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2005年12月25日

"勢い"で他を圧倒した先進IT企業を独断でランキング

"勢い"というのは、データで表せます。

"勢い"を裏付けるのは、「伸び率」というデータです。

インターネットの世界では、ユニークビジター数という物差しがあります。

そのウェブサイトにアクセスするビジター(訪問者、閲覧者)の数で、重複のない人数のことを指します。

つまり、実際に何人アクセスしたか、ということになるのですが、ウェブサイトにおいては、このユニークビジター数が多いほど人気のあるページということができます。

因みに、重複のあるビジター数、つまり「のべ数」は総ビジター数といい、ユニークビジターの累計訪問数のことになります。

さて今年、IT業界で最も勢いがあり、躍進目覚しかった企業の代表格がグーグル社です。

その勢いは、ウェブ検索だけに留まらず「Google Maps」、「Google Earth」、「Google Analytics」、「Google Music」、「Google Base」...と各種サービスを矢継ぎ早にリリースしてソフトウェアの巨人・マイクロソフトまでも脅かす存在になりました。(数年後に抜くとも予想されている)

その勢いがそのまま表れて、米ニールセン・ネットレイティングス社が行なった主要ウェブサイトの利用者数の調査(11月)で、前年同月比29%増の8,553万人のユニークビジターがあり伸び率で2位を獲得しました。

しかし、それを上回る伸び率で1位の座を手にしたのは、ヤフーでもマイロソフトでもありません。

利用者数が最も多かったのは、米ヤフー社(1億388万人)でしたが、伸び率は10%にとどまっています。

今、勢い(伸び率が高い)が一番あるのはアップル。

携帯音楽プレイヤーの「iPod nano」、ビデオも見れる「iPod」を今秋発売し、さらに音楽ダウンロードサービスiTunesでポッドキャストやビデオのダウンロードも開始したことで、音楽配信ストア「iTunes Music Store」にアクセスが殺到したのです。(前年同月比57%増の3,085万人)

伸び率で3位は、米アマゾン・コム社(16%増の4250万人)。

今年1年間の躍進度合からして、

  1. アップル
  2. グーグル
  3. アマゾン

が"勢い"で他を圧倒した企業と言えるでしょう。

投稿者 messiah : 2005年12月25日 07:56

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