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2005年10月07日
日本の未来のために「今日も行ってきまーす!」
日本人は基本的には、勤勉で真面目です。
しかし、どんな真面目人間でも、会社をズル休みした経験はあるのではないでしょうか。
ところが、「あなたはどうですか?」と聞かれて、
「私?してます。してます。自慢じゃないが月平均1回は...」なぁんて、公然と言えない話なのです。
従って、その実態は誰も知らないし掴めていません。
ところが、お国が変れば文化も変る...アメリカでは、この掴み難い「ズル休み」の実態を統計にしてしまいました。
求人情報サイトのキャリアビルダー社が、8月に2450人を対象として行った調査では、アメリカの会社員の43%が、ここ1年の間に少なくとも1回は仮病を使って仕事を休んだ経験があると回答したそうです。
そして、2004年の35%という数字を大きく上回ったことが明らかになりました。
ズル休みをした理由
- 気分転換をしたかったから
- 睡眠不足を解消したかったから
- 出社する気分ではなかったから
- 家事を片付けたかったから
- 私用があったから
ズル休みをする人が最も多いのは水曜日でした。
調査では、回答者の27%が、病気を理由に週の中ほどで休みをとったとのことです。
月曜日や金曜日に休んで週末を延長する人もいましたが、こうした休み方をすると、上司に仮病と疑われやすいので水曜日あたりが人気が高い?ようです。(しっかりとソロバンを弾いてますね)
仮病以外に、こんな唖然とする理由で休もうとした人がいました。
- トイレに鍵を流してしまった。
- 今日が自分の結婚式だったことを思い出した。
- 太り過ぎて作業着が着られなくなった。
アメリカではこういうジョークもありか?日本ではとても考えられません。
しかし彼らとて、こんなジョークがいつまでも上司に通用すると考えるのは間違っているようで、マネージャークラスの23%が、正当な理由なく欠勤した社員を解雇したと回答しています。
では、どうすればズル休みをしたくなった時、それを乗り越えられる自分を作れるか?
いろんな方法があります。それは自分で探して自分のものにするしかないと思います。
筆者の知っている人で、朝起きた時に自分にこんな暗示を毎日かけている人がいます。
「私が今日、会社に行かなければ会社は潰れるかも知れない。会社を救うために私は会社に行く」
「この会社が潰れたら日本の未来はなくなる。日本を救うために私は会社へ行く」
そして、妻が玄関まで見送りにきた時、妻に向かっていつもの一言...
「日本の未来ために、行ってきまーす」
妻が言います。
「あなた忘れ物はありませんか。日本のために頑張って、行ってらっしゃい」...と。
quote CNET Japan |
投稿者 messiah : 2005年10月07日 08:50
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