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2006年01月06日

ウォームビズの次は「風呂敷」でアピール

クールビズ、ウォームビズと環境対策を打ち出してきた環境省ですが、次は「風呂敷」だそうです。

東京・日本橋の三越本店で、約1万枚の風呂敷を集めた「三越のふろしきコレクション」が開催されています。

ここに小池環境相がやって来て、ペットボトルをリサイクルして製作した「もったいないふろしき」をクールビズ、ウォームビズに続く環境保全の取り組みの一つとして披露しました。

もったいないふろしき

材料はペットボトルを再利用した布地に、江戸時代の画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)の花鳥図をあしらったもので、風呂敷の端に「MotTaiNai」とプリントされています。

日本の伝統文化である風呂敷を日常生活に復活させることで、レジ袋や紙袋の使用を減らし、循環型社会を考えるきっかけにすることが狙いです。

この風呂敷は非売品で、海外からの来客などに渡して省資源、省エネルギーに貢献する日本文化をアピールするようですが、国外だけでなく、国内に「もったいない」マインドを普及させることに活用してほしいものです。

それにしても、小池さん...女性ならではの観点から次々とアイディアを出していますネ。

なかなかやるぅ~。

投稿者 messiah : 2006年01月06日 09:30

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コメント

ワンガリ・マータイさん提唱の「MOTTAINAI」ですね、いい言葉ですが、もともと日本語なのを思い出させてくれて、嬉しいやら恥ずかしいやら…。もっとこの「MOTTAINAI」という考えが浸透(というか復活)することを願っているとともに、まずは身の周りのできることから実践していこうと思っています。

投稿者 moto0215 : 2006年01月07日 00:04

moto0215さん、コメントありがとう。
「もったいない」の精神を本家本元の日本人が
失いつつあるところに問題があります。
そうならないように力を合わせていく必要がありますね。
「まずは身の周りのできることから実践...」
それが一番大事ですよ、ほんとに。

投稿者 でたとこ : 2006年01月07日 09:11

伊藤若冲を持ってくるとは心憎いですね。
まさか「MOTTAINAIロゴ」のライセンスを伊藤忠商事が取得しているから?なんてことは関係ないでしょうが・・・。
若冲と言えば「鶏の画家」として有名ですが、多くの動植物を精緻に生き生きと描いている彼の絵は人の心を惹きつけずにはおきません。
「日本人離れした」嗜好は一見エルメスのスカーフと見まがうほど斬新です。
「もったいない運動」と共に日本美術史上例のない異形の画家の絵と、風呂敷で「包む」という日本の文化が広く世界へ向けて紹介できれば嬉しいことですね。
是非ともこの風呂敷を入手したいものです。
入手方法があれば、続報期待しております!!

投稿者 水冠 : 2006年01月07日 10:27

水冠さん、コメントありがとう。
そして、明けましておめでとうございます。
頂戴したコメントから、「もったいないふろしき」の図柄は、このプロジェクトの大事な要素であることに気がつきました。
これがストライプやチェック柄ではなく、(知る人ぞ知る)有名なアーティストのデザインであることが重要な意味を持っているように思います。
もし環境省が、この風呂敷に様々な名作図柄をプリントして世間に配布していったとします。
それが、子供の宝物であるメンコ、ベッタン(現代ならキャラクターカード)と同じように「大人の宝もの」的存在になっていったとしたら...
たかが風呂敷でも、”宝物の世界”は広がりやすいし、同時に「ものを大切にする精神」も連動して広まっていく可能性がある、と思いました。
んー、ちょっとヒヤクしたかも?

投稿者 でたとこ : 2006年01月07日 11:06

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