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2005年09月18日

つかみにくい無党派層の動き ブログなら予測可能

ブログ検索サービスのテクノラティ・ジャパンが、先日行われた総選挙について書かれたブログの記事内容を調査した結果、自民党を明確に支持する内容の書き込みが、民主党支持の2倍以上だったことが分かりました。

テクノラティ・ジャパンは、公示日から投票前日まで、国内の約80万のブログから選挙関連記事を収集し、内容をコンピュータで細かく解析しました。(これ、テクノラティ社の得意分野です)

その結果、「自民党」を主語にして「投票する」「賛成する」などと書いた、明確な自民支持の記事が470件だったのに対して、民主支持のものは214件にとどまりました。

記事数では自民党が5,183件に対し、民主党が3,749件でした。

賛否両方を含んだ単純なエントリー(記事)数でも、自民党は民主党より約4割多く、歴史的勝利を収めた自民党は、インターネット上でも「圧勝」していたことになります。

ブログ利用者の中心は20~30代の若い世代で、どちらかと言えば無党派ジェネレーション。

これまでは、投票日の天気次第とか、投票箱を開けてみないと分からない、と思われてきた無党派層の票田ですが、その”無党派層”自身が自分の言葉で語っているブログを収集して、そこに含まれている言葉を分析すればいいのです。

当たり前と言えば、当たり前ですが、これはちょっとした発見です...

次の選挙から、無党派層の投票予測にブログが大いに利用されるでしょう。

by Sankei Web

投稿者 messiah : 2005年09月18日 08:04

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