査を行っていました。

しかし、英大衆紙デイリー・ミラーが8/22、保護されてから沈黙していた男性が、4ヶ月以上たった先週になって、病院のスタッフに話しかけ、医師らをだましていたと報道。男性のこれまでの行動は、まったくのでっち上げだったとしています。

な、なんと・・・(開いた口が...)

同紙によると男性は、8/19に看護師から「今日は話せますか?」と聞かれ、「ええ、話そうと思います」と、口を開いたという。

男性は、パリで働いていたが仕事がなくなったことや、ドイツで父親が農場を持っており2人の姉妹がいること、自分は同性愛者などと告白。

英国へはユーロスターで入国し、海岸で自殺しようとして警察に保護されたが、精神的に落ち込んでいる状態で、警察には何も話したくなかったと語ったといいます。

また、当初は「プロ級の腕前」と報道されたピアノ演奏については、全く上手に弾けることはなく、同じキーを繰り返すだけだったことも判明しました。

男性は以前、精神医療関係の仕事をしたことがあり、そのときに見た患者の様子を真似ていたそうです。

男性を保護し、面倒を見ていた英保健当局は、この「お騒がせピアノマン」を訴えることを検討しているとのこと。

開いた口...まだふさがりません。

by CNN.co.jp

P.S. at 8.25
その後の続報によると、英国の海岸で保護され8/20に母国ドイツに戻った「ピアノマン」とされる男性の弁護士は8/23、本人はうつ状態だったがピアノは演奏でき、失跡は「本当」だったと述べ、これをドイツの各メディアが伝えました。
8/24の英大衆紙デーリー・ミラーは男性の父親のインタビューを掲載し、父親も失踪が事実だったと話しているとのこと。

投稿者 messiah : 2005年08月24日 08:29

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