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2005年10月03日

民主党の前原代表 ブロガーとなるか?

民主党は、衆院選で自民党に大敗した要因として、「自民党が改革政党で、民主党は抵抗勢力だというレッテルを張られた」と分析しているようです。

特に、若者を中心とするインターネット世代に対するPRで、自民党に水をあけられたことが大きな要因と見ているとのこと。

そのため、前原代表は鳩山幹事長に対して、マスコミ対策や党のホームページ作りなどを担当する広報宣伝部門を一元化するように指示しました。

前原氏自身もインターネット世代に近いだけあって、ネットの持つ底知れぬ力が、将来、確実に政治の世界にも影響を及ぼすだろうと考えているようです。

そして、党内に「メディア戦略室」(仮称)を新設し、HPや機関誌の刷新をはじめ、前原氏自身のブログを開設することを検討しているそうです。

しかし、今頃になってそんなレベルの話が出てくる...選挙で負けるわけです。

自民党は選挙前に、日本の著名なブログ運営業者やブロガーを集めて懇親会を開き、自民党のネットに対する熱心な姿勢をいち早くPRしていましたから。

しかし、過去のことは反省して次に同じ過ちを犯さないこと。

信念を持って行動すること。

それには若さが武器となります。

党内からは「中身が伴わないと、すぐに飽きられてしまう」と冷ややかな声も出ているそうですが、言うばかりで実行しない輩の雑音は無視すべし。

民主党には従来、「次の内閣の〇〇大臣」という肩書きでお互いを呼び合う慣行がありました。

前原氏はこれを「選挙に敗れた今、ママごとに見られてしまう」といって廃止しました。

これは、現実に則さないものを慣行にとらわれず排除した点で、誰からも異論が出ないキレのある判断でした。

しかし、政党の代表がブログを公開し情報発信することは、自分の言動を動かぬ証拠として残すことに他なりません。

自分の言動に対する責任が文字として残るので、ロッキードではないが「記憶にございません」は通じない。

前原氏には、腹を括ってブログを開設してほしいですね。

by YOMIURI ONLINE

投稿者 messiah : 2005年10月03日 08:30

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