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2005年11月10日
スローライフ専用機も残しておいてね
q.f. JAL 機内インターネットサービス |
例えば、パソコン、PDA、携帯電話など...
しかし、そんな時代があったのか?と言わんばかりに世の中が急速に変化しています。(但し、最近筆者は乗っていませんので、実情に疎い。事実に反している時はご指摘を)
米ボーイング社は11/4、東京都内で記者会見を開いて、飛行機向けのブロードバンド接続サービス「Connexion by Boeing」の今後のサービス展開について紹介しました。
現状ボーイング製の飛行機内では、飛行中でもインターネットサービスが有料で利用できるようですが、さらに今後はインターネット回線を利用したテレビ放送やゲームなどを機内で楽しめるようにするというものです。
通信衛星を利用して、機内と地上のネットワークセンターを結ぶ。機内では有線と無線のいずれか、もしくは両方が利用可能です。
飛行機に取り付けられた衛星からの電波を受信するアンテナは日本製(三菱電機)です。
それは結構な事なのですが、喜んでばかりいられないのは、常に仕事漬けを余儀なくされているビジネスマンたち。
束の間の独りきりの時間は、眠り、読書、ボンヤリと過ごしたい人もいるはず。
また、どうする事も出来ない状況だから開き直って身を任せる。それがかえってリラックスの時間を持てたりするものなのですが...
道具がある以上、ビジネスマンの悲しき習性がそうさせてくれない。気がつくと、機内のブロードバンドサービスを利用してせっせとメールチェックや情報収集をしている姿が目に浮かびます。
計画ではさらに、機内でも自分の携帯電話で音声通話やEメールができるようにするとのこと。
便利は結構ですが、便利さが与えてくれる”恩恵”と便利さゆえに奪われる”安らぎ”を足して引くとマイナスになったりして...
窮屈ではあるが群衆の中の孤独を楽しむために絶好の空間。
スローライフ専用の素朴な飛行機も残しておくべきではないでしょうか。
q.f. CNET Japan |
投稿者 messiah : 2005年11月10日 08:01
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