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2006年01月09日
陸・海・空自衛隊が繰り広げるネット上のバトル
陸海空の自衛隊が、ホームページのアクセス数を巡ってライバル争いを繰り広げているそうです。
国防をミッションとする自衛隊といえども、平和な日本においては一般企業、個人のホームページ同様に、アクセス数が気になって仕方がないようです。
防衛庁によると、2004年1年間のホームページ(日本語版)の閲覧件数は、空自184万件、海自148万件、陸自143万件の順。
各ホームページとも、戦車や護衛艦、戦闘機などの装備品を写真や動画で紹介したり、組織の説明、部隊活動を巡るトピック、イベント情報などを掲載したりしています。
2005年(12月を除く)は、海自がデザインを全面刷新した効果が出て183万件とトップになり、次いで空自が181万件。ところが、部隊人員では海・空の約3倍の陸自は134万件と伸び悩んでいます。
海自は外部の業者と契約してデザインや内容を一新。今も2週間に1度、業者の手を借りて改修を続けており、トップページに「フラッシュ」を用いた動画を導入するなど、先端企業顔負けのHPとなっています。きっかけは、「今どき、HPが悪い企業はダメな企業なんだぞ」とOBから厳しく指摘されたからだそうです。
q.f. 海上自衛隊 |
空自はパズルなどができる子供向けのコーナーも設けており、担当者は「閲覧が多いのは、空へのあこがれや、(曲芸飛行を披露する)ブルーインパルスなどの人気があるからだろう」と推察しながらも、「海自に抜かれたのは悔しい。もっと力を入れたい」とライバル意識をみせています。
q.f. 航空自衛隊 |
陸自は、広報室と通信関係部隊の隊員が担当。昨年夏にレイアウトを刷新したが、海・空に比べると見劣りするのは仕方ないところ。専従担当者がいないため、更新もままならない状況ですが、「HPでの広報は重要。海空には明らかに負けているので、春ぐらいまでにはデザインを変えたい」と担当者は語っています。
q.f. 陸上自衛隊 |
ホームページを公開しているとどうしても気になるのがアクセス数。しかし、アクセス数は見かけだけでは上がりません。要はコンテンツ(中味)。
例えば陸自ならば、豪雪地方に出向いて行なった災害救援活動などの中で、被災者の情報を集めた掲示板を公開するとか、そんな「役に立つ」コンテンツを発信するといいと思いますが...
q.f. YOMIURI ON-LINE |
投稿者 messiah : 2006年01月09日 17:07
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