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2005年10月02日
格好良過ぎる?現代っ子の名前
明治安田生命は、大正元年から平成16年までの生まれ年別に男子につけられた名前のランキングを調査してHPに公表しています。
それによると。。。
大正元年に生まれた男子の名前で最も多かったのが、「正一(しょういち)」という名前です。
大正の”正”に、元年を表す”一”を組み合わせたものです。
なんの捻りもないストレートな名前ですが、わかりやすいことは間違いない。
元号が変わった記念すべき年に誕生した息子に最もふさわしい名前だったのでしょうね。
そして、大正2年に最も多かったのが「正二(しょうじ)」!
ちょっと手を抜いた?感じもしますよね。
ところが、まさかと思っていたら大正3年は...「正三(しょうぞう)」でした。
そして、大正4年は予想もつかないでしょうが、清(きよし)がトップ。
ところが、この清という名前はその後、大正9年から昭和12年までの18年間に12回トップとなるポピュラーな名前となります。
さらに、大正元年から昭和30年までの44年間でも、常にベスト10の上位を独占し続けたロングセラーな名前でもあります。
面白いことに、大正9年頃から清のような1文字だけの名前が流行していきます。
清・弘・勇・実・博・進・正・茂・隆・稔・明・昇・武・勉・勝・勲・功・昇・昭といった名前が昭和34年まではほとんど上位を独占しています。
さて、清(きよし)の跡を継いで絶大な人気を誇ったのは、昭和32年から昭和53年の22年間で18回トップをとった誠(まこと)です。
昭和54年からは大輔(だいすけ)の8連覇があります。
さて、平成になると翔(しょう)、翔太(しょうた)が流行し、大輝(だいき)に人気が集まり、その後は分裂気味です。
流行は繰り返すと言いますが、名前の流行には大きなサイクルが見当たりません。最近ではその時代の象徴(人気芸能人やその時々のヒーロー)にあやかった名前をつけているからでは、と思います。
因みに、平成16年のランキングは次のような通りです。
- 蓮
- 颯太
- 翔太、拓海
- -
- 大翔
- 颯
- 翔、優斗、陸
- -
- -
- 翼
少子化により、親が、子供一人当りの命名にかける時間が昔とは比較にならないくらい多く、かつ個人主義の発達で個性を重視する傾向があるのでしょう。
どれもこれも格好よすぎ!(多少ひがみを含む)
ところで、この調査で男子の名前の雛型も言える「太郎・次郎」がどこにも出てこないのが不思議です。
by 明治安田生命 |
投稿者 messiah : 2005年10月02日 09:56
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