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2005年10月31日

ハリケーンの名前 もう用意していません

今年はアメリカでハリケーンが次々と発生して猛威を振るいましたが、先日終に、用意していたハリケーンの名前が底をついたみたいです。

10/22にカリブ海で発生した熱帯低気圧が風速17メートル以上の熱帯暴風雨に成長して、今季発生した熱帯暴風雨は史上最多の22個目となり、アルファベットで「A」から順番に用意されている名前が底をついてしまいました。

ハリケーンセンターは毎年、熱帯暴風雨に付ける名前を21個準備しています。

何故21個なのか?

これまでに最も熱帯暴風雨が発生したのは、1933年の21個...それだけの理由のようです。

名前は英語のアルファベット順で、男女の名前を交互に選んでいますが、「Q」「U」「X」「Y」「Z」で始まる人名は数が少ないため、暴風雨にはつけないことになっています。

しかし、今年は10月中旬に21番目の「ウィルマ」が発生。熱帯暴風雨が発生しやすい11月末まで1ヶ月以上を残して、用意していた名前が底をついてしましました。

ハリケーンセンターは10月中旬に、名前が足りなくなった場合は、新たな名前を付けずにギリシャ文字を使用すると発表。

その記念すべき第22号には「アルファ」と命名されました。

以後は、発生した順に「ベータ」、「ガンマ」、「デルタ」...と名付けていくとのこと。

日本のように”台風◇◇号”という名称では、記憶が薄れてしまうと思い出せないので、アメリカのように印象に残り易い愛称を付けるのは反対ではありませんが、被害の爪痕が大きいと、(周りのことを考えて)その名前を我が子に付けられなくなります。

ハリケーンセンターの職員さん、ハリケーンの名前に、我が子に対するように愛情をこめてネーミングし過ぎないように...

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 2005年10月31日 08:57

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