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2006年01月22日
検索エンジンがポータルを包含する時代へ
Google(グーグル)のような超有名サイトであっても、アドレス欄に直接アドレス(URL)を入力するのではなく、検索エンジンで検索する人が多数存在することが、米ニールセン・ネットレーティングス社が発表した最新調査結果によって明らかになりました。
筆者もそうしています。アドレス欄にURLを入力することはほとんどありません。(面倒ですもの)
米国で2005年11月に最も多く検索された語句は、トップが「ebay」の1,390万リクエスト、2位が「google」の1,330万リクエスト、3位が「yahoo」の800万リクエストと続きます。
何と上位10語のうち5語は検索エンジンの名前でした。
これは、インターネット閲覧者が1つの検索エンジンだけを利用し続けるわけではないという最近の主張を裏付けた形になりました。
そして特筆すべきことは、上位10語の全てに共通するのは、それがウェブサイトの名前だったことです。
サイトの名前以外では、23位にやっと登場した「weather(天気)」が最高位です。
この現象をニールセン・ネットレーティングス社のチーフアナリストは次のように分析しています。
「ウェブサイトのURLをブラウザのアドレス欄に入れる代わりに、検索エンジンでそのウェブサイト名や社名を入力するインターネット利用者には、2つのタイプがある」
「1つは両者の違いを理解できないほど経験がない人たち」
「もう1つは、あまりにも経験がありすぎてインターネットのポータルとして検索エンジンを使うことが習慣化している人たち」
URLに分かりやすい名前やユニークな名前を付けることが重視された時代もそろそろ終焉なのかも知れません。
q.f. INTERNET Watch |
投稿者 messiah : 2006年01月22日 08:42
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