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2006年01月16日

ブラウザの世界シェア Firefoxが10%近くまで上げる

ネットアプリケーションズ社は、2005年12月のブラウザ(インターネット閲覧ソフト)世界シェアの調査結果を発表しました。

それによると、マイクロソフト社のインターネット・エクスプローラ(IE)が85.05%(前年同月は90.31%)に減少した一方、Firefox(ファイアフォックス)が9.57%(同4.64%)に伸びました。

同社は「Firefoxのシェア10%到達は間近か」と予測しています。

Firefoxは、2005年前半にシェアを急拡大した後は一進一退となり、11月のシェアは8.84%でしたが、同月末に新バージョンを発表した結果、12月は初めて9%台に乗せました。

一方、IEのシェアは依然、低下が続いています。

また、アップルコンピュータ社のSafari(サファリ)は3.07%(同1.56%)に増加。調査を開始した2004年10月以降、14ヵ月連続で増えています。

iPod人気がパソコンのシェアを拡大し、それに伴ってSafariの利用者も増えているとみられています。

Netscape(ネットスケープ)は 1.24%(同2.07%)に減少、Safariに3位の座を奪われました。

5位のOpera(オペラ)は0.55%で横ばい。

ホームページ制作者は今後、IEだけでなくFirefox上での動作確認や表示チェックが必須になるでしょう。

但し、今年はマイクロソフト巻き返しの大型商材が発売を控えていますので、ブラウザのシェアがこのままで推移するとは思えません。

Windows Vista(IE7を含む)が発売される今年後半はIEがある程度、巻き返すでしょうね。

q.f. Hotwired Japan

投稿者 messiah : 2006年01月16日 10:00

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