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2005年11月02日
ブラックベリー指にご注意!
1999年に誕生したブラックベリーは、親指入力型のキーボードを搭載し、電子メールを自動的に送受信でき、ユーザーは昨年の倍に増えて、現在はおよそ250万人にのぼっています。
そして(ご想像された通り)、親指を非常に速く往復運動させることで起こる反復運動過多損傷(RSI:Repetitive Stress Injury)が携帯情報端末や携帯電話ユーザーの間に広まっています。
今ではこうした小型機器のキーパッドの使いすぎによる親指障害の俗称が「ブラックベリー指」とまで言われるようになりました。(ブラックベリー社にはちょっと気の毒ですが...)
症状としては、メールを入力する時に親指がズキズキと痛み、やがて親指の痛みはテレビのリモコンのボタンを押せないほどにまで悪化していく。
また、痛みが何ヶ月たっても引かないため、パソコンのキーボードも叩けなくなり、仕事に影響することも多い。
米労働統計局の最新データによると、RSIを含む筋骨格障害は、2003年に報告された職場で発生した怪我と病気の3分の1を占めているそうです。
一般に親指は、他の4本の指とは離れた位置にあって独立した組織と捉えられています。親指は細かな動きをさせにくい指の1つなので、酷使するには向いていない、と専門家は指摘しています。
”ブラックベリー指”の治療には、添え木をあてたり患部を冷却したりしますが、痛みが引かないときは、コーチゾン[関節炎などの治療薬]を親指の周辺に注射することもあるし、最後の手段として手術が必要な場合もあるそうです。
筆者などは、親指がすぐにつってしまいそうなので早撃ちはできません。この病気とは縁がなさそうですが。。。
携帯でメールをガンガン打つ人はご注意。
q.f. Hotwired Japan |
投稿者 messiah : 2005年11月02日 08:01
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